JP2008119300A - 穿孔縫合クリップ及びクリップ装置 - Google Patents

穿孔縫合クリップ及びクリップ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2008119300A
JP2008119300A JP2006307638A JP2006307638A JP2008119300A JP 2008119300 A JP2008119300 A JP 2008119300A JP 2006307638 A JP2006307638 A JP 2006307638A JP 2006307638 A JP2006307638 A JP 2006307638A JP 2008119300 A JP2008119300 A JP 2008119300A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
perforation
clip
end side
rod
suture clip
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006307638A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4584230B2 (ja
Inventor
Masumi Matsushita
真澄 松下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Medical Systems Corp
Original Assignee
Olympus Medical Systems Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Medical Systems Corp filed Critical Olympus Medical Systems Corp
Priority to JP2006307638A priority Critical patent/JP4584230B2/ja
Priority to US11/900,815 priority patent/US20080114378A1/en
Priority to EP07017969A priority patent/EP1929960B1/en
Priority to DE602007003175T priority patent/DE602007003175D1/de
Publication of JP2008119300A publication Critical patent/JP2008119300A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4584230B2 publication Critical patent/JP4584230B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/04Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets for suturing wounds; Holders or packages for needles or suture materials
    • A61B17/0487Suture clamps, clips or locks, e.g. for replacing suture knots; Instruments for applying or removing suture clamps, clips or locks
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/04Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets for suturing wounds; Holders or packages for needles or suture materials
    • A61B17/0401Suture anchors, buttons or pledgets, i.e. means for attaching sutures to bone, cartilage or soft tissue; Instruments for applying or removing suture anchors
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/04Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets for suturing wounds; Holders or packages for needles or suture materials
    • A61B17/0469Suturing instruments for use in minimally invasive surgery, e.g. endoscopic surgery
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/064Surgical staples, i.e. penetrating the tissue
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/04Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets for suturing wounds; Holders or packages for needles or suture materials
    • A61B17/06Needles ; Sutures; Needle-suture combinations; Holders or packages for needles or suture materials
    • A61B2017/06052Needle-suture combinations in which a suture is extending inside a hollow tubular needle, e.g. over the entire length of the needle
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/04Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets for suturing wounds; Holders or packages for needles or suture materials
    • A61B17/06Needles ; Sutures; Needle-suture combinations; Holders or packages for needles or suture materials
    • A61B17/06066Needles, e.g. needle tip configurations
    • A61B2017/06071Needles, e.g. needle tip configurations with an abrupt angle formed between two adjacent sections
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/04Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets for suturing wounds; Holders or packages for needles or suture materials
    • A61B17/06Needles ; Sutures; Needle-suture combinations; Holders or packages for needles or suture materials
    • A61B17/06066Needles, e.g. needle tip configurations
    • A61B2017/0609Needles, e.g. needle tip configurations having sharp tips at both ends, e.g. shuttle needle alternately retained and released by first and second facing jaws of a suturing instrument
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/064Surgical staples, i.e. penetrating the tissue
    • A61B2017/0647Surgical staples, i.e. penetrating the tissue having one single leg, e.g. tacks

Abstract

【課題】開腹手術や腹壁に孔を開けることなく、消化管に生じた穿孔を漿膜側及び粘膜側の両側から縫縮して、より確実に縫合を行うこと。
【解決手段】消化管Xに生じた穿孔を縫合するものであって、両端が先鋭化されたロッド部10と、ロッド部の一端側から所定の開き角度を持ってロッド部の他端側に折り返されたフック部11と、ロッド部の他端側に固定され、該他端側を牽引する牽引部12とを備えた穿孔縫合クリップ3を提供する。
【選択図】図15

Description

本発明は、内視鏡に組み合わされて使用され、消化管に生じた穿孔を縫合するための穿孔縫合クリップ及び該穿孔縫合クリップを有するクリップ装置に関するものである。
一般的に食道や胃等の消化管内に何らかの理由で穿孔が生じた場合には、開腹手術を行って穿孔を塞いでいる。ところがこの方法は、穿孔のサイズに関係なく開腹を行うために、患者に負担が大きくかかると共に、手術後の回復に時間がかかるものであった。
そこで、開腹手術を行わずに穿孔を塞ぐ手技方法がいくつか提供されている。その1つとして、ニードルに組み合わされて使用されるトグルが知られている(特許文献1参照)。このトグルは、硬性内視鏡等により体外から体内に穿刺させるニードル内に糸が固定された状態で収納されており、ニードルによって消化管内に体外から侵入できるようになっている。また、トグルの一部は、ニードルから突出しており、ニードルを消化管から引き抜く際にこの突出した一部が引っ掛かって消化管内に留置されるようになっている。
このトグルを利用して穿孔を塞ぐ場合には、穿孔の周辺の消化管にニードルを穿刺して、トグルを消化管内に侵入させる。次いで、ニードルを引き抜いてトグルを消化管内に留置させる。この際、トグルに固定された糸は、消化管外に引き出された状態となる。このように穿孔の周辺の消化管内に少なくとも2つのトグルを留置させる。続いて、各トグルに固定されている糸を緊締して、トグルを互いに引き寄せる。するとこのトグルに引っ張られて穿孔の周辺の生体組織が引き寄せられるので、穿孔を塞ぐことができる。
このように、トグルを利用した方法によれば、開腹手術をしなくても穿孔を塞ぐことができるので患者にかかる負担を軽減することができる。
米国特許第6,319,263B1号明細書
しかしながら、上記特許文献1に記載のトグルを利用した方法では、まだ以下の課題が残されていた。
即ち、トグルに固定された糸を緊締することでトグルを引き寄せて穿孔を塞ぐことができるが、糸を消化管の外側で緊締するだけであるので、消化管の漿膜側(アンカー側)部分しか縫縮することができなかった。よって、消化管の粘膜側(内側)を漿膜側のように縫縮することができず、粘膜側から見ると穿孔箇所が開いたままの状態となってしまうものであった。そのため、穿孔を漿膜側及び粘膜側の両側から確実に縫合することができず、縫合の確実性に劣るものであった。また、経皮的に体内へ穿刺して消化管の穿孔に到達するため、腹壁に孔を開けることが必要であった。
この発明は、上記従来技術の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、開腹手術の必要性や腹壁に孔を開ける必要性がなく、消化管に生じた穿孔を漿膜側及び粘膜側の両側から縫縮して、より確実に縫合を行うことができる穿孔縫合クリップ及び該クリップを有するクリップ装置を提供することである。
上記の目的を達成するために、この発明は以下の手段を提供している。
請求項1に係る発明は、内視鏡に組み合わされて使用され、消化管に生じた穿孔を縫合する穿孔縫合クリップであって、両端が先鋭化されたロッド部と、該ロッド部の一端側から、所定の開き角度を持って該ロッド部の他端側に側に折り返されたフック部と、前記ロッド部の他端側に固定され、該他端側を牽引する牽引部とを備えている穿孔縫合クリップを提供する。
この発明に係る穿孔縫合クリップにおいては、まず内視鏡を利用してロッド部を消化管の内部から穿孔の周辺の消化管に穿刺する。この際、ロッド部の両端は共に先鋭化されているので、他端側を粘膜側(消化管の内側)から穿刺しても構わないし、一旦穿孔を通じてロッド部を消化管外に移動させた後、一端側を漿膜側(消化管の外側)から穿刺しても構わない。いずれにしてもこの穿刺によって、ロッド部の一端側を粘膜側に位置させると共に、他端側を漿膜側に位置させることができる。つまり、フック部を消化管の内側である粘膜側に位置させると共に、牽引部を消化管の外側である漿膜側に位置させることができる。このように、ロッド部を穿孔の周辺の消化管に対して複数(少なくとも2つ)穿刺する。
続いて、牽引部を介してロッド部の他端側を牽引して消化管側に引き寄せる。これにより、消化管の漿膜側を徐々に引き寄せることができ、穿孔の漿膜側を縫縮した状態で塞ぐことができる。またこの際、複数のロッド部の一端側は、粘膜側に位置した状態となっている。よって、線材等により、複数のロッド部の一端側を互いに接近させた状態で連結することで、消化管の粘膜側についても同様に引き寄せることができる。従って、穿孔の粘膜側についても縫縮した状態で塞ぐことができる。特に、ロッド部の一端側にはフック部が形成されているので、線材がロッド部から抜け落ちることがない。
上述したように、本発明に係る穿孔縫合クリップによれば、開腹手術をしたり、腹壁に孔を開けたりすることもなく、消化管に生じた穿孔を漿膜側及び粘膜側の両側から縫縮して、確実に縫合を行うことができる。特に、従来のものとは異なり、穿孔を消化管の内側及び外側の両方で塞ぐことができるので、縫合が確実となり手技の信頼性を高めることができる。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の穿孔縫合クリップにおいて、前記牽引部が、所定の開き角度を持って前記ロッド部の一端側に折り返され、前記穿孔内に引き出される返し部である穿孔縫合クリップを提供する。
この発明に係る穿孔縫合クリップにおいては、牽引部が返し部となっているので、ロッド部を穿刺した際に、この返し部を消化管に引っ掛けることができ、ロッド部を所定位置に位置させ易い。また、返し部は穿孔内に引き出されて消化管に引っ掛かるので、外力を加えたときに消化管に力を伝達し易い。そのため、ロッド部の他端側を容易且つ確実に消化管側に引き寄せることができる。従って、消化管の漿膜側をより確実に縫縮しながら塞ぐことができる。
請求項3に係る発明は、請求項1に記載の穿孔縫合クリップにおいて、前記牽引部が、所定の引張強度を有し、前記穿孔を通じて前記粘膜側に引き出される牽引糸である穿孔縫合クリップを提供する。
この発明に係る穿孔縫合クリップにおいては、穿孔を通じて粘膜側に引き出された牽引糸を引っ張るだけで容易に外力を加えることができるので、漿膜側の縫縮作業を行い易い。また、牽引糸が粘膜側に引き出されるので、作業性を向上することができる。
請求項4に係る発明は、請求項1から3のいずれか1項に記載の穿孔縫合クリップと、前記内視鏡のチャンネル内に挿入され、前記他端側を先端に向けた状態で前記ロッド部を内部に収納する収納具と、前記フック部と係合する係合部と、該係合部に接続され、前記収納具に対して進退自在な操作伝達手段と、該操作伝達手段に接続され、該操作伝達手段を進退させることで収納された前記ロッド部を前記収納具の軸線方向に進退操作すると共に、収納具からロッド部を押し出すことで前記係合部と前記フック部との係合を解除する操作部とを備えているクリップ装置を提供する。
この発明に係るクリップ装置においては、収納具内に穿孔縫合クリップを収納できるので、穿孔の近傍まで他の部位に接触させることなく穿孔縫合クリップを近づけることができる。よって、手技の安全性をより高めることができる。また、操作部により操作伝達手段を進退操作することで、係合部に係合された穿孔縫合クリップを収納具から押し出して消化管に穿刺させることができる。また、任意のタイミングでロッド部を収納具から押し出してフック部との係合を解除でき、穿孔縫合クリップを容易に切り離して消化管に留置させることができる。このように、簡単に穿孔縫合クリップを扱うことができ、操作性を向上することができる。
請求項5に係る発明は、請求項4に記載のクリップ装置において、前記収納具内には、前記穿孔縫合クリップが前記軸線方向に沿って複数個並んだ状態で収納されているクリップ装置を提供する。
この発明に係るクリップ装置においては、収納具内に穿孔縫合クリップが複数個並んだ状態で収納されているので、短時間に効率良く穿孔の周辺の消化管にロッド部を穿刺することができる。よって、作業性を向上することができると共に、作業時間を短縮することができる。
請求項6に係る発明は、請求項4又は5項に記載のクリップ装置において、前記収納具が、先端が前記消化管を穿刺可能な針状に形成されているクリップ装置を提供する。
この発明に係るクリップ装置においては、収納具の先端が針状に形成されているので、収納具自体を消化管に穿刺することができる。その後、操作部を介して穿孔縫合クリップを収納具内から押し出すと共に、収納具を引き抜くことで、簡単に穿孔縫合クリップを所定位置に位置させることができる。
このように、穿孔縫合クリップを直接消化管に穿刺する必要がないので、粘膜側と漿膜側との間の筋層が比較的強い場合であっても、確実に穿孔縫合クリップを所定位置に位置させることができる。
本発明に係る穿孔縫合クリップによれば、開腹手術を行ったり、腹壁に孔を開けたりすることなく、消化管に生じた穿孔を漿膜側及び粘膜側の両側から縫縮して確実に縫合を行うことができる。従って、手技の信頼性を高めることができる。
また、本発明に係るクリップ装置によれば、簡単に穿孔縫合クリップを扱うことができ、操作性を向上することができる。
(第1実施形態)
以下、本発明に係る穿孔縫合クリップ及びクリップ装置の第1実施形態について、図1から図15を参照して参照して説明する。なお、本実施形態では、消化管に生じた穿孔Hの一例として、胃に穿孔Hが生じた場合を例に挙げて説明する。
本実施形態のクリップ装置1は、図1に示すように、内視鏡2に組み合わされて使用するものである。このクリップ装置1は、図1及び図2に示すように、穿孔Hを縫合する穿孔縫合クリップ3と、内視鏡2の挿入部2aに形成された処置具チャンネル2b内に挿入され、穿孔縫合クリップ3を内部に収納する収納シース(収納具)4と、穿孔縫合クリップ3を操作する操作部5とを備えている。
上記穿孔縫合クリップ3は、図3に示すように、両端が先鋭化され、一端側が胃の粘膜側P1に位置すると共に、他端側が胃の漿膜側P2に位置した状態で胃壁Xに穿刺されるロッド部10と、該ロッド部10の一端側から所定の開き角度を持ってロッド部10の他端側に折り返されたフック部11と、ロッド部10の他端側に固定され、外力を加えたときに他端側を胃壁X側に引き寄せる牽引糸(牽引部)12とから構成されている。なお、ロッド部10及びフック部11は、ステンレスやチタン合金等の金属材料、若しくは、人体に影響を与えない材料等によって形成されている。
ロッド部10は、断面円形に形成しても構わないし、断面矩形状に形成しても構わない。断面形状に関しては、穿孔Hの場所等に応じて自由に設計して構わない。また、ロッド部10の長さに関しても同様に自由に設計して構わない。また、フック部11は、後述するループ(線材)22を引っ掛けることができる長さ分だけ折り返されている
牽引糸12は、人体に影響を与えない材料で形成され、所定の引張強度を有している。また、牽引糸12の長さは、少なくともロッド部10の長さより長くなるように調整されている。この牽引糸12は、ロッド部10が胃壁Xに穿刺された後、穿孔Hを通じて胃の内部である粘膜側P1に引き出されるようになっている。これについては、後に詳細に説明する。
このように構成された穿孔縫合クリップ3は、図2に示すように、上記収納シース4の針部4a内に牽引糸12が固定されている他端側を先端に向けた状態で収納されている。この収納シース4は、鋼線からなるコイルシース部4bと、該コイルシース部4bの先端に固定された針部4aとから構成されている。針部4aは、胃壁Xを穿刺することができるように、先端が鋭利な針状に形成されている。つまり、本実施形態の収納シース4は、収納シース4自体で胃壁Xを穿刺することができるようになっている。
コイルシース部4bは、図1に示すように、基端側が操作部本体15に接続されている。この操作部本体15には、中間部分にガイド溝16が軸線L方向に形成されている。そして、操作部本体15には、このガイド溝16に沿ってスライドするスライド部17が装着されている。
このスライド部17には、コイルシース部4b及び針部4a内を進退自在に挿通された図2に示すワイヤ(操作伝達手段)18の基端側が固定されている。また、このワイヤ18の先端側には、収納されたロッド部10のフック部11に引っ掛け可能なデリバリーフック(係合部)19が固定されている。よって、スライド部17を進退操作したときに、図4に示すようにデリバリーフック19を針部4aの先端に向けて移動させたり、図2に示すように針部4aの基端側に移動させたりすることができるようになっている。これにより、穿孔縫合クリップ3を収納シース4から押し出したり、引っ込めたり、或いは、押し出した後、デリバリーフック19とフック部11との引っ掛かりを解いて切り離すことができるようになっている。
即ち、操作部本体15及びスライダ部は、ワイヤ18を進退操作することで収納されたロッド部10を収納シース4の軸線L方向に進退操作すると共に、収納シース4からロッド部10を押し出すことでデリバリーフック19とフック部11との係合を任意のタイミングで解除する上記操作部5として機能する。
なお、図1に示すように、操作部本体15の基端側には親指を挿入できる指掛けリング20が取り付けられている。また、スライド部17の外周面は、人指し指と中指とを引っ掛けることができるように抉れている。これにより、操作者は、片手で容易にスライド操作ができるようになっている。
次に、このように構成されたクリップ装置1により、胃に生じた穿孔Hを縫合する穿孔縫合方法について説明する。
初めに、図2に示すように、他端側を先端に向けた状態で穿孔縫合クリップ3を収納シース4内に収納する収納工程を行う。またこの際、デリバリーフック19をフック部11に引っ掛けた状態にしておく。続いて、内視鏡2の挿入部2aを経口投入して胃の内部まで導き、穿孔H箇所を内視鏡画像で確認する。穿孔H箇所を確認した後、図1に示すように、内視鏡2の処置具チャンネル2b内に収納シース4を挿入する。続いて、内視鏡画像で確認しながら、挿入部2aの先端から収納シース4を突出させる。
続いて、穿孔Hの周辺の胃壁Xにロッド部10を穿刺させて、一端側を胃の粘膜側P1に位置させると共に他端側を胃の漿膜側P2に位置させる穿刺工程を行う。なお、本実施形態では、この穿刺工程の際、収納シース4を直接胃に穿刺することで、内部に収納されたロッド部10を所定位置に位置させる。
具体的に説明すると、図5に示すように、内視鏡画像で確認しながら穿孔Hの近傍の胃壁Xに対して、粘膜側P1から針部4aを穿刺する。続いて、図6に示すように、針部4aを押し進めて胃壁Xを貫通させる。針部4aを貫通させた後、図7に示すように、スライド部17をスライド操作してデリバリーフック19を針部4aの先端に押し進め、ロッド部10の他端側を針部4aの先端から外部に突出させる。続いて、図8に示すように、収納シース4全体を引っ張って胃の内部に若干移動させる。すると、収納シース4から突出しているロッド部10が胃壁Xに押されるので、他端側が穿孔H側に上向いた状態となる。よって、穿孔Hを通じて内視鏡画像により、胃の内部からロッド部10の他端側を確認することができる。
そして、ロッド部10の他端側を確認した後、図9に示すように、内視鏡2の別の処置具チャンネル2bを介して胃の内部に挿入された図示しない把持鉗子を利用して、ロッド部10の他端側に固定された牽引糸12を、穿孔Hを通じて粘膜側P1である胃の内部に引き出す。続いて、図10に示すように、収納シース4を胃壁Xから完全に引き抜くと共に、スライド部17をスライド操作してデリバリーフック19を針部4aの基端側に若干移動させる。これにより、ロッド部10を胃の内部側に若干移動させることができ、フック部11と胃壁Xとの間に若干の隙間を空けることができる。また、この際ロッド部10の他端側は、漿膜側P2に若干突出した状態となっている。続いて、デリバリーフック19とフック部11とを離間させる。
その結果、図11に示すように、ロッド部10の一端側を粘膜側P1に位置させることができると共に、他端側を漿膜側P2に位置させることができる。つまり、フック部11が胃の内側である粘膜側P1に位置すると共に、牽引糸12が固定された他端側が胃の外側である漿膜側P2に位置した状態となる。また牽引糸12は、上述したように穿孔Hを通じて胃の内部に引き出されている。この時点で穿刺工程が終了する。
次に、上述した穿刺工程を再度繰り返して、穿孔Hの周辺の胃壁Xに別のロッド部10を穿刺させるロッド部配置工程を行う。なお、本実施形態では、穿刺工程を2回行って、穿孔Hを間に挟んで2本のロッド部10を配置した場合を例にして説明する。よって、このロッド部配置工程を行うと、図12に示すように、2本の穿孔縫合クリップ3が胃壁Xに穿刺された状態となる。
次に、2つのロッド部10にそれぞれ固定されている牽引糸12を介して外力を加え、ロッド部10の他端側を胃壁X側に引き寄せて漿膜側P2を縫縮する牽引工程を行う。具体的に説明すると、胃の内部に引き出された牽引糸12を図示しない把持鉗子で把持した後、牽引糸12を引っ張って外力を加える。特に、本実施形態では、図13に示すように、2本の牽引糸12をストッパ21の図示しない貫通孔に通した後、該ストッパ21を穿孔H側に移動させて牽引糸12を引き絞っていく。これにより、2本のロッド部10の他端側が胃壁X側に引き寄せられると共に、胃壁Xが引っ張られて穿孔Hが徐々に狭まってくる。その結果、穿孔Hの漿膜側P2を縫縮した状態で塞ぐことができる。
なお、本実施形態ではストッパ21を利用したが、ストッパ21を利用しなくても牽引糸12を引っ張るだけで、同様の作用を奏することができる。但し、ストッパ21を利用することで、より効果的に漿膜側P2の縫縮を行える。
次に、ループ22を介して2本のロッド部10の一端側を互いに接近させた状態で連結し、粘膜側P1を縫縮させた状態で穿孔Hを縫合する縫合工程を行う。具体的に説明すると、図14に示すように、把持鉗子等を利用して、胃の粘膜側P1に位置している2本のロッド部10の一端側にループ22を引っ掛ける。そして、図15に示すように、この引っ掛けたループ22を引き絞ることで、2本のロッド部10の一端側を接近させた状態で連結する。これにより、胃の粘膜側P1についても同様に引き寄せることができる。その結果、穿孔Hの粘膜側P1についても縫縮した状態で塞ぐことができる。特に、ロッド部10の一端側にフック部11が折り返されているので、ループ22がフック部11に引っ掛かり、ロッド部10から抜け落ちることはない。よって、この縫縮状態を長期的に維持することができる。
上述したように、本実施形態の穿孔縫合クリップ3を利用することで、開腹手術を行ったり、腹壁に孔を開けたりすることなく、胃に生じた穿孔Hを漿膜側P2及び粘膜側P1の両側から縫縮して、確実に縫合を行うことができる。また、従来のものとは異なり、穿孔Hを胃の内側及び外側の両方で塞ぐことができるので、縫合が確実となり手技の信頼性を高めることができる。
また、牽引工程の際に、胃の内部に引き出された牽引糸12を引っ張るだけで容易に外力を加えることができるので、漿膜側P2の縫縮作業を行い易い。
また、本実施形態のクリップ装置1によれば、穿孔縫合クリップ3を収納シース4内に収納できるので、穿孔Hの近傍まで他の部位に接触させることなく穿孔縫合クリップ3を近づけることができる。よって、手技の安全性をより高めることができる。また、操作部5によりワイヤ18を進退操作することで、デリバリーフック19に引っ掛かって係合された穿孔縫合クリップ3を収納シース4から押し出すことができると共に、任意のタイミングでデリバリーフック19とフック部11との係合を解いて穿孔縫合クリップ3を容易に切り離すことができる。このように、簡単に穿孔縫合クリップ3を扱うことができ、操作性を向上することができる。
更に、収納シース4は、先端が針部4aとなっているので、穿孔縫合クリップ3を直接胃壁Xに穿刺する必要がない。よって、粘膜側P1と漿膜側P2との間の筋層が比較的強い胃の場合であっても、確実に穿孔縫合クリップ3を所定位置に留置させることができる。
(第2実施形態)
次に、本発明に係る穿孔縫合クリップ及びクリップ装置の第2実施形態を、図16から図25を参照して説明する。なお、この第2実施形態においては、第1実施形態における構成要素と同一の部分については、同一の符号を付しその説明を省略する。
第2実施形態と第1実施形態との異なる点は、第1実施形態ではロッド部10の他端側に牽引糸12が固定されていたが、第2実施形態ではロッド部10の他端側に返し部(牽引部)31が形成されている点である。
即ち、本実施形態の穿孔縫合クリップ30は、図16に示すように、所定の開き角度を持ってロッド部10の一端側に折り返された返し部31をロッド部10の他端側に有している。この返し部31は、ロッド部10を胃壁Xに穿刺したときに、穿孔H内に引き出されるように長さが調整されている。
次に、このように構成された穿孔縫合クリップ30を利用して、胃に生じた穿孔Hを縫合する穿孔縫合方法について説明する。
まず、第1実施形態と同様に、図17に示すように、内視鏡画像で確認しながら穿孔Hの近傍の胃壁Xに対して、粘膜側P1から針部4aを穿刺する。続いて、図18に示すように、針部4aを押し進めて胃壁Xを貫通させる。針部4aを貫通させた後、図19に示すように、スライド部17をスライド操作してデリバリーフック19を針部4aの先端に押し進め、ロッド部10の他端側に形成された返し部31を針部4aの先端から外部に突出させる。続いて、図20に示すように、収納シース4全体を引っ張って胃の内部に若干移動させる。この際、ロッド部10の他端側には返し部31が形成されているので、この返し部31を穿孔H内に引き出すようにして胃壁Xに引っ掛けることができる。よって、ロッド部10を胃壁Xの所定位置に位置させ易い。なお、穿孔Hを通じた内視鏡画像により、胃の内部から返し部31の一部を確認することができる。
返し部31を確認した後、図21に示すように、収納シース4を胃壁Xから完全に引き抜くと共に、スライド部17をスライド操作してデリバリーフック19を針部4aの基端側に若干移動させる。これにより、ロッド部10を胃の内部側に若干移動させることができ、フック部11と胃壁Xとの間に若干の隙間を空けることができる。また、返し部31を確実に胃壁Xに引っ掛けることができる。続いて、デリバリーフック19とフック部11とを離間させる。
その結果、ロッド部10の一端側を粘膜側P1に位置させることができると共に、他端側を漿膜側P2に位置させることができる。つまり、フック部11が胃の内側である粘膜側P1に位置すると共に、返し部31が胃の外側である漿膜側P2に位置した状態となる。この時点で穿刺工程が終了する。
次に、上述した穿刺工程を再度繰り返して、図22に示すように、2本の穿孔縫合クリップ30を胃壁Xに穿刺する。
次に、把持鉗子等を利用して2つのロッド部10を胃の内部に引っ張り、返し部31を介して外力を加える牽引工程を行う。特に、返し部31が穿孔H内に引き出されて胃壁Xに引っ掛かっているので、外力を胃壁Xに伝え易い。そのため、ロッド部10の他端側を容易且つ確実に胃壁X側に引き寄せられることができる。これにより、胃壁Xが引っ張られて穿孔Hが徐々に狭まってくる。その結果、図23に示すように、穿孔Hの漿膜側P2を縫縮した状態で塞ぐことができる。
次に、第1実施形態と同様に縫合工程を行う。まず図24に示すように、把持鉗子等を利用して、胃の粘膜側P1に位置している2本のロッド部10の一端側にループ22を引っ掛ける。そして、図25に示すように、この引っ掛けたループ22を引き絞ることで、2本のロッド部10の一端側を接近させた状態で連結する。これにより、胃の粘膜側P1についても同様に引き寄せることができる。その結果、穿孔Hの粘膜側P1についても縫縮した状態で塞ぐことができる。特に、ロッド部10の一端側にフック部11が折り返されているので、ループ22がフック部11に引っ掛かり、ロッド部10から抜け落ちることはない。
このように本実施形態においても、第1実施形態と同様に、開腹手術をすることなく、胃に生じた穿孔Hを漿膜側P2及び粘膜側P1の両側から縫縮して、確実に縫合を行うことができる。
なお、本発明の技術範囲は上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、上記各実施形態では、胃に穿孔Hが生じた場合を例に挙げたが、胃に限られず、小腸や大腸等の消化管に穿孔Hが生じた場合であっても、本発明に係る穿孔縫合クリップ3、30及びクリップ装置1を適用することができる。
また、上記各実施形態では、先端が針状に形成された針部4aを有する収納シース4内に穿孔縫合クリップ3、30を収納させたが、この場合に限られず、図26に示すように、単に円筒状に形成された円筒部4cを有する収納シース4内に穿孔縫合クリップ3を収納させても構わない。なお、図26においては、第1実施形態の穿孔縫合クリップ3を収納した状態を図示している。この場合には、穿孔Hの近傍で穿孔縫合クリップ3を収納シース4内から突出させた後、先鋭化されたロッド部10の一端側若しくは他端側で胃壁Xを穿刺すれば良い。つまり、穿孔縫合クリップ3を直接胃壁Xに穿刺すればよい。この場合であっても、同様の作用効果を奏することができる。
また、ロッド部10の他端側を牽引する際に、第1実施形態では牽引糸12を利用し、第2実施形態では返し部31を利用したが、これらに限られず、ロッド部10の他端側を胃壁X側に牽引できるものであればどのようなものであっても構わない。また、返し部31に牽引糸12を固定させても構わない。
また、ロッド部10を胃壁Xに穿刺する際に、穿孔Hを通じてロッド部10を一旦胃壁Xの外側(漿膜側P2)に移動させた後、一端側を漿膜側P2から穿刺しても構わない。この場合であっても、同様の作用効果を奏することができる。
また、上記各実施形態では、収納シース4内に穿孔縫合クリップ3、30を1つずつ収納させたが、この場合に限られず、収納シース4の軸線L方向に沿って複数の穿孔縫合クリップ3、30を並べた状態で収納しても構わない。
こうすることで、短時間に効率良く穿孔Hの周辺の胃壁Xに穿孔縫合クリップ3、30を穿刺させることができるので、作業性を向上することができると共に作業時間の短縮化を図ることができる。
なお、本発明には、以下のものが含まれる。
〔付記項1〕
両端が先鋭化され、消化管に穿刺されるロッド部と、該ロッド部の一端側から、所定の開き角度を持って該ロッド部側に折り返されたフック部と、前記ロッド部の他端側に固定され、外力を加えたときに他端側を前記消化管側に引き寄せる牽引部とを備えた穿孔縫合クリップを内視鏡に組み合わせて使用し、消化管に生じた穿孔を縫合する穿孔縫合方法であって、
前記穿孔の周辺の前記消化管に前記ロッド部を穿刺させて、一端側を消化管の粘膜側に位置させると共に他端側を消化管の漿膜側に位置させる穿刺工程と、
該穿刺工程を複数回繰り返して、前記穿孔の周辺の前記消化管に複数の前記ロッド部を穿刺させるロッド部配置工程と、
複数の前記牽引部を介して外力を加え、前記複数のロッド部の他端側を前記消化管側に引き寄せて前記漿膜側を縫縮させる牽引工程と、
線材を介して前記複数のロッド部の一端側を互いに接近させた状態で連結し、前記粘膜側を縫縮させた状態で前記穿孔を縫合する縫合工程とを行うことを特徴とする穿孔縫合方法。
〔付記項2〕
付記項1に記載の穿孔縫合方法において、
前記穿刺工程の際、前記ロッド部の他端側を前記粘膜側から穿刺させることを特徴とする穿孔縫合方法。
〔付記項3〕
付記項1に記載の穿孔縫合方法において、
前記穿刺工程の際、前記穿孔を通じて前記ロッド部を一旦前記消化管外に移動させた後、一端側を前記漿膜側から穿刺させることを特徴とする穿孔縫合方法。
〔付記項4〕
付記項1から3のいずれか1項に記載の穿孔縫合方法において、
前記牽引部が、所定の開き角度を持って前記ロッド部側に折り返された返し部であり、
前記穿刺工程の際に、前記返し部を前記穿孔内に引き出すように前記ロッド部を穿刺することを特徴とする穿孔縫合方法。
〔付記項5〕
付記項1から3のいずれか1項に記載の穿孔縫合方法において、
前記牽引部が、所定の引張強度を有する牽引糸であり、
前記穿刺工程の際に、前記穿孔を通じて前記粘膜側に前記牽引糸を引き出すことを特徴とする穿孔縫合方法。
〔付記項6〕
付記項1から5いずれか1項に記載の穿孔縫合方法において、
前記穿刺工程の前に、先端が針状に形成され、前記内視鏡のチャンネル内に挿入される収納具内に、前記他端側を先端に向けた状態で前記ロッド部を収納する収納工程を行い、
前記穿刺工程の際、前記収納具を前記消化管に穿刺することで前記ロッド部を所定位置に位置させることを特徴とする穿孔縫合方法。
本発明に係る第1実施形態を示す図であって、穿孔縫合クリップを収納した収納シースを内視鏡の処置具チャンネル内に挿入した状態を示す図である。 図1に示す収納シースの先端を拡大した断面図である。 図2に示す収納シース内に収納されている穿孔縫合クリップの平面図である。 図2に示す状態から、穿孔縫合クリップを収納シースから押し出した状態を示す図である。 図1に示すクリップ装置を利用して、胃に生じた穿孔を縫合する際の各工程を示す図であって、穿孔の周辺の胃壁に収納シース先端の針部を穿刺した状態を示す図である。 図5に示す状態から、収納シースを押し進めて胃壁を貫通した状態を示す図である。 図6に示す状態から、ロッド部の他端側を収納シースの先端から押し出した状態を示す図である。 図7に示す状態から、収納シース全体を胃の内部に引っ張って、ロッド部の他端側を穿孔側に向けて上向きにさせた状態を示す図である。 図8に示す状態から、穿孔を通じて牽引糸を胃の内部に引き出した状態を示す図である。 図9に示す状態から、穿孔縫合クリップを胃の内部に引っ張って、フック部と胃壁との間に隙間を空けた状態を示す図である。 図10に示す状態から、穿孔縫合クリップを胃壁に留置させた状態を示す図である。 図11に示す状態から、穿孔を挟んだ位置に別の穿孔縫合クリップを留置させた状態を示す図である。 図12に示す状態から、各穿孔縫合クリップの牽引糸を引っ張って胃壁を引き寄せると共に、漿膜側を縫縮させた状態を示す図である。 図13に示す状態から、各穿孔縫合クリップのロッド部の一端側にループを引っ掛けた状態を示す図である。 図14に示す状態から、ループを引き絞ってロッド部の一端側を接近させた状態で連結することで粘膜側を縫縮させ、穿孔を完全に塞いだ状態を示す図である。 本発明に係る第2実施形態を示す図であって、返し部が形成された穿孔縫合クリップを収納した収納シースの断面図である。 図16に示す穿孔縫合クリップを利用して、胃に生じた穿孔を縫合する際の各工程を示す図であって、穿孔の周辺の胃壁に収納シース先端の針部を穿刺した状態を示す図である。 図17に示す状態から、収納シースを押し進めて胃壁を貫通した状態を示す図である。 図18に示す状態から、ロッド部の他端側に形成された返し部を収納シースの先端から押し出した状態を示す図である。 図19に示す状態から、収納シース全体を胃の内部に引っ張って、返し部を穿孔内に引き出すように胃壁に引っ掛けた状態を示す図である。 図20に示す状態から、穿孔縫合クリップを胃の内部に引っ張って、フック部と胃壁との間に隙間を空けた状態を示す図である。 図21に示す状態から、穿孔縫合クリップを胃壁に留置させると共に、穿孔を挟んだ位置に別の穿孔縫合クリップをさらに留置させた状態を示す図である。 図22に示す状態から、各穿孔縫合クリップを引っ張って返し部を介して胃壁を引き寄せると共に、漿膜側を縫縮させた状態を示す図である。 図23に示す状態から、各穿孔縫合クリップのロッド部の一端側にループを引っ掛けた状態を示す図である。 図24に示す状態から、ループを引き絞ってロッド部の一端側を接近させた状態で連結することで粘膜側を縫縮させ、穿孔を完全に塞いだ状態を示す図である。 本発明に係るクリップ装置の他の例を示す図であって、先端が円筒状となった収納シース内に穿孔縫合クリップを収納した状態を示す断面図である。
符号の説明
L 収納具の軸線
H 穿孔
P1 粘膜側
P2 漿膜額
X 胃壁(消化管)
1 クリップ装置
2 内視鏡2
3、30 穿孔縫合クリップ
4 収納シース(収納具)
5 操作部
10 ロッド部
11 フック部
12 牽引糸(牽引部)
18 ワイヤ(操作伝達手段)
19 デリバリーフック(係合部)
31 返し部(牽引部)

Claims (6)

  1. 内視鏡に組み合わされて使用され、消化管に生じた穿孔を縫合する穿孔縫合クリップであって、
    両端が先鋭化されたロッド部と、
    該ロッド部の一端側から、所定の開き角度を持って該ロッド部の他端側に側に折り返されたフック部と、
    前記ロッド部の他端側に固定され、該他端側を牽引する牽引部とを備えていることを特徴とする穿孔縫合クリップ。
  2. 請求項1に記載の穿孔縫合クリップにおいて、
    前記牽引部は、所定の開き角度を持って前記ロッド部の一端側に折り返され、前記穿孔内に引き出される返し部であることを特徴とする穿孔縫合クリップ。
  3. 請求項1に記載の穿孔縫合クリップにおいて、
    前記牽引部は、所定の引張強度を有し、前記穿孔を通じて前記粘膜側に引き出される牽引糸であることを特徴とする穿孔縫合クリップ。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載の穿孔縫合クリップと、
    前記内視鏡のチャンネル内に挿入され、前記他端側を先端に向けた状態で前記ロッド部を内部に収納する収納具と、
    前記フック部と係合する係合部と、
    該係合部に接続され、前記収納具に対して進退自在な操作伝達手段と、
    該操作伝達手段に接続され、該操作伝達手段を進退させることで収納された前記ロッド部を前記収納具の軸線方向に進退操作すると共に、収納具からロッド部を押し出すことで前記係合部と前記フック部との係合を解除する操作部とを備えていることを特徴とするクリップ装置。
  5. 請求項4に記載のクリップ装置において、
    前記収納具内には、前記穿孔縫合クリップが前記軸線方向に沿って複数個並んだ状態で収納されていることを特徴とするクリップ装置。
  6. 請求項4又は5項に記載のクリップ装置において、
    前記収納具は、先端が前記消化管を穿刺可能な針状に形成されていることを特徴とするクリップ装置。
JP2006307638A 2006-11-14 2006-11-14 クリップ装置 Expired - Fee Related JP4584230B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006307638A JP4584230B2 (ja) 2006-11-14 2006-11-14 クリップ装置
US11/900,815 US20080114378A1 (en) 2006-11-14 2007-09-13 Perforation suture clip and clip device
EP07017969A EP1929960B1 (en) 2006-11-14 2007-09-13 Perforation suture clip and clip device
DE602007003175T DE602007003175D1 (de) 2006-11-14 2007-09-13 Perforationsnahtklemme und Klemmvorrichtung

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006307638A JP4584230B2 (ja) 2006-11-14 2006-11-14 クリップ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008119300A true JP2008119300A (ja) 2008-05-29
JP4584230B2 JP4584230B2 (ja) 2010-11-17

Family

ID=39294073

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006307638A Expired - Fee Related JP4584230B2 (ja) 2006-11-14 2006-11-14 クリップ装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US20080114378A1 (ja)
EP (1) EP1929960B1 (ja)
JP (1) JP4584230B2 (ja)
DE (1) DE602007003175D1 (ja)

Families Citing this family (83)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6391048B1 (en) 2000-01-05 2002-05-21 Integrated Vascular Systems, Inc. Integrated vascular device with puncture site closure component and sealant and methods of use
US7842068B2 (en) 2000-12-07 2010-11-30 Integrated Vascular Systems, Inc. Apparatus and methods for providing tactile feedback while delivering a closure device
US6461364B1 (en) 2000-01-05 2002-10-08 Integrated Vascular Systems, Inc. Vascular sheath with bioabsorbable puncture site closure apparatus and methods of use
US8758400B2 (en) 2000-01-05 2014-06-24 Integrated Vascular Systems, Inc. Closure system and methods of use
US9579091B2 (en) 2000-01-05 2017-02-28 Integrated Vascular Systems, Inc. Closure system and methods of use
EP1294288B1 (en) 2000-09-08 2011-03-30 Abbott Vascular Inc. Surgical staple
US6626918B1 (en) 2000-10-06 2003-09-30 Medical Technology Group Apparatus and methods for positioning a vascular sheath
US7211101B2 (en) 2000-12-07 2007-05-01 Abbott Vascular Devices Methods for manufacturing a clip and clip
US7905900B2 (en) 2003-01-30 2011-03-15 Integrated Vascular Systems, Inc. Clip applier and methods of use
US8690910B2 (en) 2000-12-07 2014-04-08 Integrated Vascular Systems, Inc. Closure device and methods for making and using them
US6623510B2 (en) 2000-12-07 2003-09-23 Integrated Vascular Systems, Inc. Closure device and methods for making and using them
IES20010547A2 (en) 2001-06-07 2002-12-11 Christy Cummins Surgical Staple
US6749621B2 (en) 2002-02-21 2004-06-15 Integrated Vascular Systems, Inc. Sheath apparatus and methods for delivering a closure device
US6984237B2 (en) 2002-05-22 2006-01-10 Orthopaedic Biosystems Ltd., Inc. Suture passing surgical instrument
EP1513453B1 (en) 2002-06-04 2008-12-17 Abbott Vascular Inc Blood vessel closure clip and delivery device
US8821534B2 (en) 2010-12-06 2014-09-02 Integrated Vascular Systems, Inc. Clip applier having improved hemostasis and methods of use
US8202293B2 (en) 2003-01-30 2012-06-19 Integrated Vascular Systems, Inc. Clip applier and methods of use
US8758398B2 (en) 2006-09-08 2014-06-24 Integrated Vascular Systems, Inc. Apparatus and method for delivering a closure element
US8905937B2 (en) 2009-02-26 2014-12-09 Integrated Vascular Systems, Inc. Methods and apparatus for locating a surface of a body lumen
US8398656B2 (en) 2003-01-30 2013-03-19 Integrated Vascular Systems, Inc. Clip applier and methods of use
IES20040368A2 (en) 2004-05-25 2005-11-30 James E Coleman Surgical stapler
US8409222B2 (en) 2004-10-08 2013-04-02 Covidien Lp Endoscopic surgical clip applier
AU2005294209B2 (en) 2004-10-08 2011-04-07 Covidien Lp Endoscopic surgical clip applier
US8926633B2 (en) 2005-06-24 2015-01-06 Abbott Laboratories Apparatus and method for delivering a closure element
US8313497B2 (en) 2005-07-01 2012-11-20 Abbott Laboratories Clip applier and methods of use
US8808310B2 (en) 2006-04-20 2014-08-19 Integrated Vascular Systems, Inc. Resettable clip applier and reset tools
US8556930B2 (en) 2006-06-28 2013-10-15 Abbott Laboratories Vessel closure device
ATE514382T1 (de) 2006-11-30 2011-07-15 Wilson Cook Medical Inc Gewebeanker zum nahtverschluss von perforationen
WO2008106279A1 (en) * 2007-02-28 2008-09-04 Wilson-Cook Medical, Inc. Intestinal bypass using magnets
EP2139401B1 (en) 2007-04-11 2014-01-08 Covidien LP Surgical clip applier
EP2150183B1 (en) 2007-05-31 2013-03-20 Cook Medical Technologies LLC Suture lock
JP5301544B2 (ja) * 2007-08-17 2013-09-25 クック メディカル テクノロジーズ エルエルシー 穿孔の巾着縫合閉鎖用臓器ステープル
US8893947B2 (en) 2007-12-17 2014-11-25 Abbott Laboratories Clip applier and methods of use
US20090157101A1 (en) * 2007-12-17 2009-06-18 Abbott Laboratories Tissue closure system and methods of use
US7841502B2 (en) 2007-12-18 2010-11-30 Abbott Laboratories Modular clip applier
AU2009204417B2 (en) * 2008-01-03 2013-05-09 Cook Medical Technologies Llc Medical systems and devices for endoscopically suturing perforations
US9549734B2 (en) * 2008-04-14 2017-01-24 Boston Scientific Scimed, Inc. Endoscopic stapling device, related staples, and methods for use
US9282965B2 (en) 2008-05-16 2016-03-15 Abbott Laboratories Apparatus and methods for engaging tissue
JP2012500098A (ja) 2008-08-19 2012-01-05 ウィルソン−クック・メディカル・インコーポレーテッド 経管腔的処置中にリンパ節を切除する又は組織へ錨着するための器具
US8056565B2 (en) 2008-08-25 2011-11-15 Tyco Healthcare Group Lp Surgical clip applier and method of assembly
US8465502B2 (en) 2008-08-25 2013-06-18 Covidien Lp Surgical clip applier and method of assembly
US8409223B2 (en) 2008-08-29 2013-04-02 Covidien Lp Endoscopic surgical clip applier with clip retention
US8585717B2 (en) 2008-08-29 2013-11-19 Covidien Lp Single stroke endoscopic surgical clip applier
US9358015B2 (en) 2008-08-29 2016-06-07 Covidien Lp Endoscopic surgical clip applier with wedge plate
US8267944B2 (en) 2008-08-29 2012-09-18 Tyco Healthcare Group Lp Endoscopic surgical clip applier with lock out
US8192461B2 (en) 2008-09-11 2012-06-05 Cook Medical Technologies Llc Methods for facilitating closure of a bodily opening using one or more tacking devices
US8398676B2 (en) 2008-10-30 2013-03-19 Abbott Vascular Inc. Closure device
JP5724134B2 (ja) 2008-12-09 2015-05-27 クック・メディカル・テクノロジーズ・リミテッド・ライアビリティ・カンパニーCook Medical Technologies Llc 後退可能な鋲留め器具
JP5565881B2 (ja) 2008-12-19 2014-08-06 クック メディカル テクノロジーズ エルエルシー クリップ装置及び送達と配備の方法
US8858594B2 (en) 2008-12-22 2014-10-14 Abbott Laboratories Curved closure device
US20100179589A1 (en) 2009-01-09 2010-07-15 Abbott Vascular Inc. Rapidly eroding anchor
US9173644B2 (en) 2009-01-09 2015-11-03 Abbott Vascular Inc. Closure devices, systems, and methods
US9414820B2 (en) 2009-01-09 2016-08-16 Abbott Vascular Inc. Closure devices, systems, and methods
US9486191B2 (en) 2009-01-09 2016-11-08 Abbott Vascular, Inc. Closure devices
US20110218568A1 (en) * 2009-01-09 2011-09-08 Voss Laveille K Vessel closure devices, systems, and methods
US9089311B2 (en) * 2009-01-09 2015-07-28 Abbott Vascular Inc. Vessel closure devices and methods
US20100185234A1 (en) 2009-01-16 2010-07-22 Abbott Vascular Inc. Closure devices, systems, and methods
EP2413810B1 (en) 2009-04-03 2014-07-02 Cook Medical Technologies LLC Tissue anchors and medical devices for rapid deployment of tissue anchors
WO2010138579A1 (en) 2009-05-28 2010-12-02 Wilson-Cook Medical Inc. Tacking device and methods of deployment
AU2010263224B2 (en) 2009-06-26 2014-02-06 Cook Medical Technologies Llc Linear clamps for anastomosis
US20110054492A1 (en) 2009-08-26 2011-03-03 Abbott Laboratories Medical device for repairing a fistula
JP5746200B2 (ja) 2009-11-03 2015-07-08 クック・メディカル・テクノロジーズ・リミテッド・ライアビリティ・カンパニーCook Medical Technologies Llc 吻合用の平らなクランプ
US8603121B2 (en) 2010-04-14 2013-12-10 Cook Medical Technologies Llc Systems and methods for creating anastomoses
US9393007B2 (en) 2010-06-09 2016-07-19 C.R. Bard, Inc. Instruments for delivering transfascial sutures, transfascial assemblies, and methods of transfascial suturing
US8758399B2 (en) 2010-08-02 2014-06-24 Abbott Cardiovascular Systems, Inc. Expandable bioabsorbable plug apparatus and method
US8603116B2 (en) 2010-08-04 2013-12-10 Abbott Cardiovascular Systems, Inc. Closure device with long tines
US8556916B2 (en) 2011-02-14 2013-10-15 Smith & Nephew, Inc. Method and device for suture manipulation
US9149276B2 (en) 2011-03-21 2015-10-06 Abbott Cardiovascular Systems, Inc. Clip and deployment apparatus for tissue closure
US9826972B2 (en) 2011-10-24 2017-11-28 C.R. Bard, Inc. Instruments for delivering transfascial sutures, transfascial suture assemblies and methods of transfascial suturing
US9924938B2 (en) 2011-11-07 2018-03-27 C.R. Bard, Inc. Instruments for delivering transfascial sutures and methods of transfascial suturing
US9039721B2 (en) 2011-11-07 2015-05-26 C.R. Bard, Inc. Instruments for delivering transfascial sutures and methods of transfascial suturing
US9078648B2 (en) 2011-11-07 2015-07-14 C.R. Bard, Inc. Instruments for delivering transfascial sutures and methods of transfascial suturing
US9332976B2 (en) 2011-11-30 2016-05-10 Abbott Cardiovascular Systems, Inc. Tissue closure device
US9277913B2 (en) * 2012-04-18 2016-03-08 Timothy M. McCulloch Devices and methods for anterior arytenoid adduction
US9888913B2 (en) * 2012-05-31 2018-02-13 Via Surgical Ltd. Variable depth surgical fixation
US9364209B2 (en) 2012-12-21 2016-06-14 Abbott Cardiovascular Systems, Inc. Articulating suturing device
CN103536328B (zh) * 2013-10-31 2016-04-06 王东 连发式组织穿孔缝合器
CN103536327A (zh) * 2013-10-31 2014-01-29 王东 组合式组织穿孔缝合器械
CN106456155A (zh) 2014-04-24 2017-02-22 史密夫和内修有限公司 缝线穿引器
CN109843187B (zh) 2016-10-31 2022-12-06 史密夫和内修有限公司 缝线穿引器和抓取器器械和方法
US10863992B2 (en) 2017-08-08 2020-12-15 Covidien Lp Endoscopic surgical clip applier
CN109106413B (zh) * 2018-08-09 2023-02-28 王中显 一种腹腔镜手术切口缝合器
GB202008286D0 (en) * 2020-06-02 2020-07-15 Cardiomech As Device for heart repair

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002200087A (ja) * 2000-10-19 2002-07-16 Ethicon Endo Surgery Inc ロータリロックアウト機構を有する外科用器具
JP2004321482A (ja) * 2003-04-24 2004-11-18 Pentax Corp 内視鏡用切除補助装置及び切除補助装置を用いた内視鏡による処置方法
JP2005514150A (ja) * 2002-01-10 2005-05-19 シメッド ライフ システムズ、インコーポレーテッド 内視鏡縫合のための装置

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3716058A (en) * 1970-07-17 1973-02-13 Atlanta Res Inst Barbed suture
US5059207A (en) * 1990-08-27 1991-10-22 Shah Mrugesh K Shaped needles for specialized surgical procedures
US5203787A (en) * 1990-11-19 1993-04-20 Biomet, Inc. Suture retaining arrangement
US5500000A (en) * 1993-07-01 1996-03-19 United States Surgical Corporation Soft tissue repair system and method
US5632752A (en) * 1993-10-12 1997-05-27 Urohealth Systems, Inc. Surgical suturing device
US5843084A (en) * 1995-11-17 1998-12-01 Innovasive Devices, Inc. Surgical fastening system and method for using the same
US6997189B2 (en) * 1998-06-05 2006-02-14 Broncus Technologies, Inc. Method for lung volume reduction
US6206895B1 (en) 1999-07-13 2001-03-27 Scion Cardio-Vascular, Inc. Suture with toggle and delivery system
JP2006307638A (ja) 2006-05-19 2006-11-09 Mitsubishi Electric Corp 車載機器遠隔制御装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002200087A (ja) * 2000-10-19 2002-07-16 Ethicon Endo Surgery Inc ロータリロックアウト機構を有する外科用器具
JP2005514150A (ja) * 2002-01-10 2005-05-19 シメッド ライフ システムズ、インコーポレーテッド 内視鏡縫合のための装置
JP2004321482A (ja) * 2003-04-24 2004-11-18 Pentax Corp 内視鏡用切除補助装置及び切除補助装置を用いた内視鏡による処置方法

Also Published As

Publication number Publication date
EP1929960B1 (en) 2009-11-11
EP1929960A1 (en) 2008-06-11
JP4584230B2 (ja) 2010-11-17
DE602007003175D1 (de) 2009-12-24
US20080114378A1 (en) 2008-05-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4584230B2 (ja) クリップ装置
JP4790549B2 (ja) 縫合具
JP4756943B2 (ja) 内視鏡用縫合装置
JP4131476B2 (ja) 内視鏡による縫合システム
JP4624485B2 (ja) 縫合器及び縫合システム
US9788831B2 (en) Endoscopic suture cinch system with replaceable cinch
EP1859743B1 (en) Suture instrument
US20080228203A1 (en) System and method for translumenal closure in natural orifice surgery
EP1938761A1 (en) Suturing device
US10448946B2 (en) Endoscopic suture cinch
US9301748B2 (en) Suture apparatus, system and method
JP2009279464A (ja) 内視鏡用処置具
JP2012506301A (ja) 関節鏡用縫合糸通し器具及び方法
WO2006082810A1 (ja) 医療用縫合結紮装置及び医療用縫合結紮具
JP2012024607A (ja) 縫合器
JP4594953B2 (ja) 内視鏡用処置具及び縫縮器具
JPH10155799A (ja) 臓器吊り上げ装置
US20230200806A1 (en) Traction tool, traction system, and traction method and suturing method for suture thread
US20230110619A1 (en) Endoscopic suture cinch
JPWO2017164359A1 (ja) 縫合装置
JP2005000294A (ja) 縫合装置
AU2021364405A1 (en) Endoscopic suture cinch
JP5308734B2 (ja) 生体用縫合具

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090924

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100402

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100601

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100723

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20100726

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100824

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100901

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4584230

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130910

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees