JP2007151523A - 心々亭の薬膳ヤーコンちまき - Google Patents

Abstract

【課題】栄養豊富だが調理の難しいヤーコンを一般消費者に浸透させるには栄養素を損なわないで美味しく老若男女誰もが簡単に食べられる調理方法が必要。
【解決手段】本発明（調理法）は作成時と飲食時の２回の加熱により味の浸透、均一、柔軟性を保つ。いつでも誰でも簡単に保存（冷凍）、調理、飲食が可能なヤーコンをふんだんに使った「ちまき」という調理済食品となる。

Description

ヤーコン茶（ヤーコン葉の浸出液）を作る。
これにもち米を浸してきび、あわ、黒米と共に炊く。
打ち水・具（筍、しめじ、松の実）を煮るにも使用。
調理済のヤーコン芋（地下茎）と合わせる。
「味のアクセント」兼「トッピング」として黒ゴマ、生姜、クコの実を入れる。
黒ゴマは香ばしさ、生姜の香りは食欲増進に、クコの実の赤い色は目にも鮮やか。
食べやすい三角形のちまきとする。
飲食時は電子レンジで４〜５分加熱。又は蒸し器で１５分蒸す。

ヤーコン葉を茹で、天日に干し、煤煎後、粉末にしてその浸出液（ヤーコン茶）を使う
社）農林水産技術情報協会 編 月橋輝男、中西健夫著「ヤーコン」 社）農山漁村文化協会 発行

背景分野

本発明（調理法）は食材の互いの持つ独特の風味と漢方や薬膳の考え方を用いて、薬効の相乗効果をも期待できる食品となっている。あわ、きび、黒米は古来より日本人が食して来た、他の食べ物にない独特の食感を持ち穀物類の特徴でもある食物繊維を摂取できる。特に黒米は古代米の一種にて玄米の種皮の部分に紫黒系色素（ポリフェノールのアントシアニン）を多く含む。筍、しめじは食物繊維と食感、松の実は肌に潤いを与え、美肌を作るとされる。黒ゴマはリノール酸の効果、生姜は発刊作用、クコの実は疲労回復を期待できる。

発明が解決しようとする課題

オリゴ糖やポリフェノール、食物繊維など素晴らしい栄養の豊富な野菜ヤーコンだが、調理法が少々難しい為、調理初心者や調理のできない方、また忙しく調理が困難な時には摂取が難しい野菜とされ、まだまだ一般消費者からは食べにくい野菜とされている。ヤーコンを一般に浸透させるには、この食べにくい野菜という意識を無くす為、まず、老若男女誰もが簡単に食べやすい調理方法又は調理された品が必要である。

課題を解決するための手段

本発明（調理方法）はヤーコン本来の味と栄養を活かしつつ簡易に調理、摂取ができる方法であり、ヤーコンの葉と芋その他の有益な食材の栄養を同時に摂取することが可能である。

一辺の長さが１５ｃｍ 厚さが４〜６ｃｍである三角形のちまき。竹皮を三角形に折込み作成、飲食時は開封する。（図３）

ちまき正面図

ちまき側面図

ちまき開封時（飲食時）

Claims (2)

1. 本発明はヤーコンのお茶（ヤーコン葉の浸出液）とヤーコン芋その他多種類の食材を合わせて調理し竹皮で包んだ食品。
2. 古来より民間に伝わる薬膳と漢方の考え方に符合した食材を合わせた食べて美味しく体に良い、医食同源のちまき。

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