JP2007151022A - 画像読取装置、画像転送装置、及び画像処理システム - Google Patents

画像読取装置、画像転送装置、及び画像処理システム Download PDF

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Abstract

【課題】 原稿画像から画像情報を読み取る読取部1を備え、該読取部1が読み取った画像情報をPC100へ送信する画像読取装置300に於いて、誤ったユーザ情報を用いて画像情報を送信してしまったり、悪意の利用者が、故意に他人の利用者情報を用いて画像情報を送信することを防止すること。
【解決手段】 ユーザ情報格納部6は、画像読取装置300の利用が想定される利用者の利用者情報を予め格納し、識別部7は、画像情報の送信を求める利用者が入力するユーザIDと、ユーザ情報格納部6が格納する利用者情報とに基づいて上記利用者を認証し、識別部7が、利用者を認証すると、ネットワーク制御部5は、読取部1が読み取った画像情報に上記利用者情報を付加してPC100へ送信する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、原稿画像から画像情報を読み取る画像読取装置、受信した画像情報を他の装置へ転送する画像転送装置、及びこれらの装置を含む画像処理システムに関する。
従来より、画像情報の入出力や転送を行う装置(例えばファクシミリ装置)は、複数のユーザ(利用者)により共同利用される場合が多い。このように共同利用される場合であって、特に、ネットワークに多種・多様な端末装置が接続されている利用環境では、画像情報の送信元、送信先を示す情報は重要である。一般に、画像情報の転送は、送信元装置のアドレス、送信先装置のアドレスを指定して実行されるが、上記のような送信元装置が複数の利用者よって操作される環境では、この操作者の情報を送信先へ伝えたい場合もある。このような場合には、従来、送信元装置を利用する利用者毎に氏名やアドレス等の利用者情報を予め登録しておき、画像情報の送信時に、登録されている利用者情報を選択して送信する従来の技術が公開されている(特許文献1参照)。
特開平11−284776号公報
上記従来の技術では、装置内部に登録した各ユーザ毎の利用者情報が、全ての装置利用者によって利用可能であった。従って、利用者が、誤ったユーザ情報を用いて画像情報を送信してしまう場合も発生していた。又、悪意の利用者が、故意に他人の利用者情報を用いて画像情報を送信する、いわゆる「なりすまし」を防止することも困難であった。
本発明は、原稿画像から画像情報を読み取る画像読取部を備え、該画像読取部が読み取った画像情報を所定の機器へ送信する画像読取装置であって、該画像読取装置の利用が想定される利用者の利用者情報を予め格納する利用者情報格納部と、上記画像情報の送信を求める利用者が入力する識別情報と、上記利用者情報格納部が格納する利用者情報とに基づいて上記利用者を認証する利用者識別部と、上記画像読取部が読み取った画像情報を所定の機器へ送信するネットワーク制御部とを備え、上記ネットワーク制御部は、上記利用者識別部が、上記利用者を認証すると、該利用者の利用者情報を上記画像情報に付加して上記所定の機器へ送信することを主要な特徴とする。
利用者情報格納部に予め格納する利用者情報と利用者が入力する識別情報とに基づいて、利用者識別部が、画像情報を所定の機器へ送信しようとしている利用者を認証するので、誤った利用者情報を利用し、画像情報を送信してしまう可能性がなくなるという効果を得る。更に、悪意の利用者が故意に他人の利用者情報を用いて画像情報を送信する、いわゆる「なりすまし」を防止することも可能になるという効果を得る。
図1は、実施例1の画像読取装置の構成を示すブロック図である。
図に示すように、実施例1の画像読取装置300は、読取部1と、画像処理部2と、イメージバッファ3と、オペレーションパネル4と、ネットワーク制御部5と、ユーザ情報格納部6と、識別部7と、送信元情報格納部8とを備える。
読取部1は、原稿画像から画像情報を取得するイメージスキャナである。画像処理部2は、イメージスキャナの出力信号を受入れてディジタルイメージデータに変換する部分である。イメージバッファ3は、画像処理部2からディジタルイメージデータを受入れて格納するメモリである。
オペレーションパネル4は、ユーザに対して装置全体の操作、設定、メッセージ等を表示し、更に、ユーザが、自己の識別に用いられるユーザIDの入力を行う操作盤であり、ユーザと画像読取装置300との間で、マンマシンインタフェースの役割を分担する部分である。
ネットワーク制御部5は、送信元情報格納部8に一時格納されている、ユーザ名称、Eメールアドレス等をイメージバッファ3に格納されているイメージデータに付加して画像情報パケットを構成し、PC100へ送信する部分である。この部分は、図示しないROMに予め格納されている所定の制御プログラムを、図示しないCPUが、起動・実行することによって生成される画像読取装置300のコンピュータ制御機能をブロック化して表示した部分である。さらに、この部分は、所定のプロトコルに基づいて画像読取装置300をネットワーク200へ通信接続するネットワークインタフェース機能を有する回路基板を備えている。
ユーザ情報格納部6は、画像読取装置300を使用しようとしているユーザが、その使用を予め許可されているユーザであるか否かを識別するため必要な所定のユーザ情報を予め格納するメモリである。
図2は、ユーザ情報の説明図である。
この図は、ユーザ情報の一例を示す図である。ユーザ情報は、図に示すように最左列に01からnnまでの通し番号が格納され、更に、その通し番号毎の各行にユーザのユーザ情報、例えば、ユーザID、ユーザ名称、及びユーザE−mailアドレス等がそれぞれ格納されている。
図1に戻って、識別部7は、オペレーションパネル4から入力されたユーザIDと、ユーザ情報格納部6に格納されているユーザIDとを比較してユーザ認証を実行する部分である。更に、ユーザ認証できたときは、該当するユーザ情報をユーザ情報格納部6から読み出して送信元情報格納部8へ一時格納させる部分である。この部分は、図示しないROMに予め格納されている所定の制御プログラムを、図示しないCPUが、起動・実行することによって生成される画像読取装置300のコンピュータ制御機能をブロック化して表示した部分である。
送信元情報格納部8は、ネットワーク制御部5がイメージバッファ3に格納されているイメージデータを用いてPC100へE−mailで送信するパケットを構成するときに、そのパケットの送信元となるアドレス、即ち、画像読取装置300に固有のE−mailアドレスを予め格納するメモリである。更に、識別部7から受入れたユーザ情報を一時格納するメモリでもある。
以上説明した実施例1の画像読取装置300の動作を、フローチャートを用いて説明する。最初に、画像読取装置300の使用を求める利用者の認証動作について説明し、続いて、画像読取装置300からネットワーク200を介してPC100へ、所定のパケット(画像情報)をE−mail送信する動作について説明する。
図3は、実施例1における利用者識別処理のフローチャートである。
図に示すステップS1−1からステップS1−10までステップ順に利用者識別処理の動作について以下に説明する。
ステップS1−1
画像読取装置300(図1)は、画像読取装置300(図1)の使用を求める利用者が、自己のユーザIDを入力するのを待って待機している。このときオペレーションパネル4(図1)には、ユーザID入力待ちを示すメッセージが表示されている。
ステップS1−2
画像読取装置300(図1)の使用を求める利用者が、自己のユーザIDをオペレーションパネル4(図1)に入力する。
ステップS1−3
画像読取装置300(図1)の使用を求める利用者が、自己のユーザIDをオペレーションパネル4(図1)に入力完了するとステップS1−4へ進む。入力完了までは、待機状態が継続される。
ステップS1−4
上記入力されたユーザIDは、オペレーションパネル4(図1)から識別部7(図1)へ送出される。
ステップS1−5
識別部7(図1)は、ユーザ情報格納部6(図1)を検索し、ユーザ情報格納部6(図1)に格納されているユーザIDと、入力されたユーザIDとを照合(比較)する。
ステップS1−6
入力されたユーザIDと格納されているユーザIDとが一致しないとき(認証出来ないとき)は、ステップS1−7へ進み、一致したとき(認証出来たとき)はステップS1−8へ進む。
ステップS1−7
識別部7(図1)は、認証失敗通知を、オペレーションパネル4(図1)へ送出し、ユーザID入力待ちを示すメッセージを表示させて待機状態へ復帰させる。
ステップS1−8
識別部7(図1)は、ユーザ情報格納部6(図1)に格納されているユーザ情報(ユーザ名称、E−mail)を読み出して送信元情報格納部8(図1)へ一時格納させる。
ステップS1−9
識別部7(図1)は、オペレーションパネル4(図1)へ、画像情報の読み取りが、可能になったことを知らせる読取可能通知を送出する。
ステップS1−10
オペレーションパネル4(図1)は、識別部7(図1)から読取可能通知を受入れると、読取可能のメッセージを表示してフローを終了する。
図4は、実施例1におけるE−mail送信処理のフローチャートである。
図に示すステップS1−11からステップS1−17までステップ順にE−mail送信処理の動作を以下に説明する。
ステップS1−11
ユーザは、読取部1(図1)に原稿画像をセットし、オペレーションパネル4(図1)を用いて、E−mail送信に関する設定、送信先の入力を行い、原稿画像の読み取りを開始させる。
ステップS1−12
読取部1(図1)は原稿画像から画像情報を読み取って、画像処理部2へ送出する。画像処理部2は、画像情報をイメージデータに変換し、イメージバッファ3(図1)へ送出して格納させる。
ステップS1−13
ネットワーク制御部5(図1)は、イメージバッファ3(図1)に格納されているイメージデータに送信元情報格納部8(図1)に格納されているユーザ名称とE−mailアドレスを付加した画像情報パケットを生成し、ネットワーク200(図1)を介してPC100(図1)へ送信する。
ステップS1−14
上記画像情報パケットの送信が完了するまでステップS1−11からステップS1−14を繰り返し、送信が完了するとステップS1−15へ進む。
ステップS1−15
画像情報パケットの送信が完了するとオペレーションパネル4(図1)は、識別部7(図1)へユーザ情報削除要求通知を送出する。
ステップS1−16
識別部7(図1)は、このユーザ情報削除要求通知を受入れると、送信元情報格納部8(図1)から、一時格納されているユーザ情報を削除させる。
ステップS1−17
識別部7(図1)は、送信元情報格納部8(図1)から、一時格納されているユーザ情報を削除させると、オペレーションパネル4(図1)へユーザ情報削除完了通知を送出する。オペレーションパネル4(図1)は、このユーザ情報削除完了通知を受入れると、ユーザID入力待ちを示すメッセージを表示して待機状態へ戻ってフローを終了する。
以上説明したように、本実施例では、識別部7(図1)がユーザ情報格納部6(図1)に予め格納するユーザIDと、ユーザがオペレーションパネル4(図1)に入力するユーザIDとを対比し、画像情報をPC100(図1)へ送信しようとしているユーザを認証するので、誤ったユーザ情報を利用し、画像情報を送信してしまう可能性がなくなるという効果を得る。更に、悪意の利用者が故意に他人のユーザ情報を用いて画像情報を送信する、いわゆる「なりすまし」を防止することも可能になるという効果を得る。
本実施例では、ユーザ情報を予め格納するUSBメモリを備え、ユーザ情報を画像読み取り装置に、着脱可能に提供することによってユーザ認証を簡便に実行し、更に、ユーザIDの入力操作中にユーザIDを他人に知られる可能性を無くすることを目的とする。
図5は、実施例2の画像読取装置の構成を示すブロック図である。
図に示すように、実施例2の画像読取装置400は、読取部1と、画像処理部2と、イメージバッファ3と、オペレーションパネル4と、ネットワーク制御部5と、送信元情報格納部8と、インタフェース部11と、利用可能ユーザ情報格納部12と、識別部13と、USBメモリ20とを備える。以下に実施例1との相違部分のみについて説明する。実施例1と同様の部分については、実施例1と同一の符号を付して説明を省略する。
インタフェース部11は、USBメモリ20と接続し、USBメモリ20の内部に備えるユーザ識別情報格納部21とデータの授受を行うためにUSBメモリ20を画像読取装置400へ通信接続するインタフェース機能を備える回路基板である。
利用可能ユーザ情報格納部12は、画像読取装置400の利用を許可されているユーザのユーザIDが予め登録されているメモリである。
図6は、利用可能ユーザ情報の説明図である。
この図は、利用可能ユーザ情報の一例を示す図である。ユーザ情報は、図に示すように最左列に01からnnまでの通し番号が格納され、更に、その通し番号毎の各行に利用を許可されているユーザのユーザIDが格納されている。この部分は、画像読取装置400の管理者によって管理されており、一般利用者による利用者情報の書換えを不許可とするために管理者ID、及びパスワードによって編集操作がガードされている。
識別部13は、USBメモリ20から読み込んだユーザIDと、利用可能ユーザ情報格納部12に登録されているユーザIDとを比較してユーザ認証を実行し、画像読取装置400の利用可能、又は不可能を判断する部分である。利用可能と判断できた場合には、USBメモリ20に登録されているユーザ名称とE−mailアドレスを送信元情報格納部へ一時格納させる部分である。この部分は、図示しないROMに予め格納されている所定の制御プログラムを、図示しないCPUが、起動・実行することによって生成される画像読取装置400のコンピュータ制御機能をブロック化して表示した部分である。
USBメモリ20は、その内部にユーザ識別情報格納部21を備え、ユーザ識別情報格納部21に格納されているユーザ情報を、画像読取装置400に、着脱可能に提供する部分である。ユーザ識別情報格納部21に格納されているユーザ情報の内容は、既に説明した図2と全く同様なので説明を省略する。
以上説明した実施例2の画像読取装置400の動作を、フローチャートを用いて説明する。最初に、画像読取装置400の使用を求める利用者の認証動作について説明し、続いて、画像読取装置400からUSBメモリ20を抜取る動作について説明する。
図7は、実施例2における利用者識別処理のフローチャートである。
図に示すステップS2−1からステップS2−14までステップ順に利用者識別処理の動作を以下に説明する。
ステップS2−1
画像読取装置400(図5)は、画像読取装置400(図5)の使用を求める利用者が、USBメモリ20(図5)を画像読取装置400に接続し、自己のユーザIDを入力するのを待って待機している。このときオペレーションパネル4(図5)には、USBメモリ20の接続待ちを示すメッセージが表示されている。
ステップS2−2
画像読取装置400(図5)の使用を求める利用者が、USBメモリ20(図5)をインタフェース部11(図5)に接続する。
ステップS2−3
インタフェース部11(図5)は、USBメモリ20(図5)の接続/未接続を監視し、USBメモリ20(図5)がインタフェース部11(図5)に接続完了するまでは、待機状態が継続される。
ステップS2−4
USBメモリ20(図5)がインタフェース部11(図5)に接続完了すると、インタフェース部11(図5)は、接続完了通知を識別部13へ送出する。
ステップS2−5
識別部13(図5)は、インタフェース部11(図5)に対してユーザ識別情報格納部21からユーザIDの取得を求めるユーザID取得要求通知を送出する。
ステップS2−6
インタフェース部11(図5)は、ユーザ識別情報格納部21からユーザIDを読み出して識別部13(図5)へ送出する。
ステップS2−7
識別部13(図5)は、利用可能ユーザ情報格納部12(図5)を検索し、利用可能ユーザ情報格納部12(図5)に格納されているユーザIDと、取得したユーザIDとを照合(比較)する。
ステップS2−8
取得したユーザIDと格納されているユーザIDとが一致しないとき(認証出来ないとき)は、ステップS2−9へ進み、一致したとき(認証出来たとき)はステップS2−10へ進む。
ステップS2−9
識別部13(図5)は、オペレーションパネル4(図5)へ認証失敗通知を送出し、オペレーションパネル4(図5)には、USBメモリ20の接続待ちを示すメッセージを表示させて待機状態へ復帰させる。
ステップS2−10
識別部13(図5)は、ユーザ情報読出要求通知をインタフェース部11(図5)へ送出し、ユーザ識別情報格納部21(図5)に格納されているユーザ情報(ユーザ名称、E−mailアドレス)の読み込みを指示する。
ステップS2−11
インタフェース部11(図5)は、ユーザ識別情報格納部21(図5)からユーザ情報(ユーザ名称、E−mailアドレス)を読み出して識別部13(図5)へ送出する。
ステップS2−12
識別部13(図5)は、ユーザ情報(ユーザ名称、E−mailアドレス)を送信元情報格納部8(図5)へ送出して一時格納させる。
ステップS2−13
識別部13(図5)は、オペレーションパネル4(図5)へ、画像情報の読み取りが、可能になったことを知らせる読取可能通知を送出する。
ステップS2−14
オペレーションパネル4(図5)は、識別部13(図5)から読取可能通知を受入れると、読取可能のメッセージを表示してフローを終了する。これにより、管理者に画像読取装置400(図5)の使用を許可されている、利用可能ユーザ情報格納部12(図5)に登録されているユーザ以外は画像読取装置400(図5)を使用することが出来なくなる。本実施例におけるE−mail送信処理は実施例1と同様なので(図4)説明を省略する。
図8は、実施例2におけるUSBメモリ抜取り処理のフローチャートである。
図に示すステップS2−11からステップS2−17までステップ順にUSBメモリ抜取り処理の動作を以下に説明する。
ステップS2−11
画像読取装置400(図5)は、読み取り可能状態を維持している。
ステップS2−12
インタフェース部11(図5)は、USBメモリ20(図5)の接続/未接続を監視している。
ステップS2−13
インタフェース部11(図5)は、USBメモリ20(図5)の未接続を検出するとステップS2−14へ進み、接続を検出している間は監視を継続している。
ステップS2−14
インタフェース部11(図5)は、USBメモリ20(図5)の未接続状態(切断状態)を検出すると未接続通知を識別部13(図5)へ送出してUSBメモリ20(図5)が抜取られたことを通知する。
ステップS2−15
識別部13(図5)は、未接続通知を受入れると、送信元情報格納部8(図5)に格納されているユーザ情報(ユーザ名称、E−mailアドレス)を削除する。
ステップS2−16
識別部13(図5)は、オペレーションパネル4(図5)へ、未接続通知を送出して接続待機状態への移行を指示する。
ステップS2−17
オペレーションパネル4(図5)は、識別部13(図5)から未接続通知を受入れると、USBメモリ20の接続待ちを示すメッセージを表示し、接続待機状態へ移行してフローを終了する。
以上説明したように、本実施例では、その内部にユーザ識別情報格納部21(図5)を備え、ユーザ識別情報格納部21(図5)に格納されているユーザ情報を、画像読取装置400(図5)に、着脱可能に提供することによって、USBメモリを画像読取装置400(図5)へ接続するだけでユーザを認証することが出来るので、ユーザIDの入力操作中にユーザIDを他人に知られる可能性が無くなるという効果を得る。本実施例では、利用可能ユーザ情報格納部12(図5)を管理者が格納管理しているので、ユーザ識別情報格納部21(図5)へユーザが勝手にユーザ情報を入力しても画像読取装置400(図5)の使用は許可されないことになる。
以下に、上記実施例2の変形例について説明する。
図9は、実施例2の変形例の構成を示すブロック図である。
図に示すように、実施例2の変形例の画像読取装置500は、読取部1と、画像処理部2と、イメージバッファ3と、オペレーションパネル4と、ネットワーク制御部5と、送信元情報格納部8と、インタフェース部11と、利用可能ユーザ情報格納部12と、装置設定格納部14と、識別部15と、USBメモリ30とを備える。以下に実施例2との相違部分のみについて説明する。実施例1または実施例2と同様の部分については、実施例1または実施例2と同一の符号を付して説明を省略する。
装置設定格納部14は、識別部15が、USBメモリ30から取得した、各ユーザの装置設定、及び送信先E−mailアドレスを格納するメモリである。
識別部15は、USBメモリ30から読み込んだユーザIDと、利用可能ユーザ情報格納部12に登録されているユーザIDとを照合してユーザ認証を実行し、画像読取装置500の利用可能、又は不可能を判断する部分である。利用可能と判断できた場合には、USBメモリ30に登録されているユーザ名称とE−mailアドレスを送信元情報格納部へ一時格納させる部分である。更に、本変形例では、USBメモリ30から読み出されたユーザの装置設定、及び送信先E−mailとを装置設定格納部14へ格納する部分である。この部分は、図示しないROMに予め格納されている所定の制御プログラムを、図示しないCPUが、起動・実行することによって生成される画像読取装置500のコンピュータ制御機能をブロック化して表示した部分である。
USBメモリ30は、その内部にユーザ識別情報格納部21、及びユーザ設定格納部32を備え、ユーザ識別情報格納部21に格納されているユーザ情報と、ユーザ設定格納部32に格納されているユーザの装置設定、及び送信先E−mailとを画像読取装置500に、着脱可能に提供する部分である。ユーザ識別情報格納部21に格納されているユーザ情報の内容は、既に説明した図2と全く同様なので説明を省略する。ここでユーザ設定格納部32に格納されているユーザの装置設定は、USBメモリ30の所有者が画像読取装置500を利用するときの初期設定値である。
以上説明した実施例2の変形例の画像読取装置500の動作を、フローチャートを用いて説明する。最初に、画像読取装置500の使用を求める利用者の認証動作について説明し、続いて、画像読取装置500からネットワーク200を介してPC100へ、所定のパケット(画像情報)をE−mail送信する動作について説明する。
図10は、実施例2の変形例における利用者識別処理のフローチャートである。
図に示すステップS2−21からステップS2−35までステップ順に利用者識別処理の動作を以下に説明する。但し、実施例2と異なる動作のみについて説明する。実施例2と同様の動作については、該当する実施例2のステップ番号を付記し、その説明を省略する。ステップS2−21からステップS2−29までは、実施例2におけるステップS2−1からステップS2−9までと同様であり、ステップS2−34とステップS2−35は、実施例2におけるステップS2−13と、ステップS2−14と同様なので、ステップS2−30からステップS2−33について説明する。
ステップS2−30
識別部15(図9)は、ユーザ情報読出要求通知をインタフェース部11(図9)へ送出し、ユーザ識別情報格納部21(図9)に格納されているユーザ情報(ユーザ名称、E−mailアドレス)の読み込みを指示する。更に、識別部15(図9)は、ユーザ設定情報読出要求通知をインタフェース部11(図9)へ送出し、設定値と送信先E−mailアドレスの読み込みを指示する。
ステップS2−31
インタフェース部11(図9)は、ユーザ識別情報格納部21(図9)からユーザ情報(ユーザ名称、E−mailアドレス)を読み出して識別部15(図9)へ送出する。更に、インタフェース部11(図9)は、ユーザ設定格納部32(図9)から設定値と送信先E−mailアドレスの読み出して識別部15(図9)へ送出する。
ステップS2−32
識別部15(図9)は、ユーザ情報(ユーザ名称、E−mailアドレス)を送信元情報格納部8(図9)へ送出して一時格納させる。
ステップS2−33
識別部15(図9)は、設定値と送信先E−mailアドレスとを装置設定格納部14(図9)へ送出して一時格納させる。
図11は、実施例2の変形例におけるE−mail送信処理のフローチャートである。
図に示すステップS2−41からステップS2−51までステップ順にE−mail送信処理の動作を以下に説明する。
実施例1(実施例2も同様)と同様の動作については、該当する実施例1のステップ番号を付記し、その説明を省略する。ステップS2−41からステップS2−44までは、実施例1におけるステップS1−11からステップS1−14までと同様なので、ステップS2−45以降について説明する。
ステップS2−45
読取部1(図9)にセットされた原稿画像のE−mail送信が完了すると、オペレーションパネル4(図9)は識別部15(図9)へユーザ設定情報書出要求通知を送出する。
ステップS2−46
識別部15(図9)は、ユーザ設定情報書出要求通知を受入れると、装置設定格納部14(図9)からユーザ設定情報(設定値、送信先E−mailアドレス)を取得する。
ステップS2−47
識別部15(図9)は、ユーザ設定情報(設定値、送信先E−mailアドレス)をインタフェース部11(図9)へ送出し、ユーザ設定格納部32(図9)への書き込みを要求する。
ステップS2−48
インタフェース部11(図9)は、ユーザ設定情報(設定値、送信先E−mailアドレス)をユーザ設定格納部32(図9)へ書き込む。
ステップS2−49
インタフェース部11(図9)は、ユーザ設定格納部32(図9)へのユーザ設定情報(設定値、送信先E−mailアドレス)の書き込みが完了すると識別部15(図9)へ書込完了通知を送出する。
ステップS2−50
識別部15(図9)は、オペレーションパネル4(図9)へ、画像情報の読み取りが、可能になったことを知らせる読取可能通知を送出する。
ステップS2−51
オペレーションパネル4(図9)は、識別部15(図9)から読取可能通知を受入れると、読取可能のメッセージを表示してフローを終了する。
以上説明したように、実施例2の変形例では、USBメモリ30(図9)にユーザ設定格納部32(図9)を備え、送信元としてのユーザ名称、E−mailアドレス以外に、各ユーザが設定したユーザ設定情報(設定値、送信先E−mailアドレス)を用いて個人管理をすることが可能になるので、他人に知られたくないE−mailアドレス等を画像読取装置500に格納する必要がなくなるという効果を得る。
上記実施例1及び実施例2では画像読取装置の使用を希望しているユーザの認証を画像読取装置の内部で実行したが、本実施例では、ユーザの認証を、本実施例で新たに設けた認証サーバに於いて実行することとする。即ち、画像読取装置単体ではなく画像処理システムとして実行することとする。このようにユーザの認証を、画像読取装置とは異なる他の部門で実行することによって、より一層信頼性が向上するからである。
図12は、実施例3の画像処理システム構成を示すブロック図である。
図に示すように実施例3の画像処理システム800は、ネットワーク200を介して、画像読取装置600、認証サーバ700、及びPC100が相互に接続され、構成される。以下に各構成部分の詳細について説明する。
画像読取装置600は、該画像読取装置600の使用を許可されたユーザの要求に基づいて原稿画像から画像情報を取得し、ディジタルイメージデータに変換し、所定の情報を付加した画像情報パケットを生成し、ネットワーク200を介して、PC100へ送信する装置である。その内部は以下のように構成される。
画像読取装置600は、読取部1と、画像処理部2と、イメージバッファ3と、オペレーションパネル4と、送信元情報格納部8と、ユーザ問い合わせ部9と、ネットワーク制御部10とを備える。以下に実施例1の画像読取装置300との相違部分のみについて説明する。実施例1と同様の部分については実施例1と同一の符号を付して説明を省略する。
ユーザ問い合わせ部9は、オペレーションパネル4を介して画像読取装置600の使用を求めるユーザのユーザIDを受入れると、ユーザの認証とユーザ情報の取得を求めるユーザ情報取得要求通知をネットワーク制御部10へ送出する部分である。このときネットワーク制御部10から認証サーバ700への接続不許可通知を受入れるとオペレーションパネル4をユーザID入力待機状態へ復帰させる部分である。また、ネットワーク制御部10から認証失敗通知を受入れるとオペレーションパネル4をユーザID入力待機状態へ復帰させる部分である。認証結果が成功のときには、ユーザ情報(ユーザ名称、Eメールアドレス等を)を受け入れて送信元情報格納部8に一時格納させる部分である。この部分は、図示しないROMに予め格納されている所定の制御プログラムを、図示しないCPUが、起動・実行することによって生成される画像読取装置600のコンピュータ制御機能をブロック化して表示した部分である。
ネットワーク制御部10は、送信元情報格納部8に一時格納されている、ユーザ名称、Eメールアドレス等をイメージバッファ3に格納されているイメージデータに付加して画像情報パケットを構成し、PC100へ送信する部分である。本実施例では特に、ユーザ問い合わせ部9からユーザ情報取得要求通知を受入れると、ユーザID、及び画像読取装置のID、及びパスワードを含めたユーザ情報取得要求信号を生成し、認証サーバ700へ送信する部分である。ここで画像読取装置のID及びパスワードは、認証サーバ700による画像読取装置600に対する接続許可/不許可の判断対象情報となる。又、認証サーバ700から接続不許可信号を受信したときは、接続不許可通知をユーザ問い合わせ部9へ送出する部分である。又、認証サーバ700から認証失敗通知信号を受信したときには、認証失敗通知信号をユーザ問い合わせ部9へ送出する部分である。更に、認証成功の場合には、ユーザ情報を受入れてユーザ問い合わせ部9へ送出する部分である。この部分は、図示しないROMに予め格納されている所定の制御プログラムを、図示しないCPUが、起動・実行することによって生成される画像読取装置600のコンピュータ制御機能をブロック化して表示した部分である。さらに、この部分は、所定のプロトコルに基づいて画像読取装置600をネットワーク200へ通信接続するネットワークインタフェース機能を有する回路基板を備えている。
認証サーバ700は、その内部にユーザ情報格納部41と、ユーザ情報識別・返信部42と、ネットワーク制御部43とを備え、ネットワーク200を介して画像読取装置600からユーザ情報取得要求信号を受信すると、その信号に含まれている画像読取装置のID、及びパスワード等から、画像読取装置600に対する接続許可/不許可の判断し、不許可と判断した場合には接続不許可信号を画像読取装置600へ送信する部分である。又、接続許可と判断した場合には、ユーザIDに基づいてユーザ認証を実行し、認証失敗の場合には認証失敗通知信号を画像読取装置600へ送信し、認証成功の場合にはユーザ情報をネットワーク200を介して画像読取装置600へ返信するサーバ装置である。
ユーザ情報格納部41は、画像読取装置600の使用が想定されるユーザのユーザ情報を予め格納するメモリである。ユーザ情報の内容は図2で説明した内容と同一なので説明を省略する。
ユーザ情報識別・返信部42は、ネットワーク制御部43からユーザ情報取得要求通知を受入れると、その信号に含まれている画像読取装置600のID、及びパスワード等から、画像読取装置600に対する接続許可/不許可の判断し、不許可と判断した場合には接続不許可通知をネットワーク制御部43へ送出し、又、接続許可と判断した場合には、入力されたユーザIDと、ユーザ情報格納部41に格納されているユーザIDとを照合してユーザ認証を実行する部分である。又、認証失敗の場合には認証失敗通知をネットワーク制御部43へ送出し、認証成功の場合には該当するユーザ情報をユーザ情報格納部41から読み出してネットワーク制御部43へ送出する部分である。この部分は、図示しないROMに予め格納されている所定の制御プログラムを、図示しないCPUが、起動・実行することによって生成される認証サーバ700のコンピュータ制御機能をブロック化して表示した部分である。
ネットワーク制御部43は、ネットワーク200を介して画像読取装置600からユーザ情報取得要求信号を受入れると、ユーザ情報取得要求通知をユーザ情報識別・返信部42へ送出する部分である。又、ユーザ情報識別・返信部42から接続不許可通知を受入れると、接続不許可信号を画像読取装置600へ送信する部分である。更に、認証失敗通知を受入れると認証失敗通知信号を画像読取装置600へ送信し、ユーザ情報を受入れるとユーザ情報信号を画像読取装置600へ送信する部分である。この部分は、図示しないROMに予め格納されている所定の制御プログラムを、図示しないCPUが、起動・実行することによって生成される認証サーバ700のコンピュータ制御機能をブロック化して表示した部分である。尚、この部分は、所定のプロトコルに基づいて認証サーバ700をネットワーク200へ通信接続するネットワークインタフェース機能を有する回路基板を有している。
PC100は、ネットワーク200を介して画像読取装置600から、画像読取装置600が原稿画像から読み取った画像情報を含めて生成されたE−mail信号(画像情報パケット)を受信する端末装置であり、通常はパーソナルコンピュータが用いられる。ネットワーク200は、画像読取装置600、認証サーバ700、及びPC100を所定のプロトコルに基づいて通信接続する通信ネットワークである。
以上説明した実施例3の画像処理システム800の動作を、フローチャートを用いて説明する。
図13は、実施例3の画像処理システムにおける利用者識別処理のフローチャートである。
図中、画像読取装置側に記載されているフローは、画像読取装置600(図12)における動作を示し、認証サーバ側に記載されているフローは、認証サーバ700(図12)における動作を示している。両者間の交信はネットワーク200(図12)を介して行なわれる。図に示すステップS3−1からステップS3−12までステップ順(時刻経過順に一致)に利用者識別処理の動作を以下に説明する。
ステップS3−1
画像読取装置600(図12)は、画像読取装置600(図12)の使用を求める利用者が、自己のユーザIDを入力するのを待って待機している。このときオペレーションパネル4(図12)には、ユーザID入力待ちを示すメッセージが表示されている。利用者が、自己のユーザIDをオペレーションパネル4(図12)に入力完了するとステップS3−2へ進む。入力完了までは、待機状態が継続される。
ステップS3−2
ユーザ問い合わせ部9(図12)は、オペレーションパネル4(図12)を介して画像読取装置600(図12)の使用を求めるユーザのユーザIDを受入れると、ユーザの認証とユーザ情報の取得を求めるユーザ情報取得要求通知をネットワーク制御部10(図12)へ送出する。ネットワーク制御部10(図12)は、ユーザ問い合わせ部9(図12)からユーザ情報取得要求通知を受入れると、ユーザID、及び画像読取装置600(図12)のID、及びパスワードを含めたユーザ情報取得要求信号を生成し、ネットワーク200(図12)を介して認証サーバ700(図12)へ送信する。
ステップS3−3
ネットワーク制御部43(図12)は、ネットワーク200(図12)を介してユーザ情報取得要求信号を受信し、ユーザ情報取得要求通知をユーザ情報識別・返信部42(図12)へ送出する。
ステップS3−4
ユーザ情報識別・返信部42(図12)は、ネットワーク制御部43(図12)からユーザ情報取得要求通知を受入れると、その信号に含まれている画像読取装置600(図12)のID、及びパスワード等から接続許可/不許可の判断し、許可と判断した場合にはステップS3−5へ進み、不許可と判断した場合にはステップS3−4−(1)へ進む。
ステップS3−4−(1)
ユーザ情報識別・返信部42(図12)が不許可通知をネットワーク制御部43(図12)へ送出すると、ネットワーク制御部43(図12)は接続不許可信号を生成し、ネットワーク200(図12)を介して画像読取装置600(図12)へ送信する。
ステップS3−4−(2)
ネットワーク制御部10(図12)は、接続不許可信号を受入れるとステップS3−1へ戻してオペレーションパネル4(図12)をユーザID入力待機状態へ戻す。
ステップS3−5
ユーザ情報識別・返信部42(図12)は、入力されたユーザIDと、ユーザ情報格納部41(図12)に格納されているユーザIDとを比較してユーザ認証を実行し、認証成功の場合には、ステップS3−6へ進み、認証失敗の場合にはステップS3−5−(1)へ進む。
ステップS3−5−(1)
ユーザ情報識別・返信部42(図12)が認証失敗通知をネットワーク制御部43(図12)へ送出すると、ネットワーク制御部43(図12)は、認証失敗通知信号を生成し、ネットワーク200(図12)を介して画像読取装置600(図12)へ送信する。
ステップS3−5−(2)
ネットワーク制御部10(図12)は、認証失敗通知信号を受入れるとステップS3−1へ戻してオペレーションパネル4(図12)をユーザID入力待機状態へ戻す。
ステップS3−6
ユーザ情報識別・返信部42(図12)は、該当するユーザ情報をユーザ情報格納部41(図12)から読み出してネットワーク制御部43(図12)へ送出する
ステップS3−7
ネットワーク制御部43(図12)はユーザ情報信号を生成し、ネットワーク200(図12)を介して画像読取装置600(図12)へ送信する。
ステップS3−8
ネットワーク制御部10(図12)は、ユーザ情報信号を受入れると、ユーザ情報をユーザ問い合わせ部9(図12)へ送出する。
ステップS3−9
ユーザ問い合わせ部9(図12)は、ユーザ情報をオペレーションパネル4(図12)に表示させユーザのチェックを求め、NULL情報だった場合にはステップS3−1へ戻してオペレーションパネル4(図12)をユーザID入力待機状態へ戻す。正常なユーザ情報であった場合にはステップS3−10へ進む。
ステップS3−10
ユーザ問い合わせ部9(図12)は、受入れたユーザ情報信号を送信元情報格納部8(図12)へ一時格納する。
ステップS3−11
ユーザ問い合わせ部9(図12)は、オペレーションパネル4(図12)へ、画像情報の読み取りが、可能になったことを知らせる読取可能通知を送出する。
ステップS3−12
オペレーションパネル4(図12)は、ユーザ問い合わせ部9(図12)から読取可能通知を受入れると、読取可能のメッセージを表示してフローを終了する。他の動作は、実施例1と同様なので説明を省略する。
以上説明したように、ユーザの認証を、本実施例で新たに設けた認証サーバ700(図12)に於いて実行することによって、画像読取装置とは異なる他の部門でユーザの認証実行することになる。従って、認証サーバ700(図12)への接続に対しても予め許可されている画像読取装置ID、及びパスワードがチェックされることになるのでユーザの認証は、より一層信頼性が向上するという効果を得る。
尚、本実施例における画像読取装置600(図12)に、印刷装置を更に備え、原稿画像から画像情報を読み取って印刷し、画像情報の印刷終了後に、そのディジタルイメージデータに所定の情報を付加し、画像情報パケットを生成し、ネットワーク200を介して、所定の記憶装置(ここでは一例としてPC100(図12))へ送信することとしても良い。あるいは又、画像情報を他のPCから受信して印刷し、画像情報の印刷終了後に、そのディジタルイメージデータに所定の情報を付加し、画像情報パケットを再度生成し、ネットワーク200を介して、所定の記憶装置へ送信することとしても良い。以下にその一例について説明する。
上記実施例1から実施例3では、画像読取装置が原稿画像から画像情報を読み取って所定のPCへ送出する場合を想定し、画像読取装置の使用を求めるユーザの認証を行っていた。本実施例では、プリンタ装置が、ネットワークを介してPCから所定の画像情報を受信し(自己が原稿画像から画像情報を読み取っても良い)、この受信した画像を印刷後、所定のサーバ(又は所定のPC)へ転送する場合を想定する。この場合には、プリンタ装置の使用を求めるユーザの認証が必要になってくる。かかる情報処理システムは、以下のように構成される。
図14は、実施例4の画像処理システム構成を示すブロック図である。
図に示すように実施例4の画像処理システム900は、ネットワーク200を介して、画像転送装置650、認証サーバ750、及びPC150が相互に接続され、構成される。以下に各構成部分の詳細について説明する。
画像転送装置650は上記プリンタ装置に該当し、このプリンタ装置の使用を求めるユーザの要求に基づいてPC150からユーザID信号を受入れると、認証サーバ750に対してユーザ認証を要求し、ユーザ認証されるとPC150から画像情報パケットを受信し、画像情報の印刷終了後に、そのディジタルイメージデータに所定の情報を付加た画像情報パケットを再度生成し、ネットワーク200を介して、認証サーバ750へ転送する装置である。その内部は以下のように構成される。
画像転送装置650は、読取部51と、画像処理部52と、イメージバッファ53と、オペレーションパネル54と、送信元情報格納部55と、ユーザ問い合わせ部56と、ネットワーク制御部57と、印刷機構部58とを備える、画像読取可能な(一例)プリンタ装置である。以下にその詳細について説明する。
読取部51は、原稿画像から画像情報を取得するイメージスキャナである。本実施例による画像転送装置650が、図示しない原稿画像から画像情報を直接取得して印刷する場合に必要になる部分である。このように、読取部51を備えることによって、画像転送装置650は、上記実施例3における画像読取装置600(図12)としても動作させることが可能になる。
画像処理部52は、ネットワーク制御部57がネットワーク200を介してPC150から受信した画像情報パケットを分解して印刷データを生成して印刷機構部58へ送出すると共に、ディジタルイメージデータとしてイメージバッフア53へ格納させる部分である。又、読取部51の出力信号を受入れて印刷データを生成して印刷機構部58へ送出すると共に、ディジタルイメージデータとしてイメージバッフア53へ格納させる部分である。
イメージバッファ53は、画像処理部52からディジタルイメージデータを受入れて格納するメモリである。
オペレーションパネル54は、本実施例による画像転送装置650が、図示しない原稿画像から画像情報を直接取得して印刷する場合に、ユーザに対して装置全体の操作、設定、メッセージ等を表示し、更に、画像転送装置650を実施例3と同様に使用するユーザが、自己の識別に用いられるユーザIDの入力を行う操作盤であり、ユーザと画像転送装置650との間で、マンマシンインタフェースの役割を分担する部分である。
送信元情報格納部55は、ネットワーク制御部57がイメージバッファ53に格納されているイメージデータを用いて認証サーバ750へE−mailで送信する画像情報パケットを構成するときに、そのパケットの送信元となるアドレス、即ち、画像転送装置650に固有の画像転送装置ID、及びE−mailアドレスを予め格納するメモリである。更に、ユーザ問い合わせ部36から受入れたユーザ情報を一時格納するメモリでもある。
ユーザ問い合わせ部56は、ネットワーク制御部57から画像処理装置の使用を求めるユーザのユーザIDを受入れると、ユーザの認証とユーザ情報の取得を求めるユーザ情報取得要求通知をネットワーク制御部57へ送出する部分である。又、ネットワーク制御部57からユーザ情報(ユーザ名称、Eメールアドレス等を)を受け入れて送信元情報格納部55に一時格納させる部分である。この部分は、図示しないROMに予め格納されている所定の制御プログラムを、図示しないCPUが、起動・実行することによって生成される画像転送装置650のコンピュータ制御機能をブロック化して表示した部分である。
ネットワーク制御部57は、ユーザ問い合わせ部56からユーザ情報取得要求通知を受入れると、ユーザID、及び画像転送装置のID、及びパスワードを含めたユーザ情報取得要求信号を生成し、認証サーバ750へ送信する部分である。ここで画像転送装置のID及びパスワードは、認証サーバ700による画像転送装置650に対する接続許可/不許可の判断対象情報となる。又、PC150からネットワーク200を介して、画像情報パケットを受信し、画像処理部52へ送出する部分である。又、送信元情報格納部55に一時格納されている、ユーザ名称、Eメールアドレス等を、イメージバッファ53に格納されているイメージデータに付加して画像情報パケットを再構成し、PC150へ送信する部分である。さらに、画像転送装置650の使用を求めるユーザのユーザ認証を実行するための制御信号の交信を認証サーバ750、及びPC150と実行する部分である。この部分は、図示しないROMに予め格納されている所定の制御プログラムを、図示しないCPUが、起動・実行することによって生成される画像転送装置650のコンピュータ制御機能をブロック化して表示した部分である。尚、この部分は、所定のプロトコルに基づいて画像転送装置650をネットワーク200へ通信接続するネットワークインタフェース機能を有する回路基板を有している。
認証サーバ750は、その内部にユーザ情報格納部61と、ユーザ情報識別・返信部62と、ネットワーク制御部63とを備え、ネットワーク200を介して画像転送装置650からユーザ情報取得要求信号を受信すると、その信号に含まれている画像転送装置のID、及びパスワード等から、画像転送装置650に対する接続許可/不許可の判断し、不許可と判断した場合には接続不許可信号をPC150へ送信する部分である。又、接続許可と判断した場合には、ユーザIDに基づいてユーザ認証を実行し、認証失敗の場合には認証失敗通知信号をPC150へ送信し、認証成功の場合にはユーザ情報をネットワーク200を介してPC150へ返信し、画像転送装置650へ転送させる部分である。更に、画像転送装置650から、印刷終了後の画像情報を内容とする画像情報パケットを受信して、その画像情報を格納するサーバ装置である。
ユーザ情報格納部61は、画像転送装置650の使用が想定されるユーザのユーザ情報を予め格納するメモリである。ユーザ情報の内容は図2で説明した内容と同一なので説明を省略する。
ユーザ情報識別・返信部62は、ネットワーク制御部63からユーザ情報取得要求通知を受入れると、その信号に含まれている画像転送装置650のID、及びパスワード等から、画像転送装置650に対する接続許可/不許可の判断し、不許可と判断した場合には接続不許可通知をネットワーク制御部63へ送出し、又、接続許可と判断した場合には、入力されたユーザIDと、ユーザ情報格納部61に格納されているユーザIDとを照合してユーザ認証を実行する部分である。又、認証失敗の場合には認証失敗通知をネットワーク制御部63へ送出し、認証成功の場合には該当するユーザ情報をユーザ情報格納部61から読み出してネットワーク制御部63へ送出する部分である。この部分は、図示しないROMに予め格納されている所定の制御プログラムを、図示しないCPUが、起動・実行することによって生成される認証サーバ750のコンピュータ制御機能をブロック化して表示した部分である。
ネットワーク制御部63は、ネットワーク200を介して画像転送装置650からユーザ情報取得要求信号を受入れると、ユーザ情報取得要求通知をユーザ情報識別・返信部62へ送出する部分である。又、ユーザ情報識別・返信部62から接続不許可通知を受入れると、接続不許可信号をPC150へ送信する部分である。又、認証失敗通知を受入れると認証失敗通知信号をPC150へ送信し、ユーザ情報を受入れるとユーザ情報信号をPC150へ送信する部分である。更に、画像転送装置650から、印刷終了後の画像情報を内容とする画像情報パケットを受信して、その画像情報を画像情報格納部64へ格納させる部分である。この部分は、図示しないROMに予め格納されている所定の制御プログラムを、図示しないCPUが、起動・実行することによって生成される認証サーバ750のコンピュータ制御機能をブロック化して表示した部分である。尚、この部分は、所定のプロトコルに基づいて認証サーバ750をネットワーク200へ通信接続するネットワークインタフェース機能を有する回路基板を有している。
画像情報格納部64は、ネットワーク制御部63がネットワーク200を介して、画像転送装置650から受信した印刷終了後の画像情報を受入れて格納するメモリである。
PC150は、画像転送装置650の使用を求めるユーザからユーザIDを受入れると、ユーザID信号を画像転送装置650へ送信し、その使用許可を求める上位装置である。又、認証サーバ750から接続不許可信号、又は認証失敗通知信号を受信すると、その旨を、ユーザへ表示して再処理を求める上位装置である。更に、画像転送装置650から画像情報送信許可信号を受信すると、ユーザが印刷処理を求めている画像情報を内容とする画像情報パケットを生成し、画像転送装置650へE−mail送信する上位装置である。通常はパーソナルコンピュータが用いられる。ネットワーク200は、画像読取装置600、認証サーバ700、及びPC100を所定のプロトコルに基づいて通信接続する通信ネットワークである。
以上説明した実施例4の画像処理システム900の動作を、フローチャートを用いて説明する。最初に、画像転送装置650の使用を求める利用者の認証動作について説明し、続いて、PC150から画像転送装置650を介して認証サーバ750へ、所定のパケット(画像情報)をE−mail送信する動作について説明する。
図15は、実施例4の画像処理システムにおける利用者識別処理のフローチャートである。
図中、PC側に記載されているフローは、PC150(図14)における動作を示し、画像転送装置側に記載されているフローは、画像転送装置650(図14)における動作を示し、認証サーバ側に記載されているフローは、認証サーバ750(図14)における動作を示している。3者間の交信はネットワーク200(図14)を介して行なわれる。図に示すステップS4−1からステップS4−17までステップ順(時刻経過順に一致)に利用者識別処理の動作を以下に説明する。
ステップS4−1
PC150(図14)は、画像転送装置650(図14)の使用を求める利用者が、自己のユーザIDを入力するのを待って待機している。このときPC150(図14)の図示しない操作盤には、ユーザID入力待ちを示すメッセージが表示されている。利用者が、自己のユーザIDを図示しない操作盤に入力完了するとステップS4−2へ進む。入力完了までは、待機状態が継続される。
ステップS4−2
PC150(図14)は、ネットワーク200を介してユーザID信号を画像転送装置650(図14)へ送信する。
ステップS4−3
ネットワーク制御部57(図14)は、ネットワーク200を介してユーザID信号を受信する。
ステップS4−4
ユーザ問い合わせ部56(図14)は、ネットワーク制御部57(図14)から、画像転送装置650(図14)の使用を求めるユーザのユーザIDを受入れると、ユーザの認証とユーザ情報の取得を求めるユーザ情報取得要求通知をネットワーク制御部57(図14)へ送出する。ネットワーク制御部57(図14)は、ユーザ問い合わせ部56(図14)からユーザ情報取得要求通知を受入れると、ユーザID、及び画像転送装置のID、及びパスワードを含めたユーザ情報取得要求信号を生成し、ネットワーク200(図14)を介して認証サーバ750(図14)へ送信する。
ステップS4−5
ネットワーク制御部63(図14)は、ネットワーク200(図12)を介してユーザ情報取得要求信号を受信し、ユーザ情報取得要求通知をユーザ情報識別・返信部62(図14)へ送出する。
ステップS4−6
ユーザ情報識別・返信部62(図14)は、ネットワーク制御部43(図12)からユーザ情報取得要求通知を受入れると、その信号に含まれている画像転送装置のID、及びパスワード等から接続許可/不許可の判断し、許可と判断した場合にはステップS4−7へ進み、不許可と判断した場合にはステップS4−6−(1)へ進む。
ステップS4−6−(1)
ユーザ情報識別・返信部62(図14)が不許可通知をネットワーク制御部63(図14)へ送出すると、ネットワーク制御部63(図14)は接続不許可信号を生成し、ネットワーク200(図14)を介してPC150(図14)へ送信する。
ステップS4−6−(2)
PC150(図14)は、接続不許可信号を受入れるとステップS4−1へ戻してユーザID入力待機状態へ戻す。
ステップS4−7
ユーザ情報識別・返信部62(図14)は、入力されたユーザIDと、ユーザ情報格納部61(図14)に格納されているユーザIDとを比較してユーザ認証を実行し、認証成功の場合には、ステップS4−8へ進み、認証失敗の場合にはステップS4−7−(1)へ進む。
ステップS4−7−(1)
ユーザ情報識別・返信部62(図14)が認証失敗通知をネットワーク制御部63(図14)へ送出すると、ネットワーク制御部63(図14)は、認証失敗通知信号を生成し、ネットワーク200(図14)を介してPC150(図14)へ送信する。
ステップS4−7−(2)
PC150(図14)は、認証失敗通知信号を受入れるとステップS4−1へ戻してユーザID入力待機状態へ戻す。
ステップS4−8
ユーザ情報識別・返信部62(図14)は、該当するユーザ情報をユーザ情報格納部61(図14)から読み出してネットワーク制御部63(図14)へ送出する
ステップS4−9
ユーザ情報識別・返信部62(図14)は、該当するユーザ情報を受入れるとユーザ情報をネットワーク制御部63(図14)へ送出し、ネットワーク制御部63(図14)はユーザ情報信号を生成し、ネットワーク200(図14)を介してPC150(図14)へ送信する。
ステップS4−10
PC150(図14)は、ユーザ情報信号を受入れると、図示しない表示盤に表示してユーザの判断を求める。
ステップS4−11
ユーザ情報がNULL情報だった場合にはステップS4−1へ戻してユーザID入力待機状態へ戻す。正常なユーザ情報であった場合にはステップS4−12へ進む。
ステップS4−12
PC150(図14)は、ネットワーク200(図14)を介してユーザ情報信号を画像転送装置650(図14)へ転送する。
ステップS4−13
ネットワーク制御部57(図14)は、ネットワーク200(図14)を介してユーザ情報信号を受信し、ユーザ情報をユーザ問い合わせ部56(図14)へ送出する。
ステップS4−14
ユーザ問い合わせ部56(図14)は、受入れたユーザ情報信号を送信元情報格納部55(図14)へ一時格納する。
ステップS4−15
ユーザ問い合わせ部56(図14)は、画像情報送信許可通知をネットワーク制御部57(図14)へ送出すると、ネットワーク制御部57(図14)は、ネットワーク200(図14)を介してPC150(図14)へ画像情報送信許可信号を送信する。
ステップS4−16
PC150(図14)は、ネットワーク200(図14)を介して画像情報送信許可信号を受信する。
ステップS4−17
PC150(図14)は、画像情報送信許可状態へ移行してフローを終了する
図16は、実施例4におけるE−mail送信処理のフローチャートである。
図に示すステップS4−21からステップS4−29までステップ順にE−mail送信処理の動作を以下に説明する。
図中、PC側に記載されているフローは、PC150(図14)における動作を示し、画像転送装置側に記載されているフローは、画像転送装置650(図14)における動作を示し、認証サーバ側に記載されているフローは、認証サーバ750(図14)における動作を示している。3者間の交信はネットワーク200(図14)を介して行なわれる。図に示すステップS4−21からステップS4−29までステップ順(動作順に一致)に利用者識別処理の動作を以下に説明する。
ステップS4−21
PC150(図14)は、ネットワーク200(図14)を介して、画像情報を内容とする画像情報パケットのE−mail送信を開始する。
ステップS4−22
ネットワーク制御部57(図14)は、ネットワーク200(図14)を介して画像情報を内容とする画像情報パケットを受信し、画像処理部52(図14)へ送出する。
ステップS4−23
画像処理部52(図14)は、画像情報をイメージデータに変換し、イメージバッファ53(図14)へ送出して格納させる。更に、イメージデータを印刷データに変換して印刷機構部58(図14)へ送出し、印刷処理させる。
ステップS4−24
ネットワーク制御部57(図14)は、イメージバッファ53(図14)に格納されているイメージデータに送信元情報格納部55(図14)に格納されているユーザ名称とE−mailアドレスを付加した画像情報パケットを生成し、ネットワーク200(図14)を介して認証サーバ750(図14)へ送信し、ステップS4−24−(1)及びステップS4−25へ進む。
ステップS4−24−(1)
ネットワーク制御部63(図14)は、画像情報パケットを受信し、画像情報を画像情報格納部64(図14)へ送出する。
ステップS4−24−(2)
画像情報格納部64(図14)は、画像情報を受入れて格納する。
ステップS4−24−(3)
画像情報格納部64(図14)が、全ての画像情報を受入れて格納するまでステップS4−24−(1)からステップS4−24−(3)を繰り返し、全ての画像情報が格納されると認証サーバ750(図14)のフローは終了する。
ステップS4−25
上記画像情報パケットの送信が完了するまでステップS4−24、及びステップS4−25を繰り返し、送信が完了するとステップS4−26へ進む。
ステップS4−26
画像情報パケットの送信が完了するとネットワーク制御部57(図14)は、送信元情報格納部55(図14)へユーザ情報削除要求通知を送出してユーザ情報を削除させる。
ステップS4−27
ネットワーク制御部57(図14)は、処理完了通知信号をネットワーク200を介してPC150(図14)へ送信する。
ステップS4−28
PC150(図14)は、ネットワーク200を介して処理完了通知信号を受信すると、その旨、図示しない表示盤に表示してフローを終了する。
以上説明したように、実施例1から3に示すように画像読取装置が原稿画像から画像情報を読み取って所定のPCへ送出する場合のみならず、本実施例により、プリンタ装置が、ネットワークを介してPCから所定の画像情報を受信し(自己が原稿画像から画像情報を読み取っても良い)、この受信した画像を印刷後、所定のサーバ(又は所定のPC)へ転送する場合にも本発明を適用することが可能になるという効果を得る。
以上の説明では、原稿画像を読み取り、画像情報を送信するスキャナ装置、又は画像データを上位装置から受信するプリンタ装置に本発明を適用した場合について説明したが、本発明は、この例に限定されるものではない。即ち、ファクシミリ装置、複写機などにも適用可能である。
実施例1の画像読取装置の構成を示すブロック図である。 ユーザ情報の説明図である。 実施例1における利用者識別処理のフローチャートである。 実施例1におけるE−mail送信処理のフローチャートである。 実施例2の画像読取装置の構成を示すブロック図である。 利用可能ユーザ情報の説明図である。 実施例2における利用者識別処理のフローチャートである。 実施例2におけるUSBメモリ抜取り処理のフローチャートである。 実施例2の変形例の構成を示すブロック図である。 実施例2の変形例における利用者識別処理のフローチャートである。 実施例2の変形例におけるE−mail送信処理のフローチャートである。 実施例3の画像処理システム構成を示すブロック図である。 実施例3の画像処理システムにおける利用者識別処理のフローチャートである。 実施例4の画像処理システム構成を示すブロック図である。 実施例4の画像処理システムにおける利用者識別処理のフローチャートである。 実施例4におけるE−mail送信処理のフローチャートである。
符号の説明
1 読取部
2 画像処理部
3 イメージバッファ
4 オペレーションパネル
5 ネットワーク制御部
6 ユーザ情報格納部
7 識別部
8 送信元情報格納部
200 ネットワーク
300 画像読取装置

Claims (5)

  1. 原稿画像から画像情報を読み取る画像読取部を備え、該画像読取部が読み取った画像情報を所定の機器へ送信する画像読取装置であって、
    該画像読取装置の利用が想定される利用者の利用者情報を予め格納する利用者情報格納部と、
    前記画像情報の送信を求める利用者が入力する識別情報と、前記利用者情報格納部が格納する利用者情報とに基づいて前記利用者を認証する利用者識別部と、
    前記画像読取部が読み取った画像情報を所定の機器へ送信するネットワーク制御部とを備え、
    前記ネットワーク制御部は、前記利用者識別部が、前記利用者を認証すると、該利用者の利用者情報を前記画像情報に付加して前記所定の機器へ送信することを特徴とする画像読取装置。
  2. 前記利用者情報格納部は、
    前記画像読取装置に着脱可能に接続される外部記憶装置からなることを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
  3. 前記外部記憶装置は、
    前記利用者が任意に設定変更可能な情報を格納するユーザ設定情報格納部を更に備えることを特徴とする請求項2に記載の画像読取装置。
  4. 利用者の認証を行う認証サーバと、原稿画像から読み取った画像情報を所定の機器へ送信する画像読取装置とを含む画像処理システムであって、
    前記認証サーバは、
    前記画像システムの利用が想定される利用者の利用者情報を予め格納する利用者情報格納部と、前記画像読取装置から画像情報の送信を求める利用者が入力する識別情報と前記利用者情報格納部が格納する利用者情報とに基づいて前記利用者の認証を行い、該認証の結果を前記画像読取装置へ送信するユーザ情報識別・返信部を備え、
    前記画像読取装置は、
    前記画像情報の送信を求める利用者が入力する該利用者の識別情報を前記認証サーバへ送信して前記システム利用者の認証結果を求めるユーザ問い合わせ部と、前記ユーザ情報識別・返信部が前記利用者を認証すると、認証された利用者の利用者情報を前記画像情報に付加して前記所定の機器へ送信するネットワーク制御部とを備えることを特徴とする画像処理システム。
  5. 利用者の認証を行う認証サーバと、第一の機器から受信した画像情報を印刷出力し、該印刷出力した画像情報を第二の機器へ送信する画像転送装置とを含む画像処理システムであって、
    前記認証サーバは、
    前記画像システムの利用が想定される利用者の利用者情報を予め格納する利用者情報格納部と、前記第一の機器から受信する画像情報の送信を求める利用者が入力する識別情報と利用者情報格納部が格納する利用者情報とに基づいて前記利用者の認証を行い、該認証の結果を前記画像転送装置へ送信するユーザ情報識別・返信部を備え、
    前記画像転送装置は、
    前記印刷出力した画像情報の送信を求める利用者が入力する識別情報を前記認証サーバへ送信して前記利用者の認証結果を求めるユーザ問い合わせ部と、前記ユーザ情報識別・返信部が前記利用者を認証すると、認証された利用者の利用者情報を前記画像情報に付加して前記第二の機器へ送信する通信制御部を備えることを特徴とする画像処理システム。
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