JP2007150386A - イヤホンアンテナ - Google Patents

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Abstract

【課題】UHF帯の高周波帯の電波を効率よく受信すること。
【解決手段】電子装置に接続されるコネクタ21と、スイッチ22と、イヤホン25L、25Rと、コネクタとスイッチ間を接続する第1のケーブル23と、スイッチとイヤホン間を接続する接続部材とを備えたイヤホンアンテナ20に於いて、接続部材は、イヤホンジャック部24と、このイヤホンジャック部とイヤホン間を接続する第2のケーブル26と、スイッチとイヤホンジャック部間を接続する第3のケーブル27とから構成され、第3のケーブル27をアンテナとして使用する。
【選択図】図3

Description

本発明は、アンテナ装置に関し、特に、携帯端末装置に接続されてUHF帯の電波を受信するためのアンテナ機能を持つイヤホンアンテナに関する。
最近、携帯電話の一部機種では、テレビジョン放送やFM放送の視聴が可能なものが発売されてきている。また、携帯電話などの携帯端末装置(携帯機器)を用いて、音楽を聴くばかりでなく、地上波テレビジョン放送波を受信してテレビジョン放送を視聴可能なものが開発されつつある。地上波デジタル放送において、放送局に与えられる帯域は13のセグメントに分けられる。そのうちの12セグメントは通常の放送サービスに使われる。残る1セグメントを使って、携帯電話などによる移動受信サービスが行われる。そのため、このような移動受信サービスはワンセグ・モバイル(1セグメント放送)という呼ばれ方がされている。そして、NHKと民放各社は、携帯電話端末向けワンセグ放送を2006年3月27日から開始する予定である。
周知のように、地上波などのテレビジョン放送は、VHF(Very High Frequency)帯、及びUHF(Ultra High Frequency)帯の電波を利用する。UHF帯の電波を利用したテレビジョン放送では、470MHz〜770MHzの周波数範囲の電波を利用している。尚、地上波デジタル放送等はUHF帯の電波を使用して放送される。
このような各種の放送を受信するには、当然、アンテナ装置が必要となる。携帯機器の場合、その筐体等が小型である。これに対して、FM帯(80MHz)の電波を受信するアンテナ装置は、アンテナ長がλ/4の長さの場合、そのアンテナ長が約94cmにもなる。尚、λは受信すべき電波の受信波長である。したがって、このように長いアンテナ長を持つアンテナ装置は、到底、筐体内部に入れることは困難である。
そこで、一般的に音声を聴くイヤホンにアンテナ機能を持たせることが広く行われている。このようなアンテナ機能を持つイヤホンは、アンテナ内蔵イヤホン、若しくはイヤホンアンテナ等と呼ばれている。
図1に、通常知られている従来のイヤホンアンテナ10の構成を示す。図示のイヤホンアンテナ10は、携帯電話(図示せず)へ接続するコネクタ11と、スイッチ12と、コネクタ11とスイッチ12間を接続する第1のケーブル(コネクタ−スイッチ間ケーブル)13と、一対のイヤホン14L、14Rと、スイッチ12とイヤホン14L、14R間を接続する第2のケーブル(スイッチ−イヤホン間ケーブル)15とを備えている。この第2のケーブルはイヤホンケーブルとも呼ばれる。
図2に図1に示したイヤホンアンテナ10の回路図を示す。尚、図2では、アンテナに関係しないライン(例えば、マイクライン、スイッチライン等)の図示を省略してある。スイッチ12は、高周波分離用素子121を備える。第1のケーブル13は、受信信号を伝送するための同軸ケーブル13−1と、一対のイヤホン信号ライン13−2と、イヤホングランドライン13−3とを有する。コネクタ11は、同軸ケーブル13−1の中心導体に接続されたアンテナ端子11−1と、同軸ケーブル13−1の外部導体に接続されたアンテナ接地端子11−2と、一対のイヤホン信号ライン13−2に接続された一対のイヤホン端子11−3と、イヤホングランドライン13−3に接続されたイヤホン接地端子11−4とを持つ。
図1に示すようなイヤホンアンテナ10においては、スイッチ12とイヤホン14L、14Rとの間の第2のケーブル15をアンテナとして用いたり、コネクタ11とスイッチ13との間の第1のケーブル13をアンテナとして用いることが一般的である。
しかしながら、図1に示したイヤホンアンテナ10の構造の場合、次のような問題点がある。
先ず、スイッチ12とイヤホン14L、14Rとの間の第2のケーブル15をアンテナとして使用するとする。この第2のケーブル15のケーブル長は、使用者の体の部位の一般的な大きさに合せる必要があり、自ずとその一般的な大きさに規定される。しかしながら、放送受信のための最適な長さは一般的にはλ/4(λは受信波長)となるので、UHF帯の電波を受信するのに最適な長さは12.5cm前後である。したがって、UHF帯の電波の受信のためには、第2のケーブル15のケーブル長が長すぎることになる。その結果、十分にUHF帯の電波を受信することができない。
また、イヤホンアンテナ10のスイッチ12としては、単に音声の切り替え機能だけではなく、放送や携帯電話内のメモリ等に保存した音楽を聴く為に、リモコン機能を持たせたものが出てきている。そのような機種では、ユーザは自分の好みの音質などを求めて、イヤホンを独自に購入するなどして楽しむ場合が多い。そのような場合、イヤホンをアンテナとして用いようとしても、そのようなユーザの要求に答えることができない。何故なら、独自に購入したイヤホンのイヤホンケーブルには、アンテナとして用いるために最適に設計されているものではないからである。
また、コネクタ11とスイッチ12との間の第1のケーブル13をアンテナとして利用するとする。この場合、イヤホン14L、14Rの交換は可能となる。しかしながら、第1のケーブル13のケーブル長はユーザの使い勝手を向上させるために、通常は70cm〜90cmの範囲となっている。その為、第1のケーブル13のケーブル長は、特にUHF帯の電波を受信するのに最適な長さである12.5cm前後よりも相当長くなる。その結果、UHF帯の電波を良好に受信することができなくなるという問題点がある。
したがって、本発明の課題は、UHF帯の高周波帯等の所望の電波を効率よく受信することが可能なイヤホンアンテナを提供することにある。
本発明の他の課題は、ユーザが自由にイヤホンを選んで使用することができる、イヤホンアンテナを提供することにある。
本発明の第1の態様によれば、電子装置に接続されるコネクタ(21)と、スイッチ(22;22A)と、イヤホン(25L、25R)と、前記コネクタと前記スイッチ間を接続する第1のケーブル(23)と、前記スイッチと前記イヤホン間を接続する接続部材とを備えたイヤホンアンテナに於いて、前記接続部材が、イヤホンジャック部(24)と、該イヤホンジャック部と前記イヤホン間を接続する第2のケーブル(26)と、前記スイッチと前記イヤホンジャック部間を接続する第3のケーブル(27)とから構成され、前記第3のケーブルをアンテナとして使用することを特徴とするイヤホンアンテナ(20、20A、20B、20C、20D)が得られる。
上記イヤホンアンテナにおいて、前記第1のケーブル(23)は受信信号を伝送するための同軸ケーブル(23−1)を含み、前記第3のケーブル(27)は前記同軸ケーブルの中心導体に一端が接続されたアンテナ素子部(27−1;27A−1;27B−1,27C−1)を含み、該アンテナ素子部は実質的に受信すべき電波の1/4波長の長さ(λ/4)を持つものであって良い。また、前記受信すべき電波は、例えば、UHF帯にあって良い。
前記スイッチ(22)は前記同軸ケーブルを収容する回路基板(22−1)を備え、前記同軸ケーブルの外部導体が前記回路基板にグランド接続され、前記回路基板が、前記グランド接続された地点から実質的に前記受信すべき電波の1/4波長の長さを持つもので良い。その代わりに、前記スイッチは、前記同軸ケーブルの外部導体に一端が接続された付加ケーブル(22−2)を備え、前記付加ケーブルは、実質的に前記受信すべき電波の1/4波長の長さを持つもので良い。或いは、前記スイッチは、前記同軸ケーブルの外部導体に一端が接続された板金を備え、前記板金は、実質的に前記受信すべき電波の1/4波長の長さを持つもので良い。
前記スイッチ(22A)は回路基板(22A−1)を備え、前記アンテナ素子部(27A−1;27B−1、27C−1)の一部分が前記回路基板上に延在するように構成しても良い。この場合、前記回路基板(22A−1)上の前記アンテナ素子部の一部分(27C−1)が、前記回路基板上に形成されたパターンであっても良い。
尚、上記括弧内の符号は、本発明の理解を容易にするために付したものであり、一例にすぎず、これらに限定されないのは勿論である。
本発明では、スイッチとイヤホン間を接続する接続部材が、イヤホンジャック部と、イヤホンジャック部とイヤホン間を接続する第2のケーブルと、スイッチとイヤホンジャック部間を接続する第3のケーブルとから構成され、第3のケーブルをアンテナとして使用するようにしているので、所望の電波を効率よく受信することが可能になると共に、ユーザが自由にイヤホンを選んで使用することが可能となる。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図3を参照して、本発明の第1の実施の形態に係るイヤホンアンテナ20について説明する。図示のイヤホンアンテナ20は、携帯電話のような携帯端末装置等の電子装置(図示せず)へ接続するコネクタ21と、スイッチ22と、コネクタ21とスイッチ22間を接続する第1のケーブル(コネクタ−スイッチ間ケーブル)23と、イヤホンジャック部24と、一対のイヤホン25L、25Rと、イヤホンジャック部24とイヤホン25L、25R間を接続する第2のケーブル(ジャック−イヤホン間ケーブル)26と、スイッチ22とイヤホンジャック部24間を接続する第3のケーブル(スイッチ−ジャック間ケーブル)27とを備えている。
イヤホンジャック部24と第2のケーブル26と第3のケーブル27との組み合わせは、スイッチ22と一対のイヤホン25L、25R間を接続する接続部材として働く。
図示のスイッチ22はリモートコントローラで構成されている。図1に示したイヤホンアンテナ10と図3に示したイヤホンアンテナ20との間で形状において大きく異なる点は、図3に示したイヤホンアンテナ20では、スイッチ22とイヤホンジャック部24とを分離し、それらの間を第3のケーブル27で接続した構造を採用した点にある。そして、イヤホンアンテナ20では、第3のケーブル27にアンテナ用のケーブル(後述)を内蔵している。
従来のイヤホンアンテナ10においては、イヤホン14L、14Rのケーブル26は、図1に示されるように、スイッチ12に固定されている。或いは、イヤホン14L、14Rのケーブル26にプラグが付き、イヤホン14L、14Rがスイッチ12から取り外しできる構造であったとしても、ジャックはスイッチ12内に入っている。
図4に図3に示したイヤホンアンテナ20の回路図を示す。図4では、アンテナに関係しないライン(例えば、マイクライン、スイッチライン等)の図示を省略してある。スイッチ22は、高周波分離用素子221を備える。
第1のケーブル23は、受信信号を伝送するための同軸ケーブル23−1と、一対のイヤホン信号ライン23−2と、イヤホングランドライン23−3とを有する。コネクタ21は、同軸ケーブル23−1の中心導体に接続されたアンテナ端子21−1と、同軸ケーブル23−1の外部導体に接続されたアンテナ接地端子21−2と、一対のイヤホン信号ライン23−2に接続された一対のイヤホン端子21−3と、イヤホングランドライン23−3に接続されたイヤホン接地端子21−4とを持つ。
第3のケーブル27は、スイッチ22内に収容された同軸ケーブル23−1の中心導体とイヤホンジャック部24との間に配設されたアンテナ素子部27−1と、一対のイヤホン信号ライン27−2と、イヤホングランドライン27−3とを有する。すなわち、アンテナ素子部27−1の一端は、同軸ケーブル23−1の中心導体と接続されている。
尚、アンテナ素子部27−1は、同軸ケーブル23−1の中心導体をそのまま延在したものであっても良い。
図3に示したようなイヤホンアンテナ20の構造とすることにより、図4に示されるように、スイッチ22とイヤホンジャック部24との間に長さが短い(例えば、12.5cm前後)のアンテナ素子部27−1を配置することが可能となる。すなわち、アンテナ素子部27−1は実質的に受信すべき電波の1/4波長の長さを持つ。これにより、UHF帯等の高周波帯の電波を効率よく受信することができるようになる。また、FM帯やVHF帯の比較的周波数が低い帯域の電波は、例えば、コネクタ21とスイッチ22間の第1のケーブル23を使用することにより、受信することが可能となる。とにかく、図3に示したイヤホンアンテナ20では、コネクタ21とイヤホンジャック部24間で、FM帯、VHF帯、UHF帯の電波を効率よく受信することができる。
また、イヤホン25L、25Rから延在する第2のケーブル(イヤホンケーブル)26をアンテナ素子として用いないので、ユーザが自由にイヤホンを選んで使用することができるという利点もある。
とにかく、図3及び図4に示したイヤホンアンテナ20では、アンテナ素子部27−1として示した範囲のアンテナラインのみがアンテナとして動作する。
尚、図4に示したイヤホンアンテナ20では、高周波分離用素子221がスイッチ22内に設けられているが、その代わりに、イヤホンジャック部24内に高周波分離用素子を設けても良い。
図5を参照して、本発明の第2の実施の形態に係るイヤホンアンテナ20Aについて説明する。図示のイヤホンアンテナ20Aは、同軸ケーブル23−1の外部導体がスイッチ22の回路基板22−1上に接地されている点を除いて、図4に示したイヤホンアンテナ20と同様の構成を有し、動作をする。従って、図4に示したものと同様の機能を有するものには同一の参照符号を付して、以下では説明の簡略化のために相違点についてのみ説明する。
図5に示したイヤホンアンテナ20Aは、原理的には、図6に示したスリーブアンテナ30の動作と同様の動作をする。
すなわち、図6に示したスリーブアンテナ30は、同軸線路31の芯線31−1と外皮導体31−2を裏返した(折り返した)構造からなり、図7に示したダイポールアンテナ40と同様の動作を行う。ここで、芯線31−1の長さは1/4波長(λ/4)に等しく、裏返した外皮導体31−2の長さも1/4波長(λ/4)に等しい。
図5に示したイヤホンアンテナ20Aにおいては、アンテナ素子部27−1がスリーブアンテナ30の芯線31−1に対応し、スイッチ22の回路基板22−1がスリーブアンテナ30の裏返した外皮導体31−2に対応する。何故ならば、アンテナ素子部27−1はそのまま図6に示す芯線31−1に対応することは明らかであり、同軸ケーブル23−1の外部導体はスイッチ22の回路基板22−1にグランド接続されているからである。このときにおける、アンテナ素子部27−1の長さと、回路基板22−1のグランド接続された地点からの長さは、およそλ/4となる。したがって、回路基板22−1は、図6に示すスリーブアンテナ30の折り返された外皮導体31−2に相当する。
勿論、外観上は、スリーブアンテナ30では、折り返された外皮導体31−2は筒状であるのに対して、図5に示すイヤホンアンテナ20Aでは、それに対応するものが回路基板22−1となっているので、異なっている。しかしながら、等価回路的には、図6に示したスリーブアンテナ30と図5に示したイヤホンアンテナ20Aとは同等であり、動作原理が同等なアンテナとして動作する。
従って、図5に示したイヤホンアンテナ20Aは、図4に示したイヤホンアンテナ20とは異なった原理のアンテナとして動作する。
上記イヤホンアンテナ20Aの構造でも、UHF帯の電波を効率良く受信することができる。また、図4に示したイヤホンアンテナ20と比較して、図5に示したイヤホンアンテナ20Aは、外観上は同軸ケーブル23−1の外部導体が回路基板22−1にグランド接続される以外は変わらない。従って、製品になった場合、同軸ケーブル23−1のグランド接続部は回路基板22−1ごとスイッチ22のケース等に収まるため、イヤホンアンテナ20Aとイヤホンアンテナ20とはまったく外観上区別できない。
図8を参照して、本発明の第3の実施の形態に係るイヤホンアンテナ20Bについて説明する。図示のイヤホンアンテナ20Bは、同軸ケーブル23−1の外部導体をスイッチ22の回路基板にグランド接続する代わりに、同軸ケーブル23−1の外部導体の先端に付加ケーブル22−2の一端を接続した点を除いて、図5に示したイヤホンアンテナ20Aと同様の構成を有し、動作をする。従って、図5に示したものと同様の機能を有するものには同一の参照符号を付して、以下では説明の簡略化のために相違点についてのみ説明する。
付加ケーブル22−2はコネクタ21側に向けて配置されている。このときの付加ケーブル22−2のケーブル長は、凡そλ/4である。
図示のイヤホンアンテナ20Bでは、新に設けた付加ケーブル22−2がスリーブアンテナ30の外皮導体の折り返し部31−2に対応する。したがって、イヤホンアンテナ20Bの構造でもスリーブアンテナを構成することができる。
上記第2及び第3の実施の形態に係るイヤホンアンテナ20A、20Bでは、スリーブアンテナを構成する例を示しているが、スリーブアンテナを構成する手法はこれらに限定されないのは勿論である。例えば、本発明の第3の実施の形態に係るイヤホンアンテナ20Bにおいて、付加ケーブル22−2の代わりに板金などを用いても、同様にスリーブアンテナを構成することができ、同様の効果を得ることができる。
上述した本発明の第1乃至第3の実施の形態に係るイヤホンアンテナ20、20A、20Bにおいては、図9に示されるように、アンテナ素子部27−1がスイッチ22の外部に設けられている。その為、アンテナ素子部27−1は約12.5cmの1/4波長の長さを持つと共に、スイッチ22の回路基板22−1も約12.5cmの1/4波長の長さを持っている。
しかしながら、アンテナ素子部の一部分は、後述する実施の形態のように、スイッチの内部に配置されても良い。
図10を参照して、本発明の第4の実施の形態に係るイヤホンアンテナ20Cについて説明する。図10においては、イヤホンアンテナ20Cの主要部のみ図示しており、図示していない構成要素は、図4に示したものと同一である。
図示のイヤホンアンテナ20Cは、アンテナ素子部の一部分がスイッチの内部にまで配置されている点を除いて、図4及び図9に示したイヤホンアンテナ20と同様の構成を有する。従って、アンテナ素子部およびスイッチに、それぞれ、27A−1および22Aの参照符号を付してある。
図4及び図9に示すイヤホンアンテナ20では、同軸ケーブル23−1がスイッチ22の回路基板22−1上に収容されている。その為、アンテナ素子部27−1と回路基板22−1とは、共に約12.5cmの1/4波長の長さを持っている。
これに対して、図10に示したイヤホンアンテナ20Cでは、アンテナ素子部27A−1の一部分がスイッチ22Aの内部にまで延在して配置されている。アンテナ素子部27A−1の長さは、アンテナ素子部27−1と同じく、約12.5cmの1/4波長の長さを持っている。この為、スイッチ22Aの回路基板22A−1の長さ(サイズ)を、スイッチ22の回路基板22−1の長さ(サイズ)よりも短く(小さく)することができる。
図10に示すイヤホンアンテナ20Cにおいては、スイッチ22Aの外部に出ているアンテナ素子部27A−1の長さが4〜5cmあって、スイッチ22Aの内部に収容されたアンテナ素子部27A−1の長さは約8cmである。従って、スイッチ22Aの回路基板22A−1の長さは8cmとなる。
尚、アンテナ素子部27A−1は、同軸ケーブル23−1の中心導体をそのまま延在したものであっても良い。
図11を参照して、本発明の第5の実施の形態に係るイヤホンアンテナ20Dについて説明する。図示のイヤホンアンテナ20Dは、アンテナ素子部が後述するように変更されている点を除いて、図10に示すイヤホンアンテナ20Cと同様の構成を有する。
すなわち、図10に示すイヤホンアンテナ20Cでは、アンテナ素子部27A−1がスイッチ22Aの内部と外部とで区別されることなく、一本の芯線で構成されている。これに対して、図11に示すイヤホンアンテナ20Dでは、アンテナ素子部が、スイッチ22Aの外部の部分である第1のアンテナ素子部分27B−1と、スイッチ22Aの内部に配設された第2のアンテナ素子部分27C−1とから構成されている。そして、第2のアンテナ素子部分27C−1は、回路基板22A−1上に形成されたパターンで構成されている。したがって、パターン27C−1の一端は、第1のアンテナ素子部分27B−1の一端と接続され、パターン27Cの他端は、同軸ケーブル23−1の中心導体に接続されている。
図11に示すイヤホンアンテナ20Dにおいて、第1のアンテナ素子部分27B−1の長さは4〜5cmあって、パターン(第2のアンテナ素子部分)27C−1の長さは約8cmである。従って、スイッチ22Aの回路基板22A−1の長さは8cmとなる。
とにかく、本発明の第4及び第5の実施の形態に係るイヤホンアンテナ20C及び20Dにおいては、スイッチ22Aの回路基板22A−1のサイズ(長さ)を、本発明の第1乃至第3の実施の形態に係るイヤホンアンテナ20、20A、及び20Bにおけるスイッチ22の回路基板22−1のサイズ(長さ)よりも小さく(短く)することが出来る。
以上、本発明について好ましい実施の形態によって説明してきたが、本発明は上述した実施の形態に限定しないのは勿論である。例えば、上述した第1乃至第3の実施の形態では、第3のケーブル27の一端はスイッチ22に固定されているが、第3のケーブルにプラグを付け、スイッチがこのプラグと接続されるジャックを備えても良い。
従来のイヤホンアンテナの外観構成を示す斜視図である。 図1に示したイヤホンアンテナの回路構成を示す回路図である。 本発明の第1の実施の形態に係るイヤホンアンテナの外観構成を示す斜視図である。 図3に示したイヤホンアンテナの回路構成を示す回路図である。 本発明の第2の実施の形態に係るイヤホンアンテナの回路構成を示す回路図である。 スリーブアンテナの構成を示す斜視図である。 ダイポールアンテナの概略構成を示す図である。 本発明の第3の実施の形態に係るイヤホンアンテナの回路構成を示す回路図である。 本発明の第1乃至第3の実施の形態に係るイヤホンアンテナの主要部のみ図示する回路図である。 本発明の第4の実施の形態に係るイヤホンアンテナの主要部の回路構成を示す回路図である。 本発明の第5の実施の形態に係るイヤホンアンテナの主要部の回路構成を示す回路図である。
符号の説明
20、20A、20B、20C、20D イヤホンアンテナ
21 コネクタ
22、22A スイッチ(リモートコントローラ)
22−1、22A−1 回路基板
22−2 付加ケーブル
23 第1のケーブル(コネクタ−スイッチ間ケーブル)
23−1 同軸ケーブル
24 イヤホンジャック部
25L、25R イヤホン
26 第2のケーブル(ジャック−イヤホン間ケーブル)
27 第3のケーブル(スイッチ−ジャック間ケーブル)
27−1、27A−1 アンテナ素子部
27B−1 第1のアンテナ素子部分
27C−1 第2のアンテナ素子部分(パターン)

Claims (8)

  1. 電子装置に接続されるコネクタと、スイッチと、イヤホンと、前記コネクタと前記スイッチ間を接続する第1のケーブルと、前記スイッチと前記イヤホン間を接続する接続部材とを備えたイヤホンアンテナに於いて、
    前記接続部材が、イヤホンジャック部と、該イヤホンジャック部と前記イヤホン間を接続する第2のケーブルと、前記スイッチと前記イヤホンジャック部間を接続する第3のケーブルとから構成され、前記第3のケーブルをアンテナとして使用することを特徴とするイヤホンアンテナ。
  2. 前記第1のケーブルは受信信号を伝送するための同軸ケーブルを含み、前記第3のケーブルは前記同軸ケーブルの中心導体に一端が接続されたアンテナ素子部を含み、該アンテナ素子部は実質的に受信すべき電波の1/4波長の長さを持つ、ことを特徴とする請求項1に記載のイヤホンアンテナ。
  3. 前記受信すべき電波がUHF帯にある、請求項2に記載のイヤホンアンテナ。
  4. 前記スイッチは前記同軸ケーブルを収容する回路基板を備え、前記同軸ケーブルの外部導体が前記回路基板にグランド接続され、前記回路基板が、前記グランド接続された地点から実質的に前記受信すべき電波の1/4波長の長さを持つ、ことを特徴とする請求項2又は3に記載のイヤホンアンテナ。
  5. 前記スイッチは前記同軸ケーブルの外部導体に一端が接続された付加ケーブルを備え、前記付加ケーブルは実質的に前記受信すべき電波の1/4波長の長さを持つ、ことを特徴とする請求項2又は3に記載のイヤホンアンテナ。
  6. 前記スイッチは前記同軸ケーブルの外部導体に一端が接続された板金を備え、前記板金は実質的に前記受信すべき電波の1/4波長の長さを持つ、ことを特徴とする請求項2又は3に記載のイヤホンアンテナ。
  7. 前記スイッチは回路基板を備え、前記アンテナ素子部の一部分が前記回路基板上に延在していることを特徴とする、請求項2又は3に記載のイヤホンアンテナ。
  8. 前記回路基板上の前記アンテナ素子部の一部分が、前記回路基板上に形成されたパターンである、請求項7に記載のイヤホンアンテナ。
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