JP4924126B2 - 受信装置及びアンテナ - Google Patents

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Description

本発明は、受信装置及びアンテナに関し、例えばディジタルラジオ放送等を受信可能な携帯電話に適用することができる。本発明は、本体装置側から途中まで被覆線により芯線側ケーブルをシールドし、この被覆線の本体装置側端をチューナに接続することにより、従来に比して簡易な構成により、機械的強度、デザイン的に優れ、さらには性能を向上したアンテナ、このアンテナを使用した受信装置を提案する。
従来、携帯型の受信装置では、アンテナに関して種々の工夫が図られている。すなわちこの種のアンテナには、装置のデザインを損なわないようにする、人体への影響を防止する、機器から放射されるノイズによる影響を受け難くする等が望まれる。
これらのうちのデザインに関して、受信装置は、従来、アンテナを内蔵型にしてデザインを損なわないようにする工夫が施されているものの、受信周波数が低い場合には、アンテナが大型化し、内蔵することが困難になる。そこで従来、受信周波数が低い場合、受信装置は、主にロッドアンテナを使用している。しかしながらロッドアンテナを使用する場合、構成が複雑化し、ロッドアンテナが飛び出してデザインを損なう等の欠点がある。
このため近年、イヤホンケーブルをアンテナとして使用する方法が種々に提案されている。しかしながら、単にイヤホンケーブルをアンテナとして使用する場合、イヤホンケーブルが人体に触れ、さらに人体に触れる箇所が種々に変化し、これによりアンテナとしての機能を十分に発揮できない。
そこで従来、例えば特開2005−64742号公報等にイヤホンケーブルをアンテナとして使用する場合、人体に触れる部分をアンテナとして機能させないようにする種々の工夫が提案されている。
しかしながらこれらの方法では、アンテナとして機能させない部分と、アンテナとして機能させる部分の接続部分に、特定部位への高周波信号の流入を遮断する高周波遮断素子を設けることが必要であり、これによりこの接続部分の構成が煩雑になり、さらにはこの接続部分で機械的強度が劣化する問題がある。またデザインが制約される問題もある。またさらに接続部分に高周波遮断素子を設けても、結局、特定部位における高周波信号の流れを完全には阻止することが困難であり、これにより性能の面で実用上未だ不十分な問題もある。
特開2005−64742号公報
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、これらの問題点を一挙に解決して、従来に比して簡易な構成により、機械的強度、デザイン的に優れ、さらには性能を向上したアンテナ、このアンテナを使用した受信装置を提案しようとするものである。
上記の課題を解決するため、第1の発明の受信装置は、本体装置における信号又は電力を伝送する芯線側ケーブルと、前記芯線側ケーブルの前記本体装置側端から前記本体装置側端とは逆側端の途中までの間、前記芯線側ケーブルを被覆して前記芯線側ケーブルをシールドする被覆線と、前記芯線側ケーブルの前記本体装置側端に設けられ、前記芯線側ケーブルからの前記本体装置への高周波信号の侵入を遮断する第1の高周波遮断回路と、前記被覆線の前記本体装置側端に接続されて、前記被覆線の長さに対応する第1の周波数帯域の放送波と、前記芯線側ケーブルの長さに対応する第2の周波数帯域の放送波とを受信するチューナ部と、を備え、前記芯線側ケーブルの前記本体装置側端とは逆側端にスピーカが設けられ、前記芯線側ケーブルが、前記スピーカを駆動するオーディオ信号を伝送し、前記芯線側ケーブルのアース用ケーブルと前記被覆線とが、前記本体装置側端で高周波信号を遮断する第2の高周波遮断回路で接続された
また第2の発明のアンテナは、第1及び第2の周波数帯域の放送波を受信する受信装置に接続されるアンテナであって、前記受信装置における信号又は電力を伝送する芯線側ケーブルと、前記芯線側ケーブルの前記受信装置側端から前記受信装置側端とは逆側端の途中までの間、前記芯線側ケーブルを被覆して前記芯線側ケーブルをシールドする被覆線と、を備え、前記被覆線が前記第1の周波数帯域の放送波を受信する第1のアンテナ部として機能し、前記芯線側ケーブルが前記第2の周波数帯域の放送波を受信する第2のアンテナ部として機能し、前記芯線側ケーブルの前記本体装置側端とは逆側端にスピーカが設けられ、前記芯線側ケーブルが、前記スピーカを駆動するオーディオ信号を伝送し、前記芯線側ケーブルの前記本体装置側端が、前記芯線側ケーブルからの前記本体装置への高周波信号の侵入を遮断する第1の高周波遮断回路に接続され、前記芯線側ケーブルのアース用ケーブルと前記被覆線とが、前記本体装置側端で高周波信号を遮断する第2の高周波遮断回路で接続された
請求項1又は請求項8の構成によれば、被覆線が芯線側ケーブルを被覆してシールドしていることから、高周波信号における被覆線と芯線側ケーブルとのアイソレーションを十分に確保することができる。従って被覆線のみをアンテナとして機能させることができる。このとき装置の根元部分が給電点に設定されて、被覆線が芯線側ケーブルの途中までしか設けられていないことにより、被覆線よりも延長する芯線側ケーブルが人体に接触する場合でも、被覆線については、人体に接触しないようにすることができ、これにより性能を向上することができる。また本体装置とは逆側の被覆線の端部には高周波遮断回路を設ける必要が無く、これにより従来に比して構成を簡略化し、機械的強度を増大し、さらにはデザイン的に優れたものとすることができる。また第2の周波数帯域では、芯線側ケーブルと被覆線との結合により電気長を増大させて性能を向上することができる。
本発明によれば、従来に比して簡易な構成により、機械的強度、デザイン的に優れ、さらには性能を向上したアンテナ、このアンテナを使用した受信装置を得ることができる。
以下、適宜図面を参照しながら本発明の実施例を詳述する。
(1)実施例の構成
図1は、本発明の実施例1の受信装置である携帯電話を部分的に示すブロック図であり、図2は、この携帯電話の斜視図である。この携帯電話1は、ラジオ放送の受信機能を有する携帯電話であり、中継ケーブル2を介してイヤホン3を本体装置4に接続することにより、これら中継ケーブル2、イヤホン3をアンテナとして使用してラジオ放送を受信する。
このため中継ケーブル2は、本体装置4に接続するプラグ5とイヤホン3のプラグ6を接続するジャック7とが両端に設けられ、また本体装置4には、中継ケーブル2のプラグ5を接続するジャック8が設けられる。
ここで本体装置4において、増幅回路10L、10Rは、左チャンネル及び右チャンネルのオーディオ信号SAL及びSARをそれぞれ増幅してジャック8に出力する。高周波遮断回路11L、11Rは、増幅回路10L、10Rとジャック8との間にそれぞれ設けられ、ジャック8から本体装置4への高周波信号の侵入を防止する。なおこの実施例において、高周波遮断回路11L、11Rは、増幅回路10L及び10Rの出力ラインにフェライトビーズを配置したインダクタにより構成されるものの、例えば種々のローパスフィルタを広く適用することができる。
コントローラ12は、この携帯電話1全体の動作を制御するコントローラであり、ジャック8に設けられた2つのプラグ検出端子間の電位差を検出することにより、中継ケーブル2の接続を検出し、検出結果に基づいて各部の動作を制御する。
ハイバンドチューナ13Hは、周波数190〔MHz〕帯の放送波であるディジタルラジオ放送を受信する。ローバンドチューナ13Lは、周波数70〜110〔MHz〕の放送波であるFM放送、ローバンドのテレビジョン放送による音声を受信する。コントローラ12は、ユーザーの操作に応動してこれらハイバンドチューナ13H、ローバンドチューナ13Lの動作を切り換え、選択回路13を介してこれらハイバンドチューナ13H、ローバンドチューナ13Lのアンテナ入力端を選択的にジャック8に接続する。
これに対して中継ケーブル2は、図3に断面を取って示すように、3芯の多芯シールドケーブルが用いられ、3本の芯線ケーブルLL、LR、LGとこれら3本の芯線ケーブルLL、LR、LGを同軸形状により被覆してシールドする被覆線SSとを有し、3本の芯線ケーブルLL、LR、LGがオーディオ信号の伝送に割り当てられる。なおここでこれら3本の芯線ケーブルLL、LR、LGは、密接して配置され、被覆線SSは、断面におけるこれら3本の芯線ケーブルLL、LR、LGの中央が中心に設定された円形形状により配置されて同軸形状により芯線ケーブルLL、LR、LGを被覆する。
中継ケーブル2において、これら3本の芯線ケーブルLL、LR、LGのうちの、1本の芯線ケーブルLGは、アースラインに割り当てられ、プラグ5、ジャック8を介して、本体装置4側端が本体装置4のグランドに接続される。なおこのアースラインの芯線ケーブルLGは、フェライトビーズによる高周波遮断回路21を介してプラグ5に接続される。なおこの高周波遮断回路21にも、フェライトビーズによるインダクタに代えて、例えば種々のローパスフィルタを広く適用することができる。さらにアースラインの芯線ケーブルLGは、高周波遮断回路21の本体装置4側端がジャック8に設けられた2つのプラグ検出端子に接続される。
残りの2本の芯線ケーブルLL、LRは、プラグ5、ジャック8、高周波遮断回路11L、11Rを順次介して本体装置4側端が増幅回路10L、10Rに接続される。
被覆線SSは、いわゆる網線により形成され、プラグ5、ジャック8を介して、本体装置4側端が本体装置4の選択回路13に接続される。また被覆線SSは、プラグ5の根元部分で、フェライトビーズによる高周波遮断回路22を介してグランドの芯線ケーブルLGに接続される。なおこの高周波遮断回路22にも、フェライトビーズによるインダクタに代えて、例えば種々のローパスフィルタを広く適用することができる。
中継ケーブル2は、高周波遮断回路21、22、プラグ5、芯線ケーブルLL、LR、LG、被覆線SSが基板24に実装され、この基板24に設けられた配線パターンにより接続される。
これに対して中継ケーブル2は、本体装置4とは逆側端において、3本の芯線ケーブルLL、LR、LGがジャック7に接続される。これに対して被覆線SSは、何れの部位にも接続されないで、単に、網線が解けないように網線を構成するマグネットワイヤが相互に半田付けされて保持される。中継ケーブル2は、被覆線SSの長さL1が、ハイバンドチューナ13Hが受信する周波数帯域の特定の放送波の略1/4波長の長さである430〔mm〕に設定される。中継ケーブル2は、半田付けした被覆線SSの部位、基板24を覆い隠すように、ジャック7、プラグ5が樹脂によりモールディングされて形成される。
これに対してイヤホン3は、所定の長さによるケーブル26の一端がジャック7に接続され、このケーブル26の他端がスピーカ25L、25Rに接続される。イヤホン3は、プラグ5側からスピーカ25Lまでの長さL2が、ローバンドチューナ13Lが受信する周波数帯域の特定の放送波の略1/4波長の長さである1200〔mm〕に設定される。なおイヤホン3にあっても、プラグ6におけるケーブルの接続部分を覆い隠すように樹脂によりモールディングされて形成される。なお以下において、プラグ6及びジャック7で接続される芯線ケーブルLL、LR、LGとイヤホン3のケーブル26とを適宜、芯線側ケーブルと呼ぶ。
(2)実施例の動作
以上の構成において、この携帯電話1では、ユーザーの操作に応動してハイバンドチューナ13H又はローバンドチューナ13Lが動作を立ち上げ、ハイバンドチューナ13H又はローバンドチューナ13Lのアンテナ入力端が選択回路13を介して中継ケーブル2に接続される。携帯電話1では、この中継ケーブル2、若しくは中継ケーブル2及び中継ケーブル2に接続されたイヤホン3のケーブル26がアンテナとして機能し、これによりハイバンドチューナ13H又はローバンドチューナ13Lで所望の放送波を受信し、オーディオ信号SAL、SARが再生される。また携帯電話1では、このオーディオ信号SAL、SARが増幅回路10L、10Rで増幅されて中継ケーブル2に出力されてスピーカ25L、25Rが駆動され、ハイバンドチューナ13H又はローバンドチューナ13Lで受信した放送波の音声がユーザーに提供される。これによりこの携帯電話1では、イヤホン3を介して放送による種々のコンテンツを楽しむことができる。
この携帯電話1では、このオーディオ信号SAL、SARのスピーカ25L、25Rへの出力が、高周波遮断回路11L、11R、中継ケーブル2の芯線ケーブルLL、LR、LG、イヤホン3のケーブル26を順次介して実行され、これらのうちの高周波遮断回路11L、11Rが本体装置4の根元部分に設けられて、イヤホン3のケーブル26等に誘起された高周波信号の本体装置4側への侵入が阻止され、これにより増幅回路10L、10R等を安定に動作させて各種のコンテンツを楽しむことができる。
携帯電話1では、ハイバンドチューナ13H又はローバンドチューナ13Lのアンテナ入力端が選択回路13を介して芯線ケーブルLL、LR、LGを同軸形状により被覆してシールドする中継ケーブル2の被覆線SSに接続され、これにより被覆線SSに誘起される高周波信号によりハイバンドチューナ13H又はローバンドチューナ13Lが放送波を受信することになる。
ここで被覆線SSは、本体装置4側の端部で高周波遮断回路22を介してアースラインの芯線ケーブルLGに接続され、芯線ケーブルLL、LR、LG及びイヤホン3のケーブル26による芯線側ケーブルの途中まで延長し、何れの部位にも接続されることなく、いわゆる開放端とされていることにより、本体装置4の根元部分が給電点に設定されたモノポールアンテナとして機能することになる。これにより図4に示すように、被覆線SSよりも延長する芯線側ケーブルであるイヤホン3のケーブル26が人体に接触する場合でも、被覆線SSについては、人体に接触しないようにすることができ、これによりこの被覆線SSによる周波数帯域の放送波については、人体による影響を低減し、従来に比して性能を向上することができる。
なお携帯電話1では、芯線ケーブルLL、LR、LGを被覆してシールドしていることから、イヤホン3のケーブル26に誘起される高周波信号が、芯線ケーブルLL、LR、LGと被覆線SSとの容量結合により被覆線SSに流入し、これによりイヤホン3のケーブル26もアンテナとして機能し、人体の接触による各種の悪影響が発生することも予測される。しかしながら同軸形状により被覆線SSが芯線ケーブルLL、LR、LGを被覆してシールドしていることから、高周波信号において、被覆線SS及び芯線ケーブルLL、LR、LGのアイソレーションを十分に確保して、被覆線SSのみアンテナとして機能させることができる。
すなわち芯線ケーブルLL、LR、LG及び被覆線SSに代えて、イヤホン3のケーブル26等に使用されるいわゆるリッツ線等の平行線を使用すると、ジャック7に対応する箇所に高周波遮断回路を設けて高周波信号を遮断しても、このジャック7に至るまでの線路間で高周波的な結合が発生し、オーディオ信号を伝送する伝送路もアンテナとして機能してしまう。従ってこの場合、このイヤホン側のケーブル26が人体に接触してアンテナの性能が劣化する。しかしながらこの実施例によれば、人体による影響を低減し、従来に比して性能を向上できることが判った。
また被覆線SSのイヤホン3側端にあっては、何ら高周波遮断回路等を設けなくても、人体による悪影響を防止できることにより、従来に比して構成を簡略化し、機械的強度を増大し、さらにはデザイン的に優れたものとすることができる。また十分にアイソレーションを確保できることにより、イヤホン3のケーブル26等に誘起される高周波信号の混入を防止して性能を向上することができる。
またこの実施例では、この被覆線SSの長さL1が、ハイバンドチューナ13Hの周波数帯域の特定放送波の略1/4波長の長さに設定されていることにより、ハイバンドチューナ13Hの周波数帯域において、被覆線SSには、効率良く高周波信号が誘起されてハイバンドチューナ13Hに入力され、これによりアンテナとしての性能を一段と向上することができる。
特にこの実施例では、このハイバンドチューナ13Hがディジタルラジオ放送の放送波を受信し、このディジタルラジオ放送の周波数帯域は、人体の接触によりアンテナの特性劣化が激しい周波数帯域であることから、この実施例のように、このハイバンドチューナ13Hの周波数帯域において、被覆線SSをアンテナとして機能させるようにすれば、従来に比して格段的に高性能のアンテナを得ることができる。
また芯線ケーブルLL、LR、LG及びイヤホン3のケーブル26による芯線側ケーブルがこの被覆線SSの長さL1の2倍以上の長さに設定されていることによっても、ハイバンドチューナ13Hの周波数帯域では、芯線側ケーブルをアンテナとして機能させないようにすることができ、これによってもイヤホン3のケーブル26への人体の接触による各種の悪影響を低減してアンテナとしての性能を向上することができる。
これに対してローバンドチューナ13Lで放送波を受信する場合、携帯電話1では、被覆線SSと芯線ケーブルLL、LR、LGとの結合により、被覆線SSによるアンテナの電気長がイヤホン3のケーブル26の分だけ増大し、これにより被覆線SSとイヤホン3のケーブル26とがアンテナとして機能することになる。従って携帯電話1では、電気長が長くなった分、アンテナ利得が増大し、性能を向上することができる。
またこの場合もこの実施例では、これら芯線ケーブルLL、LR、LG、イヤホン3のケーブル26がこのローバンドチューナ13Lで放送波の波長の1/4に設定されていることにより、これら被覆線SS、イヤホン3のケーブル26で効率良く高周波信号を誘起してローバンドチューナ13Lに入力することができ、これによっても性能を向上することができる。
またこのローバンドチューナ13Lが受け持つ周波数帯域では、比較的、人体の接触によるアンテナの性能劣化が小さい特徴がある。これによりこの実施例では、受信可能な全周波数帯域において、被覆線SSによるアンテナが受け持つ周波数帯域と芯線側ケーブルによるアンテナが受け持つ周波数帯域とを、人体への接触による影響の大小により適切に振り分け、受信可能な周波数帯域全体で見たときの性能を従来に比して向上させることができる。
具体的に、図5は、この実施例の中継ケーブル2及びイヤホン3によるアンテナの利得を示す特性曲線図である。ここで符号LV及びLHは、それぞれ垂直偏波及び水平偏波の測定結果であり、図6及び図7は、それぞれ垂直偏波及び水平偏波の測定結果を示す図表である。
これに対して図8〜図10は、図5〜図7との対比により従来のアンテナによる測定結果を示す図である。これら図8〜図10によれば、ローバンドチューナ13Lが受け持つ周波数70〜100〔MHz〕では、この実施例と従来例とで、それ程差が無いものの、ディジタルラジオ放送の周波数帯域である周波数190〔MHz〕帯では、従来に比して10〔dB〕程度、利得が増大して性能が向上していることが判る。
なお図11〜図13は、図5〜図7との対比によりイヤホン3を取り外した状態での特性を示す図である。この図11〜図13によれば、イヤホンを取り外した状態では、電気長が短くなる分、若干、ローバンドチューナ13Lが受け持つ周波数帯域で利得が低下するもの、受信可能な周波数帯域を全体的に見た場合には、従来に比して性能が向上していることが判る。
(3)実施例の効果
以上の構成によれば、本体装置側から途中まで被覆線により芯線側ケーブルをシールドし、この被覆線の本体装置側端をチューナに接続することにより、従来に比して簡易な構成により、機械的強度、デザイン的に優れ、さらには性能を向上したアンテナ、このアンテナを使用した受信装置を得ることができる。
またこの芯線側ケーブルによりオーディオ信号を伝送してスピーカを駆動することにより、イヤホンをアンテナとして使用して、別途アンテナを設けることによるデザインの劣化等を防止することができる。
また被覆線のスピーカ側端にジャック及びプラグを設けてイヤホンを取り外し可能とすることにより、必要に応じて中継ケーブルのみをアンテナとして使用することもできる。
また被覆線の長さが、ハイバンドチューナが受け持つ放送波の波長の略1/4に設定されていることにより、また芯線側ケーブルの長さが、ローバンドチューナが受け持つ放送波の波長の略1/4に設定されていることにより、これらの放送波を効率良く受信して対応するチューナに伝送して性能を向上することができる。
またこのハイバンドチューナが受け持つ放送波が、ディジタルラジオ放送の放送波であることにより、人体への接触による影響を受け易い周波数帯域で、人体への接触による影響を受けないようにすることができ、受信装置全体としての性能を向上することができる。
図14は、図1との対比により本発明の実施例2の携帯電話を示すブロック図である。この携帯電話41は、高周波遮断回路22が省略されて、アンテナとオーディオ信号とでアース端子を共用しない点を除いて、実施例1の携帯電話1と同一に構成される。
この実施例では、高周波遮断回路22を省略した分、全体構成を一段と簡略化して実施例1と同様の効果を得ることができる。
なお上述の実施例においては、芯線ケーブルの高周波遮断回路を本体装置側に設ける場合について述べたが、中断ケーブル側に設けるようにしてもよい。
また上述の実施例においては、プラグ及びジャックにより着脱可能にイヤホンを中継ケーブルに接続する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、必要に応じてイヤホン及び中継ケーブルを一体化するようにしてもよい。
また上述の実施例においては、本体装置に着脱可能に中継ケーブルを接続する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、必要に応じて本体装置から取り外すことができないように中継ケーブルを設けるようにしてもよい。
また上述の実施例においては、中継ケーブル側でディジタルラジオ放送を受信する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、これに代えてディジタルテレビジョン放送を受信するようにしてもよい。
また上述の実施例においては、イヤホンを駆動するオーディオ信号の伝送路を利用してアンテナを構成する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、ライン出力等のオーディオ信号の伝送路を利用してアンテナを構成する場合、さらにはオーディオ信号以外の例えばビデオ信号の伝送路を利用してアンテナを構成する場合、信号伝送以外の例えば商用電源、各種直流電源の電力の伝送路を利用してアンテナを構成する場合等に広く適用することができる。
本発明は、例えばディジタルラジオ放送等を受信可能な携帯電話に適用することができる。
本発明の実施例1の携帯電話を示すブロック図である。 図1の携帯電話の斜視図である。 中継ケーブルの断面図である。 図1の携帯電話におけるアンテナの説明に供する略線図である。 図1の携帯電話におけるアンテナの特性を示す特性曲線図である。 図5の特性曲線による垂直偏波の特性を示す図表である。 図5の特性曲線による水平偏波の特性を示す図表である。 従来のアンテナの特性を示す特性曲線図である。 図8の特性曲線による垂直偏波の特性を示す図表である。 図8の特性曲線による水平偏波の特性を示す図表である。 図1の携帯電話において、イヤホンを取り外した状態におけるアンテナの特性を示す特性曲線図である。 図11の特性曲線による垂直偏波の特性を示す図表である。 図11の特性曲線による水平偏波の特性を示す図表である。 本発明の実施例2の携帯電話を示すブロック図である。
符号の説明
1、41……携帯電話、2……中継ケーブル、3……イヤホン、4……本体装置、5、6……プラグ、7、8……ジャック、13H、13L……チューナ、11L、11R、21、22……高周波遮断回路、25L、25R……スピーカ、LL、LR、LG……芯線ケーブル、SS……被覆線

Claims (6)

  1. 本体装置における信号又は電力を伝送する芯線側ケーブルと、
    前記芯線側ケーブルの前記本体装置側端から前記本体装置側端とは逆側端の途中までの間、前記芯線側ケーブルを被覆して前記芯線側ケーブルをシールドする被覆線と、
    前記芯線側ケーブルの前記本体装置側端に設けられ、前記芯線側ケーブルからの前記本体装置への高周波信号の侵入を遮断する第1の高周波遮断回路と、
    前記被覆線の前記本体装置側端に接続されて、前記被覆線の長さに対応する第1の周波数帯域の放送波と、前記芯線側ケーブルの長さに対応する第2の周波数帯域の放送波とを受信するチューナ部と、
    を備え、
    前記芯線側ケーブルの前記本体装置側端とは逆側端にスピーカが設けられ、
    前記芯線側ケーブルが、前記スピーカを駆動するオーディオ信号を伝送し、
    前記芯線側ケーブルのアース用ケーブルと前記被覆線とが、前記本体装置側端で高周波信号を遮断する第2の高周波遮断回路で接続された
    受信装置。
  2. 前記被覆線の前記スピーカ側端に前記芯線側ケーブルを中継するジャック及びプラグが設けられ
    求項に記載の受信装置。
  3. 前記被覆線の長さが、前記第1の周波数帯域の放送波の波長の略1/4に設定され
    求項1に記載の受信装置。
  4. 前記芯線側ケーブルの長さが、前記第2の周波数帯域の放送波の波長の略1/4に設定され
    求項1に記載の受信装置。
  5. 前記第1の周波数帯域の放送波が、ディジタルラジオ放送又はディジタルテレビジョン放送の放送波であ
    求項1に記載の受信装置。
  6. 第1及び第2の周波数帯域の放送波を受信する受信装置に接続されるアンテナであって、
    前記受信装置における信号又は電力を伝送する芯線側ケーブルと、
    前記芯線側ケーブルの前記受信装置側端から前記受信装置側端とは逆側端の途中までの間、前記芯線側ケーブルを被覆して前記芯線側ケーブルをシールドする被覆線と、
    を備え、
    前記被覆線が前記第1の周波数帯域の放送波を受信する第1のアンテナ部として機能し、前記芯線側ケーブルが前記第2の周波数帯域の放送波を受信する第2のアンテナ部として機能し、
    前記芯線側ケーブルの前記本体装置側端とは逆側端にスピーカが設けられ、
    前記芯線側ケーブルが、前記スピーカを駆動するオーディオ信号を伝送し、
    前記芯線側ケーブルの前記本体装置側端が、前記芯線側ケーブルからの前記本体装置への高周波信号の侵入を遮断する第1の高周波遮断回路に接続され、
    前記芯線側ケーブルのアース用ケーブルと前記被覆線とが、前記本体装置側端で高周波信号を遮断する第2の高周波遮断回路で接続された
    アンテナ。
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