JP4924171B2 - 受信装置、アンテナ及び中継ケーブル - Google Patents

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Description

本発明は、受信装置及びアンテナに関し、例えばディジタルラジオ放送等を受信可能な携帯電話に適用することができる。本発明は、本体装置から一定範囲で、平行線路の一方の側を特定周波数帯域のアンテナとして使用し、他方の側をオーディオ信号等の伝送に割り当てることにより、従来に比して簡易な構成により、機械的強度、デザイン的に優れ、さらには性能を向上したアンテナ、このアンテナを使用した受信装置を提案する。
従来、携帯型の受信装置では、アンテナに関して種々の工夫が図られている。すなわちこの種のアンテナには、装置のデザインを損なわないようにする、人体への影響を防止する、電子機器から放射されるノイズによる影響を受け難くする等が望まれる。
これらのうちのデザインに関して、受信装置は、従来、アンテナを内蔵型にしてデザインを損なわないようにする工夫が施されているものの、UHF帯、VHF帯では、アンテナが大型化し、内蔵することが困難になる。そこで従来、UHF帯、VHF帯において、受信装置は、主にロッドアンテナを使用している。しかしながらロッドアンテナを使用する場合、構成が複雑化し、ロッドアンテナが飛び出してデザインを損なう等の欠点がある。
このため近年、イヤホンケーブルをアンテナとして使用する方法が種々に提案されている。しかしながら、単にイヤホンケーブルをアンテナとして使用する場合、図19に示すように、イヤホンケーブルが人体に触れ、さらに人体に触れる箇所が種々に変化し、これによりアンテナとしての機能を十分に発揮できない欠点がある。
そこで従来、イヤホンケーブルをアンテナとして使用する場合、人体に触れる部分をアンテナとして機能させないようにする種々の工夫が提案されており、例えば特開2005−64742号公報には、装置側を同軸ケーブルとした工夫が提案されている。
しかしながらこれらの方法では、アンテナとして機能させない部分と、アンテナとして機能させる部分との接続部分に、特定部位への高周波信号の流入を遮断する高周波遮断素子を設けることが必要であり、これによりこの接続部分の構成が煩雑になり、さらにはこの接続部分で機械的強度が劣化する問題がある。またデザインが制約される問題もある。またさらに接続部分に高周波遮断素子を設けると、オーディオ信号の伝送路における直流抵抗が増大し、イヤホンの音声出力特性が劣化し、これにより性能の面で実用上未だ不十分な問題もある。
特開2005−64742号公報
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、これらの問題点を一挙に解決して、従来に比して簡易な構成により、機械的強度、デザイン的に優れ、さらには性能を向上したアンテナ、このアンテナを使用した受信装置を提案しようとするものである。
上記の課題を解決するために本発明の受信装置は、本体装置における信号又は電力を伝送する複数本の伝送用ケーブルによる伝送部と、前記伝送用ケーブルの前記本体装置側端から前記本体装置側端とは逆側端の途中までの間、前記伝送用ケーブルに沿って設けられたケーブルであり、前記伝送用ケーブルと高周波信号の伝送路を形成するアンテナ部と、前記伝送用ケーブルの前記本体装置側端に設けられ、前記伝送用ケーブルからの前記本体装置への高周波信号の侵入を遮断する高周波遮断回路と、前記アンテナ部の前記本体装置側端をアンテナ入力端に接続し、前記アンテナ部の長さに対応する第1の周波数帯域の放送波を受信するチューナと、を備え、前記アンテナ部の前記本体装置側端とは逆側端が開放端とされ、前記伝送路は、前記伝送用ケーブルと前記アンテナ部のケーブルとによる平行線路であり、前記伝送部の複数本の伝送用ケーブルは、少なくとも右及び左チャンネルのオーディオ信号をそれぞれ伝送するケーブルと、前記右及び又は左チャンネルのオーディオ信号に対応するアースラインのケーブルとを有する複数本のケーブルであり、前記アンテナ部のケーブルは、前記伝送用ケーブルと等しい本数のケーブルであり、前記アンテナ部の前記本体装置側端に、前記複数本のケーブルが接続されて、前記アンテナ部が前記アンテナ入力端に接続される
また本発明のアンテナは、所定周波数帯域の放送波を受信する本体装置に接続されるアンテナであって、本体装置における信号又は電力を伝送する複数本の伝送用ケーブルによる伝送部と、前記伝送用ケーブルの前記本体装置側端から前記本体装置側端とは逆側端の途中までの間、前記伝送用ケーブルに沿って設けられたケーブルであり、前記伝送用ケーブルと前記放送波の伝送路を形成するアンテナ部と、を有し、前記アンテナ部の前記本体装置側端とは逆側端が開放端とされ、前記伝送用ケーブルの前記本体装置側端が、前記本体装置への高周波信号の侵入を遮断する高周波遮断回路に接続され、前記アンテナ部の前記本体装置側端が、前記アンテナ部の長さに対応する第1の周波数帯域の放送波を受信するチューナ部のアンテナ入力端に接続され、前記伝送路は、前記伝送用ケーブルと前記アンテナ部のケーブルとによる平行線路であり、前記伝送部の複数本の伝送用ケーブルは、少なくとも右及び左チャンネルのオーディオ信号をそれぞれ伝送するケーブルと、前記右及び又は左チャンネルのオーディオ信号に対応するアースラインのケーブルとを有する複数本のケーブルであり、前記アンテナ部のケーブルは、前記伝送用ケーブルと等しい本数のケーブルであり、前記アンテナ部の前記本体装置側端に、前記複数本のケーブルが接続されて、前記アンテナ部が前記アンテナ入力端に接続される。

また本発明の中継ケーブルは、コネクタを介してチューナを有する本体装置に一端が接続され、他端に接続された外部ケーブルに前記本体装置の信号及び又は電力を中継する中継ケーブルにおいて、前記本体装置における信号又は電力を伝送する複数本の伝送用ケーブルによる伝送部と、前記伝送用ケーブルに沿って設けられたケーブルであり、前記伝送用ケーブルと放送波の伝送路を形成するアンテナ部と、を有し、前記アンテナ部の外部ケーブル側端が開放端とされ、前記コネクタを介して、前記伝送用ケーブルの前記本体装置側端が、前記本体装置への高周波信号の侵入を遮断する高周波遮断回路に接続され、前記コネクタを介して、前記アンテナ部の前記本体装置側端が、前記アンテナ部の長さに対応する第1の周波数帯域の放送波を受信する前記チューナのアンテナ入力端に接続され、前記伝送路は、前記伝送用ケーブルと前記アンテナ部のケーブルとによる平行線路であり、前記伝送部の複数本の伝送用ケーブルは、少なくとも右及び左チャンネルのオーディオ信号をそれぞれ伝送するケーブルと、前記右及び又は左チャンネルのオーディオ信号に対応するアースラインのケーブルとを有する複数本のケーブルであり、前記アンテナ部のケーブルは、前記伝送用ケーブルと等しい本数のケーブルであり、前記アンテナ部の前記本体装置側端に、前記複数本のケーブルが接続されて、前記アンテナ部が前記アンテナ入力端に接続される。
本発明の構成によれば、伝送部とアンテナ部とが伝送路を形成することから、高周波信号における伝送部とアンテナ部とのアイソレーションを十分に確保することができる。従ってアンテナ部のケーブルのみをアンテナとして機能させることができる。このとき本体装置の根元部分が給電点に設定されて、アンテナ部のケーブルが伝送部の途中までしか設けられていないことにより、伝送部の伝送ケーブルが人体に接触する場合でも、アンテナ部のケーブルについては、人体に接触しないようにすることができ、これによりこのアンテナ部のケーブルによる周波数帯域の放送波については、性能を向上することができる。また本体装置とは逆側のアンテナ部の端部には高周波遮断回路を設ける必要が無く、これにより従来に比して構成を簡略化し、機械的強度を増大し、さらにはデザイン的に優れたものとすることができる。またオーディオ信号の伝送に関して、直流抵抗の増大を防止して性能の劣化を防止することができる。
また本発明は、前記アンテナ部が、前記伝送用ケーブルに沿って設けられたアンテナ部のケーブルであり、前記伝送路が、前記伝送用ケーブルと前記アンテナ部のケーブルとによる平行線路であるようにする。
また本発明は、前記アンテナ部が、前記複数本の伝送用ケーブルを囲む被覆線であり、前記伝送路が、前記伝送用ケーブルと前記被覆線とによる同軸伝送路であるようにする。
本発明によれば、従来に比して簡易な構成により、機械的強度、デザイン的に優れ、さらには性能を向上したアンテナ、このアンテナを使用した受信装置を得ることができる。
以下、適宜図面を参照しながら本発明の実施例を詳述する。
(1)実施例の構成
図1は、本発明の実施例1の受信装置である携帯電話を部分的に示すブロック図であり、図2は、この携帯電話の斜視図である。この携帯電話1は、ラジオ放送の受信機能を有する携帯電話であり、中継ケーブル2を介してイヤホン3を本体装置4に接続することにより、これら中継ケーブル2、イヤホン3をアンテナとして使用してラジオ放送を受信する。
このため中継ケーブル2は、本体装置4に接続するプラグ5が本体装置(4)側端に設けられ、またイヤホン(3)側端にイヤホン3のプラグ6を接続するジャック7が設けられる。またこれに対応して本体装置4には、中継ケーブル2のプラグ5を接続するジャック8が設けられる。
ここで本体装置4において、増幅回路10L、10Rは、左チャンネル及び右チャンネルのオーディオ信号SAL及びSARをそれぞれ増幅してジャック8に出力する。高周波遮断回路11L、11Rは、増幅回路10L、10Rとジャック8との間にそれぞれ設けられ、ジャック8から本体装置4への高周波信号の侵入を防止する。これに対して高周波遮断回路11Gは、オーディオ信号SAL及びSARに対応するジャック8のアースラインを接地し、アースラインからの高周波信号の侵入を防止する。なおこの実施例において、高周波遮断回路11L、11R、11Gは、例えばチップインダクタにより構成されるものの、増幅回路10L及び10Rの出力ラインにフェライトビーズを配置したインダクタによるローパスフィルタ等を広く適用することができる。
ハイバンドチューナ13Hは、周波数190〔MHz〕帯の放送波であるディジタルラジオ放送を受信する。ローバンドチューナ13Lは、周波数70〜110〔MHz〕の放送波であるFM放送、ローバンドのテレビジョン放送による音声を受信する。本体装置4は、ユーザーの操作に応動してこれらハイバンドチューナ13H、ローバンドチューナ13Lの動作を切り換え、選択回路14、コンデンサ16を介してこれらハイバンドチューナ13H、ローバンドチューナ13Lのアンテナ入力端を選択的にジャック8に接続する。
これに対して中継ケーブル2は、図3に断面を取って示すように、いわゆる平行リッツ線15が使用される。ここで平行リッツ線15は、それぞれ複数のケーブルを撚り合わせた第1及び第2の撚り線部15A、15Bを所定の間隔dで平行に配置した平行線路である。この実施例では、これら第1及び第2の撚り線部15A及び15Bが、それぞれ2チャンネルのオーディオ信号をアナログ信号により伝送するのに必要な最小限度の本数である3本のケーブルを撚り合わせて形成される。なお各ケーブル、撚り線部15A、15Bは、それぞれ一定誘電率の絶縁体により絶縁され、この実施例では、この絶縁体にポリウレタンが適用される。なお具体的に、この実施例において、これら撚り線部15A、15Bは、中心間の間隔dが約1.6〔mm〕に設定される。また撚り線部15A、15Bは、アラミド線入りのポリウレタン線が撚り合わされて形成され、中心部分に半径0.4〔mm〕による1本のワイヤーをそれぞれ設けた場合とほぼ等価の平行線路を形成する。
中継ケーブル2は、第1の撚り線部15Aが、オーディオ信号を伝送する伝送部に割り当てられ、第2の撚り線部15Bがアンテナとして機能するアンテナ部に割り当てられる。これにより中継ケーブル2は、イヤホン3側端において、第2の撚り線部15Bの3本のケーブルLA1〜LA3が何れの部位にも接続されない状態である、いわゆる開放端とされる。また本体装置4側端において、これら3本のケーブルLA1〜LA3がまとめられてプラグ5のアンテナ用端子に接続され、本体装置4では、このアンテナ用端子がジャック8、コンデンサ16を介して選択回路14に接続される。なおこれによりこの実施例ではコンデンサ16と高周波遮断回路11Gとにより、高周波信号とオーディオ信号とを分離する分離回路を構成する。
これに対して第1の撚り線部15Aの3本のケーブルLL、LR、LGのうち、2本のケーブルLL、LRは、本体装置4側端が、それぞれプラグ5、ジャック8、高周波遮断回路11L、11Rを介して増幅回路10L、10Rに接続される。また第1の撚り線部15Aの残る1本のケーブルLGは、ハイバンドチューナ13Hの受信周波数でインピーダンスが十分に高く、オーディオ信号SAL、SARの周波数帯域では十分にインピーダンスの低いフィルタ回路17を介して、プラグ5の付け根の部分で第2の撚り線部15BのケーブルLA1〜LA3に接続され、高周波遮断回路11Gに接続される。またイヤホン3側では、これら3本のケーブルLL、LR、LGがそれぞれジャック7の対応する箇所に接続される。
なおこの実施例において、フィルタ回路17には、チップインダクタによるローパスフィルタ回路が適用されるものの、これに代えて例えばバンドパスフィルタ等、各種のフィルタ回路を広く適用することができる。
中継ケーブル2は、これらプラグ5端における第1及び第2の撚り線部15A及び15B間の接続、プラグ5との接続が配線基板上で実行され、ジャック7、プラグ5の部位を樹脂によりモールディングして形成される。中継ケーブル2は、長さL1が、ハイバンドチューナ13Hが受信する特定周波数の波長の1/4の長さである約500〔mm〕に設定される。
これに対してイヤホン3は、所定の長さによるケーブル19の一端がジャック7に接続され、このケーブル19の他端がスピーカ20L、20Rに接続される。イヤホン3は、プラグ5からスピーカ20L、20Rまでの長さL2が、ローバンドチューナ13Lが受信する周波数帯域の特定放送波の波長の略1/4波長の長さである1200〔mm〕に設定される。なおイヤホン3にあっても、プラグ6におけるケーブルの接続部分を覆い隠すように樹脂によりモールディングされて形成される。
(2)実施例の動作
以上の構成において、この携帯電話1では、ユーザーの操作に応動してハイバンドチューナ13H又はローバンドチューナ13Lが動作を立ち上げ、ハイバンドチューナ13H又はローバンドチューナ13Lのアンテナ入力端が選択回路14を介して中継ケーブル2に接続される。携帯電話1では、この中継ケーブル2、若しくは中継ケーブル2及び中継ケーブル2に接続されたイヤホン3のケーブル19がアンテナとして機能し、これによりハイバンドチューナ13H又はローバンドチューナ13Lで所望の放送波を受信し、オーディオ信号SAL、SARが再生される。携帯電話1では、このオーディオ信号SAL、SARが増幅回路10L、10Rにより中継ケーブル2に出力されてスピーカ20L、20Rが駆動され、ハイバンドチューナ13H又はローバンドチューナ13Lで受信した放送波の音声がユーザーに提供される。これによりこの携帯電話1では、イヤホン3により放送による種々のコンテンツを楽しむことができる。
この携帯電話1では、このオーディオ信号SAL、SARのスピーカ20L、20Rへの出力が、高周波遮断回路11L、11R、中継ケーブル2、イヤホン3のケーブル19を順次介して実行され、これらのうちの高周波遮断回路11L、11Rが本体装置4の根元部分に設けられて、イヤホン3のケーブル19等に誘起された高周波信号の本体装置4側への侵入が阻止され、これにより増幅回路10L、10R等を安定に動作させて各種のコンテンツを楽しむことができる。
これに対して中継ケーブル2では、平行線路を構成する一方の側の撚り線部15AのケーブルLL、LR、LGによりオーディオ信号SAL、SARの伝送路、これらオーディオ信号SAL、SARのアースラインが形成され、これにより確実にオーディオ信号SAL、SARを伝送することができる。
これに対して中継ケーブル2では、平行線路を形成する他方の側の撚り線部15BのケーブルLA1〜LA3がハイバンドチューナ13H又はローバンドチューナ13Lのアンテナ入力端に接続され、これにより中継ケーブル2の平行線路を形成する他方の側の撚り線部15BのケーブルLA1〜LA3に誘起される高周波信号によりハイバンドチューナ13H又はローバンドチューナ13Lが放送波を受信する。
ここでこの中継ケーブル2のケーブルLA1〜LA3は、イヤホン3側が開放端とされ、フィルタ回路17により伝送部に割り当てられたケーブルLGと分離されて本体装置4側端が接続され、この本体装置4側端がコンデンサ16、選択回路14を介してハイバンドチューナ13H、ローバンドチューナ13Lのアンテナ入力端に接続されることから、本体装置4の根元部分が給電点に設定されたモノポールアンテナとして機能することになる。これにより図4に示すように、イヤホン3のケーブル19が人体に接触する場合でも、このケーブルLA1〜LA3の部位については、人体に接触しないようにすることができ、これによりケーブルLA1〜LA3による周波数帯域の放送波については、人体による影響を低減し、従来に比して性能を向上することができる。
なお携帯電話1では、伝送部側のケーブルLL、LR、LGとアンテナ部側のケーブルLA1〜LA3とが平行に延長することから、中継ケーブル2に接続されて延長するイヤホン3のケーブルに誘起された高周波信号が、伝送部側のケーブルLL、LR、LGを介して、アンテナ部側のケーブルLA1〜LA3に流入する恐れもあり、この場合、イヤホン3のケーブル19までも等価的にアンテナとして機能し、人体による性能の劣化が心配される。
しかしながらこの実施例では、アンテナ部と伝送部とによる平行線路の特性インピーダンスがほぼ166オームとなり、これにより例えば特性インピーダンスが50オームである同軸ケーブルを使用する場合に比して、線路間のインピーダンスを格段的に高くすることができ、これにより伝送部側のケーブルLL、LR、LGとアンテナ部側のケーブルLA1〜LA3との結合を十分に小さくすることができる。なおこの平行線路の特性インピーダンスは、線路間の間隔dを1.6〔mm〕、導体半径aを0.4〔mm〕として平行線路の特性インピーダンスを求める計算式Z=276/(ε1/2 )×log(d/a)で求めたものである。なおここでεは、線路間の誘電率であり、logの底は10である。これによりこの実施例では、イヤホン3のケーブルに誘起された高周波信号の、伝送部側のケーブルLL、LR、LGを介したアンテナ部側のケーブルLA1〜LA3への流入をほぼ実用上十分な程度に抑圧して中継ケーブル2のアンテナ部のみをアンテナとして機能させることができ、これにより人体による性能の劣化を確実に防止することができる。
またこの実施例では、この中継ケーブル2の長さL1が、ハイバンドチューナ13Hの周波数帯域の特定放送波の略1/4波長の長さに設定されていることにより、ハイバンドチューナ13Hの周波数帯域において、中継ケーブル2のアンテナ部には、効率良く高周波信号が誘起されてハイバンドチューナ13Hに入力され、これによりアンテナとしての性能を一段と向上することができる。
特にこの実施例では、このハイバンドチューナ13Hがディジタルラジオ放送の放送波を受信し、このディジタルラジオ放送の周波数帯域は、人体の接触によりアンテナの特性劣化が激しい周波数帯域であることから、この実施例のように、このハイバンドチューナ13Hの周波数帯域において、中継ケーブル2のアンテナ部側のみアンテナとして機能させるようにすれば、従来に比して格段的に高性能のアンテナを得ることができる。また何らイヤホン3側に高周波遮断回路等を設けなくても、人体による悪影響を防止できることにより、従来に比して構成を簡略化し、機械的強度を増大し、さらにはデザイン的に優れたものとすることができる。またオーディオ信号の伝送路における直流抵抗の増大も防止することができる。
またプラグ5側からスピーカ20Lまでの長さL2が、ローバンドチューナ13Lが受信する周波数帯域の特定の放送波の略1/4波長の長さである1200〔mm〕に設定され、中継ケーブル2の長さの2倍以上の長さに設定されていることによっても、ハイバンドチューナ13Hの周波数帯域では、イヤホン3のケーブル19をアンテナとして機能させないようにすることができ、これによってもイヤホン3のケーブル19への人体の接触による各種の悪影響を低減してアンテナとしての性能を向上することができる。
これに対してローバンドチューナ13Lで放送波を受信する場合、携帯電話1では、中継ケーブル2の本端装置側端において、フィルタ回路17を介してアースライン用のケーブルLGがアンテナ部側のケーブルLA1〜LA3に接続されており、ハイバンドチューナ13Hに比して受信周波数が低い分、このフィルタ回路17のインピーダンスが低下することにより、中継ケーブル2の伝送部側、この伝送部側に接続されたイヤホン3のケーブル19がモノポールアンテナとして機能するようになる。これにより携帯電話1では、受信周波数が低い場合には、電気長の長いモノポールアンテナで放送波を受信してアンテナ利得が増大し、性能を向上することができる。
またこの場合もこの実施例では、中継ケーブル2、イヤホン3のケーブル19の長さが、ローバンドチューナ13Lで受信する放送波の波長の1/4に設定されていることにより、これら中継ケーブル2の伝送部側、イヤホン3のケーブル19で効率良く高周波信号を誘起してローバンドチューナ13Lに入力することができ、これにより性能を向上することができる。
またこのローバンドチューナ13Lが受け持つ周波数帯域では、比較的、人体の接触によるアンテナの性能劣化が小さい特徴がある。これによりこの実施例では、受信可能な全周波数帯域において、中継ケーブル2のアンテナ部が受け持つ周波数帯域と、中継ケーブル2の伝送部側、イヤホン3のケーブル19とが受け持つ周波数帯域とを、人体への接触による影響の大小により適切に振り分け、受信可能な周波数帯域全体で見たときの性能を従来に比して向上させることができる。
これによりこの携帯電話1では、図5及び図6に示すように、給電点が本体装置4の根元部分とされた、中継ケーブル2のアンテナ部による受信周波数の高い第1のアンテナATN1と、中継ケーブル2の伝送部側、イヤホン3のケーブル19による受信周波数の低い第2のアンテナATN2とを並列に設けた構成となる。また図7及び図8に示すように、ローバンドチューナ13Lとハイバンドチューナ13Hとで、これらアンテナATN2、ATN1を切り換えて、所望する放送波を受信することになる。
具体的に図9は、この図1の構成によるアンテナの利得を示す特性曲線図である。ここで符号LV及びLHは、それぞれ垂直偏波及び水平偏波の測定結果である。また図10〜図12は、それぞれ図9に示す測定結果の図表であり、図10は垂直偏波及び水平偏波の測定結果から高い側の利得を選択した総合の測定結果であり、図11及び図12は、それぞれ垂直偏波及び水平偏波の測定結果である。
これに対して図13〜図16は、図9〜図12との対比により、イヤホン3のケーブルまでもアンテナとして機能させた場合のアンテナの利得を示す特性曲線図である。これら図9〜図12と図13〜16との対比により、イヤホン3のケーブルまでもアンテナとして機能させると、人体の影響により周波数200〔MHz〕近傍等で利得の急激な低下が発生するものの、この実施例の測定結果では、このような局所的な利得の低下が改善されていることが判る。
なおこの図13〜図16の測定結果は、図1との対比により図17に示すように、2本のケーブルによる2線の平行リッツ線を用いて中継ケーブル32を構成し、アンテナ部側のケーブルの1つをオーディオ信号SALの伝送に振り分けた場合である。この場合、このオーディオ信号伝送用のケーブルとアンテナ用のケーブルとの間で結合が著しく増大し、このオーディオ信号伝送用のケーブルに接続されたイヤホン3のケーブルまでもアンテナとして機能し、人体の影響により特性が劣化する。
(3)実施例の効果
以上の構成によれば、本体装置から一定範囲まで、平行線路の一方の側を特定周波数帯域のアンテナとして使用し、他方の側をオーディオ信号等の伝送に割り当てることにより、従来に比して簡易な構成により、機械的強度、デザイン的に優れ、さらには性能を向上したアンテナ、このアンテナを使用した受信装置を提供することができる。
またこの平行線路の他方の側によりオーディオ信号を伝送してスピーカを駆動することにより、イヤホンの構成をアンテナとして使用して、別途アンテナを設けることによるデザインの劣化等を防止することができる。
またジャック及びプラグを設けてイヤホンを取り外し可能とすることにより、必要に応じて中継ケーブルのみをアンテナとして使用して携帯電話を使用することもできる。
より具体的に、右及び左チャンネルのオーディオ信号をそれぞれ伝送するケーブルと、右及び左チャンネルのオーディオ信号に対応するアースラインのケーブルとによる3本のケーブルで平行線路の一方の側に設け、これと本数の等しい3本のケーブルを他方側に設けることにより、3線の平行リッツ線を用いてアンテナを構成することができる。
またこの一方の側によるアンテナ部の長さが、第1の周波数帯域であるハイバンドチューナが受信する放送波の波長の略1/4に設定されていることにより、効率良く放送波を受信することができる。
また伝送用ケーブルの本体装置側端と、アンテナ部の本体装置側端とをフィルタ回路により接続することにより、ローバンドチューナ用のアンテナをイヤホンのケーブルを利用して構成することができ、これにより2つのバンドに対応するアンテナを構成することができる。
またこのイヤホンのケーブルを利用したアンテナ長を、ローバンドチューナが受信する放送波の波長の略1/4とすることにより、効率良くローバンドの放送波を受信することができる。
この実施例2では、右チャンネル及び左チャンネルのオーディオ信号にそれぞれ専用のアースラインを設けるようにし、これによりそれぞれ4本のケーブルにより第1及び第2の撚り線部を形成する。またこれにより第2の撚り線部では、この4本のケーブルを本体装置側端でまとめてプラグ5に接続する。また第1の撚り線部では、オーディオ信号のアースラインの双方又は一方が、第2の撚り線部のケーブルと接続される。
この実施例のように右チャンネル及び左チャンネルにそれぞれ専用のアースラインを設ける場合であっても、実施例1と同様の効果を得ることができる。
図18は、実施例3の中継ケーブルを示す略線図である。この実施例の中継ケーブル33は、ジャック7に接続されるイヤホンと共にヘッドセットを構成し、ジャック7側端にマイク35、本体装置を遠隔制御するスイッチ回路36が設けられる。またこれらの構成に対応して、第1及び第2の撚り線部15A及び15Bは、5本のケーブルにより構成される。この中継ケーブル33において、第2の撚り線部15Bは、この5本のケーブルが本体装置側端でまとめられてプラグ5に接続される。また第1の撚り線部15Aでは、アースラインが第2の撚り線部15Bのケーブルと接続される。
この実施例のように、マイク、スイッチ回路等を設ける場合にあっても、上述の実施例1と同様の効果を得ることができる。
なお上述の実施例においては、プラグ及びジャックにより着脱可能にイヤホンを中継ケーブルに接続する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、必要に応じてイヤホン及び中継ケーブルを一体化するようにしてもよい。
また上述の実施例においては、本体装置に着脱可能に中継ケーブルを接続する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、必要に応じて本体装置から取り外すことができないように中継ケーブルを本体装置に設けるようにしてもよい。
また上述の実施例においては、中継ケーブルの長さ、中継ケーブルとイヤホンのケーブルとの長さを、それぞれ対応する放送波の波長の1/4とする場合について述べたが、本発明はこれに限らず、n/4として上述の実施例と同様の効果を得ることができる。なおここで、nは奇数である。
また上述の実施例においては、ローバンドチューナとハイバンドチューナとに対応する2つのバンドのアンテナを構成する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、ハイバンド専用のアンテナとしてもよい。なおこの場合、中継ケーブルの本体装置側端のフィルタ回路を省略してアンテナ部と伝送部とを完全に絶縁してもよい。
また上述の実施例においては、ハイバンドチューナでディジタルラジオ放送を受信する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、ディジタルテレビジョン放送を受信する場合等にも広く適用することができる。
また上述の実施例においては、イヤホンを駆動するオーディオ信号の伝送路を利用してアンテナを構成する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、ライン出力(端子)等のオーディオ信号の伝送路を利用してアンテナを構成する場合、さらにはオーディオ信号以外の例えばビデオ信号の伝送路を利用してアンテナを構成する場合、信号伝送以外の例えば商用電源、各種直流電源等の電力の伝送路を利用してアンテナを構成する場合等に広く適用することができる。
本発明は、例えばディジタルラジオ放送等を受信可能な携帯電話に適用することができる。
本発明の実施例1の携帯電話を示すブロック図である。 図1の携帯電話の斜視図である。 中継ケーブルの断面図である。 図1の携帯電話におけるアンテナの説明に供する略線図である。 図1の携帯電話における中継ケーブル、イヤホンの説明に供する図である。 図1の携帯電話における中継ケーブル、イヤホンによるアンテナの説明に供する図である。 図1の携帯電話においてローバンドを受信するアンテナの説明に供する図である。 図1の携帯電話においてハイバンドを受信するアンテナの説明に供する図である。 図1の携帯電話におけるアンテナの特性を示す特性曲線図である。 図9の特性曲線による特性を示す図表である。 図9の特性曲線による垂直偏波の特性を示す図表である。 図9の特性曲線による水平偏波の特性を示す図表である。 イヤホンのケーブルをアンテナとして使用する場合の特性を示す特性曲線図である。 図13の特性曲線による特性を示す図表である。 図13の特性曲線による垂直偏波の特性を示す図表である。 図13の特性曲線による水平偏波の特性を示す図表である。 図13の特性曲線の測定に供したアンテナの構成を示す図である。 本発明の実施例の中継ケーブルを示す略線図である。 人体の影響の説明に供する略線図である。
符号の説明
1……携帯電話、2、32、33……中継ケーブル、3……イヤホン、4……本体装置、5、6……プラグ、7、8……ジャック、13H、13L……チューナ、11L、11R、11G……高周波遮断回路、15……平行リッツ線、19、LA1〜LA3、LL、LR、LG……ケーブル、20L、20R……スピーカ

Claims (10)

  1. 本体装置における信号又は電力を伝送する複数本の伝送用ケーブルによる伝送部と、
    前記伝送用ケーブルの前記本体装置側端から前記本体装置側端とは逆側端の途中までの間、前記伝送用ケーブルに沿って設けられたケーブルであり、前記伝送用ケーブルと高周波信号の伝送路を形成するアンテナ部と、
    前記伝送用ケーブルの前記本体装置側端に設けられ、前記伝送用ケーブルからの前記本体装置への高周波信号の侵入を遮断する高周波遮断回路と、
    前記アンテナ部の前記本体装置側端をアンテナ入力端に接続し、前記アンテナ部の長さに対応する第1の周波数帯域の放送波を受信するチューナと、
    を備え、
    前記アンテナ部の前記本体装置側端とは逆側端が開放端とされ、
    前記伝送路は、前記伝送用ケーブルと前記アンテナ部のケーブルとによる平行線路であり、
    前記伝送部の複数本の伝送用ケーブルは、少なくとも右及び左チャンネルのオーディオ信号をそれぞれ伝送するケーブルと、前記右及び又は左チャンネルのオーディオ信号に対応するアースラインのケーブルとを有する複数本のケーブルであり、
    前記アンテナ部のケーブルは、前記伝送用ケーブルと等しい本数のケーブルであり、
    前記アンテナ部の前記本体装置側端に、前記複数本のケーブルが接続されて、前記アンテナ部が前記アンテナ入力端に接続される
    受信装置。
  2. 前記伝送用ケーブルの前記本体装置側端とは逆側端にスピーカが設けられ、
    前記本体装置における信号が、前記スピーカを駆動するオーディオ信号である
    求項に記載の受信装置。
  3. 前記アンテナ部の前記スピーカ側端の部位に前記伝送用ケーブルを中継するジャック及びプラグが設けられた
    求項に記載の受信装置。
  4. 前記アンテナ部の長さが、前記第1の周波数帯域の放送波の波長の略n/4に設定された
    求項に記載の受信装置。
    但し、nは奇数である。
  5. 前記伝送用ケーブルの前記本体装置側端と、前記アンテナ部の前記本体装置側端とがフィルタ回路により接続され、
    前記チューナが、さらに前記伝送用ケーブルの長さに対応する第2の周波数帯域の放送波を受信する
    求項に記載の受信装置。
  6. 前記伝送用ケーブルの長さが、前記第2の周波数帯域の放送波の波長の略n/4に設定された
    求項に記載の受信装置。
    但し、nは奇数である。
  7. 所定周波数帯域の放送波を受信する本体装置に接続されるアンテナであって、
    本体装置における信号又は電力を伝送する複数本の伝送用ケーブルによる伝送部と、
    前記伝送用ケーブルの前記本体装置側端から前記本体装置側端とは逆側端の途中までの間、前記伝送用ケーブルに沿って設けられたケーブルであり、前記伝送用ケーブルと前記放送波の伝送路を形成するアンテナ部と、
    を有し、
    前記アンテナ部の前記本体装置側端とは逆側端が開放端とされ、
    前記伝送用ケーブルの前記本体装置側端が、前記本体装置への高周波信号の侵入を遮断する高周波遮断回路に接続され、
    前記アンテナ部の前記本体装置側端が、前記アンテナ部の長さに対応する第1の周波数帯域の放送波を受信するチューナ部のアンテナ入力端に接続され、
    前記伝送路は、前記伝送用ケーブルと前記アンテナ部のケーブルとによる平行線路であり、
    前記伝送部の複数本の伝送用ケーブルは、少なくとも右及び左チャンネルのオーディオ信号をそれぞれ伝送するケーブルと、前記右及び又は左チャンネルのオーディオ信号に対応するアースラインのケーブルとを有する複数本のケーブルであり、
    前記アンテナ部のケーブルは、前記伝送用ケーブルと等しい本数のケーブルであり、
    前記アンテナ部の前記本体装置側端に、前記複数本のケーブルが接続されて、前記アンテナ部が前記アンテナ入力端に接続される
    アンテナ。
  8. 前記アンテナ部が、伝送用ケーブルに沿って設けられたアンテナ部のケーブルであり、
    前記伝送路が、前記伝送用ケーブルと前記アンテナ部のケーブルとによる平行線路である
    求項に記載のアンテナ。
  9. コネクタを介してチューナを有する本体装置に一端が接続され、他端に接続された外部ケーブルに前記本体装置の信号及び又は電力を中継する中継ケーブルにおいて、
    前記本体装置における信号又は電力を伝送する複数本の伝送用ケーブルによる伝送部と、
    前記伝送用ケーブルに沿って設けられたケーブルであり、前記伝送用ケーブルと放送波の伝送路を形成するアンテナ部と、
    を有し、
    前記アンテナ部の外部ケーブル側端が開放端とされ、
    前記コネクタを介して、前記伝送用ケーブルの前記本体装置側端が、前記本体装置への高周波信号の侵入を遮断する高周波遮断回路に接続され、
    前記コネクタを介して、前記アンテナ部の前記本体装置側端が、前記アンテナ部の長さに対応する第1の周波数帯域の放送波を受信する前記チューナのアンテナ入力端に接続され、
    前記伝送路は、前記伝送用ケーブルと前記アンテナ部のケーブルとによる平行線路であり、
    前記伝送部の複数本の伝送用ケーブルは、少なくとも右及び左チャンネルのオーディオ信号をそれぞれ伝送するケーブルと、前記右及び又は左チャンネルのオーディオ信号に対応するアースラインのケーブルとを有する複数本のケーブルであり、
    前記アンテナ部のケーブルは、前記伝送用ケーブルと等しい本数のケーブルであり、
    前記アンテナ部の前記本体装置側端に、前記複数本のケーブルが接続されて、前記アンテナ部が前記アンテナ入力端に接続される
    中継ケーブル。
  10. 前記アンテナ部が、伝送用ケーブルに沿って設けられたアンテナ部のケーブルであり、
    前記伝送路が、前記伝送用ケーブルと前記アンテナ部のケーブルとによる平行線路である
    求項に記載の中継ケーブル。
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