JPH09153713A - 移動体搭載アンテナ装置 - Google Patents

移動体搭載アンテナ装置

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Publication number
JPH09153713A
JPH09153713A JP7311767A JP31176795A JPH09153713A JP H09153713 A JPH09153713 A JP H09153713A JP 7311767 A JP7311767 A JP 7311767A JP 31176795 A JP31176795 A JP 31176795A JP H09153713 A JPH09153713 A JP H09153713A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
antenna
television
signal
moving body
tracking
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP7311767A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuru Maeda
充 前田
Hiroshi Hatano
博司 畑野
Isao Shimada
勲 島田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 容易に施工を行うことのできる移動体搭載ア
ンテナ装置を提供する。 【解決手段】 移動体上に追尾アンテナ装置1と微小ダ
イポールアンテナ2とテレビ用アンテナ3が搭載されて
おり、追尾アンテナ装置1と微小ダイポールアンテナ2
とはBS信号ケーブル線Ca1により接続されている。
また、テレビ用アンテナ3で受信されたVHF・UHF
帯のテレビ信号はテレビ信号ケーブル線Ca2により移
動体内に送信されるようになっている。そして、微小ダ
イポールアンテナ2とテレビ用アンテナ3とは近接して
配置されている。従って、微小ダイポールアンテナ2と
テレビ用アンテナ3とが電磁的に結合することになり、
追尾アンテナ装置1の平面アンテナで受信され周波数変
換されたBS−IF信号がテレビ信号ケーブル線Ca2
に重畳されて伝送されることになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車等の移動体
上で衛星放送電波や通信電波を受信するために用いる移
動体搭載アンテナ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、移動体(例えば、列車、船舶、自
動車、飛行機)において、地上局あるいは人工衛星局と
の移動体通信や、放送波受信のためのアンテナを搭載し
ているものが増加してきている。特に、衛星放送が普及
するにつれて移動体上においても衛星放送を受信したい
というニーズが高まっている。
【0003】衛星放送のように、衛星からの微弱な電波
を受信するには、一般に指向性の鋭い高利得アンテナが
必要であるため、移動体上で受信しようとした場合、常
に電波源である衛星を高速かつ精度良く追尾することが
必要となり、様々な追尾アンテナ装置が提案され、既に
列車用,船舶用,バス用等の追尾アンテナ装置が商品化
されている。
【0004】これらの追尾アンテナ装置は、いずれも移
動体の屋外に設置されており、受信信号はケーブル線に
より移動体内のチューナーに伝送されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述のよう
な構成の追尾アンテナ装置の施工には、移動体上への取
り付け作業の他、ケーブル線の移動体内への引き込み作
業及び雨仕舞い作業,移動体内の配線作業等の煩雑で長
時間の作業が必要であった。
【0006】ここで、バスに用いられる追尾アンテナ装
置を例にとり説明する。バスに用いられる追尾アンテナ
装置は、車体のルーフ上に設置されており、その出力信
号は車体に穴を開けてケーブル線を車体内に引き込み、
チューナーまで伝送されている。それ故、施工には追尾
アンテナ装置の車体上への取り付け作業の他、車体の穴
開け作業,ケーブル線の車体内への引き込み作業及び雨
仕舞い作業,チューナーまでの配線作業等の煩雑で長時
間の作業が必要であった。
【0007】また、バスにおいては、テレビアンテナ,
業務用無線アンテナ,GPSアンテナ等の複数のアンテ
ナがルーフ上に取り付けられている場合が多く、これら
複数のケーブル線のための車内配線スペースを予め確保
しておかなければならないという問題があった。
【0008】それ故、既に他のアンテナが装着されてい
る移動体に、後から追尾アンテナ装置を施工しようとし
た場合、上述した煩雑な作業の他に移動体内に新たなケ
ーブル線の配線ルートを見つける必要があり、移動体内
装材の剥がし作業とともに、移動体への施工上の大きな
問題となっていた。
【0009】本発明は、上記の点に鑑みて成されたもの
であり、その目的とするところは、容易に施工を行うこ
とのできる移動体搭載アンテナ装置を提供することにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
移動体の屋外に設けられ、衛星からの信号を受信する平
面アンテナと、該平面アンテナを方位方向に回動させる
方位方向駆動部と、前記平面アンテナで受信された信号
を出力信号ケーブルを介して出力する出力端子部とを有
して成り、前記方位方向駆動部を駆動させて前記平面ア
ンテナを常に衛星の方向に正対させるようにした追尾ア
ンテナ装置と、前記移動体の屋外に設置されている他用
途アンテナと、該他用途アンテナで受信された信号を前
記移動体内に送信するケーブル線とを備えて成る移動体
搭載アンテナ装置において、前記出力信号ケーブルの前
記出力端子部が接続されていない方の端部に微小アンテ
ナを設けて、前記他用途アンテナの近傍に配置し、前記
微小アンテナと前記他用途アンテナとを電磁結合させる
ことにより、前記平面アンテナで受信した受信信号を前
記ケーブル線に重畳させるようにしたことを特徴とする
ものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て図面に基づき説明する。図1は、本発明の一実施形態
に係る移動体搭載アンテナ装置の全体構成を示す模式図
である。本実施形態では、移動体上に追尾アンテナ装置
1と微小ダイポールアンテナ2とテレビ用アンテナ3が
搭載されており、追尾アンテナ装置1と微小ダイポール
アンテナ2とはBS信号ケーブル線Ca1により接続さ
れている。また、テレビ用アンテナ3で受信されたVH
F・UHF帯のテレビ信号はテレビ信号ケーブル線Ca
2により移動体内に送信されるようになっている。そし
て、微小ダイポールアンテナ2とテレビ用アンテナ3と
が近接して配置されている。
【0012】追尾アンテナ装置1は、衛星からの信号を
受信する平面アンテナ(図示せず)と、平面アンテナを
方位方向に回動させる方位方向駆動部(図示せず)とを
有して成り、方位方向駆動部を駆動させて平面アンテナ
を常に衛星の方向に正対させるように構成されている。
【0013】追尾アンテナ装置1の平面アンテナ(図示
せず)で受信された12GHz帯の受信信号が周波数変
換されて1.3GHz帯のBS−IF信号としてBS信
号ケーブル線Ca1に出力されている。
【0014】ここで、BS信号ケーブル線Ca1の他端
に接続されている微小ダイポールアンテナ2を、移動体
上に設置されているテレビ用アンテナ3の近傍に設置す
ることにより、微小ダイポールアンテナ2とテレビ用ア
ンテナ3とを電磁的に結合させて、1.3GHz帯のB
S−IF信号がテレビ用アンテナ3に伝送されるように
している。これにより、テレビ信号ケーブル線Ca2に
はVHF・UHF帯のテレビ信号と1.3GHz帯のB
S−IF信号とが重畳されて伝送されることになる。
【0015】本実施形態においては、1.3GHz帯の
信号波長に比べて非常に小さい微小ダイポールアンテナ
2を用いているので、周囲への放射レベルも小さく、他
の移動体等への影響はほとんど問題とならず、更に、テ
レビ用アンテナ3に比べても極端に小さいので、テレビ
用アンテナ3の近傍に微小ダイポールアンテナ2を配置
しても、テレビ用アンテナ3としても本来のアンテナ性
能にはほとんど影響しないのである。
【0016】以下において、本実施形態に係る移動体搭
載アンテナ装置をバス等の移動体に適用した場合を示
す。図2は、本実施形態に係る移動体搭載アンテナ装置
のテレビ信号ケーブル線Ca2を移動体内に配線した状
態を示す全体構成の模式図である。テレビ信号ケーブル
線Ca2は、移動体のルーフ4に形成された開口部を貫
通して移動体内に引き込まれ、分波器5に接続されてい
る。分波器5は、テレビ信号ケーブル線Ca2に重畳さ
れて送信された信号(本実施形態においては、BS−I
F信号,テレビ信号)の分離を行い、テレビ信号及びB
S−IF信号は、それぞれTVチューナー6及びBSチ
ューナー7を介してモニター8において出力される。
【0017】従って、従来においては移動体内に引き込
む信号ケーブルはテレビ信号用,BS−IF信号用の2
本が必要であるが、本実施形態においては、微小ダイポ
ールアンテナ2とテレビ用アンテナ3とを電磁結合させ
ることによりテレビ信号ケーブル線Ca2にBS−IF
信号を重畳させるようにしているので、1本の信号ケー
ブルだけを移動体の屋内に引き込むだけで良く、その
際、移動体の穴開け作業,雨仕舞い作業,配線作業等を
省くことができる。故に、BS−IF信号用の信号ケー
ブルを別途移動体内に引き込む必要がなくなる。
【0018】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、移動体の屋外に
設けられ、衛星からの信号を受信する平面アンテナと、
平面アンテナを方位方向に回動させる方位方向駆動部
と、平面アンテナで受信された信号を出力信号ケーブル
を介して出力する出力端子部とを有して成り、方位方向
駆動部を駆動させて平面アンテナを常に衛星の方向に正
対させるようにした追尾アンテナ装置と、移動体の屋外
に設置されている他用途アンテナと、他用途アンテナで
受信された信号を移動体内に送信するケーブル線とを備
えて成る移動体搭載アンテナ装置において、出力信号ケ
ーブルの出力端子部が接続されていない方の端部に微小
アンテナを設けて、他用途アンテナの近傍に配置し、微
小アンテナと他用途アンテナとを電磁結合させることに
より、平面アンテナで受信した受信信号をケーブル線に
重畳させるようにしたので、1本の信号ケーブルだけを
移動体の屋内に引き込むだけで良く、その際、移動体の
穴開け作業,雨仕舞い作業,配線作業等を省くことがで
き、また、例えば観光バスに後からBS追尾アンテナ装
置を取り付ける場合、ほとんどの観光バスでは既にテレ
ビ用アンテナが搭載されているので、移動体内の配線ス
ペースの確保と内装材の剥がし作業が不要となり、容易
に施工を行うことのできる移動体搭載アンテナ装置を提
供することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る移動体搭載アンテナ
装置の全体構成を示す模式図である。
【図2】本実施形態に係る移動体搭載アンテナ装置のテ
レビ信号ケーブル線を移動体内に配線した状態を示す全
体構成の模式図である。
【符号の説明】
1 追尾アンテナ装置 2 微小ダイポールアンテナ 3 テレビ用アンテナ 4 ルーフ 5 分波器 6 TVチューナー 7 BSチューナー 8 モニター Ca1 BS信号ケーブル線 Ca2 テレビ信号ケーブル線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04B 5/00 H04B 5/00 Z

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動体の屋外に設けられ、衛星からの信
    号を受信する平面アンテナと、該平面アンテナを方位方
    向に回動させる方位方向駆動部と、前記平面アンテナで
    受信された信号を出力信号ケーブルを介して出力する出
    力端子部とを有して成り、前記方位方向駆動部を駆動さ
    せて前記平面アンテナを常に衛星の方向に正対させるよ
    うにした追尾アンテナ装置と、前記移動体の屋外に設置
    されている他用途アンテナと、該他用途アンテナで受信
    された信号を前記移動体内に送信するケーブル線とを備
    えて成る移動体搭載アンテナ装置において、前記出力信
    号ケーブルの前記出力端子部が接続されていない方の端
    部に微小アンテナを設けて、前記他用途アンテナの近傍
    に配置し、前記微小アンテナと前記他用途アンテナとを
    電磁結合させることにより、前記平面アンテナで受信し
    た受信信号を前記ケーブル線に重畳させるようにしたこ
    とを特徴とする移動体搭載アンテナ装置。
JP7311767A 1995-11-30 1995-11-30 移動体搭載アンテナ装置 Withdrawn JPH09153713A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008236113A (ja) * 2007-03-19 2008-10-02 Sony Corp 受信装置及びアンテナ
JP2009071869A (ja) * 2005-03-17 2009-04-02 Fujitsu Ltd タグアンテナ
WO2009130879A1 (ja) * 2008-04-25 2009-10-29 クラリオン株式会社 複合アンテナ装置

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Effective date: 20030204