JP2007148906A - 動作環境切り替えプログラム及び情報処理装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】任意の時点の環境情報を作成し、それを補助記憶装置に記録しておき、そのアドレス情報を環境復元情報として作成しておく。補助記憶上の同じ領域に対する読み書き指示に対して、想定する動作環境に応じて実際の読み書き領域を変更することで、異なる動作環境の切り替えを実現し、復元したい動作環境における読み書き領域のアドレス置換情報を現在有効なアドレス置換情報の初期値として設定するようにした。
【選択図】図1
Description
図1は、本発明にかかる動作環境切り替えプログラムによって動作するコンピュータの概略機能構成を示すブロック図である。本発明にかかる動作環境切り替えプログラムによって動作するコンピュータには、OS部2から補助記憶装置4に対応するドライバ部6に発行されたアクセスコマンドを検知し、必要に応じてアクセス先アドレスを置き換えるアドレス置換部8と、現在のアドレス置換情報や他の動作環境で使用する補助記憶装置4上の記憶領域に関する情報、動作環境を復元するための情報などを管理する環境管理部10と、復元指定可能な動作環境や現在復元されている動作環境等の情報を出力装置12に表示出力し、環境復元情報の作成指示、復元したい動作環境の選択指定等に関するユーザによる入力装置14からの入力を受け付ける入出力部16が含まれる。環境管理部10は、現在のアドレス置換情報を環境復元情報として補助記憶装置4上に保存させたり、特定の動作環境に対応するアドレス置換情報を補助記憶装置4から読み出して現在のアドレス置換情報の初期値として設定したりするほか、現在のアドレス置換情報に基づいて置換先アドレスをアドレス置換部8に教えたり、必要に応じて、新しいアドレス置換情報の作成も行う。補助記憶装置4には、アプリケーションソフトウェアや各種パラメタ情報等のユーザが利用する情報であるユーザ利用情報のほか、動作環境ごとのアドレス置換情報である環境復元情報、復元すべき動作環境を示す環境指定情報、現在の動作環境におけるアドレス置換情報と他の動作環境で使用する補助記憶装置4上の記憶領域のアドレス情報をまとめた環境管理情報が記憶される。
(付記1)
コンピュータの動作環境を予め設定された一つ以上の動作環境のいずれかに復元する処理を前記コンピュータに実行させるプログラムであって、
予め選択された前記動作環境でアクセス指示される補助記憶装置上の記憶領域のアドレス置換情報を現在有効なアドレス置換情報の初期値として設定する動作環境復元ステップと、
前記補助記憶装置へのアクセスコマンドが発行されたことを検知して該アクセスコマンドの実行を中断し、該アクセスコマンドのアクセス先アドレスを前記現在有効なアドレス置換情報に従って置き換えたのち、該アクセスコマンドの実行を再開するアドレス置換ステップをコンピュータに実行させることを特徴とする動作環境切り替えプログラム。
(付記2)
付記1の動作環境切り替えプログラムであって、さらに、
前記現在有効なアドレス置換情報を前記補助記憶装置上に格納する環境復元情報作成ステップをコンピュータに実行させることを特徴とする動作環境切り替えプログラム。
(付記3)
付記1の動作環境切り替えプログラムであって、さらに、
環境復元情報の選択入力を受け付ける動作環境選択入力ステップをコンピュータに実行させることを特徴とする動作環境切り替えプログラム。
(付記4)
付記1の動作環境切り替えプログラムであって、
前記動作環境復元ステップでは、予め設定された動作環境復元スケジュールに基づいて前記動作環境を選択するサブステップをコンピュータに実行させることを特徴とする動作環境切り替えプログラム。
(付記5)
予め設定された一つ以上の動作環境のいずれかを復元して実行する情報処理装置であって、
前記各動作環境におけるアドレス置換情報を格納する補助記憶装置と、
前記補助記憶装置への書き込みおよび読み込み処理を行うドライバ部と、
前記ドライバ部に発行されたアクセスコマンドを検知し、該アクセスコマンドに含まれるアクセス先アドレスを現在有効なアドレス置換情報に従って置き換えるアドレス置換部と、
予め選択された前記動作環境における前記アドレス置換情報を前記現在有効なアドレス置換情報の初期値として設定する環境管理部とを有することを特徴とする情報処理装置。
(付記6)
付記5の情報処理装置であって、
前記環境管理部は、さらに、
前記現在有効なアドレス置換情報および復元されていない前記動作環境で使用する前記補助記憶装置上の記憶領域のアドレス情報を管理することを特徴とする情報処理装置。
(付記7)
付記5の情報処理装置であって、
前記環境管理部は、さらに、
前記現在有効なアドレス置換情報を前記補助記憶装置に格納することを特徴とする情報処理装置。
(付記8)
付記5の情報処理装置であって、さらに、
前記現在有効なアドレス置換情報の格納指示および復元する動作環境の選択指定の入力を受け付ける入力部とを有することを特徴とする情報処理装置。
(付記9)
付記5の情報処理装置であって、
前記環境管理部は、
予め設定された動作環境復元スケジュールに基づいて前記動作環境を選択することを特徴とする情報処理装置。
4:補助記憶装置
6:ドライバ部
8:アドレス置換部
10:環境管理部
12:出力装置
14:入力装置
16:入出力部
Claims (5)
- コンピュータの動作環境を予め設定された一つ以上の動作環境のいずれかに復元する処理を前記コンピュータに実行させるプログラムであって、
予め選択された前記動作環境でアクセス指示される補助記憶装置上の記憶領域のアドレス置換情報を現在有効なアドレス置換情報の初期値として設定する動作環境復元ステップと、
前記補助記憶装置へのアクセスコマンドが発行されたことを検知して該アクセスコマンドの実行を中断し、該アクセスコマンドのアクセス先アドレスを前記現在有効なアドレス置換情報に従って置き換えたのち、該アクセスコマンドの実行を再開するアドレス置換ステップをコンピュータに実行させることを特徴とする動作環境切り替えプログラム。 - 請求項1の動作環境切り替えプログラムであって、さらに、
前記現在有効なアドレス置換情報を前記補助記憶装置上に格納する環境復元情報作成ステップをコンピュータに実行させることを特徴とする動作環境切り替えプログラム。 - 請求項1の動作環境切り替えプログラムであって、
前記動作環境復元ステップでは、予め設定された動作環境復元スケジュールに基づいて前記動作環境を選択するサブステップをコンピュータに実行させることを特徴とする動作環境切り替えプログラム。 - 予め設定された一つ以上の動作環境のいずれかを復元して実行する情報処理装置であって、
前記各動作環境におけるアドレス置換情報を格納する補助記憶装置と、
前記補助記憶装置への書き込みおよび読み込み処理を行うドライバ部と、
前記ドライバ部に発行されたアクセスコマンドを検知し、該アクセスコマンドに含まれるアクセス先アドレスを現在有効なアドレス置換情報に従って置き換えるアドレス置換部と、
予め選択された前記動作環境における前記アドレス置換情報を前記現在有効なアドレス置換情報の初期値として設定する環境管理部とを有することを特徴とする情報処理装置。 - 請求項4の情報処理装置であって、
前記環境管理部は、さらに、
前記現在有効なアドレス置換情報および復元されていない前記動作環境で使用する前記補助記憶装置上の記憶領域のアドレス情報を管理することを特徴とする情報処理装置。
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- 2005-11-29 JP JP2005344059A patent/JP4872328B2/ja active Active
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