JP2002268955A - メモリバックアップ方法および装置 - Google Patents

メモリバックアップ方法および装置

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JP2002268955A JP2001069197A JP2001069197A JP2002268955A JP 2002268955 A JP2002268955 A JP 2002268955A JP 2001069197 A JP2001069197 A JP 2001069197A JP 2001069197 A JP2001069197 A JP 2001069197A JP 2002268955 A JP2002268955 A JP 2002268955A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フラッシュメモリ等へのデータの書き込み中
に電断が生じてもバックアップされたデータを保持する
ことができるメモリバックアップ方法および装置を提供
する。 【解決手段】 バックアップ用メモリ(120)として
実行用メモリ(110)に格納されるユーザデータの最
大容量の2倍の容量を設け、このバックアップ用メモリ
(120)の記憶領域を保存用の領域と書き込み用の領
域とに分け、実行用メモリ(110)に格納されたユー
ザデータが変更された場合は、この実行用メモリ(11
0)に格納されたユーザデータをバックアップ用メモリ
(120)の書き込み用の領域に書き込むバックアップ
処理を行い、この書き込み用の領域に対するユーザデー
タのバックアップ処理が完了すると、該書き込み用の領
域を保存用の領域に切替えるとともに、保存用の領域の
ユーザデータを削除して、該保存用の領域を書き込み用
の領域に切替える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、メモリバックア
ップ方法および装置に関し、特に、プログラマブルコン
トローラの実行用メモリに格納されたユーザデータの変
更に際して、該ユーザデータをフラッシュメモリ等の不
揮発性のバックアップ用メモリに自動的に書き込むこと
で上記ユーザデータのバックアップ処理を行ってプログ
ラマブルコントローラのバッテリレス運転を可能にした
メモリバックアップ方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、プログラマブルコントローラのユ
ーザプログラムや設定データ(以下、単にユーザデータ
という)は、プログラマブルコントローラに設けられた
RAM(Random Access Memory)から構成される実行用メ
モリに記憶される。
【0003】そして、プログラマブルコントローラは、
この実行用メモリに記憶されたユーザデータに基づき所
望の制御を行う。
【0004】ここで、このプログラマブルコントローラ
の上記実行用メモリに記憶されたユーザデータは、プロ
グラマブルコントローラの電源がOFFにされても、そ
の内容が消去されないようにバックアップする必要があ
る。
【0005】そこで、上記実行用メモリをバッテリによ
り保持する構成が考えられるが、この場合、バッテリに
より保持可能なメモリには、高速に読み書き可能なもの
が存在しないため、この実行用メモリとして高速に読み
書き可能なメモリを使用することができず、これがプロ
グラマブルコントローラの性能向上を阻害する一因とな
っていた。
【0006】バッテリによりバックアップできない高速
なメモリを実行用メモリとして使用する場合には、電源
OFF時の対策として、実行用メモリに格納されたユー
ザデータをバッテリバックアップ可能なメモリにバック
アップすることが考えられる。しかし、この方法では、
ユーザデータの増大に伴うバッテリの大型化問題やバッ
テリ寿命によるバッテリ交換問題等が発生する。
【0007】そこで、上記プログラマブルコントローラ
の実行用メモリをバックアップするためにフラッシュメ
モリ等の書き込みおよび消去可能な不揮発性メモリを使
用することが考えられる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、フラッシュ
メモリ等は、RAMに比べると書き込み処理に時間がか
かるため、データ書き込み中に電断が生じると、書き込
み中のデータが不定になる危険性がRAMに比べて高い
という問題があった。
【0009】また、フラッシュメモリ等は、データを一
旦消去し、その後に新たなデータを書き込むという手順
を踏まなければならないため、データをフラッシュメモ
リ等に書き終えるまでに多くの時間を要した。
【0010】そこで、この発明は、フラッシュメモリ等
へのデータの書き込み中に電断が生じてもバックアップ
されたデータを保持することができるメモリバックアッ
プ方法および装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明のメモリバック
アップ方法は、プログラマブルコントローラの実行用メ
モリに格納されたユーザデータの変更に際して該ユーザ
データを不揮発性のバックアップ用メモリに書き込むこ
とで上記ユーザデータのバックアップを行うメモリバッ
クアップ方法において、上記バックアップ用メモリの記
憶領域は、保存用の領域と書き込み用の領域とを有し、
上記実行用メモリに格納されたユーザデータが変更され
た場合は、上記実行用メモリに格納されたユーザデータ
を上記書き込み用の領域に書き込むバックアップ処理を
行い、上記書き込み用の領域に対するユーザデータのバ
ックアップ処理が完了すると、該書き込み用の領域を保
存用の領域に切替えるとともに、切替え前に保存用の領
域として使用していた領域を、書き込み可能状態にし
て、書き込み用の領域に切替えることを特徴とする。
【0012】また、この発明のメモリバックアップ方法
は、プログラマブルコントローラの実行用メモリに格納
されたユーザデータの変更に際して該ユーザデータを不
揮発性のバックアップ用メモリに書き込むことで上記ユ
ーザデータのバックアップを行うメモリバックアップ方
法において、上記バックアップ用メモリの記憶領域を複
数の領域に分け、実行用メモリに格納されているユーザ
データが書き込まれている保存用の領域と、書き込み用
の領域とを持たせ、上記実行用メモリに格納されたユー
ザデータが変更された場合は、上記実行用メモリの変更
したユーザデータをバックアップ用メモリの書き込み用
の領域に書き込むことでバックアップ処理を行い、この
バックアップ処理が完了すると、書き込み用だった領域
を保存用の領域に切替えるとともに、保存用だった領域
を書き込み用の領域に切替えて、次のユーザデータ変更
時に変更するユーザデータを書き込み可能状態にしたこ
とを特徴とする。
【0013】ここで、ユーザデータとは、プログラマブ
ルコントローラのユーザプログラムや設定データを含
む。
【0014】上記構成によると、実行用メモリのユーザ
データが変更された場合は、バックアップ用メモリの記
憶領域を複数に分けて保存用と書き込み用とで交互に使
用するので、バックアップ用メモリへのユーザデータの
書き込み中に電源が断になっても、ユーザデータの作成
(復旧)が可能になる。
【0015】また、この発明のメモリバックアップ方法
は、上記メモリバックアップ方法において、上記実行用
メモリのユーザデータが変更された場合は、変更前のユ
ーザデータと変更後のユーザデータとの差分データを算
出して、差分メモリに格納し、上記書き込み用の領域へ
のユーザデータの書き込みに失敗した場合は、上記差分
データおよび上記保存用の領域に格納されている変更前
のユーザデータに基づき上記変更後のユーザデータを作
成することを特徴とする。
【0016】このような構成によると、連続してユーザ
がユーザデータの変更を行った場合にも確実にユーザデ
ータのバックアップが可能になる。
【0017】また、この発明のメモリバックアップ装置
は、プログラマブルコントローラの実行用メモリに格納
されたユーザデータをバックアップするメモリバックア
ップ装置において、記憶領域が保存用の領域と書き込み
用の領域とを有する不揮発性のバックアップ用メモリ
と、上記実行用メモリに格納されたユーザデータが変更
された場合は、上記実行用メモリに格納されたユーザデ
ータを上記書き込み用の領域に書き込むことで上記ユー
ザデータのバックアップ処理を行い、上記書き込み用の
領域に対するユーザデータのバックアップが完了する
と、該書き込み用の領域を保存用の領域に切替えるとと
もに、切替え前に保存用の領域として使用していた領域
を、書き込み可能状態にして、書き込み用の領域に切替
える制御手段とを具備することを特徴とする。
【0018】また、この発明のメモリバックアップ装置
は、上記メモリバックアップ装置において、上記実行用
メモリのユーザデータが変更された場合に、該変更前の
ユーザデータと変更後のユーザデータとの差分データを
算出する差分算出手段と、上記差分算出手段で算出され
た差分データを格納する差分メモリと、上記書き込み用
の領域へのユーザデータの書き込みに失敗した場合は、
上記差分データおよび上記保存用の領域に格納されてい
る変更前のユーザデータに基づき上記変更後のユーザデ
ータを作成するユーザデータ作成手段とを更に具備する
ことを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係わるメモリバ
ックアップ方法および装置の実施の形態を図面を参照し
て詳細に説明する。
【0020】図1(a)は、この発明に係わるメモリバ
ックアップ方法および装置が適用されるプログラマブル
コントローラ100の内部のメモリ構成を示す図、図1
(b)は、プログラマブルコントローラ100の回路構
成を示す図である。
【0021】図1(a)において、このプログラマブル
コントローラ100の内部には、ユーザデータを格納す
るバッテリによるデータ保持ができないが高速に読み書
き可能なメモリからなる実行用メモリ110、この実行
用メモリ110に格納されたユーザデータをバックアッ
プするために設けられたフラッシュメモリからなるバッ
クアップ用メモリ120、バックアップ用メモリ120
へのユーザデータの書き込み中に電断等により該書き込
み中のユーザデータが不定となった場合のユーザデータ
作成(復旧)のための差分データを格納するバッテリに
よるデータ保持が可能なメモリからなる差分メモリ13
0が設けられている。
【0022】上記実行用メモリ110、バックアップ用
メモリ120および差分メモリ130は、図1(b)に
示すように、プログラマブルコントローラ100のMP
U、システムROM(SROM)、ASIC等とともに
バスで相互に接続され、MPUにより制御されるように
なっている。
【0023】ここで、実行用メモリ110は、このプロ
グラマブルコントローラ100による制御を実行するた
めのユーザプログラム、設定データ等のユーザデータが
格納されるものである。このプログラマブルコントロー
ラ100は、この実行用メモリ110に格納されたユー
ザデータに基づき各種制御を実行する。
【0024】また、バックアップ用メモリ120は、実
行用メモリ110にユーザデータが格納された際、若し
くは、実行用メモリ110に格納されたユーザデータが
変更された際に、このユーザデータを書き込むことで、
実行用メモリ110に格納されたユーザデータのバック
アップを行う。
【0025】ここで、バックアップ用メモリ120は、
実行用メモリ110に格納されるユーザデータの最大容
量の2倍の記憶容量を有し、この記憶容量をエリアAと
エリアBの2つのエリアに分割して、それぞれバックア
ップしたユーザデータの保存用、書き込み用として用い
る。なお、この発明に使用するバックアップ用メモリ
は、ユーザデータの最大容量の2倍に限らず、3以上の
整数倍として領域をこの整数で分割し、保存用の領域、
書き込み用の領域として順次用いるようにすることもで
きる。また、保存用の領域、書き込み用の領域を複数持
つようにすれば、ひとつづつの保存用の領域、書き込み
用の領域を用いる場合のように、バックアップ処理完了
直後に領域の切替えを行わず、若干の時間を置いて切替
えることもできるようになり、ユーザデータの非常に頻
繁な変更に対しても余裕を持って対処することができ
る。
【0026】すなわち、上記バックアップ用メモリ12
0のエリアAおよびエリアBが空の場合に、実行用メモ
リ110に格納されたユーザデータのバックアップの必
要が生じた場合は、まず、実行用メモリ110に格納さ
れたユーザデータをバックアップ用メモリ120のエリ
アAに書き込むことによって、実行用メモリ110に格
納されたユーザデータのバックアップを行う。
【0027】そして、実行用メモリ110に格納された
ユーザデータのバックアップ用メモリ120のエリアA
への書き込みが完了すると、ユーザデータのバックアッ
プ用メモリ120のエリアAはバックアップしたユーザ
データの保存用のエリア(領域)となり、また、空のエ
リアBは、次に、実行用メモリ110のユーザをバック
アップするための書き込み用のエリア(領域)とする。
【0028】この状態で、実行用メモリ110に格納さ
れたユーザデータに変更が生じると、この変更されたユ
ーザデータは、バックアップ用メモリ120のエリアB
に書き込まれてバックアップされるとともに、この変更
されたユーザデータのバックアップ用メモリ120のエ
リアBへの書き込みが完了すると、エリアAのデータを
消去し、今度は、バックアップ用メモリ120のエリア
Aが書き込みエリアとなり、エリアBを保存エリアとな
る。
【0029】このように、バックアップ用メモリ120
は、エリアAとエリアBを保存用と書き込み用とで交互
に用いることにより、バックアップ中にも変更前のバッ
クアップデータを常に確保している。また、次のバック
アップのためのエリアAまたはBのデータを予め消去し
ておくから、バックアップに要する時間は書き込み時間
だけとなり、バックアップ所要時間を短縮している。
【0030】また、実行用メモリ110のユーザデータ
をバックアップ用メモリ120に書き込むバックアップ
処理は、バックアップ処理をタイムスライスすることに
よりバックグラウンドで実行するように構成される。
【0031】フラッシュメモリ等へのデータの書き込み
中はシステムのリソースが全てその処理に集中されるた
め、ユーザが他の処理を行うことができないという問題
があったが、上記の構成により、このプログラマブルコ
ントローラ100は、上記バックアップ処理中において
も他の処理を行うことが可能になる。変更されたユーザ
データのバックアップ処理は、ユーザの特別の操作を必
要とせず、ユーザが意識することなく自動的に行われ
る。
【0032】差分メモリ130は、バックアップ用メモ
リ120へのユーザデータの書き込み中に電断等により
書き込みに失敗した場合に、変更後のユーザデータを作
成(復旧)するための差分データを格納する。この差分
メモリ130は、バッテリ等により電源バックアップさ
れたRAM等から構成することができる。
【0033】また、差分メモリ130に格納される差分
データは、実行用メモリ110に格納されたユーザデー
タに変更があった場合の、該変更前のユーザデータと変
更後のユーザデータとの差分データである。
【0034】さて、実行用メモリ110に格納されたユ
ーザデータの変更の態様としては、該ユーザデータの全
体の変更と部分的な変更とがある。この実行用メモリ1
10に格納されたユーザデータの全体の変更をプログラ
マブルコントローラにおいては「ダウンロード」とい
い、この実行用メモリ110に格納されたユーザデータ
の部分的変更をプログラマブルコントローラにおいては
「オンラインエディット」という。なお、「ダウンロー
ド」は、通常、新規のユーザプログラムに切替えたり、
大幅な変更を要する場合に行われ、「オンラインエディ
ット」は、プログラマブルコントローラの処理中に、部
分的修正を加えるような場合に行われる。
【0035】以下、「ダウンロード」時における実行用
メモリ110に格納されたユーザデータのバックアップ
処理および「オンラインエディット」時における実行用
メモリ110に格納されたユーザデータのバックアップ
処理の具体例を詳述する。
【0036】図2は、図1に示したプログラマブルコン
トローラ100の「ダウンロード」時における実行用メ
モリ110に格納されたユーザデータのバックアップ処
理の流れを示す図である。
【0037】今、バックアップ用メモリ120のエリア
Aには、実行用メモリ110に格納されたユーザデータ
Xがバックアックされて保存されており、バックアップ
用メモリ120のエリアBは空き(書き込み可能状態)
になっているとする。
【0038】この状態で、実行用メモリ110に格納さ
れたユーザデータXがユーザデータYに変更されると、
この変更されたユーザデータYがバックアップ用メモリ
120の空きのエリアBに書き込まれて、バックアップ
処理が開始される。
【0039】このバックアップ処理中には、プログラマ
ブルコントローラ100の電源のOFFは禁止され、こ
の電源のOFFの禁止は、例えば、プログラマブルコン
トローラ100において、バックアップ処理中であるこ
とを示すLED(Light Emitting Diode)の点灯若しくは
このプログラマブルコントローラ100に接続され、こ
の実行用メモリ110に格納されたユーザデータの変更
を行うサポートツールの画面上の表示等によりユーザに
警告される。
【0040】なお、この状態で、誤ってプログラマブル
コントローラ100の電源がOFFにされても、バック
アップ用メモリ120のエリアBのユーザデータYは不
定となるけれどもエリアAのユーザデータXは保持され
るため、プログラマブルコントローラ100の電源のO
N時にこのエリアAのユーザデータXを実行用メモリ1
10に戻すことにより、ユーザデータの変更前の状態に
復旧させることができる。
【0041】実行用メモリ110の変更されたユーザデ
ータYのバックアップ用メモリ120のエリアBへの書
き込みが完了すると、直ちにバックアップ用メモリ12
0のエリアAに格納されていた変更前のユーザデータX
は削除され、書き込み可能状態にされる。これは、次回
の実行用メモリ110のユーザデータの変更に際して、
すぐにエリアAに変更されたユーザデータを書き込むこ
とができるようにするためである。
【0042】なお、上記処理においては、差分メモリ1
30は使用されないので、空きのままである。
【0043】図3は、図2に示したバックアップ処理を
フローチャートで示したものである。
【0044】なお、この処理は、図1に示したプログラ
マブルコントローラ100の図示しない制御部で行われ
る。
【0045】図3において、まず、実行用メモリ110
のユーザデータが変更されたかを調べる(ステップ30
1)。ここで、実行用メモリ110のユーザデータが変
更されていないと判断されると(ステップ301でN
O)、ステップ301へ戻る。
【0046】ステップ301で、実行用メモリ110の
ユーザデータXがユーザデータYに変更されたと判断さ
れると(ステップ301でYES)、この変更された実
行用メモリ110のユーザデータYをフラッシュメモリ
120のエリアBに書き込む(ステップ302)。
【0047】次に、バックアップ完了か、すなわち、変
更された実行用メモリ110のユーザデータYのフラッ
シュメモリ120のエリアBへの書き込みが完了したか
を調べる(ステップ303)。
【0048】ここで、バックアップ完了でないと判断さ
れると(ステップ303でNO)、ステップ303に戻
るが、バックアップ完了と判断されると(ステップ30
3でYES)、フラッシュメモリ120の保存用の領域
として使用していたエリアAのユーザデータXを消去し
て(ステップ304)、書き込み用の領域に切替え、次
のユーザデータ変更時に変更するユーザデータを書き込
み可能状態にして、この処理を終了する。
【0049】図4は、図1に示したプログラマブルコン
トローラ100の「オンラインエディット」時における
実行用メモリ110に格納されたユーザデータのバック
アップ処理の流れを示す図である。
【0050】この場合も、バックアップ用メモリ120
のエリアAには、実行用メモリ110に格納されたユー
ザデータXがバックアックされたユーザデータXとして
保存されており、バックアップ用メモリ120のエリア
Bは空きになっているとする。
【0051】この状態で、実行用メモリ110に格納さ
れたユーザデータXがユーザデータYに変更されると、
差分メモリ130には、変更後のユーザデータYと変更
前のユーザデータXとの差分データが格納され、続い
て、この変更されたユーザデータYのバックアップ用メ
モリ120の空きのエリアBへの書き込みが開始され
る。
【0052】そして、上記変更されたユーザデータYの
バックアップ用メモリ120の空きのエリアBへの書き
込み途中、すなわち、バックアップ用メモリ120のエ
リアBにバックアップ途中のユーザデータYが格納され
ている状態で再度実行用メモリ110に格納されたユー
ザデータYがユーザデータY’に変更されると、差分メ
モリ130には、この変更後のユーザデータY’と変更
前のユーザデータYとの差分データが追加格納され、、
また、バックアップ用メモリ120のエリアBでは、上
記バックアップ途中のユーザデータYは一旦削除された
後、再び、変更されたユーザデータY’の書き込みが開
始される。
【0053】ここで、プログラマブルコントローラ10
0に電源の断が生じたとすると、バックアップ用メモリ
120のエリアBのバックアップ途中のユーザデータ
Y’は不定となる。
【0054】しかし、差分メモリ130には、ユーザデ
ータYとユーザデータXとの差分データおよびユーザデ
ータY’とユーザデータYとの差分データが格納されて
いるので、プログラマブルコントローラ100の電源を
ONにしたときに、上記バックアップ用メモリ120の
エリアAに格納されているユーザデータXと上記差分メ
モリ130に格納されているユーザデータYとユーザデ
ータXとの差分データおよびユーザデータY’とユーザ
データYとの差分データに基づきユーザデータY’を実
行用メモリ110に作成(復旧)することができる。
【0055】図5は、図4に示すバックアップ処理をフ
ローチャートで示したものである。
【0056】なお、この処理は、図1に示したプログラ
マブルコントローラ100の図示しない制御部で行われ
る。
【0057】図5において、まず、実行用メモリ110
のユーザデータが変更されたかを調べる(ステップ50
1)。ここで、実行用メモリ110のユーザデータが変
更されていないと判断されると(ステップ501でN
O)、ステップ501へ戻る。
【0058】ステップ501で、実行用メモリ110の
ユーザデータXがユーザデータYに変更されたと判断さ
れると(ステップ501でYES)、変更後のユーザデ
ータYと変更前のユーザデータXとの差分データを算出
し、この差分データを差分メモリ130に格納する(ス
テップ502)。
【0059】続いて、この変更されたユーザデータYの
バックアップ用メモリ120の空きのエリアBへの書き
込みを開始する(ステップ503)。
【0060】次に、バックアップ完了か、すなわち、変
更された実行用メモリ110のユーザデータYのフラッ
シュメモリ120のエリアBへの書き込みが完了したか
を調べる(ステップ504)。
【0061】ここで、バックアップ完了でないと判断さ
れると、実行用メモリ110のユーザデータが更に変更
されたかを調べる(ステップ505)。ここで、実行用
メモリ110のユーザデータが変更されていないと判断
されると(ステップ505でNO)、ステップ504へ
戻る。
【0062】ステップ505で、実行用メモリ110の
ユーザデータYが更にユーザデータY’に変更されたと
判断されると(ステップ505でYES)、この変更後
のユーザデータY’と変更前のユーザデータYとの差分
データを算出し、この差分データを差分メモリ130に
追加格納する(ステップ506)。
【0063】続いて、バックアップ途中のエリアBのユ
ーザデータYを一旦削除し、再度変更されたユーザデー
タY’のバックアップを開始し(ステップ507)、ス
テップ504へ戻る。
【0064】ステップ504で、バックアップ完了と判
断されると(ステップ504でYES)、フラッシュメ
モリ120のエリアAのユーザデータXを消去して(ス
テップ508)、この処理を終了する。
【0065】図6は、フラッシュメモリ120のエリア
Bにバックアップ途中のユーザデータY’が格納されて
いる状態で、プログラマブルコントローラ100に電源
の断が生じた場合の、電源ON時処理の中で実行される
ユーザデータの作成(復旧)の手順を示すフローチャー
トである。
【0066】図6において、まず、バックアップ用メモ
リ120のエリアAからユーザデータXを実行用メモリ
110へ転送する(ステップ601)。
【0067】そして、差分メモリ130に格納されてい
るユーザデータYとユーザデータXとの差分データを用
いて実行用メモリ110のユーザデータXをユーザデー
タYに変更する(ステップ602)。
【0068】次に、差分メモリ130に格納されている
ユーザデータY’とユーザデータYとの差分データを用
いて実行用メモリ110のユーザデータYをユーザデー
タY’に変更する(ステップ603)。
【0069】その後、実行用メモリ110のユーザデー
タY’のバックアップを開始してフラッシュメモリのエ
リアBに書き込む(ステップ604)。そして、このユ
ーザデータY’のバックアップ完了かを調べ(ステップ
605)、バックアップ完了であると判断されると(ス
テップ605でYES)、差分メモリ130の差分デー
タを消去し、また、フラッシュメモリのエリアAのデー
タを消去し(ステップ606)、この処理を終了する。
【0070】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
バックアップ用メモリの記憶領域内に保存用の領域と書
き込み用の領域とを設け、実行用メモリに格納されたユ
ーザデータが変更された場合は、この実行用メモリに格
納されたユーザデータをバックアップ用メモリの書き込
み用の領域に書き込むバックアップ処理を行い、この書
き込み用の領域に対するユーザデータのバックアップ処
理が完了すると、該書き込み用の領域を保存用の領域に
切替えるとともに、保存用の領域のユーザデータを削除
して、該保存用の領域を書き込み用の領域に切替えるよ
うに構成したので、実行用メモリのユーザデータが変更
された場合に、バックアップ用メモリへのユーザデータ
の書き込み中に電源が断になっても、ユーザデータの作
成(復旧)が可能になる。
【0071】また、実行用メモリのユーザデータが変更
された場合に、該変更前のユーザデータと変更後のユー
ザデータとの差分データを算出して、差分メモリに格納
し、バックアップ用メモリの書き込み用の領域にバック
アップ中のユーザデータが不定となった場合、この差分
データおよびバックアップ用メモリの保存用の領域に格
納されている変更前のユーザデータに基づき変更後のユ
ーザデータを復旧するように構成したので、ユーザがユ
ーザデータの一部変更を行った場合にも確実にユーザデ
ータのバックアップが可能になるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は、この発明に係わるメモリバックアッ
プ方法および装置が適用されるプログラマブルコントロ
ーラの内部のメモリ構成を示すブロック図、(b)は、
回路構成を示す説明図である。
【図2】図1に示したプログラマブルコントローラの
「ダウンロード」時における実行用メモリに格納された
ユーザデータのバックアップ処理の流れを示す図であ
る。
【図3】図2に示したバックアップ処理を示すフローチ
ャートである。
【図4】図1に示したプログラマブルコントローラの
「オンラインエディット」時における実行用メモリに格
納されたユーザデータのバックアップ処理の流れを示す
図である。
【図5】図4に示すバックアップ処理を示すフローチャ
ートである。
【図6】図4に示したフラッシュメモリのエリアBにバ
ックアップ途中のユーザデータが格納されている状態
で、プログラマブルコントローラに電源の断が生じた場
合の復旧の手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
100 プログラマブルコントローラ 110 実行用メモリ 120 バックアップ用メモリ 130 差分メモリ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プログラマブルコントローラの実行用メ
    モリに格納されたユーザデータの変更に際して該ユーザ
    データを不揮発性のバックアップ用メモリに書き込むこ
    とで上記ユーザデータのバックアップを行うメモリバッ
    クアップ方法において、 上記バックアップ用メモリの記憶領域は、保存用の領域
    と書き込み用の領域とを有し、 上記実行用メモリに格納されたユーザデータが変更され
    た場合は、上記実行用メモリに格納されたユーザデータ
    を上記書き込み用の領域に書き込むバックアップ処理を
    行い、 上記書き込み用の領域に対するユーザデータのバックア
    ップ処理が完了すると、該書き込み用の領域を保存用の
    領域に切替えるとともに、切替え前に保存用の領域とし
    て使用していた領域を、書き込み可能状態にして、書き
    込み用の領域に切替えることを特徴とするメモリバック
    アップ方法。
  2. 【請求項2】 プログラマブルコントローラの実行用メ
    モリに格納されたユーザデータの変更に際して該ユーザ
    データを不揮発性のバックアップ用メモリに書き込むこ
    とで上記ユーザデータのバックアップを行うメモリバッ
    クアップ方法において、 上記バックアップ用メモリの記憶領域を複数の領域に分
    け、実行用メモリに格納されているユーザデータが書き
    込まれている保存用の領域と、書き込み用の領域とを持
    たせ、 上記実行用メモリに格納されたユーザデータが変更され
    た場合は、上記実行用メモリの変更したユーザデータを
    バックアップ用メモリの書き込み用の領域に書き込むこ
    とでバックアップ処理を行い、このバックアップ処理が
    完了すると、書き込み用だった領域を保存用の領域に切
    替えるとともに、保存用だった領域を書き込み用の領域
    に切替えて、次のユーザデータ変更時に変更するユーザ
    データを書き込み可能状態にしたことを特徴とするメモ
    リバックアップ方法。
  3. 【請求項3】 上記実行用メモリのユーザデータが変更
    された場合は、変更前のユーザデータと変更後のユーザ
    データとの差分データを算出して、差分メモリに格納
    し、 上記書き込み用の領域へのユーザデータの書き込みに失
    敗した場合は、上記差分データおよび上記保存用の領域
    に格納されている変更前のユーザデータに基づき上記変
    更後のユーザデータを作成することを特徴とする請求項
    1または2記載のメモリバックアップ方法。
  4. 【請求項4】 プログラマブルコントローラの実行用メ
    モリに格納されたユーザデータをバックアップするメモ
    リバックアップ装置において、 記憶領域が保存用の領域と書き込み用の領域とを有する
    不揮発性のバックアップ用メモリと、 上記実行用メモリに格納されたユーザデータが変更され
    た場合は、上記実行用メモリに格納されたユーザデータ
    を上記書き込み用の領域に書き込むことで上記ユーザデ
    ータのバックアップ処理を行い、上記書き込み用の領域
    に対するユーザデータのバックアップが完了すると、該
    書き込み用の領域を保存用の領域に切替えるとともに、
    切替え前に保存用の領域として使用していた領域を、書
    き込み可能状態にして、書き込み用の領域に切替える制
    御手段とを具備することを特徴とするメモリバックアッ
    プ装置。
  5. 【請求項5】 上記実行用メモリのユーザデータが変更
    された場合に、該変更前のユーザデータと変更後のユー
    ザデータとの差分データを算出する差分算出手段と、 上記差分算出手段で算出された差分データを格納する差
    分メモリと、 上記書き込み用の領域へのユーザデータの書き込みに失
    敗した場合は、上記差分データおよび上記保存用の領域
    に格納されている変更前のユーザデータに基づき上記変
    更後のユーザデータを作成するユーザデータ作成手段
    と、 を更に具備することを特徴とする請求項4記載のメモリ
    バックアップ装置。
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