JP2007142715A - 撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、静止画モードと動画モードとを有している撮像装置において、撮像機能を有する装置部分の電源供給を最小限に抑えることができ、かつ、簡易な構成により静止画モードから動画モードへの切り替えを行うことができる撮像装置を提供する。
【解決手段】本発明に係わる撮像装置は、所定の操作子を有しており、撮像に関する操作が可能である操作側ブロック10と、操作側ブロック10とは着脱自在でり、操作側ブロック10で実行された操作に基づいて撮像処理を行う撮像側ブロック20とを備えている。さらに、撮像側ブロック20は、所定の操作子が所定時間以上操作され続けられたか否かを判断し、所定の操作子を所定時間以上操作され続けられた場合には、静止画モードから動画モードへとモードの切替を行う制御部26を、備えている。
【選択図】 図1

Description

この発明は、撮像装置に係る発明である。特に、動画モードと静止画モードとを有する撮像装置に係わる発明である。
撮像機能を有する携帯情報端末機器が存在している。当該携帯情報端末機器では、静止画および動画の撮像が可能である。ここで、当該携帯情報端末機器では、撮像機能を有する装置部分が携帯情報端末機器の本体部と一体的になっている。
しかし、上記のように撮像機能を有する装置部分は、携帯情報端末機器の本体部に常に接続されている。したがって、携帯情報端末機器の電源は、常に撮像機能を有する部分に供給される(消費電力が増大する)。当該消費電力増大は、結果として携帯情報端末機器の電源(バッテリ)の消耗が早くなるという問題を引き起こす。
さらに、静止画モードから動画モードへの切り替えは、簡易な構成により可能とされることが望ましい。
そこで、本発明は、静止画の撮像が可能な静止画モードと動画の撮像が可能な動画モードとを有している撮像装置において、撮像機能を有する装置部分の電源供給を最小限に抑えることができ、かつ、簡易な構成により静止画モードから動画モードへの切り替えを行うことができる撮像装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明に係る請求項1に記載の撮像装置は、画像を静止画として撮像する静止画モードと画像を動画として撮像する動画モードとを有する、撮像装置において、所定の操作子を有しており、撮像に関する操作が可能である操作側ブロックと、前記操作側ブロックとは着脱自在であり、前記操作側ブロックで実行された操作に基づいて撮像処理を行う撮像側ブロックとを、備えており、前記撮像側ブロックは、前記所定の操作子が所定時間以上操作され続けられたか否かを判断し、前記所定の操作子が所定時間以上操作され続けた場合には、前記静止画モードから前記動画モードへとモードの切替を行う制御部を、備えている。
また、請求項2に記載の撮像装置は、請求項1に記載の撮像装置であって、前記所定の操作子は、撮像操作を担うレリーズボタンであり、前記操作側ブロックと前記撮像側ブロックとの間に配設されているレリーズ信号線を、さらに備えており、前記レリーズ信号線を介して、前記レリーズボタンの操作に応じた前記撮像側ブロックに対する撮像操作、および前記レリーズボタンの操作に応じた前記モードの切替が行われる。
また、請求項3に記載の撮像装置は、請求項2に記載の撮像装置であって、前記操作側ブロックと前記撮像側ブロックとの間に配設されており、前記操作側ブロックから前記撮像側ブロックへの電源の供給経路となる電源線を、さらに備えており、前記操作側ブロックと前記撮像側ブロックとが接続されている間は、前記電源線を介した電源の供給が行われている。
また、請求項4に記載の撮像装置は、請求項1に記載の撮像装置であって、前記所定の操作子は、前記操作側ブロックから前記撮像側ブロックへの電源の供給を操作する電源ボタンであり、前記操作側ブロックと前記撮像側ブロックとの間に配設されている電源線を、さらに備えており、前記電源線を介して、前記電源ボタンの操作に応じた前記操作側ブロックから前記撮像側ブロックへの電源の供給、前記電源ボタンの操作に応じた前記撮像側ブロックに対する撮像操作、および前記電源ボタンの操作に応じた前記モードの切替が行われる。
また、請求項5に記載の撮像装置は、請求項1に記載の撮像装置であって、前記撮像側ブロックは、画像の圧縮データを作成する画像圧縮モジュールを、さらに備えており、前記制御部は、前記動画モードに切り替わった場合には、前記圧縮データに、前記動画モードで撮像されたことを識別するための第一の情報部を付加する。
また、請求項6に記載の撮像装置は、請求項5に記載の撮像装置であって、前記画像圧縮モジュールは、JPEGデータである前記圧縮データを作成し、前記制御部は、前記圧縮データに、グループ情報とシーケンシャル情報とから成る第二の情報部を、さらに付加する。
また、請求項7に記載の撮像装置は、請求項1に記載の撮像装置であって、前記撮像側ブロックは、画像の圧縮データを作成する画像圧縮モジュールを、さらに備えており、前記画像圧縮モジュールには、圧縮処理により前記圧縮データを作成する際、および/または前記圧縮データの伸張処理の際に用いられる所定のテーブルが記憶されている。
また、請求項8に記載の撮像装置は、請求項7に記載の撮像装置であって、前記制御部は、前記画像圧縮モジュールにおいて、前記所定のテーブルに含まれる量子化テーブルを用いて前記圧縮データを作成する際に、前記量子化テーブルに対するスケールファクタを変更することが可能であり、前記圧縮データに前記スケールファクタに関する情報を付加する。
本発明の請求項1に記載の撮像装置は、画像を静止画として撮像する静止画モードと画像を動画として撮像する動画モードとを有する、撮像装置において、所定の操作子を有しており、撮像に関する操作が可能である操作側ブロックと、前記操作側ブロックとは着脱自在であり、前記操作側ブロックで実行された操作に基づいて撮像処理を行う撮像側ブロックとを、備えており、前記撮像側ブロックは、前記所定の操作子が所定時間以上操作され続けられたか否かを判断し、前記所定の操作子が所定時間以上操作され続けた場合には、前記静止画モードから前記動画モードへとモードの切替を行う制御部を、備えている。したがって、操作側ブロックに撮像側ブロックを常時接続することを防止できる。これにより、操作側ブロックからの撮像側ブロックへの電源供給が行われる場合には、操作側ブロックからの撮像側ブロックへの電源供給を最小限に抑えることができる。つまり、当該操作側ブロックのバッテリの寿命を長く維持することができる。さらに、静止画モードから動画モードへの切り替えは、所定の操作子の操作と、当該操作を認識する制御部とに基づいて行っている。したがって、簡易な構成により、静止画モードから動画モードへの切り替えを可能とすることができる。撮像側ブロックには操作部が必要で無くなる。よって、撮像側ブロックの小型化可能となる。
また、請求項2に記載の撮像装置は、請求項1に記載の撮像装置であって、前記所定の操作子は、撮像操作を担うレリーズボタンであり、前記操作側ブロックと前記撮像側ブロックとの間に配設されているレリーズ信号線を、さらに備えており、前記レリーズ信号線を介して、前記レリーズボタンの操作に応じた前記撮像側ブロックに対する撮像操作、および前記レリーズボタンの操作に応じた前記モードの切替が行われる。したがって、別途レリーズ信号線を設けるだけで、撮像の操作および静止画モードと動画モードとの切り替えを可能とする撮像装置を構築することができる。
また、請求項3に記載の撮像装置は、請求項2に記載の撮像装置であって、前記操作側ブロックと前記撮像側ブロックとの間に配設されており、前記操作側ブロックから前記撮像側ブロックへの電源の供給経路となる電源線を、さらに備えており、前記操作側ブロックと前記撮像側ブロックとが接続されている間は、前記電源線を介した電源の供給が行われている。したがって、電源供給開始してから一定時間後に撮像操作を開始すれば、撮像側ブロックにおいて安定した電圧状態で撮像動作を実施することができる。よって、撮像側ブロックにおいて確実に正常な撮像動作が常に行われる。
また、請求項4に記載の撮像装置は、請求項1に記載の撮像装置であって、前記所定の操作子は、前記操作側ブロックから前記撮像側ブロックへの電源の供給を操作する電源ボタンであり、前記操作側ブロックと前記撮像側ブロックとの間に配設されている電源線を、さらに備えており、前記電源線を介して、前記電源ボタンの操作に応じた前記操作側ブロックから前記撮像側ブロックへの電源の供給、前記電源ボタンの操作に応じた前記撮像側ブロックに対する撮像操作、および前記電源ボタンの操作に応じた前記モードの切替が行われる。したがって、電源線のみを別途備えた簡易な撮像装置の構成により、撮像操作、撮像側ブロックへの電源供給および静止画モードから動画モードモードへの切り替えを行うことができる。また、電源ボタンの操作に応じて、必要なときに必要な期間だけ撮像側ブロックへの電源供給が行われている。つまり、電源の供給は、操作側ブロックと撮像側ブロックとの接続中において常に行われていない。したがって、操作側ブロックのバッテリをより節約することができる。
また、請求項5に記載の撮像装置は、請求項1に記載の撮像装置であって、前記撮像側ブロックは、画像の圧縮データを作成する画像圧縮モジュールを、さらに備えており、前記制御部は、前記動画モードに切り替わった場合には、前記圧縮データに、前記動画モードで撮像されたことを識別するための第一の情報部を付加する。したがって、当該圧縮データを再生等する場合に、当該圧縮データが動画モードとして扱うべきであることを、再生機器等側で容易に判断することができる。
また、請求項6に記載の撮像装置は、請求項5に記載の撮像装置であって、前記画像圧縮モジュールは、JPEGデータである前記圧縮データを作成し、前記制御部は、前記圧縮データに、グループ情報とシーケンシャル情報とから成る第二の情報部を、さらに付加する。たとえば、一連の動画を動画モードで撮像した場合に得られる複数のJPEGデータの各々に、所定の同じグループ情報と異なるシーケンシャル情報とを付与したとする。そうすれば、当該複数のJPEGデータを再生する場合に、再生機器側では、同じグループ番号のJPEGデータを各々取り出し、当該取り出した各JPEGデータを、付与されているシーケンシャル情報と所定の規則とに基づいて順次再生すれば、複数のJPEGデータを動画データとして容易に再生することができる。
また、請求項7に記載の撮像装置は、請求項1に記載の撮像装置であって、前記撮像側ブロックは、画像の圧縮データを作成する画像圧縮モジュールを、さらに備えており、前記画像圧縮モジュールには、圧縮処理により前記圧縮データを作成する際、および/または前記圧縮データの伸張処理の際に用いられる所定のテーブルが記憶されている。したがって、圧縮データに、所定のテーブルの情報を付加させる必要な無くなる。よって、一の圧縮データに付加される付属のデータ量の削減を図ることができる(つまり、余分なデータが付加されない分、圧縮データを含む全体のデータサイズを無駄に大きくすることを防止できる)。なお、当該効果は、撮像側ブロックの小型化に伴い、撮像素子も小型化された場合に、より有効である。これは、撮像素子の小型化に伴い非常に小さくなった圧縮データのデータ量に対する、所定のテーブルのデータ量の比率が大きくなるからである。
また、請求項8に記載の撮像装置は、請求項7に記載の撮像装置であって、前記制御部は、前記画像圧縮モジュールにおいて、前記所定のテーブルに含まれる量子化テーブルを用いて前記圧縮データを作成する際に、前記量子化テーブルに対するスケールファクタを変更することが可能であり、前記圧縮データに前記スケールファクタに関する情報を付加する。したがって、基本となる量子化テーブルを一定にしたまま、スケールファクタを変更するだけで圧縮率を制御することができる。たとえば、当該圧縮率の制御を利用することにより、動画モード時において、作成される圧縮データのデータレートを画像毎に一定にすることができる。また、静止画モードにおいて、作成される各圧縮データのファイルサイズを画像毎に一定にすることができる。
以下、この発明をその実施の形態を示す図面に基づいて具体的に説明する。
<実施の形態1>
本発明に係わる撮像装置の構成を図1に示す。
図1に示すように、本発明に係わる撮像装置は、操作側ブロック10および撮像側ブロック20から構成されている。
ここで、操作側ブロック10と撮像側ブロック20とは、図1に示すように互いに独立した存在であり、また、操作側ブロック10に対して撮像側ブロック20は着脱自在である。また、本発明に係わる撮像装置は、画像を静止画として撮像する静止画モードと画像を動画として撮像する動画モードとを有している。なお、本発明に係わる撮像装置では、撮像処理前は静止画モードが設定されている。
操作側ブロック10は、撮像の操作が行われるブロックである。たとえば、操作側ブロック10として携帯情報端末機器を採用することができる。当該操作側ブロック10は、図1に示すように、電子表示パネル1と複数の操作部2とを備えている。ここで、電子表示パネル1では、画像の表示が行われ、たとえばLCD等で構成されている。また、操作部2には、撮像操作を担うレリーズボタン(所定の操作子と把握できる)が含まれている。
撮像側ブロック20では、操作側ブロック10で実行された操作に基づいて撮像処理が行われる。また、操作側ブロック10が別途存在することからも明らかなように、撮像側ブロック20には、操作部は設けられていない。当該撮像側ブロック20は、レンズ21、撮像素子22、A/D変換部23、画像処理モジュール24、画像圧縮伸張モジュール25、および制御部26から構成されている。
なお、図1に示すように、撮像側ブロック20は、メモリカード27の差込が可能な構成となっている。当該メモリカード27には、撮像側ブロック20で作成された圧縮データ等が記憶(格納)される。なお、他の形態として、当該圧縮データ等を記憶(格納)する記憶部を撮像側ブロック20内部に設けられていても良い。
撮像側ブロック20において、レンズ21から入射されてきた光は、撮像素子22で結像される。そして、撮像素子22では、結像された像をアナログ信号として出力する。ここで、撮像素子22は、たとえばCCDやCMOSなどで構成されている。
A/D変換部23は、撮像素子22から出力されたアナログ信号を、デジタル信号に変換する。また、画像処理モジュール24は、当該変換後のデジタル信号に対して、画素補間処理やフィルタリング処理などを行う。また、画像圧縮伸張モジュール25では、画像データの圧縮・伸張処理に関する諸処理が実施される(撮像画像の圧縮データの作成および当該圧縮データの伸張)。なお、メモリカード27には、圧縮データ等が記憶される。
制御部26は、撮像側ブロック20内部の諸回路部の制御を行うと共に、本実施の形態では、以下の判断・制御処理も実行する。
つまり、制御部26には、レリーズボタンの入力信号が操作側ブロック10から送られてくる。そして、制御部26は、当該入力信号を検知した上で、操作側ブロック10においてレリーズボタン(所定の操作子)が、所定時間以上入力(操作)され続けられたか否かを判断する。
制御部26が、レリーズボタンが所定時間以上入力され続けられたと判断した場合には、当該制御部26は、撮像モードを静止画モードから動画モードへモードの切替制御を行う。これに対して制御部26が、レリーズボタンの入力時間が所定時間未満であると判断した場合には、当該制御部26は、はじめに設定されている静止画モードを維持する。
また、図1に示すように、操作側ブロック10と撮像側ブロック20との間には、レリーズ信号線30と電源線40とが各々配設されている。より具体的には、両ブロック10,20は、コネクタを介して接続されており、当該コネクタには、レリーズ信号線30と電源線40とが配設されている。
レリーズ信号線30では、操作側ブロック10から撮像側ブロック20へのレリーズボタンからの入力信号が伝達される。より具体的に、当該レリーズ線30を介して、レリーズボタンの操作に応じた撮像側ブロック20に対する撮像操作、およびレリーズボタンの操作に応じた上記モードの切替が行われる。
電源線40は、操作側ブロック10から撮像側ブロック20への電源の供給経路となる。そして、操作側ブロック10と撮像側ブロック20とが接続されている間は、電源線40を介した電源の供給が常時行われている。
次に、本実施の形態に係わる撮像装置の撮像動作およびモードの切り替え動作について説明する。なお、以下の動作の説明では、操作側ブロック10が携帯情報端末機器10であるとする。なお、撮像側ブロック20は、はじめ静止画モードにモード設定されている。
まず、携帯情報端末機器10を所持しているユーザは、撮像に際して、当該携帯情報端末機器10に対して撮像側ブロック20を取り付ける。なお、上述したように、携帯情報端末機器10と撮像側ブロック20とは、コネクタ(レリーズ信号線30および電源線40)を介して接続される。また、当該接続後、接続が解消されるまでの間、電源線40を介して携帯情報端末機器10から撮像側ブロック20への電源供給が行われる。
上記接続後、所定の事象を撮像するために、ユーザは、携帯情報端末機器10の操作部2においてレリーズボタンとして機能するボタンを押圧(入力)する。
ここで、当該押圧が単発的(つまり、レリーズボタンの入力時間が上記所定時間よりも十分に短い場合)なものあったとする。当該場合には、当該レリーズボタンの操作に応じて、撮像側ブロック20では単発的な画像の撮像が実行される。ここで、レリーズボタンの入力時間が所定時間未満であるので、当該入力信号を受信した制御部26は、画像を静止画として撮像する(静止画モード)。
また、上記押圧がある程度の間継続された(しかし、レリーズボタンの入力時間が所定時間未満である場合)とする。当該場合には、当該レリーズボタンの操作に応じて、撮像側ブロック20では、たとえば複数回に渡る撮像(たとえば、1秒間隔に一回の画像撮像)が実行される。ここで、レリーズボタンの入力時間が所定時間未満であるので、当該入力信号を受信した制御部26は、画像を静止画として撮像する(静止画モード)。
また、上記押圧が長い間継続された(つまり、レリーズボタンを所定時間以上入力され続けた場合)とする。当該場合には、当該レリーズボタンの操作に応じて、撮像側ブロック20では、たとえば複数回に渡る撮像(たとえば、1秒間隔に一回撮像)が実行される。ここで、レリーズボタンが所定時間以上入力され続けた場合であるので、当該入力信号を受信した制御部26は、画像を動画として撮像する(動画モード)。
なお、撮像によって撮像素子22から出力されたアナログ信号は、A/D変換部23、画像処理モジュール24、および画像圧縮伸張モジュール25において、デジタルカメラ技術分野における周知の各処理が施される。そして、最終的に画像圧縮伸張モジュール25において作成された圧縮データは、メモリカード27へ記憶される。
以上のように、本実施の形態に係わる撮像装置は、携帯情報端末機器(操作側ブロック)10と撮像側ブロック20とに分割されている。そして、携帯情報端末機器(操作側ブロック)10に対して撮像機能を有する撮像側ブロック20の取外しを自由に行うことができる。よって、携帯情報端末機器(操作側ブロック)10に撮像側ブロック20を常時接続することを防止できる。
したがって、携帯情報端末機器(操作側ブロック)10から撮像側ブロック20への電源供給が行われる場合には、当該電源供給を上記接続の期間だけに限ることができる。よって、携帯情報端末機器(操作側ブロック)10からの撮像側ブロック20への電源供給を最小限に抑えることができる。つまり、携帯情報端末機器(操作側ブロック)10のバッテリの寿命を長く維持することができる。
さらに、本実施の形態に係わる撮像装置では、上記静止画モードから動画モードへの切り替えは、レリーズボタン(所定の操作子と把握できる)の操作、レリーズ信号線30を介したレリーズボタンからの入力信号の伝達、および当該入力信号を受信した制御部26における判断により、可能とされている。
つまり、携帯情報端末機器(操作ブロック)10には操作部2を常に設けられており、撮像側ブロック20には制御部26は必須であるので、構成としては別途レリーズ信号線30を設けるだけで、撮像の操作および静止画モードと動画モードとの切り替えを可能とする撮像装置を構築している。
したがって、操作側ブロック10と撮像側ブロック20とに分割されている撮像装置において、簡易な構成のみにより、撮像操作と上記モードの切り替えを可能とすることができる。
また、上記構成から明らかなように、本実施の形態に係わる撮像装置では、撮像側ブロック20には操作部が無く、撮像機能を有する装置部分のみから構成されている。したがって、撮像側ブロック20の小型化可能となる。
また、たとえば操作側ブロック10を携帯情報端末機器とした場合には、必要なときにのみ当該携帯情報端末機器に撮像側ブロック20を取り付ければ良くなる。したがって、当該携帯情報端末機器を通常の情報機器として使用する場合には、当該携帯情報端末機器の軽量化が図ることができる。
また、本実施の形態に係わる撮像装置では、操作側ブロックと10撮像側ブロック20との間に電源の供給経路となる電源線40が配設されている。そして、操作側ブロック10と撮像側ブロック20とが接続されている間は、当該電源線40を介した電源の供給が常時行われている。
したがって、電源供給開始してから所定時間経過後に撮像操作を開始すれば、撮像側ブロック20において安定した電圧状態で撮像動作を実施することができる。よって、撮像側ブロック20において確実に正常な撮像動作が常に行われる。
<実施の形態2>
本実施の形態に係わる撮像装置の構成を図2に示す。図1と図2との比較から分かるように、構成面だけを見た場合には、実施の形態1に係わる撮像装置はレリーズ信号線30が配設されているが、本実施の形態に係わる撮像装置では、当該レリーズ信号線30は設けられていない。つまり、両ブロック10,20の接続を担うコネクタ部には、レリーズ信号線30は配設されていない。
また、図面では明記されていないが、本実施の形態に係わる撮像装置では、操作部2には、操作側ブロック10から撮像側ブロック20への電源の供給を操作するための電源ボタンが含まれている。また、本実施の形態では、当該電源ボタンの操作に応じて撮像側ブロック20の撮像操作も制御されている。さらに、本実施の形態では、当該電源ボタン(所定の操作子と把握できる)の操作に応じて、静止画モードから動画モードへと撮像モードを切り替えることができる。
図2において、実施の形態1と同様に、操作側ブロック10と撮像側ブロック20との間には、電源線40が配設されている。しかし、本実施の形態に係わる撮像装置では、当該電源線40を介して、電源ボタンの操作に応じた操作側ブロック10から撮像側ブロック20への電源の供給、電源ボタンの操作に応じた撮像側ブロック20に対する撮像操作、および電源ボタンの操作に応じた前記モードの切替が行われる。
また、制御部26は、撮像側ブロック20内部の諸回路部の制御を行うと共に、本実施の形態では、以下の判断・制御処理も実行する。
つまり、制御部26には、操作側ブロック10から電源ボタンの入力信号が送られてくる。そして、制御部26は、操作側ブロック10において電源ボタン(所定の操作子)が、所定時間以上入力(操作)され続けられたか否かを判断する。
制御部26が、電源ボタンが所定時間以上入力され続けられたと判断した場合には、当該制御部26は、撮像モードを静止画モードから動画モードへと切り替える。これに対して制御部26が、電源ボタンの入力時間が所定時間未満であると判断した場合には、当該制御部26は、はじめに設定されている静止画モードを維持する。
なお、その他の撮像装置の構成は、実施の形態1に係わる撮像装置の構造と同様である。したがって、ここでの他の構成の説明は、省略する。
次に、本実施の形態に係わる撮像装置の撮像動作およびモードの切り替え動作について説明する。なお、以下の動作の説明では、操作側ブロック10が携帯情報端末機器10であるとする。
まず、携帯情報端末機器10を所持しているユーザは、撮像に際して、当該携帯情報端末機器10に対して撮像側ブロック20と取り付ける。なお、上述したように、携帯情報端末機器10と撮像側ブロック20とは、電源線40を介して接続される。なお、当該接続後、電源ボタンの入力があるまでは、電源線40を介した携帯情報端末機器10から撮像側ブロック20への電源供給が行われない。
上記接続後、所定の事象を撮像するために、ユーザは、携帯情報端末機器10の操作部2において電源ボタンを入力する。
ここで、当該入力が単発的(つまり、電源ボタンの入力時間が上記所定時間よりも十分に短い場合)なものあったとする。当該場合には、当該電源ボタンの操作に応じて、たとえば所定時間だけ、電源線40を介して携帯情報端末機器10から撮像側ブロック20へ電源供給が行われる。そして、当該電源供給開始後、電源ボタンの操作に応じて、撮像側ブロック20では単発的な画像の撮像が実行される。ここで、電源ボタンの入力時間が所定時間未満であるので、当該入力信号を受信した制御部26は、画像を静止画として撮像する(静止画モード)。
また、上記電源ボタンの入力がある程度の間継続された(しかし、電源ボタンの入力時間が所定時間未満である場合)とする。当該場合には、当該電源ボタンの操作に応じて、たとえば所定時間だけ、電源線40を介して携帯情報端末機器10から撮像側ブロック20へ電源供給が行われる。そして、当該電源供給開始後、電源ボタンの操作に応じて、撮像側ブロック20では、たとえば複数回に渡る撮像(たとえば、1秒間隔に一回の画像撮像)が実行される。ここで、電源ボタンの入力時間が所定時間未満であるので、当該入力信号を受信した制御部26は、画像を静止画として撮像する(静止画モード)。
また、上記電源ボタンの入力が長い間継続された(つまり、電源ボタンを所定時間以上入力され続けた場合)とする。当該場合には、当該電源ボタンの操作に応じて、たとえば所定時間だけ、電源線40を介して携帯情報端末機器10から撮像側ブロック20へ電源供給が行われる。そして、当該電源供給開始後、電源ボタンの操作に応じて、撮像側ブロック20では、たとえば複数回に渡る撮像(たとえば、1秒間隔に一回の画像撮像)が実行される。ここで、電源ボタンが所定時間以上入力され続けた場合であるので、当該入力信号を受信した制御部26は、画像を動画として撮像する(動画モード)。
その他の撮像装置の動作の説明は、実施の形態1に係わる撮像装置と同様である。したがって、ここでの詳細な説明は省略する。
以上のように、本実施の形態に係わる撮像装置においても、実施の形態1と同様に、操作側ブロック10と撮像側ブロック20とに分割されている。そして、操作側ブロック10に対して、撮像機能を有する撮像側ブロック20の取外しを自由に行うことができる。よって、操作側ブロック10に撮像側ブロック20を常時接続することを防止できる。
よって、操作側ブロック10からの撮像側ブロック20への電源供給を最小限に抑えることができる。つまり、当該操作側ブロック10のバッテリの寿命を長く維持することができる。
さらに、本実施の形態に係わる撮像装置では、電源ボタンの操作、当該操作を認識する制御部26、および電源線40のみにより、撮像の操作、操作側ブロック10から撮像側ブロック20への電源供給および静止画モードから動画モードへの撮像モードの切り替えを可能とする構造を構築している。
したがって、操作側ブロック10と撮像側ブロック20とに分割されている撮像装置において、簡易な構成のみにより、撮像操作、上記撮像側ブロックへの電源供給およびモードの切り替えを可能とすることができる。つまり、本実施の形態では、実施の形態1の構成と比較して、さらにレリーズボタンおよびレリーズ線30を必要としない。
また、本実施の形態に係わる撮像装置では、電源ボタンの操作に応じて、必要なときに必要な期間だけ撮像側ブロック20への電源供給が行われている。つまり、電源の供給は、操作側ブロック10と撮像側ブロック20との接続中において常に行われていない。したがって、操作側ブロック10のバッテリをより節約することができる。
また、上記構成から明らかなように、本実施の形態に係わる撮像装置は、実施の形態1と同様に、撮像側ブロック20には操作部が無く、撮像機能を有する装置部分のみから当該撮像側ブロック20は構成されている。したがって、撮像側ブロック20の小型化可能となる。
また、たとえば操作側ブロック10を携帯情報端末機器とした場合には、必要なときにのみ当該携帯情報端末機器に撮像側ブロック20を取り付ければ良くなる。したがって、当該携帯情報端末機器を通常の情報機器として使用する場合には、当該携帯情報端末機器の軽量化が図ることができる。
<実施の形態3>
本実施の形態に係わる撮像装置では、実施の形態1,2に記載の制御部26が以下の制御を行うことが特徴である。
つまり、図1,2において、撮像側ブロック20における撮像モードが静止画モードから動画モードに切り替わった場合には、制御部26は、画像圧縮伸張モジュール25で作成された画像の圧縮データ(以下、JPEGデータとして話を進める)に、動画モードで撮像されたことを識別するための第一の情報部を付加する。
また、制御部26は、画像圧縮伸張モジュール25で作成されたJPEGデータに、グループ情報とシーケンシャル情報とから成る第二の情報部を付加する。
図3に、画像の圧縮データ(JPEGデータ)に、第一の情報部と第二の情報部とが付加されたデータ構造を示す。
たとえば、一連の動画(第一の動画と称する)を撮像するに際して、実施の形態1,2に記載の動作により、撮像装置が静止画モードから動画モードに切り替わったとする。すると、画像圧縮伸張モジュール25では、当該第一の動画を構成する、複数のJPEGデータ(第一のJPEGデータ群と称する)が作成される。
その後、制御部26では、第一のJPEGデータ群を構成する各JPEGデータに、動画モードで撮像されたデータであることを示す第一の情報部を付加する(図3)。
ここで、動画モードで撮像されたデータに対して当該第一の情報部を付加し、静止画モードで撮像されたデータに対して当該第一の情報部を付加しないようにしても良い。また、動画データであるか静止画データであるか否か判別できる情報を当該各JPEGデータに付加しておき、動画モードで撮像された場合には、当該情報のフラグを立てる(当該フラグが立った情報が第一の情報部と把握できる)ようにしても良い。
さらに、制御部26は、第一のJPEGデータ群を構成する各JPEGデータに、動画管理情報と把握できる第二の情報部を付加する。ここで、上述の通り、第二の情報部は、グループ情報とシーケンシャル情報とから成る。
なお、第一のJPEGデータ群を構成する各JPEGデータに付加されるグループ情報は、各JPEGデータにおいて同じである。これは、第一のJPEGデータ群を構成する各JPEGデータを、同一のグループに属していることを規定するためである。
また、第一のJPEGデータ群を構成する各JPEGデータに付加されるシーケンシャル情報は、JPEGデータの各々で異なる。つまり、第一のJPEGデータ群内において各JPEGデータの順序を規定するために、当該各JPEGにたとえば連続する番号が付与される。
したがって、第一のJPEGデータ群において、シーケンシャル情報であるたとえば番号を数字の若い順にJPEGデータを連続して再生すると、第一の動画が表示される。
なお、上記とは異なる一連の動画(第二の動画と称する)を別途動画モードで撮像した場合には、当該第二の動画を構成する複数のJPEGデータ(第二のJPEGデータ群と称する)には、当該第二のデータ群を構成する各JPEGデータにおいて、第一の動画と識別できるように、第一のJPEGデータ群において付加されたグループ情報とは異なるグループ情報が付与される。なお、第二のJPEGデータ群を構成する各JPEGデータには、同じグループ情報が付加される。
なお、上述からも明らかなように、図1,2に示すメモリカード27には、第一の情報部、第二の情報部が付加された圧縮データが格納される。
以上のように、本実施の形態に係わる撮像装置では、制御部25の制御の下、圧縮データに動画モードで撮像されたことを示す第一の情報部が付加されている。したがって、当該圧縮データを再生等する場合に、当該圧縮データが動画モードとして扱うべきであることを、再生機器等側で容易に判断することができる。
また、JPEGデータである圧縮データには、さらに第二の情報部が付加されている。そして、第二の情報部は、グループ情報とシーケンシャル情報とから成る。したがって、たとえば、一連の動画を動画モードで撮像した場合に得られる複数のJPEGデータの各々に、所定の同じグループ情報と異なるシーケンシャル情報とを付与したとする。
そうすれば、当該複数のJPEGデータを再生する場合に、再生機器側では、同じグループ番号のJPEGデータを各々取り出し、当該取り出した各JPEGデータを、付与されているシーケンシャル情報と所定の規則とに基づいて順次再生すれば、複数のJPEGデータを動画データとして容易に再生することができる。
<実施の形態4>
従来、図4に示すように、画像の圧縮データ(たとえば、JPEGデータ)には、当該圧縮データの圧縮処理の際に用いられた量子化テーブルやHuffmannテーブル等の所定のテーブルの付加情報が付加されている。これは、当該付加されている所定のテーブルに基づいて、圧縮データの伸張を行うためである。
これに対して、本実施の形態に係わる撮像装置では、実施の形態1,2に係わる撮像装置において、画像圧縮伸張モジュール25には、画像データの圧縮・伸張の際に用いられる、量子化テーブルやHuffmannテーブル等の所定のテーブルが記憶されている。そして、本実施の形態に係わる撮像装置では、画像圧縮伸張モジュール25において予め記憶されている当該所定のテーブルを用いて、画像データの圧縮処理および圧縮データの伸張処理が実施される。
したがって、本実施の形態に係わる撮像装置が備える画像圧縮伸張モジュール25において作成される、画像の圧縮データ(たとえば、JPEGデータ)には、図5に示すように、所定のテーブルの情報は付加されない。そして、当該所定のテーブルの情報が付加されていない圧縮データが、図1,2に示されているメモリカード27に格納される。
以上のように、本実施の形態に係わる撮像装置では、撮像側ブロック20において予め用意されている量子化テーブル、Huffmanテーブル等の所定のテーブルを用いて、画像の圧縮データを作成している。そして、当該予め用意されている所定のテーブルを用いて、圧縮データを伸張している。
したがって、当該圧縮データには、上記量子化テーブル等の所定のテーブルの情報を付加させる必要な無くなる。よって、一の圧縮データに付加される付属のデータ量の削減を図ることができる(つまり、余分なデータが付加されない分、圧縮データを含む全体のデータサイズを無駄に大きくすることを防止できる)。
なお、当該量子化データ等の所定のテーブルは、撮像側ブロック20の他に圧縮データを再生する機器側でも予め用意されている必要があることは、言うまでも無い。
撮像側ブロック20は上記したように小型化できるが、当該小型化に伴い撮像素子22も小型化された場合に、上記圧縮データに付属するデータ量の削減効果が特に有効である。これは、撮像素子22の小型化に伴い非常に小さくなった圧縮データのデータ量に対する、量子化テーブル等の所定のテーブルのデータ量の比率が大きくなるからである。
<実施の形態5>
実施の形態4に係わる撮像装置では、いつも同じ所定のテーブルを用いてデータの圧縮が実施される。したがって、当該撮像装置で作成される圧縮データの圧縮率は、常に同じとなる。
これに対して、本実施の形態に係わる撮像装置では、実施の形態4に係わる撮像装置において、圧縮データの圧縮率を変更(制御)することができる構成となっている。つまり、本実施の形態に係わる撮像装置は、実施の形態4に係わる撮像装置(つまり、所定のテーブルが予め記憶されている撮像装置)において、制御部26は、以下の制御を実行する。
図1,2において、画像圧縮伸張モジュール25において所定のテーブルに含まれる量子化テーブルを用いて圧縮データを作成する際に、制御部26は、量子化テーブルに対するスケールファクタを画像毎に変更することができる。さらに制御部26は、当該圧縮データに当該スケールファクタに関する情報を付加する。
具体的に、画像圧縮伸張モジュール25において圧縮データを作成する際、当該画像圧縮伸張モジュール25に予め記憶されている所定のテーブルに含まれる量子化テーブルを用いる。このとき、制御部26は、画像毎にスケールファクタを所望の値に変更し、予め記憶されている量子化テーブルに当該所望の値に変更したスケールファクタを乗算して得られる量子化テーブルを用いて、画像の圧縮データを作成する。
さらに、制御部26は、作成された圧縮データに、当該所望の値に変更したスケールファクタの情報を付加する。そして、当該スケールファクタの情報が付加された圧縮データが、図1,2に示されているメモリカード27に格納される。
なお、上記で作成された圧縮データを伸張する際には、予め記憶されている量子化テーブルと、圧縮データに付加されているスケールファクタ情報とに基づいて行う。
以上のように、本実施の形態に係わる撮像装置では、予め記憶されている量子化テーブルに乗算するスケールファクタのみを画像毎に変更することが可能である。そして、圧縮データに当該スケールファクタに関する情報を付加している。
したがって、実施の形態4に係わる撮像装置を用いた場合に発生する圧縮率が常に同じであるという問題を、解消することができる。つまり、本実施の形態に係わる撮像装置を採用することにより、基本となる量子化テーブルを一定にしたまま、スケールファクタを変更するだけで圧縮率を制御することができる。
たとえば、当該圧縮率の制御を利用することにより、動画モード時において、作成される圧縮データのデータレートを画像毎に一定にすることができる。また、静止画モードにおいて、作成される各圧縮データのファイルサイズを画像毎に一定にすることができる。
実施の形態1に係わる撮像装置の構成を示す図である。 実施の形態2に係わる撮像装置の構成を示す図である。 圧縮データに第一の情報部、第二の情報部が付加されているデータ構造を示す図である。 圧縮データに所定のテーブル情報が付加されているデータ構造を示す図である。 圧縮データに所定のテーブル情報が付加されていないデータ構造を示す図である。
符号の説明
2 操作部
10 操作側ブロック
20 撮像側ブロック
25 画像圧縮伸張モジュール
26 制御部
30 レリーズ信号線
40 電源線

Claims (8)

  1. 画像を静止画として撮像する静止画モードと画像を動画として撮像する動画モードとを有する、撮像装置において、
    所定の操作子を有しており、撮像に関する操作が可能である操作側ブロックと、
    前記操作側ブロックとは着脱自在であり、前記操作側ブロックで実行された操作に基づいて撮像処理を行う撮像側ブロックとを、備えており、
    前記撮像側ブロックは、
    前記所定の操作子が所定時間以上操作され続けられたか否かを判断し、前記所定の操作子が所定時間以上操作され続けられた場合には、前記静止画モードから前記動画モードへとモードの切替を行う制御部を、備えている、
    ことを特徴とする撮像装置。
  2. 前記所定の操作子は、撮像操作を担うレリーズボタンであり、
    前記操作側ブロックと前記撮像側ブロックとの間に配設されているレリーズ信号線を、さらに備えており、
    前記レリーズ信号線を介して、前記レリーズボタンの操作に応じた前記撮像側ブロックに対する撮像操作、および前記レリーズボタンの操作に応じた前記モードの切替が行われる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記操作側ブロックと前記撮像側ブロックとの間に配設されており、前記操作側ブロックから前記撮像側ブロックへの電源の供給経路となる電源線を、さらに備えており、
    前記操作側ブロックと前記撮像側ブロックとが接続されている間は、前記電源線を介した電源の供給が行われている、
    ことを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  4. 前記所定の操作子は、前記操作側ブロックから前記撮像側ブロックへの電源の供給を操作する電源ボタンであり、
    前記操作側ブロックと前記撮像側ブロックとの間に配設されている電源線を、さらに備えており、
    前記電源線を介して、前記電源ボタンの操作に応じた前記操作側ブロックから前記撮像側ブロックへの電源の供給、前記電源ボタンの操作に応じた前記撮像側ブロックに対する撮像操作、および前記電源ボタンの操作に応じた前記モードの切替が行われる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  5. 前記撮像側ブロックは、
    画像の圧縮データを作成する画像圧縮モジュールを、さらに備えており、
    前記制御部は、
    前記動画モードに切り替わった場合には、前記圧縮データに、前記動画モードで撮像されたことを識別するための第一の情報部を付加する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  6. 前記画像圧縮モジュールは、
    JPEGデータである前記圧縮データを作成し、
    前記制御部は、
    前記圧縮データに、グループ情報とシーケンシャル情報とから成る第二の情報部を、さらに付加する、
    ことを特徴とする請求項5に記載の撮像装置。
  7. 前記撮像側ブロックは、
    画像の圧縮データを作成する画像圧縮モジュールを、さらに備えており、
    前記画像圧縮モジュールには、
    圧縮処理により前記圧縮データを作成する際、および/または前記圧縮データの伸張処理の際に用いられる所定のテーブルが記憶されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  8. 前記制御部は、
    前記画像圧縮モジュールにおいて、前記所定のテーブルに含まれる量子化テーブルを用いて前記圧縮データを作成する際に、前記量子化テーブルに対するスケールファクタを変更することが可能であり、前記圧縮データに前記スケールファクタに関する情報を付加する、
    ことを特徴とする請求項7に記載の撮像装置。
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