JP2007139861A - 撮像光学系 - Google Patents
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Abstract
【課題】小型で、製造コストが低く、しかも色収差など緒収差が良好に補正された撮像光学系を提供する。
【解決手段】撮像対象側から順に、正のパワーの第1レンズと、正のパワーの第2レンズと、像面側に、光軸近傍で像面側に凹形状であるとともに光軸周辺部で像面側に凸形状である非球面を有する負のパワーの第3レンズと、を有し、第3レンズのアッベ数をν3、第2レンズのアッベ数をν2で表すとき、ν3−ν2>10の関係を満たすことを特徴とする撮像光学系。
【選択図】図1
【解決手段】撮像対象側から順に、正のパワーの第1レンズと、正のパワーの第2レンズと、像面側に、光軸近傍で像面側に凹形状であるとともに光軸周辺部で像面側に凸形状である非球面を有する負のパワーの第3レンズと、を有し、第3レンズのアッベ数をν3、第2レンズのアッベ数をν2で表すとき、ν3−ν2>10の関係を満たすことを特徴とする撮像光学系。
【選択図】図1
Description
本発明は、撮像素子に対して光を導くことのできる撮像光学系に関し、特にデジタルカメラや携帯電話に適した撮像光学系に関するものである。
近年、パーソナルコンピュータの普及に伴い、手軽にパーソナルコンピュータに画像を取り込めるデジタルカメラが普及している。また、モバイルコンピュータ、携帯電話、情報携帯端末(PDA:Parsonal Digital Assistant)等の情報処理機器にデジタルカメラを組み込むことも一般化している。このようなデジタルカメラの普及にともない、より小型であるデジタルカメラが要望されるようになり、撮像光学系も一層の小型にする必要がある。
また、撮像素子の高解像化、画面サイズの大型化が進み、そのような撮像素子に対応できる小型の撮像光学系が特許文献1、2で提案されている。
特開2003−322792号公報
特開2004−163849号公報
ところが、特許文献1および特許文献2に記載されている撮像光学系は、3枚のレンズで構成されることにより小型化を図っているが、色収差などの収差補正では十分な光学性能とは言い難い。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたもので、小型で、製造コストが低く、しかも色収差など緒収差が良好に補正された撮像光学系を提供することを目的とする。
上記の課題は次の構成により解決される。
1. 撮像対象からの光を撮像素子上に結像させる撮像光学系において、
撮像対象側から順に、正のパワーの第1レンズと、
正のパワーの第2レンズと、
像面側に、光軸近傍で像面側に凹形状であるとともに光軸周辺部で像面側に凸形状である非球面を有する負のパワーの第3レンズと、を有し、
第3レンズのアッベ数をν3、第2レンズのアッベ数をν2で表すとき、
ν3−ν2>10
の関係を満たすことを特徴とする撮像光学系。
撮像対象側から順に、正のパワーの第1レンズと、
正のパワーの第2レンズと、
像面側に、光軸近傍で像面側に凹形状であるとともに光軸周辺部で像面側に凸形状である非球面を有する負のパワーの第3レンズと、を有し、
第3レンズのアッベ数をν3、第2レンズのアッベ数をν2で表すとき、
ν3−ν2>10
の関係を満たすことを特徴とする撮像光学系。
2. 前記第1レンズが撮像対象側に凸面を向けたメニスカス形状であり、
前記第2レンズが像面側に凸面を向けたメニスカス形状であり、
前記第3レンズが像面側に凹面を向けたメニスカス形状であることを特徴とする1に記載の撮像光学系。
前記第2レンズが像面側に凸面を向けたメニスカス形状であり、
前記第3レンズが像面側に凹面を向けたメニスカス形状であることを特徴とする1に記載の撮像光学系。
3. 前記第1レンズと前記第2レンズとの間に絞りが設けられていることを特徴とする1または2に記載の撮像光学ユニット。
4. 前記第1レンズ乃至第3レンズは均質な媒質で構成されていることを特徴とする1乃至3のいずれか1項に記載の撮像光学系。
5. 第3レンズの焦点距離をf3、第2レンズの焦点距離をf2で表すとき、
|f3/f2|<0.9
の関係を満たすことを特徴とする1乃至4のいずれか1項に記載の撮像光学ユニット。
|f3/f2|<0.9
の関係を満たすことを特徴とする1乃至4のいずれか1項に記載の撮像光学ユニット。
6. 全系の焦点距離をfで表すとき、
0.04<f/f2<3
の関係を満たすことを特徴とする1乃至5のいずれか1項に記載の撮像光学ユニット。
0.04<f/f2<3
の関係を満たすことを特徴とする1乃至5のいずれか1項に記載の撮像光学ユニット。
7. 第2レンズの撮像対象側の曲率半径をr21、第2レンズの像面側の曲率半径をr22で表すとき、
−18<(r21+r22)/(r21−r22)<200
の関係を満たすことを特徴とする1乃至6のいずれか1項に記載の撮像光学ユニット。
−18<(r21+r22)/(r21−r22)<200
の関係を満たすことを特徴とする1乃至6のいずれか1項に記載の撮像光学ユニット。
本発明は、撮像対象側から順に、正のパワーの第1レンズと、正のパワーの第2レンズと、像面側に非球面を有するとともに負のパワーの第3レンズと、を有し、第2レンズのアッベ数と第3レンズのアッベ数の関係を適切な範囲に設定することにより、小型で低コストである、色収差など緒収差を良好に補正した撮像光学系を提供することができる。
撮像光学系の構成について図1乃至図4に基づいて説明する。第1の実施形態を示す図1の撮像光学系は、撮像対象側から順に、正のパワーを有する第1レンズL1、絞りS、正のパワーを有する第2レンズL2、負のパワーを有する第3レンズL3から構成される。
第1レンズL1は撮像対象側に凸面を向けたメニスカス形状であり両面が非球面である。第2レンズL2は像面側に凸面を向けたメニスカス形状であり両面が非球面である。第3レンズL3は、像面側に凹面を向けたメニスカス形状で両面が非球面であり、像面側の非球面が光軸近傍で像面側に凹形状であり光軸周辺部で像面側に凸形状である。
また、第2レンズL2は高分散のプラスチックレンズであり、第3レンズL3は低分散のプラスチックレンズである。
第2の実施形態を図2に示す。図2の撮像光学系は、撮像対象側から順に、正のパワーを有する第1レンズL1、絞りS、正のパワーを有する第2レンズL2、負のパワーを有する第3レンズL3から構成される。
第1レンズL1は撮像対象側に凸面を向けたメニスカス形状であり両面が非球面である。第2レンズL2は像面側に凸面を向けたメニスカス形状であり両面が非球面である。第3レンズL3は、像面側に凹面を向けたメニスカス形状で両面が非球面であり、像面側の非球面が光軸近傍で像面側に凹形状であり光軸周辺部で像面側に凸形状である。
また、第2レンズL2は高分散のプラスチックレンズであり、第3レンズL3は低分散のプラスチックレンズである。
第3の実施形態を図3に示す。図3の撮像光学系は、撮像対象側から順に、正のパワーを有する第1レンズL1、絞りS、正のパワーを有する第2レンズL2、負のパワーを有する第3レンズL3から構成される。
第1レンズL1は撮像対象側に凸面を向けたメニスカス形状であり両面が非球面である。第2レンズL2は像面側に凸面を向けたメニスカス形状であり両面が非球面である。第3レンズL3は、像面側に凹面を向けたメニスカス形状で両面が非球面であり、像面側の非球面が光軸近傍で像面側に凹形状であり光軸周辺部で像面側に凸形状である。
また、第2レンズL2は高分散のプラスチックレンズであり、第3レンズL3は低分散のプラスチックレンズである。
第4の実施形態を図4に示す。図4の撮像光学系は、撮像対象側から順に、正のパワーを有する第1レンズL1、絞りS、正のパワーを有する第2レンズL2、負のパワーを有する第3レンズL3から構成される。
第1レンズL1は撮像対象側に凸面を向けたメニスカス形状であり両面が非球面である。第2レンズL2は像面側に凸面を向けたメニスカス形状であり両面が非球面である。第3レンズL3は、像面側に凹面を向けたメニスカス形状で両面が非球面であり、像面側の非球面が光軸近傍で像面側に凹形状であり光軸周辺部で像面側に凸形状である。
また、第2レンズL2は高分散のプラスチックレンズであり、第3レンズL3は低分散のプラスチックレンズである。
第1乃至第4の実施形態には、カバーガラスを含む赤外線カットフィルタFが撮像光学系の像面側に設けられている。なお、「パワー」とは焦点距離の逆数で定義される量を表す。
ここまで説明した各実施形態における、撮像対象からの光を撮像素子上に結像させる撮像光学系は、撮像対象側から順に、正パワーの第1レンズと、正パワーの第2レンズと、像面側に、光軸近傍で像面側に凹形状であり光軸周辺部で像面側に凸形状である非球面を有する負パワーの第3レンズからなる3枚のレンズで構成される。
この構成にすることより、撮像光学系の全長を短くすることができ、また、射出瞳が像面から遠くなって周辺の像面への入射角度が小さくなり、像面への入射光量を均一にすることができる。
また、次の1式を満たす構成である。
ν3−ν2>10 ・・・式1
ただし、ν3は第3レンズのアッベ数、ν2は第2レンズのアッベ数である。
ν3−ν2>10 ・・・式1
ただし、ν3は第3レンズのアッベ数、ν2は第2レンズのアッベ数である。
式1は、第2レンズのアッベ数に対する第3レンズのアッベ数を適切な範囲に規定するものである。像面の周辺に至る周辺光線は、第2レンズでは光軸近辺を通過し、第3レンズでは光軸の周辺部を通過することになるが、第3レンズはその像面側の周辺部で凸形状の非球面であり、第3レンズの周辺部では正パワーとなり、第3レンズを通過する周辺光線が第2レンズを通過する光線に比べて大きく収斂させられる。このことから、第3レンズのアッベ数を第2レンズのアッベ数に比べて大きくする、つまり第2レンズを高分散とし第3レンズを低分散とする構成により、全系の倍率色収差を補正するものである。ν3−ν2の値が式1で規定する範囲外であると、倍率色収差が補正不足となり、像面の周辺部で色の滲みが大きくなり、画面周辺部で画質が低下する。
式1に代えて、式1’の関係を満たすようにすると好ましい。
ν3−ν2>15 ・・・式1’
さらに、式1に代えて、式1’’の関係を満たすようにすると一層好ましい。
ν3−ν2>20 ・・・式1’’
また、第1レンズと前記第2レンズとの間に絞りが設けられている構成である。この構成にすることより、第1レンズと第2レンズが絞りに対して対称配置となり、諸々の収差をバランスさせることができ、レンズ性能が良くなる。
ν3−ν2>15 ・・・式1’
さらに、式1に代えて、式1’’の関係を満たすようにすると一層好ましい。
ν3−ν2>20 ・・・式1’’
また、第1レンズと前記第2レンズとの間に絞りが設けられている構成である。この構成にすることより、第1レンズと第2レンズが絞りに対して対称配置となり、諸々の収差をバランスさせることができ、レンズ性能が良くなる。
また、第1レンズ乃至第3レンズは、回折作用により入射光線を偏向させる回折型レンズ、回折作用と屈折作用との組み合わせで入射光線を偏向させる屈折・回折ハイブリッドレンズ、レンズの媒質が光軸から周辺に至るにしたがい屈折率が変化する屈折率分布型レンズを用いてもよいが、均質な媒質で構成されているものがよい。この構成にすることにより、たとえば屈折率分布型レンズより製造が容易であり、撮像レンズを安価に提供することができる。
また、次の2式を満たす構成である。
|f3/f2|<0.9 ・・・式2
f3は第3レンズの焦点距離、f2は第2レンズの焦点距離である。
|f3/f2|<0.9 ・・・式2
f3は第3レンズの焦点距離、f2は第2レンズの焦点距離である。
式2は、第2レンズのパワーに対する第3レンズのパワーを適切な範囲に規定し、倍率色収差と歪曲収差を補正するものである。|f3/f2|の値が式2の範囲を超えて、第3レンズのパワーが弱くなると、倍率色収差が補正不足となり、像面の周辺で色の滲みが多くなり、また、歪曲収差が補正不足となり、画面周辺部で画質が低下する。
式2に代えて、式2’の関係を満たすようにすると好ましい。
|f3/f2|<0.7 ・・・式2’
さらに、式2に代えて、式2’’の関係を満たすようにすると一層好ましい。
|f3/f2|<0.6 ・・・式2’’
また、次の3式を満たす構成である。
0.04<f/f2<3 ・・・式3
fは全系の焦点距離である。
|f3/f2|<0.7 ・・・式2’
さらに、式2に代えて、式2’’の関係を満たすようにすると一層好ましい。
|f3/f2|<0.6 ・・・式2’’
また、次の3式を満たす構成である。
0.04<f/f2<3 ・・・式3
fは全系の焦点距離である。
式3は、全系のパワーに対する第2レンズのパワーを適切な範囲に規定するものである。f/f2の値が式3の下限を越えて、第2レンズのパワーが弱くなると、コマ収差が悪化し、また、ペッツバール和が補正過剰となり、解像力が不足する。逆に、式3の上限を超えて、第2レンズのパワーが強くなると、ペッツバール和が補正不足となり、像面湾曲を補正することが困難になる。
式3に代えて、式3’の関係を満たすようにすると好ましい。
0.115<f/f2<2 ・・・式3’
さらに、式3に代えて、式3’’の関係を満たすようにすると一層好ましい。
0.12<f/f2<1 ・・・式3’’
また、次の4式を満たす構成である。
−18<(r21+r22)/(r21−r22)<200・・・式4
r21は第2レンズの撮像対象側の曲率半径、r22は第2レンズの像面側の曲率半径である。
0.115<f/f2<2 ・・・式3’
さらに、式3に代えて、式3’’の関係を満たすようにすると一層好ましい。
0.12<f/f2<1 ・・・式3’’
また、次の4式を満たす構成である。
−18<(r21+r22)/(r21−r22)<200・・・式4
r21は第2レンズの撮像対象側の曲率半径、r22は第2レンズの像面側の曲率半径である。
式4は、第2レンズの形状を適切な範囲に規定し、全系の全長を短くしながら非点収差をバランスさせるものである。(r21+r22)/(r21−r22)の値が式4の下限を越えると、全系の全長を短くすることができるが、非点収差が大きくなり、その収差を補正することが困難となる。逆に、(r21+r22)/(r21−r22)の値が式4の上限を越えると、非点収差を抑えることができるが、全系の全長が長くなる。
式4に代えて、式4’の関係を満たすようにすると好ましい。
1<(r21+r22)/(r21−r22)<150 ・・・式4’
さらに、式4に代えて、式4’’の関係を満たすようにすると一層好ましい。
3<(r21+r22)/(r21−r22)<120 ・・・式4’’
本発明の撮像光学系は、動画を撮像するデジタルビデオカメラ、テレビ電話用カメラ、ドアホーン用カメラやモバイルコンピュータ、情報携帯端末等の情報処理機器に組み込まれるカメラに採用することも可能である。
1<(r21+r22)/(r21−r22)<150 ・・・式4’
さらに、式4に代えて、式4’’の関係を満たすようにすると一層好ましい。
3<(r21+r22)/(r21−r22)<120 ・・・式4’’
本発明の撮像光学系は、動画を撮像するデジタルビデオカメラ、テレビ電話用カメラ、ドアホーン用カメラやモバイルコンピュータ、情報携帯端末等の情報処理機器に組み込まれるカメラに採用することも可能である。
本発明の撮像光学系の構成を、コンストラクションデータ、収差図を挙げて、更に具体的に説明する。ここで実施例として説明する実施例1乃至4は、前述した第1乃至第4の実施形態にそれぞれ対応している。第1乃至第4の実施形態を表すレンズ構成図(図1乃至4)は、対応する実施例1乃至4のレンズ構成をそれぞれ示している。
表1乃至8のコンストラクションデータにおいて、曲率半径をrで示し、撮像対象側から順に番号を付し、軸上間隔をdで示し、撮像対象側からの軸上間隔を表の上から順に表している。屈折率、アッベ数をN、νで示し、撮像対象側からの屈折率、アッベ数を表の上から順に表している。また、屈折率およびアッベ数はd線に対するものであり、屈折率およびアッベ数は空気については省略してある。なお、非球面については面番号の末尾にアスタリスク(*印)を付している。撮像素子が最終面の後ろに配置されている。全系の焦点距離距離(f)、Fナンバー(FNO)を他のデータとともに示す。焦点距離、曲率半径、軸上間隔の単位はmmである。
非球面は次の式5で定義している。
X(H)=C・H2/{1+(1−ε・C2・H2)1/2}+ΣAk・Hk ・・・式5
ここで、Hは光軸に対して垂直な方向の高さ、X(H)は高さHの位置での光軸方向の変位量(面頂点基準)、Cは近軸曲率、εは2次曲面パラメータ、kは非球面の次数、Akはk次の非球面係数、HkはHのk乗である。非球面に関するデータを示す表2、4、6、8のデータに付された文字Eは、該当する数値の指数部分を表し、例えば、1.0E−02であれば1.0×10-2を示す。
X(H)=C・H2/{1+(1−ε・C2・H2)1/2}+ΣAk・Hk ・・・式5
ここで、Hは光軸に対して垂直な方向の高さ、X(H)は高さHの位置での光軸方向の変位量(面頂点基準)、Cは近軸曲率、εは2次曲面パラメータ、kは非球面の次数、Akはk次の非球面係数、HkはHのk乗である。非球面に関するデータを示す表2、4、6、8のデータに付された文字Eは、該当する数値の指数部分を表し、例えば、1.0E−02であれば1.0×10-2を示す。
図5乃至8の収差図について、球面収差の線dはd線の収差、gはg線の収差、cはc線の収差、線SCは正弦条件不満足量を表している。また、非点収差の線DMおよび線DSはそれぞれメリジオナル面およびサジタル面での収差である。単位は、歪曲の横軸のみ百分率であり、他の軸については全てmmである。
条件式に対応する各実施例の値を表9に示し、各実施例はすべて条件式を満たしている。
<実施例1>
<実施例1>
[非球面データ]
<実施例2>
[非球面データ]
<実施例3>
[非球面データ]
<実施例4>
[非球面データ]
[条件式対応値]
L1〜L3 レンズ
S 絞り
F フィルタ
r1〜r9 面
S 絞り
F フィルタ
r1〜r9 面
Claims (7)
- 撮像対象からの光を撮像素子上に結像させる撮像光学系において、
撮像対象側から順に、正のパワーの第1レンズと、
正のパワーの第2レンズと、
像面側に、光軸近傍で像面側に凹形状であるとともに光軸周辺部で像面側に凸形状である非球面を有する負のパワーの第3レンズと、を有し、
第3レンズのアッベ数をν3、第2レンズのアッベ数をν2で表すとき、
ν3−ν2>10
の関係を満たすことを特徴とする撮像光学系。 - 前記第1レンズが撮像対象側に凸面を向けたメニスカス形状であり、
前記第2レンズが像面側に凸面を向けたメニスカス形状であり、
前記第3レンズが像面側に凹面を向けたメニスカス形状であることを特徴とする請求項1に記載の撮像光学系。 - 前記第1レンズと前記第2レンズとの間に絞りが設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の撮像光学系。
- 前記第1レンズ乃至第3レンズは均質な媒質で構成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の撮像光学系。
- 第3レンズの焦点距離をf3、第2レンズの焦点距離をf2で表すとき、
|f3/f2|<0.9
の関係を満たすことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の撮像光学系。 - 全系の焦点距離をfで表すとき、
0.04<f/f2<3
の関係を満たすことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の撮像光学系。 - 第2レンズの撮像対象側の曲率半径をr21、第2レンズの像面側の曲率半径をr22で表すとき、
−18<(r21+r22)/(r21−r22)<200
の関係を満たすことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の撮像光学系。
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