JP2006106491A - ビューファインダー - Google Patents

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JP2006106491A JP2004295116A JP2004295116A JP2006106491A JP 2006106491 A JP2006106491 A JP 2006106491A JP 2004295116 A JP2004295116 A JP 2004295116A JP 2004295116 A JP2004295116 A JP 2004295116A JP 2006106491 A JP2006106491 A JP 2006106491A
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Abstract

【課題】 大型の表示装置に対応し、十分な視度の補正量を確保しながら、コンパクトな構成でかつ高解像に対応可能なビューファインダーを提供する。
【解決手段】 物体側より順に負の屈折力を有する第1群、正の屈折力を有する第2群を有し、上記第1群は少なくとも1枚の正レンズと1枚の負レンズを有することを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明はファインダー光学系およびそれを用いた光学機器に関し、特にビデオカメラ、デジタルカメラ、放送用カメラ等に用いられるCRT面又は液晶画面等の表示面上の画像を観察する場合やフィルム用カメラ等において焦点板に形成された物体像を拡大し観察する際に好適なものである。
従来より、ビデオカメラやデジタルカメラなどの光学機器に用いられている電子ビューファインダー(EVF)においては、ビデオカメラ内に備え付けられたCRT面又は液晶画面に表示した画像をファインダー光学系で明視の距離に該表示画像の虚像を形成してアイポイントにて観察している。
また、ファインダー光学系の一部又は全系を光軸に沿って移動させることにより、視度の調整を行うようになっている。
この様な電子ビューファインダー光学系の例として、例えば下記特許文献1〜4等で提案されている。
実開平5−41271号公報 特開平11−211994号公報 特開2002−10112号公報 特開2004−109961号公報
近年、デジタル放送対応のHD(High Difinition)カメラの様に撮像装置の高解像度化が顕著であり、それに応じてビューファインダーも高解像度化に対応させる必要がある。また、CRT又は液晶等の表示装置も大型化してきており、それに対応させる必要がある。
高解像度化に対応させる手段として、ファインダー光学系の焦点距離を大きくするが、視度調整を行うためのレンズ移動量も増大し、ビューファインダーが大型化してしまうという問題がある。
従来提案されているもののうち、例えば、特許文献1のような、1枚構成のものは、焦点距離を大きくした場合、視度調整に伴う倍率変動も大きくなってしまい、特に歪曲収差を補正する事が困難となる。
また、例えば、特許文献2,3のような、2枚、3枚構成のものが提案されているが、各レンズまたは各群が正の屈折力を有しており、ファインダー光学系の焦点距離が短くなってしまうため焦点距離を伸ばす事が困難となる。
これらの改善案として、例えば、特許文献4が提案されている。これは、物体側より順に負の屈折力を有する第1群、正の屈折力を有する第2群からなり、いずれか一方の群を移動させることによって視度の補正を行っている。
しかし、ファインダー光学系の負群の屈折力が強まっているためにレンズバックが長くなり大型化を招いている。また、十分な視度の補正量が確保できていないという問題がある。
一般にCRT又は液晶等の表示装置の大型化に伴い、視野角が大きくなり、レンズも大型化、収差を良好に補正する事が困難になるという問題がある。
本発明は、大型の表示装置に対応し、十分な視度の補正量を確保しながら、コンパクトな構成でかつ高解像に対応可能なビューファインダーを提供する事を目的とする。
上記課題を解決するために、本発明のビューファインダーは、物体側より順に負の屈折力を有する第1群、正の屈折力を有する第2群を有し、上記第1群は少なくとも1枚の正レンズと1枚の負レンズを有することを特徴としている。
請求項2の発明は、請求項1のビューファインダーにおいて、第1群中の正レンズと負レンズの間は空気間隔を有する事を特徴としている。
請求項3の発明は、請求項1又は2のビューファインダーにおいて、物体側より順に負の屈折力を有する第1群、正の屈折力を有する第2群を有し、上記第1群は少なくとも1枚の正レンズと1枚の負レンズを有し、系全体の焦点距離をf、上記第1群の焦点距離をf1、上記第2群の正レンズの物体側と観測側のレンズの曲率半径を各々R1、R2としたとき、
2.0 < |f1/f| < 4.0
8 < (R1−R2)/(R1+R2) < 14
なる条件を満足する事を特徴としている。
請求項4の発明は、請求項1ないし3のいずれか記載のビューファインダーにおいて、第1群中の正レンズと負レンズの空気間隔をL、系全体の焦点距離をfとしたとき、
0.05 < L/f < 0.1
なる条件を満足する事を特徴としている。
請求項5の発明は、請求項1ないし4のいずれか記載のビューファインダーにおいて、各群に非球面を少なくとも1面有することを特徴としている。
請求項6の発明は、請求項1ないし5のいずれか記載のビューファインダーにおいて、第1群または第2群のどちらか1方の群を光軸上移動させることにより視度補正が可能であることを特徴としている。
本発明によれば、ファインダー系全体を小型化し、広範囲の視度調整が可能にもかかわらず高い光学性能を得ることができる。
以下に、本発明のビューファインダーの実施形態(数値実施例)について図面を参照して説明する。
以下の説明、図において、riは物体側からi番目の面の曲率半径、diは物体側からi番目の面とi+1番目の面との間の面間隔、niは第i番目のレンズのd線における屈折率、νiは第i番目のレンズのd線におけるアッベ数を示すものとする。また、kを円錐定数、A’,B,B’,C,C’,D,D’,E,E’,Fを3次、4次、5次、6次、7次、8次、9次、10次、11次、12次の非球面係数とし、光軸からの高さhの位置での光軸方向の変位を面頂点を基準にしてxとするとき、非球面形状は、
x=(h/R)/[1+[1−(1+K)(h/R)1/2]+A’h+Bh+B’h+Ch+C’h+Dh+D’h+Eh10+E’h11+Fh12
で表示される。但し、Rは曲率半径であり、「e−X」は「×10−X」を意味している。尚、非球面は各表中の面番号の左側に*印を付している。
数値実施例1〜4におけるビューファインダーは物体側より順に負の屈折力を有する第1群L1、正の屈折力を有する第2群L2からなり、上記第1群は1枚の正レンズと1枚の負レンズからなる構成になっており、非球面を各群に効果的に配置している。
上記構成において、系全体の焦点距離をf、上記第1群の焦点距離をf1、上記第2群を構成する正レンズの物体側、観測側の曲率を各々R1、R2としたとき、
2.0 < |f1/f| < 4.0 −(1)
8 < (R1−R2)/(R1+R2) < 14 −(2)
なる条件を満足している。
条件式(1)は全系の焦点距離に対する第1群の焦点距離の比を表している条件式であり、上限値を超えると第1群内の負レンズの屈折力が強くなるためにレンズの大型化を招く。また、球面収差、非点収差、歪曲収差を補正する上で困難となる。下限値を下回るとレンズバックが大きくなるため、系全体が大きくなる。
条件式(2)はレンズ形状を表す条件式であり、上限値を超えると物体側主点位置が入射瞳位置から離れるために歪曲収差を補正する上で困難となる。下限値を下回ると曲率がきつくなるために球面収差、非点収差を補正する上で困難となる。
上記構成において、第1群中の正レンズと負レンズの空気間隔をL、系全体の焦点距離をfとしたとき、
0.04 < L/f < 0.1 −(3)
なる条件を満足している。
条件式(3)は全系の焦点距離に対する第1群中の空気間隔の比を表す条件式であり、上限値を超えると全長が伸びるために系全体の大型化を招く。また、歪曲収差を補正する上で困難となる。下限値を下回ると第1群の屈折力が強まるためにレンズの大型化を招く。また、球面収差、非点収差を補正する上で困難となる。
尚、各実施例において上記各条件式の数値範囲を下記範囲を満足するように設定すると、更に諸収差を良好に補正する上で望ましい。
2.3 < |f1/f| < 3.7 −(1)’
9 < (R1−R2)/(R1+R2) < 12 −(2)’
0.05 < L/f < 0.09 −(3)’
以上のように各実施形態によればファインダー系全体を小型化し、広範囲の視度調整が可能にもかかわらず高い光学性能を得ている。
以下の表1〜4に数値実施例1〜4のビューファインダーの各数値を示す。
Figure 2006106491
Figure 2006106491
Figure 2006106491
Figure 2006106491
図1は本発明であるビューファインダーの数値実施例1のレンズ断面図、図2は数値実施例1のビューファインダーの基準状態時における光線図、図3は数値実施例1のビューファインダーの基準状態時における収差図、図4は本発明であるビューファインダーの数値実施例2のレンズ断面図、図5は数値実施例2のビューファインダーの基準状態時における収差図、図6は本発明であるビューファインダーの数値実施例3のレンズ断面図、図7は数値実施例3のビューファインダーの基準状態時における収差図、図8は本発明であるビューファインダーの数値実施例4のレンズ断面図、図9は数値実施例4のビューファインダーの基準状態時における収差図を、それぞれ示す。
ここで、基準状態とは視度が−2ジオプター(Diop)状態の時を表している。
各数値実施例のビューファインダーのレンズ断面図において、Faはファインダー光学系、GはCRT又は液晶画面の前面の保護ガラス、Aは表示面であり、CRTまたは液晶画面より成り、ファインダー像が形成されている。ファインダー光学系Faは負の屈折力の第1群(L1)、正の屈折力の第2群(L2)より成っている。IPは観測者の瞳位置(アイポイント)である。
収差図中の非点収差において、ΔSはサジタル像面、ΔMはメリジオナル像面を示し、球面収差図及び倍率色収差図において、実線はd線、2点鎖線はg線を示している。
以下の表5に上記各数値実施例における条件式(1)〜(3)の値を示す。
Figure 2006106491
本発明であるビューファインダーの数値実施例1のレンズ断面図 数値実施例1のビューファインダーの基準状態時における光線図 数値実施例1のビューファインダーの基準状態時における収差図 本発明であるビューファインダーの数値実施例2のレンズ断面図 数値実施例2のビューファインダーの基準状態時における収差図 本発明であるビューファインダーの数値実施例3のレンズ断面図 数値実施例3のビューファインダーの基準状態時における収差図 本発明であるビューファインダーの数値実施例4のレンズ断面図 数値実施例4のビューファインダーの基準状態時における収差図
符号の説明
Fa ファインダー系
L1 第1群
L2 第2群
IP アイポイント
A 表示面
G 保護ガラス
d d線
g g線
Y 像高(mm)
ΔS サジタル像面
ΔM メリジオナル像面

Claims (6)

  1. 物体側より順に負の屈折力を有する第1群、正の屈折力を有する第2群を有し、上記第1群は少なくとも1枚の正レンズと1枚の負レンズを有することを特徴とするビューファインダー。
  2. 請求項1記載のビューファインダーにおいて、第1群中の正レンズと負レンズの間は空気間隔を有することを特徴とするビューファインダー。
  3. 請求項1または2記載のビューファインダーにおいて、系全体の焦点距離をf、前記第1群の焦点距離をf1、上記第2群の正レンズの物体側と観測側のレンズの曲率半径を各々R1、R2としたとき、
    2.0 < |f1/f| < 4.0
    8 < (R1−R2)/(R1+R2) < 14
    なる条件を満足することを特徴とするビューファインダー。
  4. 請求項1ないし3いずれか記載のビューファインダーにおいて、第1群中の正レンズと負レンズの空気間隔をL、系全体の焦点距離をfとしたとき、
    0.05 < L/f < 0.1
    なる条件を満足する事を特徴とするビューファインダー。
  5. 請求項1ないし4いずれか記載のビューファインダーにおいて、各群に非球面を少なくとも1面有することを特徴とするビューファインダー。
  6. 請求項1ないし5いずれか記載のビューファインダーにおいて、第1群または第2群のどちらか1方の群を光軸上移動させることにより視度補正が可能なビューファインダー。
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