JP2007138420A - 路面切削装置およびこれを備えた路面切削車両並びにフィルタ目詰まり防止方法 - Google Patents

路面切削装置およびこれを備えた路面切削車両並びにフィルタ目詰まり防止方法 Download PDF

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Abstract

【課題】路面切削時などに発生した粉塵の飛散を確実に防止できる新規な路面切削装置およびこれを備えた路面切削車両並びにフィルタ目詰まり防止方法の提供。
【解決手段】路面を切削する路面切削機10と、当該路面切削機10で発生した切削屑を搬送する搬送コンベア20とを備えた路面切削装置100において、前記搬送コンベア20を前記路面切削機10側から搬出端側に亘ってカバー部材40で覆うと共に当該カバー部材40に排気通路50を接続し、当該排気通路50に前記カバー部材40内の圧力を大気圧以下にする負圧手段60を備える。これによって、路面切削時および切削屑搬送時などに発生した粉塵が前記カバー部材40の継ぎ目部や開口部などから外部に漏れて飛散するのを確実に防止できる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、路面表層を切削する路面切削装置およびこれを備えた路面切削車両並びにフィルタ目詰まり防止方法に関するものである。
一般に、一般道路および橋梁路面のアスファルト舗装などの敷き直しを行う際に必要となってくる路面表層のはつり作業には、例えば、以下の特許文献1などに示すように自ら路上を走行しながら路面表層を切削する路面切削車両が用いられている。
この路面切削車両は、例えば、図10に示すような路面切削車両では、前輪aが1軸、後輪bが2軸の車体cの下側に路面切削機dを車体cに対して昇降自在に取り付け、この路面切削機dによって路面表層部を削り取ると共に、削り取った切削屑を車体c前方に延びる搬送コンベアeによって所定の場所に搬送するようになっている。
すなわち、この路面切削機dは、車体cの幅方向に延びる回転ドラムfの表面に多数のカッタービットを設けると共にその周囲を金属板などからなるケーシングgで覆ったものであり、この回転ドラムfを回転させることでその表面に設けられたカッタービットによって路面表層部を任意の厚さで削り取るようになっている。
そして、この路面切削機cで削り取った切削屑をこの路面切削機cから車両進行方向前方に延びる無端ベルト式の搬送コンベアeによってこの路面切削車両と随行するダンプトラックhの荷台などに投下して連続的に搬送するようにしている。
特開平11−50415号公報
ところで、この路面切削車両による路面のはつり作業に際しては、切削屑と共に細かい粉塵が発生し、これが周囲に飛散して作業員や環境などに悪影響を及ぼしてしまうことが考えられる。また、切削屑を搬送する搬送コンベアe自体が複数のコンベアを多段階に繋ぎ合わせたものである場合には、各コンベア間で切削屑を受け渡す際にもさらに大量の粉塵が発生することがある。
そのため、従来では切削箇所やその搬送コンベアの周囲をカバー部材で覆うことで粉塵の飛散を防止したり、また、この路面切削車両に散水装置(図示せず)などを付設し、切削時や搬送時などに切削路面や切削屑などに散水することで粉塵の飛散を防止するようにしている。
しかしながら、切削箇所やその搬送コンベアeの周囲をカバー部材で覆うだけでは、そのカバー部材の開口部や継ぎ目などから細かい粉塵が漏れ出してしまうため、粉塵の飛散を確実に防止することは困難である。
また、散水によって粉塵の発生や飛散を防止するためには、大量の水を必要になるといった不都合があり、また、給水条件や排水条件が悪い場所では大量に水を使用できないといった問題がある。なお、従来、路面切削機などへの散水は、粉塵の発生や飛散防止のみならず、カッタービットなどの冷却を主な目的として行われている。
そこで、本発明はこのような課題を有効に解決するために案出されたものであり、その目的は、路面切削時などに発生した粉塵の飛散を確実に防止できる新規な路面切削装置およびこれを備えた路面切削車両並びにフィルタ目詰まり防止方法を提供するものである。
前記課題を解決するために請求項1の路面切削装置は、
路面を切削する路面切削機と、当該路面切削機で発生した切削屑を搬送する搬送コンベアとを備えた路面切削装置において、
前記搬送コンベアを前記路面切削機側から搬出端側に亘ってカバー部材で連続して覆うと共に当該カバー部材に排気通路を接続し、当該排気通路に前記カバー部材内の圧力が大気圧以下にする負圧手段を備えたことを特徴とするものである。
また、請求項2の路面切削装置は、
前記負圧手段を、前記カバー部材内のガスを前記排気通路から強制排気する吸引機と、当該吸引機で強制排気されるガス中に含まれる粉塵を分離する粉塵分離器とで構成したことを特徴とするものである。
また、請求項3の路面切削装置は、
請求項1または2に記載の路面切削装置において、
前記搬送コンベアを、前記路面切削機で発生した切削屑を最初に搬送する第1コンベアと、当該第1コンベアで搬送されてきた前記切削屑を受け継いで搬送する第2コンベアとから構成すると共に、前記負圧手段を前記第1コンベア側のカバー部材に備えたことを特徴とするものである。
また、請求項4の路面切削装置は、
請求項2に記載の路面切削装置において、
前記粉塵分離器を、遠心力で前記ガス中の粉塵を分離する遠心分離器から構成すると共に、当該遠心分離器を前記カバー部材の上方に設け、かつ当該遠心分離器の粉塵排出口を前記カバー部材内に連通すると共に、当該粉塵排出口に開閉蓋を備えたことを特徴とするものである。
また、請求項5の路面切削装置は、
請求項2に記載の路面切削装置において、
前記粉塵分離器を、前記カバー部材の上方に位置する吸引室と、当該吸引室を前記カバー部材側から区画するように設けられた乾式フィルタとから構成したことを特徴とするものである。
一方、請求項6の路面切削車両は、
自走可能な車体に、前記請求項1〜5のいずれか1項に記載の路面切削装置を備えたことを特徴とするものである。
また、請求項7のフィルタ目詰まり防止方法は、
請求項2に記載の路面切削装置のフィルタ目詰まり防止方法において、
前記吸引機を逆回転させて前記排気通路から前記カバー部材側にガスを逆流させて前記乾式のフィルタ表面に付着した粉塵を、前記カバー部材内のコンベア上に落下させて除去するようにしたことを特徴とするものである。
請求項1の路面切削装置によれば、負圧手段によって前記カバー部材内の圧力が大気圧以下にされることから、路面切削時および切削屑搬送時に発生した粉塵が前記カバー部材の無数の隙間や開口部などから外部に漏れて飛散するのを防止することができる。
この結果、粉塵による周囲環境への悪影響を確実に防止できると共に、粉塵飛散防止のための散水量を大幅に削減あるいは省略することが可能となる。
また、請求項2の路面切削装置によれば、前記負圧手段を、吸引機と粉塵分離器とで構成したことから、前記カバー部材内の圧力を容易かつ確実に大気圧以下にすることができる。また、強制排気されるガス中に含まれる粉塵をその場で容易に分離・回収することができる。
また、請求項3の路面切削装置によれば、前記搬送コンベアを、前記路面切削機で発生した切削屑を最初に搬送する第1コンベアと、当該第1コンベアで搬送されてきた前記切削屑を受け継いで搬送する第2コンベアとから構成し、前記負圧手段を前記第1コンベア側のカバー部材に備えたことから、特に粉塵が大量に発生し易い部位の圧力を効果的に下げて、発生した粉塵を回収することができる。
また、請求項4の路面切削装置によれば、前記粉塵分離器を、遠心分離器から構成すると共に、当該遠心分離器を前記カバー部材の上方に設け、かつ当該遠心分離器の粉塵排出口を前記カバー部材内に連通すると共に、当該粉塵排出口に開閉蓋を備えたものであるたため、分離した粉塵を遠心分離器の粉塵排出口から直接コンベア側に戻して排出することができる。
また、請求項5の路面切削装置によれば、前記粉塵分離器を、前記カバー部材の上方に位置する吸引室と、当該吸引室を前記カバー部材側から区画するように設けられた乾式フィルタとから構成することにより、請求項4の粉塵分離器に比べてその構成をより簡略化できる。
また、このような構成とすることにより、カバー部材内のガスが乾式フィルタをその下方から上向き流に通過するため、そのガス中の粉塵が乾式フィルタの下面側に溜まるように捕集される。この結果、その粉塵の捕集量がある程度に達すると自重によってその乾式フィルタから脱落してカバー部材内に回収されるため、捕集された粉塵回収のためのメンテナンスが不要となる。
さらに、このような構成とすることにより、請求項7のフィルタ目詰まり防止方法のように、吸引機を逆回転させて前記排気通路から前記カバー部材側にガスを逆流させるだけで、前記乾式のフィルタ表面に付着した粉塵を前記カバー部材内のコンベア上に落下させて除去できるため、目詰まり防止のためのメンテナンスが容易となる。
また、請求項6の路面切削車両によれば、自走可能な車体に、前記請求項1〜5のいずれか1項に記載の路面切削装置を備えたことから、自走しながらの路面切削作業に際して粉塵の飛散を確実に防止することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を添付図面を参照しながら詳述する。
図1〜図4は、本発明に係る路面掘削装置100の実施の一形態を示したものであり、図1はこの路面掘削装置100の基本的な構成を示す側面図、図2は図1中A−A線断面図、図3は図1中B−B線、図4は図1中C−C線断面図である。
図示するように、この路面掘削装置100は、アスファルト舗装Hなどの路面の表層部を削り取るための路面切削機10と、この路面切削機10で削り取った路面の切削屑を搬送する搬送コンベア20とから主に構成されている。
先ず、この路面切削機10は、自走可能な車両Sのほぼ中央部に油圧シリンダ11によって昇降自在に懸架されており、車体Sの幅方向に延びる回転ドラム12の表面に路面掘削用のカッタービット13を多数設けると共にその周囲を金属板などからなるケーシング14で覆った構成となっている。
そして、この回転ドラム12を図示しない駆動モータによって図示矢印方向に回転駆動させつつ路面H側に降下させると、その表面のカッタービット13によって路面表層部を所定の厚さで削り取ると共に、削り取った切削屑を前記搬送コンベア11の搬入端側に送り出すように作用するようになっている。
なお、前記回転ドラム12の表面のカッタービット13は、この回転ドラム12の回転軸に対して螺旋状に配列するように設けられており、路面を削り取るだけでなく削り取った切削屑を回転ドラム12の中央部(搬送コンベア11の搬入端側)に掻き集めるように作用するようになっている。
次に、搬送コンベア20は、前記路面切削機10で発生した切削屑を最初に搬送する第1コンベア21と、この第1コンベア21で搬送されてきた切削屑を受け継いで搬送する第2コンベア22とから主に構成されている。
先ず、第1コンベア21は、図1および図4に示すように前記路面切削機10側に位置する搬入端側ローラ23aと前記車体Sの先端側に位置する搬出端側ローラ23b間に平板状の無端ベルト24を掛け渡すと共にその間をコンベアフレーム21a(図4)に取り付けられた複数のガイドローラ25、25…で支持・案内した構造となっている。そして、図示矢印に示すように前記路面切削機10で切削された路面切削屑を搬入端側ローラ23a側から無端ベルト24上に取り込んで搬出端側ローラ23b側へ向けて斜め上方に搬送してその搬出端部から第2コンベア22側に受け渡す(落下)ようになっている。
また、図4に示すように、この無端ベルト24を支持する各ガイドローラ25、25…のうち、無端ベルト24の搬送側を支持・案内するガイドローラ25は、それぞれ無端ベルト24の幅方向に3つ(25a、25b、25c)に分割されていると共に、その両端にそれぞれ位置するガイドローラ25a、25cの端部が互いに向き合うようにややせり上がった状態で取り付けられており、このガイドローラ25a、25cによってその無端ベルト24の搬送側を断面U字状に支持して案内することで搬送中の切削屑が無端ベルト24の両側からこぼれ落ちるのを防止するようになっている。
一方、第2コンベア22は、図1および図2に示すようにこの第1コンベア21の搬出端側ローラ23bの下部に位置する搬入端側ローラ26aと前記車体Sのさらに前方に位置する搬出端側ローラ26b間に同じく平板状の無端ベルト27を掛け渡すと共にその間をコンベアフレーム22aに取り付けられた複数のガイドローラ28、28…で支持・案内した構造となっている。そして、図示矢印に示すように前記第1コンベア21側から搬送されてきた切削屑をその搬入端側ローラ26a側から無端ベルト27上に取り込んで搬出端側ローラ26b側へ向けてさらに斜め上方に搬送してその搬出端部から図示しないトラックの荷台などの所定の搬送位置に投下するようになっている。
また、図2に示すように、この第2コンベア22にあっても前記第1コンベア21と同様にその無端ベルト27を支持する各ガイドローラ28、28…のうち、無端ベルト27の搬送側を支持・案内するガイドローラ28は、それぞれ無端ベルト27の幅方向に3つ(28a、28b、28c)に分割されていると共に、その両端に位置するガイドローラ28a、28cの端部が互いに向き合うようにややせり上がった状態になっており、その無端ベルト27の搬送側を断面U字状に支持して案内することで無端ベルト27の両側から切削屑がこぼれ落ちるのを防止するようになっている。
また、さらにこの搬送コンベア20の第2コンベア22は、その搬入端付近を中心にして車体Sの左右方向および俯仰方向に回動自在となっており、切削屑の搬送方向を任意に調節できるだけでなく、移動時や作業を行っていないときにはこの第2コンベア22側を車体S側に折り曲げて車体S上に重ね合わせるように回動させることで搬送コンベア20の全長を短くしてコンパクトに収納できるようになっている。
すなわち、図10に示したように、この路面掘削装置100はその前方にダンプトラックhなどを配置させて切削作業を行いながらその切削屑をこの搬送コンベア20の第2コンベア22先端よりそのダンプトラックhの荷台に運び落とすようになっているため、直線道路の場合は、この路面掘削装置100とダンプトラックhとが一直線に並ぶようになることから、その第2コンベア22は車体Sの前方正面方向に真っ直ぐ延びていれば良いが、路面切削箇所がカーブしていたり、交差点などの曲がり角においては、この路面掘削装置100とダンプトラックhは、くの字形の位置関係で配置されることになる。そこで、この搬送コンベア20の第2コンベア22は、図1に示すように第1コンベア21先端の回動軸D周りに回動できるようになっており、図示しない油圧シリンダによってこの第2コンベア22を回動軸Dを軸として車両Sの左右方向に回動させることでカーブや曲がり角であっても切削屑をダンプトラックhの荷台に対して確実に運び落とすことができるようになっている。
また、この第2コンベア22と前記第1コンベア21との接続部には、ダストシュート部30が形成されており、第1コンベア21の搬出端から搬出されてきた(落下してきた)切削屑を受け取ると共に、受け取った切削屑を第2コンベア22側の搬入端側へ受け渡すようになっている。
他方、図示するようにこの搬送コンベア20は、前記路面切削機10側から第2コンベア22の搬出端側に亘って連続したカバー部材40によって覆われている。
すなわち、このカバー部材40は、例えば緩衝性および可撓性に優れたゴムシートなどを搬送コンベア20の長手方向に煙突状に繋ぎ合わせると共に、その両側を図2に示すようにコンベアフレーム22aから延びるブラケット29によって逆さU字形に支持することで無端ベルト27(24)の搬送面側を覆うようになっており、搬送時などにおけるコンベアからの切削屑の落下や掘削屑からの粉塵の飛散などを防止するようになっている。
また、前述したように第2コンベア22と前記第1コンベア21との接続部に位置するダストシュート部30側も同じく図3に示すように例えば箱形のカバー部材40によって第1コンベア21および第2コンベア22と連通するようにその全体が覆われるようになっており、切削屑の受け渡し時においてその部分から発生する掘削屑からの粉塵の飛散などを防止するようになっている。
また、図1および図4に示すように、このカバー部材40の第1コンベア21には、このカバー部材30内と連通する排気通路50が接続されていると共にその排気通路50には、そのカバー部材40内の圧力を大気圧(周囲の気圧)以下にする負圧手段60が設けられている。
この負圧手段60は、図1に示すように、油圧モータで駆動するブロアーなどからなる吸引機61と、フィルターやサイクロンなどからなる粉塵分離器62とから構成されており、この吸引機61によってカバー部材40内のガスを前記排気通路50から外部へ強制排気してカバー部材40内の気圧を少なくとも大気圧よりも低い状態にすると共に、この吸引機61で強制排気されるガス中に含まれる粉塵を粉塵分離器62によって分離・回収するようになっている。
次に、このような構成をした本発明の路面切削装置100の作用および効果などについて説明する。
図1の矢印に示すように、路面切削機10の切削作業によって発生した切削屑は、先ず搬送コンベア20の第1コンベア21によって車体Sの先端側に搬送され、その搬出端からダストシュート部30に投下された後、第2コンベア22によってさらに車体Sの前方に搬送され、その搬出端からダンプトラックの荷台などの所定の搬送場所に搬送されることになるが、このような一連の切削および搬送工程においては、路面切削機10による切削作業時のみならず、その切削屑の搬送時、特に切削屑の受け渡しにおいてその切削屑から細かい粉塵が発生する(舞い上がる)ことになる。
しかしながら、本発明の路面切削装置100にあっては、前述したようにこの搬送コンベア20の全体が前記路面切削機10側から搬出端側に亘ってカバー部材40内によって覆われていると共に、負圧手段60によってそのカバー部材40内の圧力が大気圧以下の負圧状態にされていることから、そのカバー部材40の内外で図1の破線矢印に示すように周囲の空気がカバー部材40内に吸い込まれるように空気の流れが発生する。
このため、そのカバー部材40内で発生した粉塵は勿論、路面切削機10の切削作業によって発生した粉塵もカバー部材40内に吸い込まれるようになるため、カバー部材40内で発生した粉塵がカバー部材40の継ぎ目部などの隙間やその両端の開口部などから外部に漏れることがなくなり、周囲への粉塵の飛散を確実に防止することができる。
また、このカバー部材40の両端からカバー部材40内に向けて発生する空気の流れによって切削作業時に発生した粉塵や、搬送コンベア20からの切削屑投下時に発生した粉塵もカバー部材40内に吸い込まれるようになるため、それらの箇所で発生した粉塵の飛散も効果的に防止することができる。
この結果、粉塵による周囲環境への悪影響を確実に防止できると共に、また、粉塵飛散防止用の散水量を大幅に削減あるいは省略することが可能となる。
なお、本実施の形態では、負圧手段60を、特に大量の粉塵が発生し易いい第1コンベア21側に取り付けることで粉塵の飛散を効果的に防止するようにしているが、この負圧手段60は、いずれの位置に取り付けても同様な効果を得ることができることはいうまでもなく、また、2つ以上併設して設けるようにしても良い。
また、前述した搬送コンベア20を単にカバー部材40で覆っただけでは、搬送コンベア20の駆動(搬送)に伴ってカバー部材40内で搬送方向上流側から下流側に向けて空気の流れが発生るため、カバー部材40内の粉塵が搬送コンベア20先端から大量に排出されることが予想されるが、本実施の形態のように負圧手段60を搬送方向上流側に設け、カバー部材40内に搬送方向とは逆向きの空気の流れを発生させることによって搬送コンベア20先端からの粉塵の飛散も確実に防止することが可能となる。
次に、図5〜図7は前述した負圧手段60の第2の実施の形態を、また、図8および図9は前述した負圧手段60の第3の実施の形態をそれぞれ示したものである。
先ず、第2の実施の形態に係る負圧手段60は、図5〜図7に示すように前述した粉塵分離器62を遠心分離器(サイクロン式分離器)で構成すると共に、この遠心分離器62を前記カバー部材40の上方に設け、かつこの遠心分離器62の粉塵排出口63を前記カバー部材40内に連通すると共に、この粉塵排出口63に開閉蓋64を備えるようにしたものである。
すなわち、この遠心分離器62は従来から自動車や建設機械、産業機械などで用いられているものと同様な構造のものをそのまま適用したものであり、例えば図6に示すように、筒状をしたケーシング65の軸芯部に、前記排気通路50に接続された排気管66を貫通させて設けると共にその排気管66に筒状のフィルタ67を形成し、さらにその排気管66とケーシング65との間に螺旋状の空気流路68を形成した構造としたものである。
従って、前述した負圧手段60の粉塵分離器62としてこのような遠心分離器62を用いると、粉塵を含むカバー部材40内のガスは、図示破線矢印に示すようにカバー部材40内とケーシング65内とを連通する連通口69からケーシング65内に吸い込まれた後、螺旋状の空気流路68を螺旋状に流れる際に発生する遠心力によって粉塵が分離されてからフィルタ67を通過して排気管66から排気通路50側に流れることになる。
そして、ケーシング65内でガス中から遠心分離された粉塵は、その自重によって粉塵排出口63側に落下することになるため、粉塵を含むカバー部材40内のガス中から粉塵だけを効果的に分離することができる。
また、その粉塵排出口63はカバー部材40内に連通されていると共に、開閉蓋64によって開閉自在となっていることから、この開閉蓋64を定期的にあるいは必要に応じて開くだけでその上に堆積した粉塵をそのまま直接搬送コンベア20側に戻して(落下させて)排出することができるため、メンテナンスも極めて容易となる。
次に、第3の実施の形態に係る負圧手段60は、図8および図9に示すように前述した粉塵分離器62を、前記カバー部材40の上方にこれと連通するように位置する吸引室70と、この吸引室70を前記カバー部材40側から区画するように設けられた乾式フィルタ71とから構成したものである。
これによって、図9に示すようにカバー部材40内の粉塵を含むガスが吸引室70の乾式フィルタ71を上向き(上向流)に通過して排気通路50側に排気される際に、そのガス中に含まれる粉塵が乾式フィルタ71に捕集されるようになるため、カバー部材40内のガス中から粉塵を効果的に分離することができる。
また、このようにカバー部材40内の粉塵を含むガスが乾式フィルタ71を上向きに通過することによって乾式フィルタ71の下面側に粉塵が捕集・堆積するようになるため、その捕集量がある程度の量に達したときや強制排気を停止した際、あるいは振動が加わった際などに、その自重によって捕集された粉塵が乾式フィルタ71の下面側からコンベア上に落下することになる。
これによって乾式フィルタ71で捕集された粉塵を除去・回収するための手間が不要となり、メンテナンス頻度を大幅に減らすことができる。
さらに、定期的にあるいは必要に応じて吸引機61を逆回転させて排気通路50からカバー部材40側に向けてガスを逆流させるようにすれば、乾式フィルタ71の表面(コンベア側)や奥まで入り込んで自重だけでは除去しきれない細かい粉塵を前記カバー部材40内のコンベア上に強制的に落下させて除去することができるため、乾式フィルタ71の目詰まりを容易に防止することが可能となり、粉塵分離器62に対するメンテナンスも極めて容易となる。
本発明に係る路面掘削装置100の基本的な構成を示す側面図である。 図1中A−A線断面図である。 図1中B−B線断面図である。 図1中C−C線断面図である。 負圧手段60の第2の実施の形態を示す側面図である。 図5中A部を示す拡大図である。 図6中B−B線拡大図である。 負圧手段60の第3の実施の形態を示す側面図である。 図8中A部を示す拡大図である。 本発明の路面掘削装置100に適用可能な従来の路面切削車両の一例を示す側面図である。
符号の説明
100…路面掘削装置
10…路面切削機
20…搬送コンベア
21…第1コンベア
22…第2コンベア
30…ダストシュート部
40…カバー部材
50…排気通路
60…負圧手段
61…吸引機
62…粉塵分離器
63…粉塵排出口
64…開閉蓋
70…吸引室
71…乾式フィルタ
S…車体

Claims (7)

  1. 路面を切削する路面切削機と、当該路面切削機で発生した切削屑を搬送する搬送コンベアとを備えた路面切削装置において、
    前記搬送コンベアを前記路面切削機側から搬出端側に亘ってカバー部材で連続して覆うと共に当該カバー部材に排気通路を接続し、当該排気通路に前記カバー部材内の圧力を大気圧以下にする負圧手段を備えたことを特徴とする路面切削装置。
  2. 請求項1に記載の路面切削装置において、
    前記負圧手段を、前記カバー部材内のガスを前記排気通路から強制排気する吸引機と、当該吸引機で強制排気されるガス中に含まれる粉塵を分離する粉塵分離器とで構成したことを特徴とする路面切削装置。
  3. 請求項1または2に記載の路面切削装置において、
    前記搬送コンベアを、前記路面切削機で発生した切削屑を最初に搬送する第1コンベアと、当該第1コンベアで搬送されてきた前記切削屑を受け継いで搬送する第2コンベアとから構成すると共に、前記負圧手段を前記第1コンベア側のカバー部材に備えたことを特徴とする路面切削装置。
  4. 請求項2に記載の路面切削装置において、
    前記粉塵分離器を、遠心力で前記ガス中の粉塵を分離する遠心分離器から構成すると共に、当該遠心分離器を前記カバー部材の上方に設け、かつ当該遠心分離器の粉塵排出口を前記カバー部材内に連通すると共に、当該粉塵排出口に開閉蓋を備えたことを特徴とする路面切削装置。
  5. 請求項2に記載の路面切削装置において、
    前記粉塵分離器を、前記カバー部材の上方に位置する吸引室と、当該吸引室を前記カバー部材側から区画するように設けられた乾式フィルタとから構成したことを特徴とする路面切削装置。
  6. 自走可能な車体に、前記請求項1〜5のいずれか1項に記載の路面切削装置を備えたことを特徴とする路面切削車両。
  7. 請求項2に記載の路面切削装置のフィルタ目詰まり防止方法において、
    前記吸引機を逆回転させて前記排気通路から前記カバー部材内にガスを逆流させて前記乾式フィルタ表面に付着した粉塵を前記カバー部材内のコンベア上に落下させて除去するようにしたことを特徴とするフィルタ目詰まり防止方法。
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