JP2013002073A - 粉塵回収装置及びこれを備えた自走式切削機 - Google Patents

粉塵回収装置及びこれを備えた自走式切削機 Download PDF

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Abstract

【課題】フィルターを用いることなく、微細な粉塵を捕捉する粉塵回収装置及びこの粉塵回収装置備えた自走式切削機を提供する。
【解決手段】切削ドラム室7に一端が取り付けられ、粉塵を吸引する吸引ダクト21と、前記吸引ダクトの他端が取り付けられたサイクロン部22と、前記サイクロン部によって除塵された空気を旋回流として導出する旋回流形成塔24と、前記旋回流形成塔から導出された旋回流の空気に対して、ミスト状の水を散水する噴射ノズル25と、前記噴射ノズルによって散水された水を、前記第1のベルトコンベア、第2のベルトコンベアのいずれかあるいは双方に排水する排水口26a,26bと、前記切削ドラム室から吸引ダクトを介して吸引し、前記サイクロン部において螺旋流を形成し、前記旋回流形成塔において旋回流を形成するファン28と、を具備する。
【選択図】図2

Description

本発明は粉塵回収装置及びこれを備えた自走式切削機に関し、特に舗装路面の補修工事等に用いられ、舗装路面を切削した際発生する、粉塵を回収する粉塵回収装置及びこれを備えた自走式切削機に関する。
一般的に、舗装路面の補修工事等に用いられる自走式切削機は、車体の下方に設置され、高速回転することにより舗装路面を切削する切削ドラムと、この切削ドラムによって切削された舗装路面廃材を、車体の走行方向の前方に搬出するベルトコンベアとを備えている。
前記切削ドラムの外周面には切削ビットが設けられ、前記車体本体を自走させながら、前記切削ドラムを高速で回転させ、舗装路面を切削する。この切削によって発生した舗装路面廃材は、前記切削ドラムからベルトコンベアに搬出され、更に前記ベルトコンベアからトラック等の車両に搬出され、前記舗装路面から切削した舗装路面廃材を除去するようになされている。
この自走式切削機にあっては、切削ドラムを高速で回転させることによって、舗装路面を切削するため、多大の粉塵が発生する。
更に、切削された舗装路面廃材が切削ドラムからベルトコンベアに搬出される際、またベルトコンベアから車両等に搬出する際にも、多大の粉塵が発生する。
この粉塵は、自走式切削機を操作する者、あるいは舗装路面工事の作業者、更には舗装路面工事が行われている地域の住民に健康上の悪影響を及ぼす虞がある。
この粉塵を抑制、除去する手段として、特許文献1(特開2009−13651号公報)において、舗装路面廃材が切削ドラムからベルトコンベアを経て車体本体外部に搬出される経路中に、防塵液を噴射する噴霧ノズルを配設し、前記舗装路面廃材に対して噴霧ノズルから防塵液を散布することが提案されている。
しかしながら、特許文献1に示された、切削ドラムからベルトコンベアを経て車体本体外部に搬出される経路中で、舗装路面廃材に対して防塵液を散布するものにあっては、防塵液を多量に散布しなければ、微細な粉塵の飛散を抑制できないという技術的課題があった。また、切削ドラムを高速で回転させ、舗装路面を切削する箇所に、防塵液を多量に散布した場合には、切削した路面をぬかるんだ状態となし、路面状態を悪化させるという技術的課題があった。更に、防塵液を多量に散布することにより、その防塵液の費用が嵩むという技術的課題があった。
これら技術的課題を解決する手段として、特許文献2(特開2005−42504号公報)に示されたような乾式の切削粉塵回収装置がある。この特許文献2に示された切削粉回収装置を図14に基づいて説明する。
この切削粉塵回収装置100は、ブレードカバー102で覆われている切削ブレード101を備えている。 このブレードカバー102の切削機の進行方向前側には、切削粉塵を吸引回収する吸引ダクト103が形成され、連結管104を介してサイクロン105に連結されている。
前記サイクロン105の底部には、開閉式の底板106が設けられ、ハンドル107を操作することよって底板106を開閉することができるように構成されている。
そして、前記底板106が閉じられた状態において、サイクロン105の底部は密閉された状態となり、微細な切削粉塵の漏出が防止される。
一方、前記底板106を開くことによって、サイクロン105の底部に堆積した切削粉塵を集塵袋108内に回収することができようになされている。尚、前記集塵袋108は、サイクロン105の下部に着脱容易に取り付けられている。
更に、前記サイクロン105の上部には、吸引装置のファン109がフィルター110を介して連結され、前記ファン109の吹き出し口には、吹き出し管111が連結されている。
また、この吹き出し管111はブレードカバー102の後側に設けられた吹き出し口112に連結されている。この吹き出し口112には、ブレードカバー102内に送る送風量を制御するバルブ113が設けられている。
そして、切削粉塵回収装置100にあっては、まずファン109を始動し、切削ブレード101を高速回転して路面等の切断を開始する。吹き出し口112からブレードカバー102内に吹き出された空気流は、ブレード101を冷却すると共に発生した切削粉塵を吹き飛ばし、ブレードカバー10内に飛散させて浮遊させる。
尚、前記吹き出し口112に設けたバルブ113を絞り、ブレードカバー内に吹き込まれる空気量を減少させることにより、ブレードカバー内から吸引される空気量に比べてブレードカバー内に吹き込まれる空気量が少なくなる。それを補うために、前記ブレードカバー102の外側の空気が、ブレードカバー102の裾と路面との隙間から内部に吸引されることになり、ブレードカバー102内を浮遊している切削粉塵が前記隙間から漏れ出るのを抑制する。
一方、前記ブレードカバー102内の空気は、前記ファン109の吸引力によってダクト103に吸引され、それに伴って浮遊している切削粉も吸引される。この吸引された切削粉塵は、サイクロン105に導かれ、空気と切削粉塵が分離され、切削粉塵はサイクロン105の下方に落下し、サイクロン105の底部に設けた底板106の上に堆積する。
尚、サイクロン105の底部に切削粉塵が適量堆積したところで、ファン109を停止し、ハンドル107を操作して底板106を開き、切削粉塵を集塵袋108に回収する。
また、サイクロン105から吸引された空気流は、フィルター110を通してファン109の吸引口に流れる。このファン109に戻った空気流は清浄となり、再度吹き出し口112からブレードカバー102内に吹き込まれる。
このように、特許文献2に示された乾式の切削粉回収装置にあっては、微細な粉塵の飛散を抑制できる。また、防塵液を散布するものでないため、防塵液等の費用を抑えることができ、また防塵液の散布し過ぎによる、路面状態の悪化を抑制できる。
特開2009−13651号 特開2005−42504号
しかしながら、特許文献2に示された乾式の切削粉回収装置のサイクロンでは、微細な切削粉塵は回収することができず、最終的にはフィルターによって捕捉するように構成されているため、フィルターの交換やメンテナンス作業が必要になるという技術的課題があった。
本発明は前記したような事情の下になされたものであり、本発明は、自走式切削機によって発生する多大の粉塵から、自走式切削機を操作する者、舗装路面工事の作業者、また舗装路面工事が行われている地域の住民の健康上の悪影響を排除するためになされたものであって、乾式の切削粉塵回収装置を前提としつつ、フィルターを用いることなく、微細な粉塵を捕捉する粉塵回収装置及びこの粉塵回収装置備えた自走式切削機を提供することを目的とする。
前記した課題を解決するためになされた、本発明にかかる粉塵回収装置は、前記切削ドラムにより舗装路面を切削した際、発生する粉塵を回収する粉塵回収装置において、前記切削ドラム室に一端が取り付けられ、粉塵を吸引する吸引ダクトと、前記吸引ダクトの他端が取り付けられたサイクロン部と、前記サイクロン部によって除塵された空気を旋回流として導出する旋回流形成塔と、前記旋回流形成塔から導出された旋回流の空気に対して、ミスト状の水を散水する噴射ノズルと、前記噴射ノズルによって散水された水を、前記第1のベルトコンベア、第2のベルトコンベアのいずれかあるいは双方に排水する排水口と、前記切削ドラム室から吸引ダクトを介して吸引し、前記サイクロン部において螺旋流を形成し、前記旋回流形成塔において旋回流を形成するファンと、を具備することを特徴としている。
このように、サイクロン部によって除塵された空気を旋回流として旋回流形成塔から導出し、前記旋回流形成塔から導出された旋回流の空気に対して、噴射ノズルによってミスト状の水を散水するため、微細な切削粉塵も回収することができる。したがって、従来のフィルターは不要となり、フィルターの交換やメンテナンス作業が不要となる。
また、前記噴射ノズルによって散水された水を、前記第1のベルトコンベア、第2のベルトコンベアのいずれかあるいは双方に排水するため、水を有効に活用することができ、費用を抑えることができる。切削している路面に散水するものでないため、路面状態がぬかるむ等の悪化を抑制できる。
ここで、前記吸引ダクトの他端が取り付けられたサイクロン部の上部には、螺旋状に形成された螺旋流形成板が設けられ、前記吸引ダクトから導入された空気が、前記螺旋流形成板に沿って螺旋流として流れることが望ましい。
このように螺旋流形成板を設けることによって、より強力なサイクロン流(螺旋流)をサイクロン部に形成することができ、より微細な切削粉塵を捕捉することができる。
また、前記サイクロン部と、前記噴射ノズルが配置された散水部とが区画されると共に、前記サイクロン部と散水部は、前記旋回流形成塔を介して連通し、前記サイクロン部によって除塵された空気が、前記旋回流形成塔から旋回流として導出され、前記導出された旋回流の空気に対して、前記噴射ノズルがミスト状の水を散水することが望ましい。
このように、前記サイクロン部と、前記噴射ノズルが配置された散水部とが区画されるため、前記噴射ノズルからの水を散水部において回収でき、排水口から前記第1のベルトコンベア、第2のベルトコンベアのいずれかあるいは双方に排水することができる。
更に、前記散水部には、螺旋状の斜面部が形成された整流カバーが設けられ、旋回流形成塔から導出された空気が整流カバーに沿って流れ、前記ファンによって吸引されることが、排気効率上好ましい。
また、前記サイクロン部の下端部に、粉塵回収袋、または粉塵回収袋を備える集塵箱が取り付けられると共に、前記粉塵回収袋はフレキシブルなゴム製の筒状の袋体であって、取り付けられる上端部は円筒状であり、下端部は扁平状に形成され、前記サイクロン部を介して、前記粉塵回収袋に負圧が作用すると、粉塵回収袋の下端部は閉じられ、回収された粉塵が粉塵回収袋内に蓄えられることが望ましい。
このような粉塵回収袋を備える場合には、粉塵回収装置が動作し負圧が粉塵回収袋に作用すると、粉塵回収袋の下端部は閉じられ、回収された粉塵が粉塵回収袋内に蓄えられる。また、粉塵回収装置が停止した際、あるいは所定量の粉塵が蓄えられた際に、粉塵回収袋の下端部が開き、外部に放出することができる。
また、前記排水口を複数設け、第1の排水口を第2の排水口よりも高い位置に形成し、第1の排水口を開き、第2の排水口を閉じることにより、前記噴射ノズルによって散水された水を溜める溜まり部が形成されることが望ましい。
このように溜まり部が形成されることにより、より微細な粉塵を捕捉することができる。尚、作業終了後には、第2の排水口を開け、溜まり部の水を排水する。
また、舗装路面を切削する切削ビットを備えた切削ドラムと、前記切削ドラムの上部及び前後左右部を覆い、切削ドラム室を形成するカバー板と、前記切削ドラムにより切削した舗装路面廃材を前記切削ドラム室から搬出するための第1のベルトコンベアと、前記第1のベルトコンベアからの舗装路面廃材を受け取り、外部に搬出する第2のベルトコンベアと、第1のベルトコンベア及び第2のベルトコンベアの搬送空間を密閉空間となすカバー部材とを備えた自走式切削機において、前記粉塵回収装置を備えることが望ましい。
この自走式切削機にあっては、上記したように、サイクロン部によって除塵された空気を旋回流として旋回流形成塔から導出し、前記旋回流形成塔から導出された旋回流の空気に対して、噴射ノズルによってミスト状の水を散水するため、微細な切削粉塵も回収することができる。したがって、従来のフィルターは不要となり、フィルターの交換やメンテナンス作業が不要となる。また、前記噴射ノズルによって散水された水を、前記第1のベルトコンベア、第2のベルトコンベアのいずれかあるいは双方に排水するため、水を有効に活用することができ、費用を抑えることができる。更に切削している路面に散水するものでないため、路面状態がぬかるむ等の悪化を抑制できる。
また、前記ファンからの排気が、第2のベルトコンベア上になされ、第2のベルトコンベアの終端部から外部に排気されることが望ましい。
このように、自走式切削機を操作する者から離れた位置において排気されるため、自走式切削機を操作する者を粉塵からより保護することができる。
また、前記ファンからの排気が、切削ドラム室内に排気されることが望ましい。このように構成することにより、より微細な粉塵を捕捉することができ、自走式切削機を操作する者、舗装路面工事の作業者、また舗装路面工事が行われている地域の住民を粉塵からより保護することができる。
本発明によれば、乾式の切削粉塵回収装置を前提としつつ、フィルターを用いることなく、微細な粉塵を捕捉する粉塵回収装置及びこの粉塵回収装置備えた自走式切削機を得ることができる。
図1は、本発明の一実施形態にかかる自走式切削機の概略構成を示す一部断面図である。 図2は、図1に示された粉塵回収装置の概略構成を示す断面図である。 図3は、図2に示された粉塵回収装置のサイクロン部及び散水部を示す断面図である。 図4は、図3のI−I断面図である。 図5は、図3のII−II断面図である。 図6は、図3に示された粉塵回収装置のサイクロン部及び散水部の分解断面図である。 図7は、他の実施形態を示す斜視図である。 図8は、図7に示した他の実施形態を示す平面図である。 図9は、図7に示した他の実施形態を示す断面図である。 図10は、排気ダクトに戻り配管を設けた実施形態を示す粉塵回収装置の概略構成を示す断面図である。 図11は、他の実施形態を示す粉塵回収装置のサイクロン部及び散水部を示す断面図である。 図12は、集塵箱に粉塵回収袋を取り付けた変形例を示す斜視図である。 図13は、図7に示した他の実施形態の変形例を示す断面図である。 図14は、従来の乾式切削粉回収装置を示す概略構成図である。
以下、本発明の一実施形態を図1乃至図6に基づいて説明する。
本発明にかかる自走式切削機は、従来の自走式切削機に、微細な粉塵を捕捉する切削粉塵回収装置を備えたものである。先ず、自走式切削機の概略を図1に基づいて説明する。
この自走式切削機1は、車両本体2のほぼ中央上部に設けられた運転席3と、車両本体2に設けられた駆動装置であるエンジン4と、前記エンジン4によって駆動されるキャタピラ等の走行手段5と、車体本体2のほぼ中央下部における幅方向に設けられた、多数個の切削ビットを備えた切削ドラム6と、前記切削ドラム6の上部及び前後左右部を覆い、切削ドラム室7を形成するカバー板8とを備えている。
このように、前記カバー板8が切削ドラム6の上部及び前後左右部を覆い、切削ドラム室7がほぼ密閉した状態になされるため、前記切削ドラム室7から外部への粉塵の飛散は抑制される。
また、前記切削ドラム6は、前記エンジン4等によって高速回転可能に設けられ、補修すべき舗装路面を切削することができるように構成さている。
更に、切削ドラム6により切削した舗装路面廃材Aを前記切削ドラム室7から搬出するための第1のベルトコンベア9が設けられている。この第1のベルトコンベア9の始端は、切削ドラム室7に設けられ、第1のベルトコンベア9の終端は、車体本体2の前部に位置するように配置されている。また、この第1のベルトコンベア9の上側部分、即ち舗装路面廃材Aが搬送される空間は、カバー部材9aによって覆われ、密閉状態になされ、外部への粉塵の飛散が抑制されるように構成されている。
更に、前記車体本体2の前部上部に対し、上下及び左右方向へのリンク機構11によって移動可能に配設され、かつ前記第1のベルトコンベア9からの舗装路面廃材Aを受け取り車両12に搬出する第2のベルトコンベア10が設けられている。
この第2のベルトコンベア10についても、第1のベルトコンベア9と同様に、第2のベルトコンベア10の上側部分、即ち舗装路面廃材Aが搬送される空間は、カバー部材10aによって覆われ、密閉状態になし、外部への粉塵の飛散が抑制されるように構成されている。
このように、切削ドラム室7から第2のベルトコンベア10の終端に至る経路が、ほぼ密閉された状態となり、外部への粉塵の飛散が抑制されるように構成されている。
次に、この自走式切削機1が備える粉塵回収装置を図2乃至図5に基づいて説明する。
先ず、図2に基づいて粉塵回収装置の概略を説明する。図2に示すように、この粉塵回収装置20は、切削ドラム6を覆うカバー板8備え、前記切削ドラム6の周囲には、前記カバー板8によって密閉された切削ドラム室7が形成されている。
この切削ドラム室7には、粉塵を吸引する吸引ダクト21の一端Sが取り付けられ、他端がサイクロン部22に連結されている。この吸引ダクト21によって、切削ドラム室7内の粉塵は吸引され、サイクロン部22に排出される。
このサイクロン部22の上部には散水部23が設けられている。
この散水部23は、前記サイクロン部22によって除塵された空気を旋回流として導出する旋回流形成塔24と、前記旋回流形成塔24から導出された旋回流の空気に対して、ミスト状の水を散水する噴射ノズル25とを備えている。そして、前記噴射ノズル25によって、旋回流の空気に対してミスト状の水を散水することにより、微細な粉塵まで除塵することができ、空気を清浄化する。
また、散水部23に散水された水は、排水口26a,26bを介して、散水部23から外部に排水される。この排水口26a,26bからの水は、第1のベルトコンベア9、第2のベルトコンベア10のいずれか、あるいは双方に排水される。この排水によって、搬送される舗装路面廃材Aからの粉塵の飛散を抑制することができる。
吸引装置のファン28が設けられ、清浄化した前記空気を第2のベルトコンベア10上に排気ダクト31を介して排気し、最終的に第2のベルトコンベア10の終端部E(図1参照)から排気する。
このように、最終的に第2のベルトコンベア10の終端部Eから排気されるため、即ち、自走式切削機を操作する者から離れた位置において排気されるため、自走式切削機を操作する者を粉塵からより保護することができる。
更に、図3乃至図6に基づいて、サイクロン部22及び散水部23について説明する。前記吸引ダクト21は、サイクロン部22の上部に連結されている。このサイクロン部22は、下方向に行くに従って徐々に先細りする円錐状に形成されている。そして、このサイクロン部22の最下部には、微細な切削粉塵が集積される集塵箱34が設けられている。
また、図示しないが、このサイクロン部22の最下部と、集塵箱34との間には、図12に示した従来の場合と同様に、開閉式の底板が設けられ、ハンドルを操作することよって底板を開閉することができるように構成されている。そして、前記底板が閉じられた状態において、サイクロン部22の底部は密閉された状態となり、微細な切削粉塵の漏出が防止される。
一方、前記底板を開くことによって、サイクロン部22の底部に堆積した切削粉塵を集塵箱34内に回収することができようになされている。尚、前記集塵箱34内に、袋を収容し、前記袋内部に切削粉塵を回収するようにしても良い。
更に、サイクロン部22の上部には、螺旋流形成板29が設けられている。この螺旋流形成板29は螺旋状に形成された板であり、吸引ダクト21から導入された空気が衝突することにより、サイクロン部22内部に、より強力なサイクロンを形成するものである。
また、前記螺旋流形成板29の内側には、旋回流形成塔24の固定部材22aが配置されている。この旋回流形成塔24の固定部材22aは、旋回流形成塔24が固定部材22aの内部に嵌合するように、円筒状に形成されている。また、この固定部材22aの一端部が散水部23に、また他端部がサイクロン部22に位置するように、サイクロン部22の天井部壁面30に固定されている。そして、この固定部材22aに、旋回流形成塔24が嵌合することにより、旋回流形成塔24はサイクロン部22の天井部壁面30に固定される。
このサイクロン部22と、サイクロン部22の上部に設けられる散水部23は、天井部壁面30によって区切られ、この天井部壁面30に固定された固定部材22aによって旋回流形成塔24が取り付けられている。
そして、この旋回流形成塔24を介して、サイクロン部22から空気が散水部23に流入するように構成されている。
この旋回流形成塔24は、上部に円錐形状の笠部24aと、前記笠部24aの下方に位置し、サイクロン部22からの空気を旋回流として導出するフラップ24cを備える導出部24bと、前記導出部24bの下方に位置し、壁面30によって取り付けられる固定部材と嵌合し、固定される円筒部24dとから構成されている。
前記噴射ノズル25には、水を貯蔵する水タンク32と、前記水タンク32からの水をノズルに供給するためのポンプ33が設けられており、所定圧の水がミスト状(霧状)に噴霧されるように構成されている。前記噴射ノズル25は、水をミスト状になすことができれば、その方式、形式等は問わない。このミスト状態は、粉塵と混合され、粉塵と結び付き易くするため、約10〜100ミクロンの霧状(ミスト状)に設定することが好ましい。
また、前記噴射ノズル25の噴射口は、笠部24aの頂点に位置し、ミスト状の水を散水するように構成されている。このように笠部24aの頂点に向けてミスト状の水を散水すると、前記笠部24aによってミスト状の水が跳ね返り、空間内により均一に拡散する。
一方、サイクロン部22からの空気がフラップ24cを備える導出部24bから旋回流として導出されるため、粉塵がミストと十分に混合され、微細な粉塵は前記ミストによって捕捉され、散水部の底面部に蓄積される。
このように、前記旋回流の空気に対してミスト状の水を散水することにより、微細な粉塵まで除塵することができ、空気を清浄化することができる。
また、散水部23の底面部に蓄積された、微細な粉塵はミストを捕捉した水は、前記したように排水口26a,26bを介して、第1のベルトコンベア9上、第2のベルトコンベア10上のいずれか、あるいは双方に排水される。これにより、搬送される舗装路面廃材Aからの粉塵の飛散を抑制することができる。また、噴射ノズル25からの水を有効に活用することができる。
そして、前記散水部23によって清浄化された空気は、排気ダクト27、ファン28、排気ダクト31を介して、ベルトコンベア10の終端部Eから排気される。
尚、図7乃至図9に示すように、排気ダクト27からの排気の効率向上と、噴射ノズル25からの散水を効率的に活用し、粉塵の効率的な捕捉のために、整流カバー40を排気ダクト27の前端部に取り付けても良い。
この整流カバー40は立設部40dを備え、その立設部40dの一端部40aには、前記排気ダクト27が挿入される孔40bが形成され、他端部40cは散水部23の側壁に接するように形成されている。更に、前記立設部40dの下端部から散水部23の側壁に向けて傾斜して形成された斜面部40eが形成されている。また、この斜面部40eは、散水部23の側壁から排気ダクト27に向けて徐々に昇る、螺旋状に形成されている。
また、前記斜面部40eの外周部には、下方向に延設されたスカート部40fが設けられている。そして、図9に示しように前記スカート部40fを貫通して、整流カバー40の内部に、噴射ノズル25が設けられている。
このように、噴射ノズル25が、前記スカート部40fによって囲われた整流カバー40の内部に配置されるため、旋回流形成塔24の導出部24bから導出された粉塵の拡散を抑制すると共に、拡散する前にミストと十分に混合することができ、粉塵を効率的に捕捉することができる。
更に、整流カバー40を排気ダクト27の前端部に取り付けることにより、旋回流形成塔24から導出された空気は、前記立設部40d及び斜面部40eによって導きられながら排気ダクト31に吸引され、排気ダクト27からの排気を効率的にすることができる。
また、上記実施形態にあっては、吸引装置のファン28からの清浄化した空気は、第2のベルトコンベア10上に排気ダクト31を介して排気し、最終的に第2のベルトコンベア10の終端部E(図1参照)から排気するように構成されている。
しかしながら、図10に示すように、一端が切削ドラム室7に接続され、他端が切換え装置50に接続された戻り配管51が設け、吸引装置のファン28からの清浄化した空気を切削ドラム室7に戻しても良い。即ち、前記切換え装置50によって、吸引装置のファン28からの清浄化した空気を、排気ダクト31側から戻り配管51に切り換え、切削ドラム室7に導入するように構成しても良い。
このように構成することにより、より微細な粉塵を捕捉することができ、自走式切削機を操作する者、舗装路面工事の作業者、また舗装路面工事が行われている地域の住民を粉塵からより保護することができる。
尚、切換え装置50によって、吸引装置のファン28からの清浄化した空気の一部を切削ドラム室7に、また吸引装置のファン28からの清浄化した空気の残部を排気ダクト31を介して、第2のベルトコンベア10に排気しても良い。
また、上記実施形態にあっては、散水部23に散水された水は、排水口26a,26bを介して、散水部23から外部に排水されるように構成されている。
しかしながら、図11に示すように、排水口26aを排水口26bよりも高い位置に形成し、散水部23に溜まり部52を設けても良い。即ち、排水口26bには弁(図示せず)を設け、弁を閉じた状態で散水を行うと、散水部23に溜まり部52が形成され、所定の高さになると排水口26aから排水される。
このように溜まり部52が形成されることにより、より微細な粉塵を捕捉することができ、自走式切削機を操作する者、舗装路面工事の作業者、また舗装路面工事が行われている地域の住民を粉塵からより保護することができる。尚、作業終了後には、排水口26bの弁(図示せず)を開け、溜まり部52の水を排水する。
また、上記実施形態にあっては、集塵箱34に粉塵を回収するようになした場合について説明したが、図11、図12に示すように、集塵箱34の下(サイクロン部22の下)に粉塵回収袋53を設けても良い。
この粉塵回収袋53はフレキシブルなゴム製の筒状の袋体であって、集塵箱34に取り付けられる上端部53aは円筒状であり、下端部53bは扁平状に形成されている。
尚、このような粉塵回収袋52を設ける場合には、集塵箱34との間に開閉式の底板を設ける必要はない。また、集塵箱34を介して粉塵回収袋53を取り付けた場合を説明したが、サイクロン部22の下端部に直接取り付けるようにしても良い。
即ち、粉塵回収装置が動作し、サイクロン部22を介して集塵箱34(粉塵回収袋53)に負圧が作用すると、粉塵回収袋53の下端部53bは閉じられ、回収された粉塵が粉塵回収袋52内に蓄えられ、粉塵回収装置が停止した際、あるいは所定量の粉塵が蓄えられた際に、粉塵回収袋53の下端部53bが開き、外部に放出される。
尚、外部に放出が問題となる場合には、粉塵回収袋52の下端部にフック部54を設け、このフック部54を集塵箱34に設けた係止部55に係止しても良い。このようにフック部54を係止部55に係止すると、粉塵回収袋52は二つ折り状態となり、粉塵回収装置が停止した際、あるいは所定量の粉塵が蓄えられた際にも、粉塵回収袋53の下端部53bから粉塵が外部に放出されることもない。
更に、図7乃至図9に示す実施形態にあっては、噴射ノズル25を前記スカート部40fによって囲われた整流カバー40の内部に配置し、旋回流形成塔24の導出部24bから導出された粉塵の拡散を抑制すると共に、拡散する前にミストと十分に混合し、粉塵を効率的に捕捉する場合を説明したが、この噴射ノズル25とは別に、整流カバー40の外側に、更に噴射ノズル56を設けても良い。
このように、噴射ノズル56を設けることにより、粉塵とミストとを十分に混合することができ、粉塵を効率的に捕捉することができる。
以上説明したように、本発明にあっては、サイクロン部から導出された空気に対して、更にミスト状の水を散水するように構成したため、サイクロン部で回収できない微細な切削粉塵も回収することができる。その結果、微細な切削粉塵を回収するためのフィルターを設ける必要がなく。また、フィルターの交換やメンテナンス作業は不要になる。
しかも、散水に用いた水は、第1のベルトコンベア上、第2のベルトコンベア上のいずれか、あるいは双方に排水することにより、ベルトコンベア上で発生する粉塵を抑制でき、水の有効利用が図られる。更に、切削ドラム室内に散水されるものでないため、散水し過ぎによる、路面状態の悪化等を抑制することができる。
1 自走式切削機
6 切削ドラム
7 切削ドラム室
8 カバー板
9 第1のベルトコンベア
9a カバー部材
10 第2のベルトコンベア
10a カバー部材
20 粉塵回収装置
21 吸引ダクト
22 サイクロン部
22a 固定部材
23 散水部
24 旋回流形成塔
24a 笠部
24b 導出部
24c フラップ
24d 円筒部
25 噴射ノズル
26a 排水口
26b 排水口
27 排気ダクト
28 ファン(吸引装置)
29 螺旋流形成板
30 天井部壁面
31 排気ダクト
32 水タンク
33 ポンプ
34 集塵箱
40 整流カバー
A 舗装路面廃材

Claims (9)

  1. 前記切削ドラムにより舗装路面を切削した際、発生する粉塵を回収する粉塵回収装置において、
    前記切削ドラム室に一端が取り付けられ、粉塵を吸引する吸引ダクトと、前記吸引ダクトの他端が取り付けられたサイクロン部と、前記サイクロン部によって除塵された空気を旋回流として導出する旋回流形成塔と、前記旋回流形成塔から導出された旋回流の空気に対して、ミスト状の水を散水する噴射ノズルと、前記噴射ノズルによって散水された水を、前記第1のベルトコンベア、第2のベルトコンベアのいずれかあるいは双方に排水する排水口と、前記切削ドラム室から吸引ダクトを介して吸引し、前記サイクロン部において螺旋流を形成し、前記旋回流形成塔において旋回流を形成するファンと、を具備することを特徴とすることを特徴とする粉塵回収装置。
  2. 前記吸引ダクトの他端が取り付けられたサイクロン部の上部には、螺旋状に形成された螺旋流形成板が設けられ、
    前記吸引ダクトから導入された空気が、前記螺旋流形成板に沿って螺旋流として流れることを特徴とすることを請求項2記載の粉塵回収装置。
  3. 前記サイクロン部と、前記噴射ノズルが配置された散水部とが区画されると共に、前記サイクロン部と散水部は、前記旋回流形成塔を介して連通し、
    前記サイクロン部によって除塵された空気が、前記旋回流形成塔から旋回流として導出され、前記導出された旋回流の空気に対して、前記噴射ノズルがミスト状の水を散水することを特徴とする請求項1または請求項2記載の粉塵回収装置。
  4. 前記散水部には、螺旋状の斜面部が形成された整流カバーが設けられ、旋回流形成塔から導出された空気が整流カバーに沿って流れ、前記ファンによって吸引されることを特徴とする請求項3記載の粉塵回収装置。
  5. 前記サイクロン部の下端部に、粉塵回収袋、または粉塵回収袋を備える集塵箱が取り付けられると共に、
    前記粉塵回収袋はフレキシブルなゴム製の筒状の袋体であって、取り付けられる上端部は円筒状であり、下端部は扁平状に形成され、
    前記サイクロン部を介して、前記粉塵回収袋に負圧が作用すると、粉塵回収袋の下端部は閉じられ、回収された粉塵が粉塵回収袋内に蓄えられることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の粉塵回収装置。
  6. 前記排水口を複数設け、第1の排水口を第2の排水口よりも高い位置に形成し、第1の排水口を開き、第2の排水口を閉じることにより、
    前記噴射ノズルによって散水された水を溜める溜まり部が形成されることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の粉塵回収装置。
  7. 舗装路面を切削する切削ビットを備えた切削ドラムと、前記切削ドラムの上部及び前後左右部を覆い、切削ドラム室を形成するカバー板と、前記切削ドラムにより切削した舗装路面廃材を前記切削ドラム室から搬出するための第1のベルトコンベアと、前記第1のベルトコンベアからの舗装路面廃材を受け取り、外部に搬出する第2のベルトコンベアと、第1のベルトコンベア及び第2のベルトコンベアの搬送空間を密閉空間となすカバー部材とを備えた自走式切削機において、
    前記請求項1乃至請求項6のいずれかに記載された粉塵回収装置を備えたことを特徴とすることを特徴とする自走式切削機。
  8. 前記ファンからの排気が、第2のベルトコンベア上になされ、第2のベルトコンベアの終端部から外部に排気されることを特徴とする請求項7記載の自走式切削機。
  9. 前記ファンからの排気が、切削ドラム室内に排気されることを特徴とする請求項7記載の自走式切削機。
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