JP2007136808A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ペーパーの表面に画像を形成する画像形成部を備えた画像形成装置であって、搬送上流側の受け取り位置P1において、ペーパーPを供給するペーパー供給部AからペーパーPを受け取り、搬送下流側の受け渡し位置P2において、画像形成部CへペーパーPを受け渡すチャッカーユニット10と、受け取り位置P1から受け渡し位置P2へ至るまでの間にペーパーPのループRを形成するループ形成手段とを備え、チャッカーユニット10と画像形成部Cの間にループRが形成されるときに、ペーパーPのループ形成部分を案内するためのフリーローラを受け渡し位置P2近傍に配置した。
【選択図】図1
Description
画像形成媒体の表面に画像を形成する画像形成部を備えた画像形成装置であって、
搬送上流側の受け取り位置において、画像形成媒体を供給する媒体供給部から画像形成媒体を受け取り、搬送下流側の受け渡し位置において、画像形成部へ画像形成媒体を受け渡す媒体搬送部と、
受け取り位置から受け渡し位置へ至るまでの間に画像形成媒体のループを形成するループ形成手段とを備え、
前記受け取り位置と画像形成部の間に前記ループが形成されるときに、画像形成媒体のループ形成部分を案内するための案内手段を前記受け渡し位置もしくはその近傍に配置したことを特徴とするものである。
この画像形成装置は、デジタルの露光エンジンを備えており、画像データに基づきペーパー(写真感光材料であり画像形成媒体に相当)の表面に画像を焼付露光し、写真プリントを作成する機能を有する。特に、広告プリントのようにプリントサイズが極めて大きな写真プリントを作成する機能を有している。主要な機能として、ペーパー供給部A(媒体供給部に相当)、ペーパー搬送部B(媒体搬送部に相当)、画像形成部C、スイッチバック部Dが設けられている。
次に、図1〜3に示す画像形成装置に関する主要な機能を図4のブロック図により説明する。制御部60は、画像形成装置の全体の制御を司る機能を提供する。チャッカー制御部61は、第1モータ15A、第2モータ15B、圧着解除モータ17、駆動モータ50に対する駆動制御を行なう。先ほど説明したように、チャッカーユニット10の幅方向両側は、第1モータ15Aと第2モータ15Bにより駆動される。これらモータ15A,15Bは独立して駆動制御することができるため、これらモータ15A,15Bの駆動量を異ならせることで、ペーパーの蛇行を補正することができる。
次に、図1〜4で説明した画像形成装置において、ペーパーPをペーパー供給部Aで受け取り、画像形成部Cへ受け渡すまでの動作を説明する。ここで、搬送動作はペーパーPの搬送方向の長さに応じて4つの搬送モードに分けることができるので、順に説明する。すなわち、制御部60は、搬送モード設定手段60bの機能を備えており、プリントサイズ設定部64において設定されているデータに基づいて、プリントサイズに応じた適切な動作を行なわせる。この動作において、ペーパーPにループを形成するような制御を行うことがあり、制御部60はループ形成手段60cとしても機能する。
この場合の動作を図6の動作図と、図7の作動フローチャートにより説明する。図6(a)において、ペーパーPをペーパー供給部Aから受け取るために、チャッカーユニット10は受け取り位置P1にて待機する。このとき、チャッカーローラ10の圧着状態は解除されている。ペーパーマガジンMからペーパーPが引き出されて搬送される(S1)。図6(a)には、カッター4の位置CPを基準にペーパーPの長さを示しているが、長さ150mmの場合、カッター位置CPを基準とすると、ペーパーPの先頭はペーパーガイド12の内部に位置するが、長さ183mmは、ペーパーガイド12の先端とほぼ同じ状態となる。カッター位置CPを基準として、ペーパーPを送り長さ(プリントサイズに対応)分だけ搬送させて、ペーパーPを停止させる(S2)。
次に、ペーパー送り長さが183mm〜409mmの場合について、図8の動作図と、図9の作動フローチャートにより説明する。第1モードと異なる点を中心に説明する。
次に、ペーパー送り長さが409mm〜594mmの場合について、図10の動作図と、図11の作動フローチャートにより説明する。第1モードや第2モードと異なる点を中心に説明する。
次に、ペーパー送り長さが594mm以上の場合について、図12A,Bの動作図と、図13のフローチャートにより説明する。第1モード〜第3モードと異なる点を中心に説明する。
画像形成がされたペーパーPは、スイッチバック部Dを介して現像処理部40へと送り込まれるが、このスイッチバック部Dにおける動作を説明する。図14は、ペーパーPの送り長さが短い場合の動作を示し、この場合、変換ローラ30によりペーパーPが送り出される。すなわち、図14(a)に示すように、駆動ローラ30aと圧着ローラ30bの圧着状態が解除されており、露光済みのペーパーPが進入してくる。所定位置まで進入すると、ペーパーPを圧着し、(c)に示すように90゜回転する。これにより、ペーパーPの乳剤面Nは図示のように変換される。以後は、変換ローラ30により、ペーパーPが現像処理部40に向けて搬送される。
次にペーパーPを挟持するチャッカーローラ11の変形例を図16により説明する。図5に示すように、チャッカーローラ11の幅は処理可能な最大幅を有するペーパーPの幅よりも少し大きな幅となるように形成され、その径寸法は幅方向にわたって一定である。本発明としては、これに限定されるものではなく、図16(a)に示すように、ペーパー幅よりも少し短くなるように設定されていてもよい。図16(b)に示すように、幅方向にわたって複数のローラ部分に分割されていてもよい。この場合、分割数は任意に設定することができる。チャッカーローラ11は、駆動ローラ11aと圧着ローラ11bにより構成されるが、いずれか一方のローラあるいは両方のローラについて、上記のように構成することができる。
本実施形態において、画像形成部Cとしてレーザーエンジンを備えるものを説明し、画像形成媒体として写真感光材料であるペーパーPを例にあげたが、本発明はこれに限定されるものではない。レーザーエンジン以外にも、CRTエンジン、PLZTエンジン等の適宜のデジタル式の露光エンジンを用いることができる。また、インクジェットプリンタによりペーパー表面にインクを吐出して画像形成を行なう画像形成装置の場合にも、本発明は応用できるものである。
B ペーパー搬送部
C 画像形成部
D スイッチバック部
M ペーパーマガジン
P ペーパー
P1 受け取り位置
P2 受け渡し位置
4 カッター
10 チャッカーユニット
11 チャッカーローラ
20 第1露光搬送ローラ
21 第2露光搬送ローラ
26 案内ローラ
33 第1凹凸部
33a 凸部
33b 凹部
34 第2凹凸部
34a 凹部
34b 凸部
60 制御部
60a 蛇行補正手段
60b 搬送モード設定手段
60c ループ形成手段
61 チャッカー制御部
Claims (3)
- 画像形成媒体の表面に画像を形成する画像形成部を備えた画像形成装置であって、
搬送上流側の受け取り位置において、画像形成媒体を供給する媒体供給部から画像形成媒体を受け取り、搬送下流側の受け渡し位置において、画像形成部へ画像形成媒体を受け渡す媒体搬送部と、
受け取り位置から受け渡し位置へ至るまでの間に画像形成媒体のループを形成するループ形成手段とを備え、
前記受け取り位置と画像形成部の間に前記ループが形成されているとき、かつ、画像形成が行なわれているときに、画像形成媒体のループ形成部分を案内するための案内手段を前記受け渡し位置もしくはその近傍に配置したことを特徴とする画像形成装置。 - 前記案内手段は、フリーローラであることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記ループは、画像形成部における画像形成媒体の搬送面に対して下方側に形成されるものであり、前記フリーローラによる案内面は、前記搬送面よりも下方側に位置していることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005332611A JP2007136808A (ja) | 2005-11-17 | 2005-11-17 | 画像形成装置 |
CNB2006101381097A CN100559266C (zh) | 2005-11-17 | 2006-11-09 | 图像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005332611A JP2007136808A (ja) | 2005-11-17 | 2005-11-17 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007136808A true JP2007136808A (ja) | 2007-06-07 |
Family
ID=38076208
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005332611A Pending JP2007136808A (ja) | 2005-11-17 | 2005-11-17 | 画像形成装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
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CN (1) | CN100559266C (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5939012U (ja) * | 1982-08-31 | 1984-03-12 | ナシヨナル住宅産業株式会社 | ピツト装置 |
JPS61168055U (ja) * | 1985-04-08 | 1986-10-18 | ||
JPH0859015A (ja) * | 1994-08-08 | 1996-03-05 | Bayer Corp | 外部式媒体緩衝の方法及び装置 |
-
2005
- 2005-11-17 JP JP2005332611A patent/JP2007136808A/ja active Pending
-
2006
- 2006-11-09 CN CNB2006101381097A patent/CN100559266C/zh not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5939012U (ja) * | 1982-08-31 | 1984-03-12 | ナシヨナル住宅産業株式会社 | ピツト装置 |
JPS61168055U (ja) * | 1985-04-08 | 1986-10-18 | ||
JPH0859015A (ja) * | 1994-08-08 | 1996-03-05 | Bayer Corp | 外部式媒体緩衝の方法及び装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN100559266C (zh) | 2009-11-11 |
CN1967378A (zh) | 2007-05-23 |
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