JP2007135400A - モータ制御装置 - Google Patents

モータ制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2007135400A
JP2007135400A JP2007018451A JP2007018451A JP2007135400A JP 2007135400 A JP2007135400 A JP 2007135400A JP 2007018451 A JP2007018451 A JP 2007018451A JP 2007018451 A JP2007018451 A JP 2007018451A JP 2007135400 A JP2007135400 A JP 2007135400A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
axis current
voltage
value
circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007018451A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4592712B2 (ja
Inventor
Yasuo Notohara
保夫 能登原
Tsunehiro Endo
常博 遠藤
Mitsuhisa Kawamata
光久 川又
Yuichiro Takamune
裕一郎 高宗
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2007018451A priority Critical patent/JP4592712B2/ja
Publication of JP2007135400A publication Critical patent/JP2007135400A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4592712B2 publication Critical patent/JP4592712B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】ブレーキトルクを制御しながら直流電圧の上昇を抑制した状態でモータを減速・停止させる。
【解決手段】インバータ主回路1によりブラシレスモータ2のモータ電流を回転座標系のq軸電流とd軸電流とに分けて制御し、回転数制御回路5で生成されたq軸電流指令値Iq※に従ってq軸電流を調整してブレーキトルクを制御し、減速時に直流電圧が所定値Ed1※を超えたときに直流電圧抑制回路7で生成されたd軸電流指令値Id※に従ってd軸電流を調整して回生エネルギーを零近傍に制御することで、機械的ブレーキや電力消費回路を用いることなく、直流電圧を所定位置以下に抑制しながらモータ2の急停止、急減速が可能になる。
【選択図】図1

Description

本発明は、インバータ回路を用いてモータの駆動を制御するモータ制御装置に係り、特に、モータに対する急可変速制御を行うインバータ機器や外力によりモータが回転させられるモータ駆動装置の減速、停止制御を行うに好適なモータ制御装置に関する。
近年、モータ駆動機器はインバータ化が進み、家電製品のほとんどがブラシレスモータを用いたインバータ制御機器になっている。
なかでも、洗濯機は、回転・停止・(反転)を繰り返したり、脱水時の高速回転からの急停止など、急減速運転を頻繁に繰り返している。また、電動自転車やファンなど外力により回されることのあるシステムはオーバースピードにならないように、回転数を抑制(減速)する必要がある。
このような減速、停止を行うために、例えば、モータ軸に機械的ブレーキ装置を設置したり、駆動モータにブレーキトルクが発生するように電流を流し、電磁ブレーキ(電気的ブレーキ装置)として使用したりする方式、または上記2つのブレーキを組み合わせた方式などが知られている。
例えば、洗濯機の洗濯槽駆動用モータの制御装置としては、図4に示されるものが知られている。この制御装置のおいては、インバータ主回路1の前段に回生エネルギーを消費する電力消費回路11を設けるとともにモータ軸に機械的ブレーキ装置12が設けられている。しかし、機械的ブレーキ装置12は文字通り機械的機構を別に設けたものであり、小型軽量化が困難となる。
また、電気的ブレーキ装置として駆動モータを使用する方式としては、駆動モータの巻線を短絡する方式や誘起電圧と逆位相の電流を流す方式(逆位相電流方式と称する。)がある。
モータ巻線を短絡する方式としては、例えば、特許文献1や特許文献2に記載されているものが提案されているが、これらの方式はいずれもブレーキ力が十分ではない。
一方、逆位相電流方式は誘起電圧と逆位相の電流を流すことでモータにブレーキトルクを作用させることはできるが、このとき回生エネルギーが発生し、この回生エネルギーによりインバータ入力側の直流電圧が上昇してしまう。このため、回生エネルギーを消費するための電力消費回路11を設置することが余儀なくされる。
また、電力消費回路11などを使用しないで直流電圧の上昇を防止するためには、減速率を下げてゆっくり減速する方法も考えられるが、この方法では本来の目的である急減速が達成できない。
そこで、これらの課題を解決する1つの方式として、例えば、特許文献3に記載されているものが提案されている。この方式は、上記逆位相電流方式を改善したものであり、巻線電流の位相を直流電圧の大きさによって調整することで、直流電圧を設定値に維持し、電力消費回路11を省略したものである。
この方式においては、ブレーキ開始指令が発生したときに、そのときの回転速度に応じて、インバータ出力電圧の位相と電圧値を予め設定されている値(回転速度に対する値)に初期設定して出力し、その後、直流電圧値の大きさあるいは回転速度の降下率に応じて、上記インバータ出力電圧の位相と電圧値を調整するようになっている。ここで、位相と電圧値を別々に変化させてもよく、また連動させても良い。
インバータの出力電圧の位相及び電圧値を変化させると、モータの巻線電流の位相と大きさが変化し、回生エネルギーとブレーキトルクを変化させることができる。このため、上記方式によれば、回生エネルギーを調整できるため、直流電圧の上昇を抑え、直流電圧を一定値に調整することが可能になる。
特開平10−323079号公報 特開2000−134905号公報 特開平11−275889号公報
しかし、上記従来技術では、回生エネルギーを変えるとブレークトルクも同時に変化するため、ブレーキトルクを所定の値に制御しながら回生エネルギーを調整することはできない。言い替えると、ブレークトルクと回生エネルギーを個別に制御できないため、回転数を所定の値に制御しながらの減速は難しい。
また、インバータ出力電圧の位相と大きさ(電圧値)と回生エネルギー及びブレーキトルクとの関係が不十分である。言い替えれば、インバータ出力電圧の位相と大きさ(電圧値)の決定法に理論的説明がなく、実験的に決定されているので、駆動モータのばらつきや機種の違いなどによっては対応が困難となる。
さらに、回生エネルギーを調整して直流電圧を制御しているが、回生エネルギーを零にすること、言い替えれば、モータの入出力電力を等しくして直流電圧の上昇を抑制するという発想はない。
本発明が解決しようとする課題は、モータに制動力を与える装置やモータから発生する電気的エネルギーを消費する回路を用いることなくブレーキトルクを制御しながら直流電圧の上昇を抑制した状態でモータを減速・停止させることのできるモータ制御装置を提供することにある。
前記課題を解決するため、本発明の第1の態様は、直流電源を入力としたインバータ回路と、前記インバータ回路に接続されたモータからなるモータ制御装置において、前記インバータ回路は、前記モータのモータ電流を回転座標系のq軸電流とd軸電流に分けて制御するベクトル制御形インバータ回路であり、少なくとも前記q軸電流を制御することによりブレーキトルクを制御し、前記d軸電流を制御することにより回生エネルギーを制御できる構成であり、前記モータが減速時には、前記モータの力率が零近傍になるようにd軸電流を制御することを特徴とする。
また、本発明の第2の態様は、直流電源を入力としたインバータ回路と、前記インバータ回路に接続されたモータからなるモータ制御装置において、前記インバータ回路は、前記モータのモータ電流を回転座標系のq軸電流とd軸電流に分けて制御できるベクトル制御形インバータ回路であり、少なくとも前記q軸電流を制御することによりブレーキトルクを制御し、前記d軸電流を制御することにより回生エネルギーを制御できる構成であり、前記モータが減速時には、前記直流電源の入出力電流が零近傍になるようにd軸電流を制御することを特徴とする。
また、本発明の第3の態様は、直流電源を入力としモータ電流を回転座標系のq軸電流とd軸電流に分けて制御できるベクトル制御形インバータ回路と、前記インバータ回路に接続されたモータからなるモータ制御装置において、前記インバータ回路は、前記モータの速度が所定値になるようにq軸電流指令値を算出する速度制御手段と、直流電力、直流電圧、直流電流あるいはモータ入力電力の少なくとも一つを検出する回生エネルギー検出手段と、前記回生エネルギー検出手段からの検出値を用いて前記モータから前記直流電源に回生される電力が零近傍になるようにd軸電流を制御する回生エネルギー制御手段を備えたことを特徴とする。
さらに、第1〜第3の態様において、前記モータが減速中かつ前記回生エネルギー検出値もしくは直流電圧値が所定値に達したときに、前記d軸電流指令値を算出することができる。
本発明によれば、モータの減速時に、ブレーキトルクと回生エネルギーを別々に制御したり、あるいは力率を小さくして直流電圧もしくは回生エナルギーを所定値に保つようにしたりしているので、減速時の速度制御が可能になるとともに、モータに制動力を与える装置やモータから発生する電気的エネルギーを消費する回路を用いることなくブレーキトルクを制御しながら直流電圧の上昇を抑制した状態でモータを減速・停止させることが可能になる。
また、外力でモータが回転されている場合、直流電圧の上昇を防止でき、安全な停止及び減速動作が可能になる。
さらに、モータ制御装置を洗濯機の洗濯槽駆動装置に使用した場合、機械的ブレーキ装置や電力消費回路が消費できるため、軽量化が図れる。
一方、モータ制御装置を電動自動車に適応した場合、坂路での自動ブレーキ制御やバッテリーの充電が可能となり、安全性を向上できる。
また、エアコンの室外器モータファン駆動装置に本発明を適用すると、風によりファンが回転させられても直流電圧の上昇を防止できる。
さらに、電気自動車の駆動装置に本発明を適用すると、エンジンブレーキとして使用できる。
以上説明したように、本発明によれば、モータの減速時に、モータに制動力を与える装置やモータから発生する電気的エネルギーを消費する回路を用いることなくブレーキトルクを制御しながら直流電圧の上昇を抑制した状態でモータを減速・停止させることが可能になる。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。なお、第1実施形態及び他の実施形態におけるブラシレスモータとして、インダクタンスが回転位置によって変化しない円筒型を例として示してある。
(第1実施形態)
図1は、洗濯機の洗濯槽を駆動するブラシレスモータの駆動を制御するモータ制御装置に本発明を適応したときのブロック構成図である。図1において、洗濯機は、一般に、直流電源を得るために、商用交流電源を整流する方式を採用しており、本実施形態においても同様の回路を設け、商用交流電源に接続された整流回路10を用いて直流電力を得るようになっている。ここで、整流回路10の出力側に力率を改善する力率改善回路を設置したり、バッテリーなど直流電力を直接発生する回路を接続することもできる。
整流回路10の出力側にはインバータ回路としてのインバータ主回路1が接続されており、整流回路10とインバータ主回路1との間には平滑コンデンサCが設けられている。インバータ主回路1は、三相アームを構成するスイッチング素子として、例えば、サイリスタ、GTO、トランジスタなどを複数個備えており各スイッチング素子と並列にダイオードが接続されている。そしてインバータ主回路1は整流回路10から直流電力を取り込み、この直流電力を、制御回路60からの制御信号(PWM信号)に応答して交流電力に変換し、変換された交流電力をブラシレスモータ2に供給するようになっている。ブラシレスモータ2には洗濯槽3が接続されており、ブラシレスモータ2の回転駆動によって洗濯槽3が駆動されるようになっている。そして、本実施形態においては、インバータ主回路1に制御信号を与えてインバータ主回路1による変換出力(電力変換出力)を制御するとともに、ブラシレスモータ2の減速時に、ブラシレスモータ2から発生する回生エネルギーとブラシレスモータに作用するブレーキトルクとを別々に制御するための変換出力制御手段が設けられている。
この変換出力制御手段は、ブラシレスモータ2のモータ電流を回転座標系のq軸電流(磁束と直交したモータ電流成分)とd軸電流(磁束と平行したモータ電流成分)とに分け、q軸電流を調整してブレーキトルクを制御し、d軸電流を調整して回生エネルギーを制御するようになっている。
具体的には、変換出力制御手段は、直流電圧検出器7a、直流電圧抑制回路7、回転数制御回路5、制御回路60、回転数演算回路4、位置検出器4aを備えて構成されている。
直流電圧検出器7aは、インバータ主回路1入力側の直流電圧としてコンデンサC両端の直流電圧を検出する直流電圧検出手段あるいは回生エネルギー検出手段として構成されており、直流電圧検出器7aの検出電圧は直流電圧抑制回路7に入力されている。直流電圧抑制回路7は、ブラシレスモータ2の定速時及び加速時にはd軸電流指令値id※として0を出力し、ブラシレスモータ2の減速時で且つ、直流電圧検出器7aの検出電圧が所定値Ed1※を超えたときに、直流電圧に対する比例積分演算を行ってd軸電流指令値Id※を出力するd軸電流指令値生成手段として構成されている。直流電圧抑制回路7の生成によるd軸電流指令値Id※の出力は、回転数指令値N※、回転数演算値N及び直流電圧検出値によって行われるようになっている。すなわち、後述するように、回転数指令値N※と回転数演算値Nとの偏差によって減速中か否かを判定し、減速時で且つ直流電圧が所定値Ed1※を超えたときにのみ直流電圧を比例積分演算して得られたd軸電流指令値※を出力し、それ以外のとき、すなわち加速時と定速時には0(d軸指令値※=0)を出力するようになっている。
なお、定速時及び加速時におけるd軸電流指令値を0としたが、ブラシレスモータ2が突極型のように、モータ効率を向上させるために、d軸電流を流す必要がある場合は、定速時及び加速時におけるd軸電流指令値として、0以外の値であって相当の値に設定することもできる。
一方、位置検出器4aは、例えば、ホール素子などを用いた位置センサで構成されており、ブラシレスモータ2の回転位置としての位置情報を検出し、位置情報を回転数演算回路4に出力するようになっている。回転数演算回路4は、位置検出器4aの検出による位置情報からブラシレスモータ2の回転数を演算し、回転数演算値Nを直流電圧抑制制御回路7と回転数制御回路5に出力するようになっている。すなわち位置検出器4aと回転数演算回路4はブラシレスモータ2の速度を検出する速度検出手段として構成されている。
回転数制御回路5は、回転数指令値N※と回転数演算値Nとの偏差を比例積分し、速度検出手段の検出値を回転速度指令値にするためのq軸電流指令値Iq※、すなわち回転数指令値N※と回転数演算値Nとの偏差を0に抑制するためのq軸電流指令値Iq※を生成するq軸電流指令値生成手段として構成されている。
制御回路60は、例えば、電流制御器、d、q/3相交流座標変換器などを備えており、ブラシレスモータ2のモータ電流を回転座標系のd軸成分とq軸成分とに分けて、q軸電流の調整によってブラシレスモータ2に対するブレーキトルクを制御し、d軸電流を調整してブラシレスモータ2から発生する回生エネルギーを制御するための制御信号として、例えば、PWM(パルス幅変調信号)信号を生成する制御信号生成手段として構成されている。そして制御回路60の生成による制御信号(PWM信号)はインバータ主回路1の各スイッチング素子のゲートに印加されるようになっている。
なお、位置検出器4aとして、ホール素子などのセンサを用いる他に、ブラシレスモータ2に誘起される誘起電圧や端子電圧、モータ電流などの情報から位置情報を推定する方式を採用することもできる。またブラシレスモータ2を同期モータとして運転する場合は、回転数フィードバックは行わなくても良い。
また、本実施形態においては、各電流指令値からモータモデルを用いてブラシレスモータ2への印加電圧を決定するオープンループ制御を想定しているが、ブラシレスモータ2の巻線に流れるモータ電流を検出し、モータ電流をd−q変換し、変換された電流を電流指令値に一致させる電流制御を行うこともできる。
また、制御回路60や回転数制御回路5など整流回路10とインバータ主回路1以外はすべてワンチップのマイクロコンピュータやDSP(デジタル・シグナル・プロセッサ)を用いたソフトウエア処理で実現することができる。
次に、直流電圧抑制回路7のd軸電流指令値Id※の出力を決定する出力判定アルゴリズムを図2にしたがって説明する。
まず、ステップS1において、ブラシレスモータ2の回転数演算値Nと回転数指令値N※との差を演算し、この演算値から減速中か否かを判定し、減速中でないときにはステップS3に進み、通常の制御として、d軸電流指令値として0を出力する。
一方、減速中であるときには、ステップS2に進み、直流電圧が所定値Ed1※を超えているか否かを判定する。ここで、直流電圧が所定値Ed1※を超えている場合はステップS4に進み、直流電圧を比例積分演算してd軸電流指令値Id※を生成する。なお、直流電圧が所定値以下のときにはステップS3に進み、このルーチンでの処理を終了する。
以上の処理を繰り返すことにより、減速中且つ直流電圧が設定値を超えた場合に直流電圧の上昇を抑制しながら減速ブレーキ動作が可能になる。
ここで、直流電圧の所定値Ed1※はインバータ主回路1の半導体素子(スイッチング素子)が破壊しない電圧以下で最大出力が発生できる電圧値以上の値である。
次に、図1に示す装置を用いて直流電圧抑制制御を行う場合と行わない場合のブラシレスモータ2の回転数と直流電圧との関係を図3にしたがって説明する。
図3(a)は直流電圧抑制制御なしの動作を示し、図3(b)は直流電圧抑制制御有りのときの動作を示している。また図3に示す線Aは減速率を大きくした急減速状態、線Bは線Aよりも減速率を下げた減速状態、線Cは直流電圧が急上昇しないように、減速率を小さくした状態での直流電圧と回転数の動きを示したものである。
図3において、直流電圧抑制制御を行わない場合は、線A、線Bとも直流電圧が大きく上昇していることが分かる。このとき、直流電圧がインバータ主回路1の耐圧を超えるとインバータ主回路1が破壊する。なお、従来技術では、インバータ主回路の破壊を防止するために、直流電圧がインバータ主回路1の耐圧を超えないように、直流電力を抵抗で消費する電力消費回路11がインバータ主回路1の入力側に接続されており、減速時にはこの回生エネルギーを電力消費回路11で消費するようになっている。
一方、本発明に係る直流電圧抑制制御を行うと、図3(b)に示すように、線A、線Bの状態でも、直流電圧を所定値に抑制でき、急減速が可能になる。ここで、減速率の小さい線Cの状態では、直流電圧が所定値に達しないため、直流電圧抑制制御は動作しないことになる。すなわち、本発明を用いない場合は減速率を小さくして直流電圧の上昇を抑える必要があるが、本発明を用いれば減速率をそのままにした状態でもあるいは減速率を大きくしても急減速が可能になる。
このように、本実施形態においては、直流電圧を制御するd軸電流とブラシレスモータ2の出力トルクを制御するq軸電流とを別々に制御するようにしているため、ブレーキトルクを発生させながら直流電圧の上昇を抑制することが可能になる。このため、減速時にもモータの速度制御が可能になる。
また、定速時及び加速時はd軸電流指令値を最適効率点に設定することにより高効率運転が可能になる。
さらに、機械的ブレーキ機構や直流電力消費回路をなくすことが可能になり、洗濯機の小型軽量化が図れる。
上記実施形態では、直流電圧値を検出することによりブラシレスモータ2の回生エネルギーを間接的に検出しているが、回生エネルギーを検出するに際しては、インバータ主回路1の入力電力、直流電流、ブラシレスモータ2への入力電力を用いることも可能である。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態を図5に示す。本実施形態は、直流電流を用いてd軸電流指令値Id※を生成するに際して、直流電圧検出器7aの代わりに、直流電流検出器7bを設けるとともに整流回路10とインバータ主回路1との間にシャント抵抗71を挿入し、直流電圧抑制回路7の代わりに回生エネルギー制御回路70を設けたものであり、他の構成は図1と同様である。
直流電流検出器7bは、シャント抵抗71を介してインバータ主回路1に流入する直流電流を検出する電流検出手段あるいは回生エネルギー検出手段として構成されており、検出電流は回生エネルギー制御回路70に入力されている。ここで、インバータ主回路1に流入する電流を正、流出する電流を負で表している。
回生エネルギー制御回路70は、直流電流検出器7bの検出による直流電流を取り込み、この直流電流値が正のときに、d軸電流指令値として0を出力し、直流電流値が負になったときには、回生電流が流れたとして、直流電流値が0になるように、直流電流値に対して比例積分演算を行ってd軸電流指令値Id※を生成するd軸電流指令値生成手段として構成されている。このd軸電流指令値Id※にしたがって制御回路60からPWM信号が出力されると、ブラシレスモータ2の回生エネルギーは0に制御される。なお、このとき、回転数及び回転数指令値を読み込み、減速判定を行ってから回生エネルギー制御を行うこともできる。
このように、本実施形態においては、直流電圧以外の回生エネルギーである直流電流が負になったとき、すなわち回生電流が流れたときに、直流電流が0になるようにd軸電流を制御して回生エネルギーを0にするようにしているため、ブレーキトルクを発生させながら直流電圧の上昇を抑制することができるとともに、減速時にもモータの速度制御が可能になる。さらに機械的ブレーキ機構や直流電力消費回路をなくすことが可能となり、洗濯機の小型軽量化が図れる。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態を図6ないし図9を用いて説明する。
本実施形態は、図6に示すように、バッテリー100を電力源(直流電源)とした電動自転車の車輪駆動システムに本発明のモータ制御装置を適応したときの制御ブロック図である。
本実施形態におけるブラシレスモータ2は電動自転車の車輪30に直結されており、上位制御系からのトルク指令(q軸電流指令値と等価なトルク指令)に応じてトルクを出力し、車輪30を駆動するようになっており、本実施形態では回転数制御回路5は省略され、直流電圧抑制回路7の代わりに、回生エネルギー制御回路8が設けられている。
回生エネルギー制御回路8は、上位制御系からのトルク指令であるq軸電流指令値Iq※を入力として、q軸電流指令値からブラシレスモータ2の入出力電力が0になるd軸電流指令値Id※を生成するd軸電流指令値生成手段として構成されており、d軸電流指令値Id※を制御回路60に出力するようになっている。
なお、回生エネルギー制御回路8は、ブラシレスモータ2の定速時及び加速時はd軸電流指令値として0を出力するようになっている。
回生エネルギー制御回路8においてd軸電流指令値Id※の演算を行うか否かの判断は、第1実施形態と同様に直流電圧を検出し、その値で回生エネルギー制御回路8に演算指令を出力する方法を採用することもできるが、本実施形態においては、ブラシレスモータ2の回転数演算値Nとq軸電流指令値(トルク指令)を用いて行っている。具体的には、トルク指令であるq軸電流指令値が負(逆トルク)もしくは回転数演算値Nが予め設定されているオーバースピード値になったときに行うこととしている。
回生エネルギー制御回路8は、トルク指令としてのq軸電流指令値を用いてブラシレスモータ2の入出力電力を0とするためのq軸電流指令値Id※を算出する演算回路81を備えており、この演算回路81の具体的構成について以下に説明する。
まず、ブラシレスモータ2は回転子に永久磁石を使用しているため、回転すれば必ず誘起電圧が発生するとともに回生エネルギーが発生する。このため回生エネルギーを調整するためには、ブラシレスモータ2の永久磁石の磁束を打ち消す方向に減磁磁束を発生させて誘起電圧を調整すればよいことになる。すなわち、d軸に負の電流を流して、その大きさを調整すれば、回生エネルギーの調整が可能になる。次の(1)式にブラシレスモータ2の電圧方程式を示す。この電圧方程式は電流定常時であってブラシレスモータ2として非突極型を用いたときの場合を示している。
Figure 2007135400
このときのモータ入力を次の(2)式に示す。
Figure 2007135400
ここで、
Figure 2007135400
Figure 2007135400
Figure 2007135400
Figure 2007135400
である。
上記(2)式にはcosφの項が入っている。このためφの値によりモータ入力Pinは、
−π/2<φ<π/2の範囲ではPin>0
π/2<φ≦π、−π≦φ<−π/2の範囲ではPin<0
φ=±π/2ではPin=0
となる。上記の関係をまとめると図7のようになる。
ここで、φを±π/2つまり力率(cosφ)=0にすれば、ブラシレスモータ2の入力電力は0となり、エネルギーの入出力は行われない。言い替えると、力率を加速時や定常運転時の値よりも小さい値である0近傍に制御することにより、ブラシレスモータ2の入出力(回生エネルギー)を制御することができる。
ここで、具体例として、q軸電流Iに応じたd軸電流Iを求めることによって力率を制御することを考える。
このために、(5)、(6)式より、φとd軸電流;I、q軸電流;Iの関係を求めると、
Figure 2007135400
となる。上記(7)式より、モータ入力=0を満足するIを求める。
次に、(1)式を用いてV、Vを消去すると、次の(8)式が得られる。
Figure 2007135400
(8)式における分母が0のとき、φ=δ−φ=π/2となる。
Figure 2007135400
上記(9)式において、(9)式=0とおいて、Iについて解くと、次の(10)式が得られる。
Figure 2007135400
ここで、図8に、(10)式の計算結果例を示す。図8におけるグラフの曲線の左側はモータ入力正(力行)、右側はモータ入力負(回生)となる。つまり、本曲線上がモータ入出力0の状態となる。
上記(10)式の通り、d軸電流を決定すれば、ブラシレスモータ2の入出力電力は0となり、回生エネルギーをインバータ主回路1側に戻すことなく、直流電圧の上昇を抑制することができる。
上記(10)式の実現に当たって、本実施形態では、回転数とq軸電流指令値とからd軸電流指令値※を演算したROMテーブルを内蔵し、演算回路81でテーブル検索により求めるものとする。なお、これに限らず、モータ電流を検出する構成の場合は、実際のq軸電流値を用いてもよい。さらに、回転数範囲やq軸電流の範囲(負荷範囲)が限られているシステムの場合には、(10)式を線形近似式に置き換えて使用してもよい。
次に、上記構成を適用した電動自転車を実際に使用した場合のq軸電流指令値、d軸電流指令値及び直流電圧の関係を図9にしたがって説明する。
図9において、横軸に時間を取り電動自転車が使用されたときの勾配とq軸電流指令値とd軸電流指令値及び直流電圧値を示す。時間0より平坦な路を出発すると、電動自電車は若干のトルクアシストを行うべく、q軸電流指令値を正側に出力する。このときd軸電流指令値は0であって、直流電圧はバッテリー電圧である。
まず、電動自動車が時間(a)において上り坂を走行すると、十分なトルクアシストを行うべくq軸電流指令値を正側に増加させる。このときd軸電流指令値及び直流電圧値には変化はない。
次に、時間(b)において上り坂が終わると、q軸電流指令値は平坦部で必要な値に戻る。
次に、時間(c)において急な下り坂になると、モータ2の回転数が増加するため、q軸電流指令値は負側に出力され、モータ2によるブレーキ動作が開始され、モータ回転数は減速する。この直後、d軸電流指令値に対する演算が開始され、q軸電流指令値に応じたd軸電流指令値が算出される。このd軸電流指令値も負側に出力される。ただし、減速が開始された後、d軸電流の制御が開始されるまでには、モータ2の回生エネルギーが直流側に戻り、直流電圧を若干上昇させるが、d軸電流の制御が開始されると回生エネルギーが0に制御され、これ以上の直流電圧の上昇はない。
次に、時間(d)において、下り坂の勾配が緩くなると、それにしたがってq軸電流値が小さくなり、d軸電流値も小さくなる。
次に、時間(e)において下り坂が終わると、平坦時のq軸電流指令値となり、d軸電流指令値は0に戻る。このときモータ2は力行運転となり、直流電流を消費するため、直流電圧も元のバッテリー電圧に戻る。
本実施形態においては、直流電圧の制御を行っていないが、バッテリー100への充電回路及び直流電圧抑制回路を設けることにより、下り坂で回生エネルギーをバッテリー100へ積極的に充電することも可能である。
このように、本実施形態によれば、q軸電流指令値より直接d軸電流指令値を算出しているため、瞬時にモータ2の入力電力と出力電力が等しくなり、直流電力の上昇を抑制することができる。このため、電動自転車は上位制御系の要求通りのブレーキトルクを直流電圧の上昇を抑制した状態で出力できる。また、下り坂では回転数が所定値をオーバーすると自動的にブレーキがかかり、電動自転車の安全性を高めることができる。
(第4実施形態)
上記第3実施形態では(10)式を用いてd軸電流指令値を演算していたが、上記演算式にはモータ定数やq軸電流指令値を使用している。実際の場合、モータ定数のばらつきやモータの温度などにより誤差を生じることがある。そこで、第1実施形態と第3実施形態を組み合わせた第4実施形態について以下に説明する。
本実施形態は、図10に示すように、直流電圧抑制回路7の代わりに、第1実施形態における直流電圧抑制回路7と第3実施形態における回性エネルギー制御回路8を組み合わせものであり、演算回路81においてq軸電流指令値Iq※からd軸電流指令値を演算し、この演算値を直流電圧抑制回路7の出力によって加算器92で補正する構成になっている。
演算回路81は、第3実施形態と同様に、(10)式より求めたROMテーブルを備えており、回転数制御回路5の生成によるq軸電流指令値※からモータ2の入出力電力を零にするための第1の指令値を生成し、生成した第1の指令値を加算器92に出力する第1の指令値生成手段として構成されている。直流電圧抑制回路7は、直流電圧を入力し、直流電圧が設定値になるように直流電圧に対する比例積分演算を行って第2の指令値を生成し、生成した第2の指令値を加算器92に出力する第2の指令値生成手段として構成されている。加算器92は、第1の指令値と第2の指令値とを加算し、加算された指令値をd軸指令値Id※として生成して制御回路60に出力するd軸指令値生成手段として構成されている。
ここで、前記実施形態と同様に、直流電圧抑制制御が必要でないときは、d軸電流指令値は0に固定される。
また、直流電圧抑制制御を動作させるか否かの判断は、第1実施形態と同様、減速中かつ直流電圧が設定値を超えた場合に行っているが、直流電圧値のみを用いることも可能である。
本実施形態によれば、モータ定数に誤差があっても比例積分演算によりd軸電流指令値を補正し、最適なd軸電流指令値を出力することができる。
前記実施形態においては電動自転車について説明したが、電気自動車やエアコン室外機モータファンなど外力で回されることのあるモータ使用機器にも本発明を適応できる。
以上説明したように、各実施形態によれば、ブレーキトルクと回生エネルギーの制御を別々に行うようにしたため、減速時の速度制御が可能になる。
また、機械的ブレーキ装置や電力消費回路を付加することなく、直流電圧を所定値以下に抑制しながらモータ2の急停止や急減速制御が可能になる。
さらに、外力でモータ2が回される場合、直流電圧の上昇を防止でき、安全に停止及び減速動作が行える。またさらに、回生エネルギーを制御してバッテリー100の充電や発電電圧の調整が可能になる。
一方、モータ制御装置を洗濯機の洗濯槽駆動装置に使用した場合、機械的ブレーキ装置や電力消費回路が消費できるため、軽量化が図れる。
また、モータ制御装置を電動自動車に適応した場合、坂路での自動ブレーキ制御やバッテリーの充電が可能となり、安全性を向上できる。
また、エアコンの室外器モータファン駆動装置に本発明を適用すると、風によりファンが回転させられても直流電圧の上昇を防止できる。
さらに、電気自動車の駆動装置に本発明を適用すると、エンジンブレーキとして使用できる。
本発明の第1実施形態を示すモータ制御装置のブロック構成図である。 図1に示す装置のd軸電流出力アルゴリズムを説明するための図である。 図1に示す装置の作用を説明するための図であって、(a)は直流電圧抑制制御なしのときの波形図、(b)は直流電圧抑制制御有りのときの波形図である。 従来例のブロック構成図である。 本発明の第2実施形態を示すモータ制御装置のブロック構成図である。 本発明の第3実施形態を示すモータ制御装置のブロック構成図である。 モータの入出力電力関係を説明するための図である。 モータの入出力電力関係を示す特性図である。 本発明の第3実施形態の動作説明図である。 本発明の第4実施形態を示すモータ制御装置のブロック構成図である。
符号の説明
1 インバータ主回路
2 ブラシレスモータ
3 洗濯槽
4a 位置検出器
4 回転数演算回路
5 回転数制御回路
60 制御回路
7、9 直流電圧抑制回路
8 回生エネルギー制御回路
10 整流回路
30 車輪
100 バッテリー

Claims (4)

  1. 直流電源を入力としたインバータ回路と、前記インバータ回路に接続されたモータからなるモータ制御装置において、
    前記インバータ回路は、前記モータのモータ電流を回転座標系のq軸電流とd軸電流に分けて制御するベクトル制御形インバータ回路であり、少なくとも前記q軸電流を制御することによりブレーキトルクを制御し、前記d軸電流を制御することにより回生エネルギーを制御できる構成であり、
    前記モータが減速時には、前記モータの力率が零近傍になるようにd軸電流を制御することを特徴とするモータ制御装置。
  2. 直流電源を入力としたインバータ回路と、前記インバータ回路に接続されたモータからなるモータ制御装置において、
    前記インバータ回路は、前記モータのモータ電流を回転座標系のq軸電流とd軸電流に分けて制御できるベクトル制御形インバータ回路であり、少なくとも前記q軸電流を制御することによりブレーキトルクを制御し、前記d軸電流を制御することにより回生エネルギーを制御できる構成であり、
    前記モータが減速時には、前記直流電源の入出力電流が零近傍になるようにd軸電流を制御することを特徴とするモータ制御装置。
  3. 直流電源を入力としモータ電流を回転座標系のq軸電流とd軸電流に分けて制御できるベクトル制御形インバータ回路と、前記インバータ回路に接続されたモータからなるモータ制御装置において、
    前記インバータ回路は、前記モータの速度が所定値になるようにq軸電流指令値を算出する速度制御手段と、直流電力、直流電圧、直流電流あるいはモータ入力電力の少なくとも一つを検出する回生エネルギー検出手段と、前記回生エネルギー検出手段からの検出値を用いて前記モータから前記直流電源に回生される電力が零近傍になるようにd軸電流を制御する回生エネルギー制御手段を備えたことを特徴とするモータ制御装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載のモータ制御装置において、
    前記モータが減速中かつ前記回生エネルギー検出値もしくは直流電圧値が所定値に達したときに、前記d軸電流指令値を算出することを特徴とするモータ制御装置。
JP2007018451A 2007-01-29 2007-01-29 モータ制御装置 Expired - Lifetime JP4592712B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007018451A JP4592712B2 (ja) 2007-01-29 2007-01-29 モータ制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007018451A JP4592712B2 (ja) 2007-01-29 2007-01-29 モータ制御装置

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000265457A Division JP2002084780A (ja) 2000-09-01 2000-09-01 モータ制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007135400A true JP2007135400A (ja) 2007-05-31
JP4592712B2 JP4592712B2 (ja) 2010-12-08

Family

ID=38156598

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007018451A Expired - Lifetime JP4592712B2 (ja) 2007-01-29 2007-01-29 モータ制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4592712B2 (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011041470A (ja) * 2010-10-28 2011-02-24 Hitachi Automotive Systems Ltd 車載用アクチュエータシステム
EP2320555A2 (en) 2009-11-10 2011-05-11 Hitachi, Ltd. Motor control apparatus
CN102355175A (zh) * 2011-09-14 2012-02-15 无锡艾柯威科技有限公司 一种感应电机刹车控制方法
CN102355186A (zh) * 2011-09-14 2012-02-15 无锡艾柯威科技有限公司 一种永磁同步电机刹车控制方法
JP2012509050A (ja) * 2008-11-14 2012-04-12 コンチネンタル オートモーティヴ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング モーター用の制御装置およびモーターを制御する方法
US20120229058A1 (en) * 2011-03-08 2012-09-13 Lsis Co., Ltd Device and method of stopping induction motor
JP2012249478A (ja) * 2011-05-30 2012-12-13 Toyota Motor Corp 電動車両
JP2016202594A (ja) * 2015-04-23 2016-12-08 パナソニックIpマネジメント株式会社 洗濯機のモータ制御装置
FR3078214A1 (fr) * 2018-02-22 2019-08-23 Valeo Equipements Electriques Moteur Procede d'assistance au calage d'un moteur thermique par une machine electrique tournante

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07107613A (ja) * 1993-09-30 1995-04-21 Hitachi Ltd 電気車制動制御方法および電気車制御装置
JPH07298662A (ja) * 1994-03-25 1995-11-10 Abb Ind Oy 交流モータの制動方法
JP2000078878A (ja) * 1998-08-28 2000-03-14 Hitachi Ltd 永久磁石式同期モータの制御装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07107613A (ja) * 1993-09-30 1995-04-21 Hitachi Ltd 電気車制動制御方法および電気車制御装置
JPH07298662A (ja) * 1994-03-25 1995-11-10 Abb Ind Oy 交流モータの制動方法
JP2000078878A (ja) * 1998-08-28 2000-03-14 Hitachi Ltd 永久磁石式同期モータの制御装置

Cited By (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8618755B2 (en) 2008-11-14 2013-12-31 Continental Automotive Gmbh Control device for a motor and method for controlling said motor
JP2012509050A (ja) * 2008-11-14 2012-04-12 コンチネンタル オートモーティヴ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング モーター用の制御装置およびモーターを制御する方法
EP2320555A2 (en) 2009-11-10 2011-05-11 Hitachi, Ltd. Motor control apparatus
CN102055393A (zh) * 2009-11-10 2011-05-11 株式会社日立制作所 电动机控制装置
JP2011103707A (ja) * 2009-11-10 2011-05-26 Hitachi Ltd モータ制御装置
EP2320555A3 (en) * 2009-11-10 2017-11-01 Hitachi Power Semiconductor Device, Ltd. Motor control apparatus
CN102055393B (zh) * 2009-11-10 2015-06-10 株式会社日立功率半导体 电动机控制装置
JP2011041470A (ja) * 2010-10-28 2011-02-24 Hitachi Automotive Systems Ltd 車載用アクチュエータシステム
US8664898B2 (en) 2011-03-08 2014-03-04 Lsis Co., Ltd. Device and method of stopping induction motor
KR101190360B1 (ko) 2011-03-08 2012-10-16 엘에스산전 주식회사 유도 전동기의 제동 장치
US20120229058A1 (en) * 2011-03-08 2012-09-13 Lsis Co., Ltd Device and method of stopping induction motor
JP2012249478A (ja) * 2011-05-30 2012-12-13 Toyota Motor Corp 電動車両
US8631894B2 (en) 2011-05-30 2014-01-21 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Electric vehicle, and control apparatus and control method for electric vehicle
CN102355186A (zh) * 2011-09-14 2012-02-15 无锡艾柯威科技有限公司 一种永磁同步电机刹车控制方法
CN102355175A (zh) * 2011-09-14 2012-02-15 无锡艾柯威科技有限公司 一种感应电机刹车控制方法
JP2016202594A (ja) * 2015-04-23 2016-12-08 パナソニックIpマネジメント株式会社 洗濯機のモータ制御装置
FR3078214A1 (fr) * 2018-02-22 2019-08-23 Valeo Equipements Electriques Moteur Procede d'assistance au calage d'un moteur thermique par une machine electrique tournante

Also Published As

Publication number Publication date
JP4592712B2 (ja) 2010-12-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4592712B2 (ja) モータ制御装置
JP4007345B2 (ja) 電動駆動制御装置、電動駆動制御方法及びプログラム
JP5201192B2 (ja) 回転機の制御装置
JP3262257B2 (ja) 電気車用制御装置及び制御方法
JP5055836B2 (ja) 同期モーター用磁極位置センサーの位相ズレ検出装置および検出方法
JP2007274844A (ja) 電動駆動制御装置及び電動駆動制御方法
JPWO2009040884A1 (ja) 電動機の制御装置
JP2008187794A (ja) 電動機制御システム、シリーズハイブリッド車両、電動機制御装置、及び電動機制御方法
JP4931105B2 (ja) 電気自動車用電力変換装置
JP2002084780A (ja) モータ制御装置
JP2006014539A (ja) 電動駆動制御装置、電動駆動制御方法及びそのプログラム
JP4462207B2 (ja) 電動駆動制御装置及び電動駆動制御方法
JP2012100435A (ja) 回転電機制御装置
JP5221261B2 (ja) 回転電機制御システム
JP4760216B2 (ja) モータ駆動制御装置
JP4300831B2 (ja) インバータ駆動誘導電動機の制動方法及びインバータ装置
JP3914106B2 (ja) ガスタービン発電システム及びその制御方法
CN113346820B (zh) 电机控制方法、电机控制装置、电机系统和存储介质
JP6787004B2 (ja) フライホイール蓄電システム
JP5349121B2 (ja) 車両用同期機制御装置
CN113285646B (zh) 一种不使用外接制动单元的驱动器制动控制方法
JP5092328B2 (ja) モータ制御装置及びモータ制御方法
JP4144446B2 (ja) 電力変換装置
JP6471352B2 (ja) 洗濯機のモータ制御装置
JP2009077606A (ja) 発電機と電動機の関連制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091124

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100125

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100215

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100831

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100914

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130924

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4592712

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

EXPY Cancellation because of completion of term