JP2002084780A - モータ制御装置 - Google Patents
モータ制御装置Info
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Abstract
昇を抑制した状態でモータを減速・停止させること。 【解決手段】 インバータ主回路1に制御回路60から
PWM信号を出力してインバータ主回路1による変換出
力を制御するに際して、ブラシレスモータ2のモータ電
流を回転座標系のq軸電流とd軸電流とに分け、回転数
制御回路5で生成されたq軸電流指令値Iq※にしたが
ってq軸電流を調整してブレーキトルクを制御し、減速
時に直流電圧が所定値Ed1※を超えたときに直流電圧
抑制回路7で生成されたd軸電流指令値Id※にしたが
ってd軸電流を調整して回生エネルギーを制御すること
で、機械的ブレーキや電力消費回路を用いることなく、
直流電圧を所定位置以下に抑制しながらモータ2の急停
止、急減速が可能になる。
Description
用いてモータの駆動を制御するモータ制御装置に係り、
特に、モータに対する急可変速制御を行うインバータ機
器や外力によりモータが回転させられるモータ駆動装置
の減速、停止制御を行うに好適なモータ制御装置に関す
る。
進み、家電製品のほとんどがブラシレスモータを用いた
インバータ制御機器になっている。
転)を繰り返したり、脱水時の高速回転からの急停止な
ど、急減速運転を頻繁に繰り返している。また、電動自
転車やファンなど外力により回されることのあるシステ
ムはオーバースピードにならないように、回転数を抑制
(減速)する必要がある。
ば、モータ軸に機械的ブレーキ装置を設置したり、駆動
モータにブレーキトルクが発生するように電流を流し、
電磁ブレーキ(電気的ブレーキ装置)として使用したり
する方式、または上記2つのブレーキを組み合わせた方
式などが知られている。
御装置としては、図4に示されるものが知られている。
この制御装置のおいては、インバータ主回路1の前段に
回生エネルギーを消費する電力消費回路11を設けると
ともにモータ軸に機械的ブレーキ装置12が設けられて
いる。しかし、機械的ブレーキ装置12は文字通り機械
的機構を別に設けたものであり、小型軽量化が困難とな
る。
を使用する方式としては、駆動モータの巻線を短絡する
方式や誘起電圧と逆位相の電流を流す方式(逆位相電流
方式と称する。)がある。
ば、特開平10−323079号公報や特開2000−
134905号公報に記載されているものが提案されて
いるが、これらの方式はいずれもブレーキ力が十分では
ない。
の電流を流すことでモータにブレーキトルクを作用させ
ることはできるが、このとき回生エネルギーが発生し、
この回生エネルギーによりインバータ入力側の直流電圧
が上昇してしまう。このため、回生エネルギーを消費す
るための電力消費回路11を設置することが余儀なくさ
れる。
で直流電圧の上昇を防止するためには、減速率を下げて
ゆっくり減速する方法も考えられるが、この方法では本
来の目的である急減速が達成できない。
式として、例えば、特開平11−275889号公報に
記載されているものが提案されている。この方式は、上
記逆位相電流方式を改善したものであり、巻線電流の位
相を直流電圧の大きさによって調整することで、直流電
圧を設定値に維持し、電力消費回路11を省略したもの
である。
発生したときに、そのときの回転速度に応じて、インバ
ータ出力電圧の位相と電圧値を予め設定されている値
(回転速度に対する値)に初期設定して出力し、その
後、直流電圧値の大きさあるいは回転速度の降下率に応
じて、上記インバータ出力電圧の位相と電圧値を調整す
るようになっている。ここで、位相と電圧値を別々に変
化させてもよく、また連動させても良い。
を変化させると、モータの巻線電流の位相と大きさが変
化し、回生エネルギーとブレーキトルクを変化させるこ
とができる。このため、上記方式によれば、回生エネル
ギーを調整できるため、直流電圧の上昇を抑え、直流電
圧を一定値に調整することが可能になる。
では、回生エネルギーを変えるとブレークトルクも同時
に変化するため、ブレーキトルクを所定の値に制御しな
がら回生エネルギーを調整することはできない。言い替
えると、ブレークトルクと回生エネルギーを個別に制御
できないため、回転数を所定の値に制御しながらの減速
は難しい。
(電圧値)と回生エネルギーおよびブレーキトルクとの
関係が不十分である。言い替えれば、インバータ出力電
圧の位相と大きさ(電圧値)の決定法に理論的説明がな
く、実験的に決定されているので、駆動モータのばらつ
きや機種の違いなどによっては対応が困難となる。
圧を制御しているが、回生エネルギーを零にすること、
言い替えれば、モータの入出力電力を等しくして直流電
圧の上昇を抑制するという発想はない。
装置やモータから発生する電気的エネルギーを消費する
回路を用いることなくブレーキトルクを制御しながら直
流電圧の上昇を抑制した状態でモータを減速・停止させ
ることのできるモータ制御装置とそれを用いた洗濯機、
電気自動車を提供することにある。
に、本発明は、 制御信号に応答して直流電力を交流電
力に変換し変換された交流電力をモータに供給するイン
バータ回路と、前記インバータ回路に制御信号を与えて
前記インバータ回路による変換出力を制御する変換出力
制御手段とを備え、前記変換出力制御手段は、前記モー
タの減速時に前記モータから発生する回生エネルギーと
前記モータに作用するブレーキトルクとを別々に制御し
てなるモータ制御装置を構成したものである。
は、以下の要素を付加することができる。
タのモータ電流を回転座標系のq軸電流とd軸電流とに
分け、前記q軸電流を調整して前記ブレーキトルクを制
御し、前記d軸電流を調整して前記回生エネルギーを制
御してなる。
エネルギーとして、前記インバータ回路入力側の直流電
力、直流電圧、直流電流または前記モータの入力電力の
うちいずれか1つを制御してなる。
は、以下の要素を付加することができる。
バータ回路入力側の直流電力、直流電圧、直流電流また
は前記モータの入力電力のうちいずれか1つを検出する
回生エネルギー検出手段と、前記回生エネルギー検出手
段の検出値を所定値にするためのd軸電流指令値を生成
するd軸電流指令値生成手段と、前記モータの速度を検
出する速度検出手段と、前記速度検出手段の検出値を回
転速度指令値にするためのq軸電流指令値を生成するq
軸電流指令値生成手段と、前記d軸電流指令値と前記q
軸電流指令値に従って前記制御信号を生成する制御信号
生成手段とを備えてなる。
バータ回路入力側の直流電流を検出する回生エネルギー
検出手段と、前記回生エネルギー検出手段の検出値を零
にするためのd軸電流指令値を生成するd軸電流指令値
生成手段と、前記モータの速度を検出する速度検出手段
と、前記速度検出手段の検出値を回転速度指令値にする
ためのq軸電流指令値を生成するq軸電流指令値生成手
段と、前記d軸電流指令値と前記q軸電流指令値に従っ
て前記制御信号を生成する制御信号生成手段とを備えて
なる。
令またはq軸電流値を基に前記モータの入出力電力を零
にするためのd軸電流指令値を生成するd軸電流指令値
生成手段と、前記d軸電流指令値と前記トルク指令に従
って前記制御信号を生成する制御信号生成手段とを備え
てなる。
バータ回路入力側の直流電力を検出する回生エネルギー
検出手段と、前記モータの速度を検出する速度検出手段
と、前記速度検出手段の検出値を回転速度指令値にする
ためのq軸電流指令値を生成するq軸電流指令値生成手
段と、前記q軸電流指令値またはq軸電流値から前記モ
ータの入出力電力を零にするための第1の指令値を生成
する第1の指令値生成手段と、前記回生エネルギー検出
手段の検出値を所定値にするための第2の指令値を生成
する第2の指令値生成手段と、前記第1の指令値と前記
第2の指令値とを合わせてd軸電流指令値を生成するd
軸電流指令値生成手段と、前記d軸電流指令値と前記q
軸電流指令値に従って前記制御信号を生成する制御信号
生成手段とを備えてなる。
記モータの減速時に、前記回生エネルギー検出手段の検
出値が所定値に達したことを条件に前記d軸電流指令値
を生成してなる。
際しては、以下の要素を付加することができる。
速中に前記インバータ回路入力側の直流電圧を受電電圧
よりも高い値にし、その後前記モータへの入出力電力を
零近傍に制御して前記直流電圧を一定に保ち、その後前
記モータの力率を正にして前記直流電圧を受電電圧まで
下げてなる。
電力を交流電力に変換し変換された交流電力をモータに
供給するインバータ回路と、前記インバータ回路に制御
信号を与えて前記インバータ回路による変換出力を制御
する変換出力制御手段とを備え、前記変換出力制御手段
は、前記モータの減速時に前記モータの力率を加速時も
しくは定常運転時よりも小さくして前記インバータ回路
入力側の直流電圧または前記モータから発生する回生エ
ネルギーを制御してなるモータ制御装置を構成したもの
である。
は、以下の要素を付加することができる。
速中に前記インバータ回路入力側の直流電圧を受電電圧
よりも高い値にし、その後前記モータへの入出力電力を
零近傍に制御して前記直流電圧を一定に保ち、その後前
記モータの力率を正にして前記直流電圧を受電電圧まで
下げてなる。
御装置を用いて前記モータで洗濯槽を駆動する電気洗濯
機において、前記変換出力制御手段は、前記モータの減
速時に前記モータにブレーキトルクを発生させるととも
に前記モータから発生する回生エネルギーを制御して前
記インバータ回路入力側の直流電圧を所定値以下に制御
してなることを特徴とする電気洗濯機を構成したもので
ある。
制御装置を用いて前記モータで車輪を駆動する電動自転
車において、前記変換出力制御手段は、下り坂で前記モ
ータの回転数が所定値を超えたときに前記モータにブレ
ーキトルクを発生させるとともに前記モータから発生す
る回生エネルギーを制御して前記インバータ回路入力側
の直流電圧を所定値以下に制御してなることを特徴とす
る電動自転車を構成したものである。
下の要素を付加することができる。
従って前記モータにブレーキトルクを発生させるととも
に前記インバータ回路入力側の直流電圧が所定値を超え
たときに前記モータから発生する回生エネルギーを制御
して前記直流電圧を所定値以下に制御してなる。
に、ブレーキトルクと回生エネルギーを別々に制御した
り、あるいは力率を小さくして直流電圧もしくは回生エ
ナルギーを所定値に保つようにしたりしているので、減
速時の速度制御が可能になるとともに、モータに制動力
を与える装置やモータから発生する電気的エネルギーを
消費する回路を用いることなくブレーキトルクを制御し
ながら直流電圧の上昇を抑制した状態でモータを減速・
停止させることが可能になる。
合、直流電圧の上昇を防止でき、安全な停止及び減速動
作が可能になる。
駆動装置に使用した場合、機械的ブレーキ装置や電力消
費回路が消費できるため、軽量化が図れる。
した場合、坂路での自動ブレーキ制御やバッテリーの充
電が可能となり、安全性を向上できる。
装置に本発明を適用すると、風によりファンが回転させ
られても直流電圧の上昇を防止できる。
適用すると、エンジンブレーキとして使用できる。
に基づいて説明する。なお、第1実施形態および他の実
施形態におけるブラシレスモータとして、インダクタン
スが回転位置によって変化しない円筒型を例として示し
てある。
を駆動するブラシレスモータの駆動を制御するモータ制
御装置に本発明を適応したときのブロック構成図であ
る。図1において、洗濯機は、一般に、直流電源を得る
ために、商用交流電源を整流する方式を採用しており、
本実施形態においても同様の回路を設け、商用交流電源
に接続された整流回路10を用いて直流電力を得るよう
になっている。ここで、整流回路10の出力側に力率を
改善する力率改善回路を設置したり、バッテリーなど直
流電力を直接発生する回路を接続することもできる。
としてのインバータ主回路1が接続されており、整流回
路10とインバータ主回路1との間には平滑コンデンサ
Cが設けられている。インバータ主回路1は、三相アー
ムを構成するスイッチング素子として、例えば、サイリ
スタ、GTO、トランジスタなどを複数個備えており、
各スイッチング素子と並列にダイオードが接続されてい
る。そしてインバータ主回路1は整流回路10から直流
電力を取り込み、この直流電力を、制御回路60からの
制御信号(PWM信号)に応答して交流電力に変換し、
変換された交流電力をブラシレスモータ2に供給するよ
うになっている。ブラシレスモータ2には洗濯槽3が接
続されており、ブラシレスモータ2の回転駆動によって
洗濯槽3が駆動されるようになっている。そして、本実
施形態においては、インバータ主回路1に制御信号を与
えてインバータ主回路1による変換出力(電力変換出
力)を制御するとともに、ブラシレスモータ2の減速時
に、ブラシレスモータ2から発生する回生エネルギーと
ブラシレスモータに作用するブレーキトルクとを別々に
制御するための変換出力制御手段が設けられている。
タ2のモータ電流を回転座標系のq軸電流(磁束と直交
したモータ電流成分)とd軸電流(磁束と平行したモー
タ電流成分)とに分け、q軸電流を調整してブレーキト
ルクを制御し、d軸電流を調整して回生エネルギーを制
御するようになっている。
圧検出器7a、直流電圧抑制回路7、回転数制御回路
5、制御回路60、回転数演算回路4、位置検出器4a
を備えて構成されている。
1入力側の直流電圧としてコンデンサC両端の直流電圧
を検出する直流電圧検出手段あるいは回生エネルギー検
出手段として構成されており、直流電圧検出器7aの検
出電圧は直流電圧抑制回路7に入力されている。直流電
圧抑制回路7は、ブラシレスモータ2の定速時および加
速時にはd軸電流指令値id※として0を出力し、ブラ
シレスモータ2の減速時で且つ、直流電圧検出器7aの
検出電圧が所定値Ed1※を超えたときに、直流電圧に
対する比例積分演算を行ってd軸電流指令値Id※を出
力するd軸電流指令値生成手段として構成されている。
直流電圧抑制回路7の生成によるd軸電流指令値Id※
の出力は、回転数指令値N※、回転数演算値Nおよび直
流電圧検出値によって行われるようになっている。すな
わち、後述するように、回転数指令値N※と回転数演算
値Nとの偏差によって減速中か否かを判定し、減速時で
且つ直流電圧が所定値Ed1※を超えたときにのみ直流
電圧を比例積分演算して得られたd軸電流指令値※を出
力し、それ以外のとき、すなわち加速時と定速時には0
(d軸指令値※=0)を出力するようになっている。
流指令値を0としたが、ブラシレスモータ2が突極型の
ように、モータ効率を向上させるために、d軸電流を流
す必要がある場合は、定速時および加速時におけるd軸
電流指令値として、0以外の値であって相当の値に設定
することもできる。
素子などを用いた位置センサで構成されており、ブラシ
レスモータ2の回転位置としての位置情報を検出し、位
置情報を回転数演算回路4に出力するようになってい
る。回転数演算回路4は、位置検出器4aの検出による
位置情報からブラシレスモータ2の回転数を演算し、回
転数演算値Nを直流電圧抑制制御回路7と回転数制御回
路5に出力するようになっている。すなわち位置検出器
4aと回転数演算回路4はブラシレスモータ2の速度を
検出する速度検出手段として構成されている。
回転数演算値Nとの偏差を比例積分し、速度検出手段の
検出値を回転速度指令値にするためのq軸電流指令値I
q※、すなわち回転数指令値N※と回転数演算値Nとの
偏差を0に抑制するためのq軸電流指令値Iq※を生成
するq軸電流指令値生成手段として構成されている。
d、q/3相交流座標変換器などを備えており、ブラシ
レスモータ2のモータ電流を回転座標系のd軸成分とq
軸成分とに分けて、q軸電流の調整によってブラシレス
モータ2に対するブレーキトルクを制御し、d軸電流を
調整してブラシレスモータ2から発生する回生エネルギ
ーを制御するための制御信号として、例えば、PWM
(パルス幅変調信号)信号を生成する制御信号生成手段
として構成されている。そして制御回路60の生成によ
る制御信号(PWM信号)はインバータ主回路1の各ス
イッチング素子のゲートに印加されるようになってい
る。
などのセンサを用いる他に、ブラシレスモータ2に誘起
される誘起電圧や端子電圧、モータ電流などの情報から
位置情報を推定する方式を採用することもできる。また
ブラシレスモータ2を同期モータとして運転する場合
は、回転数フィードバックは行わなくても良い。
値からモータモデルを用いてブラシレスモータ2への印
加電圧を決定するオープンループ制御を想定している
が、ブラシレスモータ2の巻線に流れるモータ電流を検
出し、モータ電流をd−q変換し、変換された電流を電
流指令値に一致させる電流制御を行うこともできる。
ど整流回路10とインバータ主回路1以外はすべてワン
チップのマイクロコンピュータやDSP(デジタル・シ
グナル・プロセッサ)を用いたソフトウエア処理で実現
することができる。
値Id※の出力を決定する出力判定アルゴリズムを図2
にしたがって説明する。
モータ2の回転数演算値Nと回転数指令値N※との差を
演算し、この演算値から減速中か否かを判定し、減速中
でないときにはステップS3に進み、通常の制御とし
て、d軸電流指令値として0を出力する。
2に進み、直流電圧が所定値Ed1※を超えているか否
かを判定する。ここで、直流電圧が所定値Ed1※を超
えている場合はステップS4に進み、直流電圧を比例積
分演算してd軸電流指令値Id※を生成する。なお、直
流電圧が所定値以下のときにはステップS3に進み、こ
のルーチンでの処理を終了する。
且つ直流電圧が設定値を超えた場合に直流電圧の上昇を
抑制しながら減速ブレーキ動作が可能になる。
バータ主回路1の半導体素子(スイッチング素子)が破
壊しない電圧以下で最大出力が発生できる電圧値以上の
値である。
制制御を行う場合と行わない場合のブラシレスモータ2
の回転数と直流電圧との関係を図3にしたがって説明す
る。
を示し、図3(b)は直流電圧抑制制御有りのときの動
作を示している。また図3に示す線Aは減速率を大きく
した急減速状態、線Bは線Aよりも減速率を下げた減速
状態、線Cは直流電圧が急上昇しないように、減速率を
小さくした状態での直流電圧と回転数の動きを示したも
のである。
い場合は、線A、線Bとも直流電圧が大きく上昇してい
ることが分かる。このとき、直流電圧がインバータ主回
路1の耐圧を超えるとインバータ主回路1が破壊する。
なお、従来技術では、インバータ主回路の破壊を防止す
るために、直流電圧がインバータ主回路1の耐圧を超え
ないように、直流電力を抵抗で消費する電力消費回路1
1がインバータ主回路1の入力側に接続されており、減
速時にはこの回生エネルギーを電力消費回路11で消費
するようになっている。
うと、図3(b)に示すように、線A、線Bの状態で
も、直流電圧を所定値に抑制でき、急減速が可能にな
る。ここで、減速率の小さい線Cの状態では、直流電圧
が所定値に達しないため、直流電圧抑制制御は動作しな
いことになる。すなわち、本発明を用いない場合は減速
率を小さくして直流電圧の上昇を抑える必要があるが、
本発明を用いれば減速率をそのままにした状態でもある
いは減速率を大きくしても急減速が可能になる。
電圧を制御するd軸電流とブラシレスモータ2の出力ト
ルクを制御するq軸電流とを別々に制御するようにして
いるため、ブレーキトルクを発生させながら直流電圧の
上昇を抑制することが可能になる。このため、減速時に
もモータの速度制御が可能になる。
値を最適効率点に設定することにより高効率運転が可能
になる。
費回路をなくすことが可能になり、洗濯機の小型軽量化
が図れる。
ことによりブラシレスモータ2の回生エネルギーを間接
的に検出しているが、回生エネルギーを検出するに際し
ては、インバータ主回路1の入力電力、直流電流、ブラ
シレスモータ2への入力電力を用いることも可能であ
る。
形態を図5に示す。本実施形態は、直流電流を用いてd
軸電流指令値Id※を生成するに際して、直流電圧検出
器7aの代わりに、直流電流検出器7bを設けるととも
に整流回路10とインバータ主回路1との間にシャント
抵抗71を挿入し、直流電圧抑制回路7の代わりに回生
エネルギー制御回路70を設けたものであり、他の構成
は図1と同様である。
を介してインバータ主回路1に流入する直流電流を検出
する電流検出手段あるいは回生エネルギー検出手段とし
て構成されており、検出電流は回生エネルギー制御回路
70に入力されている。ここで、インバータ主回路1に
流入する電流を正、流出する電流を負で表している。
検出器7bの検出による直流電流を取り込み、この直流
電流値が正のときに、d軸電流指令値として0を出力
し、直流電流値が負になったときには、回生電流が流れ
たとして、直流電流値が0になるように、直流電流値に
対して比例積分演算を行ってd軸電流指令値Id※を生
成するd軸電流指令値生成手段として構成されている。
このd軸電流指令値Id※にしたがって制御回路60か
らPWM信号が出力されると、ブラシレスモータ2の回
生エネルギーは0に制御される。なお、このとき、回転
数および回転数指令値を読み込み、減速判定を行ってか
ら回生エネルギー制御を行うこともできる。
電圧以外の回生エネルギーである直流電流が負になった
とき、すなわち回生電流が流れたときに、直流電流が0
になるようにd軸電流を制御して回生エネルギーを0に
するようにしているため、ブレーキトルクを発生させな
がら直流電圧の上昇を抑制することができるとともに、
減速時にもモータの速度制御が可能になる。さらに機械
的ブレーキ機構や直流電力消費回路をなくすことが可能
となり、洗濯機の小型軽量化が図れる。
形態を図6ないし図9を用いて説明する。
リー100を電力源(直流電源)とした電動自転車の車
輪駆動システムに本発明のモータ制御装置を適応したと
きの制御ブロック図である。
電動自転車の車輪30に直結されており、上位制御系か
らのトルク指令(q軸電流指令値と等価なトルク指令)
に応じてトルクを出力し、車輪30を駆動するようにな
っており、本実施形態では回転数制御回路5は省略さ
れ、直流電圧抑制回路7の代わりに、回生エネルギー制
御回路8が設けられている。
からのトルク指令であるq軸電流指令値Iq※を入力と
して、q軸電流指令値からブラシレスモータ2の入出力
電力が0になるd軸電流指令値Id※を生成するd軸電
流指令値生成手段として構成されており、d軸電流指令
値Id※を制御回路60に出力するようになっている。
シレスモータ2の定速時および加速時はd軸電流指令値
として0を出力するようになっている。
流指令値Id※の演算を行うか否かの判断は、第1実施
形態と同様に直流電圧を検出し、その値で回生エネルギ
ー制御回路8に演算指令を出力する方法を採用すること
もできるが、本実施形態においては、ブラシレスモータ
2の回転数演算値Nとq軸電流指令値(トルク指令)を
用いて行っている。具体的には、トルク指令であるq軸
電流指令値が負(逆トルク)もしくは回転数演算値Nが
予め設定されているオーバースピード値になったときに
行うこととしている。
としてのq軸電流指令値を用いてブラシレスモータ2の
入出力電力を0とするためのq軸電流指令値Id※を算
出する演算回路81を備えており、この演算回路81の
具体的構成について以下に説明する。
磁石を使用しているため、回転すれば必ず誘起電圧が発
生するとともに回生エネルギーが発生する。このため回
生エネルギーを調整するためには、ブラシレスモータ2
の永久磁石の磁束を打ち消す方向に減磁磁束を発生させ
て誘起電圧を調整すればよいことになる。すなわち、d
軸に負の電流を流して、その大きさを調整すれば、回生
エネルギーの調整が可能になる。次の(1)式にブラシ
レスモータ2の電圧方程式を示す。この電圧方程式は電
流定常時であってブラシレスモータ2として非突極型を
用いたときの場合を示している。
いる。このためφvの値によりモータ入力Pinは、−
π/2<φv<π/2の範囲ではPin>0π/2<φ
v≦π、−π≦φv<−π/2の範囲ではPin<0φ
v=±π/2ではPin=0となる。上記の関係をまと
めると図7のようになる。
sφv)=0にすれば、ブラシレスモータ2の入力電力
は0となり、エネルギーの入出力は行われない。言い替
えると、力率を加速時や定常運転時の値よりも小さい値
である0近傍に制御することにより、ブラシレスモータ
2の入出力(回生エネルギー)を制御することができ
る。
じたd軸電流Idを求めることによって力率を制御する
ことを考える。
とd軸電流;Id、q軸電流;Iqの関係を求めると、
Idを求める。
すると、次の(8)式が得られる。
2となる。
ついて解くと、次の(10)式が得られる。
におけるグラフの曲線の左側はモータ入力正(力行)、
右側はモータ入力負(回生)となる。つまり、本曲線上
がモータ入出力0の状態となる。
れば、ブラシレスモータ2の入出力電力は0となり、回
生エネルギーをインバータ主回路1側に戻すことなく、
直流電圧の上昇を抑制することができる。
形態では、回転数とq軸電流指令値とからd軸電流指令
値※を演算したROMテーブルを内蔵し、演算回路81
でテーブル検索により求めるものとする。なお、これに
限らず、モータ電流を検出する構成の場合は、実際のq
軸電流値を用いてもよい。さらに、回転数範囲やq軸電
流の範囲(負荷範囲)が限られているシステムの場合に
は、(10)式を線形近似式に置き換えて使用してもよ
い。
際に使用した場合のq軸電流指令値、d軸電流指令値お
よび直流電圧の関係を図9にしたがって説明する。
車が使用されたときの勾配とq軸電流指令値とd軸電流
指令値および直流電圧値を示す。時間0より平坦な路を
出発すると、電動自電車は若干のトルクアシストを行う
べく、q軸電流指令値を正側に出力する。このときd軸
電流指令値は0であって、直流電圧はバッテリー電圧で
ある。
り坂を走行すると、十分なトルクアシストを行うべくq
軸電流指令値を正側に増加させる。このときd軸電流指
令値および直流電圧値には変化はない。
と、q軸電流指令値は平坦部で必要な値に戻る。
ると、モータ2の回転数が増加するため、q軸電流指令
値は負側に出力され、モータ2によるブレーキ動作が開
始され、モータ回転数は減速する。この直後、d軸電流
指令値に対する演算が開始され、q軸電流指令値に応じ
たd軸電流指令値が算出される。このd軸電流指令値も
負側に出力される。ただし、減速が開始された後、d軸
電流の制御が開始されるまでには、モータ2の回生エネ
ルギーが直流側に戻り、直流電圧を若干上昇させるが、
d軸電流の制御が開始されると回生エネルギーが0に制
御され、これ以上の直流電圧の上昇はない。
が緩くなると、それにしたがってq軸電流値が小さくな
り、d軸電流値も小さくなる。
と、平坦時のq軸電流指令値となり、d軸電流指令値は
0に戻る。このときモータ2は力行運転となり、直流電
流を消費するため、直流電圧も元のバッテリー電圧に戻
る。
行っていないが、バッテリー100への充電回路および
直流電圧抑制回路を設けることにより、下り坂で回生エ
ネルギーをバッテリー100へ積極的に充電することも
可能である。
流指令値より直接d軸電流指令値を算出しているため、
瞬時にモータ2の入力電力と出力電力が等しくなり、直
流電力の上昇を抑制することができる。このため、電動
自転車は上位制御系の要求通りのブレーキトルクを直流
電圧の上昇を抑制した状態で出力できる。また、下り坂
では回転数が所定値をオーバーすると自動的にブレーキ
がかかり、電動自転車の安全性を高めることができる。
(10)式を用いてd軸電流指令値を演算していたが、
上記演算式にはモータ定数やq軸電流指令値を使用して
いる。実際の場合、モータ定数のばらつきやモータの温
度などにより誤差を生じることがある。そこで、第1実
施形態と第3実施形態を組み合わせた第4実施形態につ
いて以下に説明する。
電圧抑制回路7の代わりに、第1実施形態における直流
電圧抑制回路7と第3実施形態における回性エネルギー
制御回路8を組み合わせものであり、演算回路81にお
いてq軸電流指令値Iq※からd軸電流指令値を演算
し、この演算値を直流電圧抑制回路7の出力によって加
算器92で補正する構成になっている。
(10)式より求めたROMテーブルを備えており、回
転数制御回路5の生成によるq軸電流指令値※からモー
タ2の入出力電力を零にするための第1の指令値を生成
し、生成した第1の指令値を加算器92に出力する第1
の指令値生成手段として構成されている。直流電圧抑制
回路7は、直流電圧を入力し、直流電圧が設定値になる
ように直流電圧に対する比例積分演算を行って第2の指
令値を生成し、生成した第2の指令値を加算器92に出
力する第2の指令値生成手段として構成されている。加
算器92は、第1の指令値と第2の指令値とを加算し、
加算された指令値をd軸指令値Id※として生成して制
御回路60に出力するd軸指令値生成手段として構成さ
れている。
抑制制御が必要でないときは、d軸電流指令値は0に固
定される。
かの判断は、第1実施形態と同様、減速中かつ直流電圧
が設定値を超えた場合に行っているが、直流電圧値のみ
を用いることも可能である。
あっても比例積分演算によりd軸電流指令値を補正し、
最適なd軸電流指令値を出力することができる。
て説明したが、電気自動車やエアコン室外機モータファ
ンなど外力で回されることのあるモータ使用機器にも本
発明を適応できる。
ば、ブレーキトルクと回生エネルギーの制御を別々に行
うようにしたため、減速時の速度制御が可能になる。
を付加することなく、直流電圧を所定値以下に抑制しな
がらモータ2の急停止や急減速制御が可能になる。
直流電圧の上昇を防止でき、安全に停止および減速動作
が行える。またさらに、回生エネルギーを制御してバッ
テリー100の充電や発電電圧の調整が可能になる。
動装置に使用した場合、機械的ブレーキ装置や電力消費
回路が消費できるため、軽量化が図れる。
した場合、坂路での自動ブレーキ制御やバッテリーの充
電が可能となり、安全性を向上できる。
装置に本発明を適用すると、風によりファンが回転させ
られても直流電圧の上昇を防止できる。
適用すると、エンジンブレーキとして使用できる。
モータの減速時に、モータに制動力を与える装置やモー
タから発生する電気的エネルギーを消費する回路を用い
ることなくブレーキトルクを制御しながら直流電圧の上
昇を抑制した状態でモータを減速・停止させることが可
能になる。
ブロック構成図である。
説明するための図である。
って、(a)は直流電圧抑制制御なしのときの波形図、
(b)は直流電圧抑制制御有りのときの波形図である。
ブロック構成図である。
ブロック構成図である。
ある。
のブロック構成図である。
Claims (14)
- 【請求項1】 制御信号に応答して直流電力を交流電力
に変換し変換された交流電力をモータに供給するインバ
ータ回路と、前記インバータ回路に制御信号を与えて前
記インバータ回路による変換出力を制御する変換出力制
御手段とを備え、前記変換出力制御手段は、前記モータ
の減速時に前記モータから発生する回生エネルギーと前
記モータに作用するブレーキトルクとを別々に制御して
なるモータ制御装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載のモータ制御装置におい
て、前記変換出力制御手段は、前記モータのモータ電流
を回転座標系のq軸電流とd軸電流とに分け、前記q軸
電流を調整して前記ブレーキトルクを制御し、前記d軸
電流を調整して前記回生エネルギーを制御してなること
を特徴とするモータ制御装置。 - 【請求項3】 請求項1または2に記載のモータ制御装
置において、前記変換出力制御手段は、前記回生エネル
ギーとして、前記インバータ回路入力側の直流電力、直
流電圧、直流電流または前記モータの入力電力のうちい
ずれか1つを制御してなることを特徴とするモータ制御
装置。 - 【請求項4】 請求項1、2または3のうちいずれか1
項に記載のモータ制御装置において、前記変換出力制御
手段は、前記インバータ回路入力側の直流電力、直流電
圧、直流電流または前記モータの入力電力のうちいずれ
か1つを検出する回生エネルギー検出手段と、前記回生
エネルギー検出手段の検出値を所定値にするためのd軸
電流指令値を生成するd軸電流指令値生成手段と、前記
モータの速度を検出する速度検出手段と、前記速度検出
手段の検出値を回転速度指令値にするためのq軸電流指
令値を生成するq軸電流指令値生成手段と、前記d軸電
流指令値と前記q軸電流指令値に従って前記制御信号を
生成する制御信号生成手段とを備えてなることを特徴と
するモータ制御装置。 - 【請求項5】 請求項1、2または3のうちいずれか1
項に記載のモータ制御装置において、前記変換出力制御
手段は、前記インバータ回路入力側の直流電流を検出す
る回生エネルギー検出手段と、前記回生エネルギー検出
手段の検出値を零にするためのd軸電流指令値を生成す
るd軸電流指令値生成手段と、前記モータの速度を検出
する速度検出手段と、前記速度検出手段の検出値を回転
速度指令値にするためのq軸電流指令値を生成するq軸
電流指令値生成手段と、前記d軸電流指令値と前記q軸
電流指令値に従って前記制御信号を生成する制御信号生
成手段とを備えてなることを特徴とするモータ制御装
置。 - 【請求項6】 請求項1、2または3のうちいずれか1
項に記載のモータ制御装置において、前記変換出力制御
手段は、トルク指令またはq軸電流値を基に前記モータ
の入出力電力を零にするためのd軸電流指令値を生成す
るd軸電流指令値生成手段と、前記d軸電流指令値と前
記トルク指令に従って前記制御信号を生成する制御信号
生成手段とを備えてなることを特徴とするモータ制御装
置。 - 【請求項7】 請求項1、2または3のうちいずれか1
項に記載のモータ制御装置において、前記変換出力制御
手段は、前記インバータ回路入力側の直流電力を検出す
る回生エネルギー検出手段と、前記モータの速度を検出
する速度検出手段と、前記速度検出手段の検出値を回転
速度指令値にするためのq軸電流指令値を生成するq軸
電流指令値生成手段と、前記q軸電流指令値またはq軸
電流値から前記モータの入出力電力を零にするための第
1の指令値を生成する第1の指令値生成手段と、前記回
生エネルギー検出手段の検出値を所定値にするための第
2の指令値を生成する第2の指令値生成手段と、前記第
1の指令値と前記第2の指令値とを合わせてd軸電流指
令値を生成するd軸電流指令値生成手段と、前記d軸電
流指令値と前記q軸電流指令値に従って前記制御信号を
生成する制御信号生成手段とを備えてなることを特徴と
するモータ制御装置。 - 【請求項8】 請求項4、5、6または7のうちいずれ
か1項に記載のモータ制御装置において、前記d軸電流
指令値生成手段は、前記モータの減速時に、前記回生エ
ネルギー検出手段の検出値が所定値に達したことを条件
に前記d軸電流指令値を生成してなることを特徴とする
モータ制御装置。 - 【請求項9】 請求項1乃至8のうちいずれか1項に記
載のモータ制御装置において、前記変換出力制御手段
は、前記モータの減速中に前記インバータ回路入力側の
直流電圧を受電電圧よりも高い値にし、その後前記モー
タへの入出力電力を零近傍に制御して前記直流電圧を一
定に保ち、その後前記モータの力率を正にして前記直流
電圧を受電電圧まで下げてなることを特徴とするモータ
制御装置。 - 【請求項10】 制御信号に応答して直流電力を交流電
力に変換し変換された交流電力をモータに供給するイン
バータ回路と、前記インバータ回路に制御信号を与えて
前記インバータ回路による変換出力を制御する変換出力
制御手段とを備え、前記変換出力制御手段は、前記モー
タの減速時に前記モータの力率を加速時もしくは定常運
転時よりも小さくして前記インバータ回路入力側の直流
電圧または前記モータから発生する回生エネルギーを制
御してなるモータ制御装置。 - 【請求項11】 請求項10に記載のモータ制御装置に
おいて、前記変換出力制御手段は、前記モータの減速中
に前記インバータ回路入力側の直流電圧を受電電圧より
も高い値にし、その後前記モータへの入出力電力を零近
傍に制御して前記直流電圧を一定に保ち、その後前記モ
ータの力率を正にして前記直流電圧を受電電圧まで下げ
てなることを特徴とするモータ制御装置。 - 【請求項12】 請求項1乃至11のうちいずれか1項
に記載のモータ制御装置を用いて前記モータで洗濯槽を
駆動する電気洗濯機において、前記変換出力制御手段
は、前記モータの減速時に前記モータにブレーキトルク
を発生させるとともに前記モータから発生する回生エネ
ルギーを制御して前記インバータ回路入力側の直流電圧
を所定値以下に制御してなることを特徴とする電気洗濯
機。 - 【請求項13】 請求項1乃至9のうちいずれか1項に
記載のモータ制御装置を用いて前記モータで車輪を駆動
する電動自転車において、前記変換出力制御手段は、下
り坂で前記モータの回転数が所定値を超えたときに前記
モータにブレーキトルクを発生させるとともに前記モー
タから発生する回生エネルギーを制御して前記インバー
タ回路入力側の直流電圧を所定値以下に制御してなるこ
とを特徴とする電動自転車。 - 【請求項14】 請求項1乃至9のうちいずれか1項に
記載のモータ制御装置を用いて前記モータで車輪を駆動
する電動自転車において、前記変換出力制御手段は、ブ
レーキ指令に従って前記モータにブレーキトルクを発生
させるとともに前記インバータ回路入力側の直流電圧が
所定値を超えたときに前記モータから発生する回生エネ
ルギーを制御して前記直流電圧を所定値以下に制御して
なることを特徴とする電動自転車。
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