JP2007135132A - 圧電素子の折取り装置 - Google Patents

圧電素子の折取り装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2007135132A
JP2007135132A JP2005328494A JP2005328494A JP2007135132A JP 2007135132 A JP2007135132 A JP 2007135132A JP 2005328494 A JP2005328494 A JP 2005328494A JP 2005328494 A JP2005328494 A JP 2005328494A JP 2007135132 A JP2007135132 A JP 2007135132A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wafer
tray
piezoelectric
piezoelectric elements
jig
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2005328494A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiko Karasawa
恵子 唐沢
Osamu Kawauchi
修 川内
Toshihiko Karaki
俊彦 唐木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2005328494A priority Critical patent/JP2007135132A/ja
Publication of JP2007135132A publication Critical patent/JP2007135132A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)

Abstract

【課題】ウエハーに形成された複数の圧電素子をウエハーから同時に折り取ると共に、折
り取った複数の圧電素子を以降の作業工程に利用し易いようにして、作業効率を向上でき
る素子折取り装置を提供すること。
【解決手段】ウエハー20に支持されている複数の圧電素子の各々に対向すると共に、圧
電素子に対して相対的に進退することで、ウエハー20から圧電素子を折り取るようにし
た複数の折取りピン52,・・・を有する折取り手段50と、折り取られて落下した複数
の圧電素子を個片毎に収容し、この個片毎の圧電素子の外形にそれぞれ対応するようにし
た複数のポケット82,・・・を有すると共に、着脱可能とされた素子収容トレー80と
を備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、ウエハーに形成された複数の圧電素子の折取り装置に関する。
HDD(ハード・ディスク・ドライブ)、モバイルコンピュータ、あるいはICカード
等の小型の情報機器や、携帯電話、自動車電話、またはページングシステム等の移動体通
信機器において、圧電素子を利用した圧電デバイスは広く使用されている。
図9は、複数の圧電素子が形成されたウエハーから圧電素子を折り取っている従来の概
念図である(例えば、特許文献1参照)。
図9に示されるように、従来の圧電素子2は、例えば水晶ウエハー1にフォトリソグラ
フィー技術を用いて複数形成されるようになっている。すなわち、水晶ウエハー1の枠部
4に脆弱な支持部3で支持される複数の圧電素子2,2,・・・の外形をフォトリソグラ
フィーで形成し、次いで、各圧電素子2の表面に電極膜(図示せず)をパターニングして
いる。
そして、このように複数の圧電素子2,2,・・・の外形と電極膜が形成された水晶ウ
エハー1を、例えばテーブル治具(図示せず)に載置し、テーブル側を送りながら、吸引
ノズル5を下降させて圧電素子2に押し付け、脆弱な支持部3の部分を折り取って、複数
の圧電素子2,2,・・・を形成していた。また、折り取った個々の圧電素子2は吸引ノ
ズル5で一つずつ吸引しながら移載トレー(図示せず)に移して、以降の組み立て工程、
例えばパッケージに圧電素子2を接合するマウント工程に搬送していた。
特開2003−198303公報
しかし、図9に示すような圧電素子2の製造方法では、一本の吸引ノズル5で、枠部4
から圧電素子2を一つずつ折り取って、吸引しながら一つずつ移載トレーに移していたた
め、複数の圧電素子2,2,・・・を形成する作業効率が悪かった。
本発明は、以上の課題を解決するためになされたもので、ウエハーに形成された複数の
圧電素子をウエハーから同時に折り取ると共に、折り取った複数の圧電素子を以降の作業
工程に利用し易いようにして、作業効率を向上できる素子折取り装置を提供することを目
的としている。
上述の目的は、第1の発明によれば、ウエハーに支持されている複数の圧電素子の各々
に対向すると共に、前記圧電素子に対して相対的に進退することで、前記ウエハーから前
記圧電素子を折り取るようにした複数の折取りピンを有する折取り手段と、前記折り取ら
れて落下した複数の圧電素子を個片毎に収容し、この個片毎の圧電素子の外形にそれぞれ
対応するようにした複数のポケットを有すると共に、着脱可能とされた素子収容トレーと
を備える素子折取り装置により達成される。
第1の発明の構成によれば、素子折取り装置は、複数の圧電素子の各々に対向すると共
に、圧電素子に対して相対的に進退することで、ウエハーから圧電素子を折り取るように
した複数の折取りピンを有する折取り手段を備えている。このため、複数の折取りピンを
ウエハーに対して相対的に進退させれば、ウエハーから複数の圧電素子を、同時に折り取
ることができる。
また、折り取られて落下した複数の圧電素子を個片毎に収容するポケットを有するため
、折り取られた複数の圧電素子は落下して、一つずつ素子収容トレーのポケットに収容さ
れることになる。
そして、素子収容トレーは、ポケットが個片毎の圧電素子の外形にそれぞれ対応すると
共に、着脱可能となっている。このため、ポケットに収容された圧電素子は位置決めされ
た状態の移載トレーとして次の作業工程の場所に搬送することができる。
したがって、本発明によれば、ウエハーに形成された複数の圧電素子をウエハーから同
時に折り取ると共に、折り取った複数の圧電素子を以降の作業工程に利用し易いようにし
て、作業効率を向上できる素子折取り装置を提供することができる。
第2の発明は、第1の発明の構成において、前記素子収容トレーの上方には、前記ウエ
ハーの外形に対応した収容部により前記ウエハーを位置決めする素子位置決め治具が配置
されており、この素子位置決め治具の上方には、前記収容部の開口部を覆うようにした押
えカバーが配置されていることを特徴とする。
第2の発明の構成によれば、素子収容トレーの上方には、ウエハーの外形に対応した収
容部によりウエハーを位置決めする素子位置決め治具が配置されている。このため、ウエ
ハーは素子位置決め治具の収容部に収容されて正確に配置され、上述のように、複数の折
取りピンをウエハーに対して相対的に進退させたとしても、折取りピンを正確な位置に押
し当てて、圧電素子を支障なくウエハーから折り取ることができる。
そして、この素子位置決め治具の上方には、収容部の開口部を覆うようにした押えカバ
ーが配置されているため、この押えカバーが折り取った圧電素子の飛び跳ねなどを押さえ
つけて、圧電素子を確実に所定の素子収容トレーのポケットに収容することができる。
第3の発明は、第2の発明の構成において、前記素子収容トレーを着脱可能に収容する
ための凹所が形成されたトレーセット治具を有しており、このトレーセット治具と前記押
えカバーとが磁力により吸着されるようになっていることを特徴とする。
第3の発明の構成によれば、素子収容トレーを着脱可能に収容するための凹所が形成さ
れたトレーセット治具と押えカバーとが磁力により吸着されるようになっている。このた
め、トレーセット治具と押えカバーとを吸着させることで、この両者の間に挟まれた素子
位置決め治具および素子収容トレーの位置を保持できる。
そして、トレーセット治具と押えカバーとは磁力により吸着されているだけなので、押
えカバーをトレーセット治具から容易に取り外すことができ、これにより、素子収容トレ
ーも、トレーセット治具の凹所から容易に取り外して、次の作業工程に容易に移行するこ
とができる。
第4の発明は、第3の発明の構成において、前記押えカバーの前記トレーセット治具に
対する吸着力に比べて、前記素子位置決め治具の前記トレーセット治具に対する吸着力が
弱くなっていることを特徴とする。
第4の発明の構成によれば、押えカバーのトレーセット治具に対する吸着力に比べて、
素子位置決め治具のトレーセット治具に対する吸着力が弱くなっている。したがって、素
子位置決め治具が押えカバーとトレーセット治具との吸着力を弱めてしまう事態を防止す
る。
第5の発明は、第1ないし第4の発明のいずれかの構成において、前記素子収容トレー
のポケットは、エッチング加工した複数の薄板を重ねることで形成されていることを特徴
とする。
第5の発明の構成によれば、素子収容トレーのポケットは、エッチング加工した複数の
薄板を重ねることで形成されている。したがって、エッチング加工でポケットの形状を精
密に形成することができるため、ポケット内の圧電素子の位置決めを正確にすることがで
きる。
第6の発明は、第1ないし第5の発明のいずれかの構成において、前記素子収容トレー
のポケットの内底には、前記圧電素子の折取りによる塵を吸引するための吸引孔が形成さ
れていることを特徴とする。
第6の発明の構成によれば、素子収容トレーのポケットの内底には、圧電素子の折取り
による塵を吸引するための吸引孔が形成されているので、圧電素子を折り取った際に発生
した塵を、吸引孔から例えば真空吸引して、圧電素子に塵が付着することを防止できる。
図1は、本発明の素子折取り装置を用いて折り取った後の圧電素子を利用した圧電デバ
イスの概略斜視図であり、圧電デバイスの例示として圧電振動ジャイロセンサ10を示し
ている。
この圧電振動ジャイロセンサ10は、矩形状のパッケージ12内に圧電素子14を収容
して、蓋体13で封止されるようになっている。
圧電素子14は、中央に平面視で略正方形の基部15を有し、この基部15がパッケー
ジ12から蓋体13側に延びるように形成されたTABテープ19上に接合されることで
、パッケージ12にマウントされている。そして、圧電素子14は、図1において基部1
5から左右両側に延伸する一対の検出用アーム16a,16bを有している。また、圧電
素子14は、基部15から検出用アーム16a,16bと直交する方向に連結部17a,
17bが延伸しており、各連結部17a,17bの先端に、検出用アーム16a,16b
と平行になるように駆動用アーム18a,18bが形成されている。
このような圧電ジャイロセンサ10は、図1のXY平面内で即ちZ軸周りに回転すると
、駆動用アーム18a,18bがコリオリ力の発生により屈曲振動し、この振動が各連結
部17a,17bおよび基部15を介して、検出用アーム16a,16bに伝わって、検
出用アーム16a,16bも屈曲振動することになる。そして、検出用アーム16a,1
6bの屈曲振動による歪みを検出電極(図示せず)が検出して、回転及び角速度が求めら
れるようになっている。
図2は、図1の圧電振動ジャイロセンサ10に利用される圧電素子14を形成するため
のウエハー20の部分拡大図であり、本発明の素子折取り装置は、このウエハー20の格
子状に配列された複数の圧電素子14,14,・・・を同時に折り取る装置となる。
ウエハー20は、例えば水晶で形成されており、複数の上述した圧電素子14,14,・
・・を支持するようになっている。具体的には、ウエハー20は枠部22を有し、この枠
部22に支持部24を介して各圧電素子14が支持されている。
この支持部24が、圧電素子14を折り取る際に切断される部分であり、本実施形態の
場合、支持部24と基部15との境界できれいに切断できるように、その境界である支持
点24aに溝或いは切り欠きが形成されている。また、支持部24は、複数本で各圧電素
子14を支持するようになっており、具体的には、4本形成されており、それぞれ重心O
から等間隔になるように、基部15の4隅と一体に接続されている。
そして、本実施形態では、重心Oから離れた位置であって、4箇所の支持点24a,2
4a,24a,24aに囲まれた領域以外の箇所、具体的には2本の検出用アーム16a
,16bの内、一本の検出用アーム16bの先端部Pに、後述する折取りピンを押し当て
て、支持点24aを切断するようにしている。
次に、このようなウエハー20から複数の圧電素子14を折り取るための素子折取り装
置について説明する。
図3ないし図5は、本実施形態に係る素子折取り装置30であり、図3は素子折取り装
置30の概略全体図、図4は素子折取り装置30の特徴的な部分であり、素子折取り装置
30に取り付けられる折取りユニット40の分解斜視図、図5は図4の折取りユニット4
0を組み合わせて図4のA−A線の位置で切断した場合の部分拡大縦断面図である。
素子折取り装置30は、図3に示すように、Z軸方向移動手段32と、吸引手段31と
、折取りユニット40とを備えている。
Z軸方向移動手段32は、例えばボールねじやエアスライド等が用いられたアクチュエ
ータにより、アーム33を図3のZ軸方向に移動可能となるようにしている。そして、こ
のアーム33の下側に、折取りユニット40の後述する折取り手段50が接続されて、折
取り手段50はZ軸方向に移動可能となっている。なお、本発明はこのような実施形態に
限られず、例えば、折取り手段50を例えばアームロボット等の装置で移動させるように
しても勿論よい。
吸引手段31は、後述する吸引孔54,84を負圧にして圧電素子の折取りによる塵を
吸引するための手段であり、本実施形態の場合、図3に示すように、真空発生器34と圧
縮空気発生源35とを備えている。すなわち、圧縮空気発生源35から送り込まれた圧縮
空気を、真空発生器34に設けられた排気口(図示せず)より吹き出すことで、吸い込み
側(図3の通気路38側)の空気を真空にできるようになっている。なお、吸引手段31
はこのような形態に限られず、例えば真空ポンプで真空を発生させるような手段であって
もよい。
折り取りユニット40は、図3ないし図5に示すように、上から順に、ウエハーから圧
電素子を折り取るための折取り手段50、折り取った圧電素子の動きを規制するための押
えカバー60、ウエハー20を位置決めするための素子位置決め治具70、折り取った圧
電素子を収容するための素子収容トレー80、及び素子収容トレー80をセットするため
のトレーセット治具90から構成されている。
すなわち、図3に示すように、テーブル36上に固定されたトレーセット治具90は、
図4および図5に示すように、素子収容トレー80を着脱可能に収容するための凹所92
を有しており、この凹所92の開口部端面(トレーセット治具90の周縁)90aには複
数の凸部94,94が設けられている。そして、この周縁90aの上に、素子位置決め治
具70および押えカバー60が順に載置され、素子位置決め治具70および押えカバー6
0の周縁に形成された貫通孔71,71,61,61に、上述の凸部94,94が挿入し
て、素子位置決め治具70および押えカバー60は、トレーセット治具90に対して位置
決めされるようになっている。
そして、折取り手段50は、これらの接続された押えカバー60、素子位置決め治具7
0、素子収容トレー80、及びトレーセット治具90に対して接近離間し、接近する場合
は、図4に示すように、複数のガイドピン57,57が押えカバー60と素子位置決め治
具70の周縁に形成された貫通孔からなる案内部67,67,77,77に挿入されるこ
とで、押えカバー60および素子位置決め治具70に対して位置決めされるようになって
いる。
以下、これらの折取り手段50、押えカバー60、素子位置決め治具70、素子収容ト
レー80、及びトレーセット治具90について、詳細に説明する。
まず、折取り手段50について説明する。
折取り手段50は、図3および図5に示すように、ウエハー20に対して相対的に進退
することで(本実施形態の場合、図3のZ軸方向移動手段32が駆動することで)、ウエ
ハー20から圧電素子14を折り取るようにした折取りピン52を備えている。この折取
りピン52は、複数の圧電素子14(図2参照)の各々に対向するように格子状に配置さ
れ、複数の圧電素子14をウエハー20から同時に折り取れるようにしている。
具体的には、折取りピン52は、図5に示すように、圧電素子に押し当てるために十分
な長さL1を必要とし、本実施形態では0.9mm程度の寸法である。また、折取りピン
52の幅W2は、0.36mm程度であり、全体が微細な針状となっている。このため、
折取りピン52は、形状や位置の精度を向上させるためSUS(Steel Use S
tainless:ステンレス鋼)を削りだして形成されており、また、図5に示すよう
に、圧電素子を傷つけないように先端が曲面処理され、強度を上げるため根元に角部を形
成しないようにしている。
また、図2に示す各圧電素子14を押すための折取りピン52は一本である。そして、
この折取りピン52は、図2で説明した検出用アーム16bの先端部Pに対向するように
配置され、折取りピン52で先端部Pを押した場合、図2に示すウエハー20の圧電素子
14以外の部分(本実施形態の場合は支持部24および枠部22)に対して圧電素子14
が傾いて折り取られるように配置されている。これにより、折り取りの際、圧電素子14
は支持部24に対して傾くため、支持部24に捻り応力が加えられて、ウエハー20から
圧電素子14を容易に折り取ることができる。
また、折取り手段50には、図3ないし図5に示すように、圧電素子の折取りによる塵
を吸引するための複数の吸引孔54,54,・・・が形成されている。本実施形態の場合
、この複数の吸引孔54,54,・・・は、図5に示すように、折取りピン52の近傍に
設けられた貫通孔であり、図3に示すように、折取り手段50の上部に設けられた凹状の
空間56、及びこの凹状の空間56と連通した通気路38を介して、図3に示す真空発生
器34と接続されている。なお、通気路38と真空発生器34の間にはフィルター37が
設けられており、吸引された塵を濾過するようになっている。
次に、押えカバー60について説明する。
押えカバー60は、上述のように折り取った圧電素子の動きを規制するためのカバーで
あり、後述する素子位置決め治具70の収容部72の開口部を覆うようになっている。す
なわち、折り取られた圧電素子が飛び跳ねて、後述する素子収容トレー80の所定の位置
に収まらない恐れがあるため、この飛び跳ねを防止するものである。
そして、押えカバー60は、折取り手段50と素子位置決め手段70との間に介在する
ことになるため、少なくとも折取りピン52,52,・・・が挿入される複数の貫通した
挿入孔62,62を有している。本実施形態の場合、図5に示すように、挿入孔62の幅
W1は、折取りピン52の幅W2よりも大きく形成されており、これにより、圧電素子の
折取りによる塵を吸引孔54に導けるようになっている。
なお、この押えカバー60は、トレーセット治具90の周縁90aに設けられた複数の
マグネット93,93,・・・に、強く磁力で吸着されるようになっており、本実施形態
ではSUS430製が用いられている。
次に、素子位置決め治具70について説明する。
素子位置決め治具70は、ウエハー20の外形に対応した収容部72により、ウエハー
20を位置決めするようになっている。すなわち、図4および図5に示すように、収容部
72は凹状となっており、その内底76にウエハー20が載置され、また、図4に示すよ
うにウエハー20の外側の側面に対向する内壁によりウエハー20の水平方向の位置を規
制するようになっている。
本実施形態の場合、収容部72は、ウエハー20の出し入れが容易となるように、水平
方向について、ウエハー20の四隅20a,・・・の側面の形状にのみ対応した形状とな
っており、それ以外の箇所はウエハー20より大きく形成されている。
また、収容部72は、図5に示すように、形状精度を高めるために、エッチング加工し
た複数のSUS304製の薄板70a,70b,70cを重ねて拡散接合して形成されて
いる。なお、拡散接合は、母材を密着させ、母材の融点以下の温度条件で、塑性変形が極
力生じないように加圧して、接合面間に生じる原子の拡散を利用して接合する方法であり
、例えば溶接接合のように形状が変化してしまうようなことを有効に防止できる。
具体的には、図3に示すように、収容部72は、その深さD1がウエハー20の厚みD
2よりも大きく形成されている。本実施形態の収容部72の深さD1は、図5に示す2枚
の薄板70a,70bの厚みであり、ウエハー20の厚み(0.1mm)の2倍程度(0
.2mm)となるように設定されている。これにより、上述のように、素子位置決め治具
70の収容部72の開口部が押えカバー60で覆われていても、ウエハー20と押さえカ
バー60との間に空間S1が形成されるようになっている。したがって、この空間S1を
利用して、上述のように、折り取りの際に圧電素子14を支持部24(図2参照)に対し
て傾かせることができるため、支持部24に捻り応力が加えられ、ウエハー20から圧電
素子14を容易に折り取ることができる。
そして、図4および図5に示すように、収容部72の内底76には、ウエハーが載置さ
れる領域を残すようにして、少なくとも複数の圧電素子14,・・・(図2参照)の各々
に対応した貫通孔74,・・・が形成されている。この貫通孔74は、折取りピン52が
圧電素子を押し続ける(特に、傾けるように押し続ける)ために必要な孔であり、さらに
、後述する素子収容トレー80のポケット82に折り取った圧電素子14を導くための案
内手段である。本実施形態の場合、貫通孔74は、図3および図5に示すように、ポケッ
ト82と直接つながって空間的に一体となっており、水平方向についてポケット82の外
形と同様の外形となっている。なお、本実施形態では、図2のウエハー20の枠部22の
部分のみが図4の収容部72の内底76に載置され、ウエハー20の枠部22以外の領域
は貫通孔74となっている。
また、素子位置決め治具70は、トレーセット治具90に設けられたマグネット93(
図4参照)に対する吸着力が、押えカバー60のトレーセット治具90に設けられたマグ
ネット93に対する吸着力に比べて弱くされており、具体的にはSUS304製が利用さ
れている。さらに、素子位置決め治具70は、図4に示すように、トレーセット治具90
のマグネット93に対応した位置に貫通孔75が形成されている。これにより、素子位置
決め治具70が押えカバー60とトレーセット治具90との吸着力を弱めてしまう事態を
防止している。
次に、素子収容トレー80について説明する。
素子収容トレー80は、折り取られて落下した複数の圧電素子を個片毎に収容するため
のトレーである。具体的には、素子収容トレー80は、素子位置決め治具70の下方に配
置され、複数の圧電素子を個片毎に収容するポケット82,82,・・・が格子状に配列
されている。すなわち、複数のポケット82,82,・・・は、図3及び図5に示すよう
に、上述した複数の圧電素子の各々に対応した複数の貫通孔74,74,・・・とそれぞ
れ空間的に連結され、複数のポケット82,82,・・・および貫通孔74,74,・・
・のそれぞれを間仕切る部分がガイドとなって、折り取られた複数の圧電素子の各々が所
定のポケット82に落下するようになっている。
また、ポケット82は、個片毎の圧電素子の外形のそれぞれに対応して形成されている
。具体的には、ポケット82は凹状であり、その水平方向の形状は、圧電素子の最大外形
を結ぶ四角形よりも僅かに大きくした四角形であり、その内壁82aが収容されている圧
電素子の動きを規制して、圧電素子をポケット82内で位置決めするようになっている。
このため、水平方向について、ポケット82は、折り取った後の圧電素子を位置決めして
、以降の、例えば圧電素子をパッケージにマウント接合するために素子収容トレーに収容
された圧電素子を取り出す作業の際、正確な方向付けをもって圧電素子を取り出すことが
できる。
さらに、このポケット82は、エッチング加工した複数の薄板を重ねることで形成され
ており、形状精度を高めるようにしている。特に、内壁82aの部分は折り取った後の圧
電素子を位置決めする重要な部分であるため、理解の便宜のため図示してはいないが、6
枚もの薄板状のSUS(ステンレス鋼)の各々をエッチング加工し、これらを拡散接合し
て形成するようにしている。
そして、この素子収容トレー80は素子折取り装置30に対して着脱可能となっている
。具体的には、後述するトレーセット治具90の凹所92に着脱可能に収容されるように
なっているが、この点については、トレーセット治具90のところで詳細に説明すること
とする。
また、ポケット82の内底82bには、図3ないし図5に示すように、圧電素子が載置
される領域を残すようにして、折取りの際に発生する塵を吸引するための吸引孔84が形
成されており、吸引孔84から塵を吸引して、圧電素子に塵が付着することを防止してい
る。なお、この吸引孔84から塵を吸引する方法は、本実施形態では真空吸引であり、上
述の折取り手段50に設けられた吸引孔54を負圧にする手段と同様に、通気路38、真
空発生器34、及び圧縮空気発生源35が利用されている。
なお、素子収容トレー80は、トレーセット治具90の間違った位置にセットされない
ようにするため、図4に示すように、1箇所の角部86の面取りを大きくしている。
次に、トレーセット治具90について説明する。
トレーセット治具90は、図3に示すテーブルに接続固定されており、上述のように、
素子収容トレー80を着脱可能に収容するための凹所92を有している。この凹所92は
、水平方向について、その外形を素子収容トレー80の外形に略合わせることで、素子収
容トレー80を位置決めするようにしている。また、図5に示すように、この凹所92の
深さD3は、素子収容トレー80の高さ方向(Z軸方向)の寸法と略同じであり、これに
より、凹所92に素子収容トレー80を収容し、素子位置決め治具70をトレーセット治
具90の周縁部90aに載置した際、素子収容トレー80と素子位置決め治具70との間
に隙間ができることを防止している。
また、トレーセット治具90には、凹所92に対して素子収容トレー80を着脱し易い
ように、図4に示すように、側面90bおよび凹所92の内側底面92aに切り欠き部9
6が形成されている。具体的には、切り欠き部96は、中心軸CLに対して対称となるよ
うに2箇所に形成されている。また、切り欠き部96は、トレーセット治具90の側面9
0bに、凹所92の内側底面92aよりも深くなるように切り欠かれ、かつ、素子収容ト
レー80を載置した場合に素子収容トレー80の側面よりも中央部付近に向かって切り欠
かれている。これにより、手などを切り欠き部96から挿入して、素子収容トレー80の
底面を持ち上げるようにして取り外すことができる。
また、トレーセット治具90は、図4および図5に示すように、凹所92の底面92a
に、素子収容トレー80を載置する領域を残すようにして窪んだ窪み部97を有している
。この窪み部97は、図3ないし図5に示すように、圧電素子を折り取った際の塵を吸引
するための空間であり、素子収容トレー80の複数の吸引孔84,84,・・・につなが
っている。そして、この窪み部97は、その内側底面に形成された複数の貫通路98,9
8,・・・を介して、図3に示すトレーセット治具90の下側に開口した凹状の空間99
と連通し、この凹状の空間99が上述した通気路38につながっている。
本発明の素子折取り装置30は以上のように構成されており、次に、その動作等につい
て、圧電振動ジャイロセンサの製造工程を参照しながら説明する。
図6は振動ジャイロセンサの製造工程を示しており、図7および図8は素子折取り装置
30を使用する際の概念図であって、図6のステップ2〜ステップ6までの工程に対応し
ている。なお、図7(c)、図8(d)、図8(e)は、図2のウエハー20のB−B線
の位置で切断した場合の断面となっている。
図6に示されるように、圧電振動ジャイロセンサを製造するに際しては、まず、ウエハ
ーを例えばウエットエッチングで加工して、ウエハーに支持された複数の圧電素子を形成
する(ステップ1:ウエハーの用意)。すなわち、図2に示すように、枠部22に複数の
支持部24,24を介して各圧電素子14の基部15が支持されるようにして、複数の圧
電素子14,・・・の外形を形成し、また、各電極膜を蒸着するなどして形成する。
そして、このウエハーの形成とは別に、素子折取り装置を動作させる準備段階として、
図6のステップ2ないしステップ5の工程を行なう。
すなわち、図7(a)に示すように、素子収容トレー80をトレーセット治具90の凹
所92の内壁92bや底面92aの周縁部に密着するように収容する(図6のステップ2
)。
次いで、図7(b)に示すように、トレーセット治具90の周縁90aに設けられた凸
部94が、素子位置決め治具70の周縁に形成された貫通孔71(薄板70a,70b,
70cに連続して形成された貫通孔により形成されている)に挿入するようにして、素子
位置決め治具70をセッティングし(図6のステップ3)、ウエハー(圧電素子)を位置
決めすると共に、素子位置決め治具70の貫通孔74と素子収容トレー80のポケット8
2とを空間的に一体にする。
次いで、図7(c)に示すように、ウエハー20を素子位置決め治具70の収容部72
に収めて位置決めする(図6のステップ4)。すなわち、収容部72の内底76にウエハ
ー20が載置され、また、ウエハー20の外側の側面と収容部72の内壁とを対向させて
ウエハー20の水平方向の位置を規制する。
次いで、図8(d)に示すように、トレーセット治具90の凸部94を、押えカバー6
0の周縁に形成された貫通孔61に挿入させて、水平方向について押えカバー60を位置
決めするようにしてセッティングし(図6のステップ5)、複数の挿入孔62,62,・
・・の位置と圧電素子の検出用アーム16bの先端部の位置とを一致させる。
この際、押えカバー60は例えばSUS430製で形成され、トレーセット治具90は
マグネット93,・・・を有するので、押えカバー60とトレーセット治具90とは吸着
し、トレーセット治具90と押えカバー60との間に挟まれた素子位置決め治具70およ
び素子収容トレー80の高さ方向(Z軸方向)の動きが規制される。
このようにして、素子折取り装置30を動作させる準備をし、次いで、図8(e)に示
すように、折取り手段50を下降させて、折取りピン52,・・・を挿入孔62,・・・
を挿通させながら、圧電素子14の検出用アーム16bの先端部に押し当てて、圧電素子
14をウエハー20から折り取る(図6のステップ6)。
この際、図8(e)に示すように、素子位置決め治具70の収容部72の開口部は押え
カバー60で覆われているので、折り取った圧電素子14の飛び跳ねを防止して、圧電素
子14を素子収容トレー80のポケット82の所定位置に確実に収めることができる。
さらに、図8(d)に示すように、収容部72の深さD1はウエハー20の厚みD1よ
りも大きく形成されているので、素子位置決め治具70の収容部72の開口部が押えカバ
ー60で覆われていても、図8(e)に示すように、折り取りの際、圧電素子14を支持
部に対して傾かせることができる。したがって、支持部24(図2参照)に捻り応力を加
えて、ウエハー20から圧電素子14を容易に折り取ることができる。そして、折り取ら
れた圧電素子14は個片となって、素子位置決め治具70の貫通孔74を通り、素子収容
トレー80のポケット82に収容される。
また、この圧電素子14をウエハー20から折り取る際には、図3に示す真空発生器3
4および圧縮空気発生源35を駆動させて、図8(e)に示される各吸引孔54,84か
ら、折取りの際に発生した塵を吸引している。
次いで、個片化した圧電素子が素子収容トレー80のポケット82に収容されたら、折
取り手段50を上昇させて、押えカバー60をトレーセット治具90から取り外す。この
際、押えカバー60をトレーセット治具90は磁力により吸着していただけなので、押え
カバー60をトレーセット治具90から容易に取り外すことができる。そして、トレーセ
ット治具90から素子位置決め手段70を取り外し、その後、素子収容トレー80をトレ
ーセット治具90の凹所92から取りはずして、圧電素子が位置決めされた状態の素子収
容トレー80を以降の工程で使用する移載トレーとする(図6のステップ7)。
次いで、図8(e)の素子収容トレー80のポケット82から、個片化した圧電素子を
例えばコレット(図示せず)で吸着して取り出して、予め形成しておいた矩形状のパッケ
ージのTABテープ19(図1参照)上に接合する(図6のステップ8)。この際、個片
化した圧電素子が取り出される素子収容トレーのポケットについては、上述のように、エ
ッチング加工した複数の薄板を重ねることで形成して形状精度を高めており、そして、そ
のポケットの内壁で収容した圧電素子の動きを規制しているので、圧電素子は、ポケット
内で精密に位置決めできている。したがって、圧電素子をパッケージのTABテープ19
(図1参照)に接続するためにコレットで圧電素子を取り出す際、正確な位置精度をもっ
て圧電素子を取り出すことができる。
次いで、パッケージを蓋体13(図1参照)で封止して(図6のステップ9)、圧電振
動ジャイロセンサを完成させる。
本発明の実施形態は以上のように構成されており、素子折取り装置30は、複数の圧電
素子の各々に対向すると共に、圧電素子に対して相対的に進退することで、ウエハーから
圧電素子を折り取るようにした複数の折取りピン52,・・・を有する折取り手段50を
備えている。このため、複数の折取りピン52,・・・をウエハーに対して相対的に進退
させれば、ウエハーから複数の圧電素子を、同時に折り取ることができる。
また、折り取られて落下した複数の圧電素子を個片毎に収容するポケット82,・・・
を有する素子収容トレー80を備えている。このため、折り取られた複数の圧電素子は落
下して、一つずつ素子収容トレー80のポケット82に収容されることになる。
そして、素子収容トレー80は、ポケット82が個片毎の圧電素子の外形にそれぞれ対
応すると共に、着脱可能となっている。このため、ポケット82に収容された圧電素子は
位置決めされた状態の移載トレーとして次の作業工程で使用することができる。
本発明は上述の実施形態に限定されない。各実施形態の各構成はこれらを適宜組み合わ
せ、または省略し、図示しない他の構成と組み合わせることができる。
本発明の素子折取り装置を用いて折り取った後の圧電素子を利用した圧電デバイスの概略斜視図。 図1の圧電振動ジャイロセンサに利用される圧電素子を複数形成するためのウエハーの部分拡大図。 本発明の実施形態に係る素子折取り装置の概略全体図。 本発明の実施形態に係る素子折取り装置の特徴的な部分であり、素子折取り装置に取り付けられる折取りユニットの分解斜視図。 図4の折取りユニットを組み合わせて図4のA−A線の位置で切断した場合の部分拡大縦断面図。 振動ジャイロセンサの製造工程。 素子折取り装置を動作させる際の概念図であって、図6のステップ2〜ステップ4までの工程に対応した図。 素子折取り装置を動作させる際の概念図であって、図6のステップ5〜ステップ6までの工程に対応した図。 複数の圧電素子が形成されたウエハーから圧電素子を折り取っている従来の概念図。
符号の説明
10・・・圧電振動ジャイロセンサ、14・・・圧電素子、20・・・ウエハー、30
・・・素子折取り装置、50・・・折取り手段、52・・・折取りピン、54,84・・
・吸引孔、60・・・押えカバー、62・・・挿入孔、70・・・素子位置決め治具、7
2・・・収容部、74・・・貫通孔、80・・・素子収容トレー、82・・・ポケット、
90・・・トレーセット治具

Claims (6)

  1. ウエハーに支持されている複数の圧電素子の各々に対向すると共に、前記圧電素子に対
    して相対的に進退することで、前記ウエハーから前記圧電素子を折り取るようにした複数
    の折取りピンを有する折取り手段と、
    前記折り取られて落下した複数の圧電素子を個片毎に収容し、この個片毎の圧電素子の
    外形にそれぞれ対応するようにした複数のポケットを有すると共に、着脱可能とされた素
    子収容トレーと
    を備えることを特徴とする素子折取り装置。
  2. 前記素子収容トレーの上方には、前記ウエハーの外形に対応した収容部により前記ウエ
    ハーを位置決めする素子位置決め治具が配置されており、
    この素子位置決め治具の上方には、前記収容部の開口部を覆うようにした押えカバーが
    配置されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の素子折取り装置。
  3. 前記素子収容トレーを着脱可能に収容するための凹所が形成されたトレーセット治具を
    有しており、このトレーセット治具と前記押えカバーとが磁力により吸着されるようにな
    っている
    ことを特徴とする請求項2に記載の素子折取り装置。
  4. 前記押えカバーの前記トレーセット治具に対する吸着力に比べて、前記素子位置決め治
    具の前記トレーセット治具に対する吸着力が弱くなっている
    ことを特徴とする請求項3に記載の素子折取り装置。
  5. 前記素子収容トレーのポケットは、エッチング加工した複数の薄板を重ねることで形成
    されている
    ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の素子折取り装置。
  6. 前記素子収容トレーのポケットの内底には、前記圧電素子の折取りによる塵を吸引する
    ための吸引孔が形成されている
    ことを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の素子折取り装置。
JP2005328494A 2005-11-14 2005-11-14 圧電素子の折取り装置 Withdrawn JP2007135132A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005328494A JP2007135132A (ja) 2005-11-14 2005-11-14 圧電素子の折取り装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005328494A JP2007135132A (ja) 2005-11-14 2005-11-14 圧電素子の折取り装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007135132A true JP2007135132A (ja) 2007-05-31

Family

ID=38156404

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005328494A Withdrawn JP2007135132A (ja) 2005-11-14 2005-11-14 圧電素子の折取り装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007135132A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009135829A (ja) * 2007-11-30 2009-06-18 Kyocera Kinseki Corp 圧電振動子の製造方法及び圧電発振器の製造方法
JP2010087842A (ja) * 2008-09-30 2010-04-15 Epson Toyocom Corp 圧電振動片用の折り取り冶具、折り取り装置、不良品折り取りシステム
JP2010258790A (ja) * 2009-04-24 2010-11-11 Goto Seiko:Kk 水晶片の折り取り移載装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009135829A (ja) * 2007-11-30 2009-06-18 Kyocera Kinseki Corp 圧電振動子の製造方法及び圧電発振器の製造方法
JP2010087842A (ja) * 2008-09-30 2010-04-15 Epson Toyocom Corp 圧電振動片用の折り取り冶具、折り取り装置、不良品折り取りシステム
JP2010258790A (ja) * 2009-04-24 2010-11-11 Goto Seiko:Kk 水晶片の折り取り移載装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2010114441A (ja) ダイエジェクタ
TW201430927A (zh) 晶粒退出裝置
JP2007135131A (ja) 圧電素子の折取り装置
JP2007135132A (ja) 圧電素子の折取り装置
JP2007103826A (ja) 半導体チップのピックアップ装置
JP2007090469A (ja) 部品搬送装置および部品搬送方法
JP4816598B2 (ja) チップ剥離装置およびチップ剥離方法ならびにチップピックアップ装置
JP4061261B2 (ja) ダイボンディング用コレット
JP3835332B2 (ja) ダイボンディングコレットおよび該ダイボンディングコレットを用いた実装装置
JP4415326B2 (ja) ボールマウント装置
JP5588232B2 (ja) 穿孔装置
JP2007005336A (ja) 電子部品装着装置、電子部品装着方法および保持ツール
TWI836093B (zh) 機器手臂
JPH11111740A (ja) 微小チップの搬送装置
JP2004200443A (ja) ボンディング装置
JP4147368B2 (ja) マウントヘッド
JP4316122B2 (ja) Icチップ規正装置
JP5654745B2 (ja) 圧電振動素子搭載装置
JP4487691B2 (ja) 電子部品の吸着ノズルおよび電子部品実装装置
JPH11307618A (ja) ベアチップ固定台
JP4517348B2 (ja) ダイシング装置及びダイシング方法
JP2010108988A (ja) 接合構造体およびその製造方法
JP2009010243A (ja) 真空シーム接合装置
JP6259880B2 (ja) 脆性材料基板の吸引搬送ヘッド
JP6275304B2 (ja) 脆性材料基板の搬送ヘッド

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20070405

A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20090203