JP2007132060A - 天井点検口 - Google Patents

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JP2007132060A JP2005325232A JP2005325232A JP2007132060A JP 2007132060 A JP2007132060 A JP 2007132060A JP 2005325232 A JP2005325232 A JP 2005325232A JP 2005325232 A JP2005325232 A JP 2005325232A JP 2007132060 A JP2007132060 A JP 2007132060A
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【課題】外枠及び内枠の剛性を高めてゆがみにくくすると共に、万一内枠が開いたり落下したりして人に当たった場合でも、その人に与えるダメージを少なくする。
【解決手段】外枠及び内枠を、型材を四辺形状に折り曲げ両端を接続して形成すると共に、外枠及び内枠の4隅部を曲線状に丸く形成する。従来の4本の型材を隅部で接続したものより剛性が高くなり、内枠の4隅部が曲線状に丸いので、人に当たった場合でもダメージが少ない。
【選択図】 図6

Description

本発明は、建造物の天井に、天井裏の点検や補修作業のために設置される天井点検口に関する。
下記特許文献に示されるように、天井点検口は、外枠と、これに着脱自在の内枠とからなり、まず外枠を天井に取り付けた後、内枠を外枠内面に軸支し、内枠を外枠に対して回動することで開閉するものである。外枠、内枠共に通常アルミなどの金属の型材を各4辺の長さに切断して組み立てられるので、4隅は直角に尖ったものとなっていた。また、型材を接続する隅部は強度及び剛性が弱く、補強材が必要であった。なお、内枠には天井板と同じ板材が取り付けられる。
特開2000−192646 特開2000−204748
このような天井点検口は、内枠を開閉する場合や地震時に内枠が落下しやすいという問題がある。このために、外枠に形成した、内枠を軸支する軸受溝の形状を工夫したり、ストッパーを設けるなどして内枠を落下しにくくする対応がとられている。しかし、それでも内枠が絶対に落下しないというわけではない。地震時などにおいて、万一、内枠が開き又は落下して人に当たった場合、内枠の4隅が直角に尖ったものとなっているために、当たった人が思わぬ怪我をするという心配がある。また、外枠及び内枠の隅部は補強材で補強しても剛性が十分でなく、ゆがみやすいので、地震時などにおいて内枠が開き又は落下するおそれが十分にあった。本発明は、外枠及び内枠の剛性を高めてゆがみにくくすると共に、万一内枠が開いたり落下したりして人に当たった場合でも、その人に与えるダメージを少なくすることを課題としてなされたものである。
本発明は、四辺形状の外枠と内枠とを有し、内枠が外枠内に回動可能に取り付けられている天井点検口において、前記外枠及び内枠を、型材を四辺形状に折り曲げ両端を接続することで形成すると共に、前記外枠及び内枠の4隅部を曲線状に丸く形成したことを特徴とする天井点検口である。
本発明の天井点検口は、外枠及び内枠を形成する型材を四辺形状に折り曲げ両端を接続することで形成するので、容易且つ安価に製造することができ、さらに、従来の4本の型材を隅部で接続した外枠、内枠に比べて格段に剛性が高いので、隅部の補強材も不要で、ゆがみにくく、地震時などにおいて内枠が開き又は落下したりするおそれも少なくなる。また、内枠の4隅部を曲線状に丸く形成したので、万一内枠が開き、又は落下して人に当たった場合でも、その人に与えるダメージを少なくすることができる。
以下、実施例を表した図面に基づいて本発明を詳細に説明する。図1は実施例の天井点検口の上面図、図2は外枠1の斜視図、図3は外枠1の端部付近の部分断面図、図4は内枠11の斜視図、図5は内枠11の端部付近の部分側面図、図6は外枠1に内枠11を取り付けた状態の斜視図、図7は内枠の取り付けの説明図、図8は図1におけるAA線断面図、図9はコーナー材3の斜視図、図10は掛金23の斜視図、図11は天井点検口の取り付け例を示す断面図、図12は吊片26の斜視図、図13は型板32の斜視図である。
実施例の天井点検口は、外枠1とその中に取り付けられる内枠11からなる。外枠1はアルミ合金を押出成形した型材2を四辺形状に折り曲げ、両端を接続部1aで接続して形成し、4隅部は円弧状の曲線となっている。両端の接続部1aは、溶接による方法、接続部に当て板をして、当て板を接着、ビス止め、リベットなどで固定する方法など、適宜方法を用いればよい。型材2は、図3に示すように、縦板部4とその下端から外側に突出した横板部5とで概略L字形に形成されている。縦板部4の内側には凹溝6が形成され、その上下には対向して嵌合溝7、8が形成されている。また、縦板部4の上端には鈎溝9が形成されている。コーナー材3は、当初直線状のものであるが、あらかじめ型材2に挿入し、所定個所に嵌合しておき、型材2を折り曲げるときに一緒に折り曲げられ、図9に示すように曲がった形状で外枠1にセットされる。コーナー材3は、図9に示すように、その両端には端部に入口10aを有する軸受け溝10が切り欠き形成されている。なお、軸受け溝の形状はこれに限るものではない。コーナー材3が四隅に設けられることで、外枠1の各辺の内側の両端付近に、内側に入口10aを有する軸受け溝10が形成され、軸受け溝10の数は合計8カ所となる。軸受け溝10は奥(外側)に向かって下り傾斜になっており、図7に示すごとく、その入口から軸ピン14が挿入され、軸受け溝10内で軸ピン14が回転し、内枠が開閉する。図2及び図6において、符号36はプラスチック製のパッキンで、外枠の内側に取り付けられ、軸ピン14が軸受け溝10から外れるのを防止すると共に内枠のがたつきを防ぐものである。このパッキンは外枠に対して着脱自在となっている。なお、本発明においてパッキンは必須の要素ではなく、種々の周知の代替え手段を採用できる。
上記実施例では、軸受け溝10をコーナー材3によって形成したが、軸受け溝の形成方法はこれに限るものではなく、種々の方法が可能である。また、軸受け溝の形状も上記実施例に限るものではない。例えば、図13に示す型材31により上記実施例と異なる形状の軸受け溝を形成できる。型板31は、押出成形板材を切り欠き加工したもので、端部に入口32aを有する水平な軸受け溝32が切り欠き形成されている。軸受け溝32の下辺32bは上辺32cよりも内側に向かって(外枠の辺の中央側に向かって)長く形成され、下辺32bの末端に停止部33が上方に向かって突出形成している。停止部33は、軸ピン14が入口32aから軸受溝32内に進入できる位置に設けられている。また、停止部33の軸受溝32側の上部は突出部33aとなっており、軸ピン14が上方に跳ね上がりにくくなっている。停止部33から内側に向かって(外枠の辺の中央側に向かって)高さが停止部33よりも低い受辺部34が設けられ、更に受辺部34の末端に第二停止部35が上方に向かって突出形成されている。受辺部34の高さは軸受溝の下辺32bとほぼ等しい高さが望ましい。地震時などにおいて、軸ピン14が軸受溝32内を辺中央方向に移動しても、停止部33に当接して移動が停止する。軸受けピン14が停止部33を乗り越えたとしても第二停止部35に当接して停止するので、内枠が落下するおそれがきわめて少ない。型板31は外枠1の嵌合溝7、8に嵌合させて外枠1の所定位置に取り付ける。
外枠1は、例えば図11に示すように、吊片26を用いて天井に取り付けられる。図12に示すように、吊片26は逆L字型の下端に係合部27を有し、上部先端にはタップ孔28が形成されている。係合部27を型材2の上端の鈎溝9に係合することで適宜の数の吊片を適宜の位置に取り付ける。タップ孔28にボルト37をねじ込み、ボルト37の先端を天井下地30の上に載せて支持させる。型材2の横板部5の上面が天井板29に接触するように高さ調節を行うが、これはボルトのねじ込み具合で行う。このような外枠の取り付け方法は公知であるが、その他種々の取り付け方法が可能である。
内枠11は、アルミ合金を押出成形した型材12を四辺形状に折り曲げ、両端を接続部11aで接続して形成し、4隅部は円弧状の曲線となっている。型材12は、図8に示すように、縦板部15とその下端から内外に突出した横板部16とで概略逆T字形に形成されている。縦板部15の外側には嵌合溝17、18が向かい合わせに形成されている。コーナー材13はコ字状の断面を有する板材で、型材12を折り曲げる前に、型材12の嵌合溝17、18に挿入し、所定の位置に嵌合しておく。
図1、4などに示すように、内枠11の対向する2辺の外側の端部付近には、軸ピン14が突出形成されている。図8に示すように、軸ピン14が装着されている部分の内枠のコーナー材13には、軸ピン14を挿通する貫通孔19の周囲を囲んで補強ボス部20が設けられている。補強ボス部20は肉厚に形成され、さらに内側に円筒形部分が突出している。これにより、貫通孔19の周囲が補強され、軸ピンがブレることなく安定して支持される。軸ピン14の後端付近にはフランジ部21が形成されている。軸ピンはその軸線方向に貫通孔19を摺動する。コイルばね22は軸ピン14の後端に装着され、軸ピン14を外枠方向に付勢している。軸また、内枠11には掛金23が設けられている。図10に示すように、掛金23は、軸24を留め金25で型材12の上部内側に回転自在に装着したものである。軸24を回すことで掛金が回転する。軸ピン及び掛金の形状は本実施例に限らず種々の形状を選択できる。
内枠11の型材12で囲まれた内側の開口は、天井板と同じ板材(図示せず)を横板材16の上に取り付けることで塞がれる。
内枠11は、天井に取り付けられた外枠1に取り付けられる。図7に示すように、内枠11を縦にした状態で外枠1内に差し入れ、軸ピン14を軸受け溝10に入口10aから挿入する。軸受け溝10は下り傾斜になっているので、内枠の自重で軸ピン14は点線で示す14aの位置から実線で示す14b位置の軸受け溝の下端の最奥まで入り込み、内枠11は、図6に示すように、外枠1に容易に取り付けられる。その後、内枠11を矢印Bに示すように回動させると、内枠11は軸ピン14を中心にして回動して閉じ、掛金23を掛けると、図1に示すように、完全に閉じた状態が保たれる。内枠を開く場合は、掛金23を回転させて解除し、図6の状態に開けばよい。そして、軸ピン14が軸受け溝10から抜け出るように内枠を移動すれば、内枠を容易に取り外すこともできる。
外枠1の軸受け溝は、各辺の両端寄りに合計8カ所設けられているので、内枠11を、吊元が外枠の任意の辺寄りになるように取り付けることができる。
内枠及び外枠を形成する型材2、12としては、なるべく伸びの大きな型材を使用することが望ましい。このような型材としては、例えば三菱マテリアル株式会社製MK1−T5(商品名)などのアルミニウム合金とすることができる。本発明において、外枠の型材2、内枠の型材12、その他の種々の構成部品の形状は実施例に限るものではなく、特許請求の範囲に記載した構成を逸脱しない範囲において適宜変更できることは勿論である。
実施例の天井点検口の上面図である。 外枠1の斜視図である。 外枠1の端部付近の部分断面図である。 内枠11の斜視図である。 内枠11の端部付近の部分側面図である。 外枠1に内枠11を取り付けた状態の斜視図である。 内枠取り付けの説明図である。 図1におけるAA線断面図である。 コーナー材3の斜視図である。 掛金23の斜視図である。 天井点検口の取り付け例を示す断面図である。 吊片26の斜視図である。 型板32の斜視図である。
符号の説明
1 外枠
2 型材
3 コーナー材
4 縦板部
5 横板部
6 凹溝
7 嵌合溝
8 嵌合溝
9 鈎溝
10 軸受け溝
11 内枠
12 型材
13 コーナー部材
14 軸ピン
15 縦板材
16 横板材
17 嵌合溝
18 嵌合溝
19 貫通孔
20 補強ボス部
21 フランジ
22 コイルばね
23 掛金
24 軸
25 留め金
26 吊片
27 係合部
28 タップ孔
29 天井板
30 天井下地
31 型板
32 軸受け溝
33 停止部
34 受辺部
35 第二停止部
36 パッキン
37 ボルト

Claims (2)

  1. 四辺形状の外枠と内枠とを有し、内枠が外枠内に回動可能に取り付けられている天井点検口において、前記外枠及び内枠を、型材を四辺形状に折り曲げ両端を接続することで形成すると共に、前記外枠及び内枠の4隅部を曲線状に丸く形成したことを特徴とする天井点検口。
  2. 請求項1の天井点検口において、前記外枠及び内枠を形成する型材がアルミニウム合金の押出成形型材であることを特徴とする天井点検口。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013204397A (ja) * 2012-03-29 2013-10-07 Daiken Corp グリッド天井用の点検口

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