JP2007131501A - 光学素子の成型方法及び成型装置 - Google Patents

光学素子の成型方法及び成型装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 成型される光学素子の形状又は光学性能に応じた対称な温度分布で、金型内の素材を加熱又は冷却することができる光学素子の成型方法及び成型装置を提供する。
【解決手段】 上型51、下型52及び胴型53からなる金型5に対し、加熱、加圧成型及び冷却の各工程が施される光学素子の成型方法において、加熱、加圧成型及び冷却の少なくともいずれかの工程で、略対称な温度分布を有する金型受け台(熱伝達部材)3と金型5とを接触させて金型5を加熱又は冷却する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、光学機器に使用される高精度なガラスレンズ等の光学素子を加圧成型する成型方法及び成型装置に関するものである。
従来より、加熱して軟化させたガラス素材を加圧成型し、ガラスレンズからなる光学素子を製造する成型方法が、広く実施されている。すなわち、例えば球状に予備成型したガラス素材を、上型、下型、胴型で構成された金型内にセットし、加熱工程により500〜600℃程度に加熱してガラス素材を軟化させた後、加圧してレンズ製品に成型し、冷却して製品を取り出す。これらの各工程は、殊に加熱した金型の酸化を防ぐために、酸素が入らない非酸化性雰囲気を保ったチャンバの中で行われ、金型内のガラス素材を、一直線状又は円環状の搬送路上に配置された加熱、加圧成型、冷却の各工程に順次搬送する。
光学機器で使用されるガラスレンズは、例えば凸レンズや凹レンズ、メニスカスレンズ等であり、通常、光学的に対称な形状を有し且つ対称な特性を有している。近年、光学機器に用いられるこれらのレンズには、極めて高精度な性能が要求されている。
ガラスレンズを成型する際の加熱に用いられる熱源として、ブロックヒータやトンネルヒータが知られている。ところが、これらは、熱源が、成型されるガラスレンズに対して対称な温度分布を有していないか、または熱源のピーク温度の中心と成型されるガラスレンズの光軸とが必ずしも一致していない。そのため、金型を介してガラス素材に伝わる温度分布が非対称となり、対称な形状及び特性のレンズに対して十分な精度で成型できない場合がある。
熱源の温度分布が非対称な場合、その影響を少なくするために、金型を大きくする方法がある。ところが、金型を大きくすると熱容量が増大するため、無駄な熱量を要するとともに加熱及び冷却に要する時間が長くなり、生産性が低下する。
また、従来より実施されている加熱及び冷却方法としては、接触熱伝達によるものと、輻射加熱等のような非接触熱伝達によるものがある。
接触熱伝達によって加熱する成型方法として、例えば特許文献1に、複数の円柱状カートリッジヒータを備えたブロックを金型に接触させる方法が実施例として開示されている。ガラス素材を軟化させる500〜600℃程度の加熱において、接触熱伝達方式は効率よく加熱できる。ところが、特許文献1の場合は、熱源が、成型される光学素子と同心の対称にはなっていない。
また、輻射加熱を利用した熱源を用いた成型方法として、特許文献2に、トンネル状の壁面にヒータを配置したものが、特許文献3には、金型の周囲に略環状にランプヒータを配置した集光加熱のものが開示されている。さらに、特許文献4には、コイルを用いた誘導加熱を用いた成型方法が開示されている。
しかしながら、輻射加熱や誘導加熱による加熱方法は伝熱効率が悪い。しかも、対称な温度分布を得ることが困難であり、空間を介して金型の加熱を行うため、金型と熱源の中心を合わせることが困難である。また、これらの方法は、熱源に要する装置が高価であり、コストが嵩む。
特許文献5には、ガラス素子を対称に加熱するための方法として、ゴブ皿を用いた成型方法における加熱方法が開示されている。ところが、この方法では熱源そのものが対称ではないため、ゴブ皿の大きさ等によっては、必ずしもガラスを対称に加熱することができない。また、この方法は、素材又は成型品を搬送するゴブ皿を加熱するものであって、金型を対称に加熱するものではなく、金型内にセットされた素材又は成型品が対称に加熱されるものではない。しかも、ゴブ皿を用いる成型方法に限定されるため、ゴブ皿を用いずに素材を金型とともに搬送する成型方法には適用できない。
一方、冷却時に成型品を均一に冷却する方法が、例えば特許文献6に開示されている。例えば凸レンズのように中央部が厚いレンズを成型する場合、金型全体を同じ条件で冷却すると、レンズ外周部の薄い部分が早く冷えて中央部と温度差が生じ、殊にガラス転移温度通過時に成型品内に温度分布が生じることにより不均一な品質のレンズが成型される。特許文献6は、それを防ぐことを目的とするものであり、同心円方向に温度分布をつけた加熱手段と強弱加熱を組み合わせて加熱制御を行うことにより、冷却速度を遅く、均一にする方法である。これは、レンズ全体を一定速度に冷却する方法であるが、冷却速度を遅くしているため、生産性が悪い。
特許文献7には、光軸対称な屈折率分布を有する光学部材の製造方法として、金型の外周または中心から輪帯状に均等に冷却しつつ押圧成型する方法が開示されている。ところが、この方法では、冷却起点が輪帯状冷却部に限定されるため、金型又は光学素子の全体にわたる温度分布が、必ずしも望ましい状態に保てない。
特開平5−17170号公報 特公平3−55417号公報 特開平5−186230号公報 特開昭63−170225号公報 特開平7−247126号公報 特開2001−328829号公報 特開2002−193627号公報
本発明は、上記従来技術を考慮してなされたものであり、成型される光学素子の形状又は光学性能に応じた対称な温度分布で、金型内の素材を加熱又は冷却することができる光学素子の成型方法及び成型装置の提供を目的とする。
請求項1の発明は、上型、下型及び胴型からなる金型に対し、加熱、加圧成型及び冷却の各工程が施される光学素子の成型方法において、前記加熱、加圧成型及び冷却の少なくともいずれかの工程で、略対称な温度分布を有する熱伝達部材と前記金型とを接触させて前記金型を加熱又は冷却することを特徴とする光学素子の成型方法を提供する。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記温度分布が軸対称であり、対称の中心軸が前記金型により成型される光学素子の光軸と略一致することを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1の発明において、前記温度分布が点対称であり、対称の中心点が前記金型により成型される光学素子の光軸上の点と略一致することを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1の発明において、前記温度分布が線対称であり、対称の中心線が前記金型により成型される光学素子の対称の中心線と略一致することを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1の発明において、前記温度分布が面対称であり、対称の中心面が前記金型により成型される光学素子の対称の中心面と略一致することを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項1〜5のいずれかの発明において、前記金型及び前記熱伝達部材同士は、互いに係合する凸部及び凹部からなる係合部の一方を前記金型、他方を前記熱伝達部材に形成し、該係合部を介して結合され、前記係合部の凸部及び凹部の少なくとも一方にテーパ状のガイド面が形成され、前記係合部を該ガイド面に沿って係合させることにより位置決めすることを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項6の発明において、前記凸部及び凹部に同じ傾きのテーパ状ガイド面が形成され、該ガイド面同士が面接触した状態で嵌合することを特徴とする。
請求項8の発明は、請求項1〜7のいずれかの発明を実施するための成形装置であって、金型を加熱又は冷却するための熱源を有し、該熱源からの熱により前記金型に略対称な温度分布を形成することを特徴とする。
請求項9の発明は、請求項8の発明において、前記熱源からの熱を前記金型に伝達する熱伝達部材を有することを特徴とする。
請求項10の発明は、請求項9の発明において、前記熱伝達部材は、前記熱源自体で構成したことを特徴とする。
請求項11の発明は、請求項9の発明において、前記熱伝達部材は、金型受け台からなり、前記金型及び金型受け台の一方に凸部を一体に設け、他方に該凸部に嵌合する凹部を形成したことを特徴とする。
請求項12の発明は、請求項9の発明において、前記熱伝達部材は、前記熱源及び金型受け台間に介装したこれらと別体の伝熱駒からなり、前記金型と前記伝熱駒は、相互に軸芯を合せて結合されたことを特徴とする。
請求項13の発明は、請求項11又は12の発明において、前記熱伝達部材の中央に前記熱源が挿通可能な通孔が設けられたことを特徴とする。
請求項1の発明によると、熱源からの熱を金型へ伝える熱伝達部材の温度分布が対称又はほぼ対称に近いため、金型をほとんど対称に加熱又は冷却することができる。しかも、熱伝達部材を金型に接触させるため、効率よく熱伝達が行えるうえ、正確な位置合わせが容易に行える。従って、高精度な対称形状が得られるとともに、高精度な光学特性を有する光学素子を高い生産性で成型することができる。
請求項2の発明によると、成型される光学素子が軸対称な形状又は軸対称な光学特性を有する場合に、光学素子に合わせて軸対称に加熱又は冷却を行うことができ、成型精度及び光学特性が向上するとともに、生産性が大幅に向上する。
請求項3の発明によると、成型される光学素子が点対称な形状又は点対称な光学特性を有する場合に、光学素子に合わせて点対称に加熱又は冷却を行うことができ、成型精度及び光学特性が向上するとともに、生産性が大幅に向上する。
請求項4の発明によると、成型される光学素子が線対称な形状又は線対称な光学特性を有する場合に、光学素子に合わせて線対称に加熱又は冷却を行うことができ、成型精度及び光学特性が向上するとともに、生産性が大幅に向上する。
請求項5の発明によると、成型される光学素子が面対称な形状又は面対称な光学特性を有する場合に、光学素子に合わせて面対称に加熱又は冷却を行うことができ、成型精度及び光学特性が向上するとともに、生産性が大幅に向上する。
請求項6の発明によると、互いに係合する凸部及び凹部によって金型が位置決めされるので、金型によって成型される成型品と熱伝達部材の対称の中心軸、中心点、中心線、または中心面を一致させることが容易になり、高精度な光学素子の生産性が向上する。
請求項7の発明によると、金型と熱伝達部材とがテーパ状のガイド面全体又は部分的に接触するため、ガイド面が、位置決め用として容易に中心を一致させるだけでなく、伝熱のための接触部となり、接触面積が大きくなる。従って、加熱又は冷却時の伝熱効率が向上し、生産性が高まる。この場合、部分的に非接触部(例えばスリット)を設けることにより、両者間の熱膨張率の差による熱応力を吸収できる。また、非接触部の位置や大きさを変えることにより、伝熱量や位置を変えて温度分布を変化させることができる。
請求項8の発明によると、熱源からの熱により、金型に対し対称又はほぼ対称に近い温度分布を形成するので、上記請求項1〜7の成型方法を確実に実施できそれぞれの発明の効果を得ることができる。
請求項9の発明によると、熱伝達部材を介して金型に対称な温度分布を形成するため、熱伝達部材を調整して温度分布や熱伝達特性を変えることができる。
請求項10の発明によると、熱源自体を直接金型に接触させて熱伝達することにより、伝熱効率が向上する。
請求項11の発明によると、金型を支持する金型受け台に凸部(又は凹部)を一体に形成し、これに嵌合する凹部(又は凸部)を金型に形成することにより、金型に接触する金型受け台から金型に対し確実に熱伝達されるとともに対称の位置合せが確実にでき成型処理中に対称位置が安定して保持される。
請求項12の発明によると、熱伝達部材として別体の伝熱駒を形成し、この伝熱駒を金型と一体化させることにより、金型と伝熱駒とを予め正確に位置合わせすることができる。すなわち、加熱又は冷却時の対称の中心を容易且つ正確に一致させることができる。また、成型される光学素子の形状や特性が変更された場合には、金型全体の外形を変更することなく、伝熱駒の形状を変更することにより、光学素子に応じた加熱又は冷却が行えるように自由に調整することができる。これにより、金型受け台及び熱源を変えることなく、各種形状や温度分布を有する伝熱駒と一体の金型をモジュール化して、同じ金型受け台及び熱源を用いて、異なるレンズを成型できる。
請求項13の発明によると、通孔を通して熱源を上下移動できるため、同一の伝熱駒あるいは金型受け台を用いて、加熱時と冷却時の熱源の先端位置を変えることにより、例えば加熱時には金型の周辺部から加熱し冷却時には中央部を集中して冷却する、或いはその逆の加熱及び冷却を行う等、自由に加熱及び冷却方法を調整することができる。
本発明に係るガラスレンズ等の光学素子を成型する成型装置は、密閉されたチャンバ内に収容され、金型等の酸化を防ぐため、チャンバ内は非酸化性雰囲気、例えば窒素等の不活性ガスを充填した窒素雰囲気に保たれる。チャンバ内で金型が搬送され、加熱、加圧成型、冷却のそれぞれの工程が行われる。加熱工程では、ガラス素材が軟化して加圧による成型が可能な温度まで金型を加熱する。加圧成型工程では、加熱されたガラス素材の温度が下がらないように必要に応じて加熱を継続しながら加圧し、所定寸法の製品を成型する。冷却工程では、成型品の品質が安定する適温まで成型品を冷却する。本発明は、これらの加熱、加圧成型、冷却の少なくともいずれかの工程において実施される。
図1は本発明の実施例を示し、上記の加熱工程又は加圧成型工程における加熱方法の例を示す。(A)は縦断面図であり、(B)は加熱ブロックの平面図である。
金型5は、筒状の胴型53と、その胴型53内に嵌め込まれる下型52と、胴型53内部を摺動可能な上型51とからなる。上型51の下面及び下型52の上面が成型面であり、その間に素材6を配置して加圧し、光学素子を成型する。胴型53の外周には、フランジ56が形成されている。胴型53の下端には内側に突出した係止部57が形成され、下型52の下端に形成された溝部54と係止部57とが係合することにより、胴型53が搬送具10に持ち上げられたときに、下型52が滑り落ちることなく保持されて胴型53とともに持ち上がる。(A)は、金型5が搬送具10により持ち上げられた状態を示している。
金型5は、上型51及び下型52の上下面それぞれに接してこれらを受けて保持する上下の金型受け台3,3間に挟持された状態で、加熱、加圧成型及び冷却工程が施される。下型52の下面中央及び上型51の上面中央には、それぞれ凹部55が形成される。凹部55は、金型5の上下それぞれに当接する金型受け台3に設けられた金型受け台3と一体の凸部31に嵌合する。これらの相互に嵌合する凹部55及び凸部31が金型5と金型受け台3との係合部30となる。金型5の搬送時にずれが生じても、確実に凹部55が凸部31に嵌合されるように、凸部31は、先端から基端側に向かって径が大きくなるテーパ状のガイド面39を有し、このガイド面39にガイドされて、上型51及び下型52が嵌合される。また、凹部55にも、凸部31と同じ傾斜のテーパ状ガイド面59が形成される。これにより、上型51及び下型52は、金型受け台3と軸心が合わされて正確に位置決めされる。また、凸部31が凹部55に嵌合して互いのガイド面39,59同士が接触することにより、熱源2からの熱を、ガイド面39,59を介して上型51及び下型52の内部へ伝熱する。尚、テーパ状ガイド面は、凸部31又は凹部55のいずれか一方だけに形成されても構わない。
上下の金型受け台3の上又は下側に、円柱状の加熱ブロック4が配置され、各加熱ブロック4の中央に、図1(B)に示すように断面が円形のカートリッジヒータからなる加熱用熱源2が配置される。この場合、熱源2は円柱状の加熱ブロック4の中心軸に対して軸対称となるとともに、熱源2の中心軸と金型5の中心軸が一致する。
この実施例では、熱源2からの熱は、凸部31が一体形成された金型受け台3を介して、金型5に伝達され、金型5に軸対称温度分布が形成される。すなわち、この例では、金型受け台3及びこれと一体の凸部31が請求項でいう熱伝達部材を構成する。
図2は、図1の熱源2を用いた場合の金型受け台3の温度分布を示す。熱源2の熱を受ける金型受け台3は、金型5の中心軸と同軸の軸対称あるいは極めて軸対称に近い温度分布を有する。従って、素材6は、金型5により成型される成型品の中心軸に対して軸対称に加熱される。また、熱源2の位置に近い中心部が高温であり、外周に向かってなだらかに温度が下がる。例えば凸レンズを成型する場合、レンズの中央部が厚く端部が薄くなるため、このように中心部が高温になるような加熱方法とすることにより、素材6内における温度差が少なく均一な状態に加熱される。
図3は、本発明の加熱時の異なる実施例を示す。(A)は縦断面図であり、(B)は加熱ブロックの平面図である。
金型5、金型受け台3及び円柱状の加熱ブロック4の構成は図1と同様である。(B)に示すように、円環状のヒータからなる加熱用熱源21が同心円状に2個設けられる。この場合も、熱源21は、金型5の中心軸に対して軸対称である。尚、通常は、金型5の上下両側に同様の加熱手段を備えるが、図3では上側の金型受け台3の熱源21の図示を省略している。以下に説明する実施例を示す図についても、同様に上側の熱源を省略する。
図4は、図3の熱源21を用いた場合の金型受け台3の温度分布を示す。熱源21の熱を受ける金型受け台3は、金型5の中心軸と同軸の軸対称あるいは極めて軸対称に近い温度分布を有する。従って、素材6は、金型5により成型される成型品の中心軸に対して軸対称に加熱される。この例では、熱源21が配置されている位置が高温になり、中央は少し低温になる。熱源21の大きさや配置に基づく温度分布は、レンズ形状や特性に合わせて適宜設定できる。金型5の寸法が大きく、図1のように中央に配置された熱源2だけでは金型5全体が加熱されにくい場合には、このような熱源21を用いることが好ましい。
図5は、本発明の加熱時のさらに異なる実施例を示す。(A)は縦断面図であり、(B)は加熱ブロックの平面図である。金型5及び金型受け台3の構成は図1と同様である。
空洞を有する円筒状加熱ブロック4a内の中央に断面が円形のカートリッジヒータからなる加熱用熱源22が設けられるとともに、熱源22の周囲に、加熱用補助熱源23が設けられる。補助熱源23は、例えばハロゲンランプと反射板とで構成され、中央の熱源22に対して対称位置に設けられる。この場合、(B)に示すように、熱源全体が中心軸に対して点対称であるとともに、一点鎖線で示す補助熱源23の中心軸に対して線対称あるいは面対称な構成である。従って、素材6は、金型5により成型される成型品の中心点、中心線、あるいは中心面に対して対称に加熱される。
図6は、本発明の加熱時のさらに異なる実施例を示す。(A)は縦断面図であり、(B)は加熱ブロックの平面図である。金型5、金型受け台3及び円柱状の加熱ブロック4の構成は図1と同様である。
中央の加熱用熱源22の周囲に、棒状のカートリッジヒータからなる加熱用補助熱源24が放射状に配置される。この場合にも、(B)に示すように、熱源全体が中心軸に対して点対称であるとともに、一点鎖線で示す補助熱源24の中心軸に対して線対称あるいは面対称な構成である。
図7は、本発明のさらに異なる実施例を示し、冷却工程時の冷却方法を示すものである。(A)は縦断面図であり、(B)は加熱ブロックの平面図である。金型5及び金型受け台3の構成は図1と同様である。
一般に、成型品の冷却時、ガラス転移温度通過の際に、成型品内の位置により温度差が生じると均一な品質の光学素子が得られないため、成型品内の温度差を最小限にしながら冷却する必要がある。例えば成型品が凸レンズの場合、中央部が厚く端部が薄くなるため、全体を同じ条件で冷却すると、端部が先に冷えてしまう。そのため、図7(A)に示すように、空洞を有する円筒状の加熱ブロック4a内の中央に冷却管からなる冷却用熱源7を設け、その周囲に、図5の実施例で用いた補助熱源23と同様の加熱用補助熱源25を設けて、成型品8の端部を加熱しながら全体を冷却する方法が有効である。すなわち、成型品8の中央部の厚い部分を強く冷却し、端部の薄い部分はゆっくりと冷却することにより、成型品8全体が均一温度に冷却される。この場合、(B)に示すように、熱源全体が中心軸に対して点対称であるとともに、一点鎖線で示す補助熱源25の中心軸に対して線対称あるいは面対称な構成である。
図8は、本発明の冷却時のさらに異なる実施例を示す。(A)は縦断面図であり、(B)は加熱ブロックの平面図である。金型5、金型受け台3及び円柱状の加熱ブロック4の構成は図1と同様である。
円柱状加熱ブロック4内の中央に冷却用熱源7を設け、その周囲に、冷却用補助熱源71と加熱用補助熱源26とを、交互に放射状に配置する。この場合も、図7と同様、成型品8の中央部を強く冷却し、端部をゆっくりと冷却するために加熱用補助熱源26を用いる。成型品8の中央部を加熱しないように、加熱用補助熱源26は、中央から少し離れた位置に配置する。金型5の寸法が大きく、図7のように中央に配置された冷却用熱源7だけでは迅速に冷却されにくい場合には、この方法が好ましい。この場合も、(B)に示すように、熱源全体が中心軸に対して点対称であるとともに、一点鎖線で示す補助熱源26,71の中心軸に対して線対称あるいは面対称な構成である。
図9及び図10は、本発明のさらに異なる実施例を示す縦断面図であり、金型受け台と金型5との係合部の形状が異なる例を示す。
図9は、上型51及び下型52に形成されるテーパ状のガイド面を有する凹部55aの異なる実施例であり、(A)は縦断面図、(B)は下型52の底面図である。凹部55aは、(B)に示すように、中心軸に対して軸対称に、同心円の円環状に複数個所設けられる。金型受け台3aに形成される凸部32も同様である。これによると、例えば金型5の上下方向の寸法が小さい場合でも、金型5と金型受け台3aとの接触面積を十分に確保することができる。
この例の場合も、前述の図1〜図8の例と同様に、金型受け台3及びこれと一体の凸部32が請求項でいう熱伝達部材を構成する。
図10は、金型受け台3bに、金型5をガイドするテーパ状のガイド面を有する凹部33を形成したものである。金型5は、凹部33に係合されるように、上型51及び下型52の中央部が厚く、端部が薄くなり、全体が凸状に形成される。これにより、ガラス素材6の端部が金型受け台に近くなり、強く加熱又は冷却される。テーパの傾斜や深さにより温度分布が変わる。特に凹レンズのように中央部よりも端部の方が厚い光学素子を成型する場合に有効である。
この例の場合は、金型受け台3bが請求項でいう熱伝達部材を構成する。
図11及び図12は、本発明のさらに異なる実施例を示す縦断面図であり、金型受け台と金型5との係合部の形状がさらに異なる例である。
いずれの例も、金型5の凹部55b,55c及び金型受け台3c、3dの凸部34,35のガイド面が曲面になっている場合である。図11の場合には、素材6の中央から広い範囲が強く加熱又は冷却される。図12の場合には、素材6の中央の狭い範囲のみが強く加熱又は冷却され、周辺部がゆっくりと加熱又は冷却される。成型される光学素子の形状に応じて曲率を変えることにより、所望する伝熱状態が得られる。
この例の場合も、図1〜図8の例と同様に、金型受け台3c、3d及びこれと一体の凸部34,35が、請求項でいう熱伝達部材を構成する。
図13は、本発明のさらに異なる実施例を示す縦断面図であり、金型受け台と金型との間に中間部材の伝熱駒を介装し、この伝熱駒と金型とを一体化したものである。
金型受け台12と別体の伝熱駒9は、基端側に、ヒータ又は冷却管等の熱源20の先端部が差し込まれる係合部92が形成され、先端側の凸部91が、上型51及び下型52に形成された凹部55に嵌合される。この伝熱駒9は金型5に嵌合した状態で一体化され、金型5を搬送する際、金型5とともに搬送される。
伝熱駒9の材質は、例えば銅のような熱伝導率の高いものが用いられ、超硬合金等で作られる金型5の材質とは異なるため、両部材間の熱膨張率が異なる。そのため、加熱又は冷却時の熱収縮により寸法差が生じ、伝熱駒9が上下方向にずれる場合がある。その場合にも熱源20の先端が正確に伝熱駒9に係合するように、熱源20側にばね11が設けられる。
図13の場合には、上型51及び下型52の中央部に伝熱駒9の凸部91が嵌め込まれているため、素材6の中央部が強く加熱又は冷却される。伝熱駒9の厚さやテーパ角度を調整することにより、金型5内で成型される光学素子の中央部と端部との厚さの差に対応して、適切な加熱又は冷却状態を得ることができる。
この例の場合は、金型受け台12とは別体で形成した伝熱駒9が請求項でいう熱伝達部材を構成する。
図14は、図13で用いられる伝熱駒9の例を示し、(A)は正面図、(B)は平面図である。
伝熱駒9と金型5との熱膨張率の差によって寸法差が生じた際にも、金型5と伝熱駒9が正確な位置で嵌合した状態を保持できるように、伝熱駒9に放射状に複数のスリット93が形成される。これにより、寸法差を吸収して、伝熱駒9の凸部91が金型5の凹部55の寸法に適合し、正確な位置で嵌合される。このような伝熱駒9を用いた場合、図13の熱源20に設けたばね11を省略することができる。
図15は、本発明のさらに異なる実施例を示す縦断面図である。伝熱駒9aと金型5が一体化された例であり、図13の例とは伝熱駒のテーパの傾斜が逆方向のものである。
この場合は、素材6の中央部よりも端部の方が伝熱駒9aに近いために強く加熱又は冷却される。このように、伝熱駒の形状や材質を変えて、金型の位置による伝熱状態を調整することにより、さまざまな形状の光学素子の成型に適応させることができる。
この例の場合も、図13の例と同様に、伝熱駒9aが請求項でいう熱伝達部材を構成する。
図16は、本発明のさらに異なる実施例を示す縦断面図であり、伝熱駒9bと金型5が一体化されたものである。
(A)は伝熱駒9bを示し、中心部に、加熱及び冷却それぞれの熱源2,7の先端部を挿入する通孔94,95が設けられている。また、外周側面の一部に切欠き部96が形成される。この切欠き部96が金型5と伝熱駒9bとの間の非接触部となり、この寸法や位置により、伝熱駒9bと金型5との接触面積や温度分布を調整する。
(B)は加熱時の状態を示す。加熱用熱源2が、金型5の金型受け台12の下方から伝熱駒9bの下部通孔94へ差し込まれ、加熱を行う。これにより、伝熱駒9bの側面全体を介して金型5が加熱される。
(C)は冷却時の状態を示す。冷却用熱源7が、金型受け台12の下方から差し込まれて、伝熱駒9bの下部通孔94及び上部通孔95を貫通し、下型52に設けられた凹部58まで挿入される。これにより、金型5内の成型品8に極めて近い位置に冷却用熱源7が接触し、成型品8の中央部が集中して冷却される。さらに、伝熱駒9bの側面を介して、ゆっくりと金型5全体が冷却され、それに伴って成型品8の端部が冷却される。
金型5と伝熱駒9bとの熱膨張率が異なることによる寸法差に対応し、熱源2,7の先端が正確に所定位置に係合されるように、熱源2,7側にばね11が設けられる。
このような伝熱駒9bを金型5と一体化させるとともに中央に通孔を設けて加熱及び冷却工程を行うことにより、加熱時には素材6の周辺から加熱し、冷却時には成型品8の中央部を集中して冷却することが容易にできる。伝熱駒の形状を変えることによって、その逆の加熱及び冷却方法とすることも可能である。
(C)の場合、熱源7が直接金型に接触するため、熱源7自体が伝熱駒9bとともに、請求項でいう熱伝達部材を構成する。
本発明は、加熱、成型、冷却の各工程を有する成型製品の成型方法に適用できる。
本発明の加熱時の実施例を示す図。 図1の伝熱部材の温度分布を示すグラフ。 本発明の加熱時の異なる実施例を示す図。 図3の伝熱部材の温度分布を示すグラフ。 本発明の加熱時のさらに異なる実施例を示す図。 本発明の加熱時のさらに異なる実施例を示す図。 本発明の冷却時の実施例を示す図。 本発明の冷却時の異なる実施例を示す図。 本発明の係合部の異なる実施例を示す図。 本発明の係合部のさらに異なる実施例を示す縦断面図。 本発明の係合部のさらに異なる実施例を示す縦断面図。 本発明の係合部のさらに異なる実施例を示す縦断面図。 本発明の金型と伝熱部材とが一体化した実施例を示す図。 図13の伝熱部材を示す図。 本発明の金型と伝熱部材とが一体化した異なる実施例を示す縦断面図。 本発明の金型と伝熱部材とが一体化したさらに異なる実施例を示す図。
符号の説明
2:加熱用熱源、
3,3a,3b,3c,3d:金型受け台、
4:加熱ブロック、
4a:加熱ブロック、
5:金型、
6:ガラス素材、
7:冷却用熱源、
8:成型品、
9,9a,9b:伝熱駒、
10:搬送具、
11:ばね、
12:金型受け台、
20:熱源
21,22:加熱用熱源、
23,24,25,26,27:加熱用補助熱源、
30:係合部、
31,32,34,35:凸部、
33:凹部、
39:ガイド面、
51:上型、
52:下型、
53:胴型、
54:溝部、
55,55a,55b,55c:凹部、
56:フランジ、
57:係止部、
58:凹部、
59:ガイド面、
71:冷却用補助熱源、
91:凸部、
92:係合部、
93:スリット、
94:下部通孔、
95:上部通孔、
96:切欠き部。

Claims (13)

  1. 上型、下型及び胴型からなる金型に対し、加熱、加圧成型及び冷却の各工程が施される光学素子の成型方法において、
    前記加熱、加圧成型及び冷却の少なくともいずれかの工程で、略対称な温度分布を有する熱伝達部材と前記金型とを接触させて前記金型を加熱又は冷却することを特徴とする光学素子の成型方法。
  2. 前記温度分布が軸対称であり、対称の中心軸が前記金型により成型される光学素子の光軸と略一致する請求項1に記載の光学素子の成型方法。
  3. 前記温度分布が点対称であり、対称の中心点が前記金型により成型される光学素子の光軸上の点と略一致する請求項1に記載の光学素子の成型方法。
  4. 前記温度分布が線対称であり、対称の中心線が前記金型により成型される光学素子の対称の中心線と略一致する請求項1に記載の光学素子の成型方法。
  5. 前記温度分布が面対称であり、対称の中心面が前記金型により成型される光学素子の対称の中心面と略一致する請求項1に記載の光学素子の成型方法。
  6. 前記金型及び前記熱伝達部材同士は、互いに係合する凸部及び凹部からなる係合部の一方を前記金型、他方を前記熱伝達部材に形成し、該係合部を介して結合され、前記係合部の凸部及び凹部の少なくとも一方にテーパ状のガイド面が形成され、前記係合部を該ガイド面に沿って係合させることにより位置決めする請求項1〜5のいずれかに記載の光学素子の成型方法。
  7. 前記凸部及び凹部に同じ傾きのテーパ状ガイド面が形成され、該ガイド面同士が面接触した状態で嵌合する請求項6に記載の光学素子の成型方法。
  8. 金型を加熱又は冷却するための熱源を有し、該熱源からの熱により前記金型に略対称な温度分布を形成する請求項1〜7のいずれかに記載の光学素子の成型方法を実施するための成型装置。
  9. 前記熱源からの熱を前記金型に伝達する熱伝達部材を有する請求項8に記載の光学素子の成型装置。
  10. 前記熱伝達部材は、前記熱源自体で構成した請求項9に記載の光学素子の成型装置。
  11. 前記熱伝達部材は、金型受け台からなり、前記金型及び金型受け台の一方に凸部を一体に設け、他方に該凸部に嵌合する凹部を形成した請求項9に記載の光学素子の成型装置。
  12. 前記熱伝達部材は、前記熱源及び金型受け台間に介装したこれらと別体の伝熱駒からなり、前記金型と前記伝熱駒は、相互に軸芯を合せて結合された請求項9に記載の光学素子の成型装置。
  13. 前記熱伝達部材の中央に前記熱源が挿通可能な通孔が設けられた請求項11又は12に記載の光学素子の成型装置。
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