JP2007131060A - ラジエータコアサポート - Google Patents

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JP2007131060A
JP2007131060A JP2005323969A JP2005323969A JP2007131060A JP 2007131060 A JP2007131060 A JP 2007131060A JP 2005323969 A JP2005323969 A JP 2005323969A JP 2005323969 A JP2005323969 A JP 2005323969A JP 2007131060 A JP2007131060 A JP 2007131060A
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core support
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engine hood
radiator
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JP2005323969A
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Tatsuyuki Tsurusawa
達之 鶴沢
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Marelli Corp
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Calsonic Kansei Corp
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Abstract

【課題】 自動車の衝突時におけるエンジンフードの衝撃吸収効果を妨げることなく、ラジエータコアサポートアッパの造形上の自由度を拡大できるラジエータコアサポートの提供。
【解決手段】 ラジエータコアサポート1のラジエータコアサポートアッパ2がエンジンフードEに近接して配置されるラジエータコアサポート1において、ラジエータコアサポートアッパ2の少なくとも一部を衝撃吸収部材11a,11bで構成した。
【選択図】 図1

Description

本発明は、自動車のラジエータコアサポートに関し、特に自動車の衝突時におけるエンジンフードの衝撃吸収効果を妨げることなく、ラジエータコアサポートアッパの造形上の自由度を拡大できるラジエータコアサポートに関する。
従来、ラジエータコアサポートのラジエータコアサポートアッパの形状は、エンジンフードの支持剛性、車両整備点検時等の手付き剛性、ラジエータコアサポートの上方強度等の様々な要求性能に応じて決定されている。
また、近年、ラジエータコアサポートアッパは、自動車の衝突時におけるエンジンフードの衝撃吸収効果を妨げないように、エンジンフードとの間に所定の隙間を確保できるような形状に形成されている(特許文献1参照)。
特開2001−138963号公報
しかしながら、従来の発明にあっては、ラジエータコアサポートアッパ全体が樹脂または金属を材料とした硬質な剛体で構成されるため、ラジエータコアサポートアッパの全長に亘ってエンジンフードとの間に上記所定の隙間を確保しなければならず、ラジエータコアサポートアッパの造形上の自由度が縮小してしまうという問題点があった。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであって、その目的とするところは、自動車の衝突時におけるエンジンフードの衝撃吸収効果を妨げることなく、ラジエータコアサポートアッパの造形上の自由度を拡大できるラジエータコアサポートを提供することである。
本発明の請求項1記載の発明では、ラジエータコアサポートのラジエータコアサポートアッパがエンジンフードに近接して配置されるラジエータコアサポートにおいて、前記ラジエータコアサポートアッパの少なくとも一部を衝撃吸収部材で構成したことを特徴とする。
本発明の請求項1記載の発明にあっては、ラジエータコアサポートのラジエータコアサポートアッパがエンジンフードに近接して配置されるラジエータコアサポートにおいて、前記ラジエータコアサポートアッパの少なくとも一部を衝撃吸収部材で構成したため、自動車の衝突時におけるエンジンフードの衝撃吸収効果を妨げることなく、ラジエータコアサポートアッパの造形上の自由度を拡大できる。
以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。
以下、実施例1を説明する。
図1は本発明の実施例1のラジエータコアサポートを示す正面図、図2は同平面図である。
先ず、全体構成を説明する。
図1、2に示すように、本実施例1のラジエータコアサポート1は、車幅方向に延びるラジエータコアサポートアッパ2と、このラジエータコアサポートアッパ2と並行するラジエータコアサポートロア3と、ラジエータコアサポートアッパ2とラジエータコアサポートロア3の両端部同士を結合するラジエータコアサポートサイド4,5が備えられている。
また、ラジエータコアサポートアッパ2、ラジエータコアサポートロア3、ラジエータコアサポートサイド4,5の内側には、モータファン用の開口部O1,O2を形成するようにファンシュラウド部6が突出した状態で設けられている。
ラジエータコアサポートアッパ2の中央には、図外のフードロックを装着するためのフードロック取り付け部7が車両後方側に窪んだ状態で設けられると共に、このフードロック取り付け部7の左右両側には、エンジン用吸気ダクトの開口部O3,O4が形成されている。
そして、フードロック取り付け部7の左右両側上方部分(図1、2の波線範囲Xで示す部分)は、ポリウレタンまたはポリプロピレン等を材料とする軟質な発泡製の衝撃吸収部材11a,11bで構成され、その他の部位がグラファイトとポリプロピレン等を材料とする硬質な樹脂製で構成されている。
なお、本実施例1では、エンジンフードEの支持剛性を考慮してフードロック取り付け部7付近を樹脂製で構成し、さらに、ラジエータコアサポートアッパ2とラジエータコアサポートサイド4,5の結合剛性を考慮してラジエータコアサポートアッパ2の両端部付近を樹脂製で構成しているが、この限りではない。
また、衝撃吸収部材11a,11bは、ラジエータコアサポート1の製造時における射出成形の際に二色成形が行われることによって樹脂製部分と一体的に形成されている。
なお、衝撃吸収部材11a,11bと樹脂製部分を別体で形成した後、両者を適宜の固定手段を用いて固定しても良い。
また、樹脂製部分を金属製とても良い。この場合も両者を適宜の固定手段を用いて固定する。
その他、ファンシュラウド部6やラジエータコアサポートサイド4,5には、熱交換器等の各種配管を貫通させた状態で配置するための開口部O5が複数設けられている。
次に、作用を説明する。
このように構成されたラジエータコアサポート1には、開口部O1,O2に臨んで車両後方側から図外の2連のモータファンが装着され、このモータファンと対面するように車両前方側から図外の熱交換器が装着される。
そして、車両のエンジンルーム内に搭載されたラジエータコアサポート1のラジエータコアサポートアッパ2はエンジンフードEが近接して配置される他、開口部O3,O4に臨んで車両後方側から図外のエンジン用吸気ダクトが配置される。
この際、図1に示すように、ラジエータコアサポートアッパ2の衝撃吸収部材11a,11bが配置された部位以外においては、ラジエータコアサポートアッパ2の上面とエンジンフードEの下面との間に、自動車の衝突時におけるエンジンフードEの衝撃吸収効果を考慮した所定の幅以上の隙間が形成されている。
一方、衝撃吸収部材11a,11bが配置された部位においては、上記所定の幅以下の隙間が形成されている。
即ち、本実施例1では、衝撃吸収部材11a,11bで構成された部位を樹脂や金属を材料とした硬質な剛体とし、自動車の衝突時のエンジンフードの衝撃吸収効果を考慮した場合のエンジンフードE1(二点差線で図示)とラジエータコアサポートアッパ2の配置に比べて、衝撃吸収部材11a,11bをエンジンフードEにより近接した状態で配置することができる。
これによって、開口部O3、O4の開口面積、即ち、エンジン用吸気ダクトの吸入面積を大きく形成できる他、エンジン側の熱気が熱交換器の車両前方側に吹き返すのを抑制できると同時に、ラジエータコアサポートアッパ2の造形上の自由度を拡大できる。
ここで、従来の発明にあっては、ラジエータコアサポートアッパ全体が樹脂または金属を材料とした硬質な剛体で構成されるため、ラジエータコアサポートアッパの全長に亘ってエンジンフードとの間に所定の隙間を確保しなければならず、ラジエータコアサポートアッパの造形上の自由度が縮小してしまうという問題点があった。
しかしながら、本実施例1のラジエータコアサポート1にあっては、前述したように、ラジエータコアサポートアッパ2の一部を衝撃吸収部材11a,11bで構成したため、該衝撃吸収部材11a,11bで構成された部位については、他の部位に比べて上記所定の隙間を確保する必要がなく、ラジエータコアサポートアッパ2の造形上の自由度を拡大できる。
また、自動車が衝突してエンジンフードEに衝撃力が加わった際には、エンジンフードEと共に衝撃吸収部材11a,11bが潰れることにより、衝撃力を緩和できる。
次に、効果を説明する。
以上、説明したように、本実施例1の発明にあっては、ラジエータコアサポート1のラジエータコアサポートアッパ2がエンジンフードEに近接して配置されるラジエータコアサポート1において、ラジエータコアサポートアッパ2の少なくとも一部を衝撃吸収部材11a,11bで構成したため、自動車の衝突時におけるエンジンフードEの衝撃吸収効果を妨げることなく、ラジエータコアサポートアッパ2の造形上の自由度を拡大できる。
以上、本実施例を説明してきたが、本発明は上述の実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても、本発明に含まれる。
例えば、ラジエータコアサポートアッパ2の衝撃吸収部材11a,11bを設ける部位については適宜設定できる。
また、衝撃吸収部材11a,11bの材料は、自動車の衝突時のエンジンフードの衝撃吸収効果を考慮して適宜選択して設定できる。
さらに、本実施例1では開口部O3、O4をエンジン用吸気ダクトとしたが、他の目的に用いても良い。
本発明の実施例1のラジエータコアサポートを示す正面図である。 本発明の実施例1のラジエータコアサポートを示す平面図である。
符号の説明
O1、O2、O3、O4、O5 開口部
1 ラジエータコアサポート
2 ラジエータコアサポートアッパ
3 ラジエータコアサポートロア
4、5 ラジエータコアサポートサイド
6 ファンシュラウド部
7 フードロック取り付け部
11a、11b 衝撃吸収部材

Claims (1)

  1. ラジエータコアサポートのラジエータコアサポートアッパがエンジンフードに近接して配置されるラジエータコアサポートにおいて、
    前記ラジエータコアサポートアッパの少なくとも一部を衝撃吸収部材で構成したことを特徴とするラジエータコアサポート。
JP2005323969A 2005-11-08 2005-11-08 ラジエータコアサポート Pending JP2007131060A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011084166A (ja) * 2009-10-15 2011-04-28 Toyota Motor Corp 自動車のデフロスタ装置

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