JP2007128972A - 太陽電池モジュール用端子ボックス - Google Patents

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Abstract

【課題】ケーブルへの良好な伝熱性を確保する。
【解決手段】対応する二つの端子板30A,30B間には整流機能を有する本体部51とそこから延出される接続片とからなる3つのバイパスダイオード50が架橋されている。一方の端子板30A,30Bには本体部51が支持され、他方の端子板30A,30Bには接続ピン52の先端部が接続されている。バイパスダイオード50のうちの一つは、残りのものと逆方向の極性をなし、端子板30A,30Bのうちの一つはバイパスダイオード50の本体部51を支持せずかつケーブル90にも接続されない補助中継端子とされる。両ケーブル接続端子のいずれにもバイパスダイオード50の本体部51が支持されるので、本体部51で発生した熱をケーブル接続端子30Aからケーブル90へと効率良く放熱させることが可能となる。
【選択図】図1

Description

本発明は、太陽電池モジュール用端子ボックスに関する。
太陽光発電システムは家屋の屋根上の敷設された太陽電池パネルからの直流電流をインバータ等を介して各電器製品に供給する構成であって、太陽電池パネルは複数の太陽電池モジュールからなり、各太陽電池モジュールの電極を端子ボックスを介して直列または並列接続した構造となっている。
端子ボックスとして、ボックス本体の底部を構成する基板上に一対の端子板が並設され、両端子板の一端に太陽電池モジュールの裏面側から引き出されたプラス電極及びマイナス電極が接続され、両端子板の他端に外部接続用のケーブルの端末が接続されているものが知られている(例えば、特許文献1を参照)。そして、両端子板間には逆流短絡用のバイパスダイオードが架設されており、このバイパスダイオードはベアチップを間に挟んで二枚の導体片が相互に反対方向に延出してその延出端で対応する端子板に半田接続される構成である。
特許第3498945号公報
上記の場合、ベアチップで発生した熱は両導体片から両端子板へ伝熱され、さらにケーブルへと放熱されるようになっている。したがって、ケーブルに至るまでの伝熱経路が両導体片を経由する分だけ長くなって伝熱性が低下し易いという事情があった。そのため、ベアチップ側で熱がこもって整流機能に不具合をおこすおそれがあった。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、ケーブルへの良好な伝熱性を確保することを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、内部に少なくとも三つの端子板が並列に収容されているボックス本体と、前記各端子板のうちの二つの端子板であって、太陽電池モジュールから起電力を取り出すためのケーブルが接続されたケーブル接続端子と、前記各端子板のうち、前記ケーブル接続端子を除いた残りの端子板によって構成される中継接続端子と、対応する二つの端子板のうちの一方の端子板に、PN接合に基づく整流機能を有する本体部が支持され、その本体部に接続された接続片が他方の端子板側へ延出して両端子板間を橋絡する少なくとも二つの逆負荷時バイパス用の整流素子とを備え、前記各整流素子のうちの少なくとも一つの整流素子を残りの整流素子とは逆方向の極性となし、かつ、前記中継接続端子のうちの一つの中継接続端子を前記整流素子の前記本体部を支持しない補助中継端子とすることにより、前記両ケーブル接続端子のいずれにも前記整流素子の前記本体部を支持する構成としたところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記両ケーブル接続端子には、前記整流素子の前記本体部を圧入保持する接続孔が設けられているところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項1または請求項2に記載のものにおいて、前記両ケーブル接続端子のそれぞれは、前記補助中継端子より総面積が大きく設定されているところに特徴を有する。
<請求項1の発明>
各整流素子のうちの少なくとも一つの整流素子を残りの整流素子とは逆方向の極性となし、かつ、中継接続端子のうちの一つの中継接続端子を整流素子の本体部を支持しない補助中継端子とすることにより、両ケーブル接続端子のいずれにも整流素子の本体部を支持させているから、整流素子の本体部で発生した熱が両ケーブル接続端子にダイレクトに伝熱され、ケーブル接続端子からケーブルへと効率良く放熱させることが可能となる。
<請求項2の発明>
両ケーブル接続端子の接続孔に整流素子の本体部を圧入保持させているから、整流素子の本体部で発生した熱を半田層等を介することなくケーブル接続端子へより迅速に伝熱することが可能となる。
<請求項3の発明>
両ケーブル接続端子のそれぞれは補助中継端子より総面積が大きく設定されているから、ボックス本体内において両ケーブル接続端子の占有面積を大きく確保することが可能となり、ケーブル接続端子からの放熱性を高めることができる。
<実施形態1>
本発明の実施形態1を図1及び図2によって説明する。本実施形態の太陽電池モジュール用端子ボックスは、相互に直列接続された多数の太陽電池セルを配した太陽電池モジュールの裏面側に取り付けられるものであって、箱形をなすボックス本体10と、このボックス本体10内に並列状態で配置された多数の端子板30A,30Bと、隣接する端子板30A,30B間に架橋された複数のバイパスダイオード50(本発明の「逆負荷時バイパス用の整流素子」に相当する)とを備えている。
ボックス本体10は、合成樹脂製であって上面開放の箱型に形成されており、その内部に絶縁樹脂材(ポッティング材)が導入され、上方から図示しないカバーが被せ付けられるようになっている。詳しくはボックス本体10は、図1に示すように、複数の端子板30A,30Bがほぼ隙間なく横並びで載置された略矩形状の基板11と、この基板11の周縁から立ち上げられて周囲を取り囲む側板12と、基板11上の所定位置から立ち上げられて隣接する端子板30A,30B間を区画する仕切壁13とを備える。ボックス本体10のうち、仕切壁13によって区画された空間には、各端子板30A,30Bに被着するようにして絶縁樹脂が充填されるようになっており、仕切壁13の厚み分、絶縁樹脂の充填量が少なく済むようにしてある。
基板11の一端には、幅方向の全幅に亘って開口部15が開設されており、この開口部15に各端子板30A,30Bの先端部が臨んでいる。そして、基板11の開口部15には各太陽電池セル群と対応する図示しないリードが通され、通された各リードが対応する端子板30A,30Bの先端部に半田付け等によって接続可能とされている。
基板11の他端の幅方向両端部には、外部出力用のケーブル90が載せられるケーブル載置部16が軸方向に突出して形成されている。ケーブル載置部16には、ケーブル90が遊挿状態で貫通可能なケーブル通し孔(図示せず)を備えた筒部17が軸方向に延設されている。
端子板30A,30Bは、導電性の金属板材を切断等して帯状に形成され、基板11の表面(上面)に沿って四つ並設されている。各端子板30A,30Bのうち、並び方向の両端に位置する二つの端子板は、各太陽電池セル群から起電力を取り出すためのケーブル90を圧着接続させたケーブル接続端子30Aとして構成されている。ケーブル90の端末は被覆91の剥離によって芯線92が露出しており、この芯線92に対しケーブル接続端子30Aの端部に形成された一対のバレル部31がかしめ接続され、もしくは半田付けにより接続されるようになっている。ケーブル接続端子30Aの中間領域は、リードとの接続領域及びバレル部31と比べて幅広に形成されており、ここにバイパスダイオード50の本体部51が支持されている。ケーブル接続端子30Aの中間領域にはバイパスダイオード50の本体部51を嵌め込んで接続するための接続孔32が貫通して形成されている。この中間領域が幅広に形成されることで、バイパスダイオード50の発熱時における放熱性が高められている。
各端子板30A,30Bのうち、並び方向の中央部に位置する二つの端子板は、両ケーブル接続端子30A間に配された中継接続端子30Bとして構成されている。このうち、一方の中継接続端子30R(図示する右側の端子板30B)にはバイパスダイオード50の本体部51が支持されており、他方の中継接続端子30L(図示する左側の端子板30B)には、本体部51が支持されておらず、両側に位置する端子板(ケーブル接続端子30Aと一方の中継接続端子30R)のそれぞれに支持された本体部51から延出する接続ピン52(本発明の「接続片」に相当する)の先端が接続されている。本体部51が支持された一方の中継接続端子30Rには、上記同様に、本体部51を嵌め込んで接続するための接続孔32が貫通して形成され、その中間領域が、放熱性の向上を図るべく他方の中継接続端子30Lに比べて幅広に形成されている。他方の中継接続端子30Lは、四つの端子板30A,30Bの中でその総面積が最も小さく設定されており、ボックス本体10内における他の端子板30A,30Rの占有面積が高められている。
また、一方の中継接続端子30Rの中間領域は他方の中継接続端子30L側へ迫り出して形成されており、これに伴って他方の中継接続端子30Lの中間領域はリードとの接続領域との間に幅方向に位置ずれして段付き状をなしている。なお、各端子板30A,30B間は仕切壁13によって隔てられているが、一方の中継接続端子30Rと他方の中継接続端子30Lとの間に配された仕切壁13は一方の中継接続端子30Rの迫り出し部分に沿って屈曲して形成されている。また、仕切壁13にはバイパスダイオード50の接続ピン52が通過する切欠部18が形成されており、接続ピン52との干渉を回避できるようになっている。
両ケーブル接続端子30A及び一方の中継接続端子30Rに支持された3つのバイパスダイオード50の本体部51は、各端子板30A,30Bの並び方向に沿った一直線上の位置から位置ずれして配されている。そして、中継接続端子30Bには、各バイパスダイオード50の放熱領域を複数に分割するための断熱部35,36,37が形成されている。この断熱部35,36,37は、中継接続端子30Bの一側縁に開口して幅方向に延出するスリット状の空気層からなり、一方の中継接続端子30Rに二つ形成され、他方の中継接続端子30Lに一つ形成されている。具体的には、一方の中継接続端子30Rには、開口部15側に近い位置において、右側縁に開口して左側縁の近傍位置に達する深さの第1断熱層35が切り込み形成されているとともに、この第1断熱層35とバイパスダイオード50を挟んだ位置において、左側縁に開口して右側縁の近傍位置に達する深さの第2断熱層36が切り込み形成されている。また、他方の中継接続端子30Lには、そこに載置接続された両接続ピン52の先端間において右側縁に開口して幅方向略中央部に達する深さの第3断熱層37が切り込み形成されている。バイパスダイオード50で発生した熱は、この断熱層35,36,37を廻り込む間に、対応する端子板30A,30Bから基板11へ効率良く放熱されるようになっている。
バイパスダイオード50は、大まかには扁平な円柱形をなす本体部51と、本体部51の一端面の略中央から導出される折り曲げ可能な接続ピン52とから構成されている。本体部51は、P側領域(アノード側領域)とN側領域(カソード側領域)とからなる図示しないチップダイオードの側方を金属製の円筒材55で包囲してなり、チップダイオードの底部(アノード側領域またはカソード側領域のいずれかの領域)が円筒材55の底部と接触して両者の導通がとられる一方、この底部を除いた円筒材55とチップダイオードとの間に絶縁樹脂が導入され、全体として小型にパッケージ化されている。本体部51の側周面(筒材の側周面)には、図示しない鋸歯状の凹凸が軸方向に多数形成されており、この凹凸が端子板30A,30Bの接続孔32の孔縁に食い込むことにより、バイパスダイオード50が対応する端子板30A,30Rに対し回り止め状態で容易かつ確実に支持されるようになっている。
また、バイパスダイオード50の接続ピン52は、その根元が本体部51内に埋め込まれた状態でチップダイオードの天面(カソード側領域またはアノード側領域のいずれかの領域)に電気的に接続されている。具体的には接続ピン52は、本体部51が支持された端子板30A,30Rと隣接する端子板30Bとを架け渡すように配されており、チップダイオードの天面上で屈曲して隣接する端子板30B側へ向けて略水平に延びたあと下方へ屈曲し、その下端からさらに屈曲して隣接する端子板30Bの上面に沿って延出し、その先端部に抵抗溶接または半田溶接が施されてこの隣接する端子板30Bに接続されている。
さて、本実施形態においては、既述した通り、両ケーブル接続端子30Aにバイパスダイオード50の本体部51が一つずつ支持され、一方の中継接続端子30Rにバイパスダイオード50の本体部51が一つ支持されているが、このうち、一つのバイパスダイオード50が残り二つのバイパスダイオード50とそのP側(アノード側)及びN側(カソード側)の極性を逆転して形成されている。詳しくは、左側に配されたケーブル接続端子30Aと他方の中継接続端子30Lとを橋絡するバイパスダイオード50の接続ピン52は、そのケーブル接続端子30Aに支持された本体部51のN側(カソード側)から延出してN極性を帯びている。そして、右側に配されたケーブル接続端子30Aと一方の中継接続端子30Rとを橋絡するバイパスダイオード50の接続ピン52は、そのケーブル接続端子30Aに支持された本体部51のP側(アノード側)から延出してP極性を帯びているとともに、一方の中継接続端子30Rと他方の中継接続端子30Lとを橋絡するバイパスダイオード50の接続ピン52は、一方の中継接続端子30Rに支持された本体部51のP側(アノード側)から延出してP極性を帯びている。したがって、他方の中継接続端子30Lを両接続ピン52の先端が接続される補助中継端子として用いることにより、バイパスダイオード50を直列接続させて、両ケーブル接続端子30Aのいずれにもバイパスダイオード50の本体部51を支持させることが可能となっている。
次に、本実施形態の作用効果を説明する。まず、両ケーブル接続端子30A及び一方の中継接続端子30Rの各接続孔32に、バイパスダイオード50の本体部51を圧入装着するとともに、隣接する端子板30B(他方の中継接続端子30L及び一方の中継接続端子30R)に接続ピン52の先端を載せて抵抗溶接または半田溶接等により接続する。
続いて、ケーブル載置部16における筒部17のケーブル通し孔に外部出力用のケーブル90を差し入れ、ケーブル接続端子30Aのバレル部31上に、筒部17を通過してボックス本体10内に臨むケーブル接続端子30Aの芯線92を載せ、このケーブル90の芯線92にケーブル接続端子30Aのバレル部31をかしめ接続もしくは半田接続する。
その後、太陽電池モジュールに対してボックス本体10の基板11を、接着材、両面テープ、またはボルトにより固定する。取り付けの過程でボックス本体10内に太陽電池モジュールの電極に接続されたリードを基板11の開口部15から引き込み、対応する端子板30A,30Bの先端部にリードの先端を半田接続する。次いで、ボックス本体10内にシリコン樹脂等の絶縁樹脂を充填し、バイパスダイオード50、端子板30A,30B、リード、及びケーブル90との接続部分を気密に封止する。最後に、カバーを被せ付け、ボックス本体10の上面開口部を閉止することにより、組み付け作業を完了する。
以上のように本実施形態によれば、3つのバイパスダイオード50のうちの一つのバイパスダイオード50を残りのバイパスダイオード50とは逆方向の極性となし、かつ、他方の中継接続端子30Lをバイパスダイオード50の本体部51を支持しない補助中継端子とすることにより、両ケーブル接続端子30Aのいずれにもバイパスダイオード50の本体部51を支持させるようにしたから、バイパスダイオード50の本体部51で発生した熱が両ケーブル接続端子30Aにダイレクトかつ速やかに伝熱され、ケーブル接続端子30Aからケーブル90(詳しくはケーブル90の芯線92)へと効率良く放熱させることが可能となる。
また、両ケーブル接続端子30Aの接続孔32にバイパスダイオード50の本体部51を圧入保持させているから、バイパスダイオード50の本体部51で発生した熱を半田層等を介することなくケーブル接続端子30Aへより迅速に伝熱することが可能となる。
さらに、両ケーブル接続端子30Aのそれぞれは少なくとも他方の中継接続端子30Lより総面積が大きく設定されているから、ボックス本体10内において両ケーブル接続端子30Aの占有面積を大きく確保することが可能となり、ケーブル接続端子30Aからの放熱性を高めることができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)本発明によれば、バイパスダイオードは、周知のパッケージダイオードを用いてもよく、また、ベアチップと導体片とからなるベアチップダイオードを用いてもよい。この場合、PN接合に基づく整流機能を有する本体部が両ケーブル接続端子に載せられる等して支持されていればよい。
(2)本発明によれば、中継接続端子は一つの補助中継端子のみで構成されていてもよい。また、一つの補助中継端子とバイパスダイオードの本体部を支持する2つ以上の中継接続端子とから構成されていてもよい。
実施形態1の太陽電池モジュール用端子ボックスのボックス本体内の平面図 その断面図
符号の説明
10…ボックス本体
11…基板
13…仕切壁
30A…ケーブル接続端子
30B…中継接続端子
30L…他方の中継接続端子(補助中継端子)
50…バイパスダイオード(整流素子)
51…本体部
52…接続ピン(接続片)
90…ケーブル

Claims (3)

  1. 内部に少なくとも三つの端子板が並列に収容されているボックス本体と、
    前記各端子板のうちの二つの端子板であって、太陽電池モジュールから起電力を取り出すためのケーブルが接続されたケーブル接続端子と、
    前記各端子板のうち、前記ケーブル接続端子を除いた残りの端子板によって構成される中継接続端子と、
    対応する二つの端子板のうちの一方の端子板に、PN接合に基づく整流機能を有する本体部が支持され、その本体部に接続された接続片が他方の端子板側へ延出して両端子板間を橋絡する少なくとも二つの逆負荷時バイパス用の整流素子とを備え、
    前記各整流素子のうちの少なくとも一つの整流素子を残りの整流素子とは逆方向の極性となし、かつ、前記中継接続端子のうちの一つの中継接続端子を前記整流素子の前記本体部を支持しない補助中継端子とすることにより、前記両ケーブル接続端子のいずれにも前記整流素子の前記本体部を支持させる構成としたことを特徴とする太陽電池モジュール用端子ボックス。
  2. 前記両ケーブル接続端子には、前記整流素子の前記本体部を圧入保持する接続孔が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の太陽電池モジュール用端子ボックス。
  3. 前記両ケーブル接続端子のそれぞれは、前記補助中継端子より総面積が大きく設定されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の太陽電池モジュール用端子ボックス。
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