JP2007126604A - ポリアルキレンテレフタレート樹脂組成物及び樹脂成形品 - Google Patents

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寿之 降矢
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修 滝瀬
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Abstract

【課題】
離型性、耐金型汚染性及び連続成形性が改善され、成形生産性の優れたポリアルキレンテレフタレート樹脂組成物を提供する。更には、エポキシ化合物の存在下でも、耐加水分解性と離型性等の性能を両立できるポリアルキレンテレフタレート樹脂組成物を提供する。
【解決手段】
(A)ポリアルキレンテレフタレート樹脂100重量部に対し、(B)炭素数25〜36の高級アルコールから構成される高級脂肪酸エステルを0.005〜5重量部含有することを特徴とするポリアルキレンテレフタレート樹脂組成物、及び、この樹脂組成物を溶融成形してなる樹脂成形品。
【選択図】 なし

Description

本発明はポリアルキレンテレフタレート樹脂組成物に関し、詳しくは、ポリアルキレンテレフタレート樹脂と特定の高級脂肪酸エステルを含有するポリアルキレンテレフタレート樹脂組成物、及びこれを成形してなる樹脂成形品に関する。
ポリアルキレンテレフタレート樹脂組成物は、成形加工性、機械的物性、耐熱性、その他の物理的、化学的特性に優れていることから、自動車部品、電気電子部品、精密機器部品などの分野で広く使用されている。中でも、特にポリブチレンテレフタレート樹脂組成物は、結晶化速度が速く、射出成形に好適ではあるが、さらに成形サイクルを短縮して生産性を高めることが望まれており、そのために離型性や結晶化速度の更なる向上が検討されている。
一方、ポリアルキレンテレフタレート樹脂は、加水分解しやすいという欠点があり、自動車部品に応用する場合は、加水分解性を改良するため、エポキシ化合物が配合される場合がある。しかし、エポキシ化合物は、金型の金属表面との密着性が良好なため、離型時に金型表面と樹脂の間の潤滑性が阻害され、離型性が悪化する場合があった。また、金型表面に離型剤等の低揮発分が蓄積し、いわゆる金型汚染に結びつくため連続成形が困難になるという問題があった。
従来から、ポリアルキレンテレフタレート樹脂の離型剤としては、パラフィンワックス、ポリエチレンワックス、高級脂肪酸、高級脂肪酸エステルなどの化合物があり、中でも高級脂肪酸エステルが良好な離型性を示すことが知られている。
例えば、特許文献1及び2には、離型剤として種々の高級脂肪酸エステルが開示されており、その構成成分である脂肪酸成分としては、炭素数10〜36と広い範囲のものが示されている。一方、アルコール成分については、一価や多価のものが開示されているが、多価アルコールとしては、炭素数10以下の低分子化合物のみが開示されており、一価アルコールについても、具体例として開示されているのは炭素数20以下の例のみである。このような炭素数10〜36の脂肪酸と炭素数20以下の一価アルコールから構成される脂肪酸エステルは、鯨蝋から安価に工業的に生産され広く使用されてきた。
これらの文献においては、機械的物性や外観等の特性については着目しているが、離型性や耐金型汚染性、連続成形性という観点については、何ら着目されていない。
しかしながら、これら従来の高級脂肪酸エステルでは、離型性、耐金型汚染性及び連続成形性が不十分であるという問題があり、特に、加水分解性を改良するために、エポキシ化合物を配合したポリアルキレンテレフタレート樹脂組成物の場合には、この傾向が顕著であった。
従って、耐加水分解性が要求される用途においても、潤滑性、耐金型汚染性及び連続成形性に優れる樹脂組成物が望まれていた。
特開昭57−115450号公報 特開平11−71506号公報
本発明は、上記実情に鑑みなされたものであり、その解決課題は、離型性、耐金型汚染性及び連続成形性が改善され、成形生産性の優れたポリアルキレンテレフタレート樹脂組成物を提供することにある。更には、エポキシ化合物の存在下でも、耐加水分解性と離型性等の性能を両立できるポリアルキレンテレフタレート樹脂組成物を提供することにある。
本発明者らは上記課題を解決するため鋭意検討した結果、高級脂肪酸エステルを構成するアルコール成分の炭素数に着目し、ポリアルキレンテレフタレート樹脂に、特定の炭素数の高級アルコールから構成される高級脂肪酸エステルを配合することにより、離型性、耐金型汚染性及び連続成形性が改善されることを見出し、本発明を完成した。
すなわち、本発明の要旨は、(A)ポリアルキレンテレフタレート樹脂100重量部に対し、(B)炭素数25〜36の高級アルコールから構成される高級脂肪酸エステルを0.005〜5重量部含有することを特徴とするポリアルキレンテレフタレート樹脂組成物、及び、この樹脂組成物を溶融成形してなる樹脂成形品、に存する。
本発明のポリアルキレンテレフタレート樹脂組成物は、射出成形時の離型性、耐金型汚染性及び連続成形性に極めて優れているため、優れた成形生産性を示し、自動車部品、電気電子部品、機械部品など広い用途において適用可能である。特に、耐加水分解性が要求される製品の射出成形においても、優れた離型性、耐金型汚染性及び連続成形性を示し、耐加水分解性と離型性等の性能を両立できるという点で優れているため、コネクタ等の電気・電子部品、特に自動車部品に好適である。
以下、本発明を詳細に説明する。
(A)ポリアルキレンテレフタレート樹脂
本発明における(A)ポリアルキレンテレフタレート樹脂としては、単独のポリアルキレンテレフタレート樹脂の他、アルキレンテレフタレートのコポリエステル、複数種類のポリアルキレンテレフタレート樹脂の混合物などが挙げられる。
ポリアルキレンテレフタレート樹脂は、ジオール成分とテレフタル酸とを主成分とするポリエステル樹脂である。ジオール成分としては、エチレングリコール、1、4−ブタンジオール、プロピレングリコール、トリメチレングリコール、テトラメチレングリコール、ヘキサメチレングリコール、ネオペンチルグリコール、ジエチレングリコール、ポリエチレングリコール、シクロヘキサンジメタノール、2,2−ビス(2’−ヒドロキシエトキシフェニル)プロパン等が挙げられる。中でも好ましくは、ポリブチレンテレフタレート及びポリエチレンテレフタレートが挙げられる。
アルキレンテレフタレートのコポリエステルとしては、アルキレンテレフタレート単位を主構成単位とするコポリエステルであり、2種以上のジオール成分とテレフタル酸からなるコポリエステルの他、ジオール成分、テレフタル酸及びテレフタル酸以外のジカルボン酸からなるコポリエステルなどが挙げられる。テレフタル酸以外のジカルボン酸としては、イソフタル酸、ナフタレンジカルボン酸、ジフェニルジカルボン酸、ジフェニルエーテルジカルボン酸、ジフェニルメタンジカルボン酸、ジフェニルスルホンジカルボン酸、コハク酸、アジピン酸、セバシン酸、スベリン酸、アゼライン酸、ダイマー酸などが挙げられる。アルキレンテレフタレートのコポリエステルの具体例としては、例えば、ポリブチレンテレフタレート/イソフタレート、ポリエチレンテレフタレート/イソフタレートなどが挙げられる。
複数種類の混合物としては、例えば、ポリブチレンテレフタレートとポリブチレンテレフタレート以外のポリアルキレンテレフタレートとの混合物、ポリブチレンテレフタレートと上述したアルキレンテレフタレートのコポリエステルとの混合物などが挙げられる。中でも、ポリブチレンテレフタレートとポリエチレンテレフタレートとの混合物、ポリブチレンテレフタレートとポリブチレンテレフタレート/イソフタレートとの混合物が好ましい。
(A)ポリアルキレンテレフタレート樹脂として、ポリブチレンテレフタレート(PBT)とポリエチレンテレフタレート(PET)の混合物を用いる場合には、PBTとPETの重量比(PBT/PET)は、好ましくは100〜40/0〜60であり、より好ましくは95〜55/5〜45である。また、(A)ポリアルキレンテレフタレート樹脂として、PBTとPBT/イソフタレートの混合物を用いる場合には、これらの重量比(PBT/(PBT−イソフタレート))は、好ましくは100〜50/0〜50であり、より好ましくは95〜55/5〜45である。混合物中のPBTの割合が上記範囲内であると、表面性や耐熱性が向上する傾向がある。これらの混合物は溶融混練および成形時にエステル交換などを起こし耐熱性が低下する場合があるので、有機リン酸エステル化合物などの熱安定剤を配合することが好ましい。
(A)ポリアルキレンテレフタレート樹脂の固有粘度[η]は、通常0.5〜1.5dl/gである。ここで、固有粘度の測定は、フェノールとテトラクロロエタンの1:1(重量比)の溶媒中、30℃の温度において測定される。具体的には、ポリブチレンテレフタレートの固有粘度は、0.6〜1.4dl/g、更には0.7〜1.3dl/gが好ましく、ポリエチレンテレフタレートの固有粘度は、0.6〜1.0、更には0.7〜0.9dl/gが好ましく、ポリブチレンテレフタレート/イソフタレートの固有粘度は、0.8〜1.3dl/g、更には0.9〜1.2dl/gが好ましい。固有粘度が低すぎると、機械的強度が十分でなく、一方大きすぎると溶融成形時の流動性が低下する傾向がある。ポリアルキレンテレフタレートの混合物を用いる場合には、各々の樹脂の固有粘度が上記範囲であればよい。
また、(A)ポリアルキレンテレフタレート樹脂の末端カルボキシル基量は、通常60eq/トン以下、さらには10〜50eq/トンが好ましい。末端カルボキシル基量が60eq/トンより高いと、樹脂組成物の溶融成形時にガスが発生しやすく、また、末端カルボキシル基量が過度の低いとポリアルキレンテレフタレート樹脂の生産性が悪くなるという傾向がある。また、エポキシ化合物を配合する場合には、末端カルボキシル基量が多すぎるとエポキシ化合物との反応により流動性が低下し、射出成形性を阻害する可能性もある。
本発明において末端カルボキシル基濃度の測定は、ベンジルアルコール25mlにポリアルキレンテレフタレート樹脂0.5gを溶解させ、水酸化ナトリウムの0.01モル/lベンジルアルコール溶液を使用して滴定することにより行う。末端カルボキシル基量の調整は、重合時の原料仕込み比、重合温度、減圧方法などの重合条件を調節する方法や、末端封鎖剤を反応させる方法などにより行うことができる。
(B)高級脂肪酸エステル
高級脂肪酸エステルは、高級アルコール成分と脂肪酸成分とから構成されるが、本発明においては、(A)ポリアルキレンテレフタレート樹脂に、特定の炭素数の高級アルコールから構成される高級脂肪酸エステルを配合することを特徴とする。これにより、樹脂組成物の潤滑性、耐金型汚染性及び連続成形性が改善されるというメリットがある。
本発明の高級脂肪酸エステルを構成する高級アルコール成分の炭素数は、25〜36、好ましくは27〜34、更に好ましくは29〜32である。高級アルコール成分は、一価でも多価でもよく、また、分岐状でも直鎖状でもよいが、中でも一価又は直鎖状のアルコール成分が好ましくは、更には一価で且つ直鎖状のアルコール成分であるのが好ましい。高級アルコール成分に相当する高級アルコールの具体例としては、セリルアルコール(C26)、ミリシルアルコール(C30)等が挙げられ、中でもミリシルアルコールが特に好ましい。
一方、高級脂肪酸エステルを構成する脂肪酸成分の炭素数は、通常10〜60、好ましくは12〜36、更に好ましくは13〜25、特に好ましくは14〜20である。脂肪酸成分は、分岐状でも直鎖状でもよいが、中でも直鎖状の脂肪酸成分であるのが好ましい。脂肪酸成分に相当する脂肪酸の具体例としては、ミリスチン酸(C14)、パルミチン酸(C16)、ステアリン酸(C18)、ベヘン酸(C22)、モンタン酸(C28)、セロチン酸(C50)等が挙げられるが、中でもパルミチン酸が好ましい。
また、(B)高級脂肪酸エステルの具体例としては、パルミチン酸エステル、ステアリン酸エステル、セロチン酸エステル等が挙げられるが、中でもパルミチン酸ミリシルが特に好ましい。
本発明においては、この(B)高級脂肪酸エステルを、蜜蝋等のワックスとして配合することができる。ここで、ワックスとは、主成分としての高級脂肪酸エステルの他、遊離の脂肪酸や炭化水素化合物、高級アルコール等を含む混合物をいう。ワックスに含まれる遊離の脂肪酸は、アルコール類、例えば、直鎖高級飽和及び不飽和アルコール、分岐高級飽和アルコール、多価アルコール並びにステリン酸から選ばれるアルコール類で変性されていてもよい。
本発明で使用できるワックスとしては、本発明の特定の(B)高級脂肪酸エステルを主成分として含むものであれば良く、具体的には、動物系である蜜蝋や、植物系であるカルナウバ蝋、サトウキビ蝋、パーム蝋等が挙げられるが、本発明では特に蜜蝋を使用するのが好ましい。
本発明でワックスを使用する場合には、上述した特定の(B)高級脂肪酸エステルを50重量%以上、更には60重量%以上、特には65重量%以上含有するワックスを使用するのが好ましい。
以下に、本発明において代表的なワックスである蜜蝋の成分について説明する。
蜜蝋はミツバチの腹部にある蝋線から分泌され、ミツバチの巣の主成分をなしている蝋であり、蜜蝋の65〜75重量%を占める成分である蝋ワックスは、12〜36の偶数の炭素数を有する直鎖状脂肪酸と、24〜36の偶数の炭素数を有する一価の直鎖状高級アルコールとからなる高級脂肪酸エステルであり、この蝋ワックスの主成分は、パルミチン酸ミリシル(C16312・C3061)である。
蜜蝋は、この蝋ワックスの他に、さらに脂肪酸(2〜20重量%)、炭化水素化合物(10〜21重量%)、高級アルコール(2重量%以下)を含有している。脂肪酸は16〜36の偶数の炭素数を有する直鎖飽和脂肪酸であり、中でも主成分はセロチン酸(C26522)である。炭化水素化合物はC25、C27、C29、C31の直鎖状炭化水素である。
このように蜜蝋には、本発明の特定の(B)高級脂肪酸エステルであるパルミチン酸ミリシルが含有されているため、この蜜蝋を(A)ポリアルキレンテレフタレート樹脂にそのまま配合することにより、本発明の効果を達成することが可能となる。
(B)高級脂肪酸エステルの配合量は、(A)ポリアルキレンテレフタレート樹脂100重量部に対し、0.005〜5重量部であり、更には0.01〜2重量部、特には0.1〜1重量部であるのが好ましい。該(B)エステルの配合量が0.005重量部より少ないと離型性の改良効果が十分発揮されず、また、5重量部より多いと、機械的強度が低下する場合がある。
(B)高級脂肪酸エステルを蜜蝋等のワックスとして配合する場合には、ワックスの配合量は、(A)ポリアルキレンテレフタレート樹脂100重量部に対し、0.01〜5重量部が好ましく、更には0.05〜3重量部、特には0.1〜2重量部が好ましい。ワックスの配合量が0.01重量部より少ないと離型性の改良効果が十分発揮されない場合があり、また5重量部より多いと、機械的強度の低下などの可能性がある。
(C)エポキシ化合物
本発明の樹脂組成物には、更に(C)エポキシ化合物を配合することが好ましい。これにより、ポリアルキレンテレフタレート樹脂組成物の耐加水分解性を向上させることができ、上述した(A)ポリアルキレンテレフタレート樹脂、及び(B)高級脂肪酸エステルと組み合わせて使用することにより、離型性、耐金型汚染性及び連続成形性にも優れた樹脂組成物とすることができる。
本発明において、エポキシ化合物とは、分子内にエポキシ基を少なくとも一つ有する化合物であり、エポキシ基の個数で表した場合に、単官能性、二官能性、三官能性及び多官能性の何れであってもよく、また、これらの内の2種類以上の混合物であってもよい。但し、三官能性以上の多官能性のエポキシ化合物は、樹脂組成物の溶融混練又は成形加工の際に、増粘し流動性を悪化させるので、耐加水分解性の改良効果を期待して添加する場合には、単官能性又は二官能性のエポキシ化合物の方が好ましい。また、エポキシ化合物は、アルコール系化合物、フェノール系化合物又はカルボン酸とエピクロロヒドリンとの反応から得られるグリシジル化合物、脂環式エポキシなどの低分子量のエポキシ化合物、及び高分子量のエポキシ樹脂の何れであってもよい。
本発明において使用可能な低分子量のエポキシ化合物の具体例としては、メチルグリシジルエーテル、ブチルグリシジルエーテル、2−エチルヘキシルグリシジルエーテル、デシルグリシジルエーテル、ステアリルグリシジルエーテル、フェニルグリシジルエーテル、ブチルフェニルグリシジルエーテル、アリルグリシジルエーテル等のグリシジルエーテル;ネオペンチルグリコールジグリシジルエーテル、エチレングリコールジグリシジルエーテル、グリセリンジグリシジルエーテル、プロピレングリコールジグリシジルエーテル、ビスフェノールAジグリシジルエーテル等のジグリシジルエーテル;安息香酸グリシジルエステル、ソルビン酸グリシジルエステル等の脂肪酸グリシジルエステル;アジピン酸ジグリシジルエステル、テレフタル酸ジグリシジルエステル、オルトフタル酸ジグリシジルエステル等のジグリシジルエステル;3,4−エポキシシクロヘキシルメチル−3,4−エポキシシクロヘキシルカルボキシレート等の脂環式ジエポキシ化合物;γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルトリエトキシシラン、β−(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチルトリメトキシシランなどのエポキシシランなどが挙げられる。中でも、ジグリシジルエーテルが好ましく、特にはビスフェノールAとエピクロロヒドリンとの反応から得られる、ビスフェノールAジグリシジルエーテルが好ましい。ここで、低分子量のエポキシ樹脂の分子量としては、通常200〜1000であり、好ましくは300〜500である。
また、本発明において使用されるエポキシ樹脂は、通常重量平均分子量が2000〜40000、好ましくは7000〜20000の樹脂であり、具体的には、ビスフェノール型エポキシ樹脂、ノボラック型エポキシ樹脂、脂環式エポキシ樹脂、グリシジルアミン型エポキシ樹脂、グリシジルエステル型エポキシ樹脂、複素環式エポキシ樹脂等が挙げられる。中でも、ビスフェノール型エポキシ樹脂が好ましく、更には、下記一般式(I)で示されるビスフェノール型エポキシ樹脂が好ましい。
Figure 2007126604

(一般式(I)中、Xは、各々独立に、水素原子又はハロゲン原子を表し、Yは、各々独立に、炭素数1〜10のアルキレン基、炭素数2〜10のアルキリデン基、炭素数3〜10のシクロアルカン基、カルボニル基、−O−、−S−、−SO2−、又は直接結合を表し、nは6〜20の数平均重合度を表す)。
一般式(I)中、Xは、各々独立に、水素原子又はハロゲン原子を表すが、互いに異なっていてもよく、ハロゲン原子としては、塩素原子及び臭素原子が挙げられる。Xは、水素原子を基本とするが、難燃性付与を目的とする場合には、一部が臭素原子等のハロゲン原子であっても良い。また、Yは、各々独立に、炭素数1〜10のアルキレン基、炭素数2〜10のアルキリデン基、炭素数3〜10のシクロアルカン基、カルボニル基、−O−、−S−、−SO2−、又は直接結合を表すが、中でも、炭素数1〜10、更には炭素数2〜7のアルキレン基が好ましく、特には、機械的強度および価格の点から、−C(CH2−が好ましい。nは6〜20の数平均重合度を表し、nが20を越えると、耐湿熱性が低下する場合があり、nが6未満では滞留成形時に外観が悪化する場合がある。
本発明の(C)エポキシ化合物は、そのエポキシ当量が、通常100〜10000であるが、溶融混練時又は成形時の増粘・ゲル化を抑制するという観点から、中でも2000〜6500、特には2500〜6000が好ましい。エポキシ当量が10000を越えると、耐加水分解性の改善効果が小さくなる場合があり、一方、エポキシ当量が100未満では、成形時の滞留安定性が低下する場合がある。
ここで、エポキシ当量とは、低分子量のエポキシ化合物の場合には、エポキシ化合物の分子量を、エポキシ化合物中に存在するエポキシ基の数で除した数値である。また、高分子量のエポキシ樹脂の場合には、電位差滴定装置を用いて分極滴定を行うことにより測定する。
(C)エポキシ化合物の配合量は、(A)ポリアルキレンテレフタレート樹脂100重量部に対して0.05〜40重量部、好ましくは0.1〜30重量部である。0.05重量部未満では耐加水分解性の改善効果が不充分となる場合があり、40重量部を越えると樹脂組成物の流動性の低下や、得られた成形体の外観が悪化する場合がある。中でも、低分子量のエポキシ化合物の場合には、溶融混練時又は成形時の増粘・ゲル化を抑制するという観点から、(C)エポキシ化合物の配合量は0.05〜5重量部、更には0.1〜2重量部が好ましい。一方、エポキシ樹脂の場合には、(A)ポリアルキレンテレフタレート樹脂100重量部に対して、2〜40重量部、更には5〜20重量部が好ましい。
また、上述した(B)高級脂肪酸エステルに対する(C)エポキシ化合物の配合比率(重量比)[(B)/(C)]は、通常0.1〜500であり、好ましくは0.5〜200、更に好ましくは1〜100である。
本発明の樹脂組成物には、(A)ポリアルキレンテレフタレート樹脂、(B)高級脂肪酸エステル、及び必要に応じて配合する(C)エポキシ化合物の他に、本発明の目的を損なわない範囲で、所望により、無機充填剤、難燃剤、難燃助剤、核剤(例えば、タルク)、酸化防止剤、紫外線吸収剤、熱安定剤、顔料、耐衝撃性改良剤等の改質剤等の添加剤を含有させることができる。
本発明で使用できる無機充填剤としては、繊維状、板状、粒状物などの一般的に樹脂組成物に使用されるものが挙げられ、またこれらの混合物も使用できる。具体的には、ガラス繊維、鉱物繊維、セラミックスウィスカー、ワラストナイト、カーボン繊維等の繊維状物;ガラスフレーク、マイカ、タルクなどの板状物;シリカ、アルミナ、ガラスビーズ、カーボンブラック、炭酸カルシウム等の粒状物などが挙げられる。これらの選定の基準は製品の必要とされる特性によるが、機械的強度や剛性が要求される場合には繊維状物、特にガラス繊維が選定され、成形品の異方性および反りの低減が重要な場合には板状物、特にマイカが選ばれる。また、粒状物は成型時の流動性も加味された全体的なバランスのもとで最適なものが選ばれる。
ガラス繊維は、一般に樹脂強化用に使用されるものならば特に限定されないが、具体的には、長繊維タイプ(ロービング)や短繊維タイプ(チョップドストランド)などが使用でき、繊維径は通常6〜15μmである。また、ガラス繊維は集束剤(例えば、ポリ酢酸ビニル、ポリエステル等)、カップリング剤(例えば、シラン化合物、ボロン化合物等)、その他の表面処理剤等で処理されていてもよい。
上記無機充填剤の配合量は、(A)ポリアルキレンテレフタレート樹脂100重量部に対して通常0〜100重量部であり、好ましくは0〜80重量部である。無機充填剤が100重量部より多いと、機械的性質が低下する場合がある。また、機械的強度の改善を目的とする場合は、無機充填剤を5重量部以上配合することが好ましく、結晶化促進を主目的とする場合は、0.01〜1重量部の範囲の量を配合することが好ましい。
本発明の樹脂組成物には、難燃性を付与する目的で、樹脂組成物において広く用いられている難燃剤を配合することができる。好適な難燃剤としては、臭素化ビスフェノールA系ポリカーボネート類、臭素化ビスフェノールA系エポキシ樹脂類、臭素化された置換基を有するビニル系ポリマー(例えば、ペンタブロモベンジルポリアクリレート)などの臭素系難燃剤、及び赤燐や燐酸系難燃剤等が挙げられる。中でも、臭素化ビスフェノールA系エポキシ樹脂類は、上述した(C)エポキシ化合物の成分として使用することにより、耐加水分解性と難燃性の両方の改良効果があるため、特に好ましい。
難燃剤の配合量は(A)ポリアルキレンテレフタレート樹脂100重量部に対して、通常2〜30重量部である。樹脂組成物中の無機充填剤の配合量が多い場合や、難燃助剤を併用した場合には、難燃剤の配合量を少なくできるが、その場合でも少なくとも2重量部は必要であり、2重量部未満では得られる組成物の難燃性が不充分となる場合がある。一方、難燃剤が30重量部より多いと、機械的強度が低下する場合がある。
更に、難燃効果を助長する目的で、樹脂組成物に難燃助剤を配合することができる。好適な難燃助剤の例としては、Sb及び/又はxNaO・Sb・yHO(x=0〜1、y=0〜4)等のアンチモン系化合物が挙げられる。難燃助剤の粒径は特に限定されないが、0.02〜5μmが好ましい。また所望により、エポキシ化合物、シラン化合物、イソシアネート化合物、チタネート化合物等で表面処理されたものを用いることができる。
難燃助剤の配合量は(A)ポリアルキレンテレフタレート樹脂100重量部に対して、通常0〜15重量部であるが、効果的に難燃性を付与するためには、難燃剤に対して20〜70重量%が好ましい。(A)ポリアルキレンテレフタレート樹脂に対する難燃助剤の配合量が15重量部を超えると、樹脂や配合剤の分解を促進し、成形品の特性が低下する場合がある。
本発明の樹脂組成物の製造方法には特に制限はなく、公知の方法を採用することができる。すなわち、(A)ポリアルキレンテレフタレート樹脂、(B)高級脂肪酸エステル、及び、必要に応じて配合される(C)エポキシ化合物や各種添加剤を、ペレット、粉末、細片状態などで、ブレンダーなどを用いて均一混合した後、バンバリーミキサー、加熱ロール、単軸又は多軸押出機等を用いて、通常220〜360℃、好ましくは230〜290℃の温度で溶融混練する方法などを採用できる。
なお、本発明の樹脂組成物は、通常の成形方法、例えば射出成形、押出成形、圧縮成形、中空成形などの方法により、電機・電子機器分野、自動車分野、機械分野、日用雑貨分野等の種々の成形品を得ることができる。特に好ましい成形方法は、流動性の良さから、射出成形であり、射出成形に当たっては、樹脂温度を240〜280℃にコントロールするのが好ましい。
このようにして得られた樹脂成形品は、耐加水分解性が要求される成形品の射出成形においても、優れた離型性、耐金型汚染性及び連続成形性を示し、耐加水分解性と離型性等の性能を両立できるため、コネクタ等の電気・電子部品、特には自動車部品に好適である。
以下、本発明を実施例により更に詳細に説明するが、本発明はその要旨を超えない限り、以下の実施例に限定されるものではない。なお実施例中の部は重量部を意味することとする。
[原材料]
(A)ポリアルキレンテレフタレート樹脂
(a−1)ポリブチレンテレフタレート樹脂(PBT−1):三菱エンジニアリングプラスチックス(株)社製 商品名ノバデュラン(登録商標)(A)、固有粘度=1.2
(a−2)ポリブチレンテレフタレート樹脂(PBT−2):三菱エンジニアリングプラスチックス(株)社製 商品名ノバデュラン(登録商標)(B)、固有粘度=0.85
(B)離型剤
(b−1)蜜蝋:三木化学社製 商品名ゴールデンブランドパウダー(パルミチン酸ミリシル(アルコール成分の炭素数は30)含有量=67〜72重量%、遊離脂肪酸含有量=13〜16重量%、炭化水素含有量=10〜14重量%、遊離アルコール含有量=1〜2重量%)
(b−2)ステアリルステアレート:理研ビタミン社製 商品名SL−900(アルコール成分の炭素数は18)
(C)エポキシ化合物
(c−1)ビスフェノールAのジグリシジルエーテル:旭電化工業社製 商品名アデカサイザー EP−17、エポキシ当量=185g/eq当量、分子量=370
(c−2)ビスフェノール型エポキシ樹脂:ジャパンエポキシレジン社製 商品名エピコート1010K、エポキシ当量=3000〜5000g/eq当量、分子量=5500
(c−3)臭素化ビスフェノール型エポキシ樹脂:阪本薬品社製 商品名SR−T5000、エポキシ当量=5000
なお、上記(c−2)と(c−3)のエポキシ当量は、後述する方法により測定した。
(D)その他の成分
(d−1)ガラス繊維(GF):日本電気硝子社製 商品名T−187
(d−2)三酸化アンチモン(Sb):鈴裕化学社製 商品名AT−3CN
[エポキシ当量の測定法]
本発明で使用するエポキシ樹脂のエポキシ当量は、以下の方法により測定した。即ち、エポキシ樹脂0.1mgを80mlのジクロロメタンに溶解した後、20mlの氷酢酸と2gの臭化セチルトリメリルアンモニウムを加え、0.1N過塩素酸標準溶液を用いて、電位差滴定装置で分極滴定を行った。エポキシ当量の値は、下記式により求めた。
エポキシ当量(g/eq)=(1000×W)/[(S−B)×N×F×P]
但し、上記式中各記号は以下のものを示す。
W:試料の重量(g)
B:空試験の滴定に要した0.1N過塩素酸標準溶液の量(ml)
S:試料の滴定に要した0.1N過塩素酸標準溶液の量(ml)
N:過塩素酸標準溶液の規定度
F:過塩素酸標準溶液の力価
P:過塩素酸標準溶液の体積補正係数
[成形品の特性評価方法]
(1)耐加水分解性
実施例及び比較例において得られた樹脂組成物のペレットについて、日本製鋼所製J75ED成形機を用い、シリンダー温度240〜270℃、金型温度100℃の条件下で射出成形を行い、ダンベル試験片を作製した。この試験片を、120℃の水蒸気下で24時間処理し、その処理の前後の引張強度を測定し、処理後の引張り強度の保持率(%)を測定した。保持率が高いほど耐加水分解性が良好であることを示す。
(2)成形加工性(離型性、耐金型汚染性及び連続成形性)
実施例及び比較例において得られた樹脂組成物のペレットを、120℃で8時間乾燥させた後、日本製鋼社J75ED(型締め75t、油圧)成形機を用い、シリンダー温度270℃、成形サイクル30秒の条件下で、連続成形を実施した。この時の離型性、耐金型汚染性及び連続成形性を、以下の基準に従って評価した。
(2−1)離型性
連続成形において、金型表面にガスが付着したり、離型不良により樹脂スキン層が金型に付着する現象により、成形品の表面外観が悪化するか否かを評価した。
◎:離型時に音はせず、速やかに成形品が外れた
○:離型時に音はせず、特に不具合なく成形品が外れた
△:離型時に音がするが、製品スキン層の剥離はなし
×:離型時に音がし、製品スキン層の剥離が見られた
××:金型面に付着した製品スキン層が顕著であり、成形品の折れが見られた
(2−2)耐金型汚染性
連続成形において、金型表面の外観の変化を観察した。
○:金型表面の外観の変化なし
△:金型表面の光沢面にわずかに曇りが見られた
×:金型表面の光沢面の曇りが顕著であった
××:金型表面に製品スキン層が付着していた
(2−3)連続成形性
成形品の表面外観に顕著な欠陥が確認されるまでの連続成形ショット数を確認した。連続成形ショット数が多い程、連続成形性に優れている。
[実施例1〜5及び比較例1〜8]
表1及び表2に示す配合割合となるよう、ガラス繊維以外の各成分を混合した後、日本製鋼所製TEX30C型2軸押出機を用いて、シリンダー温度240〜270℃、スクリュー回転数200rpmの条件下、溶融混練してPBT樹脂組成物のペレットを得た。ガラス繊維を使用した例においては、ガラス繊維はサイドフィードにて押出機に供給した。得られたペレットについて、上述した方法により成形品の特性を評価し、その結果を表1及び表2に示した。
Figure 2007126604
Figure 2007126604
表1及び表2より次のことが判明する。
(1)実施例1を比較例1及び2と比較すると、本発明の特定の高級脂肪酸エステル(高級アルコール成分の炭素数30)を含む蜜蝋を使用した実施例1においては、高級アルコール成分の炭素数が18である高級脂肪酸エステルを使用した比較例2の場合に比べて、特に連続成形性に優れることが分かる。
(2)エポキシ化合物を含有する組成物である実施例2と比較例3・4とを比較すると、蜜蝋を使用した実施例2においては、耐加水分解性、離型性、耐金属汚染性、連続成形性の全てについて改善効果が著しいことが分かる。
(3)臭素化エポキシ樹脂を用いて難燃性を付与し、無機充填剤を配合した実施例4及び5は、比較例6及び7に比べ、耐加水分解性、耐金属汚染性、連続成形性の改善効果が著しいことが分かる。

Claims (6)

  1. (A)ポリアルキレンテレフタレート樹脂100重量部に対し、(B)炭素数25〜36の高級アルコールから構成される高級脂肪酸エステルを0.005〜5重量部含有することを特徴とするポリアルキレンテレフタレート樹脂組成物。
  2. 該(B)高級脂肪酸エステルが、炭素数12〜36の直鎖状脂肪酸と、炭素数28〜33の一価直鎖状高級アルコールとから構成されるものである請求項1に記載のポリアルキレンテレフタレート樹脂組成物。
  3. 該(B)高級脂肪酸エステルを、蜜蝋として含有させる請求項1又は2に記載のポリアルキレンテレフタレート樹脂組成物。
  4. 該(A)ポリアルキレンテレフタレート樹脂100重量部に対し、蜜蝋を0.01〜5重量部含有することを特徴とするポリアルキレンテレフタレート樹脂組成物。
  5. 該(A)ポリアルキレンテレフタレート樹脂100重量部に対し、更に(C)エポキシ化合物を0.05〜40重量部含有する請求項1〜4のいずれかに記載のポリアルキレンテレフタレート樹脂組成物。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載の樹脂組成物を溶融成形してなることを特徴とする樹脂成形品。
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