JP2007122853A - 半導体メモリ - Google Patents

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Abstract

【課題】SRAM等の半導体メモリのメモリコアの不良を短時間で検査することが可能な試験方法を実現する。
【解決手段】SRAMのメモリコア集積部1には、テスト回路2が接続されており、メモリコア集積部1の試験を行う際には、TEST信号をHighにセットする。このとき、テスト回路2からメモリコア集積部1のビット線BLまたは反ビット線BL_のいずれか一方の線が書き込み用となり、データがセットされる。もう片方の線は読み取り用となり、正常動作時は書き込まれたデータが反転してセットされる。ビット線BLにセットされたデータと、反転ビット線BL_にセットされたデータとが互いに反転していることをEOR22で確認することでメモリコアが正常であると判定する。
【選択図】図4

Description

本発明は、SRAM等の半導体メモリに関する。
従来、SRAM(Static Random Access Memory)等の半導体メモリの製造出荷時には、SRAM内で“0、1”の二値情報を蓄える部分であるメモリコアへの書き込み・読み出し試験を行う。
このメモリコアへの書き込み・読み出し試験では、まず、テストパターンを作成しどのメモリコアにどのデータを書き込むかを決める。続いて、書き込みモードに設定して書き込みを行うメモリコアのアドレスを指定する。アドレスが指定されると、そのアドレスに対応した特定のワード線、ビット線および反ビット線が選択され、指定されたメモリコアにテストパターンで決められたデータが書き込まれる。
書き込みが終了すると、読み出しモードに設定を変更し、書き込みを行ったメモリコアのアドレスを指定し書き込まれたデータを読み出す。書き込んだデータと読み出されたデータとが一致すれば、そのメモリコアは正常に書き込み・読み出しが行われていると判定し、一致しなければそのメモリコアに異常が発生していると判定する。なお、本出願に関する従来技術の参考文献として、特許文献1から特許文献4が知られている。
特許第3348632号公報 特開平04−344399号公報 特開2001−023400号公報 特開2001−210095号公報
SRAMは、その素子の大半をメモリコアが占めており、不良も大半がメモリコアで発生するため、メモリコアの不良を短時間で検査することが可能な試験方法が望ましい。しかし、上記従来の書き込み・読み出し試験では、メモリコアの試験時においてもメモリコアの周辺回路を動作させ、上述したような一連の書き込み・読み出し動作を行わせる必要がある。
この一連の動作を行うには、SRAMの動作周波数で数クロックに相当する時間がかかる。また、特にLSIの論理が深いところに組み込まれているようなSRAMのメモリコアの試験を行う時には、同時に動かす必要のある周辺回路が多くなり、それらの周辺回路を動かすタイミングを考慮して試験パターンを作成する必要がある。このため、試験パターンの作成に時間がかかるという問題があった。
本発明は上記事情を考慮してなされたもので、その目的は、SRAM等の半導体メモリにおいて、そのメモリコアの不良を短時間で検査することが可能な半導体メモリを実現することにある。
本発明は上記の課題を解決するためになされたもので、請求項1に記載の発明は、複数のメモリコアと、前記メモリコアの行アドレスを指定する複数のワード線と、前記行アドレスを指定して前記ワード線を選択する行アドレス指定手段と、前記メモリコアに書き込むデータが加えられると共に、前記メモリコアのデータが読み出される二重ビット線と、を具備する半導体メモリにおいて、前記行アドレス指定手段で前記ワード線を指定し、前記二重ビット線の一方に、第1の論理レベルを加え、前記二重ビット線の他方のデータが前記第1の論理レベルに対応するデータであるか否かを判定する判定手順を行い、次いで、前記二重ビット線の一方に、第2の論理レベルのデータを加え、前記二重ビット線の他方のデータが前記第2の論理レベルに対応するデータであるか否かを判定する判定手順を行い、上記動作を全ワード線について実行するテスト回路を設けたことを特徴とする半導体メモリである。
また、請求項2に記載の発明は、複数のメモリコアと、前記メモリコアの行アドレスを指定する複数のワード線と、前記行アドレスを指定して前記ワード線を選択する行アドレス指定手段と、前記メモリコアに書き込むデータが加えられると共に、前記メモリコアのデータが読み出される二重ビット線と、を具備する半導体メモリにおいて、前記ワード線を指定するワード線指定回路を有し、前記ワード線指定回路で前記ワード線を指定し、前記二重ビット線の一方に、第1の論理レベルを加え、前記二重ビット線の他方のデータが前記第1の論理レベルに対応するデータであるか否かを判定する判定手順を行い、次いで、前記二重ビット線の一方に、第2の論理レベルのデータを加え、前記二重ビット線の他方のデータが前記第2の論理レベルに対応するデータであるか否かを判定する判定手順を行い、上記動作を全ワード線について実行するテスト回路を設けたことを特徴とする半導体メモリである。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の発明において、前記テスト回路の判定手順は、前記二重ビット線の双方のデータに排他的論理和演算を行い、前記排他的論理和演算の演算結果に基づいて判定を行うことを特徴としている。
本発明によれば、SRAMのメモリコアの試験を行う際に、メモリコア内のビット線に直接データを書き込み、読み取る方法であるため、周辺回路を動作させる必要がない。また、メモリコアへの書き込みおよび読み出しの手順はそれぞれSRAMの動作周波数で1クロックに相当する時間で行うことが可能であり、試験にかかる時間を短縮できる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。図1は、本発明の実施形態にかかるSRAMの構成を表すブロック図である。図1において、メモリコア集積部1は1ビットのメモリコアが集積されたものである。テスト回路2は、SRAMの試験を行うときに使用する回路である。
アドレス信号バス30は、メモリコア集積部1内の1つのメモリコアのアドレスの入力バスである。出力データバス31は、メモリコア集積部1で保持するデータの出力バスである。入力データバス32は、メモリコア集積部1へ書き込むデータの入力バスである。列デコーダ33は、アドレス信号バス30から入力されるアドレスデータの下位3ビットをデコードするものである。行デコーダ34(行アドレス指定手段)は、アドレス信号バス30から入力されるデータの上位5ビットをデコードするものである。
列選択部35は、入力データバス32から入力されたデータを、列デコーダ33でデコードされた列のメモリコアへと書き込むものであり、また、列デコーダ33でデコードされた列のメモリコアで保持するデータを読み出し、出力データバス31へと出力するものである。なお、同図中のDは、D−FF(Delayed Flip−Flop)である。
図2は、メモリコアの1ビットの構成を示したブロック図である。図2において、MOSFET12およびMOSFET13は、メモリコアへの書き込み(または読み出し)動作を行うかどうかを切り替えるものである。MOSFET101、MOSFET102、MOSFET111およびMOSFET112は1ビットの情報を保持する動作をつかさどるものである。
ここで、MOSFET101およびMOSFET102はNOT回路の構成であり、同様にMOSFET111およびMOSFET112もNOT回路の構成である。そこで、以下ではメモリコアの1ビットを図3のように簡略化して表示する。
二重ビット線、すなわちビット線BLおよび反ビット線BL_は、列データにより選択され、書き込み及び読み出しの動作時にデータがセットされるものである。ワード線Wは、行データにより選択され、MOSFET12およびMOSFET13のON、OFFを切り替える信号が流れるものである。1ビットのメモリコアは、ビット線BL、反ビット線BL_およびワード線Wによって選択される。
次に、上述した実施形態の動作を図1から図3を参照して説明する。はじめに、SRAMへの書き込み動作を説明する。書き込みの際には、書き込みを行うメモリコアのアドレスを示すアドレスデータ、書き込みを行う入力データ、書き込みを許可するかの書き込み許可信号(WEN信号)、書き込みを行うSRAMを指定するチップ選択信号(CSN信号)がSRAMへ入力される。
アドレスデータは上位5ビットの行データおよび下位3ビットの列データで表されている。列データは、列デコーダ33でデコードされて列選択部へと出力され、行データは、行デコーダ34でデコードされてメモリコア集積部1へと出力される。
書き込みを行う入力データは8ビットのデータであり、WEN信号およびCSN信号がLowレベルであるときに列選択部35へと出力される。列選択部35は、列デコーダ33から入力した列データから二重ビット線、ビット線BLおよび反ビット線BL_を選択し、入力データに従って書き込むデータを二重ビット線、ビット線BLおよび反ビット線BL_にセットする。
ここで、ビット線BLと反ビット線BL_には互いに論理の反転したデータをセットする。例えば、メモリコアに1を書き込む場合は、ビット線BLにHighを、反ビット線BL_にLowをセットする。逆に、メモリコアに0を書き込む場合は、ビット線BLにLowを、反ビット線BL_にHighをセットする。
メモリコア集積部1では、入力した行データで指定されたワード線がHighになり、そのワード線に接続されている図2のMOSFET12およびMOSFET13がONとなる。このとき、ビット線BLおよび反ビット線BL_にセットされたデータがX点およびY点へと出力される。
例えば、ビット線BLにHigh、反ビット線BL_にLowがセットされているときは、MOSFET111およびMOSFET102がON、MOSFET112およびMOSFET101がOFFとなり、X点にHigh、Y点にLowが保持される。書き込みが終了すると、ワード線WがHighからLowへ変化し、MOSFET12およびMOSFET13がOFFとなる。
続いて、SRAMからの読み出し動作を説明する。読み出しの際には、読み出しを行う
メモリコアのアドレスを示すアドレスデータ、読み出しのために出力を行うかを指定する(OEN信号)がSRAMへ入力される。読み出しの動作においても、書き込み時と同様にアドレスデータからビット線BL、反ビット線BL_およびワード線Wがメモリコア集積部1において指定され、このうち指定されたワード線WがHighにセットされる。
指定されたワード線WがHighにセットされると、図2のMOSFET12およびMOSFET13がONになり、X点およびY点にセットされているデータがそれぞれビット線BLおよびビット線BL_に出力される。
例えば、X点にHigh、Y点にLowがセットされていた場合は、ワード線WがHighになった後にビット線BLにHigh、反ビット線BL_にLowがセットされる。列選択部35は、ビット線BLおよび反ビット線BL_にセットされているデータを読み出し、OEN信号がLowのときに出力データバス31へと出力する。
以上、SRAMの通常動作時における書き込みおよび読み出しの動作を詳述してきたが、続いて図4から図7を参照してSRAMの試験を行う手順について説明する。SRAMの試験を行う際には、外部の装置(図示せず)からテスト回路2へTEST信号(試験切り替え信号)としてHighレベルの信号を入力する。
TEST信号がHighになると、図4のMOSFET20およびMOSFET21がONになり、テスト用の入力信号test_inがテスト回路2からメモリコア集積部1のビット線BLまたは反ビット線BL_へと入力される。テスト用の入力信号test_inは、テスト回路2内のD−FF(Delayed Flip−Flop)24で生成される。
このとき同時に、メモリコア集積部1と、列選択部35との間の接続が切断され、列選択部35を介しての書き込みおよび読み出しの動作は禁止される。以下、テスト回路2からテスト用の書き込みを行うメモリコアのアドレス(ワード線W)の選択は、アドレス信号バス30から行デコーダ34を経由して外部から入力してもよく、また、後述する図5の回路で選択してもよい。以下では、図5の回路を使用してワード線を選択して行う試験を説明する。
テスト回路2からビット線BLまたは反ビット線BL_に入力するテスト用の入力信号test_inを生成する手順について、図5の回路図を参照して説明する。図5において、SRAMで使用されるクロックCKがテスト回路2内のD−FF(Delayed Flip−Flop)24により1/2分周され、テスト用の入力信号test_inとなる。テスト用の入力信号test_inは、スイッチ回路25で図4のA点またはB点のいずれか一方にのみ出力される。
一方、クロックCKは、テスト回路2のカウンタ341へ入力され、カウンタ341の出力の最上位ビットQmがスイッチ回路25へ出力され、2ビット目Q1から最上位ビットの一つ前のビットまでがデコーダ342へ出力される。なお、カウンタの出力ビット数は、メモリコア集積部1のワード線Wの数によって決定される。
デコーダ342は、カウンタ341からデータを入力し、メモリコア集積部1の各ワード線W0、W1、・・・へと出力する(ワード線指定回路)。ここで、デコーダ342の出力は、カウンタ341の出力が0(クロックCKを1回カウント)、および1(クロックCKを2回カウント)のときにW0がHigh,残りがLowとなり、カウンタ341の出力が2(クロックCKを3回カウント)、および3(クロックCKを4回カウント)のときにはW1がHigh、残りはLowとなる。以後、カウンタ341がクロックCKを2回カウントするごとに、Highとなるワード線が1つずつ変化する。
図6は、図5のスイッチ回路25の回路構成を示した図である。図6において、カウンタ341の出力のQm(S)がLowの場合、MOSFET251およびMOSFET252がON、MOSFET253およびMOSFET254がOFFとなり、テスト用の入力信号test_inは図4のA点(すなわち、ビット線BL)へと出力される。
一方、カウンタ341の出力のQm(S)がHighの場合、MOSFET251およびMOSFET252がOFF、MOSFET253およびMOSFET254がONとなり、テスト用の入力信号test_inは図4のB点(すなわち、反ビット線BL_)へと出力される。
図7は、SRAM内を流れる各信号のタイミング・チャートである。図7の(a)はクロックCKであり、(b)はクロックCKがD−FF(Delayed Flip−Flop)24で1/2分周されて生成されたテスト用の入力信号test_inである。テスト用の入力信号test_inはスイッチ回路25を通り、ビット線BLまたは反ビット線BL_へと出力される。
テスト用の入力信号test_inがMOSFET20を介してビット線BLへ出力された(SがLow)場合、図5のデコーダ342の出力でHighとなっているワード線Wと接続されたメモリコアにテスト用の入力信号test_inは出力される。
図5のカウンタ341の出力が0〜1(Q1〜Qm−1は全てLow)の場合、ワード線W0がHigh、すなわち図4のMOSFET12およびMOSFET13がONとなり、Qm(S)はLowであるのでテスト用の入力信号test_inは図4のA点へ出力され、NOT回路10でテスト用の入力信号test_inの論理が反転して反ビット線BL_へと透過的に出力される。反ビット線BL_への出力信号は図7の(c)に示すテスト用の出力信号test_outとなる。ここでは、ビット線BLが書き込み用として、反ビット線BL_が読み出し用として使用される。
テスト用の入力信号test_in(この時は図4のA点)およびテスト用の出力信号test_out(この時は図4のB点)は図4のEOR(Exclusive OR、排他的論理和演算)22の二つの入力端子へそれぞれ入力される。EOR22の出力は図7の(d)となる。EOR22の出力をD−FF23で反転クロックCK_の立ち上がり(すなわち、クロックCKの立下り)で検出すると、D−FF23の出力TOは図7の(e)に示したように、Highとなる。
メモリコアに不良があり、テスト用の出力信号test_outがテスト用の入力信号test_inの論理を反転させた信号となっていなければ、D−FF23の出力TOがLowとなるため、不具合を検出できる。カウンタ341の出力が4〜5の場合にはワード線W1がHighとなり、次のメモリコアの不良を検出できる。以後カウンタ341のカウントアップに従い試験が行われる。
図7に示したように、クロックCKの1サイクル目でワード線W0のメモリコアへビット線BLからテスト用の入力信号test_inとしてHighを書き込む動作の試験となり、2サイクル目でワード線W0のメモリコアへテスト用の入力信号test_inとしてLowを書き込む動作の試験となる。クロックCKの3,4サイクル目でワード線W1の試験を行い、以後、全てのワード線Wに対して各々クロックCKの2サイクルで試験を行う。
全てのワード線Wへの試験が終了すると、図5のカウンタ341の最上位ビットQmがHighとなり、以後、テスト用の入力信号test_inは図4のB点から反ビット線BL_へと出力される。テスト用の出力信号test_outは図4のA点となる。上述したビット線BLから入力する試験と同様に、各ワード線Wに対してクロックCKの2サイクルで試験を行う。
以上、1列分のメモリコアに関して試験方法を説明した。同様にして、他の列のメモリコアもテストすることができる。
図8に、メモリコア集積部1及びテスト回路2の全体の回路図を概略的に示す。メモリコア集積部1は、複数列のメモリコアを含む。
図5に示したテスト回路2のD−FF24で生成された共通のテスト用の入力信号test_inが、複数のメモリコアの列に並列的に供給される。テスト用の入力信号test_inの入力先を、ビット線BLと反ビット線BL_との間で切り替えるスイッチ回路(図5に示すスイッチ回路25)、及び、試験結果を検出するための回路(図4に示すEOR22、D−FF23)が、メモリコアの列毎に備えられている。
また、TEST信号によりテスト回路2とメモリコア集積部1とを接続するスイッチ(図4に示したMOSFET20及び21)も、メモリコアの列毎に備えられている。なお、TEST信号により、列選択部35とメモリコア集積部1との接続を切断するスイッチ回路が、列選択部35内に含まれる。
また、TEST信号により、ワード線Wの接続先を行デコーダ34とテスト回路2のデコーダ342との間で切り替えるスイッチ800が、メモリコア集積部1に備えられている。このスイッチ800は、TEST信号がLowの場合はワード線Wと行デコーダ34を接続し、TEST信号がHighの場合はワード線Wとテスト回路2のデコーダ342を接続する。
また、メモリコアの各列のテスト結果出力TOが、AND回路100に供給される。AND回路100は、全列のテスト結果出力TOの論理積をとって、メモリコア全列に対するテスト結果出力TOTを生成する。テスト結果出力TOTが常にHighであれば、SRAMが正常であると判定され、テスト結果出力TOTが一度でもLowになることがあれば、SRAMが不良であると判定される。
本実施形態では、列選択部35等の周辺回路を動作させることなく、すべてのメモリコアに対してHighおよびLowの双方のデータを書き込み、読み出す試験を行っている。また、試験時に使用するテスト信号はクロックCKから自動的に生成されるため、試験者がテスト信号を準備する必要がない。さらにまた、1つのメモリコアに対して1つのデータを書き込み読み出す操作がそれぞれ1クロックで終了するため、短時間で試験を完了することができる。
以上、本発明の実施形態を詳述してきたが、具体的な構成は本実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。例えば、試験時におけるワード線の選択を図5のデコーダ342を用いて行わず、図1のアドレス信号バス30から入力しても良い。また、メモリコアの全列についてまとめられた試験結果を出力するためのAND回路100を省き、各列の試験結果を別々に出力してもよい。
本発明は、SRAM等の半導体メモリに用いて好適である。
本発明の実施形態にかかるSRAMの構成を示したブロック図である。 1ビットのメモリコアの構成を示したブロック図である。 1ビットのメモリコアを簡略化して示したブロック図である。 図1のメモリコア集積部1及びテスト回路2の構成を示した構成図である。 図4のビット線BLおよび反ビット線BL_への出力信号生成回路を示した回路図である。 図5のスイッチ回路25の回路構成を示した回路図である。 SRAM内を流れる各信号のタイミング・チャートである。 メモリコア集積部1及びテスト回路2の全体の回路図である。
符号の説明
1…メモリコア集積部、2…テスト回路、22…EOR、23・24…D−FF、25…スイッチ回路、33…列デコーダ、34…行デコーダ(行アドレス指定手段)、35…列選択部、100…AND回路、341…カウンタ、342…デコーダ、800…スイッチ

Claims (3)

  1. 複数のメモリコアと、
    前記メモリコアの行アドレスを指定する複数のワード線と、
    前記行アドレスを指定して前記ワード線を選択する行アドレス指定手段と、
    前記メモリコアに書き込むデータが加えられると共に、前記メモリコアのデータが読み出される二重ビット線と、
    を具備する半導体メモリにおいて、
    前記行アドレス指定手段で前記ワード線を指定し、前記二重ビット線の一方に、第1の論理レベルを加え、前記二重ビット線の他方のデータが前記第1の論理レベルに対応するデータであるか否かを判定する判定手順を行い、次いで、前記二重ビット線の一方に、第2の論理レベルのデータを加え、前記二重ビット線の他方のデータが前記第2の論理レベルに対応するデータであるか否かを判定する判定手順を行い、上記動作を全ワード線について実行するテスト回路を設けたことを特徴とする半導体メモリ。
  2. 複数のメモリコアと、
    前記メモリコアの行アドレスを指定する複数のワード線と、
    前記行アドレスを指定して前記ワード線を選択する行アドレス指定手段と、
    前記メモリコアに書き込むデータが加えられると共に、前記メモリコアのデータが読み出される二重ビット線と、
    を具備する半導体メモリにおいて、
    前記ワード線を指定するワード線指定回路を有し、前記ワード線指定回路で前記ワード線を指定し、前記二重ビット線の一方に、第1の論理レベルを加え、前記二重ビット線の他方のデータが前記第1の論理レベルに対応するデータであるか否かを判定する判定手順を行い、次いで、前記二重ビット線の一方に、第2の論理レベルのデータを加え、前記二重ビット線の他方のデータが前記第2の論理レベルに対応するデータであるか否かを判定する判定手順を行い、上記動作を全ワード線について実行するテスト回路を設けたことを特徴とする半導体メモリ。
  3. 前記テスト回路の判定手順は、前記二重ビット線の双方のデータに排他的論理和演算を行い、前記排他的論理和演算の演算結果に基づいて判定を行うことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の半導体メモリ。
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