JP2007120915A - 天井取付型エアコンデショナーの熱交換器用洗浄装置 - Google Patents

天井取付型エアコンデショナーの熱交換器用洗浄装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 略環状のフィン付熱交換器の内周面の形状の如何に拘わらず、液噴射ノズルと該フィン付熱交換器の該内周面との距離を所望に設定できると共に、該噴射ノズルの噴射面を該内周面に正対させることにより、該内周面全面に亘り均等な吹付け洗浄を行い得る天井取付型エアコンデショナーの熱交換器の洗浄装置を提供する。
【解決手段】 下面を開放した筐体B内に、略環状のフィン付熱交換器Cを配した天井取付け型のエアコンデショナーAの該フィン付熱交換器Cの内周面C1を囲繞される空間内に昇降自在で且つ垂直軸線を中心に回転自在の液供給管3に連通する液噴射ノズル5を臨ませ、該液供給管3と該噴射ノズル5との間に、該液供給管3と該フィン付熱交換器Cの内周面C1との距離を調節設定する距離設定手段22を設けると共に、該液噴射ノズル5の噴射面5aの向きを該内周面C1に正対させる液噴射ノズル方向設定手段23とを設けた。
【選択図】 図2

Description

本発明は、主として、事務室、遊技場、喫茶店等の天井に取付られる天井取付型エアコンデショナーの熱交換器の洗浄装置に関する。
本願の出願人は、下面を開放した筐体内に、略環状のフィン付熱交換器を配した天井取付型のエアコンデショナーの該略環状のフィン付熱交換器の洗浄装置に関する発明を特開平8−296993公報、特開平9−113185公報、特開平9−113186公報、特開平9−210593公報、特開平10−89892公報、特開平10−89893公報、特開2000−292093公報、特開2001−82895公報に開示している。
これら公報において、下面を開放した筐体内に、略環状のフィン付熱交換器を配した天井取付型のエアコンデショナーの該フィン付熱交換器の内周面で囲撓される空間内に、昇降自在で且つ垂直軸線を中心に回転自在の液供給管に連通する液噴射ノズルを臨ませて、該フィン付熱交換器の内周面に向かって洗浄液その他の液を吹付けるようにしたものを開示している。
特開平8−296993公報 特開平9−113185公報 特開平9−113186公報 特開平9−210593公報 特開平10−89892公報 特開平10−89893公報 特開2000−292093公報 特開2001−82895公報
しかし乍ら、上記従来の洗浄装置では、液噴射ノズルを回転させ、フアン付熱交換器の内周面に向かって洗浄液その他液を吹付けて洗浄する場合、フアン付熱交換器の横断面が円以外の異型の場合、フィン付熱交換器を全周に亘って均一に洗浄できない不具合がある。
特に、最近は省エネの観点から小型のフィン付熱交換器を用いる関係上、該フィン付熱交換器での送風抵抗が少なく、しかも熱交換効率を高めるために、フィン付熱交換器を複雑に屈曲させてフィン付熱交換器の熱交換面積を高めるようにしたフィン付熱交換器が開発されているが、上記従来の洗浄装置では、その複雑に屈曲した部分を充分に洗浄することは出来ない。
本発明は上記従来の洗浄装置の上記課題を解決することを目的とする。
本発明は、請求項1に記載の通り、下面を開放した筐体内に、略環状のフィン付熱交換器を配した天井取付型のエアコンデショナーの該フィン付熱交換器の内周面で囲撓される空間内に、昇降自在で且つ垂直軸線を中心に回転自在の液供給管に連通する液噴射ノズルを臨ませ、該液噴射ノズルから該フィン付熱交換器の内周面に向かって洗浄液その他の液を吹付けて洗浄する天井取付型エアコンデショナーの熱交換器用洗浄装置において、該液供給管と該液噴射ノズルとの間に、該液供給管とフィン付熱交換器の内周面との距離を調節設定する距離設定手段を設けると共に、該液噴射ノズルの噴出面をフィン付熱交換器と正対する方向に調節設定する液噴射ノズル方向設定手段を設けたことを特徴とする。
更に本発明は請求項1に記載の天井取付型エアコンデショナーの熱交換器用洗浄装置において、該距離設定手段は、外管と該外管に対し長さ方向に摺動自在の内管とから成る長さ調節管と、該長さ調節管の長さを調節設定する長さ設定装置とから成ることを特徴とする。
更に本発明は請求項1に記載の天井取付型エアコンデショナーの熱交換器用洗浄装置において、該距離設定手段は、シリンダ状外筒と該シリンダ状外筒内に挿通したピストン状内筒から成るピストンシリンダ型の長さ調節管と、該長さ調節管の長さを調節設定する長さ設定装置とから成ることを特徴とする。
更に本発明は請求項1に記載の天井取付型エアコンデショナーの熱交換器用洗浄装置において、該距離設定手段は、長さが可変となり得る螺旋状部を設けた耐圧ホースと、該耐圧ホースの長さを調節設定する長さ設定装置とから成ることを特徴とする。
更に、本発明は、請求項1に記載の天井取付型エアコンデショナーの熱交換器用洗浄装置において、該距離設定手段は、対向端を回転管継手を介して互いに屈伸自在に接続され、且つ夫々の遊離端を回転管継手を介して該噴射ノズルと液供給管側に接続して、水平方向に屈伸自在とした該前後の接続管から成る長さ調節管と、該長さ調節管の長さを調節設定する長さ設定装置とから成ることを特徴とする。
更に、本発明は、請求項1に記載の天井取付型エアコンデショナーの熱交換器用洗浄装置において、該距離設定手段は、該液供給管側に回転管継手を介して左右方向に揺動可能に接続した接続管と、該揺動管の左右方向の揺動角度を調製する揺動角度調節設定装置とから成ることを特徴とする。
更に、本発明は、請求項1,2,3,4又は5に記載の天井取付型エアコンデショナーの熱交換器用洗浄装置において、液噴射ノズル方向設定手段は、該長さ可変換に該液噴射ノズルを左右に揺動可能に接続した回転管継手と、該回転管継手の左右の揺動角度を調節設定して、該液噴射ノズルの該噴射面をフィン付熱交換器の内周面と正対させる液噴射ノズル角度設定装置とで構成したことを特徴とする。
更に、本発明は、請求項1又は6に記載の天井取付型エアコンデショナーの熱交換器用洗浄装置において、該液噴射ノズル方向設定手段は、該接続管に該液噴射ノズルを左右に揺動可能に接続した回転管継手と、該回転管継手の左右の揺動角度を調節設定して、該液噴射ノズルの該噴射面をフィン付熱交換器の内周面と正対させる液噴射ノズル角度設定装置とで構成したことを特徴とする。
更に、本発明は、請求項1に記載の天井取付型エアコンデショナーの熱交換器用洗浄装置において、該液供給管に平行して、該液供給管の昇降動に伴って昇降動し且つ垂直軸線を中心回転自在に副液供給管を設けると共に、該副液供給管の上部に、回転管継手を介して接続された上下に首振り自在で且つ噴射面を該筐体の天井に向けた斜め上向きとした副液噴射ノズルを設け、該副液噴射ノズル並びに液噴射ノズルを、液供給管並びに副液供給管の下降動作に連動して、これらの下降途中において、下方向に向かう首振り動作を行わせるようにしたことを特徴とする。
このように、請求項1に記載の発明に係る天井取付型エアコンデショナーの熱交換器用洗浄装置を用い略環状のフィン付熱交換器を洗浄するときは、その内周面が如何なる形状であっても、液噴射ノズルの噴射面とフィン付熱交換器の内周面との距離を該距離設定手段によって、常にフィン付熱交換器の内周面のどの個所とも所望の距離で略一定に保つことができるばかりでなく、該液噴射ノズル方向設定手段によって、液噴射ノズルの噴出面をフィン付熱交換器の内周面に正対させることができるので、フィン付熱交換器の内周面の全ての面に均一に洗浄液その他の液を吹付けることができる。
更に請求項2乃至6に記載の天井取付型エアコンデショナーの熱交換器用洗浄装置における該距離設定手段を極めて簡単な構成で具現できる。
更に請求項7並びに8に記載の天井取付型エアコンデショナーの熱交換器用洗浄装置における該液噴射ノズル方向設定手段を極めて簡単な構成で具現できる。
更に請求項9に記載の天井取付型エアコンデショナーの熱交換器用洗浄装置における該噴出面を該筐体の天井に向けた斜め上向きとした副液噴射ノズルを設けたことにより、該副液噴射ノズルにより筐体の天井面を洗浄でき、また、該液供給管並びに該副液供給管の下降動作に連動して、これらの下降途中において、下方へ傾く動作を行わせるようにしたので、該液噴射ノズル並びに副液噴射ノズルにより、斜め上方から内周面に吹付けることができ、また、該副液噴射ノズルにより、筐体の天井から該フィン付熱交換器の内周面の上部を洗浄でき、該フィン付熱交換器の高さ方向の全域に亘って充分に洗浄できる。
本発明の実施の形態の一例を図1乃至7につき詳述する。
図1は、天井に取付けられるエアコンデショナーAの斜視図である。該エアコンデショナーAは、下面を開放した筐体B内に略環状のフィン付熱交換器Cを備え、図2に示すように、該筐体Bの中央空間にブロア(図示しない)を備え、且つ該筐体Bの下面に蓋部材Dを備え、該蓋部材Dにはその中央部分に空気吸気口Eを、その周囲に空気吹出口Fを備える。
本発明の洗浄装置(以下本洗浄装置と称す)による該環状のフィン付熱交換器Cを洗浄するに当たり、予め蓋部材DとブロアEを取外して行う。
本洗浄装置は、該エアコンデショナーAの筐体Bの開放下面に、取付手段1によって据え付けられる取付台2と、該取付台2を貫通して垂直方向に伸び平面から見て略環状のフィン付熱交換器Cの中央位置に臨むように、前記取付台2を貫通して垂直方向に延び、その上部が略環状のフィン付熱交換器Cの内周面で囲撓される空間内に臨む液供給管3とを備え、該液供給管3は、該取付台2に支持された該駆動装置4によって上下に移動しながら垂直軸線を中心に回転し、該液供給管3に連なる液噴射ノズル5から該フィン付熱交換器C1の内周面に向かって洗浄液その他の液吹付けて洗浄を行うようにした。
該取付手段1の1例は、少なくとも該取付台2の左右又は前後の少なくとも2箇所、図示の例では、前後左右の4箇所に取付けた紐状体1aと、各紐状体1aの上端に設けたフック1bと、該取付台2に固定した各紐状体1aの遊離端を数通固定する締付固定具1cとで構成した。この詳細な構成は並びに締付操作並びに解除操作は前記特許文献5に記載したものと変わるところはないので、その説明は省略する。
取付台2は、中央に開口2aを備え、該開口2aの周囲に上方に立ち上がる立上壁2bを有し且つ該開口を2aを上面から覆う蓋2cを備え、更に周囲には下方に伸びる周壁2dを備え、該取付台2の下面に、前記液供給管3及びこれに連なる噴射ノズル5に該昇降動と、垂直軸線を中心とする回転動とを行わせる駆動装置4の収納空間Sを有する筐体2eを設けた。該筐体2eは、ボールベアリング9のアウタレース9aと共に取付台2に締め付け固定されている。尚、該液噴射ノズル5の噴射パターンは、円錐状である。
6は、該取付台2の外周縁に着脱自在に取付けた、液噴射ノズル5から噴出された洗浄液その他の液を受ける透明又は半透明な素材から成る皿状のホッパを示す。かくして、該取付台2の外周縁に取付けた該ホッパ6は、図2に示すように、該据付手段1によって該筐体Bの下面に圧着された状態に取付けられる。尚、該ホッパ6は、取付台2に着脱自在に取付ける代わりに、取付台2と一体に連結しても差し支えない。7は、前記液供給管3を介して該液噴射ノズル5に洗浄液その他の液の供給と、ホッパ6上に溜まる洗浄液その他の液の回収を行う液供給回収装置8を備える台車型床置ユニットを示す。該液供給回収装置8内には、図示しないが、回収タンク、洗浄液タンク、仕上げ剤タンクを具備し、該洗浄液タンクは、水や洗剤の濃度を異にした3種類の洗浄液を収容する室に区切られており、該仕上げ剤タンクは、除菌剤液、消毒液、腐食防止液の3種類の仕上げ剤液を収容する室に区切られている。
該駆動装置4は、前記液供給管3に垂直軸線を中心に回転させる回転駆動部10と、液供給管3を上下動させる昇降駆動部11とから成る。更に、詳述すると、回転駆動部10は、前記取付台2の下方の筐体2内に設けたボールベアリング9の該アウタレース9aの下面に取付けた内歯歯車12と、インナレース9b上面に固設した支持板13に支持させたモータ14と、該内歯歯車12と噛合う該モータ14の回転軸上の歯車15とで構成され、アウタレース9aは複数本の連結杆16で取付台2に連結され、また前記蓋2cはインナレース9bから立ち上がる複数本の支持杆17に支持されてインナレース9bと共に回転するように支持される。尚、ボールベアリング9は水密構造とした。
昇降駆動部11は、液供給管3にブラケット37を介して連結したラック杆18と、該ラック杆18を昇降動させる前記支持板13に取付けた昇降駆動用モータ19とで構成される。尚、液供給管3が蓋2cを挿通する部分には、図示しないが、液供給管3を上下に案内する案内を設けると共に液漏れを施して置く。
尚、図2で、20は支持板13上に設けた各該モータ14,19並びに該液供給管3の上限位置を検知するリミットスイッチLMS等にリード線20aを介し給電する分電盤を示す。
尚、注液供給回収装置8は、着脱自在のホース21aを介し該液供給管3に接続され、該ホッパ6に設けたドレン回収口6aは、着脱自在のホース21aを介し該注液供給回収装置8に接続されている。8bは、各種の電磁弁開閉装置を示す。以上の構成は従来の前記特許文献4,5などに示す洗浄装置の構成と変わりがない。
本発明は、上記の構成において、該液供給管3とこれに連なる液噴射ノズル5との間には、該液噴射ノズル5とフィン付熱交換器Cの内周面C1との距離を調節自在に設定する距離設定手段22と、該液噴射ノズル3の噴出面3a(図5に示す)をフィン付熱交換器Bと対向するように調節設定する液噴射ノズル方向設定手段23を介在させたことを特徴とする。
これを更に詳述すると、該液噴射ノズル5とフィン付熱交換器Cの内周面C1との距離を調節する距離設定手段22を、外管24aとこれを摺動自在に貫通する内管24bとから成る長さ可変管24と、該長さ可変管24の突出長さを調節設定する長さ設定装置として、該内管24bを外管24aに沿って前後に移動させるエアピストンシリンダ25(図4に示す)とで構成した。これを更に説明するに図3〜図7に付き詳述すると、該エアピストンシリンダ25の該シリンダ25a側を支持部材を介し該外管24aに連結支持させ、且つ該ピストン25bを内管24bの先端側に連結して、該内管24bを外管24aに対し前後に摺動させることで、該内管24bの先端部に取付けた該液噴射ノズル5をフィン付熱交換器Cの内周面C1に対し進退させ、フィン付熱交換器Cの内周面C1と該液噴射ノズル5との距離を調節し所望位置に設定させる。
該液噴射ノズル方向設定手段23は、該内管24bの先端に該液噴射ノズル5を左右に揺動自在に接続する回転管継手26と、該回転管継手26上に取付けた歯車27と、該歯車27に噛合うラック28と、該ラック28を駆動操作する液噴射ノズル角度設定装置としてのエアピストンシリンダ29とで構成した。
これを詳述すると、ラック28は内管24bの先端側に設けたガイド30に摺動自在に支持させると共にこれを該エアピストンシリンダ29のピストン29aの先端に連結し、該シリンダ29bは該内管24bの先端に連片31を介して支持させた。
かくて、該エアピストンシリンダ29によって該ラック28を前後に移動させ、これに連動する該歯車27を介し、該液噴射ノズル5を略180度の範囲に亘って左右に首振り自在とすることで、該液噴射ノズル5の噴出面5aをフィン付熱交換器Cの内周面C1と正しく向き合うように調節設定できる。
更に、前記距離設定手段22の構成部材である外管24aを、該液供給管3から該フィン付熱交換器Cの内周面C1側に突出する突出管33の先端部に回転管継手34を介して接続し、洗浄するとき、エアピストンシリンダ35によって、該距離設定手段22側、即ち距離設定手段22に連なる該液噴射ノズル5を1秒間に2〜3回程度の速さで上下に動させることで、フィン付熱交換器Cの横方向に走る熱媒体循環管C2を効率良く洗浄できるようにした。
尚、該外管24aと、該外管24aに対しパッキング24cを介し液密に且つ摺動自在の該内管24bとは、図6並びに図7に示す如く、外管24aに設けた回転管継手34に接続する接続ポート24a−1と、内管24bに設けた接続ポート24a−2とは外管24aの内側面に設けた外管24aの長さ方向に沿って形成したスリット溝24a−3によって連通させた。
前記突出管33は、液供給管3の上端に回転管継手36を介して上下に首振り自在に設けると共に、該回転管継手36に対し、該突出管33とは反対側に突出させて該液供給管3に支持させたブラケット37の幅方向の中央を貫通して突棒38を挿通させ、該突棒38には、該ブラケット37の下方において、これを囲撓し且つ該突棒38の設けた膨大部38aと該ブラケット37の下面との間に張設して該突出管33を常時は水平に保つコイルスプリング39を介在させ、該液供給管3の下動に連動して突棒38が蓋2cの上面に当接した状態から更に下動するとき、圧縮される該コイルスプリング39に抗して相対的に該突棒38が押し上げられるとき、突棒38は水平状態から下方に下がり、これによって該液噴射ノズル5の位置が更に下がると共にやや斜め下方を向く状態となる。
これによって防水のために設けた該ラック杆18を囲撓する蛇腹筒40等に妨げられて、水平状態の液噴射ノズル5が対向できないフィン付熱交換器Cの下端部まで洗浄できるようにした。
更に、本発明によれば、該液供給管3と平行に併設して、垂直方向に伸び且つ該液供給管3の昇降動に伴って昇降動し且つ該液供給管3と同様に内歯歯車12の中心軸線を中心に回転する副液供給管41を設けると共に、該液供給回収装置8から導出する該ホース21aに介入させた切換弁8aを介して着脱自在の該ホース21aから分岐させたホース21cを該副液供給管41に接続し、更に、該副液供給管41の上部に、該液噴射ノズル5より高い位置に回転管継手42を介して上下に首振り自在に且つ噴出面43aを該筐体Bの天井に向かって斜め上向きとした副液噴射ノズル43を設け、突棒44を該液供給管3に支持させた該ブラケット37の1側部を貫通して該突出管33を操作する突棒38と平行して挿通させ、突棒44には、該ブラケット37の下方において、これを囲撓し且つ該突棒44に設けた膨大部44aと該ブラケット37の下面と間に張設して該副液噴射ノズル43を常時は、やや上向きに保つコイルスプリング45を介在させ、該副液供給管41の下動で突棒44が蓋2cの上面に当接した状態から更に下動するとき、圧縮する該コイルスプリング45に抗して該突棒44が押し上げられ、これに伴って副液噴射ノズル43がやや斜め下方を向く状態となる。
尚、該副液噴射ノズル43の噴射パターンは、上下に5°〜10°に開拡する扇状形である。
かくして、該副ノズル43によって、該筐体Bの天井面を洗浄することができ、更に、副液供給管41の下降動作に連動して該副液噴射ノズル43が下方に傾くので、筐体Bの天井の周辺部並びに該フィン付熱交換器Cの上部を洗浄できる。この副液噴射ノズル43による洗浄は、該液噴射ノズル5で洗浄した後、又はその洗浄に先立ち切換弁8aを切換えて、所望時間行うようにする。
尚、上記エアピストンシリンダ25,29及び35の夫々は、図9に示す如く、各エアピストンシリンダ25,29及び35の一方の空気室を液供給管3に連なるポンプ側に接続し他方の空気室を排気口に接続する第1位置aと、一方の空気室を排気口に接続し他方の空気室を液供給管3に連なるポンプ側に接続する第2位置bと、スプリングによって中央の停止位置cに自動復帰する3ポジションタイプの電磁切換弁46によって操作される。
次に、回転駆動部10、昇降駆動部11及電磁切換弁46の動作を図8に示す回路図につき説明する。
該昇降駆動部11は、該液噴射ノズル5の昇降動の基点位置を検出する光センサE3X3と、該液供給管3の下動位置を検出する光センサE3X1と、上動位置を検出する該リミットスイッチLMSを用いて制御する。リレー60X1に介入するスイッチSW1を押すと、リレー60X1が励磁し昇降動用モータ19の制御基盤DR1の端子線に介在する接点60x1を閉じる。これによって該昇降動用モータ19は正回転し、ラック杆18は下動する。これに伴って液供給管3も下動する。その下動に伴い下動する突棒44が蓋2cの上面に突き当たっとき、これを該光センサE3X3で検知し(ラック杆18に施した印を検知)、この検知によりリレー60X3が励磁し、昇降動用モータ19の制御基盤DR1の端子線に設けた切換接点60x3を高速側の固定接点60x3−1から低速の固定接点60x3−2に切替える。これによって昇降駆動用モータ19の回転は減速する。そして、該液供給管3が下限位置に達すると、これを該光センサE3X1により検知し(ラック杆に設けた小孔を検知)、プログラムコントローラPCの端子線に入力し、プログラムコントローラPCの端子線から出力することにより、リレー60X2を励磁し、制御基盤DR1の端子線に設けた接点60x2を閉じる。これによって昇降動用モータ19は逆回転となり、該液供給管3並びに該副液供給管41を上昇させる。そして前記突棒44が蓋2cの板面から離れる位置(スイング終了位置)を光センサE3X3で検知すると、昇降動用モータ19の制御基盤DR1の端子線に設けた切替接点60x3を低速側の固定接点60x3−1に切替える。これによって昇降動用モータ19の回転は通常の速度に戻る。
そして該液供給管3が上限位置に達するリミットスイッチLMが開き、前記プログラムコントローラPCの端子線に接続したリレー60X2を消磁させる。これによって前記制御基盤DR1の端子線に設けたその接点60x2を開く。これによって昇降動用モータ19は停止する。図8において、F1,F2はヒューズ、61は交流100Vを直流24Vに変換する整流変圧器、62は直流24Vを直流5Vに変換する変圧器を示す。
回転駆動部10の制御は、取付台2の下部の筐体2e内に設けた回転基点を検出するセンサE3X2を用いて行う。これを説明すると、回転駆動用モータ14の制御基盤DR2の端子線に設けたスイッチSW6を押すと回転駆動用モータ14は正回転し、取付台を時計方向に回転させる。
尚、その回転速度は前記制御基盤DR2に設けた可動接点RS3を第1固定接点RS3−1と第2固定接点RS3−2と第3固定接点RS3−3を選択させることで、薬液を散布するときの極めて早い速度と、やや汚れがひどいときに多目に薬液を散布するやや緩やかな速度と、洗浄するときの極めて緩やかに回転する速度との3段階に切替えられる。
かくして、該液供給管3並びに該副液供給管41が1回転し、光センサE3X2で内歯歯車に設けた小孔(基点位置、図示しない)を検知すると、その信号をプログラムコントローラPCの端子線に入力し、プログラムコントローラPCの端子線から制御基盤DR2の端子線に出力することにより、回転駆動用モータ14を逆転させる。この場合、回転用のモータ14をブレーキモータとし数秒間ブレーキを掛けるようにすると、基点位置の確認が容易に成る。尚、該スイッチSW6を再び押すと制御基盤DR2の端子線への通電が断たれて回転駆動用モータ14は停止する。
尚、図示の実施例では、該液供給管3並びに該副液供給管41は該内歯歯車12の中心軸線から僅かに外れた位置に夫々配置されている。従って、該液供給管3並びに該副液供給管41は公転するが、該液供給管3と該副液供給管41のいずれか一方は、該中心軸線と一致する位置にあり、自転するようにしても良い。従って、本願の発明において、「回転」とは公転と自転のいずれをも意味する。
尚、スイッチSW6を押すと制御基盤DR2の端子線への通電が断たれて回転用モータ14は停止する。
該電磁切換弁46は、該プログラムコントローラPCの端子線に介入させた、エアピストンシリンダ25,29及び35の夫々に2個ずつ設けた各切替操作用の押しボタンスイッチSWa及びSWbとSWc及びSWdとSWe及びSWfの夫々を必要に応じ手動操作によって閉じることにより、各エアピストンシリンダ25,29又は35に対応する各該電磁切換弁46の夫々の電磁石25a,25b,29a,29b,34a,35bを励磁させ、これにより、各電磁切換弁46を停止位置cから第1位置a又は第2位置bに切替えることができ、これにより夫々の各エアピストンシリンダ25,29及び35を夫々制御するようにした。
図10は、該エアピストンシリンダ25,29により該液噴射ノズル5の回転位置並びに噴射面の向きを制御した場合の1例を示す。
周方向に複雑に屈曲したフィン付き熱交換器Cの内周面C1に沿って、該液噴射ノズル5が1周する間(1周約10〜20分程)、該長さ可変管24の長さをエアピストンシリンダ25により伸縮制御して、該液噴射ノズル5と該環状のフィン付き熱交換器Cの内周面C1との距離dを周方向の全ての位置で常に一定に保つと共に、該エアピストンシリンダ29により該液噴射ノズル5の噴射面5aを左右に揺動させてフィン付き熱交換器Cの全ての内周面C1に対し図示するように該液噴射ノズル5の噴射面5aを正対させ、熱交換器Cの全周に亘って該液噴射ノズル5からの洗浄液等の液の均一且つ良好な吹付が行われるようにした。
上記の本装置による洗浄運転は、先ず水道等の給水源に高圧ポンプWPの給水側を接続すると共に押しボタンスイッチSW5を押す。該押しボタンスイッチSW5を押している間だけ、エア抜き管(図示しない)に介在させた電磁弁SV8に通電してこれを開くと該高圧ポンプWP内の空気抜きが行われる。
次いで、押しボタンスイッチSW2を押すと、液供給回収装置8に設けた電磁弁SV7を開くと共にリレー60WPが励磁し、その励磁接点60wpを閉じることで、高圧ポンプWPを稼動させる。これによって液噴射ノズル5からフィン付熱交換器Cの内周面C1に向かって洗浄液を吹付ける洗浄作業が行われる。
この作業の間、手動操作で、ホッパ6の下方から液噴射ノズル5のフィン付熱交換器Cの内周面C1に対する距離と噴射面5aの向きを透視観察し乍ら、図9に示す各エアピストンシリンダ25及び29に介入する夫々の電磁切換弁46を切り替操作することにより、各エアピストンシリンダ25及び29を動作させ、常にフィン付熱交換器Cの内周面C1に対する液噴射ノズル5の距離を略一定に保つと共に、液噴射ノズル5を左右に揺動させてその噴出面5aを常にフィン付熱交換器Cの内周面C1に正対させるようにして、フィン付熱交換器Cの全面に均一且つ良好に洗浄液を吹付けるように操作しつつ洗浄作業を行う。
上記の本洗浄装置の、距離を略一定に保つと共に液噴射ノズル5の噴出面5aをフィン付熱交換器Cの内周面C1に正対させる操作は、予め洗浄対象のエアコンデショナーの機種に従って、フィン付熱交換器Bの形状、大きさをプログラムコントローラPCに記憶させ、これに基づいた電磁切換弁46の自動切換操作で、各エアピストンシリンダ25及び29を制御することにより、この操作を自動化することが出来る。更にこの動作をCCDカメラによる映像、又はスイッチパネル上で映像を確認しつつ洗浄を実行するようにしてもよい。
尚、この作業に先立って、該液噴射ノズル5を利用して洗剤の吹付け散布、洗浄後に仕上剤の吹付け等をも行うが、この作業は、従来知られているものと変わるところはないので、その洗浄作業の説明は省略する。
図11は、該前記距離設定手段22の変形例22Aを示し、前記実施例に示す長さ可変換24を、シリンダ状外筒47aとこれに摺動自在に挿入したピストン状の内筒47bとで構成されるピストンシリンダ型の長さ可変管47で置き換えたものである。
図12は、該前記距離設定手段22の変形例22Bを示し、前記の実施例に示す長さ可変換24を、該回転管継手34と該液噴射ノズル5側の該回転管継手26との間を、両端の口金48a及び口金48bで接続させた、耐圧ホースの一部を長さが可変の螺旋状部に形成した耐圧ホース48で置き換えることも出来る。
尚、この実施例では、該耐圧ホース48の上方に位置させて、両端を該口金48a及び口金48b部分に結着させてパンタグラフ機構49を設け、該パンタグラフ機構49で、該耐圧ホース48並びに液噴射ノズルを支持させる。
尚、該耐圧ホース48の長さを調節設定する長さ設定装置としてのエアピストンシリンダ25はそのシリンダ25aを口金48b部分に支持部材により支持させる。
該液噴射ノズル方向設定手段23については、上記実施例の他、例えば、図3〜図5に示す該液噴射ノズル5を上下に揺動させる揺動機構を利用し、図示しないが、左右に揺動させるなど、該液噴射ノズル5の左右揺動手段は、所望の揺動手段を用いることができる。
尚、該液噴射ノズル角度設定装置として、該ピストンシリンダ29に代えて、図13に示す如く、小型の可逆回転モータ32を用いることも出来る。
即ち、該可逆回転モータ32の回転軸に固設した歯車32aを該回転管継手26の歯車27Aと噛み合わせることにより、該可逆回転モータ32の正,逆回転させて該噴射ノズル角度を調節設定することができる。
更に、図14乃至図16は、該距離設定手段22の更に他の変形例22Cを示し、前記突出管33の先端に該回転管継手34を介し上下に揺動可能に支持させて接続管50を設け、該接続管50の先端に、回転管継手51を介して左右に揺動可能であり、且つ先端に液噴射ノズル方向設定手段23を構成する回転管継手を介し液噴射ノズル5を具備した接続管52と、更に、該回転管継手51上に設けたギア53と、該ギア53に噛合うラック54と、該ラック54を駆動操作し、該接続管52の該突出管33の突出方向に対する左右の揺動角度を調節する揺動角度調節設定装置として作用するピストンシリンダ55とで構成した。該距離設定手段22のその他の構成は、上記実施例と変わるところはない。かかる構成により、該ピストンシリンダ55の動作で、接続管52を左又は右に所望角度移動させ、該突出管33に対する該接続管52の揺動度を所望に調節設定し、左又は右に所定角度揺動した該接続管52の先端に設けた該液噴射ノズル5と熱交換器Cの内周面C1との間の距離を所望に調節でき、次いで、前記の液噴射ノズル方向設定手段23により、該液噴射ノズル5の噴射面5aを該熱交換器Cの内周面C1に正対せしめて、吹付洗浄を行うようにした。
更に、図17は、距離設定手段22の更なる変形例22Dを示し、該接続管50に前後の回転管継手56を介して水平方向に屈伸自在に接続管57を接続し、該接続管57に回転管継手58を介して接続した接続管59を接続し、更に、該接続管59を回転管継手60を介して該液噴射ノズル5に接続し、かくして、前後の両接続管57及び59から成る長さ可変管に構成し、該両接続管57及び59間の該回転管継手58を中心として突出管33の突出方向に対し水平方向に屈伸自在とし、長さ設定装置としてのエアピストンシリンダ61とで距離設定手段22Dを構成したものであり、該エアピストンシリンダ61により、該長さ可変管の長さを調節設定し、該液噴射ノズル5と該フィン付熱交換器Cの内周面C1との距離を調節設定するようにし,次いで、この状態から、前記の噴射ノズル方向設定手段23により噴射ノズル5の噴射面5aを該フィン付熱交換器Cの内周面C1に正対させて、吹付け洗浄を行うようにした。
エアコンデショナーの斜視図。 本発明洗浄装置の実施の形態の一例を示す側面図。 図2示の装置の要部の拡大側面図。 図3示の装置の平面図。 図3示の装置の正面図。 図4示の一部の拡大横断面図。 図6示の一部のA−A線断面図。 本発明洗浄装置の作動回路図。 エアピストンシリンダを動作させる電磁切換弁を示す略式図。 本発明洗浄装置の作動状態を示す平面図。 図3示の距離設定手段の一部の変形例を示す一部を截除した平面図。 図3示の距離設定手段の他の変形例を示す平面図。 図3示のノズル方向設定手段の変形例を示す平面図。 本発明装置の距離設定手段の変形例の拡大平面図。 図14示の変形例の平面図。 図14示の変形例側面。 距離設定手段の更なる変形例を示す平面図。
符号の説明
1 据付手段
2 取付台
3 液供給管
5 液噴射ノズル
10 回転駆動部
11 昇降駆動部
22 距離設定手段
22A,22B,22C,22D 距離設定手段
23 液噴射ノズル方向設定手段
24 長さ可変管
25 距離設定手段、エアピストンシリンダ
29 噴射角度設定装置、エアピストンシリンダ
32 噴射角度設定装置、正逆回転モータ
33 突出管
41 副液供給管
43 副液噴射ノズル、長さ設定装置としてのエアピストンシリンダ
61 長さ設定装置としてのエアピストンシリンダ

Claims (9)

  1. 下面を開放した筐体内に、略環状のフィン付熱交換器を配した天井取付型のエアコンデショナーの該フィン付熱交換器の内周面で囲撓される空間内に、昇降自在で且つ垂直軸線を中心に回転自在の液供給管に連通する液噴射ノズルを臨ませ、該液噴射ノズルから該フィン付熱交換器の内周面に向かって洗浄液その他の液を吹付けて洗浄する天井取付型エアコンデショナーの熱交換器用洗浄装置において、該液供給管と該液噴射ノズルとの間に、該液供給管とフィン付熱交換器の内周面との距離を調節設定する距離設定手段を設けると共に、該液噴射ノズルの噴出面をフィン付熱交換器と正対する方向に調節設定する液噴射ノズル方向設定手段を設けたことを特徴とする天井取付型エアコンデショナーの熱交換器用洗浄装置。
  2. 該距離設定手段は、外管と該外管に対し長さ方向に摺動自在の内管とから成る長さ調節管と、該長さ調節管の長さを調節設定する長さ設定装置とから成る請求項1に記載の天井取付型エアコンデショナーの熱交換器用洗浄装置。
  3. 該距離設定手段は、シリンダ状外筒と該シリンダ状外筒内に挿通したピストン状内筒から成るピストンシリンダ型の長さ調節管と、該長さ調節管の長さを調節設定する長さ設定装置とから成る請求項1に記載の天井取付型エアコンデショナーの熱交換器用洗浄装置。
  4. 該距離設定手段は、長さが可変となり得る螺旋状部を設けた耐圧ホースと、該耐圧ホースの長さを調節設定する長さ設定装置とから成る請求項1に記載の天井取付型エアコンデショナーの熱交換器用洗浄装置。
  5. 該距離設定手段は、対向端を回転管継手を介して互いに屈伸自在に接続され、且つ夫々の遊離端を回転管継手を介して該噴射ノズルと該液供給管側に接続して、水平方向に屈伸自在とした該前後の接続管から成る長さ調節管と、該長さ調節管の長さを調節設定する長さ設定装置とから成る請求項1に記載の天井取付型エアコンデショナーの熱交換器用洗浄装置。
  6. 該距離設定手段は、該液供給管側に回転管継手を介して左右方向に揺動可能に接続した接続管と、該揺動管の左右方向の揺動角度を調製する揺動角度調節設定装置とから成る請求項1に記載の天井取付型エアコンデショナーの熱交換器用洗浄装置。
  7. 該液噴射ノズル方向設定手段は、該長さ可変換に該液噴射ノズルを左右に揺動可能に接続した回転管継手と、該回転管継手の左右の揺動角度を調節設定して、該液噴射ノズルの該噴射面をフィン付熱交換器の内周面と正対させる液噴射ノズル角度設定装置とで構成したことを特徴とする請求項1,2,3,4又は5に記載の天井取付型エアコンデショナーの熱交換器用洗浄装置。
  8. 該液噴射ノズル方向設定手段は、該接続管に該液噴射ノズルを左右に揺動可能に接続した回転管継手と、該回転管継手の左右の揺動角度を調節設定して、該液噴射ノズルの該噴射面をフィン付熱交換器の内周面と正対させる液噴射ノズル角度設定装置とで構成したことを特徴とする請求項1又は6に記載の天井取付型エアコンデショナーの熱交換器用洗浄装置。
  9. 該液供給管に平行して、該液供給管の昇降動に伴って昇降動し且つ垂直軸線を中心に回転自在の副液供給管を設けると共に、該副液供給管の上部に、回転管継手を介して接続された上下に首振り自在で且つ噴射面を該筐体の天井に向けた斜め上向きとした副液噴射ノズルを設け、該副液噴射ノズル並びに該液噴射ノズルを、液供給管並びに副液供給管の下降動作に連動して、これらの下降途中において、下向きに首振り動作を行わせるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の天井取付型エアコンデショナーの熱交換器用洗浄装置。
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