JP2009264601A - 空気調和機 - Google Patents
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Abstract
【課題】風向変更パネルの結露を防止することが可能な空気調和機を提供する。
【解決手段】送風機2、熱交換器3、ドレン水受け皿5、吹出口1bに取付けられた風向変更パネル9および熱交換器3の風下側のドレン水受け皿5の略半分5aが吹出口1b側から熱交換器3側に移動し、第2の吹出口13を形成するドレン排水機構を備えた空気調和機1であって、風向変更パネル9は固定スリットパネル9aと可動スリットパネル9bから構成されるスリット機構を設けた構成としてある。この構成により結露防止が必要なときはパネルのスリットを開とすることにより、冷房または除湿運転時の風向変更パネル9の結露を防止することができる。
【選択図】図4
【解決手段】送風機2、熱交換器3、ドレン水受け皿5、吹出口1bに取付けられた風向変更パネル9および熱交換器3の風下側のドレン水受け皿5の略半分5aが吹出口1b側から熱交換器3側に移動し、第2の吹出口13を形成するドレン排水機構を備えた空気調和機1であって、風向変更パネル9は固定スリットパネル9aと可動スリットパネル9bから構成されるスリット機構を設けた構成としてある。この構成により結露防止が必要なときはパネルのスリットを開とすることにより、冷房または除湿運転時の風向変更パネル9の結露を防止することができる。
【選択図】図4
Description
本発明は風向変更パネルの結露を防止することが可能な空気調和機に関するものである。
図8は、従来の空気調和機の一例を示す概略図である。図8において、空気調和機本体1内には、送風機2や熱交換器3等が収容され取付けられている。冷房時の熱交換により生じるドレン水をドレン水受け皿5に貯溜し、吸込み口が常に下向きになるように可変するドレンポンプ14を有することにより、ドレン水を強制的に屋外へ排出する構成にしている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−258341号公報
しかしながら、特許文献1の従来技術では、冷房または除湿運転時に吹出口の風向変更パネル(羽根)9の周辺の湿った空気の巻き込みにより、風向変更パネル(羽根)9に結露が発生するという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、風向変更パネル(羽根)の結露を防止することが可能な空気調和機を提供することを目的とする。
本発明は、前記従来の課題を解決するために、送風機、熱交換器、ドレン水受け皿、吹出口に取付けられた風向変更パネルを備えた空気調和機であって、前記風向変更パネルは固定スリットパネルと可動スリットパネルから構成される可動機構を設けた構成としてある。
上記構成により、吹き出される空気の一部は開スリットを通過することになるから風向変更パネルの周辺の湿った空気の巻き込みが減少することができ、空気の巻き込みによる結露を防止できる。
本発明の空気調和機は、冷房または除湿運転時の風向変更パネルの結露を防止することができる。
第1の発明は、送風機、熱交換器、ドレン水受け皿、吹出口に取付けられた風向変更パネルを備えた空気調和機であって、前記風向変更パネルは固定スリットパネルと可動スリットパネルから構成される可動機構を設けた構成としてあり、冷房または除湿運転時の風向変更パネルの結露を防止することができる。
第2の発明は、送風機、熱交換器、ドレン水受け皿、吹出口に取付けられた風向変更パネルおよび前記熱交換器の風下側の前記ドレン水受け皿の略半分が前記吹出口側から前記熱交換器側に移動し、第2の吹出口を形成するドレン排水機構を備えた空気調和機であって、前記風向変更パネルは固定スリットパネルと可動スリットパネルから構成される可動機構を設けた構成としてあり、冷房または除湿運転時の風向変更パネルの結露を防止することができる。
第3の発明は、可動スリットパネルは、伸縮自在のパネル駆動アームに取り付けられ、前記パネル駆動アームをパネル駆動装置で駆動する構成としてあり、簡単な機構で可動スリットパネルを動かすことができ、パネル駆動アームをコンパクトに収納することができる。
第4の発明は、固定スリットパネルの背面かつ前記可動スリットパネルの先端側にパネル停止装置を設けた構成としてあり、可動スリットパネルの移動範囲を規制し、可動スリットパネルの停止を制御することができる。
第5の発明は、冷房および除湿運転開始後、熱交温度がある温度以下で前記可動スリットパネルがパネル停止装置に接触するまで移動させる構成としてあり、冷房または除湿運転の必要な時に可動スリットパネルを移動させることができて、風向変更パネルの結露を防止することができる。
第6の発明は、冷房および除湿運転停止後、内部乾燥運転時、前記可動スリットパネルがパネル停止装置に接触するまで移動する構成としてあり、内部乾燥運転時は、冷凍サイクルの高圧上昇を防止することができ、連続運転することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1における空気調和機の平面概略断面図、図2および図3の(a)(b)は図1におけるA−A線から矢印方向を見た風向変更パネル9の縦断面図とBから矢印方向を見た風向変更パネル9の正面図、図4は暖房運転時の空気調和機の縦断面図、図5は冷房・除湿・送風時の空気調和機の縦断面図、図6は停止時の空気調和機の縦断面図、図7は内部乾燥時の空気調和機の縦断面図である。
図1は本発明の実施の形態1における空気調和機の平面概略断面図、図2および図3の(a)(b)は図1におけるA−A線から矢印方向を見た風向変更パネル9の縦断面図とBから矢印方向を見た風向変更パネル9の正面図、図4は暖房運転時の空気調和機の縦断面図、図5は冷房・除湿・送風時の空気調和機の縦断面図、図6は停止時の空気調和機の縦断面図、図7は内部乾燥時の空気調和機の縦断面図である。
図1において、1は本体、2は送風機、3は熱交換機、4は冷媒配管、5はドレン水受皿、6a(図4参照)はドレン穴、6bはドレン栓、7はドレンホース、8(図4参照)はシール材、9は風向変更パネル、10は伸縮アーム、11はアーム駆動装置、12はドレン水受け皿停止装置(リミットスイッチ)、13(図4参照)は第2の吹出口(暖房運転時)である。
図2において、風向変更パネル9は、固定スリットパネル9a、可動スリットパネル9b、パネル駆動装置9c、パネル駆動アーム9dおよびパネル停止装置9eから構成されている。また、図2はスリット閉の状態を示している。
図3はスリット開の状態を示している。可動スリットパネル9bが伸縮自在のパネル駆動アーム9dに取り付けられ、パネル駆動アーム9dを動かすパネル駆動装置9cを設けることにより、簡単な機構で可動スリットパネル9bを上下方向に動かすことができ、パネル駆動アーム9dをコンパクトに収納することができる。
また、固定スリットパネル9aの背面かつ可動スリットパネル9bの先端側にパネル停止装置(リミットスイッチ)9eを設けることにより、可動スリットパネル9bの移動範囲を規制し、可動スリットパネル9bの停止を制御することができる。
図4および図5にて明らかなように、前面側吹出口1bの風下側に風向変更パネル9を設けることにより、暖房・冷房・除湿・送風運転時に風向を調整することができる。
ドレン水受け皿5は、可動側ドレン水受け皿5aと固定側ドレン水受け皿5bに分割されている。可動側ドレン水受け皿5aが伸縮自在の伸縮アーム10に取り付けられ、伸縮アーム10を動かすアーム駆動装置11を設けることにより、簡単な機構で可動側ドレン水受け皿5aを左右方向に動かすことができ、伸縮アーム10をコンパクトに収納することができる。なお、吹出口1bと熱交換器3の間にドレン水受け皿停止装置(リミットスイッチ)12を設けてある。
上記構成において、この空気調和機は、暖房運転時は圧縮機(図示せず)起動および送風機2運転前に可動側ドレン水受け皿5aが熱交換器3側(図4中左側)へ移動し、熱交換器3側のドレン水受け皿停止装置(リミットスイッチ)12に当たり、停止することにより、第2の吹出口13が形成される。その後、圧縮機が起動および送風機2が運転される。従来の吹出口1bが第2の吹出口13になり、暖められた吹出空気は天井付近に滞留せず、例えば、床に座っている人に暖められた吹出空気を届かすことができ、足元暖房感(快適性)を向上することができる。
また、冷房・除湿運転あるいは乾燥運転、あるいは停止後に暖房運転に切り替えた時は、可動側ドレン水受け皿5aが熱交換器3側へ移動することにより、水受け皿容積が減少してドレン水位があがり、その分、ドレン穴6aを介してドレン水を排出することができる。
すなわち、冷房・除湿運転あるいは乾燥運転、あるいは停止後に暖房運転に切り替えると、アーム駆動装置11が運転開始し、可動側ドレン水受け皿5aが熱交換器3側へ移動して水受け皿容積が減少し、熱交換器3の風下側のドレン水受皿5aに溜まるドレン水を熱交換器3側に移動させ、可動側ドレン水受け皿5aは熱交換器3側のドレン水受け皿停止装置(リミットスイッチ)12に当たり、停止する。その後、可動側ドレン水受け皿5aは吹出口1b側(図中右側)に移動し、吹出口1b側のドレン水受け皿停止装置(リミットスイッチ)12に当たって停止し、初期の位置に戻る。以上の動作により、熱交換器3の風下側のドレン水受皿5aに溜まるドレン水を排出することができる。
ここでこの空気調和機は、冷房および除湿運転開始後、熱交温度がある温度を超える場合は、可動スリットパネル9bは移動せず、スリット閉の状態(図2)になる。また、熱交温度がある温度以下の場合は、可動スリットパネル9bがパネル停止装置(リミットスイッチ)9eに接触するまで移動し、スリット開の状態(図3および図5)になる(熱交温度を検知して制御部がパネル駆動装置を駆動するようにしてある)。これによって、吹き出される空気の一部は開スリットを通過することになるから風向変更パネル9の周辺の湿った空気の巻き込みが減少することができる。すなわち、冷房または除湿運転の結露防止が必要な時に可動スリットパネル9bを移動させることができ、風向変更パネル9の結露を防止することができる。
また、冷房および除湿運転停止後、乾燥(暖房サイクル)運転をする場合は、可動スリットパネル9bがパネル停止装置(リミットスイッチ)9eに接触するまで移動することにより、スリット開の状態(図3および図7)になるため、冷凍サイクルの高圧上昇を防止することができ、連続運転することができる。
以上のように、本発明にかかる空気調和機は、冷房または除湿運転時の風向変更パネルの結露を防止することができるので、埋込み形の室内ユニット装置(例えばダクト形エアコン)等の用途にも適用できる。
1 空気調和機(室内機本体)
1a 吸込口
1b 吹出口
2 送風機
2a ファン
2b モータ
3 熱交換器
3a 固定板
3b 固定板
4 冷媒配管
5 ドレン水受皿
5a 可動側ドレン水受皿
5b 固定側ドレン水受皿
6a ドレン穴
6b ドレン栓
7 ドレンホース
8 シール材
9 風向変更パネル
9a 固定スリットパネル
9b 可動スリットパネル
9c パネル駆動装置
9d パネル駆動アーム
9e パネル停止装置(リミットスイッチ)
10 伸縮アーム
11 アーム駆動装置
12 ドレン水受け皿停止装置(リミットスイッチ)
13 第2の吹出口(暖房運転時)
14 ドレンポンプ
14a ドレンポンプ回転部
15 ドレンパイプ
1a 吸込口
1b 吹出口
2 送風機
2a ファン
2b モータ
3 熱交換器
3a 固定板
3b 固定板
4 冷媒配管
5 ドレン水受皿
5a 可動側ドレン水受皿
5b 固定側ドレン水受皿
6a ドレン穴
6b ドレン栓
7 ドレンホース
8 シール材
9 風向変更パネル
9a 固定スリットパネル
9b 可動スリットパネル
9c パネル駆動装置
9d パネル駆動アーム
9e パネル停止装置(リミットスイッチ)
10 伸縮アーム
11 アーム駆動装置
12 ドレン水受け皿停止装置(リミットスイッチ)
13 第2の吹出口(暖房運転時)
14 ドレンポンプ
14a ドレンポンプ回転部
15 ドレンパイプ
Claims (6)
- 送風機、熱交換器、ドレン水受け皿、吹出口に取付けられた風向変更パネルを備えた空気調和機であって、前記風向変更パネルは固定スリットパネルと可動スリットパネルから構成される可動機構を設けたことを特徴とする空気調和機。
- 送風機、熱交換器、ドレン水受け皿、吹出口に取付けられた風向変更パネルおよび前記熱交換器の風下側の前記ドレン水受け皿の略半分が前記吹出口側から前記熱交換器側に移動し、第2の吹出口を形成するドレン排水機構を備えた空気調和機であって、前記風向変更パネルは固定スリットパネルと可動スリットパネルから構成される可動機構を設けたことを特徴とする空気調和機。
- 可動スリットパネルは、伸縮自在のパネル駆動アームに取り付けられ、前記パネル駆動アームをパネル駆動装置で駆動することを特徴とする請求項1または2に記載の空気調和機。
- 固定スリットパネルの背面かつ前記可動スリットパネルの先端側にパネル停止装置を設けることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の空気調和機。
- 冷房および除湿運転開始後、熱交温度がある温度以下で前記可動スリットパネルがパネル停止装置に接触するまで移動させることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の空気調和機。
- 冷房および除湿運転停止後、内部乾燥運転時、前記可動スリットパネルがパネル停止装置に接触するまで移動することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の空気調和機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008111203A JP2009264601A (ja) | 2008-04-22 | 2008-04-22 | 空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008111203A JP2009264601A (ja) | 2008-04-22 | 2008-04-22 | 空気調和機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009264601A true JP2009264601A (ja) | 2009-11-12 |
Family
ID=41390670
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008111203A Pending JP2009264601A (ja) | 2008-04-22 | 2008-04-22 | 空気調和機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009264601A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110207329A (zh) * | 2019-06-03 | 2019-09-06 | 珠海格力电器股份有限公司 | 空调凝露的控制方法、计算机装置以及计算机可读存储介质 |
CN110873437A (zh) * | 2018-09-03 | 2020-03-10 | 青岛海尔空调器有限总公司 | 空调控制的方法、装置及计算机存储介质 |
-
2008
- 2008-04-22 JP JP2008111203A patent/JP2009264601A/ja active Pending
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CN110207329A (zh) * | 2019-06-03 | 2019-09-06 | 珠海格力电器股份有限公司 | 空调凝露的控制方法、计算机装置以及计算机可读存储介质 |
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