JP2010127572A - 空気調和機およびその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】温度センサや湿度センサを用いずに、冷房対象に向けて冷房空気を吹き出す角度よりも上向きに冷房空気を吹き出す上吹き制御時であっても吹出口まわりにて結露が生じない制御を備えた空気調和機を提供することを目的とする。
【解決手段】室内熱交換器を通過させて吹出口から室内へと送風する室内ファンと、吹出口に設けられ、上下方向の風向を角度の変更によって調節するフラップとが設けられた空気調和機において、冷房対象に向けて冷房空気を吹き出す角度よりも上向きに冷房空気を前記吹出口から吹き出すようにフラップ角度を調節する冷房シャワー制御時に、圧縮機回転数および室内ファン回転数によって吹出口まわりにおける結露を回避する関係を予め定めた冷房シャワー制御テーブルを用い、結露を回避するように、圧縮機回転数と室内ファン回転数を決定することを特徴とする。
【選択図】図5

Description

本発明は、冷房空気の吹出口まわりの結露を防止する空気調和機およびその制御方法に関するものである。
冷房時に、室内の人間(冷房対象)に対して冷房空気を直接向けて吹き出すよりも、室内機のフラップの角度を更に上向きに設定し、室内の人間に対して冷房空気を直接当てずに冷房空気を室内の上方に送り、間接的に冷房を行う冷房モード(いわゆる冷房シャワー制御)が考えられる。
しかし、フラップ角度を上向きに設定すると、室内の人間に直接向けて空気を吹き出す場合よりも冷房空気が吹き出される流路面積が減少して圧損が増大するので、風量が減り室内熱交換器にて空気が過剰に冷やされて吹出温度が下がってしまう。吹出温度が下がると、吹出口まわりにて結露が生じ、ひいては室内に結露が滴下してしまう。
結露を回避する手段としては、下記特許文献1に記載された制御方法が知られている。すなわち、外気温度に対して室内熱交換器温度が機器に露付きを生じさせる温度か否かを監視し、露付きとなる室内熱交換器温度と判断した場合は圧縮機の回転数を低下させるというものである
特許第2945730号公報
しかし、特許文献1では、外気温度および室内熱交換器温度を逐次把握する必要があり、制御が複雑となる。また、外気温度センサおよび室内熱交換器温度センサを取り付けられていることが前提であり、これらセンサを取り付けることまで要求されない比較的低級な空気調和機に対しては採用できない制御方法である。
また、室内湿度を検出する湿度センサを設けて露付きを判断する方法も考えられるが、この場合にも湿度センサが必要となってしまう。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、温度センサや湿度センサを用いずに、冷房対象に向けて冷房空気を吹き出す角度よりも上向きに冷房空気を吹き出す上吹き制御時であっても吹出口まわりにて結露が生じない制御を備えた空気調和機およびその制御方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の空気調和機およびその制御方法は以下の手段を採用する。
すなわち、本発明にかかる空気調和機は、冷媒を圧縮する圧縮機と、該圧縮機によって圧縮された冷媒を凝縮させる凝縮器と、該凝縮器によって凝縮された冷媒を膨張させる膨張手段と、室内に設置され、該室内に向けて冷房空気を吹き出す吹出口が形成された室内機とを備え、前記室内機には、前記膨張手段から導かれた冷媒を蒸発させる室内熱交換器と、該室内熱交換器を通過させて前記吹出口から前記室内へと送風する送風ファンと、前記吹出口に設けられ、上下方向の風向を角度の変更によって調節するフラップとが設けられ、制御部によって、前記圧縮機の回転数、前記送風ファンの回転数、及び前記フラップの角度が制御される空気調和機において、前記制御部は、冷房対象に向けて冷房空気を吹き出す角度よりも上向きに冷房空気を前記吹出口から吹き出すように前記フラップの角度を調節する上吹き制御時に、前記圧縮機の回転数および前記送風ファンの回転数によって前記フラップを含む前記吹出口まわりにおける結露を回避する関係を予め定めた結露回避関係を用い、前記吹出口まわりにおける結露を回避するように、前記圧縮機の回転数と前記送風ファンの回転数を決定することを特徴とする。
冷房対象(例えば室内の人間)に向けて冷房空気を吹き出すフラップ角度は、通常の使用状態であるため、フラップによって形成される吹出口の開口が十分に大きく形成され圧損が少ない状態となっているので、所望の風量となり、所望の冷房空気温度が実現される。これに対して、この通常使用時のフラップ角度よりも上向きに冷房空気を吹き出す上吹き制御時では、通常使用時よりもフラップが閉じる方向に制御されるので、吹出口における冷房空気の圧損が増大し、風量が減少する。これにより、室内熱交換器によって過剰に冷却されて吹出口へと向かう冷房空気の温度が低下し、フラップを含む吹出口まわりにおいて結露が発生するおそれがある。
本発明では、吹出口まわりにおける結露を回避する関係を定めた結露回避関係を、圧縮機の回転数および送風ファンの回転数によって予め求めておく。そして、この結露回避関係を用いて圧縮機の回転数と送風ファンの回転数を決定することにより、吹出口まわりの結露を防止することとした。つまり、上吹き制御時に、湿度や温度を制御情報として使用せずに、圧縮機の回転数と室内ファンの回転数によって結露を回避することとした。これにより、極めて簡便な制御が可能となる。また、湿度センサや温度センサを備えていない比較的低級な空気調和機であっても結露を回避する制御が可能となる。
また、結露を回避した圧縮機回転数および送風ファン回転数を予め決定した上で上吹き制御を行うので、可及的に増大させた送風ファンの回転数を用いることができ、これにより冷房空気を遠くまで送ることができる。したがって、室内全体を適切な冷房感にて冷房することができる。
さらに、本発明の空気調和機では、前記結露回避関係は、結露が生じやすい室内乾球温度および室内湿球温度によって規定された露付条件によって定められていることを特徴とする。
結露回避関係を、結露が生じやすい室内乾球温度および室内湿球温度によって規定された露付条件によって定めることにより、上吹き制御時に湿度センサや温度センサを用いなくても露付き耐力が高い冷房運転が可能となる。なお、露付条件としては、例えばJIS B 8615-1に定められており、室内乾球温度として27℃及び室内湿球温度として24℃が用いられる。
さらに、本発明の空気調和機では、前記結露回避関係は、前記フラップの角度に応じて予め定められており、前記制御部は、前記フラップの角度に応じた前記結露回避関係を用いて、前記圧縮機の回転数と前記送風ファンの回転数を決定することを特徴とする。
フラップの角度が変化すると吹出口における開口面積も変化して圧損も変化するので、吹出口まわりの結露条件が異なってくる。そこで、フラップの角度に応じて結露回避関係を予め求めておき、フラップの角度に応じて圧縮機回転数およびファン回転数を制御することとした。これにより、運転条件に応じたより詳細な制御が可能となる。
また、本発明の空気調和機の制御方法は、冷媒を圧縮する圧縮機と、該圧縮機によって圧縮された冷媒を凝縮させる凝縮器と、該凝縮器によって凝縮された冷媒を膨張させる膨張手段と、室内に設置され、該室内に向けて冷房空気を吹き出す吹出口が形成された室内機とを備え、前記室内機には、前記膨張手段から導かれた冷媒を蒸発させる室内熱交換器と、該室内熱交換器を通過させて前記吹出口から前記室内へと送風する送風ファンと、前記吹出口に設けられ、上下方向の風向を角度の変更によって調節するフラップとが設けられ、前記圧縮機の回転数、前記送風ファンの回転数、及び前記フラップの角度を制御する空気調和機の制御方法において、冷房対象に向けて冷房空気を吹き出す角度よりも上向きに冷房空気を前記吹出口から吹き出すように前記フラップの角度を調節する上吹き制御時に、前記圧縮機の回転数および前記送風ファンの回転数によって前記フラップを含む前記吹出口まわりにおける結露を回避する関係を予め定めた結露回避関係を用い、前記吹出口まわりにおける結露を回避するように、前記圧縮機の回転数と前記送風ファンの回転数を決定することを特徴とする。
冷房対象(例えば室内の人間)に向けて冷房空気を吹き出すフラップ角度は、通常の使用状態であるため、フラップによって形成される吹出口の開口が十分に大きく形成され圧損が少ない状態となっているので、所望の風量となり、所望の冷房空気温度が実現される。これに対して、この通常使用時のフラップ角度よりも上向きに冷房空気を吹き出す上吹き制御時では、通常使用時よりもフラップが閉じる方向に制御されるので、吹出口における冷房空気の圧損が増大し、風量が減少する。これにより、室内熱交換器によって過剰に冷却されて吹出口へと向かう冷房空気の温度が低下し、フラップを含む吹出口まわりにおいて結露が発生するおそれがある。
本発明では、吹出口まわりにおける結露を回避する関係を定めた結露回避関係を、圧縮機の回転数および送風ファンの回転数によって予め求めておく。そして、この結露回避関係を用いて圧縮機の回転数と送風ファンの回転数を決定することにより、吹出口まわりの結露を防止することとした。つまり、上吹き制御時に、湿度や温度を制御情報として使用せずに、圧縮機の回転数と室内ファンの回転数によって結露を回避することとした。これにより、極めて簡便な制御が可能となる。また、湿度センサや温度センサを備えていない比較的低級な空気調和機であっても結露を回避する制御が可能となる。
また、結露を回避した圧縮機回転数および送風ファン回転数を予め決定した上で上吹き制御を行うので、可及的に増大させた送風ファンの回転数を用いることができ、これにより冷房空気を遠くまで送ることができる。したがって、室内全体を適切な冷房感にて冷房することができる。
本発明の空気調和機およびその制御方法によれば、以下の効果を奏する。
吹出口まわりにおける結露を回避する関係を定めた結露回避関係を、圧縮機の回転数および送風ファンの回転数によって予め求めておき、この結露回避関係を用いて圧縮機の回転数と送風ファンの回転数を決定することにより、吹出口まわりの結露を防止することとしたので、上吹き制御時に、湿度や温度を制御情報として使用せずに、圧縮機の回転数と室内ファンの回転数によって結露を回避することができる。これにより、極めて簡便な制御が実現され、また、湿度センサや温度センサを備えていない比較的低級な空気調和機であっても結露を回避する制御が可能となる。
また、結露を回避した圧縮機回転数および送風ファン回転数を予め決定した上で上吹き制御を行うので、可及的に増大させた送風ファンの回転数を用いることができ、これにより冷房空気を遠くまで送ることができる。したがって、室内全体を適切な冷房感にて冷房することができる。
以下に、本発明にかかる一実施形態について、図面を参照して説明する。
図1には、本実施形態にかかる空気調和機の室内機の外観斜視図が示されている。図2には、図1に示された室内機の縦断面図が示されている。
空気調和機は、図1等に示した室内機1と、図示しない室外機とを備えている。室内機1と室外機とは、図示しない冷媒配管によって接続されている。
室外機には、冷媒を圧縮する圧縮機と、この圧縮機によって圧縮された冷媒を凝縮させる室外熱交換器(凝縮器)とが設けられている。また、室外機には、室外熱交換器に対して外気を送風するための室外ファンが設けられている。
室外熱交換器によって凝縮された冷媒は、室内機と室外機とを接続する冷媒配管を通って、室内機1に設けられた室内熱交換器17(図2参照)へと導かれる。室外熱交換器と室内熱交換器17との間には、室外熱交換器によって凝縮された冷媒を膨張させる膨張弁(膨張手段)が設けられている。膨張弁は、室外機に設けられていてもよいし、室内機1に設けられていても良い。
圧縮機の回転数、膨張弁の開度等は、図示しない制御部によって制御される。
室内機1は、図1に示されているように、壁掛け型とされており、横長の直方体形状の筐体2を備えている。この筐体2は、図2に示されているように、筐体2の背面側を構成するベース3と、ベース3の前面側を覆う前面パネル4と、前面パネル4の前面開口部5を覆う吸込みパネル6と、前面パネル4の前面と下面との間に形成されている吹出しグリル7等によって構成されている。
ベース3には、室内熱交換器17を構成する背面側熱交換器17Dから流下するドレン水を受ける背面側ドレンパン8と、クロスフローファンとされた室内ファン(送風ファン)18から吹出される空気の流路を形成する空気流路壁9と、冷媒配管類10を収容する配管収容部11等が一体に成形されている。前面パネル4には、上面に吸込みグリル12が形成されている。前面の開口部5の前方には吸込みパネル6が設けられており、吸込みパネル6は上方部を支点に上方が開閉可能となるように設けられている。吸込パネル6の下方部には、吸込み口13が形成されている。また、前面パネル4の前面と筐体2の下面との間には、吹出グリル7が設けられており、この吹出グリル7には吹出口14が開口されている。
筐体2の内部には、吸込み口13を含む前面パネル4の前面開口部5および吸込グリル12に沿って、エアフィルタ15および空気浄化フィルタ16が設けられており、その下流側に室内熱交換器17が設けられている。室内熱交換器17は、図2に示されているように、複数の前面側熱交換器17A,17B,17Cと背面側熱交換器17Dとに分割されており、筐体2内の前面下部から上面および背面側にかけて、断面が概略Λ形状となるように折り曲げられて配設されている。
室内熱交換器17の下流側の空間内には、細長い筒形形状とされた室内ファン18が水平軸周りに回転自在に設けられている。室内ファン18は、筐体2内の右側部にベース3を介して配設されているファンモータ(図示せず)により駆動されるように構成されている。ファンモータの起動停止や回転数は、図示しない制御部によって制御される。室内ファン18の下流側前方には、吹出グリル7に一体成形されているスタビライザ19が設けられており、このスタビライザ19とベース3に成形されている空気流路壁9とによって、吹出口14に至る吹出し流路20が形成されている。
吹出グリル7には、室内熱交換器17を構成している前面側熱交換器17A,17B,17Cから流下するドレン水を受ける前面側ドレンパン21が、スタビライザ19と共に一体成形されている。
吹出グリル7には、複数枚のルーバ22と、2枚のフラップとが設けられている。ルーバ22が左右方向に回動することによって、吹出し口14から吹出される空調空気の風向が左右方向に調整される。
フラップ23は、横長形状とされており、平行に延在させた状態で上下に2枚設けられている。フラップ23が上下方向に回動することによって、空調空気の風向が上下方向に調整される。2枚のフラップ23は、図示しない機構によって、それぞれが同期して同じ角度位置となるように回動される。
ルーバ22及びフラップ23のそれぞれの角度位置、回動角度範囲、回動周期は、制御部によって制御される。
図3及び図4は、図2に対してルーバ角度の相違を示しており、したがって、ルーバ角度以外は図2と同様の縦断面図である。
上述した図2のルーバ23の角度位置は、空気調和機の停止時において行われる閉状態となっている。
これに対して、図3には、ルーバ23の角度位置が水平となった状態が示されている。同図に示されているように、ルーバ23の前縁上流側および後縁上流側を結んだ線L0が水平となる水平状態がルーバ角度を定義する際の基準位置となる。なお、このルーバの基準位置は、あくまでもルーバ角度を定義するための位置であって、運転モードの基準となる位置ではない。
図4には、ルーバ23の角度を上向きに設定した上吹き状態が示されている。同図では、上吹き状態が図3に示した水平位置の線L0よりも下方に7°の位置とされている。この上吹き状態にて、後述する冷房シャワー制御が行われる。なお、図4では上吹き状態が7°の位置としているが、冷房シャワー制御が行われるルーバ角度はこれに限られることはなく、設置される部屋の大きさ等によって変更される。また、水平よりも下方のルーバ角度を上吹きと称しているが、これは、室内の人間等の冷房対象から見て上吹きと称しているのであって、水平よりも上の角度を意味するわけではない。すなわち、冷房対象に直接的に空調空気を当てるのではなく、冷房対象からみて上方に空調空気を向けて送風することを上吹きという。
また、図示していないが、冷房対象に直接的に空調空気を当てる通常使用時におけるルーバ角度は、図3の線L0から下方に約12°〜62°の範囲に設定される。
上記構成の空気調和機は、以下のように運転される。
図示しない制御部の指令によって、圧縮機(図示せず)が駆動され冷媒が圧縮される。圧縮された冷媒は室外熱交換器(図示せず)へと送られて凝縮液化する。凝縮潜熱は、室外ファン(図示せず)によって送風された外気へと与えられて除去される。凝縮液化した液冷媒は、膨張弁(図示せず)によって膨張させられた後、室内熱交換器17へと送られ、室内熱交換器17にて蒸発することによって気化する。この際に冷媒が奪う蒸発潜熱によって室内空気が冷却される。
室内空気は、制御部の指令に基づいて回転駆動させられた室内ファン18によって、吸込みグリル12および吸込み口13を介して筐体2内に吸込まれる。筐体2内に吸込まれた空気は、エアフィルタ15および空気浄化フィルタ16によって浄化された後、複数の前面側熱交換器17A,17B,17Cと背面側熱交換器17Dとからなる室内熱交換器17に流通され、これら室内熱交換器17を介して冷媒と熱交換されることにより冷却される。
室内熱交換器17にて冷却された空調空気は、室内ファン18によって付勢され、吹出し流路20を経て吹出し口14から室内へと吹出されることにより、室内の空調に供される。室内に吹出される空調空気は、吹出し口14に設けられているルーバ22およびフラップ23によって風向が調整され、任意のエリアに向けて吹出されるようになっている。
通常運転時では、室内の冷房対象となる人間が位置する箇所に冷房空気が直接向かうようにルーバ22およびフラップ23の角度が制御される。
ユーザの操作によってリモコンから冷房シャワー制御の指令が制御部に送信されると、制御部は以下のように動作する。
図5に示されているように、リモコン信号から冷房シャワー制御がONされると(ステップS1)、制御部から冷房シャワー制御時のフラップ角度が指令され、フラップ角度が決定される(ステップS2)。冷房シャワー制御時のフラップ角度は、冷房空気を人間に直接当てずに上方に冷房空気を送風する角度とされ、設置される部屋の大きさ等によって予め制御部の記憶領域に保存されている。例えば、比較的能力の小さい空気調和機では、想定する部屋の広さが6畳程度と小さいので、フラップは水平よりもやや下吹き気味となる。逆に、比較的能力の大きい空気調和機では、想定する部屋の広さが10畳程度と広くなり、フラップ角度は能力の小さい空気調和機に比べて上吹き気味となる。本実施形態では、例えばフラップ角度は7°とされる。
次に、制御部は、圧縮機の指令回転数の上限を決定する(ステップS3)。
具体的には、制御部は、現在の圧縮機の運転回転数および室内ファン18の運転回転数を把握し、これらの運転回転数から得られる運転点が、フラップ23を含む吹出口14まわりにて結露しない領域か否かを後述する冷房シャワー制御テーブル(結露回避関係)から判断する。結露する領域の場合は、圧縮機の回転数を下げて結露しない領域の最大回転数(上限値)を圧縮機の指令値とする。圧縮機の指令回転数の上限値は、結露が生じやすい条件下でも露付き耐力を有し連続運転可能であり、且つ冷風感を損なわない回転数として冷房シャワー制御テーブルにて予め決定されている。
運転点が結露しない領域の場合は、圧縮機の指令回転数は変更せずにそのままとする。
そして、制御部は、室内ファン18の回転数を決定する(ステップS4)。
具体的には、ステップS3にて決定された圧縮機の回転数に対応して決定された室内ファン18の回転数が冷房シャワー制御テーブルから一義的に決定される。室内ファン18の回転数が低いと吹出し温度が下がって露付き耐力が落ち、また冷房空気の到達距離も短くなる。また、室内ファン18の回転数が高いと吹出し温度が上がって冷風感を損ねることになる。したがって、露付き耐力、冷房空気の到達距離および冷風感の全てが満足するように、室内ファン18の回転数が圧縮機の回転数ごとに試験によって冷房シャワー制御テーブルにて予め決定されている。
図6には、冷房シャワー制御時に圧縮機回転数および室内ファン回転数を決定する際の考え方が示されている。同図において、横軸が圧縮機の回転数[rps]を示し、縦軸が室内ファン18の回転数[rpm]を示している。
空気調和機の能力に応じて、そして、好ましくはフラップ角度に応じて同図のようなグラフを予め試験によって得ておく。試験条件としては、空気調和機が設置される環境の中で結露が生じやすい条件が選定される。例えば、JIS B 8615-1に定められた露付き条件が用いられ、この場合、室内乾球温度として27℃及び室内湿球温度として24℃(湿度78%)が用いられる。同図に示したグラフは、上記JISに定められた露付条件の下、フラップ角度を7°とした場合の試験結果である。測定値が白丸または黒三角で示されている。白丸が結露しなかったとき(露付き:O.Kポイント)であり、黒三角が結露が生じたとき(露付き:N.Gポイント)である。白丸の測定点の近傍を通過する直線が結露が生じない場合の限界ラインAとなり、黒三角の測定点の近傍を通過する直線が結露が生じる場合の限界ラインBとなる。
同図から分かるように、圧縮機回転数が小さく、室内ファン回転数が高い領域(同図において限界ラインAよりも左側の領域)ほど結露が生じない露付きO.K領域となる。また、吹出温度が16℃(吸込温度27℃)を超えた場合に露付きが生じないことが判明した。ただし、これらのデータは、空気調和機の能力、吹出口やフラップの形状等にも影響されるので、それぞれの機種ごとに試験を行っておくことが好ましい。
本実施形態の制御部は、図6に示した試験データを基に得られた冷房シャワー制御テーブルを記憶領域に備えている。冷房シャワー制御テーブルは、室内ファン回転数ごとに結露が生じない最大の圧縮機回転数と、圧縮機回転数ごとに、露付き耐力、冷房空気の到達距離および冷風感の全てを満足する室内ファン回転数とが記述されている。制御部は、この冷房シャワー制御テーブルを参照することにより、冷房シャワー制御に適した圧縮機回転数および室内ファン回転数を決定すると共に各機器に指令値を送る。
以上の通り、本実施形態にかかる空気調和機およびその制御方法によれば、以下の作用効果を奏する。
フラップ23を含む吹出口14まわりにおける結露を回避する関係を定めた冷房シャワー制御テーブル(結露回避関係)を、圧縮機の回転数および室内ファン18の回転数によって予め求めておく。そして、この冷房シャワー制御テーブルを用いて圧縮機の回転数と室内ファン18の回転数を決定することにより、吹出口14まわりの結露を防止することとした。つまり、冷房シャワー制御時(上吹き制御時)に、湿度や温度を制御情報として使用せずに、圧縮機の回転数と室内ファン18の回転数のみによって結露を回避することとした。これにより、極めて簡便な制御が可能となる。また、湿度センサや温度センサを備えていない比較的低級な空気調和機であっても結露を回避する制御が可能となる。
また、結露を回避した圧縮機回転数および室内ファン回転数を予め決定した上で冷房シャワー制御を行うので、可及的に増大させた室内ファン18の回転数を用いることができ、これにより、冷房空気を遠くまで送ることができる。したがって、室内全体を適切な冷房感にて冷房することができる。
なお、本実施形態では、結露回避関係として冷房シャワー制御テーブルを用いることとしたが、本発明はこれに限定されるものではなく、数値関係を記述したテーブルに限定されるものではなく、例えば圧縮機回転数および室内ファン回転数をパラメータとする式を用いても良い。
また、フラップ23の角度が変化すると吹出口14における開口面積も変化して圧損も変化するので、吹出口14まわりの結露条件が異なってくる。そこで、フラップ23の角度に応じて結露回避関係を予め求めておき、フラップ23の角度に応じて圧縮機回転数および室内ファン回転数を制御することとしてもよい。これにより、運転条件に応じたより詳細な制御が可能となる。
本発明の一実施形態にかかる空気調和機の室内機を示しが外観斜視図である。 図1の室内機の縦断面図である。 ルーバ角度が基準位置である水平となった状態を示した縦断面図である。 ルーバ角度が上吹きとなり、冷房シャワー制御が行われる状態を示した縦断面図である。 冷房シャワー制御時の圧縮機回転数および室内ファン回転数の決定方法を示したフローチャートである。 結露回避関係となる冷房シャワー制御テーブルを得る際の考え方を示したグラフである。
符号の説明
1 室内機
2 筐体
14 吹出口
17 室内熱交換器
18 送風ファン
22 ルーバ
23 フラップ

Claims (4)

  1. 冷媒を圧縮する圧縮機と、
    該圧縮機によって圧縮された冷媒を凝縮させる凝縮器と、
    該凝縮器によって凝縮された冷媒を膨張させる膨張手段と、
    室内に設置され、該室内に向けて冷房空気を吹き出す吹出口が形成された室内機と、
    を備え、
    前記室内機には、前記膨張手段から導かれた冷媒を蒸発させる室内熱交換器と、
    該室内熱交換器を通過させて前記吹出口から前記室内へと送風する送風ファンと、
    前記吹出口に設けられ、上下方向の風向を角度の変更によって調節するフラップと、
    が設けられ、
    制御部によって、前記圧縮機の回転数、前記送風ファンの回転数、及び前記フラップの角度が制御される空気調和機において、
    前記制御部は、冷房対象に向けて冷房空気を吹き出す角度よりも上向きに冷房空気を前記吹出口から吹き出すように前記フラップの角度を調節する上吹き制御時に、前記圧縮機の回転数および前記送風ファンの回転数によって前記フラップを含む前記吹出口まわりにおける結露を回避する関係を予め定めた結露回避関係を用い、前記吹出口まわりにおける結露を回避するように、前記圧縮機の回転数と前記送風ファンの回転数を決定することを特徴とする空気調和機。
  2. 前記結露回避関係は、結露が生じやすい室内乾球温度および室内湿球温度によって規定された露付条件によって定められていることを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
  3. 前記結露回避関係は、前記フラップの角度に応じて予め定められており、
    前記制御部は、前記フラップの角度に応じた前記結露回避関係を用いて、前記圧縮機の回転数と前記送風ファンの回転数を決定することを特徴とする請求項1又は2に記載の空気調和機。
  4. 冷媒を圧縮する圧縮機と、
    該圧縮機によって圧縮された冷媒を凝縮させる凝縮器と、
    該凝縮器によって凝縮された冷媒を膨張させる膨張手段と、
    室内に設置され、該室内に向けて冷房空気を吹き出す吹出口が形成された室内機と、
    を備え、
    前記室内機には、前記膨張手段から導かれた冷媒を蒸発させる室内熱交換器と、
    該室内熱交換器を通過させて前記吹出口から前記室内へと送風する送風ファンと、
    前記吹出口に設けられ、上下方向の風向を角度の変更によって調節するフラップと、
    が設けられ、
    前記圧縮機の回転数、前記送風ファンの回転数、及び前記フラップの角度を制御する空気調和機の制御方法において、
    冷房対象に向けて冷房空気を吹き出す角度よりも上向きに冷房空気を前記吹出口から吹き出すように前記フラップの角度を調節する上吹き制御時に、前記圧縮機の回転数および前記送風ファンの回転数によって前記フラップを含む前記吹出口まわりにおける結露を回避する関係を予め定めた結露回避関係を用い、前記吹出口まわりにおける結露を回避するように、前記圧縮機の回転数と前記送風ファンの回転数を決定することを特徴とする空気調和機の制御方法。
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