JP2007119940A - 2層構造布帛 - Google Patents

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Abstract

【課題】着用時快適で、かつ、発汗時にもべとつき感のない布帛を提供する。
【解決手段】一方の外層は撚り係数が6000〜35000であるセルロース繊維を含有し、他方の外層は非収縮繊維を含有して構成された2層構造布帛であり、好ましくは撚り係数が6000〜35000であるセルロース繊維を5〜80重量%以上含有することを特徴とし、撚り係数が6000〜35000であるセルロース繊維を含有する層と、非収縮繊維を含有する少なくとも一方の外層とは部分的に分離していることを特徴とする。
【選択図】なし

Description

本発明は特殊な機能を有する布帛に関する。より詳細には、着用発汗時に快適な布帛を提供するものである。
従来の衣服は、スポーツなどの運動により発汗した際には布帛が吸汗し、肌と布帛が密着していわゆるべとつき感がある。これを防止するために種々の布帛が開発されており、例えば肌と接触する側の布帛表面に凹凸を有する構造とし、発汗、吸汗時に布帛と肌の接触面積を少なくしてべとつき感が生じないように工夫されている(特許文献1参照)。しかし、このような肌と接触する側の布帛表面に凹凸がある場合、確かに発汗し、布帛が吸汗した場合にはべとつき感はないが、表面に凹凸があることにより、ざらざらした感じが残り、着用感が良い衣服とならない。また、特殊な糸を使用して吸汗時に自己伸長して生地に凹凸をつける方法も提案されているが、これも、肌面側に特殊な糸を配置しているため、吸汗時にべとつき感の減少は僅かであった(特許文献2参照)。このように、着用時、発汗時共に快適である布帛は現在見当たらない。
特開2001−303408号公報 特開2005−36374号公報
本発明は、着用時快適で、かつ、発汗時にもべとつき感のない布帛の提供を目的とする。
本発明者は、目的を達成するための布帛構造について着用テストなどを含み鋭意検討した結果、布帛を2層構造とし、運動等による発汗時には2層構造布帛の一方の外層の繊維が吸汗して収縮する繊維を用い、他方の外層部には吸汗時に収縮の小さい繊維を使用すれば、乾燥時は平坦であるが吸汗時は一方の外層の繊維が収縮し、他の外層部は収縮の小さい繊維であるため浮き出て凸部を形成し、吸汗後乾燥した際には平坦状態に戻るような構造とし、この凸部ができる側を肌側として衣服を縫製すれば発汗時にも快適であるとの結論が得られた。この機能を達成するために種々検討した結果、布帛構造と素材の特定によりこの機能を達成できる事を見出した。
すなわち本発明の目的は、2層構造布帛において、一方の外層は撚り係数が6000〜35000であるセルロース繊維を含有し、他方の外層は非収縮繊維を含有して構成されており、撚り係数が6000〜35000であるセルロース繊維を5〜80重量%以上含有することを特徴とし、撚り係数が6000〜35000であるセルロース繊維を含有する層と、非収縮繊維を含有する少なくとも一方の外層とは部分的に分離していることを特徴とする2層構造布帛により達成される。
本発明は、発汗時にもべとつき感のない布帛が製造可能で、スポーツウェア、インナー、アウターなどの衣服に於いて、快適な着用感が得られる。
以下、本発明について詳細に説明する。
本発明において、2層構造布帛とは部分的に分離している部分が表裏2層の外層構造を有する構造体であり、さらに、表裏2層の外層が部分的に連結部を有する構造であり、すなわち、撚り係数が6000〜35000であるセルロース繊維を含有する一方の外層と、非収縮繊維を含有する他方の外層とが部分的に分離している構造で、編物、織物により製造できる種々の組織、構造が選択でき、吸汗時には撚り係数が6000〜35000であるセルロース繊維が収縮し、分離している非収縮繊維が浮き出て凸部を形成するような構造である。
部分的に分離している部分の形状については丸状、楕円状、方形状、菱形状、星型状などの面積をもった点状、ある巾をもった規則的な連続状、あるいは不規則的な連続状など任意で、配置についても市松状、右肩上がり、不規則状など任意である。部分的に分離している部分の大きさについては、小さ過ぎても、大き過ぎても発汗時の布帛凹凸効果が少なくなり、丸状、方形状などの面積をもった点状の場合は、長径、短径ともに2〜15mmとするのが好ましく、特に好ましくは3〜12mmであり、ある巾を持った連続状の場合は、巾2〜15mmとするのが好ましく、特に好ましくは3〜12mmである。
吸汗時凸部が形成される部分の総面積は少なすぎても多すぎても発汗時べとつき感がある為、吸汗時に凸部が形成される側の凸部個々の面積を足し合わせた総面積は、乾燥時に布帛表面の20〜90%とすることが好ましく、より好ましくは30〜80%、特に好ましくは35〜75%とすれば、発汗時にもべとつき感がなく快適な衣服となる。
本発明による2層構造布帛の具体的な製造法の例として、編物の場合、ダブルの丸編機を使用し、一方の外層は天竺編み、他方の外層は数ウェール毎に表裏2層の連結部を有する天竺編みで、連結部はニット、あるいはタック組織の構造が行える(図1〜2、[1]〜[2])。この場合、天竺部は2コース以上で天竺調とすることや、複数コース天竺を編成しても良い(図3、[1]〜[3])。これら編成時に一方の編成に撚り係数が6000〜35000であるセルロース繊維を含有する構造とする。また、シングル丸編機による編成も可能で、選針により非収縮繊維の裏側に撚り係数が6000〜35000であるセルロース繊維をウェルト組織とする、さらに、ウェルト組織に非収縮繊維の混合も可能で、この構造でも本発明では2層構造とする(図4〜5、[1]〜[2])。これらの丸編の場合、数コース毎に2層を編成しているどれかの繊維、あるいは、両方の糸でダブル丸編機の場合はダイアル、シリンダー共に、シングル丸編機の場合はシリンダーをニット、またはタックして連結すれば、経、緯方向に連結部を有する吸汗時に丸状、方形状などの面積をもった点状の凸部を形成する事も好みにより可能である(図1〜5、R)。
経編の場合はシングル経編機の使用が可能で、例えば2枚筬のシングル経編機を使用し、バック筬に非収縮繊維を配置し、フロント筬に撚り係数が6000〜35000であるセルロース繊維として、バック筬はデンビー、コードなどの組織を、開き目、あるいは、筬位置の調整によりニードルループが編地外側となるように編成し、バック筬ではニットと、挿入を組み合わせて振りを大きくして部分的にシンカーループが裏側に長くなるよう組織する方法が行える。
2層構造布帛を織物で製造する場合は、2重織として表層、裏層を織布し、部分的にこれらの経方向、緯方向に数10本毎に連結部を設ける方法等がある。
これらにより製造される2層構造布帛の一方の外層は撚り係数が6000〜35000であるセルロース繊維を含有し、他方の外層は非収縮繊維を含有して構成される様設計すれば本発明の2層構造布帛が得られる。
本発明によるセルロース繊維とは、キュプラ、レーヨン、竹繊維、綿などであり、好ましくは再生セルロースの使用がよい。また、これらの長繊維、短繊維(紡績糸)で、長繊維では11dt(デシテックス:以下同じ記号を使用)〜400dt、短繊維では160S(綿番手:以下同じ記号)〜10S、またこれらの双糸、3子糸、さらに、引き揃えて編成、織布することができ、それぞれ組織にあった太さとして使用できるが、長繊維では40dtから170dt、短繊維では30S〜120S程度が扱いやすく好ましい。
本発明ではセルロース繊維を撚り係数6000〜35000となるよう撚糸されている。セルロース繊維が撚り係数6000〜35000で撚糸されていることにより、中間層の吸汗時に収縮する機能が発揮できる。撚り係数が6000未満では本発明の目的とする機能が発揮できず、撚り係数が35000より大きくなると、布帛製造が困難になり、また高コストともなるため好ましくない。従って撚り係数は6000〜35000、好ましくは8000〜30000、より好ましくは10000〜25000に設定すればよい。
本発明において、撚り係数が6000〜35000であるセルロース繊維を使用することを特徴とするが、該セルロース繊維は単独でも、他糸との複合糸であっても良い。例えば、ポリエステルとのインターレース複合糸などが有用であるが、撚り係数6000〜35000であるセルロース繊維の吸汗時の収縮を阻害しないように複合することが重要で、他糸との撚糸はこの懸念があるため好ましくない。
本発明において、一方の外層に含有される撚り係数6000〜35000のセルロース繊維の混率については、布帛全体の5〜80重量%であることが好ましい。5重量%以下では本発明の吸汗時に布帛の凸部形成が僅かであり目的は達成されず、80重量%より多い混率である場合も、布帛全体の吸汗時収縮が大きくなり衣服サイズが変化してしまうため好ましくない。より好ましくは10〜70重量%、特に好ましくは15〜60重量%とする。撚り係数6000〜35000のセルロース繊維の混合方法については任意であり、繊維の配置による方法、非収縮糸との複合糸とする方法などが行える。また、非収縮繊維を含有するもう一方の外層には撚り係数6000〜35000のセルロース繊維の露出が50%未満とするのが好ましく、50%以上露出する場合は吸汗時に凸部の発現効果が小さくなり好ましくない。
本発明において、一方の外層は撚り係数が6000〜35000であるセルロース繊維を含有し、他方の外層は非収縮繊維であるが、本発明でいう非収縮繊維とは含水時に大きく寸法変化しない繊維であり、20℃65%RH下の環境で、2mg/dtの荷重下で繊維長を測定し、そのまま繊維を水に浸して5分後の長さを測定し、これにより含水時の伸長率を求めた。この含水収縮率が1%未満の繊維を非収縮繊維といい、ポリエステル、ポリトリメチレンテレフタレート等のポリエステル系繊維、ポリアミド系繊維、セルロース、アセテート、綿、ウールなど、任意の繊維の長繊維、あるいは短繊維の使用が可能で、これらの断面形状も任意であり、丸断面の他、W型断面などの異型糸でも可能である。さらに、原糸、仮撚りなどの捲縮加工糸、および撚糸が使用できる。好ましくは含水収縮率が−1%以上〜1%未満である。
非収縮繊維の太さについても任意な太さの繊維が使用できるが、長繊維では11dt(デシテックス:以下同じ記号を使用)〜400dt、短繊維では160S(綿番手:以下同じ記号)〜10S、またこれらの双糸、3子糸、さらに、引き揃えて編成、織布することができ、それぞれ組織にあった太さとして好ましく使用できるが、長繊維では40dtから170dt、短繊維では30S〜120S程度が扱いやすくより好ましい。
さらに、非収縮繊維を形成する少なくとも一方の外層は、表面に露出している非収縮繊維の割合が100%、あるいは、撚り係数が6000〜35000であるセルロース繊維が50%未満の割合で露出していても本発明の目的は達成されるが、非収縮繊維の割合が多い方が好ましい。
本発明において布帛の製造は、丸編機、経編機、織機に於いて製造可能であり、布帛密度についても任意に設定できる。
本発明の2層構造布帛の染色仕上げ方法は通常の染色仕上げ工程が使用でき、使用する繊維素材に応じた染色条件とし、使用する染色機も液流染色機、ウインス染色機など任意である。また、吸水性を向上させるため吸水剤を付与するのが好ましく、染色仕上げ工程の例としては、生機を染色機に投入し、精練、染色を行った後、吸水処理等の仕上げ処理を兼ねて仕上げセットを行う方法、あるいは、ウェットリラックス処理、プレセット後染色を行い、仕上げ処理を兼ねたファイナルセットを行うなど、任意な染色仕上げ工程を行うことができる。
以下、実施例により本発明を詳述する。無論、本発明はこれに限定されるものではない。
なお、実施例における評価は以下の方法により測定した。
(1)撚り係数
セルロース繊維の撚り係数を下記により求めた。
撚り係数=√dt×撚り数(撚り数/m)
(2)布帛製造性
布帛製造時、撚糸したセルロース繊維の製編性、製織性を以下の5段階評価した。
ルート生産可能なのは下記3以上であり、数値が高いほど好ましい。
5 : 問題なく布帛製造できる
4 : ビリなどがやや発生するが、合格反が製造できる
3 : 僅かに糸切れ等の問題発生したが、合格反が製造できる
2 : 糸切れ等発生、布帛製造できるが不合格反となる。
1 : ビリ発生、糸切れ等により布帛製造困難
(3)着用感
実施例で得られた布帛で吸汗時凸部ができる側を肌側としてTシャツを縫製し、発汗するまで運動を行い、発汗時の快適性をモニター10人による以下の5段階評価を行った。下記2以上であれば衣服として使用可能であり、数値が高いほど好ましい。
5 : 発汗しても衣服のべとつきがなく極めて快適
4 : 発汗時、べとつき感を感じない
3 : 発汗時、僅かに衣服がややべとつくが快適である
2 : 発汗時、べとつき感とサイズがやや小さくなった感じがする
1 : 発汗時、かなりべとつき、またサイズが小さくなり不快である
[実施例1]
28ゲージの丸編機を使用して図1の組織を編成し、[1]には非収縮糸として84dt/36fのポリエステル繊維の2ヒーター仮撚り加工糸(含水収縮率0%)を、[2]には撚り係数18000のキュプラ繊維84dt/45fを用い、[1]〜[2]を10回繰り返した後、図1、Rの組織を非収縮糸として56dt/24fのポリエステル繊維の2ヒーター仮撚り加工糸(含水収縮率0%)を用いて編成した。
編成した生機を液流染色機に投入し、80℃20分精練し、その後130℃でエステル側のみ染色を行った。染色上がりの生地は巾が入り編地は凹凸状となっているため、ピンテンターにて凸部が伸びるまで170℃60秒にて巾出しセットを行った。
得られた編地にてTシャツタイプを縫製し、運動発汗時の快適性の着用試験を行った。
着用試験の結果を表1に示す。
[実施例2〜7、比較例1〜3]
実施例1に於いて、表1に示す撚り係数を変えたセルロース繊維を用いて編地製造を行い、評価を行った。結果を表1に示す。
[実施例8]
28ゲージの丸編機を使用し、図2、[1]には非収縮糸として84dt/36fのポリエステル繊維2ヒーター仮撚り加工糸(含水収縮率0%)を天竺組織で編成し、撚り係数18000のキュプラ繊維84dt/30fを用いて[2]の組織を編成した。さらに、「1」〜[2]を8回繰り返した後、Rの組織を非収縮糸である84dt/36fのポリエステル繊維2ヒーター仮撚り加工糸(含水収縮率0%)にて編成した。
編成した生機を液流染色機に投入し、80℃20分精練し、その後130℃でエステル側のみ染色を行った。染色上がりの生地は巾が入り編地は凹凸状となっているため、ピンテンターにて凸部が伸びるまで170℃60秒にて巾出しセットを行った。
得られた編地にてTシャツウェアを縫製し、運動発汗時の快適性の着用試験を行った。
着用試験の結果を表1に示す。
[実施例9〜14]
実施例8において、[2]の撚り係数18000のキュプラ繊維を引き揃えて編成し、また、Rの非収縮繊維を撚り係数18000のキュプラ繊維に変えることによって、該キュプラ繊維の混率を表1に示すように変えて編地製造を行った。得られた編地にてTシャツウェアを縫製し、運動発汗時の快適性の着用試験を行った結果を表1に示す。
[実施例15]
経糸にポリエステル繊維56dt/24f原糸(含水収縮率0%)を、緯糸にポリエステル繊維84dt/36f原糸(含水収縮率0%)、および、84dt/45fの撚り係数13000のキュプラ繊維を使用し、一方の外層を該キュプラ繊維とする、それぞれ、仕上げ密度目標を経糸本数130本/2.54cmに、緯糸本数85本/2.54cmである平織りの2重織物を製造した。
この生機を液流染色機に投入し、80℃20分精練し、キュプラ、ポリエステル共に同色になるよう2浴で染色を行った。染色上がりの生地は巾が入り編地は凹凸状となっているため、ピンテンターにて凸部が伸びるまで180℃60秒にて巾出しセットを行い、目標密度に仕上げた。
得られた生地の撚り係数13000のキュプラ繊維の混率は48%であり、吸汗時にできる凸部を肌側としてブラウスを縫製し、着用したところ、発汗時には生地に凹凸が発現し、べとつき感のない快適なアウターとなった。
Figure 2007119940
本発明は、発汗時にもべとつき感のない布帛が製造可能で、スポーツウェア、インナー、アウターなどの衣服に於いて、快適な着用感が得られる。
本発明の2層構造布帛の編成組織の一例である。 本発明の2層構造布帛の編成組織の一例である。 本発明の2層構造布帛の編成組織の一例である。 本発明の2層構造布帛の編成組織の一例である。 本発明の2層構造布帛の編成組織の一例である。
符号の説明
1 ダイアル針
2 シリンダー針
3 非収縮繊維
4 撚り係数が6000〜35000であるセルロース繊維
[1]、[2]、[3] 編成順
R 部分的に設ける緯方向の連結部組織

Claims (3)

  1. 2層構造布帛において、一方の外層は撚り係数が6000〜35000であるセルロース繊維を含有し、他方の外層は非収縮繊維を含有して構成されていることを特徴とする2層構造布帛。
  2. 請求項1に於いて、撚り係数が6000〜35000であるセルロース繊維を5〜80重量%以上含有することを特徴とする2層構造布帛
  3. 請求項1に於いて、撚り係数が6000〜35000であるセルロース繊維を含有する層と、非収縮繊維を含有する少なくとも一方の外層とは部分的に分離していることを特徴とする2層構造布帛。
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