JP2007119418A - ベンジルオキシ含窒素環状化合物の製造法 - Google Patents

ベンジルオキシ含窒素環状化合物の製造法 Download PDF

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Abstract

【課題】簡便、高収率、且つ安全にベンジルオキシ含窒素環状化合物の製造法を提供する。
【解決手段】一般式(1)
【化1】
Figure 2007119418

(式中、Rは、i)水素、ii)炭素数1〜4のアルコキシル基、iii)炭素数2〜4のアルケニルオキシ基、iv)アラルキルオキシ基、v)アルキル基、vi)アリール基から選択された基を示し、式中nは、3〜6の整数を示す)で表される含窒素環状アルコール誘導体を、ジメチルスルホキシド溶媒中、アルカリ金属の水酸化物存在下、ベンジルハライド誘導体と反応させることを特徴とする、一般式(2)
【化2】
Figure 2007119418

(式中Rは、式(1)中のRと同様の基を示し、式中Arは、置換もしくは無置換のベンゼン環を示し、式中nは、3〜6の整数を示す)で表されるベンジルオキシ含窒素環状化合物の製造法。
【選択図】なし

Description

本発明は、含窒素環状アルコール誘導体からベンジルオキシ含窒素環状化合物を製造する方法に関する。
ベンジルオキシ含窒素環状化合物は、種々の医薬中間体として有用な化合物であり、多くの方法が知られている。
ベンジルオキシ含窒素環状化合物を製造するには、塩基性条件下、含窒素環状アルコール誘導体をハロゲン化ベンジルと反応させる方法が一般的である。具体例として、1−tert−ブトキシカルボニル−3−ヒドロキシピロリジンとハロゲン化ベンジルとの反応が挙げられ、水素化ナトリウム存在下、臭化ベンジルによるハロゲン化を行っている(特許文献1、非特許文献1)。また、同様の反応系においてヨウ化テトラブチルアンモニウム触媒存在下の反応が報告されている(特許文献2)。いずれもの場合も、禁水性物質の水素化ナトリウムを塩基に用いており、化学量論量の水素が発生するため、安全上、工業生産が困難な方法であり、且つ高価な臭化ベンジルを使用している。
また、ピペリジノール誘導体をベンジル化してベンジルオキシピペリジン誘導体を製造する方法が報告されている。例えば、水酸化ナトリウム存在下、
1−(p−ニトロベンゾイル)−4−ヒドロキシピペリジンを大過剰(11.5モル倍)の塩化ベンジルと反応させる方法が知られている(特許文献3)。この方法では、塩化ベンジルを反応剤、兼溶媒として使用するため、大過剰用いる必要がある。この方法は経済効率の面からも優れた方法とは言えない。また、1−ベンジルオキシカルボニル−4−ピペリジノールをN,N−ジメチルホルムアミド(DMF)溶媒中、水素化ナトリウム−臭化ベンジルによりベンジル化する方法(非特許文献2)が知られているが、収率面及び上記と同様、安全上の問題により工業的製法として適さない。
以上の様に、含窒素環状アルコールをベンジル化してベンジルオキシ含窒素環状化合物を合成する方法は数多く試みられているが、収率面、原料価格面、及び安全面から工業的に十分な製造法は確立されていない。
特表平10−503768号公報(実施例1) 国際公開2004−99137号パンフレット(142ページ、EXAMPLE1の2R) 特開昭55−122761号公報(実施例b)) ジャーナル・オブ・メディシナル・ケミストリー(42,4,685,1999) テトラへドロン(54,13981,1998)
従来技術を用いた方法では、簡便、高収率、且つ安全にベンジルオキシ含窒素環状化合物を製造できないのが現状であり、効率的な工業的製造法の創出が強く望まれてきた。
本発明の目的は、簡便、高収率、且つ安全にベンジルオキシ含窒素環状化合物を製造する方法を提供することである。
また、本発明の別の目的は、ベンジルオキシ環状アミン誘導体を簡便、高収率、且つ安全に製造するために極めて有用なベンジルオキシ含窒素環状化合物の製造方法を提供することである。
本発明者等は、含窒素環状アルコールとハロゲン化ベンジルの反応によりベンジルオキシ含窒素環状化合物を製造する方法について鋭意検討した結果、本発明を見出すに至った。つまり、含窒素環状アルコールを、ジメチルスルホキシド溶媒中、アルカリ金属塩の水酸化物存在下、ハロゲン化ベンジルと反応させることを特徴とするベンジルオキシ含窒素環状化合物の製造法である。
すなわち本発明は、一般式(1)
Figure 2007119418
(式中、Rは、i)水素、ii)炭素数1〜4のアルコキシル基、iii)炭素数2〜4のアルケニルオキシ基、iv)アラルキルオキシ基、v)アルキル基、vi)アリール基から選択された基を示し、式中nは、3〜6の整数を示す)で表される含窒素環状アルコール誘導体を、ジメチルスルホキシド溶媒中、アルカリ金属の水酸化物存在下、ベンジルハライド誘導体と反応させることを特徴とする、一般式(2)
Figure 2007119418
(式中Rは、i)水素、ii)炭素数1〜4のアルコキシル基、iii)炭素数2〜4のアルケニルオキシ基、iv)アラルキルオキシ基、v)アルキル基、vi)アリール基から選択された基を示し、式中Arは、置換もしくは無置換のベンゼン環を示し、式中nは、3〜6の整数を示す)で表されるベンジルオキシ含窒素環状化合物の製造法である。
本発明はまた、 上記におけるRが、i)水素、ii)炭素数1〜4のアルコキシル基、iii)炭素数2〜4のアルケニルオキシ基から選択された基であり、かつ、上記方法により得られたベンジルオキシ含窒素環状化合物を酸処理して、一般式(4)
Figure 2007119418
(式中nは、3〜6の整数を示し、式中Arは置換もしくは無置換のベンゼン環を示す)で表されるベンジルオキシ環状アミン誘導体に変換することを特徴とするベンジルオキシ環状アミン誘導体の製造法である。
さらに本発明は、上記ベンジルオキシ含窒素環状化合物の製造法により得られた反応液からベンジルオキシ含窒素環状化合物を単離することなく、反応液に酸性物質を添加することにより酸処理することを特徴とする請求項5記載のベンジルオキシ環状アミン誘導体の製造法である。
本発明によれば、簡便、高収率、且つ安全にベンジルオキシ含窒素環状化合物を製造することができる。また、本発明によれば、簡便、高収率、且つ安全にベンジルオキシ環状アミン誘導体を製造することができる。
以下、本発明を詳細に説明する。本発明では、一般式(1)
Figure 2007119418
(式中、Rは、i)水素、ii)炭素数1〜4のアルコキシル基、iii)炭素数2〜4のアルケニルオキシ基、iv)アラルキルオキシ基、v)アルキル基、vi)アリール基から選択される基を示し、式中nは、3〜6の整数を示す)で表される含窒素環状アルコール誘導体を用いるが、固体であっても、液体であっても構わないが、好ましくは、式中Rが水素、炭素数1〜4のアルコキシル基、炭素数2〜4のアルケニルオキシ基から選択される基であり、さらに好ましくはRが水素、またはtert−ブチル基である。
具体例として、1−ホルミルー2−ヒドロキシアゼチジン、1−ホルミル−3−ヒドロキシアゼチジン、1−ホルミルー2−ピロリジノール、1−ホルミルー3−ピロリジノール、1−ホルミルー2−ヒドロキシピペリジン、1−ホルミルー3−ヒドロキシピペリジン、1−ホルミルー4−ヒドロキシピペリジン、1−ホルミルー4−ヒドロキシヘキサメチレンイミン、1−メトキシカルボニルー2−ヒドロキシアゼチジン、1−エトキシカルボニルー3−ヒドロキシピロリジン、1−イソプロポキシー3−ヒドロキシピペリジン、1−tert―ブトキシカルボニルー2−ヒドロキシアゼチジン、1−tert―ブトキシカルボニルー3−ヒドロキシピロリジン、1−tert―ブトキシカルボニルー4−ヒドロキシピペリジン、1−tert―ブトキシカルボニルー4−ヒドロキシヘキサメチレンイミン、1−アリルオキシカルボニルー3−ヒドロキシピロリジン、1−アリルオキシカルボニルー4−ヒドロキシピペリジン等が挙げられ、好ましくは、1−tert―ブトキシカルボニルー2−ヒドロキシアゼチジン、1−tert―ブトキシカルボニルー3−ヒドロキシピロリジン、1−tert―ブトキシカルボニルー4−ヒドロキシピペリジン、1−tert―ブトキシカルボニルー4−ヒドロキシヘキサメチレンイミンであり、いずれの含窒素環状アルコール誘導体もラセミ体であっても、光学活性体であっても良い。
本発明においては、この含窒素環状アルコール誘導体を、ジメチルスルホキシド溶媒中で反応させることが必須要件である。本発明においては反応溶媒としてジメチルスルホキシドを用いることにより、安価且つ安全な水酸化ナトリウムに代表されるアルカリ金属の水酸化物を塩基に用いた場合においても、基質に対して1.1〜1.3当量といった小過剰量の塩化ベンジルとの反応により、他の溶媒では困難であった90%〜定量的といった高収率でベンジルオキシ含窒素環状化合物を取得することができるのである。ジメチルスルホキシドの使用量は、含窒素環状アルコール誘導体に対して1.0重量倍以上が好ましく、より好ましくは1.3重量倍以上である。本発明における反応系は、均一系であっても、また、スラリーであっても良いが、1.0重量倍未満である場合、より濃厚な反応液となるため、撹拌操作性が悪化するので好ましくない。また、ジメチルスルホキシドの使用量は多い位ほど撹拌状態が良くなるが、多すぎると溶媒使用量の増加及び生産性の低下を招くため、10重量倍以下が好ましいが、溶媒使用量をできるだけ抑える観点からは3.0重量倍以下がより好ましい。
本発明で用いるアルカリ金属の水酸化物は、水酸化ナトリウムあるいは水酸化カリウムであり、ペレット状やフレーク状の固体をそのまま用いても良く、また工業的に取扱の容易な水溶液を用いても良い。水溶液の濃度に特に制限はないが、一般には10〜60重量%が好ましく、より好ましくは20〜50重量%である。
本発明で用いるアルカリ金属の水酸化物の使用量は、基質に対して通常1.0当量以上である。アルカリ金属の水酸化物の使用量が多い程反応には有利に働くが、多すぎると反応液の粘度が上昇するなど操作上の問題が考えられる。好ましくは基質に対して1.0〜10当量であり、より好ましくは、1.0〜7.0当量であり、さらに好ましくは1.0〜5.0当量である。
本発明で用いるベンジルハライド誘導体は、ベンジルハライドであれば、何れでも良いが、一般式(3)
Figure 2007119418
(式中Rは、i)水素、ii)炭素数1〜4のアルキル基から選択される基を示し、式中式中mは、1〜5の整数を示し、式中Xはハロゲン基を示す)で表される化合物であることが好ましく、具体例として、フッ化ベンジル、塩化ベンジル、臭化ベンジル、ヨウ化ベンジル、o−クロロメチルトルエン、p−クロロメチルトルエン、m−ブロモメチルトルエン、p−クロロメチルエチルベンゼン、m−ブロモメチルクメン、p−クロロメチル−tert−ブチルベンゼンを挙げることができ、好ましくは、塩化ベンジル、臭化ベンジルであり、より好ましくは塩化ベンジルである。
ハロゲン化ベンジルの使用量は含窒素環状アルコールの1.0モル倍以上であれば収率良くベンジル化が進行する。ハロゲン化ベンジルの使用量は多いほど、ハロゲン化ベンジル由来の不純物が増加し、さらに薬品費の上昇に繋がるため好ましくない。したがって、ハロゲン化ベンジルの使用量は、含窒素環状アルコールに対して、好ましくは1.1〜1.5モル倍であり、より好ましくは1.1〜1.3モル倍である。
以上の反応により一般式(2)
Figure 2007119418
(式中Rは、i)水素、ii)炭素数1〜4のアルコキシル基、iii)炭素数2〜4のアルケニルオキシ基、iv)アラルキルオキシ基、v)アルキル基、vi)アリール基から選択された基を示し、式中Arは、置換もしくは無置換のベンゼン環を示し、式中nは、3〜6の整数を示す)で表されるベンジルオキシ含窒素環状化合物に変換することが可能である。具体例として、1−ホルミルー2−ベンジルオキシアゼチジン、1−ホルミル−3−ベンジルオキシアゼチジン、1−ホルミル−2−ベンジルオキシピロリジン、1−ホルミルー3−ベンジルオキシピロリジン、1−ホルミルー2−ベンジルオキシピペリジン、1−ホルミルー3−ベンジルオキシピペリジン、1−ホルミルー4−ベンジルオキシピペリジン、1−ホルミルー4−ベンジルオキシヘキサメチレンイミン、1−メトキシカルボニルー2−ベンジルオキシアゼチジン、1−エトキシカルボニルー3−ベンジルオキシピロリジン、1−イソプロポキシー3−ベンジルオキシピペリジン、1−tert―ブトキシカルボニルー2−ベンジルオキシアゼチジン、1−tert―ブトキシカルボニルー3−ベンジルオキシピロリジン、1−tert―ブトキシカルボニルー4−ベンジルオキシピペリジン、1−tert―ブトキシカルボニルー4−ベンジルオキシヘキサメチレンイミン、1−アリルオキシカルボニル−3−ベンジルオキシピロリジン、1−アリルオキシカルボニル−4−ベンジルオキシピペリジン等が挙げられ、好ましくは、1−tert―ブトキシカルボニルー2−ベンジルオキシアゼチジン、1−tert―ブトキシカルボニルー3−ベンジルオキシピロリジン、1−tert―ブトキシカルボニルー4−ベンジルオキシピペリジン、1−tert―ブトキシカルボニルー4−ベンジルオキシヘキサメチレンイミンであり、いずれのベンジルオキシ含窒素環状化合物もラセミ体であっても、光学活性体であっても良い。
反応時の仕込み順に特に制限はないが、一般には、含窒素環状アルコール誘導体をジメチルスルホキシドで溶解或いは希釈した後、アルカリ金属の水酸化物を添加し、最後にベンジルハライド誘導体を滴下する方法が用いられる。
本反応では、含窒素環状アルコールの水酸基をアルカリ金属の水酸化物を用いてアルコキシドに変換した後、ベンジルハライド誘導体と接触させると副反応を抑えて効率良く反応が進行するため上記の順番で仕込むのが好ましく用いられる。
ベンジルハライド誘導体を滴下する際、発熱するため、水浴などで冷却すると良い。滴下は通常、0〜100℃の温度で実施され、好ましくは0〜70℃であり、さらに好ましくは0〜50℃である。反応は、滴下後の熟成により完結する。反応終了の確認は、原料及び生成物を然るべき分析手段を用いて追跡しながら行われ、通常、1〜24時間であり、一般的には3〜12時間で終了する。通常10〜90℃で行われるが、反応性の点から好ましくは20〜70℃、特に好ましくは30〜70℃である。この範囲より低温だと、反応が遅く、より高温だと不純物が副生する。
生成するベンジルオキシ含窒素環状化合物は、反応後、トルエンなどの有機溶媒により抽出することでジメチルスルホキシドから分離することが可能である。すなわち、上記で得られた反応液中、有機溶媒層を濃縮後、蒸留、またはカラムクロマトすることによりベンジルオキシ含窒素環状化合物を単離することができる。
こうして得られたベンジルオキシ含窒素環状化合物は、1−位保護基を脱保護することにより、一般式(4)
Figure 2007119418
(式中nは、3〜6の整数を示し、式中Arは置換もしくは無置換のベンゼン環を示す)で表されるベンジルオキシ環状アミン誘導体に変換することできる。具体例として、2−ベンジルオキシアゼチジン、3−ベンジルオキシアゼチジン、2−ベンジルオキシピロリジン、3−ベンジルオキシピロリジン、2−ベンジルオキシピペリジン、3−ベンジルオキシピペリジン、4−ベンジルオキシピペリジン、4−ベンジルオキシヘキサメチレンイミン、2−ベンジルオキシアゼチジン、3−ベンジルオキシピロリジン、3−ベンジルオキシピペリジン、2−ベンジルオキシアゼチジン、3−ベンジルオキシピロリジン、4−ベンジルオキシピペリジン、4−ベンジルオキシヘキサメチレンイミン、3−ベンジルオキシピロリジン、4−ベンジルオキシピペリジン等が挙げられ、好ましくは、2−ベンジルオキシアゼチジン、3−ベンジルオキシピロリジン、4−ベンジルオキシピペリジン、4−ベンジルオキシヘキサメチレンイミンであり、いずれのベンジルオキシ環状アミン誘導体もラセミ体であっても、光学活性体であっても良い。
1−位保護基の脱保護を行う場合、一般式(2)中のO−ベンジル基(−OCHAr基)が脱保護されない条件で実施する必要があり、1−位保護基の種類にもよるが、通常、ベンジルオキシ含窒素環状化合物に対して等モル倍以上の水を共存させて、酸性物質を添加して行われる。酸性物質の具体例として、塩酸、硫酸などの鉱酸、ギ酸、酢酸、モノクロロ酢酸、ジクロロ酢酸、トリクロロ酢酸、プロピオン酸などのカルボン酸を挙げることができる。使用量は、ベンジル化反応時、塩基はベンジルオキシ含窒素環状化合物よりも多く使用されるため、に系内に残存する塩基量を考慮して、残存塩基量に対して通常、1.1〜10モル倍であり、好ましくは1.5〜7.0モル倍であり、さらに好ましくは2.0〜5.0モル倍である。
酸処理温度は、通常、0〜100℃であり、好ましくは5〜70℃である。
また、上記反応により得られたベンジルオキシ含窒素環状化合物を含む反応液からベンジルオキシ含窒素環状化合物を単離することなく、反応液に上記の酸性物質を添加しても反応は効率良く進行し、操作的に簡便で効率良い、工業的に極めて実用性の高いプロセスとなる。このようにベンジル化反応液に直接酸性物質を添加した場合においても定量的に反応が進行してベンジルオキシ環状アミン誘導体に変換できる理由は定かではないが、おそらく、反応溶媒に用いるジメチルスルホキシドが副生する塩化ナトリウムなどの無機塩を析出させることで、1位の脱保護反応が効率的に進行するためと考えられる。
得られたベンジルオキシ環状アミン誘導体は、酸処理後、酸性塩化してトルエンなどの有機溶媒により洗浄することで精製することができ、さらにアルカリ性にしてトルエンなどの有機溶媒により抽出すれば、ベンジルオキシ環状アミン誘導体を収率良く単離することができる。トルエン層を濃縮後、蒸留、または結晶化させることで高純度の製品を得ることができる。
以下、実施例により本発明をさらに詳細に説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
ここでは、光学活性1−tert−ブトキシカルボニル−3(R)−ヒドロキシピロリジン(以下、R−BocHPと呼ぶ)を塩化ベンジルにより光学活性1(R)−ベンジルオキシ−1−tert−ブトキシカルボニルピロリジン(以下、R−BocBHPと呼ぶ)を合成する方法について説明する。
反応収率は、下記条件に設定したHPLCを用いて分析し算出した。反応液は生成物を単離することなく、内標法を用いることで反応液の状態で分析した。また、R−BocBHPを脱保護(脱Boc化)して得られる光学活性3(R)−ベンジルオキシピロリジン(以下、R−3BHPと呼ぶ)も同様の分析条件で反応液の状態のままで定量した。
カラム RP−18 C18、4.6mm×150mm(関東化学)
移動相 5mM ドデシル硫酸ナトリウム水溶液(リン酸でpH2.5に調整)/CHCN=70/30(0−30min.)→30/70(30−45min.)
流量 1.0ml/min
温度 40℃
検出器 UV(210nm)
また、R−BocBHPの光学純度は、Boc基を脱保護してR−3BHPに変換した後、O,O’−ジ−p−トルオイル−L−酒石酸無水物で処理し光学活性酒石酸誘導体のジアステレオマーにしてHPLC分析することで求めることができる。HPLC分析条件は以下の通りである。
カラム CAPCELLPAK C18、SG120、S−5μm、
4.6mmφ×250mm(資生堂)
移動相 0.03%アンモニア水(pH4.5;酢酸で調整)/メタノール
=41/59(v/v)
流量 1.0ml/min.
検出器 UV234nm
温度 40℃
参考例1
本発明で用いる光学活性R−BocHPの合成は以下の通りである。
ディーンスターク脱水装置を装着した2Lフラスコに、(4R)−ヒドロキシ−L−プロリン(東京化成(株)特級)209.6g(0.1.60モル)と、シクロへキサノン(片山化学(株)一級)800g(8.16モル)を加え、共沸脱水しながら150〜160℃で加熱還流した。1時間後、結晶が消失して均一溶液となったのを確認し、室温まで冷却した。水800mlを加え1時間撹拌し、水層を濃縮後、減圧蒸留して110〜115℃/1.3〜1.7kPaの留分として3(R)−ヒドロキシピロリジン(R−HP)114.4g(1.31モル)を取得した(単離収率:83%、光学純度99.9%ee.以上)。
次に、温度計、滴下ロートを装着した500ml四つ口フラスコに、上記で得られたR−HP65.1g(0.75モル)を仕込み、メタノール130.3gを添加し氷冷した。この溶液に、ジ−tert−ブチルジカーボネート171.4g(0.79モル)を、液温を20℃以下保ちながら滴下した。滴下終了後、1時間熟成した後、濃縮して約200gを留去した。この濃縮液にn−へプタン250gを加え撹拌し、15〜20℃に冷却して一晩撹拌した。スラリーを固液分離し、結晶152.9gを濾別後、真空乾燥してR−BocHP122.5gを取得した(単離収率:87%)。
(R−BocBHPの製造)
以上で得られたR−BocHPに塩化ベンジルを反応させてR−BocBHPを合成する方法について以下に説明する。
実施例1
温度計、滴下ロートを装着した1L四つ口フラスコにジメチルスルホキシド
182.0gを仕込み、上記で得られたR−BocHP121.3g(0.65モル)を添加し撹拌して溶解させた。次に、48%水酸化ナトリウム162.0g(1.94モル)(R−BocHPに対して3.0当量)を添加し、撹拌しながら水浴中で塩化ベンジル106.6g(0.84モル)(R−BocHPに対して1.3当量)を内温が30〜40℃になるように滴下した。7時間熟成後、反応液を上記HPLC分析法を用いて定量分析した結果、R−BocBHPの生成量は171gであった(反応収率95%)。
次に、内温を45〜55℃に保ちながら濃塩酸283.4g(2.72モル)を滴下し、同温で3時間熟成した。この反応液を上記のHPLC分析法により分析した結果、R−3BHPの生成量は106.2gであった(脱Boc収率97%)。この反応液をトルエンで洗浄した後、48%水酸化ナトリウムでアルカリ性としトルエンで抽出した。混合液を濃縮した後、減圧蒸留し、120℃(0.93kPa)の留分95.9gを取得した(回収率90%)。
得られたR−3BHPの光学純度は99.9%ee.以上であった。
以下の検討は、実施例1の反応スケールを1/10に縮小して実施した。
実施例2〜4(NaOHの形態)
実施例1において、各成分の使用量を下記のとおりとし、水酸化ナトリウムの形態を種々変えて検討した結果を表1に示す。表中、溶媒使用量とはR−BocHPに対する重量倍数を表す。
Figure 2007119418
上表より水酸化ナトリウムは水溶液、固体の何れの状態でも良いことが分かる。
実施例5〜7(NaOH使用量)
実施例1において、48%水酸化ナトリウムの使用量を種々変えて検討した結果を表2に示す。
Figure 2007119418
上表より反応を効率的に進行させるには、塩基の使用量が多い方が良いがよい。
実施例8〜10(塩化ベンジル使用量)
実施例1において、塩化ベンジルの使用量を変えてベンジル化反応の検討を実施した結果を表3に示す。
Figure 2007119418
上表より反応を効率的に進行させるには、塩化ベンジルの使用量が多い方が良い。表中、定量的とは、所定のHPLC分析による分析結果が99%以上であったことを意味する。
実施例11〜14 (DMSO使用量)
実施例1において、溶媒使用量を変えてベンジル化反応の検討を実施した結果を表4に示す。
Figure 2007119418
上表より反応を効率的に進行させるには、ジメチルスルホキシド(DMSO)の使用量がR−BocHPに対して1.3重量倍以上が特によい。
実施例15〜18(反応温度)
実施例1において、反応温度を変えてベンジル化反応の検討を実施した結果を表5に示す。
Figure 2007119418
上表より反応を効率的に進行させるには、反応温度が30〜70℃が特によい。
比較例1〜9
実施例1において、溶媒を種々変えて検討した結果を表6に示す。
Figure 2007119418
上表よりアルコール(メタノール、エタノール)、エーテル(テトラヒドロフラン)、芳香族炭化水素(トルエン)などの汎用溶媒、さらには非プロトン性極性溶媒でもジメチルホルムアミドやアセトニトリルが溶媒に適していないことが分かる。これは、ジメチルスルホキシド溶媒中の反応よりも反応性が低いか、あるいは選択性が低いことによる。つまり、アルコール溶媒では、ハロゲン化ベンジルの加アルコール分解が併発するため選択率が低くなり、また、エーテル、芳香族炭化水素、ニトリル溶媒では反応性が低くなる。ジメチルホルムアミド溶媒はジメチルスルホキシド溶媒と同様にハロゲン化ベンジルを溶媒和して収率が高いが、ジメチルスルホキシドには及ばない。
したがって、含窒素環状アルコール誘導体をハロゲン化ベンジルと反応させてベンジルオキシ含窒素環状化合物を製造するには、ジメチルスルホキシドが最適であると言える。

Claims (6)

  1. 一般式(1)
    Figure 2007119418
    (式中、Rは、i)水素、ii)炭素数1〜4のアルコキシル基、iii)炭素数2〜4のアルケニルオキシ基、iv)アラルキルオキシ基、v)アルキル基、vi)アリール基から選択された基を示し、式中nは、3〜6の整数を示す)で表される含窒素環状アルコール誘導体を、ジメチルスルホキシド溶媒中、アルカリ金属の水酸化物存在下、ベンジルハライド誘導体と反応させることを特徴とする、一般式(2)
    Figure 2007119418
    (式中Rは、i)水素、ii)炭素数1〜4のアルコキシル基、iii)炭素数2〜4のアルケニルオキシ基、iv)アラルキルオキシ基、v)アルキル基、vi)アリール基から選択された基を示し、式中Arは、置換もしくは無置換のベンゼン環を示し、式中nは、3〜6の整数を示す)で表されるベンジルオキシ含窒素環状化合物の製造法。
  2. ベンジルハライド誘導体が、一般式(3)
    Figure 2007119418
    (式中Rは、i)水素、ii)炭素数1〜4のアルキル基を示し、式中式中mは、1〜5の整数を示し、式中Xはハロゲン基を示す)で表されることを特徴とする請求項1記載のベンジルオキシ含窒素環状化合物の製造法。
  3. アルカリ金属の水酸化物の使用量が、含窒素環状アルコール誘導体に対して2.0モル倍以上であることを特徴とする請求項1または2記載のベンジルオキシ含窒素環状化合物の製造法。
  4. 反応温度が20〜70℃であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載のベンジルオキシ含窒素環状化合物の製造法。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項記載の方法により得られたベンジルオキシ含窒素環状化合物を酸処理して、一般式(4)
    Figure 2007119418
    (式中nは、3〜6の整数を示し、式中Arは置換もしくは無置換のベンゼン環を示す)で表されるベンジルオキシ環状アミン誘導体に変換することを特徴とするベンジルオキシ環状アミン誘導体の製造法。
  6. 請求項1〜4のいずれか1項記載の方法により得られた反応液からベンジルオキシ含窒素環状化合物を単離することなく、反応液に酸性物質を添加することにより酸処理することを特徴とする請求項5記載のベンジルオキシ環状アミン誘導体の製造法。
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