JP2007118311A - 液滴噴射装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】マニホールド流路内において効率よく圧力波を減衰させる。
【解決手段】インクジェットヘッド3においては、2列に配列された複数の圧力室10と複数の圧力室10に連通する2つのマニホールド流路11が形成されている。マニホールド流路11は、複数の圧力室10の配列方向に延在しており、インク流入口9に近い側から順に形成された主部51、連結部52及び延長部53を有している。主部51の複数の圧力室10の配列方向と直交する方向に関する断面積は、連結部52のこの方向に関する断面積よりも大きく一定となっており、延長部53の複数の圧力室10の配列方向と直交する方向に関する断面積は、連結部52のこの方向に関する断面積よりも大きくなっている。
【選択図】図2

Description

本発明は、吐出口から液滴を噴射する液滴噴射装置に関する。
圧力室内のインクに圧力を付与することによってノズルからインクを噴射するインクジェットヘッド(液滴噴射装置)において、圧力室内のインクに圧力を付与したときに発生し、複数の圧力室に連通する共通液室に伝播した圧力波を、共通液室内において減衰させ、圧力波がさらに他の圧力室に伝播するのを防止することにより、インクの噴射特性にばらつきが生じるのを抑制しているものがある。例えば、特許文献1に記載のインクジェット式記録ヘッド(インクジェットヘッド)では、ノズルに連通する複数の圧力発生室(圧力室)はインク供給路を介してインク貯留室(共通液室)に連通しており、ヘッドケースのインク貯留室に対応する部分には凹部が形成されている。そして、振動板と凹部とがインク貯留室内において圧力変動を逃がす(圧力波を減衰させる)ダンパとして作用する。
特開2003−127354号公報(図3)
しかしながら、特許文献1に記載のインクジェットヘッドでは、インクジェットヘッドの小型化、ノズルの高密度配置を実現しようとすると、インク貯留室の大きさも小さくする必要がある。したがって、凹部を形成することによるダンパ効果も小さくなり、圧力波を十分に減衰させることができない虞がある。
本発明の目的は、圧力波を効率よく減衰させることが可能な液滴噴射装置を提供することである。
課題を解決するための手段及び発明の効果
本発明の液滴噴射装置は、平面に沿って一方向に配列され且つ複数のノズルにそれぞれ連通する複数の圧力室、及び、これら複数の圧力室に連通する共通液室を含む流路ユニットと、複数の圧力室内の液体に吐出エネルギーを付与するエネルギー付与手段とを備えている。共通液室は、液体が流入する流入口と、流入口から複数の圧力室の配列方向に延在しており且つ配列方向と直交する方向の断面積がほぼ一定である主部と、複数の圧力室を挟んで流入口とは反対側に配設され、主部の一端に連結されて延在しており且つこの延在方向と直交する方向に沿った断面積が主部の断面積よりも小さい連結部と、連結部を挟んで主部とは反対側の端部において連結部に連結されて延在しており且つこの延在方向と直交する方向に沿った断面積が連結部の断面積よりも大きい延長部とを有している。
これによると、圧力室の配列方向と直交する方向に沿った連結部の断面積が、圧力室の配列方向と直交する方向に沿った主部の断面積がよりも小さくなっているため、圧力室内の液体に吐出エネルギーを付与したときに圧力室内に発生し、共通液室の主部に伝播した圧力波は、主部と連結部との境界において一部が反射して主部に戻るとともに一部が連結部内を伝播し延長部まで伝播する。さらに、延長部の延在方向と直交する方向に沿った延長部の断面積が、連結部の延在方向と直交する方向に沿った連結部の断面積よりも大きくなっているため、延長部に伝播して延長部内で反射して連結部に戻ってきた圧力波は、延長部と連結部との境界において一部が反射して延長部に戻るとともに一部が連結部内を伝播して主部まで伝播する。このように、主部又は延長部と連結部との境界において圧力波の一部が反射し、一部が連結部内を伝播するということが繰り返されることにより主部における圧力波が減衰するため、共通液室を介して互いに連通している圧力室間におけるクロストークを抑制することができる。
また、本発明の液滴噴射装置においては、共通液室を画定する壁面が部分的に突出していることによって、主部、連結部及び延長部が形成されていてもよい。これによると、共通液室の壁面が突出した部分が連結部となり、壁面の突出していない部分が主部及び延長部となるので、共通液室の壁面を部分的に突出させることにより主部、連結部及び延長部を容易に形成することができる。
又は、本発明の液滴噴射装置においては、共通液室を画定する壁面に両端を保持された架橋が設けられていることによって、主部、連結部及び延長部が形成されていてもよい。これによると、共通液室の架橋が設けられた部分が連結部となり、架橋が設けられていない部分が主部及び延長部となるので、共通液室を画定する壁面に両端を保持された架橋を設けることにより、主部、連結部及び延長部を容易に形成することができる。
また、本発明の液滴噴射装置においては、延長部の断面積が、連結部の断面積の12倍〜13倍であってもよい。これによると、圧力波を特に効率よく減衰させることができる。
また、本発明の液滴噴射装置においては、延長部の断面積が、主部の断面積よりも大きくてもよい。これによると、延長部において圧力波をさらに効率よく減衰させることができる。
また、本発明の液滴噴射装置においては、配列方向に沿って、複数の連結部と複数の延長部とが交互に形成されていてもよい。これによると、主部又は各延長部と各連結部との境界において圧力波の一部が反射するとともに、一部が各連結部内を伝播するため、効率よく圧力波を減衰させることができる。
また、本発明の液滴噴射装置においては、流路ユニットに共通液室が複数形成されており、流路ユニットが、互いに異なる共通液室に属する複数の延長部の連結部とは反対側の端部同士を互いに接続するように延在した接続部をさらに含んでいてもよい。これによると、延長部の圧力波を接続部を介して隣接する延長部に伝播させることにより、隣接する延長部においても圧力波を減衰させることができるため、圧力波をさらに効率よく減衰させることができる。
このとき、接続部の延在方向と直交する方向に沿った断面積が、延長部の断面積よりも大きくてもよい。これによると、延長部から接続部に圧力波が伝播しやすくなるとともに、接続部の容積が大きくなっているので、延長部及び接続部において圧力波をより効率よく減衰させることができる。
また、本発明の液滴噴射装置においては、エネルギー付与手段が圧力室に対向する圧電層と、圧力室の容積を変化させるために圧電層に電界を印加する一対の電極を含んでいてもよい。これによると、圧電層と一対の電極という簡単な構成により圧力室内の液体に吐出エネルギーを付与することができる。
以下、本発明の好適な実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。本実施の形態は、本発明の液滴噴射装置をノズルからインクを噴射し、記録媒体に記録を行うインクジェットヘッドに適用した一例である。
図1は、本発明の実施の形態に係るインクジェットプリンタの概略斜視図である。図1に示すように、インクジェットプリンタ1は、図1の左右方向(走査方向)に移動可能なキャリッジ2、キャリッジ2に取り付けられ、記録用紙Pにインクを噴射するシリアル式のインクジェットヘッド3、記録用紙Pを図1の前方(紙送り方向)に搬送する用紙搬送ローラ4などを備えている。そして、インクジェットヘッド3は、キャリッジ2と一体的に走査方向に移動しつつキャリッジ2の下面に設けられたノズル17(図2参照)からインクを噴射することによって記録用紙Pに印字を行うように構成されている。また、インクジェットヘッド3により印字が行われた記録用紙Pは、用紙搬送ローラ4により紙送り方向に排出される。
次に、インクジェットヘッド3について、図2、図3を用いて説明する。図2は、インクジェットヘッド3の平面図である。図3は、図2のIII−III線断面図である。図2、図3に示すように、インクジェットヘッド3は、複数の圧力室10を含む複数の個別インク流路が形成された流路ユニット7と、流路ユニット7の上面に配置され、圧力室10内のインクに圧力を付与する圧電アクチュエータ(エネルギー付与手段)8とを有する。
流路ユニット7は、図3に示すように、キャビティプレート31、ベースプレート32、2枚のマニホールドプレート33、34、ダンパプレート35、スペーサプレート36及びノズルプレート37を有し、これら7枚のプレート31〜37が積層状態で接合されている。このうち、ノズルプレート37を除く6枚のプレート31〜36は、ステンレス鋼などの金属材料により構成されている。圧力室10、マニホールド流路11などのインク流路を構成する孔はエッチングなどの方法により形成されている。また、ノズルプレート37は、ポリイミド等の合成樹脂材料により構成されており、スペーサプレート36の下面に接着されている。ノズルプレート37には、圧力室10に1対1に対応したノズル17がレーザ加工により形成されている。なお、ノズルプレート37も他のプレート31〜36と同様、ステンレス鋼などの金属材料により構成されていてもよい。
図2、図3に示すように、キャビティプレート31には、紙送り方向(図2の上下方向)に2列に配列された10個の圧力室10が形成されている。各圧力室10は、平面視で走査方向(図2の左右方向)に長い略長円形状を有している。ベースプレート32の平面視で圧力室10の走査方向の両端付近に重なる領域には、それぞれ貫通孔12、18が形成されている。
2枚のマニホールドプレート33、34には、それぞれ、2つのマニホールド流路11の上半部11a及び下半部11bが形成されており、2枚のマニホールドプレート33、34が積層されることにより2つのマニホールド流路11が形成される。マニホールド流路11は、紙送り方向に延びている。2つのマニホールド流路11のうち図2の左側に形成されたものは、図2において左側に配列された5個の圧力室10の左側端部に重なり、2つのマニホールド流路11のうち、図2の右側に形成されたものは、図2において右側に配列された5個の圧力室10の右側端部に重なるように配置されている。マニホールド流路11にはインク流入口9からインクが供給される。なお、インク流入口9は、流路ユニット7の圧電アクチュエータ8が配設される領域を避けるようにして、紙送り方向の一端部(図2の下側)に形成されている。ここでは、各マニホールド流路11に対して、それぞれ1つのインク流入口9が配設されている。
また、マニホールド流路11は、図2に示すように、インク流入口9から紙送り方向に沿って延在し、順に主部51、連結部52及び延長部53の3つの部分から構成されている。インク流入口9に連結する主部51は、延在方向と直交する方向に関する断面積(以下、断面積とする)が一定であり、各主部51は互いに平行に延在している。連結部52は、複数の圧力室10を挟んでインク流入口9とは反対側に配設され、主部51の一端に連結されて紙送り方向に延在している。連結部52は、主部51よりも幅が小さくなって主部51よりも断面積が小さい。また、延長部53は、連結部52を挟んで主部51と反対側の端部において連結部52に連結されて紙送り方向に延在している。その断面積は主部51と同じである。さらに、主部51にのみ後述する個別インク流路との接続口(連通孔18)が形成されている。そして、主部51及び延長部53の断面積は、連結部52の断面積の約12.5倍になっている。ここで、各領域51〜53は、マニホールド流路11を形成する壁面の一部がマニホールド流路11の内側に突出することにより形成されたものである。そして、この壁面が突出した部分が連結部52に対応し、連結部52を挟んで両側にある領域がそれぞれ主部51及び延長部53となっている。マニホールド流路11をこのような形状にすることによって、後述するように、マニホールド流路11内において効率よく圧力波を減衰させることができる。このような圧力波に対する減衰力は、連結部52の存在とそのサイズに影響され、マニホールド流路11は、後述のように主部51及び延長部53の断面積が連結部の断面積の12倍〜13倍となるように構成されていればよい。また、マニホールドプレート33、34には、平面視で複数の連通孔12に重なる位置にそれぞれ複数の連通孔13、14が形成されている。
なお、ここでは、マニホールド流路11が、紙送り方向にほぼ直線状に延在しているが、このような形態に限るものではない。例えば、主部51の対向する一対の壁面は互いに平行である必要はなく、ほぼ一定の断面積を有しておれば少なくとも一方の壁面が湾曲していてもよい。また、主部51に連結する連結部52や延長部53が紙送り方向と交差するように配設されていてもよい。例えば、連結部52や延長部53が主部の一端から徐々に流路ユニット7の中央側に湾曲しながら延在していてもよい。これにより、流路ユニット7の長さを湾曲した分だけ短くすることができる。
ダンパプレート35には、マニホールド流路11に対向する部分に、図3の下方に開口する凹部21が形成されており、凹部21が形成された部分はダンパプレート35の厚みが小さい薄肉部となっている。これにより、ダンパプレート35の凹部21が形成された部分が圧力波を減衰させるダンパとして作用する。また、ダンパプレート35には、平面視で複数の連通孔14に重なる位置に、連通孔15が形成されている。スペーサプレート36は、ダンパプレート35の凹部21の開口を塞いでいる。また、スペーサプレート36には、平面視で複数の連通孔15に重なる位置に、複数の連通孔16が形成されている。
ノズルプレート37には、平面視で複数の連通孔16に重なる位置に複数のノズル17が形成されている。なお、ノズル17は、ノズルプレート37が合成樹脂材料により構成されている場合にはエキシマレーザ加工で形成することができ、ノズルプレート37が金属材料により構成されている場合にはポンチを用いたプレスで形成することができる。
そして、マニホールド流路11は連通孔18を介して圧力室10に連通しており、圧力室10は連通孔12〜16を介してノズル17に連通している。このように、流路ユニット7には、マニホールド流路11の出口から圧力室10を経てノズル17に至る複数の個別インク流路が形成されている。
次に、圧電アクチュエータ8について説明する。圧電アクチュエータ8は、流路ユニット7の上面に配置された振動板40と、振動板40の上面に形成された圧電層41及び圧電層41の上面に複数の圧力室10に対応して形成された複数の個別電極42とを有する。
振動板40は平面視で略矩形状の金属材料からなる板状体であり、例えば、ステンレス鋼等の鉄系合金、銅系合金、ニッケル系合金又はチタン系合金からなる。振動板40は、キャビティプレート31の上面に複数の圧力室10を覆うように配置され、キャビティプレート31に接合されている。金属製の振動板40は導電性を有し、圧電層41において個別電極42との間に挟まれる部分に電界を作用させるための共通電極を兼ねており、常にグランド電位に保持されている。なお、振動板40がセラミックのような絶縁性部材で形成されている場合には、振動板40の上面に共通電極を設ければよく、本実施例と同様に共通電極と個別電極42とで挟まれる圧電層41に電界を印加することができる。
振動板40の上面には、図3に示すように、チタン酸鉛とジルコン酸鉛との固溶体であり強誘電性を有するチタン酸ジルコン酸鉛(PZT)を主成分とする圧電層41が配置されている。圧電層41は、複数の圧力室10にわたってシート状に連続的に形成されている。圧電層41は、例えば、非常に小さい圧電材料の粒子を、基板に吹き付けて高速で衝突させることにより基板に堆積させるエアロゾルデポジション法(AD法)により形成することができる。また、圧電層41は、スパッタ法、化学蒸着法(CVD法)、ゾルゲル法又は水熱合成法により形成することもできる。あるいは、PZTのグリーンシートを焼成することによって形成される圧電シートを所定の大きさに切断し、振動板40の上面に貼り付けることによっても形成することが可能である。
圧電層41の上面には、平面視で圧力室10に重なる位置に、圧力室10よりも一回り小さい略長円形状を有する個別電極42が形成されている。個別電極42は、金、銅、銀パラジウム、白金又はチタンといった導電性材料からなる。また、個別電極42の長手方向の一方の端部は平面視で圧力室10に重ならない領域まで個別電極42の長手方向に延びており、この部分が接点42aとなっている。個別電極42及び接点42aは、スクリーン印刷、スパッタ法又は蒸着法により形成することができる。
圧電アクチュエータ8の上面には、図示しないフレキシブル配線基板(FPC)が配置されており、FPCの信号線を介して、接点42aが図示しないドライバICに接続されている。そして、ドライバICにより個別電極42の電位が制御される。なお、共通電極に対しても、FPCの接地線が接続されており、グランド電位に保持されている。
次に、インクジェットヘッド3の動作について説明する。図示しないドライバICにより個別電極42に選択的に所定の電位が付与されると、所定の電位が付与された個別電極42と共通電極としての振動板40との間に電位差が発生し、これらの間に挟まれた圧電層41の部分に厚み方向の電界が発生する。このとき、圧電層41の分極方向がこの電界の向きと同じであれば、圧電層41は厚み方向に直交する水平方向に関して収縮する。この圧電層41の収縮に対して、振動板40は収縮を規制するように働く。このとき、圧電アクチュエータ8のうち、選択された個別電極42に対応する部分の振動板40が圧力室10側に凸になるように変形し、圧力室10の体積が減少する。これにより圧力室10内のインクの圧力が上昇し(圧力室10内のインクに吐出エネルギーが付与され)、圧力室10に連通するノズル17からインクが噴射される。
このとき、圧力室10内の圧力上昇により圧力室10内において圧力波が発生し、この圧力波の一部は圧力室10に連通するマニホールド流路11にも伝播する。マニホールド流路11においては、圧力波はまず圧力室10に連通する主部51に伝播し、さらに主部51に連通する連結部52まで伝播する。連結部52は主部51よりもその幅(断面積)が小さくなっているため、連結部52に伝播した圧力波は、その一部が連結部52を介して延長部53まで伝播し、一部は主部51と連結部52との境界において反射して再び主部51をインク流入口9に向かって伝播する。さらに、延長部53に伝播した圧力波は、延長部53の連結部52と反対側の端部において反射し、再び連結部52に達する。このとき、連結部52は延長部53より幅(断面積)が小さくなっているため、圧力波の一部が連結部52を介して主部51に伝播し、一部は延長部53と連結部52と境界において反射して再び延長部53を伝播する。
このように、圧力波が連結部52に達したときにその一部が連結部52を伝播し、一部が主部51又は延長部53と連結部52との境界において反射するという作用が繰り返される。全体的には、圧力室10から主部51に伝播した圧力波の一部は、連結部52や延長部53で減衰して再び主部51には戻らないので、マニホールド流路11内の圧力波は効率よく減衰される。また、このとき、ダンパプレート35の凹部21が形成された部分もダンパとして作用し、マニホールド流路11内の圧力波を減衰させている。
ここで、マニホールド流路11において、主部51、連結部52及び延長部53の断面積と、圧力波の減衰効果との関係について説明する。主部51、連結部52及び延長部53と圧力波の減衰効果との関係を調べるために、図4に示すようなマニホールド流路50のシミュレーションモデルを考える。図4は、シミュレーションモデルの平面形状を表したもので、シミュレーションモデルは図4の軸L1を中心として図4の平面を回転させた筒状になっている。そして、このシミュレーションモデルは、半径がそれぞれr1、r2及びr3である3つの領域を有しており、半径がr1の領域が主部51、半径がr2の領域が連結部52、半径がr3の領域が延長部53となる。また、主部51、連結部52及び延長部53の半径に直交する方向の長さはそれぞれ5.0mm、0.3mm及び0.5mmであり、主部51と連結部52との間の領域及び連結部52と延長部53との間の領域の半径に直交する方向の長さはそれぞれ0.1mm及び0.2mmである。
このようなシミュレーションモデルにおいて、主部51、連結部52及び延長部53の初期状態の圧力を0.1MPaとしておき、主部51の左端に0.2MPaの圧力を与えたときの図4に示す主部51内における5つの計測点P1〜P5における圧力の時間変化を算出し、算出した圧力の値からマニホールド流路11内の最終的な圧力値である0.2MPaを減じた値を2乗した値を時間に関して積分した積分値を算出する。さらに、計測点P1〜P5において算出した積分値を合計した値(二乗和)を算出する。計測点P1〜P5は、図4の主部51の左側から順に半径に直交する方向に並んでおり、計測点P1と主部51の左端との距離及び計測点;:lP5と主部51の右端との距離が0.5mm、隣接する計測点同士の距離が1.0mmとなっている。この二乗和は、計測点における0.2MPaに対する圧力変動が小さいほど小さな値となるので、この値が小さいほど効率よく圧力波を減衰させることができていることになる。なお、本シミュレーションにおいては、マニホールド流路50内のインクの密度を1050kg/m3、インクの粘度を3mPa・sとし、インク中の音速を1300m/sとした。
本シミュレーションにおいては、(a)r1=0.3mm、r3=0.54mmの場合、(b)r1=0.3mm、r3=0.35mmの場合、(c)r1=r3=0.3mmの場合、及び、(d)r1=0.3、r3=0.25の場合において、それぞれr2の値を変化させたときの二乗和を算出した。そして、これらの結果をそれぞれ、表1〜表4に示す。
Figure 2007118311
Figure 2007118311
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表1の結果から、(a)r1=0.3mm、r3=0.54mmの場合には、r2=0.15のとき、表2の結果から(b)r1=0.3mm、r3=0.35mmの場合には、r2=0.10mmのとき、表3の結果から、(c)r1=r3=0.3の場合には、r2が0.08≦r2≦0.09の範囲のいずれかの値(例えば0.085mm)のとき、表4の結果から、(d)r1=0.3、r3=0.25の場合には、r2=0.07のときに、それぞれ二乗和の値が最も小さくなることがわかる。
これらの場合において、延長部53の断面積は連結部52の断面積のそれぞれ、(a)13.0(=0.542/0.152)倍、(b)12.3(0.352/0.102)倍、(c)12.5(=0.32/0.0852)倍及び(d)12.8(=0.252/0.072)倍となっている。これらの結果から、延長部53の断面積が連結部52の断面積の12〜13倍のときに、圧力波を最も効率よく減衰させることができることがわかる。そして、本実施の形態においては、このr1とr3とが同じ値である場合のシミュレーション結果を元に、図2の主部51及び延長部53の延在方向に関する断面積を連結部52の延在方向に関する断面積の約12.5倍となるようにした。
以上に説明した実施の形態によると、マニホールド流路11が複数の圧力室10の配列方向に延在した主部51、連結部52及び延長部53とからなり、連結部52の断面積が主部51及び延長部53よりも小さくなっていることから、マニホールド流路11内の圧力波が主部51から連結部52に達したときには、一部が連結部52を伝播するとともに一部が主部51と連結部52との境界において反射する。さらに、圧力波が、連結部52から延長部53に伝播し、延長部53において反射し、連結部52に達したときには、一部が連結部52を伝播するとともに、一部が延長部53と連結部52との境界において反射する。このような動作を繰り返すことにより、マニホールド流路11内において圧力波を効率よく減衰させることができる。
また、マニホールド流路11を画定する壁面が部分的に突出しており、壁面が突出した部分が連結部52となり、連結部52の両側の部分が主部51及び延長部53となっているため、マニホールド流路11の壁面を突出させることにより、主部51、連結部52及び延長部53を容易に形成することができる。
また、延長部53の断面積が、連結部52の断面積の12.5倍になっているため、圧力波をさらに効率よく減衰させることができる。
次に、本実施の形態に種々の変更を加えた変形例について説明する。但し、本実施の形態と同様の構成を有するものについては同じ符号を付し、適宜その説明を省略する。
図5、図6に示すように、マニホールド流路70内に、走査方向(図5の左右方向)に延び、マニホールド流路70を画定する側壁に両端が支持された架橋71が形成されていてもよい(変形例1)。架橋71は、2枚のマニホールドプレート73、74にそれぞれ形成された架橋71の上部71a及び下部71bが接合されることによって形成されている。この場合には、図6に示すようにベースプレート72及びダンパプレート75の平面視で架橋71及び延長部53に重なる領域にマニホールド流路70の一部が形成されており、マニホールド流路70の架橋71が形成されてその断面積が小さくなった部分が連結部72となる。また、図7、図8に示すように、マニホールド流路80を画定する上下の壁面に両端が支持された架橋81が形成されており、マニホールド流路80の架橋81が形成されて断面積が小さくなった部分が連結部82になっていてもよい(変形例2)。この場合、架橋81は、図8に示すように、2枚のマニホールドプレート83、84にそれぞれ架橋81の上部81a及び下部81bが形成されマニホールドプレート83と84とが接合されることによって形成される。
図9に示すように、延長部93の幅が主部51の幅よりも大きくなっていてもよい(変形例3)。この場合、延長部93の断面積が主部51の断面積よりも大きくなるため、延長部93において圧力波をさらに効率よく減衰させることができる。
図10に示すように、複数の圧力室10の配列方向(図10の上下方向)に沿って、2つの連結部102と2つの延長部103とが交互に形成されていてもよい(変形例4)。この場合、主部51及び各延長部103を伝播し、各連結部102に達した圧力波は、その一部が連結部102を伝播するとともに、一部が反射する。これにより、マニホールド100内において、圧力波をさらに効率よく減衰させることができる。
図11に示すように、複数の圧力室10の配列方向と直交する方向(図11の左右方向)に延び、その断面積が延長部113の断面積よりも大きい、隣接するマニホールド流路110の延長部113同士を接続する接続部111が形成されていてもよい(変形例5)。これによると、接続部111が形成されているため、接続部111を介して、圧力波を隣接するマニホールド流路110の延長部113に伝播させることにより、隣接するマニホールド流路110の延長部113においても圧力波を減衰させることができ、圧力波をより効率よく減衰させることができる。さらに、接続部111の断面積が延長部113の断面積よりも大きくなっているため、延長部113から接続部111に圧力波が伝播しやすくなるとともに、接続部111の容積が大きくなり、延長部113及び接続部111において一層効率よく圧力波を減衰させることができる。
なお、本実施の形態に用いた圧電アクチュエータ8は、振動板40上に一対のみの電極(個別電極と共通電極)で挟まれた圧電層14から構成されていたが、本発明の適用は、このような圧電アクチュエータ8の形態に限定されるものではない。
例えば、図12(a)に示すように、キャビティプレート31の上面に、一対の電極で挟まれた圧電層が複数積層されていてもよい。つまり、圧力室10と反対側の表面に共通電極246が形成された圧電層241と、この上面に配設され、圧力室10と反対側の表面の圧力室10と対向する領域に個別電極244がそれぞれ形成された圧電層242とを1つの組として、複数組が積層された構成を有していてもよい。ここでは、3つの組が順に積層され、この積層体上に、圧電層241及び電極が形成されていない2層の圧電層243が積層されて圧電アクチュエータ280が形成されている。各圧電層241、242は、その積層方向に分極されている。この構成の圧電アクチュエータ280は、共通電極246と個別電極244との間に電圧を印加すると、両電極に挟まれた圧電層241、242が積層方向に伸縮することで対応する圧力室10の容積が変化する。FPCに対しては、最上層までスルーホールで共通電極246及び個別電極244を電気的に導き、最上層表面で接続すればよい。
また、図12(b)に示すように、キャビティプレート31の上面に、圧力室10と反対側の表面に共通電極346及び個別電極344が形成された圧電層341が、複数積層された構成を有していてもよい。ここでは、5層の圧電層341と電極が形成されていない最上層の圧電層342トから圧電アクチュエータ380が形成されている。各個別電極344は、圧力室10に対向して形成され、各共通電極346は、圧力室10を区画する桁に対向して形成されている。この構成の圧電アクチュエータ380は、共通電極346と個別電極344との間に所定の電圧を印加すると、選択された個別電極344とこれに隣接する2つの共通電極346とに挟まれた圧電層341がそれぞれ厚みすべり変形を起こす。これにより、圧電アクチュエータ380の圧力室10に対向する部分が、この圧力室10の容積を変化するように変位する。FPCに対しては、最上層までスルーホールで共通電極346及び個別電極344を電気的に導き、最上層表面で、共通電極346及び個別電極344を電気的に導き、最上層表面で接続すればよい。
本発明における実施の形態に係るインクジェットプリンタの概略斜視図である。 図1のインクジェットヘッドの平面図である。 図2のIII−III線断面図である。 図2のマニホールド流路のシミュレーションモデルを表す図である。 変形例1の図2相当の平面図である。 図5のVI−VI線断面図である。 変形例2の図2相当の平面図である。 図7のVIII−VIII線断面図である。 変形例3の図2相当の平面図である。 変形例4の図2相当の平面図である。 変形例5の図2相当の平面図である。 使用される圧電アクチュエータの別の形態例を示す断面図である。
符号の説明
3 インクジェットヘッド
7 流路ユニット
8 圧電アクチュエータ
9 インク流入口
10 圧力室
11 マニホールド流路
17 ノズル
51 主部
52 連結部
53 延長部
71 架橋
72 連結部
81 架橋
82 連結部
93 延長部
102 連結部
103 延長部
111 接続部
113 延長部

Claims (9)

  1. 平面に沿って一方向に配列され且つ複数のノズルにそれぞれ連通する複数の圧力室、及び、これら複数の圧力室に連通する共通液室を含む流路ユニットと、
    前記複数の圧力室内の液体に吐出エネルギーを付与するエネルギー付与手段とを備え、 前記共通液室が、
    前記液体が流入する流入口と、
    前記流入口から前記複数の圧力室の配列方向に延在しており且つ前記配列方向と直交する方向の断面積がほぼ一定である主部と、
    前記複数の圧力室を挟んで前記流入口とは反対側に配設され、前記主部の一端に連結されて延在しており且つ当該延在方向と直交する方向の断面積が前記主部の断面積よりも小さい連結部と、
    前記連結部を挟んで前記主部とは反対側の端部において前記連結部に連結されて延在しており且つ当該延在方向と直交する方向の断面積が前記連結部の断面積よりも大きい延長部とを有していることを特徴とする液滴噴射装置。
  2. 前記共通液室を画定する壁面が部分的に突出していることによって、前記主部、前記連結部及び前記延長部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の液滴噴射装置。
  3. 前記共通液室を画定する壁面に両端を保持された架橋が設けられていることによって、前記主部、前記連結部及び前記延長部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の液滴噴射装置。
  4. 前記延長部の断面積が、前記連結部の断面積の12倍〜13倍であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の液滴噴射装置。
  5. 前記延長部の断面積が、前記主部の断面積よりも大きいことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の液滴噴射装置。
  6. 前記配列方向に沿って、複数の前記連結部と複数の前記延長部とが交互に形成されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の液滴噴射装置。
  7. 前記流路ユニットに前記共通液室が複数形成されており、
    前記流路ユニットが、互いに異なる前記共通液室に属する複数の前記延長部の前記連結部とは反対側の端部同士を互いに接続するように延在した接続部をさらに含んでいることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の液滴噴射装置。
  8. 前記接続部の延在方向と直交する方向に沿った断面積が、前記延長部の断面積よりも大きいことを特徴とする請求項7に記載の液滴噴射装置。
  9. 前記エネルギー付与手段が、前記複数の圧力室に対向する圧電層と、前記圧力室の容積を変化させるために前記圧電層に電界を印加する一対の電極とを含むことを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の液滴噴射装置。
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