JP2007117714A - 眼底観察装置、眼底画像表示装置及び眼底観察プログラム - Google Patents

眼底観察装置、眼底画像表示装置及び眼底観察プログラム Download PDF

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    • A61B3/102Objective types, i.e. instruments for examining the eyes independent of the patients' perceptions or reactions for optical coherence tomography [OCT]

Abstract

【課題】眼底の表面の2次元画像と当該眼底の断層画像との位置関係の把握を容易にする技術を提供する。
【解決手段】眼底観察装置1は、被検眼Eの眼底Efの表面の2次元画像を形成する眼底カメラユニット1Aと、眼底Efの断層画像を形成するOCTユニット150、走査ユニット141及び画像処理部220と、ディスプレイ207と、眼底カメラユニット1Aにより形成された2次元画像とOCTユニット150等により形成された断層画像とをディスプレイ207に並べて表示させるとともに、眼底Efの表面における当該断層画像の断面位置を表す断面位置情報(注目線L、注目領域P)を当該2次元画像に重ねて表示させるコンピュータ200の制御部210とを備えている。
【選択図】図5

Description

本発明は、被検眼の眼底の状態を観察するために用いられる眼底観察装置、眼底画像表示装置及び眼底観察プログラムに関する。
眼底観察装置としては、従来から眼底カメラが広く用いられている。図42は、従来の一般的な眼底カメラの外観構成の一例を表し、図43は、それに内蔵される光学系の構成の一例を表している(たとえば特許文献1参照。)。なお、「観察」とは、眼底の撮影画像を観察する場合を少なくとも含むものとする(その他、肉眼による眼底観察を含んでもよい。)。
まず、図42を参照しつつ、従来の眼底カメラ1000の外観構成について説明する。この眼底カメラ1000は、ベース2上に前後左右方向(水平方向)にスライド可能に搭載された架台3を備えている。この架台3には、検者が各種操作を行うための操作パネルとジョイスティック4が設置されている。
検者は、ジョイスティック4を操作することによって、架台3をベース2上において自由に移動させることができる。ジョイスティック4の頂部には、眼底撮影の実行を要求するために押下される操作ボタン4aが配置されている。
ベース2上には支柱5が立設されており、この支柱5には、被検者の顎部が載置される顎受け6と、被検眼Eを固視させるための光源である外部固視灯7とが設けられている。
架台3上には、眼底カメラ1000の各種光学系や制御系を格納する本体部8が搭載されている。なお、制御系は、ベース2や架台3の内部等に設けられていてもよいし、眼底カメラ1000に接続されたコンピュータ等の外部装置に設けられていてもよい。
本体部8の被検眼E側には、被検眼Eに対峙して配置される対物レンズ部8aが設けられ、検者側には接眼レンズ部8bとが設けられている。
また、本体部8には、被検眼Eの眼底の静止画像を撮影するためのスチルカメラ9と、眼底の静止画像や動画像を撮影するためのテレビカメラ等の撮像装置10とが接続されている。スチルカメラ9及び撮像装置10は、本体部8に対して着脱可能に形成されている。
スチルカメラ9としては、検査の目的や撮影画像の保存方法などの各種条件に応じて、CCDを搭載したデジタルカメラ、フィルムカメラ、インスタントカメラなどを適宜交換して使用することができる。本体部8には、このようなスチルカメラ9を交換可能に装着するための装着部8cが設けられている。
スチルカメラ9や撮像装置10がデジタル撮像方式のものである場合には、眼底カメラ1000に接続されたコンピュータ等の画像記録装置にその画像データを送信して保存することができる。
更に、本体部8の検者側には、タッチパネルモニタ11が設けられている。このタッチパネルモニタ11には、(デジタル方式の)スチルカメラ9や撮像装置10から出力される映像信号に基づいて作成される被検眼Eの眼底像が表示される。また、タッチパネルモニタ11には、その画面中央を原点とするxy座標系が眼底像に重ねて表示されるようになっており、画面に触れると、その触れた位置に対応する座標値が表示されるようになっている。
次に、図43を参照しつつ、眼底カメラ1000の光学系の構成について説明する。眼底カメラ1000には、被検眼Eの眼底Efを照明する照明光学系100と、この照明光の眼底反射光を接眼レンズ部8b、スチルカメラ9、撮像装置10に導く撮影光学系120とが設けられている。
照明光学系100は、ハロゲンランプ101、コンデンサレンズ102、キセノンランプ103、コンデンサレンズ104、エキサイタフィルタ105及び106、リング透光板107、ミラー108、液晶表示器109、照明絞り110、リレーレンズ111、孔開きミラー112、対物レンズ113を含んで構成される。
ハロゲンランプ101は、定常光を発する観察光源である。コンデンサレンズ102は、ハロゲンランプ101が発した定常光(観察照明光)を集光して、観察照明光を被検眼E(眼底Ef)に均等に照射させるための光学素子である。
キセノンランプ103は、眼底Efの撮影を行うときにフラッシュ発光される撮影光源である。コンデンサレンズ104は、キセノンランプ103が発したフラッシュ光(撮影照明光)を集光して、撮影照明光を眼底Efに均等に照射させるための光学素子である。
エキサイタフィルタ105、106は、眼底Efの眼底像の蛍光撮影を行うときに使用されるフィルタである。エキサイタフィルタ105、106は、それぞれ、ソレノイド等の駆動機構によって光路上に挿脱可能とされている。エキサイタフィルタ105は、FAG(フルオレセイン蛍光造影)撮影時に光路上に配置される。一方、エキサイタフィルタ106は、ICG(インドシアニングリーン蛍光造影)撮影時に光路上に配置される。なお、カラー撮影時には、エキサイタフィルタ105、106はともに光路上から退避される。
リング透光板107は、被検眼Eの瞳孔と共役な位置に配置されており、照明光学系100の光軸を中心としたリング透光部107aを備えている。ミラー108は、ハロゲンランプ101やキセノンランプ103が発した照明光を撮影光学系120の光軸方向に反射させる。液晶表示器109は、被検眼Eの固視を行うための固視標(図示せず)を表示する。
照明絞り110は、フレア防止等のために照明光の一部を遮断する絞り部材である。この照明絞り110は、照明光学系100の光軸方向に移動可能に構成され、それにより、眼底Efの照明領域を変更できるようになっている。
孔開きミラー112は、照明光学系100の光軸と撮影光学系120の光軸とを合成する光学素子である。孔開きミラー112の中心領域には孔部112aが開口されている。照明光学系100の光軸と撮影光学系120の光軸は、この孔部112aの略中心位置にて交差するようになっている。対物レンズ113は、本体部8の対物レンズ部8a内に設けられている。
このような構成を有する照明光学系100は、以下のような態様で眼底Efを照明する。まず、眼底観察時にはハロゲンランプ101が点灯されて観察照明光が出力される。この観察照明光は、コンデンサレンズ102、104を介してリング透光板107を照射する。リング透光板107のリング透光部107aを通過した光は、ミラー108により反射され、液晶表示器109、照明絞り110及びリレーレンズ111を経由し、孔開きミラー112によって撮影光学系120の光軸方向に沿うように反射され、対物レンズ113により集束されて被検眼Eに入射し、眼底Efを照明する。
このとき、リング透光板107が被検眼Eの瞳孔に共役な位置に配置されていることから、瞳孔上には、被検眼Eに入射する観察照明光のリング状の像が形成される。入射した観察照明光の眼底反射光は、瞳孔上のリング像の中心暗部を通じて被検眼Eから出射するようになっている。
一方、眼底Efを撮影するときには、キセノンランプ103がフラッシュ発光され、撮影照明光が同様の経路を通じて眼底Efに照射される。蛍光撮影の場合には、FAG撮影かICG撮影かに応じて、エキサイタフィルタ105又は106が選択的に光路上に配置される。
さて、撮影光学系120は、対物レンズ113、孔開きミラー112(の孔部112a)、撮影絞り121、バリアフィルタ122及び123、変倍レンズ124、リレーレンズ125、撮影レンズ126、クイックリターンミラー127及び撮影媒体9aを含んで構成される。なお、撮影媒体9aは、スチルカメラ9の撮影媒体(CCD、カメラフィルム、インスタントフィルム等)である。
被検眼Eの瞳孔上に形成されたリング状の像の中心暗部を通じて出射した照明光の眼底反射光は、孔開きミラー112の孔部112aを通じて撮影絞り121に入射する。孔開きミラー112は、照明光の角膜反射光を反射して、撮影絞り121に入射する眼底反射光に角膜反射光を混入させないように作用する。それにより、観察画像や撮影画像におけるフレアの発生が抑止される。
撮影絞り121は、大きさの異なる複数の円形の透光部が形成された板状の部材である。複数の透光部は、絞り値(F値)の異なる絞りを構成し、図示しない駆動機構によって、透光部が択一的に光路上に配置されるようになっている。
バリアフィルタ122、123は、ソレノイド等の駆動機構によって光路上に挿脱可能とされている。FAG撮影のときにはバリアフィルタ122が光路上に配置され、ICG撮影のときにはバリアフィルタ123が光路上に挿入される。また、カラー撮影のときには、バリアフィルタ122、123は、光路上からともに退避される。
変倍レンズ124は、図示しない駆動機構によって撮影光学系120の光軸方向に移動可能とされている。それにより、観察倍率や撮影倍率の変更、眼底像のフォーカスなどを行うことができる。撮影レンズ126は、被検眼Eからの眼底反射光を撮影媒体9a上に結像させるレンズである。
クイックリターンミラー127は、図示しない駆動機構によって回動軸127a周りに回動可能に設けられている。スチルカメラ9で眼底Efの撮影を行う場合、光路上に斜設されているクイックリターンミラー127を上方に跳ね上げて、眼底反射光を撮影媒体9aに導くようになっている。一方、撮像装置10による眼底撮影時や、検者の肉眼による眼底観察時には、クイックリターンミラー127は、光路上に斜設配置されて、眼底反射光を上方に向けて反射するようになっている。
撮影光学系120には、更に、クイックリターンミラー127により反射された眼底反射光を案内するための、フィールドレンズ(視野レンズ)128、切換ミラー129、接眼レンズ130、リレーレンズ131、反射ミラー132、撮影レンズ133及び撮像素子10aが設けられている。撮像素子10aは、撮像装置10に内蔵されたCCD等の撮像素子である。タッチパネルモニタ11には、撮像素子10aにより撮影された眼底画像Ef′が表示される。
切換ミラー129は、クイックリターンミラー127と同様に、回動軸129a周りに回動可能とされている。この切換ミラー129は、肉眼による観察時には光路上に斜設され、眼底反射光を反射して接眼レンズ130に導く。
また、撮像装置10により眼底画像を撮影するときには、切換ミラー129は光路上から退避される。眼底反射光は、リレーレンズ131、ミラー132、撮影レンズ133を介して撮像素子10aに結像され、タッチパネルモニタ11に眼底画像Ef′が表示される。
このような眼底カメラ1000は、眼底Efの表面、すなわち網膜の状態を観察するために用いられる眼底観察装置である。一方、網膜の深層には脈絡膜や強膜といった組織があるが、近年、これらの深層組織を観察するための装置も実用化されている(たとえば特許文献2、3参照)。
特許文献2、3に開示された眼底観察装置は、いわゆるOCT(Optical Coherence Tomography)技術を応用した装置(光画像計測装置、光コヒーレンストポグラフィ装置などと呼ばれる。)である。このような眼底観察装置は、低コヒーレンス光を二分し、一方(信号光)を眼底に導き、他方(参照光)を所定の参照物体に導くとともに、眼底を経由した信号光と、参照物体で反射された参照光とを重畳して得られる干渉光に基づいて、眼底の表面及び深層組織の断層画像を形成する装置である。
特開2004−350849号公報 特開2003−543号公報 特願2004−52195号
眼底の状態(疾患の有無や進行状態、治療効果の程度や回復状態など)を詳細に把握するためには、眼底表面(網膜)の状態と眼底の深層組織(脈絡膜や強膜)の状態との双方を考慮することが望ましい。しかし、眼底カメラにより得られる眼底表面の画像を観察するだけでは、深層組織の詳細な状態を把握することは困難であり、一方、光画像計測装置により得られる眼底の断層画像では、眼底表面や網膜全体の詳細な状態を把握することは困難であった。
また、眼底の状態を総合的に判断するためには、網膜の状態と深層組織の状態との双方を勘案して病状などを判断することが望ましいと考えられる。
そのためには、眼底カメラによる眼底画像と光画像計測装置による眼底画像とを相互に比較可能な表示態様で呈示する必要がある。たとえば、双方の眼底画像を同時に呈示して比較作業の容易化を図ることが望ましい。
また、眼底カメラによる眼底画像と光画像計測装置による眼底画像との相互関係を容易に把握できるような表示態様を採用して、比較作業を容易に行えるようにすることが望ましい。
特に、一方の眼底画像において疾患部などの注目部位を発見したときに、他方の眼底画像における当該注目部位の状態を参照して、当該注目部位の状態をより詳細に把握したい場合も多々ある。
しかしながら、従来の眼底観察装置では、眼底カメラによる被検眼眼底の表面の2次元画像と、光画像計測装置による眼底の断層画像との相互の位置関係を容易に把握することができず、注目部位の状態を詳細に把握することが困難であった。
本発明は、このような問題点を解決するために為されたものであり、複数の眼底画像の間の位置関係、特に、眼底の表面の2次元画像と断層画像との位置関係を容易に把握することを可能にする眼底観察装置、眼底画像表示装置及び眼底観察プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、被検眼の眼底の表面の2次元画像を形成する第1の画像形成手段と、前記眼底の断層画像を形成する第2の画像形成手段と、表示手段と、前記第1の画像形成手段により形成された前記2次元画像と前記第2の画像形成手段により形成された前記断層画像とを前記表示手段に並べて表示させるとともに、前記眼底の表面における前記断層画像の断面位置を表す断面位置情報を前記2次元画像に重ねて表示させる制御手段と、を備えることを特徴とする眼底観察装置である。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の眼底観察装置であって、操作手段を更に備え、前記制御手段は、前記表示手段に表示された前記2次元画像上の一点が前記操作手段により指定されたときに、該指定された一点に対応する位置を表す指定位置情報を前記断層画像に重ねて表示させる、ことを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の眼底観察装置であって、操作手段を更に備え、前記制御手段は、前記表示手段に表示された前記断層画像上の一点が前記操作手段により指定されたときに、該指定された一点に対応する位置を表す指定位置情報を前記2次元画像に重ねて表示させる、ことを特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の眼底観察装置であって、前記第1の画像形成手段は、前記眼底に照明光を照射する照明光学系と、前記照射された照明光の眼底反射光を受光する撮影光学系と、前記受光された眼底反射光に基づいて、前記眼底の表面の2次元画像を形成する第1の画像処理手段と、を有する眼底カメラである、
ことを特徴とする。
また、請求項5に記載の発明は、請求項1又は請求項4に記載の眼底観察装置であって、前記第2の画像形成手段は、光源と、該光源から出力された光を前記眼底に向かう信号光と参照物体に向かう参照光とに分割するとともに、前記眼底にて反射された信号光と前記参照物体にて反射された参照光とを重畳させて干渉光を生成する干渉光生成手段と、前記生成された干渉光を受光して検出信号を出力する検出手段と、前記出力された検出信号に基づいて、前記眼底の断層画像を形成する第2の画像処理手段と、を有する光画像計測装置である、ことを特徴とする。
また、請求項6に記載の発明は、請求項1に記載の眼底観察装置であって、前記第1の画像形成手段は、前記眼底に照明光を照射する照明光学系と、前記照射された照明光の眼底反射光を受光する撮影光学系と、前記受光された眼底反射光に基づいて、前記眼底の表面の2次元画像を形成する第1の画像処理手段と、を有する眼底カメラであり、前記第2の画像形成手段は、光源と、該光源から出力された光を、前記眼底カメラの撮影光学系の光路の一部を介して前記眼底に向かう信号光と参照物体に向かう参照光とに分割するとともに、前記眼底にて反射されて前記光路の一部を介して案内された信号光と前記参照物体にて反射された参照光とを重畳させて干渉光を生成する干渉光生成手段と、前記生成された干渉光を受光して検出信号を出力する検出手段と、前記出力された検出信号に基づいて、前記眼底の断層画像を形成する第2の画像処理手段と、を有する光画像計測装置である、ことを特徴とする。
また、請求項7に記載の発明は、請求項5又は請求項6に記載の眼底観察装置であって、操作手段を更に備え、前記光画像計測装置は、前記眼底に対する前記信号光の入射位置を所定の主走査方向及び該主走査方向に直交する副走査方向にそれぞれ走査する走査手段を更に有し、前記第2の画像処理手段は、前記副走査方向の異なる複数の位置において前記主走査方向に沿った断層画像をそれぞれ形成し、該形成された複数の断層画像に基づいて前記眼底の3次元画像を形成するとともに、前記表示手段に表示された前記2次元画像上に前記操作手段により断面位置が指定されたときに、該指定された断面位置における断層画像を前記3次元画像に基づいて形成し、前記制御手段は、当該指定された断面位置における断層画像を前記2次元画像と並べて前記表示手段に表示させるとともに、当該指定された断面位置を表す断面位置情報を前記2次元画像に重ねて表示させる、ことを特徴とする。
また、請求項8に記載の発明は、請求項7に記載の眼底観察装置であって、前記第2の画像処理手段は、前記表示手段に表示された前記断層画像上の一点が前記操作手段により指定されたときに、前記3次元画像に基づいて、該指定された一点の前記眼底の深度方向の深度における前記深度方向に直交する2次元画像を形成し、前記制御手段は、該形成された前記一点の深度における2次元画像を前記断層画像と並べて前記表示手段に表示させるとともに、前記一点に対応する位置を表す指定位置情報を前記一点の深度における2次元画像に重ねて表示させる、ことを特徴とする。
また、請求項9に記載の発明は、請求項7に記載の眼底観察装置であって、前記第2の画像処理手段は、前記3次元画像に基づいて、前記眼底の深度方向の所定の深度における前記深度方向に直交する2次元画像を形成し、前記制御手段は、該形成された前記所定の深度における2次元画像を前記表示手段に表示させ、前記第2の画像処理手段は、該表示された前記所定の深度における2次元画像上の一点が前記操作手段により指定されたときに、前記3次元画像に基づいて、該指定された前記一点を含む断層画像を形成し、前記制御手段は、該形成された前記前記一点を含む断層画像を前記所定の深度における2次元画像と並べて前記表示手段に表示させるとともに、前記一点に対応する位置を表す指定位置情報を前記一点を含む断層画像に重ねて表示させる、ことを特徴とする。
また、請求項10に記載の発明は、請求項5又は請求項6に記載の眼底観察装置であって、前記光画像計測装置は、前記眼底に対する前記信号光の入射位置を所定の主走査方向及び該主走査方向に直交する副走査方向にそれぞれ走査する走査手段を更に有し、前記第2の画像処理手段は、前記副走査方向の異なる複数の位置において前記主走査方向に沿った断層画像をそれぞれ形成し、該形成された複数の断層画像に基づいて前記眼底の3次元画像を形成するとともに、該3次元画像の部分領域の画像及び該部分領域の境界位置における断層画像を形成し、該形成された前記部分領域の画像と前記境界位置における断層画像とに基づいて、前記部分領域に対応する3次元部分画像を形成し、前記制御手段は、該形成された3次元部分画像を前記2次元画像と並べて前記表示手段に表示させるとともに、前記境界位置を表す断面位置情報を前記2次元画像に重ねて表示させる、ことを特徴とする。
また、請求項11に記載の発明は、請求項10に記載の眼底観察装置であって、前記3次元画像の前記部分領域を指定するための操作手段を更に備えることを特徴とする。
また、請求項12に記載の発明は、請求項11に記載の眼底観察装置であって、前記光画像計測装置の前記第2の画像処理手段は、前記表示手段に表示された前記2次元画像に前記操作手段により断面位置が指定されたときに、前記3次元部分画像に基づいて、該指定された断面位置における断層画像を形成し、前記制御手段は、該形成された断層画像を前記2次元画像と並べて前記表示手段に表示させるとともに、当該指定された断面位置を表す断面位置情報を前記2次元画像に重ねて表示させる、ことを特徴とする。
また、請求項13に記載の発明は、請求項11に記載の眼底観察装置であって、前記制御手段は、前記表示手段に表示された前記2次元画像上の一点が前記操作手段により指定されたときに、該指定された一点に対応する位置を表す指定位置情報を前記3次元部分画像に重ねて表示させる、ことを特徴とする。
また、請求項14に記載の発明は、請求項11に記載の眼底観察装置。であって、前記制御手段は、前記表示手段に表示された前記3次元部分画像上の一点が前記操作手段により指定されたときに、該指定された一点に対応する位置を表す指定位置情報を前記2次元画像に重ねて表示させる、ことを特徴とする
また、請求項15に記載の発明は、請求項11に記載の眼底観察装置であって、前記第2の画像処理手段は、前記表示手段に表示された前記3次元部分画像上の一点が前記操作手段により指定されたときに、前記3次元部分画像に基づいて、該指定された一点の前記眼底の深度方向の深度における前記深度方向に直交する2次元画像を形成し、前記制御手段は、該形成された前記一点の深度における2次元画像を前記3次元部分画像と並べて前記表示手段に表示させるとともに、前記一点に対応する位置を表す指定位置情報を前記一点の深度における2次元画像に重ねて表示させる、ことを特徴とする。
また、請求項16に記載の発明は、請求項11に記載の眼底観察装置であって、前記第2の画像処理手段は、前記3次元画像に基づいて、前記眼底の深度方向の所定の深度における前記深度方向に直交する2次元画像を形成し、前記制御手段は、該形成された前記所定の深度における2次元画像を前記表示手段に表示させ、前記第2の画像処理手段は、該表示された前記所定の深度における2次元画像上の一点が前記操作手段により指定されたときに、前記3次元画像に基づいて、該指定された前記一点を含む3次元部分画像を形成し、前記制御手段は、該形成された前記一点を含む3次元部分画像を前記所定の深度における2次元画像と並べて前記表示手段に表示させるとともに、前記一点に対応する位置を表す指定位置情報を前記一点を含む3次元部分画像に重ねて表示させる、ことを特徴とする。
また、請求項17に記載の発明は、請求項2、請求項3、請求項8、請求項9、請求項13、請求項14、請求項15又は請求項16に記載の眼底観察装置であって、前記制御手段は、前記表示手段に表示された画像上に前記操作手段により前記一点が指定されたときに、当該画像に対してあらかじめ定義された座標系における前記一点の座標値を前記表示手段に表示させ、該表示された座標値が前記操作手段により変更されたことに対応し、前記表示手段に表示させる前記指定位置情報の位置を変更する、ことを特徴とする。
また、請求項18に記載の発明は、請求項2、請求項3、請求項8、請求項9、請求項13、請求項14、請求項15又は請求項16に記載の眼底観察装置であって、記憶手段を更に備え、前記制御手段は、前記表示手段に表示された画像上に前記操作手段により前記一点が指定されたときに、当該画像に対してあらかじめ定義された座標系における前記一点の座標値を前記記憶手段に読み出し可能に記憶させる、ことを特徴とする。
また、請求項19に記載の発明は、被検眼の眼底の表面の2次元画像を形成する第1の画像形成手段と、前記眼底の断層画像を形成する第2の画像形成手段とに接続され、表示手段と、前記第1の画像形成手段により形成された前記2次元画像と前記第2の画像形成手段により形成された前記断層画像とを前記表示手段に並べて表示させるとともに、前記眼底の表面における前記断層画像の断面位置を表す断面位置情報を前記2次元画像に重ねて表示させる制御手段と、を備えることを特徴とする眼底画像表示装置である。
また、請求項20に記載の発明は、請求項19に記載の眼底画像表示装置であって、操作手段を更に備え、前記制御手段は、前記表示手段に表示された前記2次元画像上の一点が前記操作手段により指定されたときに、該指定された一点に対応する位置を表す指定位置情報を前記断層画像に重ねて表示させる、ことを特徴とする。
また、請求項21に記載の発明は、請求項19に記載の眼底画像表示装置であって、操作手段を更に備え、前記制御手段は、前記表示手段に表示された前記断層画像上の一点が前記操作手段により指定されたときに、該指定された一点に対応する位置を表す指定位置情報を前記2次元画像に重ねて表示させる、ことを特徴とする。
また、請求項22に記載の発明は、被検眼の眼底の表面の2次元画像を形成する第1の画像形成手段と、前記眼底の断層画像を形成する第2の画像形成手段とに接続され、表示手段を備えるコンピュータを、前記第1の画像形成手段により形成された前記2次元画像と前記第2の画像形成手段により形成された前記断層画像とを前記表示手段に並べて表示させるとともに、前記眼底の表面における前記断層画像の断面位置を表す断面位置情報を前記2次元画像に重ねて表示させる制御手段として機能させる、ことを特徴とする眼底観察プログラムである。
また、請求項23に記載の発明は、請求項22に記載の眼底観察プログラムであって、前記コンピュータは、操作手段を更に備え、前記表示手段に表示された前記2次元画像上の一点が前記操作手段により指定されたときに、該指定された一点に対応する位置を表す指定位置情報を前記断層画像に重ねて表示させるように前記制御手段を機能させる、ことを特徴とする。
また、請求項24に記載の発明は、請求項22に記載の眼底観察プログラムであって、前記コンピュータは、操作手段を更に備え、前記表示手段に表示された前記断層画像上の一点が前記操作手段により指定されたときに、該指定された一点に対応する位置を表す指定位置情報を前記2次元画像に重ねて表示させるように前記制御手段を機能させる、ことを特徴とする。
本発明によれば、第1の画像形成手段により形成された2次元画像と第2の画像形成手段により形成された断層画像とを表示手段に並べて表示させるとともに、眼底の表面における断層画像の断面位置を表す断面位置情報を2次元画像に重ねて表示させるように構成されているので、検者は、2次元画像上における断層画像の位置を容易に一目で把握することができ、したがって、2次元画像と断層画像との相互の位置関係を容易に把握することが可能となる。
本発明に係る眼底観察装置、眼底画像表示装置及び眼底観察プログラムの好適な実施の形態の一例について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、従来と同様の構成部分については、図42、図43で用いたものと同じ符号で示すことにする。
〈第1の実施の形態〉
まず、図1〜図5を参照して、本発明に係る眼底観察装置の第1の実施の形態の構成について説明する。図1は、本実施形態に係る眼底観察装置1の全体構成を表している。図2は、眼底カメラユニット1A内の走査ユニット141の構成を表している。図3は、OCTユニット150の構成を表している。図4は、コンピュータ200のハードウェア構成を表している。図5は、眼底観察装置1の制御系の構成を表している。
[全体構成]
図1に示すように、眼底観察装置1は、眼底カメラとして機能する眼底カメラユニット1Aと、光画像計測装置(OCT装置)の光学系を格納したOCTユニット150と、各種制御処理などを実行するコンピュータ200を含んで構成されている。
この眼底カメラユニット1Aは、本発明の「第1の画像形成手段」及び「眼底カメラ」を構成している。また、OCTユニット150及びコンピュータ200(の画像処理部220)は、本発明の「第2の画像形成手段」及び「光画像計測装置」の一例を構成している。また、この「第2の画像形成手段」及び「光画像計測装置」には、眼底カメラユニット1Aに設けられた走査ユニット141も含まれる。また、コンピュータ200は、本発明の「眼底画像表示装置」の一例に相当するものである。
OCTユニット150には、接続線152の一端が取り付けられている。この接続線152の他端には、コネクタ部151が取り付けられている。このコネクタ部151は、図42に示した装着部8cに装着される。また、接続線152の内部には光ファイバが導通されている。OCTユニット150と眼底カメラユニット1Aとは、接続線152を介して光学的に接続されている。OCTユニット150の詳細構成については、図3を参照しつつ後述することにする。
〔眼底カメラユニットの構成〕
眼底カメラユニット1Aは、図42に示した従来の眼底カメラ1000とほぼ同様の外観構成を有している。また、眼底カメラユニット1Aは、図43に示した従来の光学系と同様に、被検眼Eの眼底Efを照明する照明光学系100と、この照明光の眼底反射光を接眼レンズ部8b、撮像装置10、OCTユニット150に導く撮影光学系120とを備えている。
照明光学系100は、従来と同様に、ハロゲンランプ101、コンデンサレンズ102、キセノンランプ103、コンデンサレンズ104、エキサイタフィルタ105及び106、リング透光板107、ミラー108、液晶表示器109、照明絞り110、リレーレンズ111、孔開きミラー112、対物レンズ113を含んで構成される。
また、撮影光学系120についても、従来と同様に、対物レンズ113、孔開きミラー112(の孔部112a)、撮影絞り121、バリアフィルタ122及び123、変倍レンズ124、リレーレンズ125、撮影レンズ126、クイックリターンミラー127、フィールドレンズ(視野レンズ)128、切換ミラー129、接眼レンズ130、リレーレンズ131、反射ミラー132、撮影レンズ133及び撮像素子10aを含んで構成される。
撮像素子10aは、テレビカメラ等の撮像装置10に内蔵されたCCD等の撮像素子である。撮像装置10によって撮影された眼底Efの表面の2次元画像(眼底画像Ef′)は、タッチパネルモニタ11や、コンピュータ200のディスプレイ(後述)などの表示装置に表示される。
また、本実施形態の撮影光学系120には、走査ユニット141と、レンズ142とが設けられている。走査ユニット141は、OCTユニット150から出力される光(信号光LS;後述する。)を眼底Ef上において走査する構成を具備している。
レンズ142は、OCTユニット150からの信号光LSを平行な光束にして走査ユニット141に入射させる。また、レンズ142は、走査ユニット141を経由してきた信号光LSの眼底反射光を集束させるように作用する。
図2に、走査ユニット141の具体的構成の一例を示す。走査ユニット141は、ガルバノミラー141A、141Bと、反射ミラー141C、141Dとを含んで構成されている。
ガルバノミラー141A、141Bは、それぞれ回動軸141a、141bを中心に回動可能とされている。回動軸141a、141bは、互いに直交するように配設されている。図2においては、ガルバノミラー141Aの回動軸141aは、同図の紙面に平行に配設されており、ガルバノミラー141Bの回動軸141bは、同図の紙面に対して垂直に配設されている。すなわち、ガルバノミラー141Bは、図2中の両側矢印に示す方向に回動可能とされ、ガルバノミラー141Aは、当該両側矢印に対して直交する方向に回動可能とされている。それにより、この一対のガルバノミラー141A、141Bは、信号光LSの反射方向を互いに直交する方向に変更するようにそれぞれ作用する。なお、ガルバノミラー141A、141Bのそれぞれの回動動作は、後述の駆動機構によって駆動される。
ガルバノミラー141A、141Bにより反射された信号光LSは、反射ミラー141C、141Dにより反射され、ガルバノミラー141Aに入射したときと同一の向きに進行するようになっている。
なお、前述のように、接続線152の内部には光ファイバ152aが導通されており、この光ファイバ152aの端面152bは、レンズ142に対峙して配設される。この端面152bから出射した信号光LSは、レンズ142に向かってビーム径を拡大しつつ進行するが、このレンズ142によって平行な光束とされる。逆に、信号光LSの眼底反射光は、このレンズ142により、端面152bに向けて集束される。
〔OCTユニットの構成〕
次に、図3を参照しつつOCTユニット150の構成について説明する。同図に示すOCTユニット150は、従来の光画像計測装置とほぼ同様の光学系を有するものであり、光源から出力された光を参照光と信号光とに分割し、参照物体を経由した参照光と被測定物体(眼底Ef)を経由した信号光とを重畳して干渉光を生成する干渉計を具備するとともに、この干渉光の検出結果を解析して被測定物体の画像を形成するように構成されている。
低コヒーレンス光源160は、低コヒーレンス光L0を出力するスーパールミネセントダイオード(SLD)や発光ダイオード(LED)等の広帯域光源により構成されている。この低コヒーレンス光L0は、たとえば、近赤外領域の波長を有し、かつ、数十マイクロメートル程度の時間的コヒーレンス長を有する光とされる。
低コヒーレンス光源160から出力された低コヒーレンス光L0は、たとえばシングルモードファイバからなる光ファイバ161を通じて光カプラ(coupler)162に導かれ、参照光LRと信号光LSとに分割される。
なお、光カプラ162は、光を分割する手段(スプリッタ;splitter)、及び、光を重畳する手段(カプラ)の双方の作用を有するが、ここでは慣用的に「光カプラ」と称することにする。
参照光LRは、光ファイバ163により導光されてファイバ端面から出射される。出射された参照光LRは、コリメータレンズ171により平行光束とされた後、ガラスブロック172及び濃度フィルタ173を経由し、参照ミラー174(参照物体)によって反射される。
参照ミラー174により反射された参照光LRは、再び濃度フィルタ173及びガラスブロック172を経由し、コリメータレンズ171によって光ファイバ163のファイバ端面に集光される。集光された参照光LRは、光ファイバ163を通じて光カプラ162に導かれる。
なお、ガラスブロック172と濃度フィルタ173は、参照光LRと信号光LSの光路長(光学距離)を合わせるための遅延手段として、また参照光LRと信号光LSの分散特性を合わせるための手段として作用している。
一方、信号光LSは、光ファイバ164により接続線152の端部まで導光される。接続線152の内部には光ファイバ152aが導通されている。ここで、光ファイバ164と光ファイバ152aとは、単一の光ファイバにより構成されていてもよいし、また、各々の端面同士を接合して一体形成されたものであってもよい。いずれにしても、光ファイバ164、152aは、眼底カメラユニット1AとOCTユニット150との間で、信号光LSを伝送可能に構成されていれば十分である。
信号光LSは、接続線152内部を導光されて眼底カメラユニット1Aに案内される。そして、信号光LSは、レンズ142、走査ユニット141、撮影レンズ126、リレーレンズ125、変倍レンズ124、撮影絞り121、孔開きミラー112の孔部112a、対物レンズ113を経由して、被検眼Eに入射する(このとき、後述のように、バリアフィルタ122、123及びクイックリターンミラー127は、それぞれ光路から退避されている。)。
被検眼Eに入射した信号光LSは、眼底(網膜)Ef上にて結像し反射される。このとき信号光LSは、眼底Efの表面で反射されるだけでなく、眼底Efの深部領域にも到達して屈折率境界にて散乱される。それにより、信号光LSの眼底反射光は、眼底Efの表面形態を反映する情報と、深部組織の屈折率境界における後方散乱の状態を反映する情報とを含んだ光となる。この光を単に「(信号光LSの)眼底反射光」と呼ぶことにする。
信号光LSの眼底反射光は、上記経路を逆向きに進行して光ファイバ152aの端面152bに集光され、この光ファイバ152を通じてOCTユニット150に入射し、光ファイバ164を通じて光カプラ162に戻ってくる。光カプラ162は、この信号光LSと、参照ミラー174にて反射された参照光LRとを重畳して干渉光LCを生成する。生成された干渉光LCは、光ファイバ165を通じてスペクトロメータ180に導光される。
ここで、本発明の「干渉光生成手段」は、少なくとも、光カプラ162、光ファイバ163、164、参照ミラー174を含む干渉計によって構成される。なお、本実施形態ではマイケルソン型の干渉計を採用したが、たとえばマッハツェンダー型など任意のタイプの干渉計を適宜採用することが可能である。
スペクトロメータ(分光計)180は、コリメータレンズ181、回折格子182、結像レンズ183、CCD(Charge Coupled Device)184を含んで構成される。本実施形態の回折格子182は、透過型回折格子であるが、もちろん反射型回折格子を用いることも可能である。また、CCD184に代えて、その他の光検出素子(検出手段)を適用することも当然に可能である。
スペクトロメータ180に入射した干渉光LCは、コリメータレンズ181により平行光束とされた後、回折格子182によって分光(スペクトル分解)される。分光された干渉光LCは、結像レンズ183によってCCD184の撮像面上に結像される。CCD184は、この干渉光LCを受光して電気的な検出信号に変換し、この検出信号をコンピュータ200に出力する。
〔コンピュータの構成〕
次に、コンピュータ200の構成について、図4を参照しつつ説明する。このコンピュータ200は、CCD184から入力される検出信号を解析して、被検眼Eの眼底Efの断層画像を形成する処理を行う。このときの解析手法は、従来のフーリエドメインOCTの手法と同じである。また、コンピュータ200は、眼底カメラユニット1Aの各部の制御、及び、OCTユニット150の各部の制御を実行する。
眼底カメラユニット1Aの制御としては、たとえば、ハロゲンランプ101やキセノンランプ103による照明光の出力制御、エキサイタフィルタ105、106やバリアフィルタ122、123の光路上への挿入/退避動作の制御、液晶表示器109の表示動作の制御、照明絞り110の移動制御(絞り値の制御)、撮影絞り121の絞り値の制御、変倍レンズ124の移動制御(倍率の制御)、クイックリターンミラー127や切換ミラー129の光路上への挿入/退避動作(光路切換)の制御などを行う。また、コンピュータ200は、走査ユニット141内のガルバノミラー141A、141Bの回動動作の制御を行う。
一方、OCTユニット150の制御としては、低コヒーレンス光源160による低コヒーレンス光の出力制御、CCD184の蓄積時間の制御などを行う。
上記のように作用するコンピュータ200のハードウェア構成について図4を参照して説明する。コンピュータ200は、従来のコンピュータと同様のハードウェア構成を備えている。具体的には、CPU201(等のマイクロプロセッサ)、RAM202、ROM203、ハードディスクドライブ(HDD)204、キーボード205、マウス206、ディスプレイ207及び通信インターフェイス(I/F)208を含んで構成されている。これら各部は、バス209を介して接続されている。
CPU201は、ハードディスクドライブ204に格納された制御プログラム204aをRAM202上に展開することにより、本発明に特徴的な動作を実行する。この制御プログラム204aは、本発明の「眼底観察プログラム」の一例に相当する。
また、CPU201は、前述した装置各部の制御や、各種の演算処理などを実行する。また、キーボード205やマウス206からの操作信号に対応する装置各部の制御、ディスプレイ207による表示処理の制御、通信インターフェイス208による各種のデータや制御信号等の送受信処理の制御などを実行する。
キーボード205、マウス206及びディスプレイ207は、眼底観察装置1のユーザインターフェイスとして使用される。キーボード205は、文字や数字等をタイピング入力するためのデバイスとして用いられる。マウス206は、ディスプレイ207の表示画面に対する各種入力操作を行うためのデバイスとして用いられる。
また、ディスプレイ207は、LCD(Liquid Crystal Display)やCRT(Cathode Ray Tube)等の任意の表示デバイスであり、眼底観察装置1により形成された眼底Efの画像を表示したり、各種の操作画面や設定画面などを表示したりする。
なお、眼底観察装置1のユーザインターフェイスは、このような構成に限定されるものではなく、たとえばトラックボール、ジョイスティック、タッチパネル式のLCD、眼科検査用のコントロールパネルなど、各種情報を表示出力する機能と、各種情報を入力する機能とを具備する任意のユーザインターフェイス手段を用いて構成することが可能である。
通信インターフェイス208は、CPU201からの制御信号を、眼底カメラユニット1AやOCTユニット150の各部に送信する処理や、CCD184から出力された検出信号を受信する処理などを行う。
また、コンピュータ200がLAN(Local Area Network)やインターネット等のネットワークに接続されている場合には、通信インターフェイス208に、LANカード等のネットワークアダプタやモデム等の通信機器を具備させて、当該ネットワーク経由のデータ通信を行うことができるように構成することが可能である。その場合、制御プログラム204aを格納するサーバを設置するとともに、コンピュータ200を当該サーバのクライアント端末として構成することができる。
[制御系の構成]
以上のような構成を有する眼底観察装置1の制御系の構成について、図5を参照しつつ説明する。図5は、眼底観察装置1が具備する構成のうち、本発明に係る動作や処理に関わる部分を特に選択して示したものである。
眼底観察装置1の制御系は、コンピュータ200の制御部210を中心に構成される。制御部210は、本発明の「制御手段」の一例に相当するものであり、CPU201、RAM202、ROM203、ハードディスクドライブ204(制御プログラム204a)、通信インターフェイス208を含んで構成される。
制御部210は、制御プログラム204aに基づいて動作するCPU201により、前述の制御処理を実行する。特に、眼底カメラユニット1Aのミラー駆動機構241、242、243、244をそれぞれ制御することにより、ガルバノミラー141A、141B、クイックリターンミラー127、切換ミラー129を、それぞれ独立に動作させることができる。
また、詳細については後述するが、制御部210は、眼底観察装置1により撮影される2種類の画像、すなわち眼底カメラユニット1Aによる眼底Efの表面の2次元画像(眼底画像Ef′)と、OCTユニット150により得られた検出信号を基に形成される眼底Efの画像とを、ユーザインターフェイス230のディスプレイ207に並べて表示させるための制御を実行する。
ユーザインターフェイス(UI)230は、キーボード205やマウス206等の操作デバイスと、ディスプレイ207等の表示デバイスとを具備している。このユーザインターフェイス230は、本発明の「操作手段」及び「表示手段」の一例を構成するものである。
以下、制御部210による信号光LSの走査の制御態様について、そして画像処理部220による画像形成処理の態様について、それぞれ説明する。
〔信号光の走査について〕
信号光LSの走査は、前述のように、眼底カメラユニット1Aの走査ユニット141のガルバノミラー141A、141Bの反射面の向きを変更することにより行われる。制御部210は、ミラー駆動機構241、242をそれぞれ制御することで、ガルバノミラー141A、141Bの反射面の向きをそれぞれ変更し、信号光LSを眼底Ef上において走査する。
ガルバノミラー141Aの反射面の向きが変更されると、信号光LSは、眼底Ef上において水平方向(図1のx方向)に走査される。一方、ガルバノミラー141Aの反射面の向きが変更されると、信号光LSは、眼底Ef上において垂直方向(図1のy方向)に走査される。また、ガルバノミラー141A、141Bの双方の反射面の向きを同時に変更させることにより、x方向とy方向とを合成した方向に信号光LSを走査することができる。すなわち、これら2つのガルバノミラー141A、141Bを制御することにより、xy平面上の任意の方向に信号光LSを走査できる。
図6は、眼底Efの画像を形成するための信号光LSの走査態様の一例を表している。図6(A)は、信号光LSが被検眼Eに入射する方向から眼底Efを見た(つまり図1の−z方向から+z方向を見た)ときの、信号光LSの走査態様の一例を表す。また、図6(B)は、眼底Ef上の各走査線における走査点の配列態様の一例を表す。
図6(A)に示すように、信号光LSは、あらかじめ設定された矩形の走査領域R内を走査される。この走査領域R内には、x方向に複数(m本)の走査線R1〜Rmが設定されている。各走査線Ri(i=1〜m)に沿って信号光LSが走査されるときに、干渉光LCの検出信号が生成されるようになっている。
ここで、各走査線Riの方向を「主走査方向」と呼び、それに直交する方向を「副走査方向」と呼ぶことにする。したがって、信号光LSの主走査方向への走査は、ガルバノミラー141Aの反射面の向きを変更することにより為され、副走査方向への走査は、ガルバノミラー141Bの反射面の向きを変更することによって為される。
各走査線Ri上には、図6(B)に示すように、複数(n個)の走査点Ri1〜Rinがあらかじめ設定されている。
図6に示す走査を実行するために、制御部210は、まず、ガルバノミラー141A、141Bを制御し、眼底Efに対する信号光LSの入射目標を第1の走査線R1上の走査開始位置RS(走査点R11)に設定する。続いて、制御部210は、低コヒーレンス光源160を制御し、低コヒーレンス光L0をフラッシュ発光させて、走査開始位置RSに信号光LSを入射させる。CCD184は、この信号光LSの走査開始位置RSにおける眼底反射光に基づく干渉光LCを受光し、検出信号を制御部210に出力する。
次に、制御部210は、ガルバノミラー141Aを制御して、信号光LSを主走査方向に走査して、その入射目標を走査点R12に設定し、低コヒーレンス光L0をフラッシュ発光させて走査点R12に信号光LSを入射させる。CCD184は、この信号光LSの走査点R12における眼底反射光に基づく干渉光LCを受光し、検出信号を制御部210に出力する。
制御部210は、同様にして、信号光LSの入射目標を走査点R13、R14、・・・、R1(n−1)、R1nと順次移動させつつ、各走査点において低コヒーレンス光L0をフラッシュ発光させることにより、各走査点ごとの干渉光LCに対応してCCD184から出力される検出信号を取得する。
第1の走査線R1の最後の走査点R1nにおける計測が終了したら、制御部210は、ガルバノミラー141A、141Bを同時に制御して、信号光LSの入射目標を、線換え走査rに沿って第2の走査線R2の最初の走査点R21まで移動させる。そして、この第2の走査線R2の各走査点R2j(j=1〜n)について前述の計測を行うことで、各走査点R2jに対応する検出信号をそれぞれ取得する。
同様に、第3の走査線R3、・・・・、第m−1の走査線R(m−1)、第mの走査線Rmのそれぞれについて計測を行い、各走査点に対応する検出信号を取得する。なお、走査線Rm上の符号REは、走査点Rmnに対応する走査終了位置である。
それにより、制御部210は、走査領域R内のm×n個の走査点Rij(i=1〜m、j=1〜n)に対応するm×n個の検出信号を取得する。以下、走査点Rijに対応する検出信号をDijと表すことがある。
以上のような走査点の移動と低コヒーレンス光L0の出力との連動制御は、たとえば、ミラー駆動機構241、242に対する制御信号の送信タイミングと、低コヒーレンス光源160に対する制御信号(出力要求信号)の送信タイミングとを互いに同期させることによって実現することができる。
制御部210は、上述のように各ガルバノミラー141A、141Bを動作させるときに、その動作内容を示す情報として各走査線Riの位置や各走査点Rijの位置(xy座標系における座標)を記憶しておくようになっている。この記憶内容(走査位置情報)は、従来と同様に画像形成処理において用いられる。
〔画像形成処理について〕
画像処理部220による画像形成処理について、その一例を説明する。この画像処理部220は、本発明の「第2の画像処理手段」の一例に相当し、制御プログラム204aに基づいて動作するCPU201を含んで構成される。
画像処理部220は、各走査線Ri(主走査方向)に沿った眼底Efの断層画像の形成処理と、これら断層画像に基づく眼底Efの3次元画像の形成処理とを実行する。
主走査方向に沿った断層画像の形成処理は、従来と同様に、2段階の演算処理を含んで構成される。第1段階の演算処理においては、各走査点Rijに対応する検出信号Dijに基づいて、その走査点Rijにおける眼底Efの深度方向(図1に示すz方向)の画像を形成する。
図7は、画像処理部220により形成される断層画像の態様を表している。第2段階の演算処理においては、各走査線Riについて、その上のn個の走査点Ri1〜Rinにおける深度方向の画像に基づき、この走査線Riに沿った眼底Efの断層画像Giを形成する。このとき、画像処理部220は、各走査点Ri1〜Rinの位置情報(前述の走査位置情報)を参照して各走査点Ri1〜Rinの配列及び間隔を決定して、この走査線Riを形成するようになっている。以上の処理により、副走査方向(y方向)の異なる位置におけるm個の断層画像G1〜Gmが得られる。
次に、眼底Efの3次元画像の形成処理について説明する。眼底Efの3次元画像は、上記の演算処理により得られたm個の断層画像に基づいて形成される。画像処理部220は、隣接する断層画像Gi、G(i+1)の間の画像を補間する公知の補間処理を行うなどして、眼底Efの3次元画像を形成する。
このとき、画像処理部220は、各走査線Riの位置情報を参照して各走査線Riの配列及び間隔を決定して、この3次元画像を形成するようになっている。この3次元画像には、各走査点Rijの位置情報(前述の走査位置情報)と、深度方向の画像におけるz座標とに基づいて、3次元座標系(x、y、z)が設定される。
また、画像処理部220は、この3次元画像に基づいて、主走査方向(x方向)以外の任意方向の断面における眼底Efの断層画像を形成することができる。断面が指定されると、画像処理部220は、この指定断面上の各走査点(及び/又は補間された深度方向の画像)の位置を特定し、各特定位置における深度方向の画像(及び/又は補間された深度方向の画像)を3次元画像から抽出し、抽出された複数の深度方向の画像を配列させることにより当該指定断面における眼底Efの断層画像を形成する。
なお、図7に示す画像Gmjは、走査線Rm上の走査点Rmjにおける深度方向(z方向)の画像を表している。同様に、前述の第1段階の演算処理において形成される、各走査線Ri上の各走査点Rijにおける深度方向の画像を、「画像Gij」と表すことがある。
[動作態様1]
以上のような眼底観察装置1の動作について、図8に示すフローチャートを参照しつつ説明する。このフローチャートは、眼底観察装置1を用いた眼底Efの画像の取得処理及び取得した画像の観察作業の一態様、特に、ユーザインターフェイス230のディスプレイ207における眼底画像の表示処理の一例を表すものである。
まず、眼底カメラユニット1Aを用いて、撮像装置10による眼底Efの表面の2次元画像の撮影を行う(S1)。コンピュータ200の制御部210は、撮影された2次元画像を、ユーザインターフェイス230に表示させるとともに(S2)、この2次元画像の画像データを、たとえばハードディスクドライブ204等の記憶装置に保存する(S3)。
図9は、ステップS2において、ユーザインターフェイス230のディスプレイ207に表示される眼底Efの2次元画像の一例を表している。制御部210は、ディスプレイ207のスクリーン上に、眼底画像表示領域207Aと断層画像表示領域207Bとを並べるようにして表示させる。眼底画像表示領域207Aには、ステップS1にて撮影された眼底Efの2次元画像(眼底画像Ef′)が表示される。
なお、眼底画像表示領域207Aには、この領域207A内における位置を表す座標系(ξ、η)があらかじめ設定されている。この座標系(ξ、η)としては、たとえば、ディスプレイ207のスクリーン上における各ピクセルの位置を表す2次元座標系を適用することができる。
この座標系(ξ、η)は、眼底画像表示領域207A内の2次元画像(眼底画像Ef′)上における位置を表す画像位置情報として用いられる。また、座標系(ξ、η)は、前述のxy座標系における走査位置情報(x、y)とあらかじめ関連付けられている。それにより、眼底画像表示領域207A内(特に眼底画像Ef′上)の位置と、OCTユニット150等を用いて得られる3次元画像に設定された前述の3次元座標(x、y、z)の部分座標系(x、y)における位置とが、互いに関連付けられることになる。また、眼底画像Ef′と断層画像は、同一の撮影光学系120(の光軸)を介して得られた光に基づいて形成されるように構成されているので、xyz座標系におけるxy座標系は、眼底画像Ef′に対しても定義されている。また、座標系(ξ、η)は、ディスプレイ207のスクリーン上に定義されているので、断層画像表示領域207B内においても定義されている。そして、断層画像表示領域207B内における座標系(ξ、η)は、断層画像(3次元画像G)におけるxyz座標系と関連付けられている。
また、図9に示す注目部位Tは、診断等を行うために検者が注目すべき病変部などの部位を示している。一方、断層画像表示領域207Bは、OCTユニット150によって得られる検出信号に基づいて形成される、後述の眼底Efの断層画像を表示するための領域である。
次に、OCTユニット150と眼底カメラユニット1Aとを用いて、眼底Efの断層画像を形成するための計測を行う(S4)。このとき、制御部210は、ガルバノミラー141A、141Bを制御して、信号光LSを眼底Ef上にて走査する。
画像処理部220は、OCTユニット150から順次出力される検出信号に基づいて、各走査点Rijにおける眼底Efの深度方向の画像Gijを形成し、これらの画像Gijに基づいて各走査線Riに沿った断層画像Giを形成し、これらの断層画像Giに基づいて眼底Efの3次元画像を形成する(S5)。制御部210は、(少なくとも)この3次元画像の画像データを、たとえばハードディスクドライブ204等の記憶装置に保存する(S6)。
以上で、被検眼Eの眼底Efの画像の取得処理は終了となる。なお、眼底Efの表面の2次元画像を取得する処理(ステップS1〜S3)と、眼底Efの断層画像を取得する処理(ステップS4〜S6)との順序は、どちらが先でどちらが後でもよい。さて、続いて、検者は、この2種類の画像を用いて眼底Efを観察する。
まず、検者は、ディスプレイ207の眼底画像表示領域207Aに表示された2次元画像Ef′(図9参照)を観察して、病変部などの注目部位Tを確認し(S7)、ユーザインターフェイス230のたとえばマウス206を操作して、図10に示すように、この注目部位Tを通過するように線(注目線Lと呼ぶことにする。)を指定入力する(S8)。
画像処理部220は、前述の画像位置情報(ξ、η)と走査位置情報(x、y)との関連情報を参照し、ステップS6にて保存された3次元画像の画像データに基づいて、注目線Lに沿った断面画像を形成する(S9)。制御部210は、この注目線Lに沿った断層画像を断層画像表示領域207Bに表示させる(S10)。このとき、眼底画像表示領域207Aは、図10と同様に、眼底画像Ef′と注目線Lとが表示された状態が保持されている。
図11は、ステップS10の時点におけるディスプレイ207の表示内容の一例を表している。同図に示すように、眼底画像表示領域207Aには、眼底画像Ef′と注目線Lとが表示され、断層画像表示領域207Bには、注目線Lを断面位置とする眼底Efの断層画像GLが表示されている。検者は、並んで表示された2種類の画像を参照して、眼底Efの状態を観察する(S11)。
なお、他の断面位置における断層画像を観察したい場合、眼底画像Ef′上に新たな注目線L′(図示せず)を指定入力してやる。それに対応して、眼底画像表示領域207Aの表示内容が眼底画像Ef′及び注目線L′に移行され、断層画像表示領域207Bの表示内容が注目線L′を断面位置とする断層画像GL′に移行される。
[動作態様2]
本実施形態に係る眼底観察装置1の動作は、上述のものに限定されるものではなく、たとえば以下に説明するような動作を実行することも可能である。
図12に示すフローチャートは、眼底観察装置1の他の動作態様の例を表している。同図に示す動作態様において、検者が2次元画像(眼底画像Ef′)上の注目部位を確認するまでの工程(図8のフローチャートのステップS1〜S7)は、上記の動作態様1と同様である。
検者は、眼底Efの表面の2次元画像(眼底画像Ef′)上の注目部位T(図9参照)を確認したら(S7)、この注目部位Tの少なくとも一部を含む注目領域を指定入力する(S21)。この注目領域は、注目部位Tの状態を把握するにあたって、検者が特に注目を所望する領域である。
図13は、この注目領域の指定態様の一例を表すものである。同図の眼底画像表示部207Aに表示された眼底画像Ef′の注目部位Tに対して指定入力された注目領域Pは、矩形の領域とされている。
このような注目領域Pを指定するために、検者は、たとえば、ユーザインターフェイス230のマウス206を操作して眼底画像表示領域207A上の所望の位置にマウスポインタを合わせた状態でマウスボタンを押下してマウスポインタが指し示す位置(一点)を指定するとともに、この押下状態を保持しつつマウスポインタを他の点まで移動させてマウスボタンの押下を解除することにより当該他の点を指定する(一般に「ドラッグ」と呼ばれる操作と同様の操作である。)。それにより、これら2つの点を対角線の両端とする矩形の領域が指定入力される。
なお、注目領域は、一般に、図13に示すような矩形領域に限定されるものではなく、たとえば円形や楕円形などの任意の形状の領域とすることができる。また、注目領域の指定入力の操作方法についても、上記の操作方法に限定されるものではなく、たとえばペンタブレット等の入力デバイスを用いた手書き入力など、任意の方法を適宜に用いることが可能である。
また、図13の断層画像表示領域207Bには、ステップS5にて形成された3次元画像Gが表示されている。この3次元画像Gの眼底表面Gaは、眼底画像Ef′に相当する。
さて、検者により注目領域Pが指定入力されると(S21)、画像処理部220は、ステップS5にて形成された眼底Efの3次元画像に基づいて、この注目領域Pに対応する3次元画像の部分領域の画像と、この部分領域の境界位置における断層画像を形成する(S22)。
ここで、注目領域Pに対応する3次元画像の部分領域とは、この注目領域P内の各点における深度方向の画像の集合を意味する。すなわち、3次元画像全体のうち、2次元の注目領域Pの深度方向(z方向)に延びる3次元領域のみを抽出して形成される画像である。
図14は、眼底画像Ef′上における注目領域Pに対応する、3次元画像Gの部分領域GPの一例を示している。なお、この部分領域GPは、点線で示す部分だけではなく、注目領域P自体も含んでいる。
このような部分画像は、たとえば、3次元画像の全体から、注目領域P内の各点における深度方向の画像のみを抽出することによって形成することができる。
また、部分領域の境界位置における断層画像とは、3次元画像全体において、部分画像の内部領域と外部領域とを分ける境界面の断層画像を意味している。このような断層画像は、たとえば、注目領域Pの境界位置の各点における深度方向の画像を抽出することによって形成することができる。
画像処理部220は、ステップS22にて形成された注目領域Pに対応する部分領域の境界位置に、同じくステップS22にて形成された断層画像を合成することにより、当該部分領域を3次元画像全体から切り出したときの状態を表す画像を形成する(S23)。この画像は3次元画像であり、本発明に言う「3次元部分画像」の一例に相当するものである。
図15に、3次元部分画像の形態の一例を示す。同図に示す3次元部分画像GP′は、図14の部分領域GPに対応する3次元部分画像である。この3次元部分画像GP′の側面(境界面)には、それぞれ断層画像が合成されている。
制御部210は、ステップS23にて形成された3次元部分画像を、断層画像表示領域207Bに表示させる(S24)。このとき、眼底画像表示領域207Aには、図13と同様に、眼底画像Ef′と注目領域Pとが表示されている。
図16は、ステップS24の時点におけるディスプレイ207の表示内容の一例を表している。同図に示すように、眼底画像表示領域207Aには、眼底画像Ef′と注目領域Pとが表示され、断層画像表示領域207Bには、注目領域Pに対応する眼底Efの3次元部分画像GP′が表示されている。検者は、並んで表示された2種類の画像を参照して、眼底Efの状態を観察する(S25)。
なお、この3次元部分画像GP′の或る断面位置における断層画像を観察したい場合には、前述の動作態様1と同様に(図8のステップS8参照)、ユーザインターフェイス230のマウス206を操作して、眼底画像Ef′の注目領域P上に注目線を指定入力する(S26)。
画像処理部220は、3次元部分画像GP′の画像データに基づいて、この注目線に沿った断面画像を形成する(S27)。制御部210は、この注目線に沿った断層画像を断層画像表示領域207Bに表示させる(S28)。このとき、眼底画像表示領域207Aには、眼底画像Ef′と注目領域Pと当該注目線とが表示される(図示省略)。
なお、他の注目領域における3次元部分画像を観察したい場合、検者は、眼底画像Ef′上に新たな注目領域Q(図示せず)の指定入力を行う。それに対応して、眼底画像表示領域207Aの表示内容が眼底画像Ef′及び注目領域Qに移行され、断層画像表示領域207Bの表示内容が注目領域Qに対応する3次元部分画像GQ′に移行される。
また、他の注目線に沿った断層画像を観察したい場合には、上記の動作態様1と同様に所望の注目線を指定入力すれば、その断層画像が表示される。
[作用効果]
以上のような本実施形態に係る眼底観察装置1によれば、以下のような作用、効果が奏される。
この眼底観察装置1は、(1)被検眼Eの眼底Efの表面の2次元画像Ef′を形成する眼底カメラユニット1Aと、(2)眼底Efの断層画像Gi等を形成するOCTユニット150及びコンピュータ200の画像処理部220と、(3)コンピュータ200のディスプレイ207と、(4)眼底カメラユニット1Aにより形成された2次元画像Ef′とOCTユニット150及び画像処理部220により形成された断層画像Gi等とをディスプレイ207に並べて表示させるとともに、眼底Efの表面における当該断層画像Gi等の断面位置を表す断面位置情報(注目線L、注目領域P)を2次元画像Ef′に重ねて表示させる制御部210とを備えることを特徴としている。
したがって、この眼底観察装置1によれば、眼底Efの表面の2次元画像Ef′と眼底Efの断層画像Gi等とがディスプレイ207上に並べて表示されるとともに、断層画像Gi等の断面位置を示す断面位置情報が2次元画像Ef′上に表示されることから(図11、図16参照)、検者は、2次元画像Ef′上における断層画像Gi等の位置を容易に一目で把握することができる。それにより、2次元画像Ef′と断層画像Gi等との相互の位置関係を容易に把握することが可能となる。
また、眼底観察装置1は、図1に示すように、OCTユニット150からの信号光LSを、眼底カメラユニット1Aの撮影光学系120の光路(の一部)を介して眼底Efに照射し、また、信号光LSの眼底反射光を同じく撮影光学系120の光路(の一部)を介してOCTユニット150に案内するように構成されている。
したがって、眼底カメラユニット1Aにより撮影される眼底Efの表面の2次元画像Ef′と、OCTユニット150等により形成される眼底Efの断層画像Gi等との双方を、同一の光路に沿って案内された眼底反射光に基づいて取得することができ、双方の画像の位置関係を容易に対応付けることが可能なように構成されている。なお、本実施形態においては、図1、図6、図7に示したxyz座標系におけるxy座標平面によって、眼底Efの表面の2次元画像Ef′と断層画像Gi等との位置関係を相互に関連付けるようになっている。
また、眼底観察装置1は、ユーザインターフェイス230(のマウス206)を更に備え、眼底Efに対する信号光LSの入射位置を主走査方向(x方向)及び副走査方向(y方向)にそれぞれ走査する走査ユニット141を眼底カメラユニット1A内に備えている。更に、コンピュータ200の画像処理部220は、副走査方向の異なる複数の位置の走査線R1〜Rmに対応する、主走査方向に沿った断層画像G1〜Gmをそれぞれ形成し、この断層画像G1〜Gmに基づいて眼底Efの3次元画像を形成するとともに、ディスプレイ207に表示された2次元画像Ef′上にユーザインターフェイス230により断面位置(注目線L)が指定されたときに(図10参照)、この断層位置における断層画像GLを3次元画像に基づいて形成するようになっている。そして、制御部210は、この断層画像GLと2次元画像Ef′とを並べてディスプレイ207に表示させるとともに、当該断面位置Lを表す断面位置情報(注目線L)を2次元画像Ef′に重ねて表示させるようになっている(図11参照)。
このように、ディスプレイ207に表示された眼底Efの2次元画像Ef′上の所望の断面位置が指定されたことに対応して、この断面位置における断層画像がディスプレイ207上に2次元画像Ef′と並んで表示され、更に、当該断面位置を示す情報が2次元画像Ef′上に表示される。したがって、眼底Efの所望の位置における断面の状態を詳細に観察できるとともに、眼底Efにおける当該断面の位置を容易に把握することが可能になる。
また、コンピュータ200の画像処理部220は、図14に示すように、眼底Efの3次元画像Gの任意の部分領域GPの画像と、この部分領域GPの境界位置における断層画像とを形成し、部分領域GPの画像と境界位置における断層画像とに基づいて、当該部分領域GPに対応する3次元部分画像GP′を形成する(図15参照)。制御部210は、図16に示すように、形成された3次元部分画像GPを2次元画像Ef′と並べてディスプレイ207に表示させるとともに、部分領域GPの境界位置を表す断面位置情報(注目領域P)を2次元画像Ef′に重ねて表示させるようになっている。
それにより、眼底Efの3次元画像Gの任意の部分領域GPの状態の観察を容易に行うことができるとともに、2次元画像Ef′上における当該部分領域GPの位置を容易に把握することが可能となる。
また、眼底観察装置1は、眼底Efの3次元画像Gの部分領域GPを指定するためのユーザインターフェイス230(のマウス206)を備えている。検者は、マウス206を操作して2次元画像Ef′上に注目領域Pを指定入力することにより、この注目領域Pに対応する部分領域GPを指定することができる。それにより、3次元画像Gにおける所望の位置を詳細に観察できるとともに、当該所望の位置の2次元画像Ef′上における位置を容易に把握することが可能となる。
また、眼底観察装置1は、3次元画像Gの部分領域GP内の断面位置における断層画像を2次元画像Ef′と並べてディスプレイ207に表示させるとともに、当該断面位置を表す断面位置情報を2次元画像Ef上に表示させることができるので、部分領域GP内の任意の断面の状態を詳細に観察することが可能となる。
[変形例]
以上の第1の実施形態において詳述した構成は、本発明に係る眼底観察装置、眼底画像表示装置及び眼底観察プログラムを好適に実施するための具体的構成の一例に過ぎない。すなわち、本発明に係る眼底観察装置、眼底画像表示装置及び眼底観察プログラムは、上述した構成に限定されるものではなく、たとえば以下に説明するような任意の変形を適宜に施すことが可能である。
本発明に係る眼底観察装置の第1の画像形成手段は、眼底カメラ(ユニット)に限定されるものではなく、眼底表面の2次元画像の形成することが可能な任意の撮影装置を適用することが可能である。たとえば、スリットランプ(細隙灯顕微鏡装置)などを第1の画像形成手段として用いることができる。
同様に、第2の画像形成手段についても、光画像形成装置(OCT装置、OCTユニット)に限定されるものではなく、たとえば、トランスイルミネーションCT(Transillumination CT)装置、フォトアコースティクストモグラフィ(Photoacoustics Tomography)装置、共焦点顕微鏡装置(Confocal Microscope)などの撮影装置を用いることが可能である。
また、上記の実施形態では、OCTユニット150(第2の画像形成手段)からの信号光LSを、眼底カメラユニット1A(第1の画像形成手段)の撮影光学系120の光路の一部を介して被検眼Eに導く構成を採用しているが、本発明においては一般にその必要はない。すなわち、各ユニット(装置)を個別に配設し、ユニット間の位置関係に基づいて、形成される画像間の位置関係を算出することにより、2次元画像上における断面位置情報の位置を求めるような構成を適用することも可能である。しかし、上記実施形態の方が装置構成がシンプルであり、更に、画像表示までの処理時間についても短くて済むので好適と思われる。
また、上記の実施形態では、1台のコンピュータ200により画像形成処理(画像処理部220)と表示制御処理(制御部210)との双方を実行するようになっているが、これらの処理をそれぞれ別々のコンピュータで行うような構成を適用することも可能である。
〈第2の実施の形態〉
本発明に係る眼底観察装置の第2の実施の形態について説明する。
本実施形態は、並列表示された2つの画像の一方の画像上の一点が検者によって指定されたときに、この指定された一点に対応する他方の画像上の位置に情報(指定位置情報)を表示するように動作するものである。
また、本実施形態は、表示画像上の一点が指定されたときに、この指定された一点を含む他の画像を形成するとともに、この他の画像上における当該一点に対応する位置に情報(指定位置情報)を表示するように動作するものである。なお、
[構成]
本実施形態に係る眼底観察装置の制御系の構成の一例を図17に示す。この眼底観察装置1000は、第1の実施形態と同様の光学系の構成、ハードウェア構成、外観構成を備えている(図1〜図4、図42参照)。また、眼底観察装置1000は、第1の実施形態と同様に、眼底カメラユニット1A、OCTユニット150及びコンピュータ200を備えている。
眼底観察装置1000のコンピュータ200には、ディスプレイ207(表示手段)に表示された画像に対して検者が指定した位置(一点)の座標値を記憶するための指定位置記憶部240が設けられている。この指定位置記憶部240は、本発明の「記憶手段」の一例として機能するものであって、たとえばハードディスクドライブ204等の記憶装置により構成される。指定位置記憶部240に対する情報の記憶処理と、指定位置記憶部240からの情報の読み出し処理は、制御部210(CPU201)が実行する。
以下、主として制御部210の動作を説明しつつ、本実施形態に係る眼底観察装置1000の動作態様(第1〜第8の動作態様)及びその作用効果を説明する。なお、各動作態様は、図4に示した制御プログラム204aにしたがって実行される。
[動作態様1]
この眼底観察装置1000の第1の動作態様について、図18に示すフローチャートを参照しつつ説明する。この動作態様は、眼底表面の2次元画像(眼底画像)と眼底の断層画像とがディスプレイ207に並んで表示されているときに(S31)、検者が、2次元画像上の一点を指定した場合における眼底観察装置1000の動作の一例を説明するものである。
図19は、眼底表面の2次元画像(眼底画像Ef′)及び断層画像の表示態様の一例を表している。これらの画像は、たとえば、第1の実施形態で説明した要領にてディスプレイ207に表示される(図11参照)。
このディスプレイ207には、眼底画像表示領域207Aと断層画像表示領域207Bが設けられている。眼底画像表示領域207Aには、眼底画像Ef′と注目線Lとが表示されている。また、断層画像表示領域207Bには、眼底画像Ef′上の注目線Lを断面位置とする、眼底Efの断層画像GLが表示されている。
図19に示すディスプレイ207には、マウス206への操作によって表示位置が移動されるマウスポインタ206aが表示されている。
検者は、図19に示すように、マウス206を操作して注目線L上の一点(特に注目する部位等)Laにマウスポインタ206aを合わせてクリック操作を行うことにより、当該一点Laを指定する(S32)。指定された一点Laの位置を示す情報(座標値)が、ユーザインターフェイス230から制御部210に送られる。
注目線L上の一点Laの座標値は、たとえば、第1の実施形態にて説明したディスプレイ207のピクセル位置を表す2次元座標系(ξ、η)により表現された座標値(ξa、ηa)である。
制御部210は、一点Laの座標値(ξa、ηa)を変換して、眼底画像Ef′(の画像データ)に定義されたxy座標系による一点Laの座標値(xa、ya)を取得する(S33)。そして、制御部210は、この一点Laの座標値(xa、ya)を指定位置記憶部240に記憶する(S34)。このとき、一点Laのz座標値za(眼底Efの表面に相当するz座標値)についても演算を行って記憶するようにしてもよい。
また、制御部210は、ステップS33にて取得した一点Laの座標値(xa、ya)に対応する断層画像GL上の位置を求める(S35)。そのために、たとえば、座標値(xa、ya)を通過し、かつ、z方向(深度方向)に延びる直線{(xa、ya、z):z=任意}を求める(この直線が、座標値(xa、ya)に対応する断層画像GL上の位置となる。)。
更に、制御部210は、ステップS35にて求めた一点Laに対応する断層画像GL上の位置を表す指定位置情報を、断層画像表示領域207Bに表示された断層画像GLに重ねて表示させる(S36)。このとき、制御部210は、第1の実施形態で説明したxyz座標系とξη座標系との関連付けに基づいて、ステップS35にて得られた直線{(xa、ya、z):z=任意}をξη座標系(断層画像表示領域207Bに定義されたξη座標系)に変換し、それにより得られた直線に沿った指定位置情報La′を表示させる。図20は、このようにして得られる指定位置情報La′の表示態様の一例を表している。
なお、ステップS34にて指定位置記憶部240に記憶された指定位置(一点La)を示す情報(座標値)は、その後に画像を観察するとき(たとえば経過観察において過去の画像と比較するとき等)に制御部210によって読み出される。そして、読み出された情報に基づいて、断層画像GL上に指定位置情報(La′)が表示される。
当該動作態様においては、断層画像GL上にのみ指定位置情報を表示させるようになっているが、眼底画像Ef′上にも指定位置情報を表示させるように構成してもよい。たとえば、ステップS32において眼底画像Ef′上の一点Laが指定されたときに、この一点Laに指定位置情報を表示させることができる。
また、当該動作態様においては、マウスポインタ206aを眼底画像Ef′上の所望の位置まで移動させた後にクリック操作を行って指定位置を確定するようになっているが(ステップS32参照)、たとえば、眼底画像Ef′上におけるマウスポインタ206aの移動に追従させるように、指定位置情報を断層画像GL上に表示させるように構成してもよい。
本動作態様によれば、並んで表示される眼底画像Ef′と断層画像GLについて、眼底画像Ef′上の位置(一点La)を指定すると、その指定位置に対応する断層画像GL上の位置に指定位置情報(La′)が表示されるので、検者は、眼底画像Ef′上の位置と断層画像GL上の位置との関係を容易に把握することができる。
[動作態様2]
次に、眼底観察装置1000の第2の動作態様について、図21に示すフローチャートを参照しつつ説明する。この動作態様は、眼底表面の2次元画像(眼底画像)と眼底の断層画像とがディスプレイ207に並んで表示されているときに(S41)、検者が、断層画像上の一点を指定した場合における眼底観察装置1000の動作の一例を説明するものである。
図22は、眼底画像Ef′と断層画像GLの表示態様の一例を表している。これらの画像は、たとえば、第1の実施形態で説明した要領にてディスプレイ207に表示される(図11参照)。
検者は、図22に示すように、マウス206を操作して断層画像GL中の眼底表面に相当する画像領域上の一点GLaにマウスポインタ206aを合わせてクリック操作を行うことにより、当該一点GLaを指定する(S42)。指定された一点GLaの位置を示す情報(座標値)が、ユーザインターフェイス230から制御部210に送られる。
断層画像GL上の一点GLaの座標値は、ξη座標系による座標値(ξb、ηb)で表される。
制御部210は、一点GLaの座標値(ξb、ηb)を変換して、断層画像GL(3次元画像G)に定義されたxyz座標系による一点GLaの座標値(xb、yb、zb)を取得する(S43)。そして、制御部210は、この一点GLaの座標値(xb、yb、zb)を指定位置記憶部240に記憶する(S44)。
また、制御部210は、ステップS43にて取得した一点GLaの座標値(xb、yb、zb)に対応する眼底画像Ef′上の位置を求める(S45)。そのために、たとえば、眼底画像Ef′においてはxyz座標系のz座標値が考慮されないことに基づいて、一点GLaの座標値(xb、yb、zb)をxy座標面(眼底表面に相当する面に平行である。)に投影して座標値(xb、yb)を求める(この座標値が、一点GLaの座標値(xb、yb、zb)に対応する眼底画像上の位置となる。)。
更に、制御部210は、ステップS45にて求めた一点GLaに対応する眼底画像Ef′上の位置を表す指定位置情報GLa′を、眼底画像表示領域207Aに表示された眼底画像Ef′に重ねて表示させる(S46)。このとき、制御部210は、第1の実施形態で説明したxyz座標系とξη座標系との関連付けに基づいて、ステップS45にて得られた座標値(xb、yb)をξη座標系(眼底画像表示領域207Aに定義されたξη座標系)に変換し、それにより得られた座標値(ξb′、ηb′)で特定される眼底画像Ef′上の位置に指定位置情報GLa′を表示させる。図23は、このようにして得られる指定位置情報GLa′の表示態様の一例を表している。
なお、ステップS44にて指定位置記憶部240に記憶された指定位置(一点GLa)を示す情報(座標値)は、後に画像を観察するときに読み出され、眼底画像Ef′上に指定位置情報(GLa′)が表示されることになる。
当該動作態様においては、眼底画像Ef′上にのみ指定位置情報を表示させるようになっているが、断層画像GL上の指定位置(一点Laの位置)にも指定位置情報を表示させるように構成してもよい。
また、当該動作態様においては、マウスポインタ206aを断層画像GL上の所望の位置まで移動させた後にクリック操作を行って指定位置を確定するようになっているが(ステップS42参照)、たとえば、断層画像GL上におけるマウスポインタ206aの移動に追従させるように、指定位置情報を眼底画像Ef′上に表示させるように構成してもよい。
また、当該動作態様においては、断層画像GL中の眼底表面に相当する画像領域上の一点を指定した場合に実行される処理について説明したが、眼底表面よりも深部の位置(一点)が指定された場合についても同様の処理を行うことができる。たとえば、眼底表面に相当する位置のη座標値η0をあらかじめ設定しておき、断層画像GLの眼底の深部に相当する位置が指定されたときに、その指定位置の座標値(ξb、ηb)のη座標値ηbをη0に変換して得られる(ξb、η0)に対して上記処理を実行することにより、同様の結果を得ることができる。
本動作態様によれば、並んで表示される眼底画像Ef′と断層画像GLについて、断層画像GL上の位置(一点GLa)を指定すると、その指定位置に対応する眼底画像Ef′上の位置に指定位置情報(GLa′)が表示されるので、検者は、眼底画像Ef′上の位置と断層画像GL上の位置との関係を容易に把握することができる。
[動作態様3]
次に、眼底観察装置1000の第3の動作態様について、図24に示すフローチャートを参照しつつ説明する。この動作態様は、(少なくとも)眼底Efの断層画像がディスプレイ207に表示されているときに(S51)、この断層画像の眼底表面よりも深部の位置を検者が指定した場合における眼底観察装置1000の動作の一例を説明するものである。
図25は、断層画像GL(及び眼底画像Ef′)の表示態様の一例を表している。検者は、同図に示すように、マウス206を操作して断層画像GL中の眼底の深部に相当する画像領域上の一点GLbにマウスポインタ206aを合わせてクリック操作を行うことにより、当該一点GLbを指定する(S52)。指定された一点GLbの位置を示す情報(座標値)が、ユーザインターフェイス230から制御部210に送られる。
断層画像GL上の一点GLbの座標値は、ξη座標系による座標値(ξc、ηc)で表される。
制御部210は、一点GLbの座標値(ξc、ηc)を変換して、断層画像GL(3次元画像G)に定義されたxyz座標系による一点GLbの座標値(xc、yc、zc)を取得する(S53)。制御部210は、この一点GLbの座標値(xc、yc、zc)を指定位置記憶部240に記憶する(S54)。
また、制御部210は、この座標値(xc、yc、zc)のz座標値zcを画像処理部220に送る。画像処理部220は、このz座標値zcを受けると、眼底Efの3次元画像の画像データ(第1の実施形態参照)に基づいて、断面位置z=zcにおける断層画像(深部断層画像)GDの画像データを形成する(S55)。この深部断層画像GDは、xy座標面に平行な2次元画像、換言するとz方向(深度方向)に直交する2次元画像であり、かつ、一点GLbの座標値(xc、yc、zc)を含んでいる。
更に、制御部210は、ステップS55にて形成された深部断層画像GDを眼底画像表示領域207Aに表示させる(それにより、断層画像GLと並べて表示される。)とともに(S56)、ステップS53にて取得された座標値(xc、yc、zc)に対応する深部断層画像GD上の位置を表す指定位置情報GLb′を、この深部断層画像GDに重ねて表示させる(S57)。このとき、制御部210は、第1の実施形態で説明したxyz座標系とξη座標系との関連付けに基づいて、座標値(xc、yc、zc)をξη座標系((眼底画像表示領域207Aに定義されたξη座標系)に変換し、それにより得られた座標値(ξc′、ηc′)で特定される深部断層画像GD上の位置に指定位置情報GLb′を表示させる。図26は、このようにして得られる指定位置情報GLb′の表示態様の一例を表している。また、この図26に示すように、断層画像GLの断層位置を表す注目線Lを深部断層画像GDに表示させることが望ましい。
なお、ステップS54にて指定位置記憶部240に記憶された指定位置(一点GLb)を示す情報(座標値(xc、yc、zc))は、後に画像を観察するときに読み出され、深部断層画像GD上に指定位置情報(GLb′)が表示されることになる。なお、眼底画像Ef′を表示させる場合には、座標値(xc、yc、zc)をxy座標面に投影して得られる座標値(xc、yc)で特定される眼底画像Ef′上の位置に指定位置情報を表示させることができる。
上述した当該動作態様においては、深部断層画像GD上にのみ指定位置情報を表示させるようになっているが、断層画像GL上の指定位置(一点GLbの位置)にも指定位置情報を表示させるように構成してもよい。
また、上述した当該動作態様においては、マウスポインタ206aを断層画像GL上の所望の位置まで移動させた後にクリック操作を行って指定位置を確定するようになっているが(ステップS52参照)、たとえば、断層画像GL上におけるマウスポインタ206aの移動に追従させるようにして、深部断層画像の形成処理及び表示処理と、指定位置情報の表示処理とを実行するように構成してもよい。
本動作態様によれば、断層画像GL上の位置(一点GLb)を指定すると、その指定位置の深度を断面位置とするz方向に直交する2次元画像(深部断層画像)を形成し、断層画像GLと並べて表示させるとともに、断面位置上の指定位置に対応する深部断層画像上の位置に指定位置情報(GLb′)が表示されるので、検者は、断層画像GL上の位置と深部断層画像上の位置との関係を容易に把握することができる。
[動作態様4]
次に、眼底観察装置1000の第4の動作態様について、図27に示すフローチャートを参照しつつ説明する。
まず、画像処理部220が、第1の実施形態にて説明した眼底Efの3次元画像の画像データに基づいて、眼底Efの所定の深度(z座標値z=zd)における深度方向に直交する断層画像(深部断層画像)GDの画像データを形成する(S61)。この深部断層画像GDの深度z=zdは、たとえば検者によって指定されるものである。制御部210は、形成された画像データに基づいて、この深部断層画像GDをディスプレイ207に表示させる(S62)。
図28は、深部断層画像GDの表示態様の一例を表している。同図においては、深部断層画像GDは、ディスプレイ207の眼底画像表示領域207Aに表示されている。検者は、マウス206を操作して、深部断層画像GD上に注目線L(図28参照)を指定する(S63)。
制御部210は、第1の実施形態と同様の処理を行って、指定された注目線Lの座標値を取得して画像処理部220に送る。画像処理部220は、この注目線Lに沿った断層画像GL(深度方向に断面を有する断層画像である。)の画像データを形成する(S64)。制御部210は、図29に示すように、この断層画像GLを断層画像表示領域207Bに表示させる(S65)。それにより、ディスプレイ207には、深部断層画像GDと断層画像GLとが並んで表示される。
更に、検者は、図28に示すように、深部断層画像GD上の一点GLcにマウスポインタ206aを合わせてクリック操作を行うことにより、当該一点GLcを指定する(S66)。制御部210は、指定された一点GLcの位置を示す座標値(ξc、ηc)を受け、これを変換してxyz座標系における(xd、yd、zd)を取得するとともに(S67)、この座標値(xd、yd、zd)を指定位置記憶部240に記憶する(S68)。
また、制御部210は、ステップS67にて取得された座標値(xd、yd、zd)に対応する断層画像GL上の位置を表す指定位置情報GLc′を、この断層画像GLに重ねて表示させる(S69)。このとき、制御部210は、第1の実施形態で説明したxyz座標系とξη座標系との関連付けに基づいて、座標値(xd、yd、zd)をξη座標系(断層画像表示領域207Bに定義されたξη座標系)に変換し、それにより得られた座標値(ξc′、ηc′)で特定される断層画像GL上の位置に指定位置情報GLc′を表示させる。図29は、このようにして得られる指定位置情報GLc′の表示態様の一例を表している。
なお、ステップS68にて指定位置記憶部240に記憶された指定位置(一点GLc)を示す情報(座標値(xd、yd、zd))は、後に画像を観察するときに読み出され、断層画像GL上に指定位置情報(GLc′)が表示されることになる。
上述した当該動作態様においては、断層画像GL上にのみ指定位置情報を表示させるようになっているが、深部断層画像GD上の指定位置(一点GLcの位置)にも指定位置情報を表示させるように構成してもよい。
また、上述した当該動作態様においては、マウスポインタ206aを深部断層画像GD上の所望の位置まで移動させた後にクリック操作を行って指定位置を確定するようになっているが(ステップS66参照)、たとえば、深部断層画像GD上におけるマウスポインタ206aの移動に追従させるようにして、断層画像の形成処理及び表示処理と、指定位置情報の表示処理とを実行するように構成してもよい。
また、当該動作態様においては、深部断層画像GD上に検者が注目線Lを指定入力したことに対応して、当該注目線Lを断面位置とする断層画像GLを形成して表示するようになっているが、本発明はこの構成に限定されるものではない。たとえば、検者が深部断層画像GD上の一点GLcを指定したことに対応し、この一点GLcを通過する注目線Lを適宜に設定するとともに、この自動設定された注目線Lを断面位置とする断層画像GLを形成して表示するように構成することができる。この注目線Lの自動設定処理としては、たとえば、過去の検査において用いられた注目線Lの向きやサイズ(長さ)の保存情報を読み出して自動設定するように構成することができる。また、注目線Lの方向(たとえばx方向やy方向等)とサイズとをあらかじめ設定しておくとともに、指定された一点GLcがたとえば中点に配置されるように注目線Lを自動設定するように構成することも可能である。
本動作態様によれば、深部断層画像GD上の位置(一点GLc)を指定すると、その指定位置を含む断面位置を有する断層画像GLを形成して深部断層画像GDと並べて表示させるとともに、当該指定位置に対応する断層画像GL上の位置に指定位置情報(GLc′)が表示されるので、検者は、深部断層画像上の位置と断層画像GL上の位置との関係を容易に把握することができる。
[動作態様5]
次に、眼底観察装置1000の第5の動作態様について、図30に示すフローチャートを参照しつつ説明する。この動作態様は、眼底表面の2次元画像(眼底画像)と眼底の3次元(部分)画像とがディスプレイ207に並んで表示されているときに(S71)、検者が、2次元画像上の一点を指定した場合における眼底観察装置1000の動作の一例を説明するものである。
図31は、眼底Efの表面の2次元画像(眼底画像Ef′)及び3次元画像の表示態様の一例を表している。これらの画像は、たとえば、第1の実施形態で説明した要領にてディスプレイ207に表示される(図16参照)。
検者は、図31に示すように、マウス206を操作して注目領域P上の一点(特に注目する部位等)Paにマウスポインタ206aを合わせてクリック操作を行うことにより、当該一点Paを指定する(S72)。指定された一点Paの位置を示す座標値(ξd、ηd)が、ユーザインターフェイス230から制御部210に送られる。
制御部210は、一点Paの座標値(ξd、ηd)を変換して、眼底画像Ef′(の画像データ)に定義されたxy座標系による一点LPaの座標値(xe、ye)を取得する(S73)。そして、制御部210は、この一点Paの座標値(xe、ye)を指定位置記憶部240に記憶する(S74)。このとき、一点Paのz座標値ze(眼底Efの表面に相当するz座標値)についても演算を行って記憶するようにしてもよい。
また、制御部210は、ステップS73にて取得した一点Paの座標値(xe、ye)に対応する3次元部分画像GP′上の位置を求める(S75)。そのために、たとえば、座標値(xe、ye)を通過し、かつ、z方向(深度方向)に延びる直線{(xe、ye、z):z=任意}を求める(この直線が、座標値(xe、ye)に対応する3次元部分画像GP′上の位置となる。)。
更に、制御部210は、ステップS75にて求めた一点Paに対応する3次元部分画像GP′上の位置を表す指定位置情報を、断層画像表示領域207Bに表示された3次元部分画像GP′に重ねて表示させる(S76)。このとき、制御部210は、第1の実施形態で説明したxyz座標系とξη座標系との関連付けに基づいて、ステップS75にて得られた直線{(xe、ye、z):z=任意}をξη座標系(断層画像表示領域207Bに定義されたξη座標系)に変換し、それにより得られた直線に沿った指定位置情報Pa′を表示させる。図32は、このようにして得られる指定位置情報Pa′の表示態様の一例を表している。
なお、ステップS74にて指定位置記憶部240に記憶された指定位置(一点Pa)を示す情報(座標値)は、その後に画像を観察するとき(たとえば経過観察において過去の画像と比較するとき等)に制御部210によって読み出され、3次元部分画像GP′上に指定位置情報(Pa′)が表示されることになる。
当該動作態様においては、3次元部分画像GP′上にのみ指定位置情報を表示させるようになっているが、眼底画像Ef′上にも指定位置情報を表示させるように構成してもよい。たとえば、ステップS72において眼底画像Ef′上の一点Paが指定されたときに、この一点Paに指定位置情報を表示させることができる。
また、当該動作態様においては、マウスポインタ206aを眼底画像Ef′上の所望の位置まで移動させた後にクリック操作を行って指定位置を確定するようになっているが(ステップS72参照)、たとえば、眼底画像Ef′上におけるマウスポインタ206aの移動に追従させるように、指定位置情報を3次元部分画像GP′上に表示させるように構成してもよい。
また、当該動作態様においては、ディスプレイ207に3次元部分画像GP′が表示されている場合における指定位置情報の表示処理について説明したが、この3次元部分画像GP′の基になった3次元画像Gが表示されている場合についても同様の処理を行うことが可能である。
また、一点Paとして指定する位置は、注目領域Pの輪郭領域であってもよいし、内部領域であってもよい。また、指定位置情報Pa′は、当該動作態様のように直線のみであってもよいし、それ以外の情報(たとえば当該直線が3次元部分画像GP′の表面(及び底面)と交叉する位置を表す画像等)を含んでいてもよい。
本動作態様によれば、並んで表示される眼底画像Ef′と3次元部分画像GP′について、眼底画像Ef′上の位置(一点Pa)を指定すると、その指定位置に対応する3次元部分画像GP′上の位置に指定位置情報(Pa′)が表示されるので、検者は、眼底画像Ef′上の位置と3次元部分画像GP′上の位置との関係を容易に把握することが可能である。
[動作態様6]
次に、眼底観察装置1000の第6の動作態様について、図33に示すフローチャートを参照しつつ説明する。この動作態様は、眼底の表面の2次元画像(眼底画像)と3次元部分画像とがディスプレイ207に並んで表示されているときに(S81)、検者が、3次元部分画像GP′上の一点を指定した場合における眼底観察装置1000の動作の一例を説明するものである。
図34は、眼底画像Ef′と3次元部分画像GP′の表示態様の一例を表している。これらの画像は、たとえば、第1の実施形態で説明した要領にてディスプレイ207に表示される(図16参照)。
検者は、図34に示すように、マウス206を操作して3次元部分画像GP′中の眼底表面に相当する画像領域Ga上の一点GPaにマウスポインタ206aを合わせてクリック操作を行うことにより、当該一点GPaを指定する(S82)。指定された一点GPaの位置を示す座標値(ξe、ηe)が、ユーザインターフェイス230から制御部210に送られる。
制御部210は、一点GPaの座標値(ξe、ηe)を変換して、xyz座標系による座標値(xf、yf、zf)を取得する(S83)。そして、制御部210は、この一点GPaの座標値(xf、yf、zf)を指定位置記憶部240に記憶する(S84)。
また、制御部210は、ステップS83にて取得した一点GPaの座標値(xf、yf、zf)に対応する眼底画像Ef′上の位置を求める(S85)。この処理としては、たとえば、一点GPaの座標値(xf、yf、zf)をxy座標面に投影して座標値(xf、yf)を求める(この座標値が、一点GPaの座標値(xf、yf、zf)に対応する眼底画像上の位置となる。)。
更に、制御部210は、ステップS85にて求めた一点GPaに対応する眼底画像Ef′上の位置を表す指定位置情報GPa′を、眼底画像表示領域207Aに表示された眼底画像Ef′に重ねて表示させる(S86)。このとき、制御部210は、第1の実施形態で説明したxyz座標系とξη座標系との関連付けに基づいて、ステップS85にて得られた座標値(xf、yf)をξη座標系(眼底画像表示領域207Aに定義されたξη座標系)に変換し、それにより得られた座標値(ξf′、ηf′)で特定される眼底画像Ef′上の位置に指定位置情報GPa′を表示させる。図35は、このようにして得られる指定位置情報GPa′の表示態様の一例を表している。
なお、ステップS84にて指定位置記憶部240に記憶された指定位置(一点GPa)を示す情報(座標値)は、後に画像を観察するときに読み出され、眼底画像Ef′上に指定位置情報(GPa′)が表示されることになる。
当該動作態様においては、眼底画像Ef′上にのみ指定位置情報を表示させるようになっているが、3次元部分画像GP′上の指定位置(一点GPaの位置)にも指定位置情報を表示させるように構成してもよい。
また、当該動作態様においては、マウスポインタ206aを3次元部分画像GP′上の所望の位置まで移動させた後にクリック操作を行って指定位置を確定するようになっているが(ステップS82参照)、たとえば、3次元部分画像GP′上におけるマウスポインタ206aの移動に追従させるように、指定位置情報を眼底画像Ef′上に表示させるように構成してもよい。
また、当該動作態様においては、3次元部分画像GP′中の眼底表面に相当する画像領域Ga上の一点を指定した場合に実行される処理について説明したが、眼底表面よりも深部の位置(一点)が指定された場合についても同様の処理を行うことができる。たとえば、眼底表面に相当する位置のη座標値η0をあらかじめ設定しておき、3次元部分画像GP′の眼底の深部に相当する位置が指定されたときに、その指定位置の座標値(ξf、ηf)のη座標値ηbをη0に変換して得られる(ξb、η0)に対して上記処理を実行することにより、同様の結果を得ることができる。
また、当該動作態様においては、ディスプレイ207に3次元部分画像GP′が表示されている場合における指定位置情報の表示処理について説明したが、この3次元部分画像GP′の基になった3次元画像Gが表示されている場合についても同様の処理を行うことが可能である。
また、一点GPaとして指定する位置は、3次元部分画像GP′の輪郭領域であってもよいし、内部領域であってもよい。
本動作態様によれば、並んで表示される眼底画像Ef′と3次元部分画像GP′について、3次元部分画像GP′上の位置(一点GPa)を指定すると、その指定位置に対応する眼底画像Ef′上の位置に指定位置情報(GPa′)が表示されるので、検者は、眼底画像Ef′上の位置と3次元部分画像GP′上の位置との関係を容易に把握することができる。
[動作態様7]
次に、眼底観察装置1000の第7の動作態様について、図36に示すフローチャートを参照しつつ説明する。この動作態様は、(少なくとも)眼底Efの3次元部分画像GP′がディスプレイ207に表示されているときに(S91)、この3次元部分画像GP′の眼底表面よりも深部の位置を検者が指定した場合における眼底観察装置1000の動作の一例を説明するものである。
図37は、3次元部分画像GP′(及び眼底画像Ef′)の表示態様の一例を表している。検者は、同図に示すように、マウス206を操作して3次元部分画像GP′中の眼底の深部に相当する画像領域上の一点GPb(眼底表面Gaよりも深部に位置する一点GPb)にマウスポインタ206aを合わせてクリック操作を行うことにより、当該一点GPbを指定する(S92)。指定された一点GPbの位置を示す座標値(ξf、ηf)が、ユーザインターフェイス230から制御部210に送られる。
制御部210は、一点GPbの座標値(ξf、ηf)を変換して、3次元部分画像GP′(3次元画像G)に定義されたxyz座標系による一点GPbの座標値(xg、yg、zg)を取得する(S93)。制御部210は、この一点GPbの座標値(xg、yg、zg)を指定位置記憶部240に記憶する(S94)。
また、制御部210は、この座標値(xg、yg、zg)のz座標値zgを画像処理部220に送る。画像処理部220は、このz座標値zcを受けると、眼底Efの3次元画像Gの画像データ(第1の実施形態参照)に基づいて、断面位置z=zgにおける断層画像(深部断層画像)GEの画像データを形成する(S95)。この深部断層画像GEは、xy座標面に平行な2次元画像、換言するとz方向(深度方向)に直交する2次元画像であり、かつ、一点GPbの座標値(xg、yg、zg)を含んでいる。
更に、制御部210は、ステップS95にて形成された深部断層画像GEを眼底画像表示領域207Aに表示させる(それにより、3次元部分画像GP′と並べて表示される。)とともに(S96)、ステップS93にて取得された座標値(xg、yg、zg)に対応する深部断層画像GE上の位置を表す指定位置情報GPb′を、この深部断層画像GEに重ねて表示させる(S97)。このとき、制御部210は、第1の実施形態で説明したxyz座標系とξη座標系との関連付けに基づいて、座標値(xg、yg、zg)をξη座標系((眼底画像表示領域207Aに定義されたξη座標系)に変換し、それにより得られた座標値(ξg′、ηg′)で特定される深部断層画像GE上の位置に指定位置情報GPb′を表示させる。図38は、このようにして得られる指定位置情報GPb′の表示態様の一例を表している。また、この図38に示すように、3次元部分画像GP′に対応する注目領域Pを深部断層画像GEに表示させることが望ましい。
なお、ステップS94にて指定位置記憶部240に記憶された指定位置(一点GPb)を示す情報(座標値(xg、yg、zg))は、後に画像を観察するときに読み出され、深部断層画像GE上に指定位置情報(GLPb′)が表示されることになる。
上述した当該動作態様においては、深部断層画像GE上にのみ指定位置情報を表示させるようになっているが、3次元部分画像GP′上の指定位置(一点GPbの位置)にも指定位置情報を表示させるように構成してもよい。
また、上述した当該動作態様においては、マウスポインタ206aを3次元部分画像GP′上の所望の位置まで移動させた後にクリック操作を行って指定位置を確定するようになっているが(ステップS92参照)、たとえば、3次元部分画像GP′上におけるマウスポインタ206aの移動に追従させるようにして、深部断層画像の形成処理及び表示処理と、指定位置情報の表示処理とを実行するように構成してもよい。
また、当該動作態様においては、ディスプレイ207に3次元部分画像GP′が表示されている場合における指定位置情報の表示処理について説明したが、この3次元部分画像GP′の基になった3次元画像Gが表示されている場合についても同様の処理を行うことが可能である。
また、一点GPbとして指定する位置は、3次元部分画像GP′の輪郭領域であってもよいし、内部領域であってもよい。
本動作態様によれば、3次元部分画像GP′上の位置(一点GPb)を指定すると、その指定位置の深度を断面位置とするz方向に直交する2次元画像(深部断層画像)を形成し、3次元部分画像GP′と並べて表示させるとともに、当該指定位置に対応する深部断層画像上の位置に指定位置情報(GPb′)が表示されるので、検者は、3次元部分画像GP′上の位置と深部断層画像上の位置との関係を容易に把握することができる。
[動作態様8]
次に、眼底観察装置1000の第8の動作態様について、図39に示すフローチャートを参照しつつ説明する。
まず、画像処理部220が、第1の実施形態にて説明した眼底Efの3次元画像Gの画像データに基づいて、眼底Efの所定の深度(z座標値z=zh)における深度方向に直交する断層画像(深部断層画像)GEの画像データを形成する(S101)。この深部断層画像GEの深度z=zhは、たとえば検者によって指定される。制御部210は、形成された画像データに基づいて、この深部断層画像GEをディスプレイ207に表示させる(S102)。
図40は、深部断層画像GEの表示態様の一例を表している。同図においては、深部断層画像GEは、ディスプレイ207の眼底画像表示領域207Aに表示されている。検者は、マウス206を操作して、深部断層画像GE上に注目領域P(図40参照)を指定する(S103)。
制御部210は、第1の実施形態と同様の処理を行って、指定された注目領域Pの座標値を取得して画像処理部220に送る。画像処理部220は、3次元画像Gの画像データに基づいて、この注目領域Pに対応する3次元部分画像GP′の画像データを形成する(S104)。制御部210は、図41に示すように、この3次元部分画像GP′を断層画像表示領域207Bに表示させる(S105)。それにより、ディスプレイ207には、深部断層画像GEと3次元部分画像GP′とが並んで表示される。
更に、検者は、図40に示すように、深部断層画像GE上の一点GPcにマウスポインタ206aを合わせてクリック操作を行うことにより、当該一点GPcを指定する(S106)。制御部210は、指定された一点GPcの位置を示す座標値(ξg、ηg)を受け、これを変換してxyz座標系における(xh、yh、zh)を取得するとともに(S107)、この座標値(xh、yh、zh)を指定位置記憶部240に記憶する(S108)。
また、制御部210は、ステップS107にて取得された座標値(xh、yh、zh)に対応する3次元部分画像GP′上の位置を表す指定位置情報GPc′を、この3次元部分画像GP′に重ねて表示させる(S109)。このとき、制御部210は、第1の実施形態で説明したxyz座標系とξη座標系との関連付けに基づいて、座標値(xh、yh、zh)をξη座標系(断層画像表示領域207Bに定義されたξη座標系)に変換し、それにより得られた座標値(ξg′、ηg′)で特定される3次元部分画像GP′上の位置に指定位置情報GPc′を表示させる。図41は、このようにして得られる指定位置情報GPc′の表示態様の一例を表している。
なお、ステップS108にて指定位置記憶部240に記憶された指定位置(一点GPc)を示す情報(座標値(xh、yh、zh))は、後に画像を観察するときに読み出され、3次元部分画像GP′上に指定位置情報(GPc′)が表示されることになる。
上述した当該動作態様においては、3次元部分画像GP′上にのみ指定位置情報を表示させるようになっているが、深部断層画像GE上の指定位置(一点GPcの位置)にも指定位置情報を表示させるように構成してもよい。
また、上述した当該動作態様においては、マウスポインタ206aを深部断層画像GE上の所望の位置まで移動させた後にクリック操作を行って指定位置を確定するようになっているが(ステップS106参照)、たとえば、深部断層画像GE上におけるマウスポインタ206aの移動に追従させるようにして、3次元部分画像GP′の形成処理及び表示処理と、指定位置情報の表示処理とを実行するように構成してもよい。
また、当該動作態様においては、深部断層画像GE上に検者が注目領域Pを指定入力すると、当該注目領域に対応する3次元部分画像GP′を形成して表示するようになっているが、本発明はこの構成に限定されるものではない。たとえば、検者が深部断層画像GE上の一点GPcを指定したことに対応し、この一点GPcを含む注目領域Pを適宜に設定するとともに、この自動設定された注目領域Pに対応する3次元部分画像GP′を形成して表示するように構成することができる。この注目領域Pの自動設定処理としては、たとえば、過去の検査において用いられた注目領域Pの向きやサイズ(面積)の保存情報を読み出して自動設定するように構成することができる。また、注目領域Pの方向とサイズとをあらかじめ設定しておくとともに、指定された一点GPcがたとえば重心位置に配置されるように注目領域Pを自動設定するように構成することも可能である。
また、一点GPcとして指定する位置は、注目領域Pの輪郭領域であってもよいし、内部領域であってもよい。
本動作態様によれば、深部断層画像GE上の位置(一点GPc)を指定すると、その指定位置を含む3次元部分画像GP′を形成して深部断層画像GEと並べて表示させるとともに、当該指定位置に対応する3次元部分画像GP′上の位置に指定位置情報(GPc′)が表示されるので、検者は、深部断層画像GE上の位置と3次元部分画像GP′上の位置との関係を容易に把握することができる。
[変形例]
以上の第2の実施形態において詳述した構成は、本発明に係る眼底観察装置、眼底画像表示装置及び眼底観察プログラムを好適に実施するための具体的構成の一例に過ぎない。すなわち、本発明は、上述した構成に限定されるものではなく、たとえば以下に説明するような任意の変形を適宜に施すことが可能である。
前述した本実施形態の第1〜第8の動作態様において、指定された一点の座標値をディスプレイ207に表示させるとともに、この表示された座標値をユーザインターフェイス230(マウス206等の操作デバイス)を用いて変更できるように構成する。そして、その変更された座標値に対応するディスプレイ207上の位置に指定位置情報を表示させるように構成する。
当該変形例を第1の動作態様に適用した場合について説明する(他の動作態様についても同様である。)。ステップS33にて取得された一点Laの座標値(xa、ya)をディスプレイ207に表示させる。この表示処理は、制御部210により実行される。検者は、マウス206等を操作して、表示された座標値(xa、ya)を所望の座標値(xα、yα)に変更する。座標値の変更情報は、ユーザインターフェイス230から制御部210に入力される。
制御部210は、変更後の座標値(xα、yα)に基づいて、眼底画像Ef′上の指定位置Laに表示されている指定位置情報を位置Lαに移動させる。この処理は、変更後の座標値(xα、yα)を、眼底画像表示領域207Aに定義されたξη座標系による座標値(ξα、ηα)に変換し、この座標値(ξα、ηα)にて特定される眼底画像表示領域207Aの位置に指定位置情報を表示させることにより実行することができる。
また、制御部210は、変更後の座標値(xα、yα)に基づいて、断層画像GLに重ねて表示されている指定位置情報La′の表示位置を移動させる。この処理は、ステップS35と同様にして、座標値(xα、yα)に対応する眼底画像GL上の位置を求めて、その求めた位置に新たな指定位置情報Lα′を表示させることにより実行することができる。
このような当該変形例によれば、表示された座標値を検者が変更操作して、眼底画像Ef′上の指定位置情報の位置を適宜に変更させると、その変更後の位置に対応する断層画像GL上の位置に指定位置情報が逐次に表示されるので、眼底画像Ef′上の位置と断層画像GL上の位置との関係を容易に把握することが可能である。
当該変形例は、マウス206を用いた表示画像上の位置の指定操作よりも細かく位置を指定したい場合などに特に有効である。すなわち、当該変形例によれば、表示された座標値を微小に変更することにより、当初の指定位置から僅かに離れた位置を的確に指定することができるので、より詳細な指定操作が可能になる。
なお、第1の実施形態の変形例にて説明した構成を本実施形態に適用することが可能である。
本発明に係る眼底観察装置の好適な実施形態の全体構成の一例を表す概略構成図である。 本発明に係る眼底観察装置の好適な実施形態における眼底カメラユニットに内蔵される走査ユニットの構成の一例を表す概略構成図である。 本発明に係る眼底観察装置の好適な実施形態におけるOCTユニットの構成の一例を表す概略構成図である。 本発明に係る眼底観察装置の好適な実施形態におけるコンピュータのハードウェア構成の一例を表す概略ブロック図である。 本発明に係る眼底観察装置の好適な実施形態の制御系の構成の一例を表す概略ブロック図である。 本発明に係る眼底観察装置の好適な実施形態による信号光の走査態様の一例を表す概略図である。図6(A)は、被検眼に対する信号光の入射側から眼底を見たときの信号光の走査態様の一例を表している。また、図6(B)は、各走査線上の走査点の配列態様の一例を表している。 本発明に係る眼底観察装置の好適な実施形態による信号光の走査態様、及び、各走査線に沿って形成される断層画像の態様の一例を表す概略図である。 本発明に係る眼底観察装置の好適な実施形態の動作の一例を表すフローチャートである。 本発明に係る眼底観察装置の好適な実施形態による眼底の画像の表示態様の一例を表す概略図である。 本発明に係る眼底観察装置の好適な実施形態による眼底の画像の表示態様の一例を表す概略図である。 本発明に係る眼底観察装置の好適な実施形態による眼底の画像の表示態様の一例を表す概略図である。 本発明に係る眼底観察装置の好適な実施形態の動作の一例を表すフローチャートである。 本発明に係る眼底観察装置の好適な実施形態による眼底の画像の表示態様の一例を表す概略図である。 本発明に係る眼底観察装置の好適な実施形態により形成される3次元画像の部分領域について説明するための概略図である。 本発明に係る眼底観察装置の好適な実施形態により形成される3次元部分画像について説明するための概略図である。 本発明に係る眼底観察装置の好適な実施形態による眼底の画像の表示態様の一例を表す概略図である。 本発明に係る眼底観察装置の好適な実施形態の制御系の構成の一例を表す概略ブロック図である。 本発明に係る眼底観察装置の好適な実施形態の動作の一例を表すフローチャートである。 本発明に係る眼底観察装置の好適な実施形態による眼底の画像の表示態様の一例を表す概略図である。 本発明に係る眼底観察装置の好適な実施形態による眼底の画像の表示態様の一例を表す概略図である。 本発明に係る眼底観察装置の好適な実施形態の動作の一例を表すフローチャートである。 本発明に係る眼底観察装置の好適な実施形態による眼底の画像の表示態様の一例を表す概略図である。 本発明に係る眼底観察装置の好適な実施形態による眼底の画像の表示態様の一例を表す概略図である。 本発明に係る眼底観察装置の好適な実施形態の動作の一例を表すフローチャートである。 本発明に係る眼底観察装置の好適な実施形態による眼底の画像の表示態様の一例を表す概略図である。 本発明に係る眼底観察装置の好適な実施形態による眼底の画像の表示態様の一例を表す概略図である。 本発明に係る眼底観察装置の好適な実施形態の動作の一例を表すフローチャートである。 本発明に係る眼底観察装置の好適な実施形態による眼底の画像の表示態様の一例を表す概略図である。 本発明に係る眼底観察装置の好適な実施形態による眼底の画像の表示態様の一例を表す概略図である。 本発明に係る眼底観察装置の好適な実施形態の動作の一例を表すフローチャートである。 本発明に係る眼底観察装置の好適な実施形態による眼底の画像の表示態様の一例を表す概略図である。 本発明に係る眼底観察装置の好適な実施形態による眼底の画像の表示態様の一例を表す概略図である。 本発明に係る眼底観察装置の好適な実施形態の動作の一例を表すフローチャートである。 本発明に係る眼底観察装置の好適な実施形態による眼底の画像の表示態様の一例を表す概略図である。 本発明に係る眼底観察装置の好適な実施形態による眼底の画像の表示態様の一例を表す概略図である。 本発明に係る眼底観察装置の好適な実施形態の動作の一例を表すフローチャートである。 本発明に係る眼底観察装置の好適な実施形態による眼底の画像の表示態様の一例を表す概略図である。 本発明に係る眼底観察装置の好適な実施形態による眼底の画像の表示態様の一例を表す概略図である。 本発明に係る眼底観察装置の好適な実施形態の動作の一例を表すフローチャートである。 本発明に係る眼底観察装置の好適な実施形態による眼底の画像の表示態様の一例を表す概略図である。 本発明に係る眼底観察装置の好適な実施形態による眼底の画像の表示態様の一例を表す概略図である。 従来の眼底観察装置(眼底カメラ)の外観構成の一例を表す概略側面図である。 従来の眼底観察装置(眼底カメラ)の内部構成(光学系の構成)の一例を表す概略図である。
符号の説明
1 眼底観察装置
1A 眼底カメラユニット
8c 装着部
10 撮像装置
11 タッチパネルモニタ
100 照明光学系
101 ハロゲンランプ
103 キセノンランプ
112 孔開きミラー
112a 孔部
113 対物レンズ
120 撮影光学系
127 クイックリターンミラー
129 切換ミラー
141 走査ユニット
141A、141B ガルバノミラー
142 レンズ
150 OCTユニット
151 コネクタ部
152 接続線
152a、161、163、164、165 光ファイバ
160 低コヒーレンス光源
174 参照ミラー
180 スペクトロメータ
184 CCD
200 コンピュータ
201 CPU
204a 制御プログラム
206 マウス
207 ディスプレイ
207A 眼底画像表示領域
207B 断層画像表示領域
210 制御部
220 画像処理部
230 ユーザインターフェイス
240 指定位置記憶部
241、242、243、244 ミラー駆動機構
L0 低コヒーレンス光
LR 参照光
LS 信号光
LC 干渉光
R 走査領域
R1〜Rm 走査線
RS 走査開始位置
RE 走査終了位置
Rij(i=1〜m、j=1〜n) 走査点
G1〜Gm 断層画像
Gij(i=1〜m、j=1〜n) 深度方向の画像
E 被検眼
Ef 眼底
Ef′ 眼底画像(2次元画像)
T 注目部位
L 注目線
GL (注目線Lに対応する)断層画像
P 注目領域
G 3次元画像
Ga 眼底表面(に相当する画像領域)
GP (注目領域Pに対応する)部分領域
GP′ (注目領域Pに対応する)3次元部分画像

Claims (24)

  1. 被検眼の眼底の表面の2次元画像を形成する第1の画像形成手段と、
    前記眼底の断層画像を形成する第2の画像形成手段と、
    表示手段と、
    前記第1の画像形成手段により形成された前記2次元画像と前記第2の画像形成手段により形成された前記断層画像とを前記表示手段に並べて表示させるとともに、前記眼底の表面における前記断層画像の断面位置を表す断面位置情報を前記2次元画像に重ねて表示させる制御手段と、
    を備えることを特徴とする眼底観察装置。
  2. 操作手段を更に備え、
    前記制御手段は、前記表示手段に表示された前記2次元画像上の一点が前記操作手段により指定されたときに、該指定された一点に対応する位置を表す指定位置情報を前記断層画像に重ねて表示させる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の眼底観察装置。
  3. 操作手段を更に備え、
    前記制御手段は、前記表示手段に表示された前記断層画像上の一点が前記操作手段により指定されたときに、該指定された一点に対応する位置を表す指定位置情報を前記2次元画像に重ねて表示させる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の眼底観察装置。
  4. 前記第1の画像形成手段は、
    前記眼底に照明光を照射する照明光学系と、
    前記照射された照明光の眼底反射光を受光する撮影光学系と、
    前記受光された眼底反射光に基づいて、前記眼底の表面の2次元画像を形成する第1の画像処理手段と、
    を有する眼底カメラである、
    ことを特徴とする請求項1に記載の眼底観察装置。
  5. 前記第2の画像形成手段は、
    光源と、
    該光源から出力された光を前記眼底に向かう信号光と参照物体に向かう参照光とに分割するとともに、前記眼底にて反射された信号光と前記参照物体にて反射された参照光とを重畳させて干渉光を生成する干渉光生成手段と、
    前記生成された干渉光を受光して検出信号を出力する検出手段と、
    前記出力された検出信号に基づいて、前記眼底の断層画像を形成する第2の画像処理手段と、
    を有する光画像計測装置である、
    ことを特徴とする請求項1又は請求項4に記載の眼底観察装置。
  6. 前記第1の画像形成手段は、
    前記眼底に照明光を照射する照明光学系と、
    前記照射された照明光の眼底反射光を受光する撮影光学系と、
    前記受光された眼底反射光に基づいて、前記眼底の表面の2次元画像を形成する第1の画像処理手段と、
    を有する眼底カメラであり、
    前記第2の画像形成手段は、
    光源と、
    該光源から出力された光を、前記眼底カメラの撮影光学系の光路の一部を介して前記眼底に向かう信号光と参照物体に向かう参照光とに分割するとともに、前記眼底にて反射されて前記光路の一部を介して案内された信号光と前記参照物体にて反射された参照光とを重畳させて干渉光を生成する干渉光生成手段と、
    前記生成された干渉光を受光して検出信号を出力する検出手段と、
    前記出力された検出信号に基づいて、前記眼底の断層画像を形成する第2の画像処理手段と、
    を有する光画像計測装置である、
    ことを特徴とする請求項1に記載の眼底観察装置。
  7. 操作手段を更に備え、
    前記光画像計測装置は、前記眼底に対する前記信号光の入射位置を所定の主走査方向及び該主走査方向に直交する副走査方向にそれぞれ走査する走査手段を更に有し、
    前記第2の画像処理手段は、
    前記副走査方向の異なる複数の位置において前記主走査方向に沿った断層画像をそれぞれ形成し、該形成された複数の断層画像に基づいて前記眼底の3次元画像を形成するとともに、
    前記表示手段に表示された前記2次元画像上に前記操作手段により断面位置が指定されたときに、該指定された断面位置における断層画像を前記3次元画像に基づいて形成し、
    前記制御手段は、
    当該指定された断面位置における断層画像を前記2次元画像と並べて前記表示手段に表示させるとともに、
    当該指定された断面位置を表す断面位置情報を前記2次元画像に重ねて表示させる、
    ことを特徴とする請求項5又は請求項6に記載の眼底観察装置。
  8. 前記第2の画像処理手段は、前記表示手段に表示された前記断層画像上の一点が前記操作手段により指定されたときに、前記3次元画像に基づいて、該指定された一点の前記眼底の深度方向の深度における前記深度方向に直交する2次元画像を形成し、
    前記制御手段は、
    該形成された前記一点の深度における2次元画像を前記断層画像と並べて前記表示手段に表示させるとともに、
    前記一点に対応する位置を表す指定位置情報を前記一点の深度における2次元画像に重ねて表示させる、
    ことを特徴とする請求項7に記載の眼底観察装置。
  9. 前記第2の画像処理手段は、前記3次元画像に基づいて、前記眼底の深度方向の所定の深度における前記深度方向に直交する2次元画像を形成し、
    前記制御手段は、該形成された前記所定の深度における2次元画像を前記表示手段に表示させ、
    前記第2の画像処理手段は、該表示された前記所定の深度における2次元画像上の一点が前記操作手段により指定されたときに、前記3次元画像に基づいて、該指定された前記一点を含む断層画像を形成し、
    前記制御手段は、
    該形成された前記前記一点を含む断層画像を前記所定の深度における2次元画像と並べて前記表示手段に表示させるとともに、
    前記一点に対応する位置を表す指定位置情報を前記一点を含む断層画像に重ねて表示させる、
    ことを特徴とする請求項7に記載の眼底観察装置。
  10. 前記光画像計測装置は、前記眼底に対する前記信号光の入射位置を所定の主走査方向及び該主走査方向に直交する副走査方向にそれぞれ走査する走査手段を更に有し、
    前記第2の画像処理手段は、
    前記副走査方向の異なる複数の位置において前記主走査方向に沿った断層画像をそれぞれ形成し、該形成された複数の断層画像に基づいて前記眼底の3次元画像を形成するとともに、
    該3次元画像の部分領域の画像及び該部分領域の境界位置における断層画像を形成し、該形成された前記部分領域の画像と前記境界位置における断層画像とに基づいて、前記部分領域に対応する3次元部分画像を形成し、
    前記制御手段は、
    該形成された3次元部分画像を前記2次元画像と並べて前記表示手段に表示させるとともに、
    前記境界位置を表す断面位置情報を前記2次元画像に重ねて表示させる、
    ことを特徴とする請求項5又は請求項6に記載の眼底観察装置。
  11. 前記3次元画像の前記部分領域を指定するための操作手段を更に備えることを特徴とする請求項10に記載の眼底観察装置。
  12. 前記光画像計測装置の前記第2の画像処理手段は、前記表示手段に表示された前記2次元画像に前記操作手段により断面位置が指定されたときに、前記3次元部分画像に基づいて、該指定された断面位置における断層画像を形成し、
    前記制御手段は、
    該形成された断層画像を前記2次元画像と並べて前記表示手段に表示させるとともに、
    当該指定された断面位置を表す断面位置情報を前記2次元画像に重ねて表示させる、
    ことを特徴とする請求項11に記載の眼底観察装置。
  13. 前記制御手段は、前記表示手段に表示された前記2次元画像上の一点が前記操作手段により指定されたときに、該指定された一点に対応する位置を表す指定位置情報を前記3次元部分画像に重ねて表示させる、
    ことを特徴とする請求項11に記載の眼底観察装置。
  14. 前記制御手段は、前記表示手段に表示された前記3次元部分画像上の一点が前記操作手段により指定されたときに、該指定された一点に対応する位置を表す指定位置情報を前記2次元画像に重ねて表示させる、
    ことを特徴とする請求項11に記載の眼底観察装置。
  15. 前記第2の画像処理手段は、前記表示手段に表示された前記3次元部分画像上の一点が前記操作手段により指定されたときに、前記3次元部分画像に基づいて、該指定された一点の前記眼底の深度方向の深度における前記深度方向に直交する2次元画像を形成し、
    前記制御手段は、
    該形成された前記一点の深度における2次元画像を前記3次元部分画像と並べて前記表示手段に表示させるとともに、
    前記一点に対応する位置を表す指定位置情報を前記一点の深度における2次元画像に重ねて表示させる、
    ことを特徴とする請求項11に記載の眼底観察装置。
  16. 前記第2の画像処理手段は、前記3次元画像に基づいて、前記眼底の深度方向の所定の深度における前記深度方向に直交する2次元画像を形成し、
    前記制御手段は、該形成された前記所定の深度における2次元画像を前記表示手段に表示させ、
    前記第2の画像処理手段は、該表示された前記所定の深度における2次元画像上の一点が前記操作手段により指定されたときに、前記3次元画像に基づいて、該指定された前記一点を含む3次元部分画像を形成し、
    前記制御手段は、
    該形成された前記一点を含む3次元部分画像を前記所定の深度における2次元画像と並べて前記表示手段に表示させるとともに、
    前記一点に対応する位置を表す指定位置情報を前記一点を含む3次元部分画像に重ねて表示させる、
    ことを特徴とする請求項11に記載の眼底観察装置。
  17. 前記制御手段は、
    前記表示手段に表示された画像上に前記操作手段により前記一点が指定されたときに、当該画像に対してあらかじめ定義された座標系における前記一点の座標値を前記表示手段に表示させ、
    該表示された座標値が前記操作手段により変更されたことに対応し、前記表示手段に表示させる前記指定位置情報の位置を変更する、
    ことを特徴とする請求項2、請求項3、請求項8、請求項9、請求項13、請求項14、請求項15又は請求項16に記載の眼底観察装置。
  18. 記憶手段を更に備え、
    前記制御手段は、前記表示手段に表示された画像上に前記操作手段により前記一点が指定されたときに、当該画像に対してあらかじめ定義された座標系における前記一点の座標値を前記記憶手段に読み出し可能に記憶させる、
    ことを特徴とする請求項2、請求項3、請求項8、請求項9、請求項13、請求項14、請求項15又は請求項16に記載の眼底観察装置。
  19. 被検眼の眼底の表面の2次元画像を形成する第1の画像形成手段と、前記眼底の断層画像を形成する第2の画像形成手段とに接続され、
    表示手段と、
    前記第1の画像形成手段により形成された前記2次元画像と前記第2の画像形成手段により形成された前記断層画像とを前記表示手段に並べて表示させるとともに、前記眼底の表面における前記断層画像の断面位置を表す断面位置情報を前記2次元画像に重ねて表示させる制御手段と、
    を備えることを特徴とする眼底画像表示装置。
  20. 操作手段を更に備え、
    前記制御手段は、前記表示手段に表示された前記2次元画像上の一点が前記操作手段により指定されたときに、該指定された一点に対応する位置を表す指定位置情報を前記断層画像に重ねて表示させる、
    ことを特徴とする請求項19に記載の眼底画像表示装置。
  21. 操作手段を更に備え、
    前記制御手段は、前記表示手段に表示された前記断層画像上の一点が前記操作手段により指定されたときに、該指定された一点に対応する位置を表す指定位置情報を前記2次元画像に重ねて表示させる、
    ことを特徴とする請求項19に記載の眼底画像表示装置。
  22. 被検眼の眼底の表面の2次元画像を形成する第1の画像形成手段と、前記眼底の断層画像を形成する第2の画像形成手段とに接続され、表示手段を備えるコンピュータを、
    前記第1の画像形成手段により形成された前記2次元画像と前記第2の画像形成手段により形成された前記断層画像とを前記表示手段に並べて表示させるとともに、前記眼底の表面における前記断層画像の断面位置を表す断面位置情報を前記2次元画像に重ねて表示させる制御手段として機能させる、
    ことを特徴とする眼底観察プログラム。
  23. 前記コンピュータは、操作手段を更に備え、
    前記表示手段に表示された前記2次元画像上の一点が前記操作手段により指定されたときに、該指定された一点に対応する位置を表す指定位置情報を前記断層画像に重ねて表示させるように前記制御手段を機能させる、
    ことを特徴とする請求項22に記載の眼底観察プログラム。
  24. 前記コンピュータは、操作手段を更に備え、
    前記表示手段に表示された前記断層画像上の一点が前記操作手段により指定されたときに、該指定された一点に対応する位置を表す指定位置情報を前記2次元画像に重ねて表示させるように前記制御手段を機能させる、
    ことを特徴とする請求項22に記載の眼底観察プログラム。
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