JP2012016617A - 眼底画像表示装置及びその制御方法、コンピュータプログラム - Google Patents
眼底画像表示装置及びその制御方法、コンピュータプログラム Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】網膜の断層像を示す眼底画像において網膜層のいずれかの境界位置を特定する特定手段と、不透明度のピーク位置が前記網膜内の所定位置となるように、特定された前記境界位置からの距離を不透明度を表すパラメータに変換するための距離伝達関数を設定する距離伝達関数設定手段と、前記眼底画像の輝度値を、不透明度を表すパラメータに変換する輝度伝達関数を設定する輝度伝達関数設定手段と、前記距離伝達関数と前記輝度伝達関数とを用いて、前記断層像の各位置の不透明度を算出し、ボリュームレンダリングにより半透明表示画像を生成する可視化手段とを備える。
【選択図】図5
Description
網膜の断層像を示す眼底画像において網膜層のいずれかの境界位置を特定する特定手段と、
不透明度のピーク位置が前記網膜内の所定位置となるように、特定された前記境界位置からの距離を不透明度を表すパラメータに変換するための距離伝達関数を設定する距離伝達関数設定手段と、
前記眼底画像の輝度値を、不透明度を表すパラメータに変換する輝度伝達関数を設定する輝度伝達関数設定手段と、
前記距離伝達関数と前記輝度伝達関数とを用いて、前記断層像の各位置の不透明度を算出し、ボリュームレンダリングにより半透明表示画像を生成する可視化手段と
を備える。
図3は、本実施形態に係る眼底画像表示システムの構成の一例を示す図である。本実施形態において、眼底画像表示装置1は、LAN3を介してデータベース2から眼底画像を読み出すことができる。或いは、眼底画像表示装置1に記憶装置、例えばFDD、CD−RWドライブ、MOドライブ、ZIPドライブ等を接続し、それらのドライブから眼底画像を読み込むようにしても良い。また、LAN3を経由して眼底画像撮影装置4から直接に医用画像等を取得してもよい。データベース2には、眼底画像の他にも、患者の名前や所見情報、図4に示す網膜403、神経線維層405、外網状層406、網膜色素上皮407の厚み情報が格納されている。図4は、眼底写真、網膜ボリュームデータ及び積算画像の関係を説明するための図である。
なお、βは、表示対象毎にあらかじめ設定しておいても良い。血管を可視化したい場合、血管付近ではコントラストが低いことから、βを低く設定し、距離伝達関数の重みを重くすることが考えられる。最後に、可視化部507は、ボリュームレンダリングの結果画像として、半透明表示画像を生成する。
上述の第1実施形態では、眼底画像から血管領域と層境界を抽出し、層境界からの距離と網膜ボリュームデータの輝度値から算出した不透明度を用いて血管をボリュームレンダリングすることによって、眼底血管の3次元走行を可視化した。これに対して、第2実施形態では、血管ではなく、眼底の特徴的な病変である白斑を可視化することを目的とする。
本実施形態に係る眼底画像表示装置及びそれに接続される機器の構成は、図2に示す第1実施形態の構成と同様である。また、本実施形態に係る眼底画像表示装置の各部の機能をソフトウェアで実現するためのコンピュータの基本構成も、図12に示す第1実施形態の構成と同様である。
次に、第1実施形態、第2実施形態及び第3実施形態の眼底画像表示装置の各ブロックの機能をコンピュータプログラムで実現するためのコンピュータの基本構成を、図12を用いて説明する。
2 データベース
3 LAN
4 眼底画像表示装置
5 CPU
6 主メモリ
7 磁気ディスク
8 表示メモリ
9 モニタ
10 マウス
11 キーボード
12 共通バス
Claims (9)
- 網膜の断層像を示す眼底画像において網膜層のいずれかの境界位置を特定する特定手段と、
不透明度のピーク位置が前記網膜内の所定位置となるように、特定された前記境界位置からの距離を不透明度を表すパラメータに変換するための距離伝達関数を設定する距離伝達関数設定手段と、
前記眼底画像の輝度値を、不透明度を表すパラメータに変換する輝度伝達関数を設定する輝度伝達関数設定手段と、
前記距離伝達関数と前記輝度伝達関数とを用いて、前記断層像の各位置の不透明度を算出し、ボリュームレンダリングにより半透明表示画像を生成する可視化手段と
を備えることを特徴とする眼底画像表示装置。 - 前記眼底画像において、前記網膜内の眼底血管が存在する領域を抽出する血管領域抽出手段をさらに備え、
前記所定位置は、前記網膜内の眼底血管の存在する領域の位置であることを特徴とする請求項1に記載の眼底画像表示装置。 - 前記眼底画像には、眼底写真が更に含まれ、
前記血管領域抽出手段は前記眼底写真において眼底血管の位置を特定し、該特定した眼底血管の位置を利用して、前記眼底画像において前記網膜内の眼底血管が存在する領域を抽出することを特徴とする請求項2に記載の眼底画像表示装置。 - 前記眼底画像において、前記網膜内の白斑が存在する領域を抽出する白斑領域抽出手段をさらに備え、
前記所定位置は、前記網膜内の白斑の存在する領域の位置であることを特徴とする請求項1に記載の眼底画像表示装置。 - 前記眼底画像には、眼底写真が更に含まれ、
前記白斑領域抽出手段は前記眼底写真において白斑の位置を特定し、該特定した白斑の位置を利用して、前記眼底画像において前記網膜内の白斑が存在する領域を抽出することを特徴とする請求項4に記載の眼底画像表示装置。 - 前記網膜層を構成する各層の厚みを登録するデータベースをさらに備え、
前記距離伝達関数設定手段は、前記網膜内の所定位置を前記各層の厚みにより特定し、該所定位置が不透明度のピークとなるように、前記特定された境界位置からの距離を不透明度を表すパラメータに変換することを特徴とする請求項1に記載の眼底画像表示装置。 - 前記所定位置は、前記網膜内の他の境界の位置であることを特徴とする請求項1に記載の眼底画像表示装置。
- 網膜の断層像を示す眼底画像において網膜層のいずれかの境界位置を特定する特定工程と、
不透明度のピーク位置が前記網膜内の所定位置となるように、特定された前記境界位置からの距離を不透明度を表すパラメータに変換するための距離伝達関数を設定する距離伝達関数設定工程と、
前記眼底画像の輝度値を、不透明度を表すパラメータに変換する輝度伝達関数を設定する輝度伝達関数設定工程と、
前記距離伝達関数と前記輝度伝達関数とを用いて、前記断層像の各位置の不透明度を算出し、ボリュームレンダリングにより半透明表示画像を生成する可視化工程と
を備えることを特徴とする眼底画像表示装置の制御方法。 - コンピュータを請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の眼底画像表示装置を機能させるためのコンピュータプログラム。
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