JP2007117499A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】設定値を有する遊技機において、設定値の不正な変更を防止する。
【解決手段】設定変更スイッチ45を操作するごとに設定値が順次変化するようにした設定変更手段60aと、変更前の設定値及び設定変更スイッチ45を操作した回数を記憶する第1記憶領域60bと、変更後の設定値を記憶する第2記憶領域60cと、所定の条件を満たしたときに、第1記憶領域60bに記憶された変更前の設定値及び設定変更スイッチ45を操作した回数から算出される変更後の設定値と、第2記録領域60cに記憶された変更後の設定値とを対比し、両者が一致するか否かを判断する設定値判断手段60dと、設定値判断手段60dによる判断において両者が一致しないと判断されたときは、設定値エラーを報知するエラー報知手段60eとを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、出玉率を定めるための設定値を有する遊技機(例えばスロットマシン)に関するものである。
従来より、例えばスロットマシンでは、6段階(設定1〜設定6)の設定値が設けられ、いずれか1つの設定値が設定される。また、設定値は、RAM等に記憶される。そして、設定された設定値に応じて異なる役抽選テーブルが用いられる。例えば、設定値が高いほど、BBやRB等の特別役の当選確率が高くなるように設定されている。
特開2005−278826号(段落番号「0062」)
しかし、前述の従来技術において、RAMに記憶されている設定値が、静電気や電波等によって消失してしまうおそれがある。通常の使用ではそのような事態はほとんど生じないが、不正にメダルを獲得する目的で、強力な静電気や電波等をスロットマシンに放たれると、RAMに記憶されている設定値が消失してしまうおそれがある。
また、ゴト(不正)行為や何らかの理由により、設定値がそれまでの設定値と変わってしまうおそれがある。
そして、従来技術では、設定値が消失してしまったときは、デフォルトの設定値に設定する等の方法が採られていた。
しかし、このような設定値が変更されてしまったときは、スロットマシンの設置店では、意図しない設定値で遊技が行われてしまうという問題がある。
したがって、本発明が解決しようとする課題は、設定値を有する遊技機において、設定値の不正な変更を防止することである。
本発明は、以下の解決手段によって、上述の課題を解決する。
請求項1の発明は、出玉率に対応する複数の設定値を有し、前記複数の設定値の中からいずれか1つの設定値を選択して遊技を行う遊技機であって、設定変更スイッチを有し、前記設定変更スイッチを操作するごとに設定値が順次変化するようにした設定変更手段と、前記設定変更手段により設定値が変更された場合において、変更前の設定値、及び前記設定変更スイッチを操作した回数を記憶する第1記憶領域と、前記設定変更手段により設定値が変更された場合において変更後の設定値を記憶する記憶領域であって、前記第1記憶領域と異なる記憶領域である第2記憶領域と、所定の条件を満たしたときに、前記第1記憶領域に記憶された変更前の設定値及び前記設定変更スイッチを操作した回数から算出される変更後の設定値と、前記第2記録領域に記憶された変更後の設定値とを対比し、両者が一致するか否かを判断する設定値判断手段と、前記設定値判断手段による判断において、両者が一致しないと判断されたときは、設定値エラーを報知するエラー報知手段とを備えることを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1に記載の遊技機において、前記設定値判断手段は、遊技機の電源が投入されたときに判断を行うことを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載の遊技機において、時間をカウントするタイマーを備え、前記設定値判断手段は、前記タイマーにより所定時間がカウントされるごとに判断を行うことを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の遊技機において、前記設定値判断手段による判断で両者が一致していないと判断されたときは、その遊技機での遊技の進行を中断するように制御することを特徴とする。
(作用)
本発明においては、第1記憶領域には、変更前の設定値、及び設定変更スイッチを操作した回数が記憶される。また、第2記憶領域には、変更後の設定値が記憶される。そして、第1記憶領域に記憶された変更前の設定値及び設定変更スイッチの操作回数とから変更後の設定値が算出され、その値と、第2記憶領域に記憶されている変更後の設定値とが一致するか否かが判断される。両者が一致しない場合には、設定値エラーが報知される。
本発明によれば、何らかの異常な理由により、設定値が変更されてしまった場合、例えば第2記憶領域に記憶されている設定値が消失したり不正に変更されてしまった場合には、設定値エラーを報知することができる。これにより、設定値のセキュリティ性を高め、意図しない設定値で遊技が行われてしまうことを防止することができる。
以下、図面等を参照して、本発明の一実施形態について説明する。図1は、本実施形態におけるスロットマシン10の概略を示すブロック図である。
(スロットマシン、遊技制御手段)
スロットマシン10は、本発明における遊技機に相当するものであり、遊技制御手段50を備える。
遊技制御手段50は、役の抽選、リール31の駆動制御、及び入賞時の払出し等の遊技の進行を制御するとともに、演出の出力を制御するものであり、制御基板(図示せず)上に実装されているCPU、ROM及びRAM等から構成されたものである。
(設定変更スイッチ、設定値表示部)
図1に示すように、遊技制御手段50の入力側(図1中、左側)には、設定変更スイッチ45及び設定値表示部46が設けられている。設定変更スイッチ45は、スロットマシン10の設定値を設定するときに操作するスイッチである。設定変更スイッチ45は、例えば押ボタン状に形成されており、スロットマシンのフロントパネル(図示せず)の裏面側に設けられた基板上に搭載されている。
また、設定値表示部46は、現在の設定値を画像表示するものであり、例えばセブンセグメント表示器から構成されている。なお、設定値表示部46は、独立して設けられていても良いが、例えば他の表示部(クレジット表示部や払出し数表示部)と兼ねていても良い。
(スタートスイッチ、ストップスイッチ、ベットスイッチ))
また、遊技制御手段50の入力側(図1中、左側)には、ベットスイッチ40、スタートスイッチ41、及びストップスイッチ42からなる操作手段が電気的に接続されている。
ベットスイッチ40は、遊技者が貯留メダルを投入するときに操作するスイッチであって、その操作によって有効ラインを設定するスイッチである。なお、図1では、メダル投入口を図示していないが、メダル投入口は、ベットスイッチ40と同様に、有効ラインを設定するために実際のメダルを投入する部分であり、メダル投入口からのメダルの投入は、ベットスイッチ40の操作に含まれるものである。
また、スタートスイッチ41は、リール31を始動させるときに遊技者が操作するスイッチである。
さらにまた、ストップスイッチ42は、3つのリール31に対応して3つ設けられ、対応するリール31を停止させるときに遊技者が操作するスイッチである。
(モータ、リール)
遊技制御手段50の出力側(図1中、右側)には、モータ32が電気的に接続されている。
モータ32は、リール31を回転させるためのものであり、リール31の回転中心部に連結されている。
リール31は、リング状のものであって、その外周面には複数種類の図柄(役を構成する図柄等)を印刷したリールテープを貼付したものである。
リール31は、本実施形態では並列に3つ設けられている。また、各リール31は、スロットマシン10のフロントパネルに設けられた表示窓(図示せず)から、上下に連続する3図柄が見えるように配置されている。よって、スロットマシン10の表示窓から、合計9個の図柄が見えるように配置されている。
そして、スタートスイッチ41が操作されると、そのときに発生する信号が遊技制御手段50に入力される。遊技制御手段50(具体的には、後述するリール制御手段64)は、この信号を受信すると、全てのモータ32を駆動制御して、全てのリール31を回転させるように制御する。このようにしてリール31がモータ32によって回転されることで、リール31上の図柄は、所定の速度で表示窓内で上下方向に移動表示される。
また、ストップスイッチ42が操作されると、そのときに発生する信号が遊技制御手段50に入力される。遊技制御手段50(具体的には、後述するリール制御手段64)は、この信号を受信すると、そのストップスイッチ42に対応するモータ32を駆動制御して、そのモータ32に係るリール31の停止制御を行う。
(ランプ、スピーカ、画像表示装置)
また、遊技制御手段50の出力側(図1中、右側)には、ランプ21、スピーカ22、及び画像表示装置23からなる演出出力装置が電気的に接続されている。
ランプ21は、スロットマシン10の演出用のランプであり、所定の条件を満たしたときに、それぞれ所定のパターンで点灯する。なお、ランプ21には、各リール31の内周側に固定されたバックランプ(図示せず)や、スロットマシン10の筐体前面に配置され、役の入賞時等に点滅する上部ランプ及びサイドランプ(図示せず)等が含まれる。
さらにまた、スピーカ22は、遊技中に各種の演出を行うべく、所定の条件を満たしたときに、所定のサウンドを出力するものである。
さらに、画像表示装置23は、液晶画像表示装置やドットディスプレイ等からなるものであり、遊技中に各種の演出画像や所定の情報等を表示するものである。
遊技の開始時には、遊技者は、ベットスイッチ40を操作してメダルを投入し、スタートスイッチ41を操作(オン)する。スタートスイッチ41が操作されることで有効ライン数が確定するとともに、全リール31が始動(回転が開始)される。
そして、遊技者は各ストップスイッチ42を操作(オン)することで各リール31の回転を停止させる。全てのリール31の停止時に、有効ライン上にいずれかの役に対応する図柄の組合せが停止してその役の入賞となったときは、入賞した役に対応するメダルの払出し等が行われる。
(役)
本実施形態では、役として、特別役(BB及びRB)、小役、及びリプレイが設けられている。
特別役とは、通常遊技から特別遊技(通常遊技以上にメダルの獲得が期待できる、遊技者にとって有利となる遊技)に移行される役である。本実施形態では、特別役として、BB(ビックボーナス)、及びRB(レギュラーボーナス)が設けられている。
ここで、BBは、特別遊技の1つであるBB遊技に移行させる役であり、RBは、特別遊技のさらに他の1つであるRB遊技に移行させる役である。
また、小役とは、予め定められた枚数のメダルが払い出される役であり、本実施形態では、通常遊技中の小役として、複数種類が設けられており、BB遊技中及びRB遊技中の小役として、さらに別の小役が設けられている。そして、小役の種類に応じて、その役に対応する図柄の組合せ及びメダルの払出し枚数が異なるように設定されている。
さらにまた、リプレイとは、再遊技役であって、当該遊技で投入したメダル枚数を維持した再遊技が行えるようにした役である。
また、図示しないが、以上の各種の役に対応する、リール31の図柄の組合せが予め定められている。例えば、BBに対応する図柄の組合せは、「7」−「7」−「7」と定められている。そして、全てのリール31の停止時に、いずれかの役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止し、その役の入賞となったときは、その役に対応する枚数のメダルが払い出される。
続いて、遊技制御手段50の詳細な構成について説明する。遊技制御手段50は、図1に示すように、設定値制御手段60〜演出制御手段69を備える。
(設定値制御手段)
設定値制御手段は、設定値の変更や設定値の管理等、設定値に関する処理を統括して行うものであり、以下の設定変更手段60a等を備える。
(設定変更手段)
設定変更手段60aは、設定値が変更されるときに、設定変更スイッチ45の操作を検知し、現設定値を最新の設定値として表示等するものである。
本実施形態では、設定値は、設定1から設定6までの6段階を有する。そして、設定値ごとに出玉率が予め定められている。図2は、設定値と、特別役(BB及びRB)の当選確率及び出玉率との関係を示す図である。なお、図2では、小役やリプレイの当選確率については省略しているが、小役やリプレイの当選確率も設定値ごとに定められている。なお、本実施形態では、小役及びリプレイの当選確率は、設定値間格差がない(全ての設定値で同一である)ように定められている。ただし、設定値ごとに小役やリプレイの当選確率を変えても良い。
また、本実施形態では、設定値の変更をするときは、鍵を用いて行うように設定されており、鍵がないと設定変更を行うことができないように形成されている。具体的には、鍵を差し入れ、回転させた状態で電源を入れ直すと、設定値の変更が可能な状態となる(設定変更モード)。鍵を用いないと、たとえ設定変更スイッチ45を操作しても、設定値変更ができないように構成されている。
さらにまた、設定変更スイッチ45は、上述した押ボタン状に形成されており、その押ボタンを操作すること(ここでは、押下すること、あるいはオンにすることを意味する)に設定値を順次変化させるように構成されている。
例えば、現在の設定値が「1」であり、設定値表示部46に「1」と表示されているとする。この場合に、設定変更スイッチ45を1回操作すると、設定値が「1」から「2」に変化する。このようにして、設定変更スイッチ45を操作するごとに、設定値は、「1」→「2」→「3」→「4」→「5」→「6」→「1」→「2」→・・のように変化していく。
そして、例えば設定値を設定6にする場合には、設定変更スイッチ45を操作して設定値表示部46に「6」と表示されるようにし、この時点でスタートスイッチ41を操作する(オンする)。本実施形態では、スタートスイッチ41の操作によって設定値が確定するように構成されている。また、設定値表示部46には、それまでの「6」と表示されていたものが、「0」と表示される。このような「0」の表示が設定値が確定したことを意味する。
なお、設定変更は、設定値自体を変更する場合の他、同一設定値を再設定する場合にも行われるときがある。例えば、現在の設定値が「3」である場合に、再度設定値を「3」にする場合には、設定変更スイッチ45を操作し、「3」→「4」→「5」→「6」→「1」→「2」→「3」まで操作する。そして、この状態でスタートスイッチ41を操作すれば良い。
以上のようにして設定変更を行ったら、鍵を上記と逆方向に回転する。これにより、通常状態に立ち上がるように設定されている(なお、最後には鍵を抜く)。
(第1記憶領域、第2記憶領域)
本実施形態では、設定値を記憶しておく領域として、第1記憶領域60b、及び第2記憶領域60cを備える。これらの第1記憶領域60bと第2記憶領域60cとは、それぞれ独立して設けられている。例えば、1つのRAM内に、第1記憶領域60bと第2記憶領域60cとをそれぞれ個別に設けるようにしても良いが、2つの異なるRAM内に、第1記憶領域60bと第2記憶領域60cとをそれぞれ設けるようにしても良い。このように、第1記憶領域60bと第2記憶領域60cとを別個に設けることにより、設定値のセキュリティ性を確実にすることができる。
先ず、第1記憶領域60bには、設定変更前の(直前の)設定値と、設定変更後の(最新の)設定値に設定されるまでの設定変更スイッチ45の操作回数(押した回数)が記憶される。例えば、設定変更前の設定値が「3」であり、設定変更スイッチ45が3回操作されて、設定値が「6」に設定されたと仮定する。この場合には、設定変更前の設定値「3」と、設定変更スイッチ45の操作回数「3」とが第1記憶領域60bに記憶される。
また、設定値を1周させた場合、例えば上述のように設定値を「3」から「6」にする場合に、「3」→「4」→「5」→「6」→「1」→「2」→「3」→「4」→「5」→「6」と操作された場合には、第1記憶領域60bには、設定変更前の設定値「3」と、設定変更スイッチ45の操作回数「9」とが第1記憶領域60bに記憶される。
一方、第2記憶領域60cには、設定変更後の(最新の)設定値が記憶される。例えば上述の例では、設定変更後の設定値は「6」であるので、第2記憶領域60cには、設定値「6」と記憶される。
なお、以上のような設定値更新は、設定変更前の設定値、設定変更スイッチ45の操作回数、及び設定変更後の設定値をそれぞれバッファに記憶しておき、スタートスイッチ41による操作で設定値が確定したときに、それぞれを第1記憶領域60b及び第2記憶領域60cに記憶させれば良い。
(設定値判断手段)
設定値判断手段60dは、所定の条件を満たしたときに、第1記憶領域60bに記憶された変更前の設定値及び設定変更スイッチ45を操作した回数から算出される変更後の設定値と、第2記録領域60cに記憶された変更後の設定値とを対比し、両者が一致するか否かを判断するものである。
ここで、「所定の条件を満たしたとき」とは、設定値判断手段60dによる判断を行うための条件を満たしたときであり、本実施形態では、以下の2つが所定の条件として設定されている。
先ず第1の「所定の条件を満たしたとき」とは、電源が投入された後、遊技の開始が可能となる前である。
また第2の「所定の条件を満たしたとき」とは、ループして実行され続けている特定のプログラムの1処理に、設定値判断手段60dによる判断が設けられており、そのステップに到達したことである。
このように定期的に判断することで、セキュリティ性をより高めることができる。
なお、本実施形態の他の例として、タイマーを設け、所定時間を経過したときを「所定の条件を満たしたとき」とし、設定値判断手段60dによる判断を行うようにしても良い。例えば、2msを繰り返しカウントし続けるタイマーを設け、2msのカウントごとに設定値判断手段60dによる判断を行うようにしても良い。
次に、設定値判断について説明する。
上述したように、設定変更前の設定値が「3」であり、設定変更後の設定値が「6」である例で説明すると、先ず、設定値判断手段60dは、第1記憶領域60bに記憶されている情報(設定変更前の設定値及び設定変更スイッチ45の操作回数)に基づいて、現在の(変更後の)設定値を算出する。上述の例では、第1記憶領域60bには、設定変更前の設定値「3」と、設定変更スイッチ45の操作回数「3」とが記憶されているので、これらの値に基づき、設定変更後の設定値を算出する。また、その算出方法としては、
設定変更後の設定値=設定変更前の設定値+設定変更スイッチ45の操作回数
となる。
なお、設定変更前の設定値+設定変更スイッチ45の操作回数の値が6を超える場合には、算出される値が6以下(1〜6)となるように、6の倍数を引いた値が設定変更後の設定値となる。
例えば、設定変更前の設定値が「3」で、設定変更スイッチ45の操作回数が「4」である場合には、
3+4−6(=6×1)=1
となる。
また、設定変更前の設定値が「3」で、設定変更スイッチ45の操作回数が「10」である場合には、
3+10−12(=6×2)=1
となる。
次に、設定値判断手段60dは、第2記録領域60cに記憶された変更後の設定値を読み取る。例えば、第2記憶領域60cに「6」と記憶されている場合には、その「6」の値を読み取る。そして、第1記録領域60bに記憶された設定変更前の設定値と設定変更スイッチ45の操作回数とから算出される設定変更後の値と、第2記憶領域60cに記憶されている設定値とを対比し、両者が一致するか否かを判断する。
例えば、第1記憶領域60bには、設定変更前の設定値が「3」で、設定変更スイッチ45の操作回数が「10」と記憶されているとともに、第2記憶領域60cには、設定変更後の設定値が「1」と記憶されていると仮定する。
この場合には、先ず、設定値判断手段60dは、第1記憶領域60bに記憶されている情報に基づいて、設定変更後の設定値を算出する。
上記の例では、
3+10−12=1
となる。
よって、第1記憶領域30bに記憶されている値から算出される値が「1」であり、第2記憶領域30cに記憶されている値が「1」であるので、両者は一致すると判断される。
(エラー報知手段)
エラー報知手段60eは、設定値判断手段60dによる判断において、第1記憶領域30bに記憶されている値から算出される設定変更後の設定値と、第2記憶領域30cに記憶されている設定変更後の設定値とが一致しないと判断されたときは、設定値エラーを報知するものである。
報知方法としては、ランプ21、スピーカ22及び画像表示装置23を用いて行う。例えばランプ21では、通常の遊技では出力されない点滅方法でランプ21を点滅させ、スピーカ22からは、通常の遊技では出力されない警告音を発生させる。また、画像表示装置23には、「設定値エラー」と画像表示することが挙げられる。
そして、一旦、これらの報知が行われた後は、設定値を正しく設定し直さない限り、報知が停止しないように構成されている。すなわち、設定値が正しく設定し直され、設定値判断手段60dによる判断で両者が一致すると判断されたときは、報知が終了する。
(遊技中断手段)
遊技中断手段60fは、設定値判断手段60dによる判断で両者が一致していないと判断されたときは、そのスロットマシンでの遊技の進行を中断するように制御するものである。そして、設定値判断手段60dによる判断で両者が一致すると判断されたときに、遊技を進行可能に制御する。
このような遊技の中断は、例えばホッパーエラー(貯留メダル無し)の場合に遊技を中断することと同様である。具体的には、ベットスイッチ40、スタートスイッチ41及びストップスイッチ42の操作(受付け)を無効にするとともに、メダル投入口からメダルが投入されても、メダルの投入を受け付けずに返却するように制御する。
そして、設定値が正しく設定し直され、設定値判断手段60dによる判断で両者が一致すると判断されたときは、上記中断が解除され、遊技を再開させる。
以上のような設定値の判断、設定値エラーの報知、及び遊技の中断を実行することで、仮に、一方の設定値の記憶を消失した場合や、設定値の変更が強制的に(不正に)行われたとしても、それをいち早く判断し、措置を講ずることができる。
(役抽選手段)
役抽選手段61は、上記した役の抽選を行うものであり、例えば、役抽選用の乱数発生手段(ハードウェア乱数等)と、この乱数発生手段が発生する乱数を抽出する乱数抽出手段と、乱数抽出手段が抽出した乱数値に基づいて、役の当選の有無及び当選役を判定する判定手段とを備えている。
乱数発生手段は、所定の領域(例えば10進法で0〜65535)の乱数を発生させる。乱数は、例えば200n(ナノ)secで1カウントを行うカウンターが0〜65535の範囲を1サイクルとしてカウントし続ける乱数であり、スロットマシン10の電源が投入されている間は、乱数をカウントし続ける。
乱数抽出手段は、乱数発生手段によって発生した乱数を、所定の時、本実施形態では遊技者によりスタートスイッチ41がオンされた時に抽出する。判定手段は、乱数抽出手段により抽出された乱数値を、後述する役抽選テーブル62と照合することにより、その乱数値が属する領域に対応する役を決定する。例えば、抽出した乱数値がBB当選領域に属する場合は、BBの当選と判定し、非当選領域に属する場合は、非当選と判定する。
(役抽選テーブル)
役抽選テーブル62は、抽選される役の種類と、各役の当選確率とを定めたものである。また、役抽選テーブル62は、遊技状態(通常遊技中(非内部中/内部中)、BB遊技中及びRB遊技中)ごとに、特有の役抽選テーブル62を備えている。
また、役抽選テーブル62は、設定値ごとに設けられている。図2に示すように、本実施形態のように設定値が6段階に分かれている場合には、各設定値ごとにBB及びRBの当選確率が異なるように定められた役抽選テーブル62が用いられる。
役抽選手段61は、遊技の開始時ごとに、現在の設定値を参照し、その設定値に対応する役抽選テーブル62をセットし、その役抽選テーブル62を用いて役の抽選を行う。
(特別役当選持越し手段)
特別役当選持越し手段63は、上述した特別役(BB、及びRB)に当選したときに、その特別役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止するまで(その特別役が入賞するまで)の遊技において、特別役の当選を次遊技以降に持ち越すように制御するものである。
各役において、役に当選した遊技でその役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止しなかったときは、次遊技以降に持ち越される役と、持ち越されない役とが定められている。
ここで、持ち越される役としては、特別役(BB及びRB)が挙げられる。特別役に当選したときは、リール31の停止時に、特別役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止するまでの遊技において、特別役の当選を次遊技以降に持ち越すように制御される。
以上のように特別役の当選は持ち越されるのに対し、特別役以外の役は、持ち越されない。役の抽選において、特別役以外の役に当選したときは、当該遊技でのみその当選役が有効となり、その当選は次遊技以降に持ち越されない。すなわち、これらの役に当選した遊技では、その当選した役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止(入賞)可能なようにリール31が停止制御されるが、その当選役の入賞の有無にかかわらず、その遊技の終了時に、その当選役に係る権利は消滅する。
(リール制御手段)
リール制御手段64は、先ず、スタートスイッチ41が操作されたときに、全て(3つ)のリール31の回転を開始するように制御するものである。さらに、リール制御手段64は、ストップスイッチ42が操作されたときに、役抽選手段61による役の抽選結果と、ストップスイッチ42が操作されたときのタイミング等とに基づいて、後述の停止位置決定テーブル65を参照してそのストップスイッチ42に対応するリール31の停止位置を決定するとともに、モータ32を駆動制御して、その決定した位置にそのリール31が停止するように制御するものである。
例えば、リール制御手段64は、役に当選した遊技では、当選役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させるようにリール31を停止制御するとともに、当選役以外の役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させないようにリール31を停止制御する。
例えば、役の当選時にストップスイッチ42が操作された瞬間に直ちにリール31を停止させると、当選した役に係るその図柄が有効ラインに停止しないときには、リール31の停止時に、リール31を回転移動制御することで、当選した役に係る図柄ができる限り有効ラインに停止させるように制御するものである。
また逆に、役の非当選時に、ストップスイッチ42が操作された瞬間に直ちにリール31を停止させると、当選していない役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止してしまうときは、リール31の停止時に、リール31を回転移動制御することで、当選していない役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止しないように制御する。
(停止位置決定テーブル65)
停止位置決定テーブル65は、役抽選手段61による役の抽選結果と、ストップスイッチ42が操作された瞬間のリール31の位置とから、リール31の図柄の停止位置を定めたものである。
停止位置決定テーブル65としては、BBテーブル、RBテーブル、小役テーブル、リプレイテーブル、及び非当選テーブルを備える。
BBテーブルは、当該遊技でBBに当選したこと、又は当該遊技以前の遊技でBBに当選し、かつ当該遊技では非当選であることを条件として用いられ、リール31の停止制御の範囲内においてBBに対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させるとともに、BB以外の役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させないように、リール31の停止時の図柄の組合せを定めたものである。
RBテーブルについても上記と同様である。
また、小役テーブルは、当該遊技で小役に当選したことを条件として用いられ、リール31の停止制御の範囲内において小役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させるとともに、小役以外の役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させないように、リール31の停止時の図柄の組合せを定めたものである。
リプレイテーブルも同様である。
さらにまた、非当選テーブルは、特別役の当選を持ち越していない非当選時の遊技で用いられ、いずれかの役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止しないように、リール31の停止時の図柄の組合せを定めたものである。
以上の停止位置決定テーブル65を用いて、リール制御手段64は、リール31の停止制御の範囲内においてリール31を停止制御する。
(停止図柄判断手段)
停止図柄判断手段66は、リール31の停止時に、有効ラインに停止したリール31の図柄の組合せが、いずれかの役に対応する図柄の組合せと一致するか否かを判断するものである。停止図柄判断手段66は、例えばモータ32の停止時の角度やステップ数等を検知することにより、有効ライン上の図柄を判断する。
(払出し手段)
払出し手段67は、停止図柄判断手段66により、リール31の停止時に有効ラインに停止した図柄の組合せがいずれかの役に対応する図柄の組合せと一致すると判別され、その役の入賞となったときに、その入賞役に応じて所定枚数のメダルを遊技者に対して払い出すか、又はクレジットの加算等の処理を行うものである。また、リプレイの入賞時は、メダルを払い出すことなく、当該遊技で投入されたメダル枚数を自動投入するように制御する。
(特別遊技制御手段)
特別遊技制御手段68は、特別遊技(BB遊技及びRB遊技)の開始(通常遊技から特別遊技への移行)、特別遊技中の遊技の進行、及び特別遊技の終了(特別遊技から通常遊技への移行)等を制御するものである。
特別遊技制御手段68は、BBに対応する特定の図柄の組合せが有効ラインに停止したときには、通常遊技からBB遊技に移行させる。また、RBに対応する特定の図柄の組合せが有効ラインに停止したときには、通常遊技からRB遊技に移行させる。
先ず、通常遊技中に、BBに対応する図柄の組合せが有効ラインに停止したときは、BBの入賞となり、次遊技からBB遊技が開始される。
BB遊技では、小役の抽選が行われるとともに、払い出されたメダル枚数をカウントする。また、本実施形態では、BB遊技の終了条件として、BB遊技中に払い出されたメダル枚数が上限値を超えたことに設定されている。ここで、本実施形態の上限値は、465枚に設定されている。
そこで、本実施形態では、特別遊技制御手段68は、BB遊技中に払い出されたメダル枚数をカウントし、毎遊技、払い出された枚数を更新し続ける。
そして、特別遊技制御手段68は、カウントされた払出し枚数が上限値(465枚)を超えたと判別したときは、BB遊技の終了条件を満たすと判別し、次遊技以降、通常遊技に戻るように制御する。
さらにまた、特別遊技制御手段68は、RBに対応する図柄の組合せが有効ラインに停止したこと、すなわちRBが入賞したことを条件として、RB遊技に移行するように制御する。RB遊技は、役の入賞回数が8回に到達するまで、又は遊技回数が12回に到達するまで、実行される遊技である。特別遊技制御手段68は、RB遊技中は、役の入賞回数及び遊技回数をカウントし、いずれか一方が満たされた場合は、RB遊技を終了し、通常遊技に移行する。
(演出制御手段)
演出制御手段69は、上述した演出出力装置(ランプ21、スピーカ22、及び画像表示装置23)からの演出の出力を制御するものである。
演出制御手段69は、遊技ごとに、役抽選手段61による役の抽選結果に基づいて、演出パターンを選択する。特に本実施形態では、複数種類の演出パターンが予め設けられている。そして、演出制御手段69は、遊技の開始時等に、役抽選手段61による役の抽選が行われた後、ソフトウェア乱数を用いた抽選によっていずれか1つの演出パターンを選択する。
また、演出パターンは、当選役に応じて、それぞれ複数種類が設けられている。例えば、BB当選時、RB当選時、小役当選時、非当選時等ごとに、それぞれ複数種類の演出パターンが設けられている。
演出パターンは、遊技の進行に伴って、どのようなタイミングで(スタートスイッチ41の操作時や各ストップスイッチ42の操作時等)、どのような演出を出力するか(ランプ21をどのように点灯、点滅又は消灯させるか、スピーカ22からどのようなサウンドを出力するか、及び画像表示装置23にどのような画像を表示させるか等)を定めたものである。
そして、演出制御手段69は、選択した演出パターンに従い、所定のタイミングで演出出力機器から演出を出力するように制御する。
続いて、本実施形態における設定変更モード時の処理の流れについて説明する。図3は、設定変更モード時の処理の流れを示すフローチャートである。
鍵を差し入れて回転させ、設定変更モードとなったときは、図3ステップS11において、現時点での設定値が設定値表示部46に表示される。この設定変更前の設定値は、バッファに記憶される。次にステップS12に進み、設定変更スイッチ45が操作されたか否かを検知する。操作されたと判断されたときはステップS13に進み、操作されていないと判断されたときはステップS15に進む。
ステップS12では、設定変更スイッチ45の操作回数が更新される。ここで、設定変更スイッチ45が未だ操作されていないときは、操作回数が0回とされ、その後は、順次、1回、2回、・・と更新される。例えば、前回までの操作回数が2回で、新たに1回操作されたときは、操作回数が3回とされる。なお、設定変更スイッチ45の操作回数は、バッファに記憶され、操作されるごとに過去の操作回数が消去され、新たな操作回数が記憶される。次にステップS14に進み、設定値表示部46に表示されている設定値を更新する。例えば、設定変更スイッチ45の操作前の設定値が「2」であり、設定変更スイッチ45が1回操作されたときは、表示内容を「2」から「3」に変える。そして、変更後の最新の設定値がバッファに記憶される(それ以前の設定値は消去される)。
ステップS12又はステップS14からステップS15に進むと、設定値を確定する操作がなされたか否かを検知する。特に本実施形態では、スタートスイッチ41の操作によって設定値を確定するので、スタートスイッチ41が操作されたか否かを検知する。スタートスイッチ41の操作を検知したときはステップS16に進む。一方、スタートスイッチ41の操作を検知しなかったときはステップS12に戻る。
ステップS16では、設定変更前の設定値(ステップS11での設定値)及び設定変更スイッチ45の操作回数(いずれもバッファに記憶されている)を、第1記憶領域60bに記憶する。次にステップS17に進み、(バッファに記憶されている)設定変更後の設定値を第2記憶領域60cに記憶する。そして本フローチャートによる処理を終了する。
続いて、通常遊技モードにおける設定値の対比判断処理について説明する。図4は、通常遊技モードにおける設定値の対比判断処理を示すフローチャートである。
先ず、ステップS21では、所定の条件を満たすまで、所定の条件を満たすか否かを判断し続ける。「所定の条件」とは、設定値の対比判断をする条件を満たしたか否かを意味しており、上述したように、電源投入時、特定のプログラムの設定値判断手段60dによる判断ステップに到達したこと、又はタイマーによる所定時間を経過したとき、等が挙げられる。
所定の条件を満たすと判断されたときは、次のステップS22に進み、第1記憶領域60bに記憶されている設定変更前の設定値及び設定変更スイッチ45の操作回数を読み取る。次のステップS23では、ステップS22で読み取った設定変更前の設定値及び設定変更スイッチ45の操作回数に基づいて、設定変更後の設定値を算出する。次のステップS24では、第2記憶領域60cに記憶されている設定変更後の設定値を読み取る。
そして、ステップS25に進み、ステップS23で算出した設定変更後の設定値と、ステップS24で読み取った設定変更後の設定値とを対比し、両者が一致するか否かが判断される。そして、両者が一致すると判断されたときは本フローチャートによる処理を終了する。これに対し、両者が一致しないと判断されたときは、ステップS26に進み、エラー報知手段60eは、エラーの報知を行う。そしてステップS27に進み、遊技中断手段60fは、遊技を中断する。
次のステップS28では、復旧が行われたか否かを検知し続ける。上述したように、設定変更モードに移行し、第1記憶領域60bに設定変更前の設定値及び設定変更スイッチ45の操作回数が記憶されるとともに、第2記憶領域60cに設定変更後の設定値が記憶され、第1記憶領域60bに記憶された設定変更前の設定値及び設定変更スイッチ45の操作回数から算出される設定変更後の設定値と、第2記憶領域60cに記憶された設定変更後の設定値とが一致すると判断されたときは、復旧したと判断される。そして、復旧したときはステップS29に進み、エラー報知を中止するとともに、中断していた遊技を再開させる。そして本フローチャートによる処理を終了する。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上述した実施形態に限定されることなく、例えば、以下のような種々の変形が可能である。
(1)本実施形態では遊技媒体としてメダルを用いたが、例えば遊技球を用いたスロットマシン(パロット)等、メダル以外の遊技媒体を用いるスロットマシンであっても本発明を適用することができる。
(2)また、設定値を有する遊技機であれば、スロットマシン10以外の遊技機、例えば弾球遊技機に対しても適用することができる。
(3)本実施形態では、「所定の条件」として、電源投入時、ループして実行され続けているプログラムでの1処理、及びタイマーによる所定時間のカウントを例に挙げたが、これに限らず、種々の条件を設定することができる。
(4)また、設定値が一致しなかったときは、エラーの報知を行うだけにとどめ、遊技を中断しないように制御しても良い。
本実施形態におけるスロットマシンの概略を示すブロック図である。 設定値と、特別役(BB及びRB)の当選確率及び出玉率との関係を示す図である。 設定変更モード時の処理の流れを示すフローチャートである。 通常遊技モードにおける設定値の対比判断処理を示すフローチャートである。
符号の説明
10 スロットマシン
21 ランプ
22 スピーカ
23 画像表示装置
31 リール
32 モータ
40 ベットスイッチ
41 スタートスイッチ
42 ストップスイッチ
45 設定変更スイッチ
46 設定値表示部
50 遊技制御手段
60 設定値制御手段
60a 設定変更手段
60b 第1記憶領域
60c 第2記憶領域
60d 設定値判断手段
60e エラー報知手段
60f 遊技中断手段
61 役抽選手段
62 役抽選テーブル
63 特別役当選持越し手段
64 リール制御手段
65 停止位置決定テーブル
66 停止図柄判断手段
67 払出し手段
68 特別遊技制御手段
69 演出制御手段

Claims (4)

  1. 出玉率に対応する複数の設定値を有し、前記複数の設定値の中からいずれか1つの設定値を選択して遊技を行う遊技機であって、
    設定変更スイッチを有し、前記設定変更スイッチを操作するごとに設定値が順次変化するようにした設定変更手段と、
    前記設定変更手段により設定値が変更された場合において、変更前の設定値、及び前記設定変更スイッチを操作した回数を記憶する第1記憶領域と、
    前記設定変更手段により設定値が変更された場合において変更後の設定値を記憶する記憶領域であって、前記第1記憶領域と異なる記憶領域である第2記憶領域と、
    所定の条件を満たしたときに、前記第1記憶領域に記憶された変更前の設定値及び前記設定変更スイッチを操作した回数から算出される変更後の設定値と、前記第2記録領域に記憶された変更後の設定値とを対比し、両者が一致するか否かを判断する設定値判断手段と、
    前記設定値判断手段による判断において、両者が一致しないと判断されたときは、設定値エラーを報知するエラー報知手段と
    を備えることを特徴とする遊技機。
  2. 請求項1に記載の遊技機において、
    前記設定値判断手段は、遊技機の電源が投入されたときに判断を行う
    ことを特徴とする遊技機。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の遊技機において、
    時間をカウントするタイマーを備え、
    前記設定値判断手段は、前記タイマーにより所定時間がカウントされるごとに判断を行う
    ことを特徴とする遊技機。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の遊技機において、
    前記設定値判断手段による判断で両者が一致していないと判断されたときは、その遊技機での遊技の進行を中断するように制御する
    ことを特徴とする遊技機。
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