JP2007116957A - 芝刈機 - Google Patents

芝刈機 Download PDF

Info

Publication number
JP2007116957A
JP2007116957A JP2005312019A JP2005312019A JP2007116957A JP 2007116957 A JP2007116957 A JP 2007116957A JP 2005312019 A JP2005312019 A JP 2005312019A JP 2005312019 A JP2005312019 A JP 2005312019A JP 2007116957 A JP2007116957 A JP 2007116957A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
switch
motor
lawn mower
handle
rotation speed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005312019A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4622805B2 (ja
Inventor
Hidesumi Okamura
英澄 岡村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP2005312019A priority Critical patent/JP4622805B2/ja
Publication of JP2007116957A publication Critical patent/JP2007116957A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4622805B2 publication Critical patent/JP4622805B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Harvester Elements (AREA)

Abstract

【課題】騒音を抑えたいときには回転数を低速に切替えることが可能となり、作業状態に合った回転数を作業者が自由に変更できる芝刈機を提供すること。
【解決手段】モータの回転数を変更するための回転数変更スイッチ8を備えると共に、回転数変更スイッチ8には電流制限素子が並列接続され、作動スイッチ39a及び回転数変更スイッチ8のそれぞれのオン状態で電源とモータとが直結されてモータが高速回転し、スイッチハンドルのオン状態で且つ回転数変更スイッチ8のオフ状態で、モータと電源間に電流制限素子10が介挿されてモータ16に流れる電流を制限することでモータが低速回転するように構成された芝刈機である。
【選択図】図3

Description

本発明は、芝刈機のモータの回転数を制御する技術に関するものである。
従来の芝刈機は、芝刈刃を備えた芝刈機本体にハンドルを取り付け、ハンドルのグリップ部に設けたスイッチハンドルを操作することで芝刈刃を駆動して芝刈りを行い、芝刈機本体に着脱自在に取付けた集草かごに芝を集草するようになっている(例えば特許文献1参照)。
ところが従来の芝刈機においては、モータの回転数が一定であるため、騒音を気にしながら芝刈りをしなければならないものであり、芝刈り時の音が大きいために例えば早朝や、密集した住宅地では芝刈り作業ができないという課題を有していた。
特開2004−159622号参照
本発明は上記の従来の問題点に鑑みて発明したものであって、騒音を抑えたいときには回転数を低速に切替えることが可能となり、作業状態に合った回転数を作業者が自由に変更できるようにした芝刈機を提供することを課題とするものである。
前記課題を解決するために本発明は、芝刈機本体3からハンドル4を延出し、ハンドル4のグリップ部37にモータ16をオン・オフ操作するためのスイッチハンドル39を配置した芝刈機において、モータ16の回転数を変更するための回転数変更スイッチ8を備えると共に、回転数変更スイッチ8には電流制限素子10が並列接続され、スイッチハンドル39及び回転数変更スイッチ8のそれぞれのオン状態で電源とモータ16とが直結されてモータ16が高速回転し、スイッチハンドル39のオン状態で且つ回転数変更スイッチ8のオフ状態で、モータ16と電源間に電流制限素子10が介挿されてモータ16に流れる電流が制限されることでモータ16が低速回転するように構成されていることを特徴としている。
このような構成とすることで、例えば、騒音を抑えたいときには回転数変更スイッチ8によってモータ16の回転数を低速に切替えることができ、例えば、早朝時や、密集した住宅地などでも、近所を気にせずに芝刈りができるようになり、一方、騒音を気にしなくて良い場合は、回転数変更スイッチ8によってモータ16の回転数を高速に切替えることができ、芝刈り作業がはかどり、特に長い芝でもスムーズに刈り取ることができるようになるので、作業状態に合った回転数を作業者が自由に変更可能となる。
また、上記グリップ部37よりも下方のハンドル4部分に回転数変更スイッチ8を配置するのが好ましく、この場合、手で振れ易いグリップ部37のスイッチハンドル39の操作でモータ16のオン・オフ操作を行なうことができる一方で、回転数変更スイッチ8をグリップ部37以外の手で容易に触れられない場所に設置することで、使い勝手が一層向上するものである。
本発明に係る芝刈機は、モータの回転数を変更するための回転数変更スイッチを備えているので、作業状態に合った回転数を作業者が自由に変更自在となり、使い勝手が良好となるものである。
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基いて説明する。
芝刈機6は、図4乃至図7に示すように、車輪1と芝刈刃2を備えた芝刈機本体3にハンドル4を回動自在に設けると共に集草かご5を着脱自在に取付けて構成してある。
芝刈機本体3は内部にフレーム14が設けてあり、このフレーム14に車輪1が取付けてある。車輪1としては前車輪1aと後車輪1bとがあり、前車輪1aは後車輪1bよりも大径であって芝刈機本体3の前部の両側部に設けてある。後車輪1bはローラにより構成してあって芝刈機本体3の後部に設けてある。
芝刈刃2はフレーム14に回転自在に取付けられたリール刃2aと、フレーム14に固定された固定刃2bとで構成してある。
フレーム14にはモータ16が固定してあり、モータ16に固定した小プーリ17と、フレーム14に回転自在に取付けた中間プーリ18とにベルト19が掛け回してあり、更に、中間プーリ18とリール刃2aの端部に固定した大プーリ20とにベルト21が掛け回してあり、モータ16の回転を小プーリ17、ベルト19、中間プーリ18、大プーリ20を介してリール刃2aに伝達して回転するようになっている。
芝刈機本体3の前部には図6に示すように上下に開口する上部又は全体が筒状をした挿入部22が設けてあり、この挿入部22の上端開口部に軸支部23が設けてあり、回転体24の下部を上記挿入部22内に挿入して上記軸支部23に回転自在に軸支してある。回転体24の上部は挿入部22の上端開口部より芝刈機本体3の前部上面側に突出している。回転体24の上部は手で掴んで回転操作するための操作摘み部25となっており、下部は外周に雄ねじを刻設した雄ねじ部26となっており、操作摘み部25の下面部と雄ねじ部26の上面部とで軸支部23を回転自在に上下方向から挟持することで回転体24が上記軸支部23に回転自在に軸支してある。挿入部22内の下部には内周に雌ねじ部27aを設けた上下移動筒体27は挿入部22に対して回転はできないが上下移動はできるように挿入してあって、雌ねじ部27aが回転体24の雄ねじ部26に螺合してある。
図6、図11に示すように、上下移動筒体27の下面側には前後方向に隙間29を介して対向する二対のリブ28が下方に向けて垂設してあり、二対のリブ28の下面間に架け渡すように下プレート30をねじにより固定してある。
図7、図11に示すように、フレーム14には芝刈機本体3の前部の左右に位置するフレーム14に設けた軸受け部となる孔に中間部がコ字状に突曲したクランク軸31の両端部を回転自在に嵌挿してあり、該クランク軸31の中間部のコ字状に屈曲した先端の中間軸部31aが上記上下移動筒体27の隙間29間に上下方向には移動しないが回転自在且つ前後方向に移動自在に挿入してある。
図5、図11に示すように、上記クランク軸31の両端部にはそれぞれ車輪取付け板32の一端部が固定してあり、該車輪取付け板32の他端部に前車輪1aの中心に設けた回転軸33が回転自在に取付けある。
ここで操作摘み部25を回転操作して回転体24を回転すると雄ねじ部26に雌ねじ部27aを螺合した上下移動筒体27が上下方向に移動する。この上下移動筒体27の上下移動に連動してクランク軸31の中間軸部31aが上下方向に移動しながら隙間29内を前後方向に移動する。この中間軸部31aの動きはクランク軸31のフレーム14の軸受け部を中心にした回転運動であり、このため、クランク軸31はフレーム14の軸受け部を中心に回動する。クランク軸31の回動により車輪取付け板32が回動し、車輪取付け板32の他端部が回転中心となった前車輪1aがクランク軸31の端部を回転中心として回動することで、前車輪1aの上下高さが調整されることになる。
前車輪1a、リール刃2a、後車輪1bはいずれも外周部の一部が芝刈機本体3の下開口部34より下方に突出している。リール刃2aの外周下端は前車輪1aの外周下端と後車輪1bの外周下端とを結ぶ線よりもやや上に位置しており、この条件を満たしながら前車輪1aを上記のように上下高さ調整を行うことで、リール刃2aの接地面15からの高さ、つまり芝の刈り高さを調整するようになっている。
図5に示すように、芝刈機本体3の後部の上部にはハンドル4の下端部が回動自在に取付けてある。ハンドル4は、図4に示すように、棒状をした一対のアーム部35の上端を上横バー部36により連結し、更に、上横バー部36の両端部上面部にコ字状をしたグリップ部37の両端部を連結部37aで連結し、グリップ部37にはグリップ部37に対して上下方向に移動自在にスイッチハンドル39を重ねて取付け、更に、一対のアーム部35の上部間(上横バー部36よりもやや下方位置)にハンドルステー38を架設して構成してある。上記スイッチハンドル39を図2の矢印B方向に押すと作動スイッチ39aがオンとなり、戻すと作動スイッチ39aがオフとなるように構成されている。
ハンドル4の一対のアーム部35の下端には軸部40が設けてあり、芝刈機本体3の後部の両側上部に設けた軸受け部41に上記一対のアーム部35の下端の軸部40を回動自在に取付けてある。
芝刈機本体3の後面に図8に示すように芝刈刃2で刈った芝を排出するための排出開口部12を設けてある。芝刈機本体3の後面には前面側が開口した集草かご5が着脱自在に取付けられるようになっている。
芝刈機本体3の上面部の後端縁には図4、図6、図8、図9に示すように上方に向けて立ち上がり壁47が突設してあり、この立ち上がり壁47は芝刈機本体3の左右方向の中間部において切欠き部48が形成してあり、立ち上がり壁47の前面の左右方向の複数箇所に集草かご5の前開口部13の上縁部を上下方向の線接触で下方にガイドするための上下方向に長い線状をしたガイド突条47aが突設してある。
また、芝刈機本体3の上面部の左右方向の中間部の上記立ち上がり壁47よりも少し前位置に切欠き部48の左右巾よりも巾広の突部49が上方に向けて突設してある。上記切欠き部48と対向する突部49の後面との間に挿入孔50が形成してある。ここで突部49の後部中央には挿入孔50の上開口の前半部に上下方向に連通する上下及び後方に開口した凹所50aとなっており、凹所50aの両側及び前内面はそれぞれ上方に行くほど外側となるように傾斜した傾斜面よりなる誘い込み部45となっている。
芝刈機本体3の内部の後上部には図10に示すように集草かご取付け検出手段を構成するためのスイッチ60が設けてあり、スイッチ60の左右方向の側部にはスイッチ60をオン、オフさせる操作釦61が前後方向にスライド自在に設けてある。操作釦61の後端が上記挿入孔50内に突出するようにばね62によりばね力が付与してある。
なお、操作釦61の後端の挿入孔50への突出位置は上記切欠き部48よりも下方に位置していて、切欠き部48から指を入れても操作釦61を操作できないようになっている。しかも、スイッチ60は挿入孔50に直接面していないので、挿入孔50からごみ等の異物がスイッチ60に侵入し難いようになっている。
上記スイッチ60は後述するモータ16の電源回路9の途中に設けてあって、スイッチ60がオフの場合は電源回路9に給電されず、スイッチハンドル39を操作しても作動スイッチ39aがオフに保たれてモータ16が駆動できないようになっており、一方、スイッチ60がオンの場合は電源回路9に給電され、スイッチハンドル39を操作することで作動スイッチ39aがオンとなり、モータ16を駆動できるようになっている。
集草かご5は図4に示すようにかご枠52に変形性を有する袋65を取付けて構成してある。かご枠52は線材により形成してあり、矩形状をした上枠部54の前端部の両端部から下方に向けて側枠部55を突出し、両側枠部55の下端から前方に向けて略コ字状をした下枠部56を突出して構成してある。上枠部54の前枠部54aの左右方向の中央部には把手57が取付けてあり、把手57に下方に向けて突出部58aが突設してあり、この突出部58aは前枠部54aよりも下方に突出している。かご枠52に袋65を取付けるには、前方が開口した袋65の上面を矩形状の上枠部54に取付け、更に、袋65の前開口部13の左右の側縁部、下縁部をそれぞれ左右の側枠部55、下枠部56にそれぞれ取付けてある。したがって、袋65の後面、側面、下面は一部しかかご枠52に取付けてないので、上枠部54が上となるような姿勢では自重で垂れ下がるため袋を広げた状態となるが、外力をくわえて袋65の後面、側面、下面をかご枠52側に重ねるように折り畳むことができるようになってなっている。
図5、図6に示すように、芝刈機本体3の後部に集草かご5を着脱自在に取付けた状態で、ハンドル4のグリップ部37を手で掴んで押しながら芝刈機6を移動させると共にスイッチハンドル39を操作してモータ16を駆動して芝刈刃2により芝刈りを行い、芝刈刃2で刈り取った芝は排出開口部12から集草かご5内に溜められるようになっている。
ここで、使用時に芝刈機本体3の後部に集草かご5を着脱自在に取付けるには、集草かご5の突出部58aを挿入孔50に上方より挿入係止すると共に前枠部54aを立ち上がり壁47と突部49との間に嵌め込んで係止し、更に、左右の側枠部55を芝刈機本体3の後面の左右両端部の受け部51に嵌め込んで係止することで、排出開口部12に前開口部13を連通させるように集草かご5を取付ける。突出部58aを挿入孔50に上方から挿入係止するに当たっては、突出部58aの下端部を突部49の後部中央に設けた凹所50aに挿入して誘い込み部45をガイドとして突出部58aを挿入孔50に上方から挿入することができる。この場合、突出部58aを凹所50aに上方から直接差し込んでもよいが、立ち上がり壁47の突部49の後面部に対向する位置に切欠き部48が設けてあるので、突出部58aを上記切欠き部48から前方に差しこむようにして突出部58aの凹所50aに挿入し、この状態で下方に落とし込むようにすることで、上記誘い込み部45にガイドされて挿入孔50により一層スムーズに挿入することができる。
上記のようにして集草かご5に設けた前枠部54a、左右両側枠部55、突出部58aよりなる被支持部59を、芝刈機本体3に設けた挿入孔50、立ち上がり壁47、突部49、受け部51等よりなる支持部7に着脱自在に取付けるのであるが、突部49が挿入孔50に挿入されると図6に示すように操作釦61が押され、スイッチ60がオンになって、集草かご5の芝刈機本体3への取付けが検知され、このようにスイッチ60がオンになることで集草かご5の取付けが検知された場合にスイッチハンドル39を操作してモータ16が駆動できる状態となっている。したがって、芝刈機本体3から集草かご5を取外した状態や、支持部7に被支持部59を正しく取付けて芝刈機本体3に集草かご5が正しく取付けてない状態では、スイッチハンドル39を操作してもモータ16を駆動できないようになっていて、安全性を確保している。
ところで、上記のように集草かご5の突出部58aを挿入孔50に上方より挿入係止すると共に前枠部54aを立ち上がり壁47と突部49との間に嵌め込んで係止し、更に、左右の側枠部55を芝刈機本体3の後面の左右両端部の受け部51に嵌め込んで係止することで、集草かご5を上方からの差し込みにより芝刈機本体3に取付けるのであるが、立ち上がり壁47の前面の上下方向の途中に集草かご5の左右に長い前枠部54aが係止されたまま非正規取付け状態で取付けられる場合がある。これは、立ち上がり壁47の前面に沿って集草かご5の左右に長い前枠部54aを落とし込む際に、前枠部54aが左右に長いため、立ち上がり壁47の前面との摩擦抵抗が大きくて、下方への落とし込みの途中で止まってしまい、使用者にはあたかも正規の取付け状態であるかのように感じさせてしまい、そのまま、使用されるおそれがある。したがって、本例においては、突出部58aが正規の挿入状態でないと上記のように操作釦61を押さないように構成してあり、したがって、集草かご5を正規の状態で正しく取付けてない場合は、スイッチハンドル39を操作してもモータ16を駆動できないようになっていて、安全性を確保している。
また、本例では、立ち上がり壁47の前面に集草かご5の前開口部13の上縁部を上下方向の線接触で下方にガイドするためのガイド突条47aを突設してあるので、ガイド突条47aをガイドとして集草かご5の前開口部13の上縁部を上下方向の線接触で接触させ、途中で引っ掛かることなく自重でスムーズに正規の取付け位置まで下降させて取付けることができるようになっている。
ここで本発明において、芝刈機本体3からハンドル4を延出し、ハンドル4のグリップ部37にモータ16をオン・オフ操作するためのスイッチハンドル39を配置すると共に、グリップ部37以外の場所にモータ16の回転数を変更するための回転数変更スイッチ8を別途設けたものである。本例では図1に示すように、グリップ部37よりも下方のハンドル4部分(本例では上横バー部36)に回転数変更スイッチ8を配置している。
モータ16の電源回路9の一例を図3に示す。図3の例では、電源回路9は、グリップ部37側に設けられる切替スイッチ回路部9aと、芝刈機本体3側に設けられるモータ回路部9bとで構成されている。切替スイッチ回路部9aには、スイッチハンドル39で入切される作動スイッチ39aと、回転数変更スイッチ8と電流制限素子10を構成するダイオード(以下「ダイオード10」という。)とからなる並列回路と、ブレーカ42等が設けられており、例えば交流電源に接続される電源プラグ46の一極側端子に作動スイッチ39aの一方のスイッチ端子が接続され、電源プラグ46の他極側端子がブレーカ42を介して、回転数変更スイッチ8とダイオード10とからなる並列回路の一方の端子に接続されている。本例ではグリップ部37の内部に切替スイッチ回路部9aが収納されている。一方、芝刈機本体3側に設けられるモータ回路部9bには、集草かご取付け検出手段を構成するスイッチ60、モータ16、雑防コンデンサ11が設けられ、上記作動スイッチ39aの他方のスイッチ端子が一方の電源線43及びスイッチ60を介してモータ16の一極側端子に接続されており、上記回転数変更スイッチ8とダイオード10とからなる並列回路が他方の電源線44を介してモータ16の他極側端子に接続されている。これら両電源線43,44はハンドル4の内部に収納されていて、外部に露出しないようにしてある。そして、集草かご5を取り付けるとスイッチ60がオンとなり、その後、スイッチハンドル39を手で握って作動スイッチ39aをオンにした段階で、モータ16が回転して芝刈刃2を駆動させることができる。このとき、回転数変更スイッチ8が高速位置P1(図3)にあるときには、スイッチ端子a,bが短絡することで交流電源にモータ16が直結されてモータ16は高速回転するが、回転数変更スイッチ8を低速位置P2(図3)にスライド操作したときは、スイッチ端子a,cが短絡することで、スイッチ端子a,bが遮断されて、交流電源とモータ16との間にダイオード10が介挿される形となり、これによりモータ16に流れる電流が制限されるため、モータ16は低速回転を行なうように構成されている。
しかして、回転数変更スイッチ8をスライド操作してモータ16の回転数を強弱二段階で切替える回路構造を有するので、例えば、騒音を抑えたいときはモータ16を低速回転に切替えることができ、これにより特に早朝や、密集した住宅地などでも、近所を気にせずに芝刈りができるようになる。一方、騒音を気にしなくて良い場合は、モータ16を高速回転に切替えることにより、芝刈り作業がはかどり、特に長い芝でもスムーズに刈り取ることができるようになり、このようにして作業状態に合った回転数を作業者が自由に変更できる結果、使い勝手がきわめて良好となる。
また、回転数変更スイッチ8の位置を、手で触れにくいグリップ部37よりも下方のハンドル4部分(本例では上横バー部36)に配置したことにより、スイッチハンドル39を握った手が回転数変更スイッチ8に容易に触れられないようになり、使い勝手が一層向上するものである。
さらに本例では、集草かご5を取り付けたときにこれを検出するためのスイッチ60を備え、このスイッチ60とスイッチハンドル39とによる2段階作動システムを採用することによって、集草かご5を取り付けない不使用時には例えば、子供のいたずら等によりスイッチハンドル39が無断で操作されたり、或いは芝刈機の使用開始時に偶発的にスイッチハンドル39が操作された場合でも、集草かご5が取り付けられていない限りは電源回路9はオフに保たれるので、モータ16の誤作動を確実に防止できるようになり、安全性を十分に確保できる利点もある。
本発明の一実施形態の芝刈機の説明図である。 同上の芝刈機の側面図である。 同上のモータの電源回路図である。 同上の芝刈機の分解斜視図である。 同上の一部破断した側面図である。 同上の側断面図である。 同上の下面図である。 同上の集草かごを取外した状態の背面図である。 同上の集草かごを取外した状態の平面図である。 同上の要部の平断面図である。 同上の芝刈機本体の分解斜視図である。 同上に用いる集草かごを示し、(a)は平面図であり、(b)は側面図である。
符号の説明
2 芝刈刃
3 芝刈機本体
4 ハンドル
8 回転数変更スイッチ
10 電流制限素子
16 モータ
37 グリップ部
39 スイッチハンドル

Claims (2)

  1. 芝刈機本体からハンドルを延出し、ハンドルのグリップ部にモータをオン・オフ操作するためのスイッチハンドルを配置した芝刈機において、モータの回転数を変更するための回転数変更スイッチを備えると共に、回転数変更スイッチには電流制限素子が並列接続され、スイッチハンドル及び回転数変更スイッチのそれぞれのオン状態で電源とモータとが直結されてモータが高速回転し、スイッチハンドルのオン状態で且つ回転数変更スイッチのオフ状態で、モータと電源間に電流制限素子が介挿されてモータに流れる電流を制限することでモータが低速回転するように構成されていることを特徴とする芝刈機。
  2. 上記回転数変更スイッチはグリップ部よりも下方のハンドル部分に配置されていることを特徴とする請求項1記載の芝刈機。


JP2005312019A 2005-10-26 2005-10-26 芝刈機 Expired - Fee Related JP4622805B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005312019A JP4622805B2 (ja) 2005-10-26 2005-10-26 芝刈機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005312019A JP4622805B2 (ja) 2005-10-26 2005-10-26 芝刈機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007116957A true JP2007116957A (ja) 2007-05-17
JP4622805B2 JP4622805B2 (ja) 2011-02-02

Family

ID=38141482

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005312019A Expired - Fee Related JP4622805B2 (ja) 2005-10-26 2005-10-26 芝刈機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4622805B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009225693A (ja) * 2008-03-20 2009-10-08 Hitachi Koki Co Ltd 芝刈機
JP2010017118A (ja) * 2008-07-09 2010-01-28 Hitachi Koki Co Ltd 芝刈機
WO2018097033A1 (ja) * 2016-11-25 2018-05-31 本田技研工業株式会社 作業機
CN108112356A (zh) * 2016-11-28 2018-06-05 苏州宝时得电动工具有限公司 电动工具
WO2018101086A1 (ja) * 2016-11-30 2018-06-07 本田技研工業株式会社 電動式作業機
JP2020068703A (ja) * 2018-10-30 2020-05-07 工機ホールディングス株式会社 芝刈機

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5064071U (ja) * 1973-10-11 1975-06-10
JPS62193816U (ja) * 1986-05-29 1987-12-09
JPH02138912A (ja) * 1988-11-18 1990-05-28 Komatsu Zenoah Co 揺動草刈機
JPH0631423U (ja) * 1992-09-29 1994-04-26 リョービ株式会社 刈払機
JP2004159622A (ja) * 2002-11-15 2004-06-10 Matsushita Electric Works Ltd 芝刈機

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5064071U (ja) * 1973-10-11 1975-06-10
JPS62193816U (ja) * 1986-05-29 1987-12-09
JPH02138912A (ja) * 1988-11-18 1990-05-28 Komatsu Zenoah Co 揺動草刈機
JPH0631423U (ja) * 1992-09-29 1994-04-26 リョービ株式会社 刈払機
JP2004159622A (ja) * 2002-11-15 2004-06-10 Matsushita Electric Works Ltd 芝刈機

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009225693A (ja) * 2008-03-20 2009-10-08 Hitachi Koki Co Ltd 芝刈機
JP2010017118A (ja) * 2008-07-09 2010-01-28 Hitachi Koki Co Ltd 芝刈機
WO2018097033A1 (ja) * 2016-11-25 2018-05-31 本田技研工業株式会社 作業機
JP2018082684A (ja) * 2016-11-25 2018-05-31 本田技研工業株式会社 作業機
US11246261B2 (en) 2016-11-25 2022-02-15 Honda Motor Co., Ltd. Power equipment
CN108112356A (zh) * 2016-11-28 2018-06-05 苏州宝时得电动工具有限公司 电动工具
JP2018088833A (ja) * 2016-11-30 2018-06-14 本田技研工業株式会社 電動式作業機
CN110022671A (zh) * 2016-11-30 2019-07-16 本田技研工业株式会社 电动式作业机
EP3549431A4 (en) * 2016-11-30 2020-01-15 Honda Motor Co., Ltd. ELECTRIC WORKING MACHINE
WO2018101086A1 (ja) * 2016-11-30 2018-06-07 本田技研工業株式会社 電動式作業機
US11337369B2 (en) 2016-11-30 2022-05-24 Honda Motor Co., Ltd. Electric power equipment
JP2020068703A (ja) * 2018-10-30 2020-05-07 工機ホールディングス株式会社 芝刈機
JP7183705B2 (ja) 2018-10-30 2022-12-06 工機ホールディングス株式会社 芝刈機

Also Published As

Publication number Publication date
JP4622805B2 (ja) 2011-02-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4622805B2 (ja) 芝刈機
RU2581485C2 (ru) Электрические газонокосилки
RU2578479C2 (ru) Электрическая газонокосилка (варианты)
JP5995785B2 (ja) 刈払機
EP3440972A1 (en) Vacuum cleaner
JP4497079B2 (ja) 芝刈機
EP1435194A1 (en) Trimmer
JP4497078B2 (ja) 芝刈機
US6779749B2 (en) Cord take-up reel for electric powered lawn mower
EP2534936B1 (en) Electric lawn mowers
US6997268B2 (en) Trimmer
RU2483666C2 (ru) Пылесос и его узел шланга
JP4315147B2 (ja) 芝刈機
US20210029875A1 (en) Lawn mower
US11759082B2 (en) Cleaning machine
CN218634778U (zh) 打草机
EP3308622B1 (en) Powered spool line winding mechanism for string trimmer
CN106508248B (zh) 一种推杆高度可调的园林工具
US20220313043A1 (en) Cleaning machine
CN220441320U (zh) 一种后走式割草机
CN220157045U (zh) 后走式割草机
US20220313042A1 (en) Cleaning machine
JPS6016278Y2 (ja) 芝刈機
JP4254854B2 (ja) 芝刈機
JP2013188145A (ja) 芝刈機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071010

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090629

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090714

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090914

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100525

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20100723

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100726

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101005

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101018

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131112

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees