JP2007112603A - 画像処理を用いた制御システム - Google Patents

画像処理を用いた制御システム Download PDF

Info

Publication number
JP2007112603A
JP2007112603A JP2005308193A JP2005308193A JP2007112603A JP 2007112603 A JP2007112603 A JP 2007112603A JP 2005308193 A JP2005308193 A JP 2005308193A JP 2005308193 A JP2005308193 A JP 2005308193A JP 2007112603 A JP2007112603 A JP 2007112603A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
control
image processing
speed
feature amount
belt conveyor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005308193A
Other languages
English (en)
Inventor
Norihide Fujiki
憲英 藤木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yokogawa Electric Corp filed Critical Yokogawa Electric Corp
Priority to JP2005308193A priority Critical patent/JP2007112603A/ja
Publication of JP2007112603A publication Critical patent/JP2007112603A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Control Of Conveyors (AREA)

Abstract

【課題】 生産ラインにおけるベルトコンベア等搬送装置上の部品の数は生産状況に応じて変化し、この変化に応じて搬送装置の速度を調整しなければならない。従来は作業者がその都度速度設定値を再設定していたが、常に生産ラインを監視しなければならない等手間がかかるという課題を解決する。
【解決手段】 搬送装置上の部品を撮影し、この画像情報から部品の到達距離や密集度などの特徴量を抽出して、この特徴量に基づいて搬送装置の速度設定値を求めて、速度コントローラに設定するようにした。自動的に搬送装置上の部品の状況に応じて速度を変化させることが出来る。
【選択図】 図4

Description

本発明は画像処理を用いて特徴量を抽出し、この特徴量に基づいて制御を行う制御システムに関し、特に生産ラインやエスカレータの速度制御に用いて好適な画像処理を用いた制御システムに関するものである。
図5に、生産ラインにおけるベルトコンベアの速度制御装置を示す。図5において、ベルトコンベア10には複数の部品11が乗せられ、搬送される。このベルコンベア10はモータ12で駆動される。モータ12には回転数読み取り装置13が取り付けられており、モータ12の回転数に比例した周波数のパルスを出力する。
速度コントローラ20はタイマ21を用いて回転数読み取り装置13の出力パルスを計数し、時間当たりのパルス数が一定になるようにモータ12を駆動する。このようにすることにより、ベルトコンベア10の移動量を一定に制御することができる。
特許文献1には、カメラを用いて搬送テーブル上を移動する鋼材の位置を正確に測定する搬送制御装置が記載されている。図6を用いてこの搬送制御装置の概要を説明する。図6において、光電スイッチを用いて鋼材の端部を検出する端部検出器33と、搬送テーブルを構成するローラの回転数を検出する回転検出器34の出力は制御装置35に入力される。36は鋼材の総重量と長さから補正量を演算する補正量設定装置であり、その出力は制御装置35に入力される。
カメラ31の画像信号は画像処理装置32に入力される。画像処理装置32は、カメラ31の画像信号を解析して、鋼材が通過したタイミングを表す通過信号を制御装置35に出力する。制御装置35は、入力された信号から搬送テーブルを構成するローラの回転制御信号を生成し、モータドライバ37に出力する。モータドライバ37は、入力された回転制御信号に基づいてローラを回転するモータ38を駆動する。このようにすることによって鋼材の位置を制御することができ、鋼材の端部を正確にカットすることができる。
特許文献2には、ドラム缶を搬送する際に、コンベアから他のコンベアにスムーズに乗り移すことができる搬送制御装置が記載されている。この搬送制御装置の概要を図7を用いて説明する。図7において、41は搬送されるドラム缶、42、43はコンベアであり、それぞれ駆動装置44、45で駆動される。46はドラム缶41を撮影するカメラであり、その画像信号は画像処理装置47に送られる。画像処理装置47は画像からドラム缶41の直径を測定して運転パラメータを算出する。そして、画像信号からドラム缶41の位置を逐次測定し、スムーズな受け渡しができるように駆動装置44、45を制御する。
特開平9−235014号公報
特開2001−270614号公報
しかし、このような制御装置には次のような課題があった。図5のベルトコンベア制御装置はベルトコンベアを一定速度で移動させるためのものであり、移動速度を変えるためには作業者が設定速度を再設定しなければならない。ベルトコンベア上を流れる部品は生産状況に応じて多いときも少ないときもあり、また24時間稼働している場合も多い。生産量に応じてベルトコンベアの移動速度を変化させるためには作業者が常に生産ラインを監視して設定値を変える必要があった。そのため、手間がかかり、また生産量の変化に速やかに対応することができないという課題があった。
図6の制御装置は鋼材の位置を正確に測定するためのものであり、また図7の制御装置はドラム缶をスムーズに搬送するためのものであり、いずれも特定の装置のための制御装置である。そのため、搬送テーブルやコンベアの移動速度を変化させる用途に用いることはできないという課題があった。
従って本発明の目的は、搬送される物体の状況を画像処理で判別して特徴量を抽出することにより、自動的に状況に応じた制御を行うことができる画像処理を用いた速度制御システムを提供することにある。
このような課題を達成するために、本発明のうち請求項1記載の発明は、
搬送装置によって搬送される物体を撮影するカメラと、
このカメラが撮影した画像情報が入力され、前記物体の特徴量を抽出する画像処理エンジンと、
前記特徴量が入力され、この特徴量から制御量を演算して出力する制御コントローラと、
を具備したものである。自動的に状況に応じた制御ができる。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、
前記制御量は速度設定値であることを特徴としたものである。ベルトコンベアなどを制御できる。
請求項3記載の発明は、請求項1若しくは請求項2記載の発明において、
前記特徴量は、搬送装置の到達地点から物体までの距離である到達距離、搬送装置上の物体の密集度の少なくともいずれかを含むものである。搬送装置上の物体の状況に応じた制御ができる。
請求項4記載の発明は、請求項1記載の発明において、
前記制御コントローラは、搬送装置の開始地点から物体までの距離である移動距離を前記特徴量として入力し、搬送装置に物体を供給するハンドリングロボットを制御するようにしたものである。効率よく搬送装置に物体を供給できる。
請求項5記載の発明は、請求項1若しくは請求項3いずれかに記載の発明において、
前記搬送装置はエスカレータであることを特徴としたものである。乗る人の数に応じた制御ができる。
以上説明したことから明らかなように、本発明によれば次のような効果がある。
請求項1,2、3、4および5の発明によれば、物体を撮影した画像から特徴量を抽出し、この特徴量に基づいて制御を行うようにした。
自動的に物体の状況に応じた制御を行うことができるという効果がある。例えば、生産ラインにおけるベルトコンベア上の部品の数は、生産状況に応じて変化する。本発明によれば、画像処理エンジンでベルトコンベア等搬送装置上の物体の特徴量を抽出し、この特徴量に基づいて搬送装置の速度を自動的に変化させることができるので、生産時間にロスのない最適な制御を行うことができる。特に24時間稼働システムに用いて効果が大きい。
また、カメラ、画像処理エンジン、制御コントローラを追加するだけで自動制御可能な制御システムが構築できるので、安価な制御システムを実現することができるという効果もある。
以下本発明を図面を用いて詳細に説明する。図1は本発明に係る画像処理を用いた制御システムの一実施例を示す構成図である。なお、図5と同じ要素には同一符号を付し、説明を省略する。
図1において、51はカメラであり、ベルトコンベア10全体が視野に入るようにセットされている。52は画像処理エンジンであり、カメラ51が撮影した画像データが入力され、この画像データから部品11の位置や密集度などの特徴量を検出する。53は制御コントローラであり、画像処理エンジン52が検出した特徴量が入力され、この特徴量に基づいてベルトコンベア10の移動速度を決定する。この移動速度は速度コントローラ20に出力され、設定値として設定される。このようにすることにより、部品11の状況に応じた最適な速度でベルトコンベア10を制御することができる。
次に、図2を用いて画像処理エンジン52が検出する特徴量を説明する。なお、図1と同じ要素には同一符号を付し、説明を省略する。図2において、61〜63は異なる時点におけるベルトコンベア10の状況を表した図である。ベルトコンベア10は上から下に移動しているものとする。61ではベルトコンベア10には3個の部品61a〜61cが乗せられている。同様に、62では62a〜62cの3個の部品が、63では63a〜63eの5個の部品が乗せられている。
L11、L21、L31はそれぞれ61〜63の移動距離であり、開始地点(ベルトコンベア10の上端)から最後尾部品61a〜63aの後端までの距離を表す。L12、L22、L32は有部品距離であり、先頭部品61c、62c、63eの先端から最後尾部品61a〜63aの後端までの距離を表す。L13、L23、L33は到達距離であり、到達地点(ベルトコンベア10の下端)から先頭部品61c、62c、63eの先端までの距離を表す。密集度は単位距離内にある部品数に関連する量であり、ベルトコンベア10に乗っている部品数と有部品距離L12、L22、L32から求めることができる。
この移動距離、密集度、到達距離が特徴量になる、画像処理エンジン52は、カメラ51の画像を解析して、特徴量を算出する。例えば、明るさが急激に変化する部分を検出することにより、物体の輪郭を抽出することができる。この輪郭から、各部品11の数、大きさ、位置を求め、これらのデータから前述した特徴量を算出することができる。
この特徴量は制御コントローラ53に出力される。制御コントローラ53は、この特徴量に基づいて速度設定値を決定し、速度コントローラ20に設定する。
次に、図3フローチャートにより画像処理エンジン52および制御コントローラ53の動作を説明する。なお、制御コントローラ53は到達距離に関するパラメータAと密集度に関するパラメータBを保持している。これらのパラメータ値は生産工程によって異なるが、例えばパラメータAは1m、パラメータBは50%に設定される。
図3において、工程(A−1)で画像処理エンジン52はカメラ51から画像を取得し、特徴量を算出する。制御コントローラ53は、工程(A−2)でこの特徴量を画像処理エンジン52から取得する。
制御コントローラ53は工程(A−3)で、取得した特徴量のうち到達距離とパラメータAを比較し、到達距離がパラメータAより大きいと工程(A−6)に移行して、ベルトコンベア10の移動速度を上げて工程(A−1)に戻る。
到達距離がパラメータA以下であると、工程(A−4)で密集度とパラメータBを比較し、密集度がパラメータB以上であると工程(A−5)に移行してベルトコンベア10の速度を下げて工程(A−1)に戻る。密集度がパラメータBより小さいと、工程(A−6)に移行してベルトコンベア10の速度を上げて工程(A−1)に戻る。
このように、設定された制御周期で画像から特徴量を算出し、この特徴量に基づいてベルトコンベア10の移動速度を調整するようにした。そのため、常に生産状況に応じた最適な移動速度でベルトコンベア10を制御することができる。
図4に本発明の他の実施例を示す。なお、図1と同じ要素には同一符号を付し、説明を省略する。図4において、71は部品待機場所であり、ベルトコンベア10で搬送する部品が保管されている。72はハンドリングロボットであり、部品待機場所71に保管されている部品をベルトコンベア10に移動させる。ハンドリングロボット72は制御コントローラ53によって制御される。
制御コントローラ53はパラメータCを内蔵しており、画像処理エンジン52から取得した特徴量のうち移動距離とこのパラメータCを比較し、移動距離の方が大きくなるとハンドリングロボット72を制御して、部品を部品待機場所71からベルトコンベア10に移動させる。このようにすることにより、常に部品を適切なタイミングで生産工程に供給することができる。
この速度制御の手法はエスカレータの速度制御に応用することができる。エスカレータの制御では、入口付近にカメラを設置し、このカメラ画像から乗る人の混雑度(単位距離当たりの待っている人数)を算出し、混雑度が所定の値より大きいとエスカレータの速度を上げ、小さいと速度を下げる。また、乗る人がないと一定時間経過後にエスカレータを停止させ、また停止中に乗る人が来るとエスカレータを始動させる。
なお、ベルトコンベアやエスカレータに代表される搬送装置の速度制御やハンドリングロボットの制御だけでなく、生産ラインにおける他の機器の制御にも応用することができる。
本発明の一実施例を示す構成図である。 画像処理エンジン52の動作を説明するための図である。 本発明の一実施例の動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の他の実施例の構成図である。 従来のベルトコンベア制御装置の構成図である。 従来の搬送制御装置の構成図である。 従来の搬送制御装置の構成図である。
符号の説明
10 ベルトコンベア
11 部品
12モータ
13 回転数読み取り装置
20 速度コントローラ
51 カメラ
52 画像処理エンジン
53 制御コントローラ
71 部品待機場所
72 ハンドリングロボット
L11、L21、L31 移動距離
L12、L22、L32 有部品距離
L13、L23、L33 到達距離

Claims (5)

  1. 搬送装置によって搬送される物体を撮影するカメラと、
    このカメラが撮影した画像情報が入力され、前記物体の特徴量を抽出する画像処理エンジンと、
    前記特徴量が入力され、この特徴量から制御量を演算して出力する制御コントローラと、
    を具備したことを特徴とする画像処理を用いた制御システム。
  2. 前記制御量は速度設定値であることを特徴とする請求項1記載の画像処理を用いた制御システム。
  3. 前記特徴量は、搬送装置の到達地点から物体までの距離である到達距離、搬送装置上の物体の密集度の少なくともいずれかを含むことを特徴とする請求項1若しくは請求項2記載の画像処理を用いた制御システム。
  4. 前記制御コントローラは、搬送装置の開始地点から物体までの距離である移動距離を前記特徴量として入力し、搬送装置に物体を供給するハンドリングロボットを制御するようにしたことを特徴とする請求項1記載の画像処理を用いた制御システム。
  5. 前記搬送装置はエスカレータであることを特徴とする請求項1若しくは請求項3いずれかに記載の画像処理を用いた制御システム。
JP2005308193A 2005-10-24 2005-10-24 画像処理を用いた制御システム Pending JP2007112603A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005308193A JP2007112603A (ja) 2005-10-24 2005-10-24 画像処理を用いた制御システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005308193A JP2007112603A (ja) 2005-10-24 2005-10-24 画像処理を用いた制御システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007112603A true JP2007112603A (ja) 2007-05-10

Family

ID=38095133

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005308193A Pending JP2007112603A (ja) 2005-10-24 2005-10-24 画像処理を用いた制御システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007112603A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022506703A (ja) * 2018-11-07 2022-01-17 グリメ ラントマシーネンファブリーク ゲー・エム・ベー・ハー ウント コー. カー・ゲー 根菜類を収穫する機械の動作を制御する方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022506703A (ja) * 2018-11-07 2022-01-17 グリメ ラントマシーネンファブリーク ゲー・エム・ベー・ハー ウント コー. カー・ゲー 根菜類を収穫する機械の動作を制御する方法
JP7339336B2 (ja) 2018-11-07 2023-09-05 グリメ ラントマシーネンファブリーク ゲー・エム・ベー・ハー ウント コー. カー・ゲー 根菜類を収穫する機械の動作を制御する方法
US12014531B2 (en) 2018-11-07 2024-06-18 Grimme Landmaschinenfabrik Gmbh & Co. Kg Method for controlling the operation of a machine for harvesting root crop

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4864363B2 (ja) ハンドリング装置、作業装置及びプログラム
JP6478234B2 (ja) ロボットシステム
EP1748339A2 (en) Workpiece tracking and handling device comprising a conveying means and a plurality of robots
JP6506356B2 (ja) 物品搬送システム及び搬送システム制御装置
MY143415A (en) Apparatus and method for detecting defects in wafer using line sensor camera
JP5223159B2 (ja) 容器、特にボトルの回転位置を方向付けるための方法及び装置
JPH10105217A (ja) ロボットのトラッキング制御方法およびロボット制御システム
JP2009291895A (ja) ハンドリング装置、制御装置及び制御方法
JP2007112603A (ja) 画像処理を用いた制御システム
JP4809524B2 (ja) トラッキング方法、トラッキングシステム、及びトラッキング装置
JP2001199527A (ja) 物品処理システム
JP2007033328A (ja) 画像処理方法および該画像処理方法を用いたピッキング動作補正方法
US6883800B2 (en) Paper convey method and device in image forming apparatus
JPS6362785B2 (ja)
KR100536413B1 (ko) 라벨 절단장치 및 그 제어방법
JP7468476B2 (ja) 鋳片のトラッキング方法及び装置
CN116986218B (zh) 一种应用于流水线的工业用品定位方法和流水线设备
WO2023166814A1 (ja) 撮像装置および撮像方法
JP4417073B2 (ja) 搬送物位置ずれ検出方法及びその装置
JPS61282239A (ja) 感光性シ−トの搬送装置
JP2015061150A (ja) スキャナー
JPH01122864A (ja) 原稿自動送り装置
JP2007014985A (ja) 圧延機の線材先端あるいは後端落下位置補正制御装置
JPH0464548A (ja) 選別制御装置
JP2002302235A (ja) 位置決め制御装置及び位置決め制御方法