JPH10105217A - ロボットのトラッキング制御方法およびロボット制御システム - Google Patents

ロボットのトラッキング制御方法およびロボット制御システム

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JPH10105217A
JPH10105217A JP25641496A JP25641496A JPH10105217A JP H10105217 A JPH10105217 A JP H10105217A JP 25641496 A JP25641496 A JP 25641496A JP 25641496 A JP25641496 A JP 25641496A JP H10105217 A JPH10105217 A JP H10105217A
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JP
Japan
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robot
work
time
tracking
speed
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JP25641496A
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Hiroyuki Makita
裕行 牧田
Teruaki Tanaka
輝明 田中
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 搬送手段によって移動するロボットの作業対
象物を、正確に高速でトラッキングできるようにする。 【解決手段】 搬送装置によって搬送される作業対象物
に対して追従しながらロボット作業を行うトラッキング
制御方法において、ロボットがトラッキング動作を開始
する時点での作業対象物の位置までロボットが到達する
時間を求める過程と、該過程で求めた到達時間から、ロ
ボットが作業対象物に実際に到達するまでに要する時間
を推定する到達時間推定過程と、該到達時間推定過程で
求めた到達推定時間以内に到達できるかを確認する到達
動作確認過程を備え、該到達動作確認過程において到達
不可であると確認された場合には再度到達時間推定過程
で到達時間を推定しなおす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、搬送手段によっ
て移動中のロボット作業対象物(以下、対象物という)
を視覚センサで認識し、産業用ロボット(以下、ロボッ
トという)で該対象物に対し追従しながら作業を行うト
ラッキング制御方法およびロボット制御システムに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】図7は例えば特開平7−244512号
公報に示された従来のトラッキング方法を示すブロック
図である。図において、101は直線移送コンベアで、
後述するロボット130の付加軸として制御されるコン
ベア駆動部102によって駆動されている。コンベア駆
動部102に含まれる駆動モータ102の回転量はパル
スコーダ103によってパルス列の形で出力される。1
04はコンベア101上に置かれて移送されてくるワー
クWを定位置で検出するリミットセンサである。リミッ
トセンサ104がワークWの到来を検知すると直ちにワ
ーク到来検知信号が出力される。
【0003】110は画像処理装置111とCCDカメ
ラなどのカメラ112から構成される視覚センサを表し
ており、221はカメラ112の視野を表している。ま
た、105は視覚センサ10で認識可能な形で時間表示
を行う機能を有する視覚時計であり、ロボット制御装置
120に接続されている。
【0004】次に、120はロボット130を制御する
ロボット制御装置であり、CPU、プログラムメモリ、
データメモリ、軸制御器、サーボ制御回路などを有す
る。
【0005】次に動作について説明する。コンベア10
1で運ばれるワークWは視覚センサ110によってその
位置と時刻が計測される。計測されたデータを元にロボ
ット制御装置120は、ワークWがロボット130を始
動させてトラッキングを開始するのに適した位置Qにさ
しかかるのを待つ。そして、ワークWが適した位置にさ
しかかると補間位置の計算を開始し、さらにこの補間位
置を視覚センサを用いて計測したデータを利用して、次
のように補正する。
【0006】初期目標位置Qへ向かう軌道から計算され
る補正前のn番目の補間位置を表す位置ベクトルデータ
を<qn>で表す。また、視覚センサで計測したワーク
位置の位置ベクトルデータを<X>とする。また、視覚
時計を用いて求めた視覚センサでワークを計測してから
n番目の補間位置計算時までの経過時間をTn、その間
の移動量(ベクトル量と考える;パルスコーダ計数値か
ら計算)を<dn>とする。
【0007】すると、n番目の補間位置計算時における
ワークWの位置を<Xn>とすれば、<Xn>=<X>
+<dn>/Tnとなる。この値と<qn>の偏差<X
n>−<qn>が、トラッキングのために必要な補間量
となる。
【0008】このような補正計算は逐次的に行われ、補
正された補間位置を目標位置とするロボット移動が、ロ
ボット130がワークW上の定点W0に到達するまでく
り返して行われる。W0に到達後には、必要な動作を行
って処理を終了する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来のトラッキング方
法は以上のように構成されているので、対象物の位置に
ロボットが移動する場合、対象物の移動に合わせてロボ
ットの移動方向を逐次的に修正するため、到達位置まで
大回りすることになり、短時間で到達することができな
いという問題があった。
【0010】また、対象物のコンベア上の位置をコンベ
アにとりつけられたパルスコーダなどの位置検出器で管
理するため、既存のラインにシステムを導入するには大
幅な改造を要する等の問題があった。
【0011】さらに、1台のロボット制御装置で視覚セ
ンサから得られたデータの処理及びロボットの指令値の
生成を行っているので、作業内容に応じて容易にロボッ
トの台数を変更できないなどの問題があった。
【0012】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、対象物までロボットを最短経路
で動作させることにより、高速に動作可能なロボット制
御装置及びトラッキング制御方法を得ることを目的とし
ており、また、既存施設にも容易に導入できるトラッキ
ング制御方法を提供することを目的とする。さらに、作
業の内容に応じて容易にロボットの台数を変更してトラ
ッキング作業の行えるロボット制御システムを提供する
ことを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明の第1の構成
は、搬送時間に対して追従しながらロボットが作業を行
うトラッキング制御方法において、ロボットがトラッキ
ング動作を開始する時点での作業対象物の位置までロボ
ットが到達する時間を求める過程と、該過程で求めた到
達時間から、ロボットが作業対象物に実際に到達するま
でに要する時間を推定する到達時間推定過程と、該到達
時間推定過程で求めた到達推定時間以内に到達できるか
を確認する到達動作確認過程を備え、該到達動作確認過
程において到達不可であると確認された場合には、再度
到達時間推定過程で到達時間を推定しなおすことを特徴
とする。
【0014】また、この発明の第2の構成は、トラッキ
ング動作中にロボットと作業対象物の距離が予め設定し
た値以下にったとき、ロボット動作時における対象物の
位置に応じてロボットの指令値を逐次的に変更すること
を特徴とする。
【0015】また、この発明の第3の構成は、搬送装置
によって搬送される対象物の速度を、視覚センサを用い
て1つの対象物の位置を複数回計測することによって求
め、順次搬送される対象物の速度を計測し、搬送装置の
速度変化とすることにより、対象物の搬送装置上の位置
を管理することを特徴とする。
【0016】また、この発明の第4の構成は、前記トラ
ッキング制御方法が実行されるロボット制御システムに
おいて、搬送装置で搬送される作業対象物の位置を計測
する視覚センサと、該視覚センサで計測された対象物の
データを元にロボットの動作指令値を生成する外部計算
機と、該外部計算機で生成された指令値を受け取り、そ
の指令値通りにロボットを制御するロボット制御装置
と、該ロボット制御装置によって制御されるロボット
と、前記視覚センサ、外部計算機、ロボット制御装置を
つなぐネットワークから構成される。
【0017】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.以下、この発明の実施の形態を図につい
て説明する。図1はこの発明の実施の形態1によるロボ
ット制御装置及びトラッキング方法が適用されるシステ
ムを示す構成図である。図において、1はロボット、2
はロボット制御装置であり、後述する画像計測装置3か
ら得られた作業対象物Wの位置を元に作業対象物に作業
を行う。3は画像計測装置、4はカメラであり、コンベ
ア5によって搬送される作業対象物Wを撮像し、位置、
速度を検出する。5はコンベアであり、ロボットで作業
を行う対象物W(以下、ワークW)を搬送する。
【0018】次に動作について説明する。画像計測装置
3及びカメラ4は一定時間間隔毎、例えば1秒毎にコン
ベア5上を撮像し、コンベア上のワークの位置を計測す
る。ワークWはコンベア上を流れてくると、点A、Bの
2回カメラ4に撮像され、位置が計測される。このと
き、1回目の計測の時刻及び位置がそれぞれta
a、2回目の計測の時刻及び位置がtb 、xb とする
と、ワークの速度vw は、 vw = (xb − xa )/(tb − ta ) となる。画像計測装置3で計測された結果はロボット制
御装置2に送信され、ロボット制御装置2では、この結
果を元にワークWのトラッキング作業を行う。
【0019】図2は画像計測装置からワークWの計測結
果が送信された後、トラッキング動作をロボットにさせ
る場合のフローチャートである。また、図3はトラッキ
ングの様子を示す説明図である。以下、このフローチャ
ート及び説明図に従って動作を説明する。まず、ステッ
プS1では、ロボットがトラッキング動作を開始する時
刻trにおけるワークWの位置Pを次のようにして求め
る。
【0020】図4はコンベア5の速度の変化を表す図で
ある。ワークの速度は前述のようにして求めるが、連続
してワークが流れてきた場合は、計測したワークの速度
をコンベア5の速度とし、図4に示すようなコンベア5
の速度変化が得られる。ワークの位置を計測した時刻t
b におけるワークの位置xb とコンベアの速度変化か
ら、時刻trにおけるワークWの位置Pは、 P = xb + S となる。ここでSは、図4に示すように時刻tb からt
rまでのコンベアの速度を積分したものである。
【0021】図2のステップS2では、図3に示すよう
にトラッキング動作を開始する時刻trにおけるロボッ
トの位置RからワークWの位置Pまでロボットが動作す
るのに要する時間tmを計算によって求める。ステップ
S3では、ステップS2で求めたtmから次式を用いて
tm’を求める。 tm’ = α tm ここで、αはワークWがロボット1に近づいてくる場合
は原則として1より小さく、遠ざかる場合は1より大き
く設定する。但し、どちらの場合もマージンを持たせて
上記の原則的な値より大きめの値とし、例えば、近づい
てくる場合は1.0前後、遠ざかる場合は1.2から
2.0程度の値とする。これにより、ロボットが実際に
ワークに到達するのに要する時間の推定値を求める。
【0022】ステップS4では、まず、時刻tr+t
m’におけるワークWの位置P’を求める。このとき、
時刻tr+tm’は、現在の時刻より後なので、コンベ
アの速度はわからない。そこで、現在のコンベアの速度
のままワークWが搬送されるものとしてP’を求める。
次にロボット1が位置RからP’に移動するのに要する
時間tm”を求める。ステップS5では、ステップS3
で求めた時間tm’とステップS4で求めたtm”を比
較し、ロボットがワークに実際に到達できるか否かを確
認する。tm’がtm”より大きい場合は、位置P’で
ロボットがワークに追い付くことができるので、ステッ
プS6に進み、P’を目標位置としてロボットを動作さ
せる。このとき、ロボットを構成する各軸のうち最大の
速度が要求される軸の速度が最大となるように動作させ
ることにより、最短時間でワークWに到達することが可
能となる。
【0023】ステップS5でtm’がtm”以下の場合
には、ロボットがP’でワークWに追い付くことができ
ないのでステップS7に進む。ステップS7では、次式
でtm’を再度計算する。 tm’ = β tm” ここで、β>1.0とし、たとえば、1.1に設定する
ものとする。これはS7→S4→S5のループが繰り返
し計算となる場合、繰り返し計算を短時間で終らせるた
めの係数である。このようにして新たな到達時間推定値
tm’を求めた後、ステップS4に戻る。
【0024】以上のように、ワークWの速度とロボット
の動作時間から繰り返し計算によってトラッキング動作
の目標位置を推定することにより、精度の高い目標位置
の推定が可能となる。また、ワークの位置に対し逐次的
に目標位置を修正せず、最短時間で到達できる位置へロ
ボットを動作させるため、高速な動作が可能となる。
【0025】また、ワークの位置、速度をコンベアにと
りつけられた位置検出器を用いず、視覚センサで求める
ことにより、既存の設備に容易かつ安価に導入可能とな
る。さらに連続して流れてくるワークの速度計測結果を
元にコンベア上のワークの位置の管理を行うので、正確
にワークの位置を管理することが可能となる。
【0026】実施の形態2.図5は、この実施の形態2
によるトラッキング方法の詳細を示したフローチャート
である。このトラッキング方法は、例えば、図1に示し
たロボット制御装置で実行される。図5においてステッ
プS10からS15、S18は、それぞれ図2のステッ
プS1からS7と同様であるので説明を省略する。
【0027】ステップS16では、ロボットとワークW
の距離dがあらかじめ設定されたしきい値Dより小さい
か否か判断する。距離dがしきい値Dより大きい場合は
ステップS15に戻ってP’を目指してロボットを動作
させる。距離dがしきい値D以下のときは、ステップS
17に進み、ワークの現在位置を目標位置とし、ワーク
の移動に従って目標位置を逐次変更しながらトラッキン
グ動作を行う。
【0028】このように、ワークに近づくまではロボッ
トの動作時間とワークの推定位置から繰り返し計算によ
って求めた予測目標位置へ向かってロボットを動作さ
せ、ワークに近づいた後は、ワークの現在位置を目指し
て逐次目標位置を計算することにより、コンベアの速度
の変動が大きい場合でも、高速かつ正確にトラッキング
動作が可能となる。
【0029】実施の形態3.図6は、この発明の実施の
形態3によるロボット制御システムを示す構成図であ
る。図において、1a、1bは複数のロボット、2a、
2bはロボット制御装置、3は画像計測装置、4はCC
Dカメラなどのカメラ、5はコンベア、6はネットワー
ク、7はネットワーク6を介してロボット制御装置2
a、2b、画像計測装置3と通信を行う外部計算機であ
る。なお、この外部計算機を以下の説明ではパーソナル
コンピュータと言う。また、画像計測装置3とカメラ4
を合わせて視覚センサと言う。
【0030】次に動作について説明する。パーソナルコ
ンピュータ7はネットワークを介して視覚センサ、ロボ
ット制御装置2a、2bとつながれており、視覚センサ
からの計測データを元にロボットの指令値を生成してロ
ボット制御装置2a、2bに送信する。
【0031】コンベア上を流れてきたワークWは視覚セ
ンサで種類、位置、姿勢を計測され、その結果がパーソ
ナルコンピュータ7に送信される。パーソナルコンピュ
ータ7では、まず、計測したワークをロボット1a、1
bどちらで作業を行うか決定する。どちらのロボットで
作業するかを決定した後、実施の形態1で述べたトラッ
キング方法に従ってワークWに対しトラッキング動作を
させる指令値を生成し、ロボットの動作補間周期毎にネ
ットワーク経由でロボット制御装置に送信する。
【0032】このように視覚センサでワークを計測した
結果を元にパーソナルコンピュータでトラッキング動作
をロボットにさせるための指令値を生成し、ネットワー
クを介してロボット制御装置に送信することにより、容
易にロボットの台数を変更することが可能となる。
【0033】なお、上記実施の形態3では、トラッキン
グ方法として実施の形態1のトラッキング方法を用いた
が、実施の形態2のトラッキング方法でも良いことは言
うまでもない。
【0034】また、上記実施の形態では、コンベアに位
置検出器をつけずにトラッキング作業する場合について
述べたが、位置検出器を用いても用いてもよいのは言う
までもない。
【0035】
【発明の効果】この発明の第1の構成によれば、トラッ
キング動作の目標位置を、作業対象物の速度とロボット
の動作時間から繰り返し計算によって推定するように構
成したので、精度の高い目標位置の推定が可能となり、
また、最短時間で動作可能な目標位置を推定するので高
速な動作が可能となるという効果がある。
【0036】この発明の第2の構成によれば、作業対象
物に近づくまではロボットの動作時間と対象物の推定値
から繰り返し計算によって求めた目標位置ヘ向かってロ
ボットを動作させ、ワークに近づいた後は、ワークを目
指して逐次目標位置を計算するように構成したので、コ
ンベアの速度変動が大きい場合でも、高速かつ正確にト
ラッキング動作が可能となるという効果がある。
【0037】この発明の第3の構成によれば、搬送装置
によって搬送される作業対象物の速度を、視覚センサを
用いて複数回対象物の位置と時間を測定することにより
求め、また、連続して流れてくる対象物の計測結果から
搬送装置上の対象物の位置の管理を行うように構成した
ので、位置を管理する位置検出器が不要となり、既存の
設備に容易かつ安価に導入可能となり、また、正確にワ
ークの位置が管理できるという効果がある。
【0038】この発明の第4の構成によれば、トラッキ
ング動作をロボットにさせるための指令値を外部計算機
で生成し、ネットワークを介して、複数のロボット制御
装置に送信できるように構成したので、トラッキング作
業の作業量、内容に応じて容易にロボットの台数を変更
できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるロボット制御
装置を示すシステム構成図である。
【図2】 この発明の実施の形態1によるトラッキング
方法を示すフローチャートである。
【図3】 この発明の実施の形態1によるトラッキング
動作の説明図である。
【図4】 この発明の実施の形態1による作業対象物の
速度を示す説明図である。
【図5】 この発明の実施の形態2によるトラッキング
方法を示すフローチャートである。
【図6】 この発明の実施の形態3によるロボット制御
装置を示すシステム構成図である。
【図7】 従来のトラッキング方法を示すブロック図で
ある。
【符号の説明】
1,1a,1b ロボット、2,2a,2b ロボット
制御装置、3 画像計測装置、4 カメラ、5 コンベ
ア(搬送装置)、6 ネットワーク、7 パーソナル
コンピュータ(外部計算機)。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送装置によって搬送される作業対象物
    に対して追従しながらロボットが作業を行うトラッキン
    グ制御方法において、ロボットがトラッキング動作を開
    始する時点での作業対象物の位置までロボットが到達す
    る時間を求める過程と、該過程で求めた到達時間から、
    ロボットが作業対象物に実際に到達するまでに要する時
    間を推定する到達時間推定過程と、該到達時間推定過程
    で求めた到達推定時間以内に到達できるかを確認する到
    達動作確認過程を備え、該到達動作確認過程において到
    達不可であると確認された場合には、再度到達時間推定
    過程で到達時間を推定しなおすことを特徴とするロボッ
    トのトラッキング制御方法。
  2. 【請求項2】 トラッキング動作中にロボットと作業対
    象物の距離が予め設定した値以下になったとき、ロボッ
    ト動作時における対象物の位置に応じてロボットの指令
    値を逐次的に変更することをを特徴とする請求項1記載
    のロボットのトラッキング制御方法。
  3. 【請求項3】 搬送装置によって搬送される対象物の速
    度を、視覚センサを用いて1つの対象物の位置を複数回
    計測することによって求め、順次搬送される対象物の速
    度を計測し、搬送装置の速度変化とすることにより、対
    象物の搬送装置上の位置を管理することを特徴とする請
    求項1及び請求項2記載のロボットのトラッキング制御
    方法。
  4. 【請求項4】 前記トラッキング方法が実行されるロボ
    ット制御システムにおいて、搬送装置で搬送される作業
    対象物の位置を計測する視覚センサと、該視覚センサで
    計測された対象物のデータを元にロボットの動作指令値
    を生成する外部計算機と、該外部計算機で生成された指
    令値を受け取り、その指令値通りにロボットを制御する
    ロボット制御装置と、該ロボット制御装置によって制御
    されるロボットと、前記視覚センサ、外部計算機、ロボ
    ット制御装置をつなぐネットワークから構成されること
    を特徴とするロボット制御システム。
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