JP4809524B2 - トラッキング方法、トラッキングシステム、及びトラッキング装置 - Google Patents

トラッキング方法、トラッキングシステム、及びトラッキング装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、搬送体によって搬送される複数のワークを撮像し、当該撮像結果から認識された各ワークの位置座標に基づいて前記複数のワークのハンドリングを制御するトラッキング方法、トラッキングシステム、及びトラッキング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
以下、従来のトラッキングシステム100について図1を参照して説明する。図1(a)は、トラッキングシステム100の全体構成を示す平面図、図1(b)は、同システムの正面図である。図1に示すように、トラッキングシステム100は、不規則に載置されたワークを搬送するコンベア25と、コンベア25によって搬送される複数のワークを所定の撮像領域内で上方から撮影するCCDカメラ11と、撮像情報からワークの位置、形状等を認識する視覚認識部112(図示略)と、第1コンベア25aの下流側に配置され、視覚認識部112によって認識されたワークの位置や形状に基づいてワークを所定の把持領域内で把持し、パレットPに移載、整列させるロボット制御装置20等から構成されている。
【0003】
このような従来のトラッキングシステムとしては、例えば、特開平8−323669号公報に開示されているように、撮像領域の下流側の境界線上に位置するワークが次回の撮像領域に含まれるように各撮像領域を決定することにより、コンベア上の全てのワークに対して、連続的にその位置、姿勢等の認識を行う部品供給方法およびその装置が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、視覚認識部112は、CCDカメラ11がワークを撮影する度に、境界線上のワークを含む撮像領域内の全てのワークの画像情報から各ワークの位置座標や形状等を認識し、当該認識結果に基づいてワークが上記境界線上に位置するか否かを判別していた。また、境界線上にワークが存在する場合には、当該ワークの全形が後続の撮像領域に含まれるような位置に撮像領域を所定の距離移動させていた。
【0005】
このため、特に境界線上に多数のワークが存在する場合には、境界線上に位置するワークの有無の判別時間や前後の撮像領域の距離間隔(以下、「撮像ピッチ」と称する)の算出時間等の画像取得に要する時間が増加するだけでなく、ワークの認識漏れが発生することもあった。
【0006】
本発明の目的は、上記問題点を解決して、従来より高速且つ確実にワークを供給するトラッキング方法、トラッキングシステム、及びトラッキング装置を提供することである。
【0007】
上記課題を解決するために、請求項1記載の発明は、
搬送体によって搬送される複数のワークを所定の撮像領域で撮像する撮像工程と、当該撮像結果から各ワークの位置座標を取得する座標取得工程と、前記位置座標に基づいて前記複数のワークのハンドリングを制御するトラッキング工程と、を実行するトラッキング方法において、前記撮像工程における第1撮像領域とその直後の第2撮像領域とが前記ワークの全形が収まる一定の幅で進行方向に重なるように連続的に撮像信号を出力する出力工程と、前記撮像領域内に全形を含むワークのみ位置座標を認識する視覚認識工程と、を含み、前記視覚認識工程は、前記ワークの長径を算出する算出工程と、前記第1撮像領域と前記第2撮像領域とが重なる部分の幅を、前記算出工程により算出された前記長径以上に設定する設定工程と、を含むことを特徴としている。
【0008】
ここで、例えば視覚認識工程でワークの形状を自動認識して長径を算出する工程を付加した構成としてもよい。
また、単位時間に搬送体を搬送するワークの個数に応じて搬送速度を可変する構成としてもよい。
【0009】
この請求項1記載の発明によれば、ワークの長径を算出して、第1撮像領域と第2撮像領域の重なる部分の幅を、ワークの長径以上にに設定するため、ワークの認識に取りこぼしが無くなり、撮像時に撮像領域の境界線上のワークを認識する必要はない。したがって、画像処理時間を短縮できるとともにワークの認識漏れを減らすことができる。また、搬送体の搬送速度を上げることが可能となり、トラッキング処理能力を向上させることができる。
【0010】
また、請求項2記載の発明は、
搬送体によって搬送される複数のワークを撮像手段により撮像し、当該撮像結果から各ワークの位置座標を取得する画像処理装置と、前記位置座標に基づいて前記複数のワークのハンドリングを制御するトラッキング装置と、から構成されるトラッキングシステムにおいて、前記トラッキング装置は、前記撮像手段による第1撮像領域とその直後の第2撮像領域とが前記ワークの全形が収まる一定の幅で進行方向に重なるように連続的に撮像信号を出力する出力手段と、を備え、前記画像処理装置は、前記出力手段から出力される撮像信号に基づいて所定の撮像領域を撮像し、当該撮像領域内に全形を含むワークのみ位置座標を認識する視覚認識手段、を備え、前記視覚認識手段は、前記ワークの長径を算出する算出手段と、前記第1撮像領域と前記第2撮像領域とが重なる部分の幅を、前記算出工程により算出された前記長径以上に設定する設定手段と、を含むことを特徴としている。
【0011】
したがって、請求項1記載の発明をトラッキングシステムとして実現することが可能となる。
【0012】
さらに、請求項3記載の発明は、
画像処理装置の撮像手段によって取得される複数のワークの画像情報から認識される各ワークの位置座標に基づいて前記複数のワークのハンドリングを制御するトラッキング装置において、前記撮像手段による第1撮像領域とその直後の第2撮像領域とが前記ワークの全形が収まる一定の幅で進行方向に重なるように連続的に撮像信号を出力する出力手段と、を備え、前記画像処理装置は、前記出力手段から出力される撮像信号に基づいて所定の撮像領域を撮像し、当該撮像領域内に全形を含むワークのみ位置座標を認識する視覚認識手段、を備え、前記視覚認識手段は、前記ワークの長径を算出する算出手段と、前記第1撮像領域と前記第2撮像領域とが重なる部分の幅を、前記算出工程により算出された前記長径以上に設定する設定手段と、を含むことを特徴としている。
【0013】
したがって、請求項1記載の発明をトラッキング装置として実現することが可能となる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、図を参照して、本発明を適用した好適な一実施の形態におけるトラッキングシステム1について説明する。
【0015】
まず、図1〜図2を参照して構成について説明する。図1は、本実施の形態におけるトラッキングシステム1の概観図であり、(a)は平面図、(b)は正面図である。本実施の形態におけるトラッキングシステム1の全体構造は、上記従来の技術において図1に示したトラッキングシステム1と同一であるため、従来技術からの改良点を除き同一の符合を付し、その概略構成の図示及び説明は省略する。
【0016】
次に、図2は本実施の形態におけるトラッキングシステム1の要部構成を示すブロック図である。図2に示すように、画像処理装置10は、CCDカメラ11、視覚認識部12、画像取得制御部13、ワーク到着検知センサ14から構成されている。
【0017】
CCD(Charge Coupled Device)カメラ11は、例えば工業用テレビカメラ(ITV)であり、図4に示すコンベア25上の可視領域を撮像領域として画像情報を取得する。図4において、「L」は可視領域のx軸方向の幅、「a」は各撮像領域の重なり部分のx軸方向の幅を表す定数値である。
【0018】
視覚認識部12は、上記撮像領域内のワーク3の中から予め記憶装置23に記憶されているワークデータ23aに誤差を含ませた値と一致するワークの陰影のみをワーク3の画像情報として抽出し、撮像領域の境界線上に位置するワーク(すなわち、撮像領域内に全形を含まないワーク)の画像情報は取得しない。また、視覚認識部12は、取得された画像情報に基づいて、例えばパターンマッチング等の処理を行い、各ワークの重心位置座標(x,y)を算出し、当該算出結果を位置座標データとして画像取得制御部13へ出力する。
【0019】
画像取得制御部13は、コンベア25の搬送距離に応じてCPU21から送信される入力信号に従って、視覚認識部12へ画像情報を取り込むタイミングを決定する。ワーク到着検知センサ14は、コンベア25によって搬送されるワーク3の一端が撮像領域の境界線に到達した際に、画像取得制御部13に対して到達信号を出力する。表示部15(図示略)は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)であり、画像取得制御部13の指示に従って、CCDカメラ11から取得された画像情報を表示させる。
【0020】
また、ロボット制御装置20は、以下の機能を有するCPU21、SRAM22、記憶装置23、コンベア制御部24、コンベア25、ロボット制御部26、バス27により構成されている。CPU21は、記憶装置23から所定のプログラムを読み出してSRAM22内のワークエリア22a(図示略)に展開し、展開されたプログラムやワーク3の位置座標データ等の処理結果を一時的に格納し、当該プログラムに基づく各種処理を実行し、画像処理装置10、ロボット制御装置20の各部を集中制御する。
【0021】
CPU(Central Processing Unit)21は、画像取得制御部13から入力されるワーク3の位置座標データからワーク3のハンドリング順序を指示するハンドリング順序データを作成し、当該ハンドリング順序データをワーク3の位置座標データと共にハンドリングデータとしてロボット制御部25へ送信すると同時にSRAM22に一時的に格納し、視覚認識部12の画像取得の都度リアルタイムに更新する。また、画像取得制御部13とロボット制御装置20の各部とは、バス27,28を介して相互に各種信号の送受信を行う。
【0022】
SRAM(Static Random Access Memory)22は、CPU21が各種制御プログラムを実行する際に各種プログラムコードを展開するプログラムコード格納領域を形成するとともに、CPU21が各種処理を実行する際に処理されるワーク3のハンドリングデータ及び処理結果等を格納するワークエリア22aを有する。記憶装置23には、上記プログラムやプログラムを実行する際に必要なワーク3の長径、形状等のワークデータ23aが予め記憶されている。
【0023】
コンベア制御部24は、CPU21から入力されるワーク3の位置座標データに基づいて、ロボット26aがロスタイム無くワーク3を取り出せる最適な搬送速度を設定、維持するように、コンベアモータ24bの駆動を制御する。また、コンベア25は、互いに搬送方向の異なる第1コンベア25a、第2コンベア25c、及び反転機構25bを有し、ワーク3はループ状に形成されたコンベア25上を等速で循環する。エンコーダ24aは、コンベア25に取り付けられ、コンベアモータ24bの回転量から第1コンベア25aのx方向への移動距離を測定し、測定結果をコンベア制御部24へ出力する。
【0024】
ロボット制御部26は、SRAM22に格納されるワーク3のハンドリングデータに基づいて、ロボット26aの駆動を制御する。ハンド26bは、当該駆動制御に従って実際にワーク3を把持し、パレットPへ移載する。この時、ハンド26bは、把持センサーによりハンドリングが確実に行われているか否かを判断し、CPU21はワーク3の移載終了と同時に対応するハンドリングデータをワークエリア22aから削除する。
【0025】
次に、上記構成を有するトラッキングシステム1の動作について説明する。まず、CPU21によって実行される位置座標検出処理について図4を参照しながら、図3に示すフローチャートに基づいて説明する。
【0026】
図3に示すように、コンベア制御部24は、コンベアモータ24bを駆動させ、複数のワーク3が不規則に載置されたコンベア25をx軸方向に搬送させる(ステップS1)。次に、CPU21は、ワークエリア22aにカウンタ「n」の初期値として“n=1”を設定する(ステップS2)。次に、CCDカメラ11は、1回目の画像情報として撮像領域1(図4参照)の画像情報を取得する(ステップS3)。
【0027】
視覚認識部12は、取得された画像情報を解析し、撮像領域1内のワーク3の位置座標データをCPU21へ出力し、SRAM22に一時的に格納する(ステップS4)。なお、この時撮像領域1の境界線上に位置するワーク(例えばワーク3a)の位置座標データは検出しない。
【0028】
次に、CPU21は、エンコーダ24aによって算出されたコンベア25の移動距離に基づいて、所定の撮像ピッチを「p」としてコンベア25が“p=L−a”移動したか否かを判定し(ステップS5)、信号入力の待機状態に入る。ここで、図4に示すように「L」は可視領域のx軸方向の幅を表し、「a」は各撮像領域の重なり部分のx軸方向の幅を表す。なお、「a」はワーク3の長径を「l」として、“l≦a<L/2”を満たす定数である。
【0029】
ステップS5において、コンベア25が「p」移動した時点(ステップS5;Yes)で、CPU21は画像取得制御部13に対して撮像タイミング信号を出力する(ステップS6)。この時、画像取得制御部13は、当該信号の受信待機状態に入っており、撮像タイミング信号の受信の有無を判定する(ステップS7)。
【0030】
画像取得制御部13が撮像タイミング信号を受信すると(ステップS7;Yes)、CCDカメラ11は、2回目の画像情報として撮像領域2の画像情報を取得する(ステップS8)。視覚認識部12は、取得された画像情報を解析し、撮像領域2内のワーク3の位置座標データをCPU21へ出力し、SRAM22に一時的に格納する(ステップS9)。
【0031】
次に、CPU21は、SRAM22のワークエリア22aのカウンタ「n」に「1」を追加し、“n=n+1”とする(ステップS10)。そして、再度ステップS5に戻り、撮像領域n+1と撮像領域n+2に対してステップS5〜ステップS9の処理を繰り返し実行する。そして、コンベア25上の全てのワーク3の座標変換が終了した時点で上述した位置座標検出処理を終了する。
【0032】
次に、上記処理に基づく具体的処理例として、図4を参照して本実施の形態における位置座標検出方法について説明する。図4は、本発明を適用した一実施の形態における位置座標検出工程の一例を示す図である。
【0033】
図4において、撮像領域1と撮像領域2の重なり部分の幅aをワーク3の長径「l」以上に設定することにより、撮像領域1の境界線上に位置するワーク3aは撮像領域2に全形を含む。このため、ワーク3aは撮像領域1内のワークとしては認識されないが、撮像領域2内のワークとして認識される。
【0034】
また、上述の動作を撮像領域nと撮像領域n+1に対して実行することにより、撮像ピッチpは常時一定に保たれるため、撮像時に境界線上のワークの認識、撮像ピッチの算出、撮像領域の可変制御を行う必要はない。このため、画像処理時間を短縮できるとともにワークの認識漏れを防ぐことができる。これに伴って、コンベア25の搬送速度を上げることが可能となり、トラッキングシステム1全体の処理能力を向上させることができる。
【0035】
なお、本発明は、上記実施の形態における記述内容に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、本実施の形態においては、ワーク3の長径を予めオペレータが設定し、設定情報を記憶装置23にワークデータ23aとして記憶させる構成としたが、例えば、視覚認識部12がワーク3の形状を自動認識して長径を算出する機能を有する構成としてもよい。
【0036】
また、コンベア25の搬送速度は等速としたが、ワーク到着検知センサ14によって検知され、単位時間に搬送されるワーク3の個数に応じて、変化または停止させる機能を有する構成としてもよい。
さらに、本実施の形態においては、画像処理装置10は、ワーク3の画像情報を2次元で認識する構成としたが、画像処理の短縮時間を撮像時間に充てることにより、ワーク3の画像情報を3次元認識する構成としてもよい。また、ワーク3の形状は同一でなくてもよい。
【0037】
【発明の効果】
以上より、本発明によれば、前後の撮像領域が前記ワークの全形が収まる幅で重なるため、ワークの認識に取りこぼしが無くなり、撮像時に撮像領域の境界線上のワークを認識する必要はない。また、前後の撮像ピッチは常時一定に保たれるため、撮像時に撮像ピッチの算出、及び撮像領域の可変制御を行う必要はない。したがって、画像処理時間を短縮できるとともにワークの認識漏れを減らすことができる。また、搬送体の搬送速度を上げることが可能となり、トラッキング処理能力を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態におけるトラッキングシステムの概観図であり、(a)は平面図であり、(b)は正面図である。
【図2】トラッキングシステムの要部構成、及び接続構成を示すブロック図である。
【図3】図2のCPUによって実行される位置座標検出処理を示すフローチャ−トである。
【図4】本実施の形態における位置座標検出工程の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 トラッキングシステム
10 画像処理装置
11 CCDカメラ
12 視覚認識部
13 画像取得制御部
14 部品到着検知センサ
15 表示部
20 ロボット制御装置
21 CPU
22 SRAM
23 記憶装置
24 コンベア制御部
25 コンベア
26 ロボット制御部
3 ワーク

Claims (3)

  1. 搬送体によって搬送される複数のワークを所定の撮像領域で撮像する撮像工程と、当該撮像結果から各ワークの位置座標を取得する座標取得工程と、前記位置座標に基づいて前記複数のワークのハンドリングを制御するトラッキング工程と、を実行するトラッキング方法において、
    前記撮像工程における第1撮像領域とその直後の第2撮像領域とが前記ワークの全形が収まる一定の幅で進行方向に重なるように連続的に撮像信号を出力する出力工程と、
    前記撮像領域内に全形を含むワークのみ位置座標を認識する視覚認識工程と、を含み、
    前記視覚認識工程は、前記ワークの長径を算出する算出工程と、前記第1撮像領域と前記第2撮像領域とが重なる部分の幅を、前記算出工程により算出された前記長径以上に設定する設定工程と、を含むことを特徴とするトラッキング方法。
  2. 搬送体によって搬送される複数のワークを撮像手段により撮像し、当該撮像結果から各ワークの位置座標を取得する画像処理装置と、前記位置座標に基づいて前記複数のワークのハンドリングを制御するトラッキング装置と、から構成されるトラッキングシステムにおいて、
    前記トラッキング装置は、前記撮像手段による第1撮像領域とその直後の第2撮像領域とが前記ワークの全形が収まる一定の幅で進行方向に重なるように連続的に撮像信号を出力する出力手段、を備え、
    前記画像処理装置は、前記出力手段から出力される前記撮像信号に基づいて所定の撮像領域を撮像し、当該撮像領域内に全形を含むワークのみ位置座標を認識する視覚認識手段、を備え、
    前記視覚認識手段は、前記ワークの長径を算出する算出手段と、前記第1撮像領域と前記第2撮像領域とが重なる部分の幅を、前記算出工程により算出された前記長径以上に設定する設定手段と、を含むことを特徴とするトラッキングシステム。
  3. 画像処理装置の撮像手段によって取得される複数のワークの画像情報から認識されるワークの位置座標に基づいて前記複数のワークのハンドリングを制御するトラッキング装置において、
    前記撮像手段による第1撮像領域とその直後の第2撮像領域とが前記ワークの全形が収まる一定の幅で進行方向に重なるように連続的に撮像信号を出力する出力手段、を備え、
    前記画像処理装置は、前記出力手段から出力される撮像信号に基づいて所定の撮像領域を撮像し、当該撮像領域内に全形を含むワークのみ位置座標を認識する視覚認識手段、を備え、
    前記視覚認識手段は、前記ワークの長径を算出する算出手段と、前記第1撮像領域と前記第2撮像領域とが重なる部分の幅を、前記算出工程により算出された前記長径以上に設定する設定手段と、を含むことを特徴とするトラッキング装置。
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