JP2007112240A - 電動式パワーステアリング装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
高い伝達効率を有し耐摩耗性に優れ、キックバックや振動等を効果的に抑制できるラックアンドピニオンタイプの電動式パワーステアリング装置を提供する。
【解決手段】
ギヤボックスGBの剛的支持と転がりタイプのラック支持装置RSDとを採用することにより、応答遅れ等がなく、伝達効率の高いシステム構成となり、更に長期に渡って電動式パワーステアリング装置で求められる高度な操舵性能、近年益々高度になる制御された補助操舵力を効率良く車輪まで伝達することが可能となる。更に、不図示の車輪が路肩に衝接するなどして逆入力があった場合は、トルクセンサTSでトルクを検出し、モータMTと減速機で逆入力に抗した補助操舵力を出力軸OSに出力できる為、結果的にステアリングシャフトSS側ヘ逆入力トルクを伝えることが抑制され、車輪からステアリングホイールSWへキックバック、振動を伝えにくいという利点がある。
【選択図】 図2

Description

本発明は、電動式パワーステアリング装置に関し、特にラック軸とピニオンとを備えた電動式パワーステアリング装置に関する。
車両のステアリング装置の一タイプとして、ラック軸のラック歯にピニオンを噛合させることで、ピニオンの回転力と回転量をラック軸の軸線方向推力とストロークに変換するラックアンドピニオン式ステアリング装置が知られている。ここで、比較的車重の重い車両においては、運転者の操舵力及び操舵量の低減のため、一般的には、補助操舵力を出力する、いわゆるパワーステアリング装置を設けることが行われている。
パワーステアリング装置には、大きく分けて、油圧式パワーステアリング装置と電動式パワーステアリング装置とがある。油圧式パワーステアリング装置は、運転者のステアリングホイールに加えられる操舵トルクに応じて、ピニオン軸上に設けられたコントロールバルブによって油圧を発生させ、ラック軸上に設けた油圧シリンダに油圧を作用させることで、ラック軸の移動方向に直接推力を発生させる。従って、運転者がステアリングホイールに加える操舵トルクは、コントロールバルブを作動させるに必要な小さいもので十分であり、更に操舵量をも軽減するために、マニュアルステアリング装置よりも大きなストロークレシオとされている。
これに対し、電動式パワーステアリング装置は、ステアリングホイールに加えられた操舵トルクに応じて、電動モータにより補助操舵力を操舵軸やラック軸に出力するものであり、油圧式パワーステアリング装置に比較して、油圧ポンプ、油圧配管、作動油タンクなどを必要としないなど、コンパクトな構成を有する等の優れた特徴があり、当初は軽自動車などの軽量な車両に採用されていたが、近年は車重の重い車両にも適用されるようになってきている。ここで、電動式パワーステアリング装置は、ステアリングコラムに電動モータを取り付けることで、ステアリングシャフトに直接補助操舵力を出力する、いわゆるコラムアシストタイプの電動式パワーステアリング装置や、ラックアンドピニオン装置に電動モータを取り付けることで、ピニオン軸に直接補助操舵力を出力する、いわゆるピニオンアシスト式の電動式パワーステアリング装置がある。これらのタイプの電動式パワーステアリング装置によれば、電動モータの補助操舵力が付加された強大な力が、ピニオンとラック軸のラック歯との間で伝達されることとなる。
ところで、ラックアンドピニオン式ステアリング装置を車体に固定する手法としては、従来、車輪から伝達される振動を吸収する目的で弾性部材を有する固定構造を取ることが多かった。しかし近年、より高度な操舵性能の要求があり、これを満足させる為に、例えば特許文献1のように弾性部材を廃し、ステアリングギヤボックスを剛的に支持することにより、取付け剛性を高くしようとする例も示されている。これによると操舵開始時にステアリングギヤが車体に対し相対的に移動しない為、応答遅れ等が生じずに優れた操舵性能が実現される。
特開2001−80528号公報
しかしながら、このようにステアリングギヤボックスを剛的に支持する構造は、前述の説明のように操舵がダイレクトになり、より高度な操舵性能を実現できる代わりに、車輪からの逆入力であるキックバック、振動等もダイレクトにステアリングホイール側に伝えてしまう欠点がある。
更に、ステアリング系で従来より度々問題となるピニオンギヤ噛合い部のギヤ歯面の打音(ラトル音)の問題があるが、これはギヤ部に持たせているバックラッシュが大きくなればなるほど打音が大きくなる傾向があり、また、車輪から伝達される振動の振幅、頻度が大きければ大きいほど、打音が大きく頻繁になり、運転者及び乗員に不快感を与える恐れがある。
一般的には車両を長期間に渡り使用した場合、ピニオンギヤ部の摩耗、ラックガイド部の摩耗が増してくるとギヤ部のバックラッシュは大きくなり、ラトル音が大きくなる頻度は高くなる傾向がある。更に、ステアリングギヤボックスを剛的に支持した構造においては、キックバック、振動等が車体からギヤボックスへとダイレクトに入力される為、ギヤボックスを弾性的に支持する構造の車両に比べて、ラトル音に対して非常に不利になるという問題がある。
本発明は、かかる従来技術の問題点に鑑みてなされたものであり、高い伝達効率を有し耐摩耗性に優れ、キックバックや振動等を効果的に抑制できるラックアンドピニオンタイプの電動式パワーステアリング装置を提供することを目的とする。
本発明の電動式パワーステアリング装置は、電動モータにより補助操舵力を出力可能となっている電動式パワーステアリング装置において、
車体に対して弾性体を介さず取り付けられたサブフレームに、弾性体を介さずに取り付けられるギヤボックスと、
ラック歯を備え前記ハウジングに対して移動自在となっていて操舵機構に連結されたラック軸と、
前記ラック歯に噛合するピニオン歯を備え、ステアリングホイールからの操舵力をラック軸に伝達するピニオン軸と、
前記ギヤボックスに設けられ、前記ラック軸におけるラック歯に対向する面を転動する転動体を備えたラック支持装置とを有することを特徴とする。
ここで、ラック軸を支持する支持装置としては、滑りタイプのラック支持装置と転がりタイプのラック支持装置とがある。ラックアンドピニオン式ステアリング装置の基本構造としては、ステアリングホイール側からの回転運動をラック軸の直線運動に変換するラックアンドピニオン式ギヤ構造を有する。従って、ピニオンギヤ部は、噛合いがストローク全域渡ってスムーズに行われるように任意のバックラッシュを要するが、滑りタイプのラック支持装置は、上述するラトル音を抑制するようピニオンギヤ部に発生する離反力に抗するべく、ラック背面をコイルバネ等の弾性体により押圧されたラックガイド等でスベリ軸受支持している。
滑りタイプのラック支持装置では、一般的にラックガイドの摺動面の摩耗が大きいため、特開2004−299514号公報に記載されたような工夫もなされている。しかし、滑りタイプでは、摺動面の摩耗を大きく抑えることは難しく、入力荷重が高いなどのより条件の厳しい場合、早期摩耗が懸念される。
これに対し、転がりタイプのラック支持装置は、ラックアンドピニオン式ステアリング装置において、ラック軸の背面をローラ等の転動体を介して支持するものである。この作動機構としては、ピニオン軸にトルクが入力されるとギヤ歯面は圧力角を持つ為、噛合い部よりラック支持装置の方向に離反力が発生し、ラック背面は転動体に押付けられる。滑りタイプのラック支持装置の場合は、摺動面に摩擦力が発生し、離反力が大きくなるほど摩擦力は高くなっていくが、転がりタイプのラック支持装置の場合は、離反力が大きくなっても滑りの場合ほどの摩擦力は大きくならない。従って、本発明のように転動体を有する転がりタイプのラック支持装置の方が、滑りタイプのラック支持装置よりも高い伝達効率を得ることができるといえる。
転がりタイプのラック支持装置では、支持部分が転動体の回転構造となる為、滑りタイプのラック支持装置に比べて耐久摩耗性を大幅に抑えることができる為、前記ギヤボックスの剛的支持構造の場合の耐久性向上(長期的にラトル音を防止する)に非常に有効な手段と言える。
ところが、前記ギヤボックスを弾性体を介さず車体に対して直接固定する、いわゆる剛的支持構造とした場合は、前述のように車輪からのキックバックがダイレクトに入力される為、通常タイロッド、ラック軸、ピニオン軸、インターミディエイトシャフト、コラム軸を介して、ステアリングホイールまでキックバック、振動が伝わり易いという課題がある。
また、前述の転がりタイプのラック支持装置は、滑りタイプのラック支持装置に比べて摩擦が少なく伝達効率が高いので、高度な操舵性能を車輪側に伝達し易くする為には有効な手段であるが、その反面、逆効率も高い為、この構造によっても車輪からのキックバックをステアリングホイールまで伝え易いという課題がある。
これに対して、電動式パワーステアリング装置は、システムの構成上、車輪からの逆入力があった場合は、トルクセンサでトルクを検出し、モータと減速機で逆入力に抗したアシスト力で出力軸をアシストしてしまう為、結果的に入力軸側ヘ逆入力トルクを伝えず、車輪からステアリングホイールへキックバック、振動を伝えにくくなるような駆動制御を与えることができる。
従って、本発明の電動式パワーステアリング装置において、前記ギヤボックスの剛的支持と転がりタイプのラック支持装置とを採用することにより、応答遅れ等がなく、伝達効率の高いシステム構成となり、更に長期に渡って電動式パワーステアリング装置で求められる高度な操舵性能、近年益々高度になる制御されたアシスト力を効率良く車輪まで伝達することが可能となる。
加えて、前記ギヤボックスの剛的支持及び転がりタイプのラック支持装置を用いた場合に顕著になりがちな車輪からのキックバック、振動等は、電動式パワーステアリング装置の特性を利用して、ステアリングホイールへの伝達を効果的に抑制することができる。従って、これらを組合わせた構成では、運転者には、きめ細かく制御され操舵力が適度に軽減されたステアリング操作で、剛性感が高く、操舵性能の高い操作感を提供することができ、車両の長期使用に渡って、この性能を維持することが可能となる。以上述べたように、本発明の電動式パワーステアリング装置では、それぞれがお互いの構造の利点を引き出し、またお互いの構造の欠点を補うシステムを構成することが可能となり、単なる組合わせだけではない効果を得ることが可能となる。
本発明の電動式パワーステアリング装置は、コラムアシストタイプ又はピニオンアシストタイプであると好ましい。
次に、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は、第1の実施の形態であるコラムアシストタイプの電動式パワーステアリング装置の概略構成図である。図において、ステアリングホイールSWを上端に取り付けたステアリングシャフトSSの下端は、コラムチューブCT内を延在して、アシストユニットAUのトーションバー(不図示)の上端に連結されている。かかるトーションバーの下端は、モータMTに減速機(例えばウォーム機構)を介して連結された出力軸OSの上端に連結されている。トーションバーがねじれることに基づいて、受けたトルクに応じたトルク信号を出力するトルクセンサTSが設けられており、トルクセンサTSから出力されたトルク信号は、制御装置ECUに伝達される。制御装置ECUは、入力されたトルク信号と、車速等の情報とに基づいて、駆動信号をモータMTに送信するので、かかる駆動信号に基づいて駆動制御されたモータMTは、減速機を介して出力軸OSに補助トルクを出力するようになっている。
出力軸OSは、ジョイントJTを介して中間軸ISに接続されており、更に中間軸ISは、ジョイントJTを介してピニオン軸PSに接続されている。
図2は、図1の構成をII-II線で切断して矢印方向に見た図である。図2において、ギヤボックスGB内を上下方向に延在するピニオン軸PSは、ギヤボックスGBに螺合される軸受固定具BFの内周に形成されたシールSLによりシールされており、また軸受固定具BFにより固定された軸受BRGと、ニードル軸受NBによりギヤボックスGB内に回転自在に支持されている。
ピニオン軸PSの軸受BRGとニードル軸受NBの間には、ピニオン歯PNが形成されている。ピニオン歯PNは、ラック軸RSのラック歯RTに噛合している。
ギヤボックスGBは、ラック軸RSの周囲から、図で左方に延在する中空柱部HPを形成している。中空柱部HP内には、ラック支持装置RSDが配置されている。ラック支持装置RSDは、円筒状のホルダHDと、ホルダHDの溝内に両端を取り付けた軸SFと、軸SFの周囲に配置され、ラック軸RSの背面に当接する鼓状の転動体である円筒ローラCRと、円筒ローラCRを軸SFに対して回転自在に支持するニードル軸受NBと、ホルダHDを中空柱部HPに取り付けるためのネジ部材SCRと、ネジ部材SCRとホルダHDとの間に配置され、ホルダHDをラック軸RS側に付勢するための皿バネWSと、ネジ部材SCRのロック部材LMとからなっている。ネジ部材SCRのねじ込み量を調整することで、皿バネWSの圧縮量が変化し、ラック軸RSの押圧力を調整することができる。調整後には、ロック部材LMでネジ部材SCRをロック固定しその緩み止めを図ることができる。
図1において、ラック軸RSの両端は、ギヤボックスGBから突出しており、玉継ぎ手SJを介して操舵装置を構成するタイロッドTRに接続されており、ラック軸RSが長手方向に移動することによって、不図示の車輪が転舵されるようになっている。
図3は、ギヤボックスGBの固定態様を示す図である。図3に示すように、ギヤボックスGBは、車両のサブフレームSUBに対して、弾性体などを介さず、据え付け孔HL、HLに挿通されたボルトBT、BTにより直接固定されている。
本実施の形態の動作を説明すると、ステアリングホイールSWに操舵力が入力されたとき、かかる操舵力は、ステアリングシャフトSSを介して,アシストユニットAU内のトーションバーに伝達される。この際、トルクセンサTSから出力されたトルク信号に基づいて、制御装置ECUにより駆動制御されるモータMTが発生した補助操舵力が出力軸OSに伝達される。補助操舵力を加えた操舵力は、更に中間軸ISを介してピニオン軸PSに伝達され、噛合するピニオン歯PNとラック歯RTとを介して、ピニオン軸PSの回転力がラック軸RSの長手方向推力に変換され、かかる長手方向推力により、タイロッドTRを介して不図示の車輪が転舵されることとなる。このとき円筒ローラCRは、ラック軸RSの背面上を転動し、低摩擦でラック軸RSの移動を許容する。又、ピニオン軸PSとラック軸RSとの間で強大な力が伝達されたとき、ラック軸RSをピニオン軸PSより離隔させようとする離隔力が生じるが、かかる離隔力を円筒ローラCRは支持することができる。
本実施の形態の電動式パワーステアリング装置によれば、ギヤボックスGBの剛的支持と転がりタイプのラック支持装置RSDとを採用することにより、応答遅れ等がなく、伝達効率の高いシステム構成となり、更に長期に渡って電動式パワーステアリング装置で求められる高度な操舵性能、近年益々高度になる制御された補助操舵力を効率良く車輪まで伝達することが可能となる。更に、不図示の車輪が路肩に衝接するなどして逆入力があった場合は、トルクセンサTSでトルクを検出し、モータMTと減速機で逆入力に抗した補助操舵力を出力軸OSに出力できる為、結果的にステアリングシャフトSS側ヘ逆入力トルクを伝えることが抑制され、車輪からステアリングホイールSWへキックバック、振動を伝えにくいという利点がある。
図4は、第2の実施の形態にかかるコラムアシストタイプの電動式パワーステアリング装置の概略斜視図である。本実施の形態は、図1〜3に示す実施の形態に対して基本的に同様であるので、同じ符号を付すことで説明を省略する。
図5は、第3の実施の形態にかかるピニオンアシストタイプの電動式パワーステアリング装置の概略斜視図である。本実施の形態においては、ギヤボックスGBにモータMTが配置されており、不図示の減速機を介して補助操舵力をピニオンPSに出力するようになっている。それ以外の点については、図1〜3に示す実施の形態と同様であるので、同じ符号を付すことで説明を省略する。
以上、本発明を実施の形態を参照して説明してきたが、本発明は上記実施の形態に限定して解釈されるべきではなく、適宜変更・改良が可能であることはもちろんである。
第1の実施の形態であるコラムアシストタイプの電動式パワーステアリング装置の概略構成図である。 図1の構成をII-II線で切断して矢印方向に見た図である。 ギヤボックスGBの固定態様を示す図である。 第2の実施の形態にかかるコラムアシストタイプの電動式パワーステアリング装置の概略斜視図である。 第3の実施の形態にかかるピニオンアシストタイプの電動式パワーステアリング装置の概略斜視図である。
符号の説明
AU アシストユニット
BF 軸受固定具
BRG 軸受
BS ブッシュ
BT ボルト
CR 円筒ローラ
CT コラムチューブ
ECU 制御装置
GB ギヤボックス
HD ホルダ
HL 据え付け孔
HP 中空柱部
IS 中間軸
JT ジョイント
LM ロック部材
MT モータ
NB ニードル軸受
OS 出力軸
PN ピニオン
PS ピニオン軸
RS ラック軸
RSD ラック支持装置
RT ラック歯
SCR ネジ部材
SF 軸
SJ 継ぎ手
SL シール
SS ステアリングシャフト
SUB サブフレーム
SW ステアリングホイール
TR タイロッド
TS トルクセンサ
WS 皿バネ

Claims (3)

  1. 電動モータにより補助操舵力を出力可能となっている電動式パワーステアリング装置において、
    車体に対して弾性体を介さず取り付けられたサブフレームに、弾性体を介さずに取り付けられるギヤボックスと、
    ラック歯を備え前記ハウジングに対して移動自在となっていて操舵機構に連結されたラック軸と、
    前記ラック歯に噛合するピニオン歯を備え、ステアリングホイールからの操舵力をラック軸に伝達するピニオン軸と、
    前記ギヤボックスに設けられ、前記ラック軸におけるラック歯に対向する面を転動する転動体を備えたラック支持装置とを有することを特徴とする電動式パワーステアリング装置。
  2. コラムアシストタイプであることを特徴とする請求項1に記載の電動式パワーステアリング装置。
  3. ピニオンアシストタイプであることを特徴とする請求項1に記載の電動式パワーステアリング装置。


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