JP2007111177A - スロットマシン - Google Patents

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Abstract

【課題】メモリの消費量の増大を極力抑えつつ、特定演出区間中の多彩な演出パターンを実現するスロットマシンを提供する。
【解決手段】特定演出区間への移行抽選を行う移行抽選手段171、特定演出区間中の遊技回数の抽選を行う遊技回数抽選手段172、特定演出区間中の実行遊技回数をカウントする遊技回数カウンタ173、特定演出区間中のいずれの遊技で単発演出又は連続演出のいずれを実行するかを決定する演出コース決定手段174、単発演出を実行すると決定された遊技でいずれの単発演出を実行するかを決定する単発演出決定手段175、連続演出を実行すると決定された遊技でいずれの連続演出を実行するかを決定する連続演出決定手段176、単発演出決定手段175及び連続演出決定手段176の決定に従って単発演出及び連続演出を実行し遊技回数カウンタ173のカウント値が遊技回数抽選手段172が決定した遊技回数に達すると特定演出区間を終了させる演出実行手段177を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、スロットマシンに関し、さらに詳しくは、単発演出と連続演出とが複数回の遊技にわたって順次実行されるスロットマシンに関するものである。
1回の遊技で完結する内容の演出である「単発演出」と、複数回の遊技にわたる連続した内容の演出である「連続演出」とが実行可能とされ、また、「単発演出」も「連続演出」もいずれも複数パターン設けられ、そして、複数パターンある中から選択された「単発演出」と「連続演出」とが複数回の遊技にわたって順次実行される区間である「特定演出区間」が設けられているスロットマシンが従来より提供されている。
ここで、単発演出として、例えば、「単発演出A」「単発演出B」及び「単発演出C」が実行可能とされ、また、連続演出として、例えば、「連続演出A」「連続演出B」及び「連続演出C」が実行可能とされているとする。
また、「連続演出A」「連続演出B」及び「連続演出C」は、いずれも、3回の遊技にわたるものとし、また、「特定演出区間」は、6回の遊技にわたるものとする。
そして、特定演出区間中の第1回目から第3回目までの各遊技では、いずれかの単発演出が実行され、また、特定演出区間中の第4回目から第6回目までの遊技では、いずれかの連続演出が実行されるものとする。
このような場合、特定演出区間中に実行される単発演出と連続演出との組み合わせは、3×3×3×3で、81通りになる。
具体的には、
1.「単発演出A」→「単発演出A」→「単発演出A」→「連続演出A」
2.「単発演出A」→「単発演出A」→「単発演出A」→「連続演出B」
3.「単発演出A」→「単発演出A」→「単発演出A」→「連続演出C」
4.「単発演出A」→「単発演出A」→「単発演出B」→「連続演出A」
5.「単発演出A」→「単発演出A」→「単発演出B」→「連続演出B」
6.「単発演出A」→「単発演出A」→「単発演出B」→「連続演出C」
7.「単発演出A」→「単発演出A」→「単発演出C」→「連続演出A」
8.「単発演出A」→「単発演出A」→「単発演出C」→「連続演出B」
9.「単発演出A」→「単発演出A」→「単発演出C」→「連続演出C」
・・・(以下省略)・・・
のように、特定演出区間中の演出のパターンは、全部で81通りになる。
そして、従来のスロットマシンでは、特定演出区間中にいずれのパターンの演出を実行するかを決定するに際し、図10に示すような、81通りの演出のパターンを記憶した演出パターン抽選テーブルを用いて抽選を行っていた。
なお、複数回の遊技にわたって連続して演出を行うスロットマシンにおいて、記憶領域の節約を課題とする技術として、下記の特許文献1に開示されているものがある。
特開2005−185814号公報
ところで、特定演出区間中の第4回目から第6回目までの遊技で連続演出を実行するパターンに限定せずに、例えば、特定演出区間中の第3回目から第5回目までの遊技で連続演出を実行するパターンや、特定演出区間中の第2回目から第4回目までの遊技で連続演出を実行するパターンや、特定演出区間中の第1回目から第3回目までの遊技で連続演出を実行するパターンを加えたり、また、特定演出区間中の遊技の回数を6回に限定せずに、例えば、所定の範囲内(例えば5回〜10回)で乱数を用いた抽選で決定するようにしたり、また、単発演出の種類を「単発演出A」〜「単発演出C」の3種類に限定せずにそれ以上に増やしたり、また、連続演出の種類を「連続演出A」〜「連続演出C」の3種類に限定せずにそれ以上に増やしたり、また、連続演出を3回の遊技にわたるものに限定せずに、例えば、2回の遊技にわたるものや、4回以上の遊技にわたるものなどを加えたりすることができる。そうすると、特定演出区間中の演出パターンを大幅に増やすことができる。
しかしながら、このようにして特定演出区間中の演出パターンを大幅に増やそうとすると、従来のスロットマシンのような考え方で特定演出区間中の演出パターンを決定したのでは、演出パターン抽選テーブルが膨大な大きさになってしまい、メモリの消費量の増大が無視できなくなってくる。
そこで、本発明は、メモリの消費量の増大を極力抑えつつ、特定演出区間中の多彩な演出パターンを実現するスロットマシンを提供することを目的とする。
(請求項1)
請求項1記載の発明は、1回の遊技で完結する内容の演出である単発演出が複数パターン設けられ、かつ、複数回の遊技にわたる連続した内容の演出である連続演出が複数パターン設けられ、かつ、複数パターンある中から選択された単発演出と連続演出とが複数回の遊技にわたって順次実行される区間である特定演出区間が設けられているスロットマシンであって、特定演出区間へ移行させるか否かの抽選を行うための移行抽選手段171と、移行抽選手段171の抽選結果が特定演出区間へ移行させる旨であったときに特定演出区間中の遊技回数を何回にするかの抽選を行うための遊技回数抽選手段172と、特定演出区間中に実行された遊技の回数をカウントするための遊技回数カウンタ173と、特定演出区間中のいずれの遊技で単発演出又は連続演出のいずれの種別の演出を実行すべきかを決定するための演出コース決定手段174と、演出コース決定手段174により種別として単発演出を実行すべきと決定された遊技において複数パターンある中のいずれの単発演出を実行すべきかを抽選で決定するための単発演出決定手段175と、演出コース決定手段174により種別として連続演出を実行すべきと決定された複数回にわたる遊技において複数パターンある中のいずれの連続演出を実行すべきかを抽選で決定するための連続演出決定手段176と、単発演出決定手段175により決定された単発演出及び連続演出決定手段176により決定された連続演出を特定演出区間中の複数回の遊技にわたって順次実行するとともに遊技回数カウンタ173のカウント値が遊技回数抽選手段172により決定された遊技回数に達すると特定演出区間を終了させるための演出実行手段177とを備えていることを特徴とする。
ここで、「単発演出」とは、1回の遊技で完結する内容の演出をいう。
また、本発明では、単発演出は、複数パターン設けられている。
また、「連続演出」とは、複数回の遊技にわたる連続した内容の演出をいう。
また、本発明では、連続演出は、複数パターン設けられている。
また、「特定演出区間」とは、複数パターンある中から選択された単発演出と連続演出とが複数回の遊技にわたって順次実行される区間をいう。
また、「移行抽選手段171」とは、特定演出区間へ移行させるか否かの抽選を行うためのものである。
また、「遊技回数抽選手段172」とは、移行抽選手段171の抽選結果が特定演出区間へ移行させる旨であったときに特定演出区間中の遊技回数を何回にするかの抽選を行うためのものである。
また、「遊技回数カウンタ173」とは、特定演出区間中に実行された遊技の回数をカウントするためのものである。
また、「演出コース決定手段174」とは、特定演出区間中のいずれの遊技で単発演出又は連続演出のいずれの種別の演出を実行すべきかを決定するためのものである。
また、「単発演出決定手段175」とは、演出コース決定手段174により種別として単発演出を実行すべきと決定された遊技において複数パターンある中のいずれの単発演出を実行すべきかを抽選で決定するためのものである。
また、「連続演出決定手段176」とは、演出コース決定手段174により種別として連続演出を実行すべきと決定された複数回にわたる遊技において複数パターンある中のいずれの連続演出を実行すべきかを抽選で決定するためのものである。
また、「演出実行手段177」とは、単発演出決定手段175により決定された単発演出及び連続演出決定手段176により決定された連続演出を特定演出区間中の複数回の遊技にわたって順次実行するとともに遊技回数カウンタ173のカウント値が遊技回数抽選手段172により決定された遊技回数に達すると特定演出区間を終了させるためのものである。
例えば、移行抽選手段171は、特定演出区間以外の遊技であることを条件に、遊技が行われる毎に、スタートスイッチの操作を契機に、特定演出区間へ移行させるか否かの抽選を行うようにすることができる。そして、ある遊技で、移行抽選手段171の抽選結果が「特定演出区間へ移行させる」旨となったとする。そうすると、次に、遊技回数抽選手段172が、特定演出区間中の遊技回数を何回にするかの抽選を行う。ここで、遊技回数抽選手段172の抽選結果が「6」回となったとする。そうすると、次に、演出コース決定手段174が、特定演出区間中のいずれの遊技で単発演出又は連続演出のいずれの種別の演出を実行すべきかを決定する。ここで、演出コース決定手段174が、「特定演出区間中の第1回目から第3回目までの各遊技では単発演出を実行し、特定演出区間中の第4回目から第6回目までの遊技では連続演出を実行する」旨を決定したとする。そうすると、次に、単発演出決定手段175が、演出コース決定手段174により種別として単発演出を実行すべきと決定された第1回目から第3回目までの各遊技において複数パターンある中のいずれの単発演出を実行すべきかを抽選で決定する。ここで、単発演出として、例えば、「単発演出A」「単発演出B」及び「単発演出C」が設けられているとする。そうすると、単発演出決定手段175は、特定演出区間中の第1回目の遊技において「単発演出A」〜「単発演出C」のいずれを実行べきかを抽選で決定し、同様に、特定演出区間中の第2回の遊技において「単発演出A」〜「単発演出C」のいずれを実行べきかを抽選で決定し、同様に、特定演出区間中の第3回目の遊技において「単発演出A」〜「単発演出C」のいずれを実行べきかを抽選で決定する。ここで、単発演出決定手段175が、「特定演出区間中の第1回目の遊技では『単発演出A』を実行し、特定演出区間中の第2回目の遊技でも『単発演出A』を実行し、特定演出区間中の第3回目の遊技では『単発演出C』を実行する」旨を決定したとする。そうすると、次に、連続演出決定手段176が、演出コース決定手段174により種別として連続演出を実行すべきと決定された第4回目から第6回目までの遊技において複数パターンある中のいずれの連続演出を実行すべきかを抽選で決定する。ここで、連続演出として、例えば、「連続演出A」「連続演出B」及び「連続演出C」が設けられているとする。そうすると、連続演出決定手段176は、特定演出区間中の第4回から第6回の遊技において「連続演出A」〜「連続演出C」のいずれを実行すべきかを抽選で決定する。ここで、連続演出決定手段176が、「特定演出区間中の第4回目から第6回目までの遊技では『連続演出A』を実行する」旨を決定したとする。そうすると、その後には、演出実行手段177が、単発演出決定手段175及び連続演出決定手段176の決定に従って、特定演出区間中の第1回目の遊技では「単発演出A」を実行し、また、特定演出区間中の第2回目の遊技でも「単発演出A」を実行し、また、特定演出区間中の第3回目の遊技では「単発演出C」を実行し、また、特定演出区間中の第4回目から第6回目までの遊技では「連続演出A」を実行する。またここで、遊技回数カウンタ173は、特定演出区間中の第1回目の遊技が実行されると、カウント値を「1」とし、また、特定演出区間中の第2回目の遊技が実行されると、カウント値を「2」とし、そして、特定演出区間中の第6回目の遊技が実行されると、カウント値を「6」とする。そして、演出実行手段177は、遊技回数カウンタ173のカウント値が、遊技回数抽選手段172により決定された遊技回数である「6」に達すると、特定演出区間を終了させる。
また、移行抽選手段171により「特定演出区間へ移行させる」旨が決定された遊技を、特定演出区間中の第1回目の遊技とするように制御してもよく、また、移行抽選手段171により「特定演出区間へ移行させる」旨が決定された遊技よりも後の遊技を、特定演出区間中の第1回目の遊技とするように制御してもよい。つまり、移行抽選手段171により「特定演出区間へ移行させる」旨が決定された遊技から、特定演出区間中の第1回目の演出を開始してもよく、また、移行抽選手段171により「特定演出区間へ移行させる」旨が決定された遊技よりも後の遊技で、特定演出区間中の第1回目の演出を開始するようにしてもよい。
また、上述した移行抽選手段171による「特定演出区間へ移行させる」旨の決定から連続演出決定手段176による「『連続演出A』を実行する」旨の決定までの処理は、例えば、スタートスイッチの操作後のごく短い時間の間に行うことができる。
また、例えば、特定演出区間中の第1回目の遊技で実行する単発演出は、特定演出区間中の第1回目の遊技中に抽選で決定し、また、特定演出区間中の第2回目の遊技で実行する単発演出は、特定演出区間中の第2回目の遊技中に抽選で決定し、また、特定演出区間中の第3回目の遊技で実行する単発演出は、特定演出区間中の第3回目の遊技中に抽選で決定し、また、特定演出区間中の第4回目から第6回目までの遊技で実行する連続演出は、特定演出区間中の第4回目の遊技中に抽選で決定するようにしてもよい。
上述した例では、「特定演出区間中の第1回目から第3回目までの各遊技では単発演出を実行し、特定演出区間中の第4回目から第6回目までの遊技では連続演出を実行する」という演出コースを含むいくつかの演出コースを記憶した「演出コース決定テーブル」と、「単発演出A」から「単発演出C」までの3種類の単発演出を記憶した「単発演出決定テーブル」と、「連続演出A」から「連続演出C」までの3種類の連続演出を記憶した「連続演出決定テーブル」との3種類のテーブルを持てば、全ての組み合わせの演出パターンを記憶した「演出パターン抽選テーブル」を持たなくても、多彩な演出パターンを実現できる。しかも、「演出コース決定テーブル」、「単発演出決定テーブル」及び「連続演出決定テーブル」の3つのテーブルによるメモリの消費量を合わせても、全ての組み合わせの演出パターンを記憶した「演出パターン抽選テーブル」によるメモリの消費量と比べてはるかに小さくて済む。
(請求項2)
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明の特徴に加え、1の単発演出の選択に係るデータを、単発演出選択データとし、1の連続演出の選択に係るデータを、連続演出選択データとし、特定演出区間中の第1回から第n回までの各遊技用の単発演出選択データが記憶されているとともに第(n+1)回から最終回までにわたる遊技用の連続演出選択データの抽選を指示する抽選指示フラグが記憶されている複数の区間コーステーブル181と、特定演出区間中の第(n+1)回から最終回までにわたる遊技用の連続演出選択データが複数記憶されている連続演出コーステーブル182と、連続演出コーステーブル182に複数記憶されている中からいずれか1の連続演出選択データを選択する抽選に用いられる連続演出抽選テーブル183とを備え、演出コース決定手段174は、複数ある中からいずれか1の区間コーステーブル181を抽選で選択することにより、特定演出区間中のいずれの遊技で単発演出又は連続演出のいずれの種別の演出を実行すべきかを決定するように形成され、単発演出決定手段175は、演出コース決定手段174により選択された区間コーステーブル181に記憶されている単発演出選択データに基づいて、特定演出区間中の第1回から第n回までの各遊技でいずれの単発演出を実行すべきかを決定するように形成され、連続演出決定手段176は、演出コース決定手段174により選択された区間コーステーブル181に記憶されている抽選指示フラグに基づいて連続演出コーステーブル182及び連続演出抽選テーブル183を取得し、この取得した連続演出コーステーブル182及び連続演出抽選テーブル183に基づいていずれか1の連続演出選択データを選択し、この選択した連続演出選択データに基づいて特定演出区間中の第(n+1)回から最終回までにわたる遊技でいずれの連続演出を実行すべきかを決定するように形成されていることを特徴とする。
ここで、「単発演出選択データ」とは、1の単発演出の選択に係るデータをいう。
また、「連続演出選択データ」とは、1の連続演出の選択に係るデータをいう。
また、「抽選指示フラグ」とは、連続演出選択データの抽選を指示するフラグをいう。
また、「区間コーステーブル181」とは、特定演出区間中の第1回から第n回までの各遊技用の単発演出選択データが記憶されているとともに第(n+1)回から最終回までにわたる遊技用の連続演出選択データの抽選を指示する抽選指示フラグが記憶されているテーブルをいう。
また、本発明では、区間コーステーブル181は、複数設けられる。
また、「連続演出コーステーブル182」とは、特定演出区間中の第(n+1)回から最終回までにわたる遊技用の連続演出選択データが複数記憶されているテーブルをいう。
また、「連続演出抽選テーブル183」とは、連続演出コーステーブル182に複数記憶されている中からいずれか1の連続演出選択データを選択する抽選に用いられるテーブルをいう。
そして、本発明では、「演出コース決定手段174」は、複数ある中からいずれか1の区間コーステーブル181を抽選で選択することにより、特定演出区間中のいずれの遊技で単発演出又は連続演出のいずれの種別の演出を実行すべきかを決定する。
また、本発明では、「単発演出決定手段175」は、演出コース決定手段174により選択された区間コーステーブル181に記憶されている単発演出選択データに基づいて、特定演出区間中の第1回から第n回までの各遊技でいずれの単発演出を実行すべきかを決定する。
また、本発明では、「連続演出決定手段176」は、演出コース決定手段174により選択された区間コーステーブル181に記憶されている抽選指示フラグに基づいて連続演出コーステーブル182及び連続演出抽選テーブル183を取得し、この取得した連続演出コーステーブル182及び連続演出抽選テーブル183に基づいていずれか1の連続演出選択データを選択し、この選択した連続演出選択データに基づいて特定演出区間中の第(n+1)回から最終回までにわたる遊技でいずれの連続演出を実行すべきかを決定する。
ここで、遊技回数抽選手段172の抽選結果が5回であり、また、特定演出区間中の第1回目から第2回目までの各遊技では単発演出が実行され、かつ、特定演出区間中の第3回目から最終回である第5回目までの遊技では連続演出が実行されるという演出コースが採られる場合を例に、以下更に本発明の各構成について説明する。
単発演出として、例えば、「単発演出A」「単発演出B」「単発演出C」「単発演出D」「単発演出E」及び「単発演出F」を設ける。
また、連続演出として、例えば、「連続演出A」「連続演出B」「連続演出C」「連続演出D」「連続演出E」及び「連続演出F」を設ける。
また、「連続演出A」「連続演出B」「連続演出C」「連続演出D」「連続演出E」及び「連続演出F」は、いずれも3回の遊技にわたるものとする。
また、単発演出選択データとして、例えば、「単発演出A」「単発演出B」及び「単発演出C」の中からいずれか1の単発演出の選択に係る「単発演出選択データ1」と、「単発演出D」「単発演出E」及び「単発演出F」の中からいずれか1の単発演出の選択に係る「単発演出選択データ2」とを設ける。
つまり、「単発演出選択データ1」は、「単発演出A」「単発演出B」及び「単発演出C」の中からいずれか1の単発演出の選択に係るデータである。また、「単発演出選択データ2」は、「単発演出D」「単発演出E」及び「単発演出F」の中からいずれか1の単発演出の選択に係るデータである。
また、連続演出選択データとして、例えば、「連続演出A」「連続演出B」及び「連続演出C」の中からいずれか1の連続演出の選択に係る「連続演出選択データ1」と、「連続演出D」「連続演出E」及び「連続演出F」の中からいずれか1の連続演出の選択に係る「連続演出選択データ2」とを設ける。
つまり、「連続演出選択データ1」は、「連続演出A」「連続演出B」及び「連続演出C」の中からいずれか1の連続演出の選択に係るデータである。また、「連続演出選択データ2」は、「連続演出D」「連続演出E」及び「連続演出F」の中からいずれか1の連続演出の選択に係るデータである。
また、区間コーステーブル181として、特定演出区間中の第1回目の遊技用に単発演出選択データ1を記憶し、また、同第2回目の遊技用にも単発演出選択データ1を記憶し、また、同第3回目から最終回である第5回目までの遊技用に抽選指示フラグを記憶している「区間コーステーブル1」と、特定演出区間中の第1回目の遊技用に単発演出選択データ1を記憶し、また、同第2回目の遊技用には単発演出選択データ1を記憶し、また、同第3回目から最終回である第5回目までの遊技用に抽選指示フラグを記憶している「区間コーステーブル2」と、特定演出区間中の第1回目の遊技用に単発演出選択データ2を記憶し、また、同第2回目の遊技用には単発演出選択データ1を記憶し、また、同第3回目から最終回である第5回目までの遊技用に抽選指示フラグを記憶している「区間コーステーブル3」と、特定演出区間中の第1回目の遊技用に単発演出選択データ2を記憶し、また、同第2回目の遊技用にも単発演出選択データ2を記憶し、また、同第3回目から最終回である第5回目までの遊技用に抽選指示フラグを記憶している「区間コーステーブル4」とを設ける。
つまり、「区間コーステーブル1」は、特定演出区間中の第1回目の遊技用に単発演出選択データ1を記憶し、また、同第2回目の遊技用にも単発演出選択データ1を記憶し、また、同第3回目から最終回である第5回目までの遊技用に抽選指示フラグを記憶しているテーブルである。
また、「区間コーステーブル2」は、特定演出区間中の第1回目の遊技用に単発演出選択データ1を記憶し、また、同第2回目の遊技用には単発演出選択データ2を記憶し、また、同第3回目から最終回である第5回目までの遊技用に抽選指示フラグを記憶しているテーブルである。
また、「区間コーステーブル3」は、特定演出区間中の第1回目の遊技用に単発演出選択データ2を記憶し、また、同第2回目の遊技用には単発演出選択データ1を記憶し、また、同第3回目から最終回である第5回目までの遊技用に抽選指示フラグを記憶しているテーブルである。
また、「区間コーステーブル4」は、特定演出区間中の第1回目の遊技用に単発演出選択データ2を記憶し、また、同第2回目の遊技用にも単発演出選択データ2を記憶し、また、同第3回目から最終回である第5回目までの遊技用に抽選指示フラグを記憶しているテーブルである。
また、「連続演出コーステーブル182」は、連続演出選択データ1及び連続演出選択データ2の2つの連続演出選択データを記憶している。
また、「連続演出抽選テーブル183」は、連続演出コーステーブル182に記憶されている連続演出選択データ1及び連続演出選択データ2のうち、連続演出選択データ1を60%の確率で選択し、連続演出選択データ2を40%の確率で選択するように定めている。
上述した例では、特定演出区間中に実行される単発演出と連続演出との組み合わせは、6×6×6で、216通りになる。つまり、特定演出区間中の演出のパターンは、全部で216通りになる。しかも、各演出パターンの出現確率は一様ではない。
このように、区間コーステーブル1〜4の4つの「区間コーステーブル181」と、1つの「連続演出コーステーブル182」と、1つの「連続演出抽選テーブル183」とを持てば、全ての組み合わせの演出パターンを記憶した「演出パターン抽選テーブル」を持たなくても、特定演出区間中の演出パターンを大幅に増やし、その上、各演出パターンの出現確率を異ならせることができる。つまり、多彩な演出パターンを実現できる。しかも、区間コーステーブル1〜4の4つの「区間コーステーブル181」と、1つの「連続演出コーステーブル182」と、1つの「連続演出抽選テーブル183」とによるメモリの消費量を合わせても、全ての組み合わせの演出パターンを記憶した「演出パターン抽選テーブル」によるメモリの消費量と比べてはるかに小さくて済む。つまり、本発明によれば、多様な演出パターンを出現させても、メモリの消費量を大幅に削減できる。
本発明によれば、メモリの消費量の増大を極力抑えつつ、特定演出区間中の多彩な演出パターンを実現するスロットマシンを提供できる。
(図面の説明)
図1ないし図7は、本発明の実施の形態を示すものである。
図1は、スロットマシン10のブロック図、図2は、スロットマシン10の外観図、図3は、図柄表示窓26、出目及び入賞ライン300の概念図、演出制御手段170が備える各テーブルの構成及び各データの意味を示す概念図、図5ないし図7は、スロットマシン10の動作の概略を示すフローチャートである。
本実施の形態では、「前面」とは、スロットマシン10において遊技を行う際に遊技者が向き合う面をいう。また、「右側」とは、スロットマシン10の前面に向き合って遊技を行う遊技者から見て右側をいう。また、「左側」とは、スロットマシン10の前面に向き合って遊技を行う遊技者から見て左側をいう。
(スロットマシン10)
図2に示すように、本実施の形態に係るスロットマシン10は、前面に開口部を有する箱型の筐体20を備えている。また、筐体20の前面には、開口部を塞ぐ前扉21を備えている。また、前扉21の前面上部には、上パネル22が備えられ、また、前扉21の前面中央には、中パネル23が備えられ、また、前扉21の前面下部には、下パネル24が備えられている。また、上パネル22には、入賞となる図柄配列(入賞図柄配列)や、各役に入賞した際に払い出されるメダルの枚数(配当)などが表示され、また、下パネル24には、当該スロットマシン10の機種名のロゴやイメージキャラクターなどが表示されている。また、前扉21の前面における、中パネル23と下パネル24との間には、前方へ向けて突出する操作部25が設けられている。また、筐体20の内部には、3個の回転リール40を横並びに設けたリールユニット30が備えられている。また、3個の回転リール40のうち、左側に設けられているのが左リール41であり、また、中央に設けられているのが中リール42であり、また、右側に設けられているのが右リール43である。また、各回転リール40の周囲には、複数種類の図柄が所定の配列で合計21個付されている。また、中パネル23のほぼ中央には、各回転リール40の周囲に付されている21個の図柄のうちの3個を表示するための図柄表示窓26が設けられている。
また、図柄表示窓26は、各回転リール40の前方に設けられており、3個すべての回転リール40の回転が停止した際には、図3に示すように、縦3列横3行に配列した合計9個の図柄を表示可能に形成されている。
具体的には、左リール41の周囲には合計21個の図柄が付されているが、左リール41の回転が停止した際には、21個の図柄のうちの3個が図柄表示窓26に表示される。すなわち、左リール41の回転が停止すると、図柄表示窓26の左側部分には、3個の図柄が縦並びに表示される。中リール42及び右リール43についても同様である。これにより、3個すべての回転リール40の回転が停止すると、図柄表示窓26には、縦3列横3行に配列した合計9個の図柄が表示される。また、図柄表示窓26に表示される縦3列横3行の図柄配列は、「出目」などと呼ばれる。
また、本実施の形態では、3個の図柄が図柄表示窓26に対して適正な位置に表示されるときの各回転リール40の停止位置を、「適正停止位置」という。
例えば、図3に示すように、3個の図柄が図柄表示窓26に対して適正な位置に表示されるときの各回転リール40の停止位置が、「適正停止位置」である。
すなわち、各回転リール40が「適正停止位置」で停止すると、図柄表示窓26には各回転リール40毎に3個の図柄が正しく表示されることとなる。
また、本実施の形態では、図3に示すように、左リール41の回転がいずれかの適正停止位置で停止した際に図柄表示窓26に表示される3個の図柄を上から順にそれぞれ「左リール上図柄201」「左リール中図柄202」「左リール下図柄203」とし、また、中リール42の回転がいずれかの適正停止位置で停止した際に図柄表示窓26に表示される3個の図柄を上から順にそれぞれ「中リール上図柄204」「中リール中図柄205」「中リール下図柄206」とし、また、右リール43の回転がいずれかの適正停止位置で停止した際に図柄表示窓26に表示される3個の図柄を上から順にそれぞれ「右リール上図柄207」「右リール中図柄208」「右リール下図柄209」としている。
また、本実施の形態では、第1から第5までの5本の入賞ライン300を設けている。
左リール中図柄202と中リール中図柄205と右リール中図柄208とを通るのが「第1入賞ライン301」であり、また、左リール上図柄201と中リール上図柄204と右リール上図柄207とを通るのが「第2入賞ライン302」であり、また、左リール下図柄203と中リール下図柄206と右リール下図柄209とを通るのが「第3入賞ライン303」であり、また、左リール下図柄203と中リール中図柄205と右リール上図柄207とを通るのが「第4入賞ライン304」であり、また、左リール上図柄201と中リール中図柄205と右リール下図柄209とを通るのが「第5入賞ライン305」である。
また、操作部25の上面右側には、メダルを投入するためのメダル投入口85が設けられ、また、操作部25の上面左側には、貯留に係るメダルを投入するためのベットスイッチ70が設けられ、また、操作部25の前面右側には、貯留に係るメダルを払い出すためのキャンセルスイッチ73が設けられ、また、操作部25の前面左側には、回転リール40の回転を開始させるためのスタートスイッチ50が設けられ、また、操作部25の前面中央には、回転リール40の回転を停止させるための3個のストップスイッチ60が横並びに設けられている。
また、前扉21の前面における、上パネル22と中パネル23との間には、表示装置としての横長の液晶ディスプレイ83が設けられ、また、前扉21の上部には、演出に用いられる演出用ランプ81が設けられている。
また、前扉21の下部中央には、メダルを払い出すためのメダル払出口86が設けられ、また、メダル払出口86の下方には、メダル払出口86から払い出されたメダルを受け止めて貯留するためのメダル受け皿87が設けられている。また、メダル払出口86の左右両側には、効果音などを鳴らすためのスピーカ82がそれぞれ設けられている。
また、前扉21の裏面における、メダル投入口85の裏側に相当する位置には、メダル投入口85に投入されたメダルを処理するためのメダル処理ユニットが備えられている。
また、筐体20の内部には、スロットマシン10を制御するための制御装置100や、メダルを払い出すためのホッパーユニット90や、スロットマシン10が備える各装置に電力を供給するための電源ユニットなどが備えられている。
(リールユニット30)
リールユニット30は、フレームと、このフレームに横並びに固定した3個のステッピングモータと、各ステッピングモータの出力軸に固定した3個の回転リール40とを備えている。
また、各回転リール40の周囲には、「7」「BAR」「ベル」「スイカ」「チェリー」「R」などの複数種類の図柄が所定の配列で合計21個付されている。
また、本実施の形態では、「7」の図柄は、ビッグボーナス入賞(BB入賞)に対応した図柄とされ、また、「BAR」の図柄は、レギュラーボーナス入賞(RB入賞)に対応した図柄とされ、また、「ベル」の図柄は、ベル入賞に対応した図柄とされ、また、「スイカ」の図柄は、スイカ入賞に対応した図柄とされ、また、「チェリー」の図柄は、チェリー入賞に対応した図柄とされ、また、「R」の図柄は、リプレイ入賞に対応した図柄とされている。
(スタートスイッチ50)
スタートスイッチ50は、回転リール40の回転を開始させるためのものであって、図2に示すように、操作部25の前面左側に設けられている。また、スタートスイッチ50は、レバー式のスイッチを用いて構成されており、レバーの先端を押し下げると、スタート信号が出力されて、3個すべての回転リール40の回転が開始するようになっている。
(ストップスイッチ60)
ストップスイッチ60は、回転リール40の回転を停止させるためのものであって、図2に示すように、操作部25の前面中央に設けられている。また、ストップスイッチ60は、3個設けられており、また、各ストップスイッチ60は、各回転リール40にそれぞれ対応している。また、3個のストップスイッチ60は、操作部25の前面中央に横並びに設けられている。また、左側のストップスイッチ60は、左リール41に対応し、また、中央のストップスイッチ60は、中リール42に対応し、また、右側のストップスイッチ60は、右リール43に対応している。また、各ストップスイッチ60は、それぞれ、押しボタン式のスイッチを用いて構成されており、左リール41用のストップスイッチ60が備えるボタンを押すと、左リール41用のストップ信号が出力されて、左リール41の回転が停止し、また、中リール42用のストップスイッチ60が備えるボタンを押すと、中リール42用のストップ信号が出力されて、中リール42の回転が停止し、また、右リール43用のストップスイッチ60が備えるボタンを押すと、右リール43用のストップ信号が出力されて、右リール43の回転が停止するようになっている。
(ベットスイッチ70)
ベットスイッチ70は、ベット信号を出力するためのものである。また、「ベット信号」とは、メダルの投入に係る信号をいう。また、ベットスイッチ70を操作すると、ベット信号が出力されて、貯留装置に貯留されているメダルが投入される。また、「貯留装置」とは、メダル投入口85から投入されたメダル及び遊技により獲得されたメダルを貯留することにより、遊技者が新たにメダル投入口85からメダルを投入することなく、ベットスイッチ70の操作により、当該貯留に係るメダルの中からあらかじめ定められた数のメダルを順次投入することができることとなる装置で、メダル投入口85から投入されたメダル及び遊技により獲得されたメダルの総数から、ベットスイッチ70の操作により投入されたメダルの総数を減じた数を、電磁的方法により記録することができるものをいう。
本実施の形態では、ベットスイッチ70は、図2に示すように、操作部25の上面左側に設けられている。また、ベットスイッチ70としては、シングルベットスイッチ71と、マックスベットスイッチ72とが備えられている。また、図2に示すように、シングルベットスイッチ71及びマックスベットスイッチ72は、操作部25の上面左側に横並びに設けられている。左側に位置するのがシングルベットスイッチ71であり、右側に位置するのがマックスベットスイッチ72である。
また、シングルベットスイッチ71は、押しボタン式のスイッチを用いて構成されており、ボタンを押すと、ベット信号としての1枚ベット信号が出力されるようになっている。ボタンを1回押すと、1枚ベット信号が1回出力され、また、ボタンを2回押すと、1枚ベット信号が2回出力され、また、ボタンを3回押すと、1枚ベット信号が3回出力される。そして、1枚ベット信号が1回出力されると、貯留装置に貯留されているメダルの総数が1つ減じられて、1枚のメダルが投入され、また、1枚ベット信号が2回出力されると、貯留装置に貯留されているメダルの総数が2つ減じられて、2枚のメダルが投入され、また、1枚ベット信号が3回出力されると、貯留装置に貯留されているメダルの総数が3つ減じられて、3枚のメダルが投入されるようになっている。
また、マックスベットスイッチ72も、シングルベットスイッチ71と同様に、押しボタン式のスイッチを用いて構成されている。ただ、マックスベットスイッチ72は、ボタンを1回押すと、ベット信号としてのマックスベット信号が出力される。そして、マックスベット信号が出力されると、貯留装置に貯留されているメダルの総数が3つ減じられて、3枚のメダルが投入されるようになっている。
(キャンセルスイッチ73)
キャンセルスイッチ73は、貯留装置に貯留されているメダルを払い出すためのものであって、図2に示すように、操作部25の前面右側に設けられている。また、キャンセルスイッチ73は、押しボタン式のスイッチを用いて構成されており、ボタンを押すと、キャンセル信号が出力されて、ホッパーユニット90の送出機構が駆動し、貯留装置に貯留されているメダルの総数と同数のメダルがメダル払出口86から払い出されるとともに、貯留装置に貯留されているメダルの総数が0になる。
(演出用ランプ81)
演出用ランプ81は、遊技者に当選又は入賞などを知らせるためのものであって、図2に示すように、前扉21の上部に設けられている。
(スピーカ82)
スピーカ82は、効果音などを鳴らすためのものであって、図2に示すように、メダル払出口86の左右両側にそれぞれ設けられている。また、スピーカ82は、表示装置を構成するものである。
(液晶ディスプレイ83)
液晶ディスプレイ83は、演出に係る映像などを表示するためのものであって、図2に示すように、前扉21の前面における、上パネル22と中パネル23との間に設けられている。また、液晶ディスプレイ83は、表示装置を構成するものである。
(メダル投入口85)
メダル投入口85は、メダルを投入するためのものであって、図2に示すように、操作部25の上面右側に設けられている。
(メダル払出口86)
メダル払出口86は、メダルを払い出すためのものであって、図2に示すように、前扉21の下部中央に設けられている。
(メダル受け皿87)
メダル受け皿87は、メダル払出口86から払い出されたメダルを受け止めて貯留するためのものであって、図2に示すように、メダル払出口86の下方に設けられている。
(ホッパーユニット90)
ホッパーユニット90は、メダルを払い出すためのものであって、筐体20の内部に設けられている。また、ホッパーユニット90は、メダルを貯留するためのメダルタンクと、メダルタンクに貯留されているメダルを送り出すための送出機構とを備えている。そして、送出機構によって送り出されたメダルは、メダル払出口86から払い出されるようになっている。
(メダル処理ユニット)
メダル処理ユニットは、メダル投入口85から投入されたメダルを処理するためのものであって、前扉21の裏面における、メダル投入口85の裏側に相当する位置に設けられている。また、メダル処理ユニットは、メダル投入口85に投入されたメダルを一定方向へ誘導するためのメダル通路と、メダル通路の途中から分岐するメダル返却通路と、メダル通路からメダル返却通路が分岐する分岐部に位置するメダルセレクターとを有している。また、メダル通路の途中であって、メダルセレクターよりも下流側には、メダル投入口85から投入されたメダルを検知するためのメダルセンサーが設けられている。また、メダル通路は、ホッパーユニット90のメダルタンクに連通し、また、メダル返却通路は、メダル払出口86に連通している。
また、メダルセンサーは、メダル投入口85から投入されたメダルを検出するためのものであって、図示しないが、フォトセンサーを用いて構成されている。メダル通路を流下するメダルは、フォトセンサーの発光部と受光部との間を通るようになっている。発光部から発せられた光は、常態では、受光部まで到達するようになっているが、メダル通路を流下するメダルがフォトセンサーの発光部と受光部との間を通過するときには、受光部まで届かなくなる。そして、フォトセンサーの受光部に光が届かなくなると、メダル検出信号が出力されて、メダルが1枚投入されたものと判定されるようになっている。
(電源ユニット)
電源ユニットは、スロットマシン10が備える各装置、具体的には、例えば、制御装置100や、リールユニット30や、ホッパーユニット90などに電力を供給するためのものである。また、電源ユニットは、筐体20の内部に備えられている。
(制御装置100)
制御装置100は、スロットマシン10を制御するためのものである。
また、制御装置100は、CPU、RAM、ROM、及びI/Oなどを備えたマイクロコンピュータを用いて構成されている。
また、制御装置100の入力手段としては、図1に示すように、スタートスイッチ50、ストップスイッチ60、シングルベットスイッチ71、マックスベットスイッチ72、及びキャンセルスイッチ73などが接続されている。
また、制御装置100の出力手段としては、図1に示すように、リールユニット30、ホッパーユニット90、演出用ランプ81、スピーカ82、及び液晶ディスプレイ83などが接続されている。
また、本実施の形態では、制御装置100は、一般遊技と、特別遊技とを実行可能に形成されている。
また、本実施の形態では、制御装置100は、特別遊技として、レギュラーボーナスゲーム(RBゲーム)と、ビッグボーナスゲーム(BBゲーム)とを実行可能に形成されている。
また、本実施の形態では、一般遊技とは、一般的な遊技をいい、また、特別遊技とは、遊技者にとって一般遊技よりも有利な遊技をいい、また、RBゲームとは、いずれかの役の入賞となる確率が一般遊技よりも高い特定の遊技をいい、また、BBゲームとは、RB入賞となる確率が一般遊技よりも高い特定の遊技をいう。
また、図1に示すように、本実施の形態では、制御装置100は、遊技制御手段110、及び演出制御手段170などを備えている。CPUがROMに記憶された所定のプログラムを実行することにより、制御装置100を構成するマイクロコンピュータが、遊技制御手段110、及び演出制御手段170などとして機能するのである。
また、図1に示すように、遊技制御手段110は、一般遊技制御手段111、レギュラーボーナス制御手段112(RB制御手段112)、ビッグボーナス制御手段113(BB制御手段113)、役抽選手段120、停止テーブル130、停止制御手段140、及び入賞判定手段150などを備えている。CPUがROMに記憶された所定のプログラムを実行することにより、制御装置100を構成するマイクロコンピュータが、一般遊技制御手段111、レギュラーボーナス制御手段112(RB制御手段112)、ビッグボーナス制御手段113(BB制御手段113)、役抽選手段120、停止制御手段140、及び入賞判定手段150などとして機能するのである。また、停止テーブル130は、プログラムなどとともに、ROMに記憶されているものである。
また、図1に示すように、演出制御手段170は、移行抽選手段171と、遊技回数抽選手段172と、遊技回数カウンタ173と、演出コース決定手段174と、単発演出決定手段175と、連続演出決定手段176と、演出実行手段177とを備えるとともに、区間コーステーブル181と、連続演出コーステーブル182と、連続演出抽選テーブル183とを備えている。CPUがROMに記憶された所定のプログラムを実行することにより、制御装置100を構成するマイクロコンピュータが、移行抽選手段171、遊技回数抽選手段172、遊技回数カウンタ173、演出コース決定手段174、単発演出決定手段175、連続演出決定手段176、及び演出実行手段177などとして機能するのである。また、区間コーステーブル181、連続演出コーステーブル182、及び連続演出抽選テーブル183は、プログラムなどとともに、ROMに記憶されているものである。
以下、制御装置100が備える各手段について詳述する。
(遊技制御手段110)
遊技制御手段110は、遊技の制御を行うためのものである。
メダルの投入を条件に、スタートスイッチ50を操作すると、3個すべての回転リール40の回転が開始し、その後に、3個のストップスイッチ60のうちの1個を操作すると、当該ストップスイッチ60に対応した回転リール40の回転が停止し、3個すべてのストップスイッチ60の操作を終えると、3個すべての回転リール40の回転が停止し、このとき、いずれかの有効な入賞ライン300上に所定の入賞図柄配列が揃うと、当該入賞図柄配列に対応した役の入賞となり、入賞態様に応じた利益が付与される。本実施の形態では、一般遊技と、特別遊技とが行われ、また、特別遊技として、レギュラーボーナスゲーム(RBゲーム)と、ビッグボーナスゲーム(BBゲーム)とが行われる。
また、上述したように、遊技制御手段110は、一般遊技制御手段111、レギュラーボーナス制御手段112(RB制御手段112)、ビッグボーナス制御手段113(BB制御手段113)、役抽選手段120、停止テーブル130、停止制御手段140、及び入賞判定手段150などを備えている。
(一般遊技制御手段111)
一般遊技制御手段111は、一般遊技を制御するためのものである。
また、一般遊技とは、一般的な遊技をいう。
以下、本実施の形態における一般遊技について説明する。
メダルを投入すると、メダルの投入枚数に応じた本数の入賞ライン300が有効になる。具体的には、1回の遊技につき投入可能なメダルの枚数は、最大で3枚とされている。また、メダルの投入には、メダル投入口85からのメダルの投入と、ベットスイッチ70(シングルベットスイッチ71又はマックスベットスイッチ72)の操作による貯留に係るメダルの投入とがある。そして、メダルの投入枚数が1枚のときには、第1入賞ライン301のみが有効になり、また、メダルの投入枚数が2枚のときには、第1から第3までの3本の入賞ライン301〜303が有効になり、また、メダルの投入枚数が3枚のときには、第1から第5までの5本すべての入賞ライン301〜305が有効になる。また、メダルの投入を条件に、スタートスイッチ50を操作すると、複数の役のいずれかに当選したか又はハズレかの抽選(役抽選)が行われる。また、役抽選とほぼ同時に、3個すべての回転リール40の回転が開始する。その後に、3個のストップスイッチ60のうちの1個を操作すると、当該ストップスイッチ60に対応した回転リール40の回転が停止する。そして、3個すべてのストップスイッチ60の操作を終えると、3個すべての回転リール40の回転が停止する。このとき、いずれかの有効な入賞ライン300上にいずれかの入賞図柄配列が揃うと、当該入賞図柄配列に対応した役の入賞となり、入賞態様に応じた枚数のメダルが払い出される。また、メダルの払い出しには、メダル払出口86からのメダルの払い出しと、貯留装置に貯留させることによるメダルの払い出しとがある。また、メダルの払い出しに代えて、あるいはメダルの払い出しとともに、遊技者に対して所定の利益が付与されることもある。
また、入賞には、BBゲームへの移行に係るビッグボーナス入賞(BB入賞)と、RBゲームへの移行に係るレギュラーボーナス入賞(RB入賞)と、所定枚数(例えば12枚)のメダルの払い出しに係るベル入賞と、ベル入賞よりも少ない枚数(例えば8枚)のメダルの払い出しに係るスイカ入賞と、スイカ入賞よりも少ない枚数(例えば2枚又は4枚)のメダルの払い出しに係るチェリー入賞と、再遊技の実行に係るリプレイ入賞とがある。
また、役抽選の結果には、BB入賞の引き当てに係るビッグボーナス当選(BB当選)と、RB入賞の引き当てに係るレギュラーボーナス当選(RB当選)と、ベル入賞の引き当てに係るベル当選と、スイカ入賞の引き当てに係るスイカ当選と、チェリー入賞の引き当てに係るチェリー当選と、リプレイ入賞の引き当てに係るリプレイ当選と、ハズレとがある。
そして、いずれかの有効な入賞ライン300上に「7」「7」「7」の図柄配列が揃うと、BB入賞となり、BBゲームへ移行する。つまり、「7」「7」「7」の図柄配列は、BB入賞となる入賞図柄配列である。
また、いずれかの有効な入賞ライン300上に「BAR」「BAR」「BAR」の図柄配列が揃うと、RB入賞となり、RBゲームへ移行する。つまり、「BAR」「BAR」「BAR」の図柄配列は、RB入賞となる入賞図柄配列である。
また、いずれかの有効な入賞ライン300上に「ベル」「ベル」「ベル」の図柄配列が揃うと、ベル入賞となり、所定枚数(例えば12枚)のメダルが払い出される。つまり、「ベル」「ベル」「ベル」の図柄配列は、ベル入賞となる入賞図柄配列である。
また、いずれかの有効な入賞ライン300上に「スイカ」「スイカ」「スイカ」の図柄配列が揃うと、スイカ入賞となり、所定枚数(例えば8枚)のメダルが払い出される。つまり、「スイカ」「スイカ」「スイカ」の図柄配列は、スイカ入賞となる入賞図柄配列である。
また、いずれかの有効な入賞ライン300上に「チェリー」「ANY」「ANY」の図柄配列が揃うと、チェリー入賞となり、所定枚数(例えば2枚)のメダルが払い出される。つまり、「チェリー」「ANY」「ANY」の図柄配列は、チェリー入賞となる入賞図柄配列である。「ANY」とは、いずれの図柄でもよいことを意味する。左リール41に付されている「チェリー」の図柄が有効な入賞ライン300上に停止すると、中リール42及び右リール43に付されている図柄の停止位置にかかわらず、チェリー入賞となり、2枚のメダルが払い出される。なお、メダルの投入枚数が3枚であり、かつ、「チェリー」の図柄の停止位置が図柄表示窓26の上段又は下段であれば、4枚のメダルが払い出される。
また、いずれかの有効な入賞ライン300上に「R」「R」「R」の図柄配列が揃うと、リプレイ入賞となり、新たにメダルを投入することなく、前回の遊技と同じ条件で再度遊技を行うことができる。つまり、再遊技を実行できる。また、「R」「R」「R」の図柄配列は、リプレイ入賞となる入賞図柄配列である。
また、いずれの有効な入賞ライン300上にも、いずれの入賞図柄配列も揃わないと、入賞なしとなる。
(レギュラーボーナス制御手段112/RB制御手段112)
RBゲームとは、いずれかの役の入賞となる確率が一般遊技よりも高い遊技をいう。また、RB制御手段112は、RBゲームを制御するためのものである。
以下、本実施の形態におけるRBゲームについて説明する。
役抽選手段120の抽選結果がRB当選となると、RB内部フラグがセットされて、RB内部当たり状態となるとともに、停止制御手段140により、RB入賞を引き当て得るように、各回転リール40の停止制御が行われる。つまり、役抽選手段120の抽選結果がRB当選になると、停止制御手段140は、RB入賞に対応した停止テーブル130を選択し、この停止テーブル130に基づいて、各回転リール40の停止制御を行う。このとき、いずれかの有効な入賞ライン300上に「BAR」「BAR」「BAR」の入賞図柄配列が揃い得るようになるとともに、「BAR」「BAR」「BAR」以外の入賞図柄配列については、いずれの有効な入賞ライン300上にも揃わなくなる。そして、3個すべての回転リール40の回転を停止させたときに、いずれかの有効な入賞ライン300上に「BAR」「BAR」「BAR」の入賞図柄配列が揃うと、RB入賞となり、所定枚数(例えば15枚)のメダルが払い出されるとともに、RBゲームフラグがセットされて、RBゲームへ移行する。つまり、RBゲームの開始条件は、いずれかの有効な入賞ライン300上に「BAR」「BAR」「BAR」の入賞図柄配列が揃うことである。また、RB入賞が引き当てられると、RB内部フラグがクリアされて、RB内部当たり状態は終了する。一方、3個すべての回転リール40の回転を停止させたときに、いずれの有効な入賞ライン300上にも「BAR」「BAR」「BAR」の入賞図柄配列が揃わないと、入賞なしとなるものの、RB内部フラグはクリアされず、RB内部当たり状態は継続する。RB内部フラグは、RB入賞が引き当てられるまで、クリアされずにセットされたままとなる。つまり、RB内部当たり状態は、RB入賞が引き当てられるまで継続する。
RBゲーム中は、メダルが1枚投入になり、また、第1入賞ライン301上に所定の図柄配列(例えば「R」「R」「R」の図柄配列)が揃うと入賞となる「JACゲーム」が行われる。つまり、「JACゲーム」とは、RBゲーム中に行われるゲームであって、メダルが1枚投入になり、かつ、第1入賞ライン301上に所定の図柄配列(例えば「R」「R」「R」の図柄配列)が揃うと入賞となるゲームをいう。また、JACゲームで入賞(JAC入賞)すると、所定枚数(例えば15枚)のメダルが払い出される。
また、RBゲーム中は、JACゲームを最大12回行うことができ、そのうち、最大8回の入賞が可能である。また、RBゲーム中に、JACゲームが12回行われるか、あるいはJAC入賞が8回あると、RBゲームフラグがクリアされて、RBゲームは終了する。つまり、RBゲームの終了条件は、RBゲーム中に、JACゲームが12回行われたこと、又はJAC入賞が8回あったことである。
(ビッグボーナス制御手段113/BB制御手段113)
BBゲームとは、RB入賞となる確率が一般遊技よりも高く、これにより、RBゲームへの移行確率が一般遊技よりも高い遊技をいう。また、BB制御手段113は、BBゲームを制御するためのものである。
以下、本実施の形態におけるBBゲームについて説明する。
役抽選手段120の抽選結果がBB当選となると、BB内部フラグがセットされて、BB内部当たり状態となるとともに、停止制御手段140により、BB入賞を引き当て得るように、各回転リール40の停止制御が行われる。つまり、役抽選手段120の抽選結果がBB当選になると、停止制御手段140は、BB入賞に対応した停止テーブル130を選択し、この停止テーブル130に基づいて、各回転リール40の停止制御を行う。このとき、いずれかの有効な入賞ライン300上に「7」「7」「7」の入賞図柄配列が揃い得るようになるとともに、「7」「7」「7」以外の入賞図柄配列については、いずれの有効な入賞ライン300上にも揃わなくなる。そして、3個すべての回転リール40の回転を停止させたときに、いずれかの有効な入賞ライン300上に「7」「7」「7」の入賞図柄配列が揃うと、BB入賞となり、所定枚数(例えば15枚)のメダルが払い出されるとともに、BBゲームフラグがセットされて、BBゲームへ移行する。つまり、BBゲームの開始条件は、いずれかの有効な入賞ライン300上に「7」「7」「7」の入賞図柄配列が揃うことである。また、BB入賞が引き当てられると、BB内部フラグがクリアされて、BB内部当たり状態は終了する。一方、3個すべての回転リール40の回転を停止させたときに、いずれの有効な入賞ライン300上にも「7」「7」「7」の入賞図柄配列が揃わないと、入賞なしとなるものの、BB内部フラグはクリアされず、BB内部当たり状態は継続する。BB内部フラグは、BB入賞が引き当てられるまで、クリアされずにセットされたままとなる。つまり、BB内部当たり状態は、BB入賞が引き当てられるまで継続する。
BBゲームへ移行すると、まず、「BB中一般遊技」が行われる。
「BB中一般遊技」では、一般遊技と同様に、最大3枚のメダルを投入することが可能であり、また、複数の役のいずれかに当選したか又はハズレかの抽選(役抽選)が毎回行われ、また、3個すべての回転リール40の回転が停止した際に、いずれかの有効な入賞ライン300上にいずれかの入賞図柄配列が揃うか否かによって、入賞か否かの判定が行われる。
また、「BB中一般遊技」では、RB入賞となる確率が一般遊技よりも高くなる。そして、「BB中一般遊技」では、いずれかの有効な入賞ライン300上に「R」「R」「R」の図柄配列が揃うと、RB入賞となり、「BB中一般遊技」からBBゲーム中のRBゲームへ移行する。
ここで、BBゲーム中のRBゲームを「BB中RBゲーム」とする。
「BB中RBゲーム」では、RBゲームと同様に、メダルが1枚投入になり、また、第1入賞ライン301上に所定の図柄配列(例えば「R」「R」「R」の図柄配列)が揃うと入賞となる「JACゲーム」が行われる。また、JACゲームで入賞(JAC入賞)すると、所定枚数(例えば15枚)のメダルが払い出される。
また、「BB中RBゲーム」中は、JACゲームを最大12回行うことができ、そのうち、最大8回の入賞が可能である。すなわち、「BB中RBゲーム」中に、JACゲームが12回行われるか、あるいは入賞が8回あると、「BB中RBゲーム」は終了する。
また、BBゲーム中に、「BB中RBゲーム」への移行が3回行われるか、又は「BB中一般遊技」で合計30回の遊技が行われると、BBゲームは終了する。
具体的には、一般遊技からBBゲームへ移行すると、まず、1回目の「BB中一般遊技」が行われる。また、1回目の「BB中一般遊技」でRB入賞となると、1回目の「BB中一般遊技」から1回目の「BB中RBゲーム」へ移行する。そして、1回目の「BB中RBゲーム」が終了すると、1回目の「BB中RBゲーム」から2回目の「BB中一般遊技」へ移行する。また、2回目の「BB中一般遊技」でRB入賞となると、2回目の「BB中一般遊技」から2回目の「BB中RBゲーム」へ移行する。そして、2回目の「BB中RBゲーム」が終了すると、2回目の「BB中RBゲーム」から3回目の「BB中一般遊技」へ移行する。また、3回目の「BB中一般遊技」でRB入賞となると、3回目の「BB中一般遊技」から3回目の「BB中RBゲーム」へ移行する。そして、3回目の「BB中RBゲーム」が終了すると、BBゲームも同時に終了する。
また、1回目の「BB中一般遊技」で30回の遊技が行われても、BBゲームは終了する。
また、1回目及び2回目の「BB中一般遊技」で合計30回の遊技が行われても、BBゲームは終了する。
また、1回目、2回目及び3回目の「BB中一般遊技」で合計30回の遊技が行われても、BBゲームは終了する。
(役抽選手段120)
役抽選手段120は、複数の役のいずれかに当選したか又はハズレかの抽選(役抽選)を行うためのものである。
また、役抽選手段120は、役抽選用乱数発生手段と、役抽選用乱数抽出手段と、役抽選テーブルと、テーブル選択手段と、役抽選判定手段とを備えている。
また、役抽選用乱数発生手段は、役抽選用の乱数を、所定の範囲内(例えば、10進数で0〜16383)で発生させるためのものである。
また、役抽選用乱数発生手段は、例えば、発振回路と、この発振回路が発生させたクロック信号をカウントするカウンタ回路とによって構成できる(いわゆるハード乱数)。
また、役抽選用乱数発生手段は、例えば、平均採中法で乱数を発生させる手段や、あるいは素数の加算によって乱数を発生させる手段によって構成することもできる。また、これらの手段は、例えば、CPUに所定のプログラムを実行させることによって構成できる(いわゆるソフト乱数)。
また、役抽選用乱数抽出手段は、役抽選用乱数発生手段が発生させた乱数を、所定の契機(例えば、スタートスイッチ50の操作)で抽出するためのものである。
なお、役抽選用乱数発生手段は、カウンタ回路などによって構成されるため、役抽選用乱数発生手段が発生させる数値は、厳密には乱数ではない。ただ、スタートスイッチ50が操作されるタイミングは、ランダムであると考えられるため、役抽選用乱数抽出手段が抽出する数値は、実質的には乱数として取り扱うことができる。
また、役抽選テーブルは、役抽選用乱数発生手段が発生させる範囲内の各乱数について、複数の役のいずれかに当選させるか又はハズレかをあらかじめ定めたものである。
また、本実施の形態では、役抽選テーブルとして、一般遊技中に用いられる一般役抽選テーブルと、RBゲーム中に用いられるRB中用役抽選テーブルと、BB中一般遊技中に用いられるBB中用役抽選テーブルとを備えている。
また、一般役抽選テーブルは、役抽選用乱数発生手段が発生させる範囲内の各乱数について、BB当選にするか、RB当選にするか、ベル当選にするか、スイカ当選にするか、チェリー当選にするか、リプレイ当選にするか、あるいはハズレにするかを、あらかじめ定めている。
また、RB中用役抽選テーブルは、JAC入賞を可能にするJAC当選と、ハズレとをそれぞれ所定の割合で定めている。
また、BB中用役抽選テーブルは、抽選結果として、RB当選と、ベル当選と、スイカ当選と、チェリー当選と、ハズレとをそれぞれ所定の割合で定めている。
また、テーブル選択手段は、複数の役抽選テーブルの中から1の役抽選テーブルを選択するためのものである。テーブル選択手段は、一般遊技中には、一般役抽選テーブルを選択し、また、RBゲーム中には、RB中用役抽選テーブルを選択し、また、BB中一般遊技中には、BB中用役抽選テーブルを選択する。
また、役抽選判定手段は、役抽選用乱数抽出手段が抽出した乱数と、テーブル選択手段が選択した役抽選テーブルとを照合して、複数の役のいずれかに当選したか又はハズレかの判定を行うためのものである。
本実施の形態では、役抽選判定手段は、役抽選用乱数抽出手段が抽出した乱数と、テーブル選択手段が選択した役抽選テーブルとを照合して、BB当選か、RB当選か、ベル当選か、スイカ当選か、チェリー当選か、リプレイ当選か、あるいはハズレかの判定を行う(RBゲーム中であれば、JAC当選か、あるいはハズレかの判定を行い、また、BB中一般遊技中であれば、RB当選か、ベル当選か、スイカ当選か、チェリー当選か、あるいはハズレかの判定を行う)。
(停止テーブル130)
停止テーブル130は、各回転リール40の停止位置を決定するためのものであって、各ストップスイッチ60が操作されたときの対応する回転リール40の回転位置に応じて、各回転リール40の滑りコマ数をあらかじめ定めたものである。
また、「滑りコマ数」とは、ストップスイッチ60の操作から対応する回転リール40の回転がいずれかの適正停止位置で停止するまでの間に通過する適正停止位置の数をいう。
例えば、ストップスイッチ60の操作後における最初の適正停止位置で対応する回転リール40の回転が停止した場合、ストップスイッチ60の操作から対応する回転リール40の回転が停止するまでの間に通過した適正停止位置の数は「0」であるから、滑りコマ数は「0」である。
また、ストップスイッチ60の操作後における最初の適正停止位置を通過し、その次の適正停止位置で対応する回転リール40の回転が停止した場合、ストップスイッチ60の操作から対応する回転リール40の回転が停止するまでの間に通過した適正停止位置の数は「1」であるから、滑りコマ数は「1」である。
また、本実施の形態では、役抽選手段120の抽選結果等に対応して、複数種類の停止テーブル130が備えられている。
また、本実施の形態では、各停止テーブル130は、0以上4以下の範囲内で、各回転リール40の滑りコマ数を定めている。
また、いずれかの役に対応した停止テーブル130は、その役に対応した入賞図柄配列がいずれかの有効な入賞ライン300上に揃い得るように、かつ、その役以外の入賞図柄配列についてはいずれの有効な入賞ライン300上にも揃わないように、各回転リール40の滑りコマ数を定めている。
具体的には、例えば、「BB入賞」に対応した停止テーブル130は、「7」「7」「7」の入賞図柄配列がいずれかの有効な入賞ライン300上に揃い得るように、かつ、「7」「7」「7」以外の入賞図柄配列についてはいずれの有効な入賞ライン300上にも揃わないように、各回転リール40の滑りコマ数を定めている。これにより、「BB入賞」に対応した停止テーブル130は、BB入賞を引き当て得るようにするとともに、BB入賞以外の入賞を引き当て得ないようにしている。「RB入賞」「ベル入賞」「スイカ入賞」「チェリー入賞」及び「リプレイ入賞」に対応した各停止テーブル130についても同様である。
また、「入賞なし」に対応した停止テーブル130は、いずれの有効な入賞ライン300上にも、いずれの入賞図柄配列も揃わないように、各回転リール40の滑りコマ数を定めている。
(停止制御手段140)
停止制御手段140は、各回転リール40の停止制御を行うためのものである。
また、停止制御手段140は、役抽選手段120の抽選結果と、各ストップスイッチ60が操作されたときの対応する回転リール40の回転位置とに基づいて、各回転リール40の停止制御を行う。
また、各回転リール40の停止制御は、以下に示すようにして行われる。
まず、役抽選手段120の抽選結果等に基づいて、複数の停止テーブル130の中から一の停止テーブル130が選択される。
具体的には、例えば、役抽選手段120の抽選結果が「ベル当選」となった場合には、「ベル入賞」に対応した停止テーブル130が選択される。
次に、この選択された一の停止テーブル130と、各ストップスイッチ60が操作されたときの対応する回転リール40の回転位置とから、各回転リール40の滑りコマ数が決定される。
ここで、滑りコマ数が「0」と決定されると、ストップスイッチ60の操作後における最初の適正停止位置で、対応する回転リール40の回転が停止する。このとき、ストップスイッチ60の操作時に図柄表示窓26の上段の直前に位置していた図柄は、ストップスイッチ60の操作後ほとんど移動せずに、図柄表示窓26の上段に停止するように見える。
また、滑りコマ数が「1」と決定されると、ストップスイッチ60の操作後における最初の適正停止位置を通過し、その次の適正停止位置で、対応する回転リール40の回転が停止する。このとき、ストップスイッチ60の操作時に図柄表示窓26の上段の直前に位置していた図柄は、ストップスイッチ60の操作後に回転リール40の回転方向に1コマ滑るようにして移動して、図柄表示窓26の中段に停止するように見える。
また、滑りコマ数が「2」と決定されると、ストップスイッチ60の操作後における最初の適正停止位置と、その次の適正停止位置とを通過し、3番目の適正停止位置で、対応する回転リール40の回転が停止する。このとき、ストップスイッチ60の操作時に図柄表示窓26の上段の直前に位置していた図柄は、ストップスイッチ60の操作後に回転リール40の回転方向に2コマ滑るようにして移動して、図柄表示窓26の下段に停止するように見える。
なお、上述したような回転リール40の停止制御は、停止テーブル130を用いた制御であることから、「テーブル制御」などと呼ばれる。
(入賞判定手段150)
入賞判定手段150は、すべての回転リール40の回転が停止した際における各入賞ライン300上の図柄の配列に基づいて、複数の役のいずれかに入賞したか又は入賞なしかの判定を行うためのものである。
また、入賞判定手段150は、すべての回転リール40の回転が停止した際に、いずれかの有効な入賞ライン300上に、いずれかの入賞図柄配列が揃うと、当該入賞図柄配列に対応した役に入賞したと判定する。
具体的には、入賞判定手段150は、すべての回転リール40の回転が停止した際に、いずれかの有効な入賞ライン300上に「7」「7」「7」の図柄配列が揃うと、「BB入賞」と判定する。
また、入賞判定手段150は、すべての回転リール40の回転が停止した際に、いずれかの有効な入賞ライン300上に「BAR」「BAR」「BAR」の図柄配列が揃うと、「RB入賞」と判定する。
また、入賞判定手段150は、すべての回転リール40の回転が停止した際に、いずれかの有効な入賞ライン300上に「ベル」「ベル」「ベル」の図柄配列が揃うと、「ベル入賞」と判定する。
また、入賞判定手段150は、すべての回転リール40の回転が停止した際に、いずれかの有効な入賞ライン300上に「スイカ」「スイカ」「スイカ」の図柄配列が揃うと、「スイカ入賞」と判定する。
また、入賞判定手段150は、すべての回転リール40の回転が停止した際に、いずれかの有効な入賞ライン300上に「チェリー」「ANY」「ANY」の図柄配列が揃うと、「チェリー入賞」と判定する。
また、入賞判定手段150は、すべての回転リール40の回転が停止した際に、いずれかの有効な入賞ライン300上に「R」「R」「R」の図柄配列が揃うと、「リプレイ入賞」と判定する。
また、入賞判定手段150は、すべての回転リール40の回転が停止した際に、いずれの有効な入賞ライン300上にも、いずれの入賞図柄配列も揃わないと、「入賞なし」と判定する。
(演出制御手段170)
演出制御手段170は、演出の制御を行うためのものである。
ここで、本実施の形態では、遊技回数抽選手段172の抽選結果が5回であり(つまり、特定演出区間中の遊技回数が5回であり)、また、特定演出区間中の第1回目から第2回目までの各遊技では単発演出が実行され、かつ、特定演出区間中の第3回目から最終回である第5回目までの遊技では連続演出が実行されるという演出コースが採られる場合を例に、演出制御手段170が備える各構成について説明する。
本実施の形態では、演出制御手段170は、単発演出と連続演出とを実行可能に形成されている。
また、「単発演出」とは、1回の遊技で完結する内容の演出をいう。
また、本実施の形態では、単発演出は、複数パターン設けられている。
具体的には、本実施の形態では、単発演出として、「単発演出A」「単発演出B」「単発演出C」「単発演出D」「単発演出E」及び「単発演出F」の6パターンが設けられている。
また、「連続演出」とは、複数回の遊技にわたる連続した内容の演出をいう。
また、本実施の形態では、連続演出は、複数パターン設けられている。
具体的には、本実施の形態では、連続演出として、「連続演出A」「連続演出B」「連続演出C」「連続演出D」「連続演出E」及び「連続演出F」の6パターンが設けられている。
また、「連続演出A」「連続演出B」「連続演出C」「連続演出D」「連続演出E」及び「連続演出F」は、いずれも3回の遊技にわたるものとされている。
また、本実施の形態では、複数パターンある中から選択された単発演出と連続演出とが複数回の遊技にわたって順次実行される区間である特定演出区間が設けられている。
つまり、「特定演出区間」とは、複数パターンある中から選択された単発演出と連続演出とが複数回の遊技にわたって順次実行される区間をいう。
また、図1に示すように、本実施の形態では、演出制御手段170は、移行抽選手段171と、遊技回数抽選手段172と、遊技回数カウンタ173と、演出コース決定手段174と、単発演出決定手段175と、連続演出決定手段176と、演出実行手段177とを備えるとともに、区間コーステーブル181と、連続演出コーステーブル182と、連続演出抽選テーブル183とを備えている。
また、「移行抽選手段171」とは、特定演出区間へ移行させるか否かの抽選を行うためのものである。
また、本実施の形態では、移行抽選手段171は、特定演出区間以外の遊技であることを条件に、遊技が行われる毎に、スタートスイッチ50の操作を契機に、特定演出区間へ移行させるか否かの抽選を行う。
また、「遊技回数抽選手段172」とは、移行抽選手段171の抽選結果が特定演出区間へ移行させる旨であったときに特定演出区間中の遊技回数を何回にするかの抽選を行うためのものである。
また、本実施の形態では、遊技回数抽選手段172は、移行抽選手段171の抽選結果が特定演出区間へ移行させる旨となったときに、特定演出区間中の遊技回数を、乱数を用いた抽選により、5回から10回までの範囲内で決定する。
また、「遊技回数カウンタ173」とは、特定演出区間中に実行された遊技の回数をカウントするためのものである。
また、本実施の形態では、遊技回数カウンタ173は、特定演出区間中の第1回目の遊技が実行されると、カウント値を「1」とし、また、特定演出区間中の第2回目の遊技が実行されると、カウント値を「2」とする。それ以降についても同様である。また、遊技回数抽選手段172の抽選結果が例えば5回となった場合には、次のようになる。遊技回数カウンタ173は、特定演出区間中の第5回目の遊技が実行されると、カウント値を「5」とし、その後、演出実行手段177により特定演出区間が終了されると、カウント値を「0」にする(つまり、カウント値をリセットする)。
また、「演出コース決定手段174」とは、特定演出区間中のいずれの遊技で単発演出又は連続演出のいずれの種別の演出を実行すべきかを決定するためのものである。
また、「単発演出決定手段175」とは、演出コース決定手段174により種別として単発演出を実行すべきと決定された遊技において複数パターンある中のいずれの単発演出を実行すべきかを抽選で決定するためのものである。
また、「連続演出決定手段176」とは、演出コース決定手段174により種別として連続演出を実行すべきと決定された複数回にわたる遊技において複数パターンある中のいずれの連続演出を実行すべきかを抽選で決定するためのものである。
また、「演出実行手段177」とは、単発演出決定手段175により決定された単発演出及び連続演出決定手段176により決定された連続演出を特定演出区間中の複数回の遊技にわたって順次実行するとともに遊技回数カウンタ173のカウント値が遊技回数抽選手段172により決定された遊技回数に達すると特定演出区間を終了させるためのものである。
また、「区間コーステーブル181」とは、特定演出区間中の第1回から第n回までの各遊技用の単発演出選択データが記憶されているとともに第(n+1)回から最終回までにわたる遊技用の連続演出選択データの抽選を指示する抽選指示フラグが記憶されているテーブルをいう。また、区間コーステーブル181は、特定演出区間中の遊技回数毎に、複数備えられている。具体的には、上述したように、本実施の形態では、遊技回数抽選手段172は、特定演出区間中の遊技回数を、乱数を用いた抽選により、5回から10回までの範囲内で決定する。つまり、本実施の形態では、特定演出区間中の遊技回数は、5回、6回、7回、8回、9回、又は10回のいずれかとなる。そして、本実施の形態では、特定演出区間中の遊技回数が5回のとき用の区間コーステーブル181が複数備えられ、また、特定演出区間中の遊技回数が6回のとき用の区間コーステーブル181が複数備えられ、また、特定演出区間中の遊技回数が7回のとき用の区間コーステーブル181が複数備えられ、また、特定演出区間中の遊技回数が8回のとき用の区間コーステーブル181が複数備えられ、また、特定演出区間中の遊技回数が9回のとき用の区間コーステーブル181が複数備えられ、また、特定演出区間中の遊技回数が10回のとき用の区間コーステーブル181が複数備えられている。
また、「単発演出選択データ」とは、1の単発演出の選択に係るデータをいう。
また、本実施の形態では、図4に示すように、単発演出選択データとして、「単発演出A」「単発演出B」及び「単発演出C」の中からいずれか1の単発演出の選択に係る「単発演出選択データ1」と、「単発演出D」「単発演出E」及び「単発演出F」の中からいずれか1の単発演出の選択に係る「単発演出選択データ2」とを設けている。
つまり、「単発演出選択データ1」は、図4に示すように、「単発演出A」「単発演出B」及び「単発演出C」の中からいずれか1の単発演出の選択に係るデータである。また、「単発演出選択データ2」は、図4に示すように、「単発演出D」「単発演出E」及び「単発演出F」の中からいずれか1の単発演出の選択に係るデータである。
また、「連続演出選択データ」とは、1の連続演出の選択に係るデータをいう。
また、本実施の形態では、図4に示すように、連続演出選択データとして、「連続演出A」「連続演出B」及び「連続演出C」の中からいずれか1の連続演出の選択に係る「連続演出選択データ1」と、「連続演出D」「連続演出E」及び「連続演出F」の中からいずれか1の連続演出の選択に係る「連続演出選択データ2」とを設けている。
つまり、「連続演出選択データ1」は、図4に示すように、「連続演出A」「連続演出B」及び「連続演出C」の中からいずれか1の連続演出の選択に係るデータである。また、「連続演出選択データ2」は、図4に示すように、「連続演出D」「連続演出E」及び「連続演出F」の中からいずれか1の連続演出の選択に係るデータである。
また、「抽選指示フラグ」とは、連続演出選択データの抽選を指示するフラグをいう。
また、本実施の形態では、区間コーステーブル181は、複数設けられている。
具体的には、本実施の形態では、図4に示すように、区間コーステーブル181として、特定演出区間中の第1回目の遊技用に単発演出選択データ1を記憶し、また、同第2回目の遊技用にも単発演出選択データ1を記憶し、また、同第3回目から最終回である第5回目までの遊技用に抽選指示フラグを記憶している「区間コーステーブル1」と、特定演出区間中の第1回目の遊技用に単発演出選択データ1を記憶し、また、同第2回目の遊技用には単発演出選択データ2を記憶し、また、同第3回目から最終回である第5回目までの遊技用に抽選指示フラグを記憶している「区間コーステーブル2」と、特定演出区間中の第1回目の遊技用に単発演出選択データ2を記憶し、また、同第2回目の遊技用には単発演出選択データ1を記憶し、また、同第3回目から最終回である第5回目までの遊技用に抽選指示フラグを記憶している「区間コーステーブル3」と、特定演出区間中の第1回目の遊技用に単発演出選択データ2を記憶し、また、同第2回目の遊技用にも単発演出選択データ2を記憶し、また、同第3回目から最終回である第5回目までの遊技用に抽選指示フラグを記憶している「区間コーステーブル4」とを設けている。
また、「区間コーステーブル1」は、図4に示すように、特定演出区間中の第1回目の遊技用に単発演出選択データ1を記憶し、また、同第2回目の遊技用にも単発演出選択データ1を記憶し、また、同第3回目から最終回である第5回目までの遊技用に抽選指示フラグを記憶しているテーブルである。
また、「区間コーステーブル2」は、図4に示すように、特定演出区間中の第1回目の遊技用に単発演出選択データ1を記憶し、また、同第2回目の遊技用には単発演出選択データ2を記憶し、また、同第3回目から最終回である第5回目までの遊技用に抽選指示フラグを記憶しているテーブルである。
また、「区間コーステーブル3」は、図4に示すように、特定演出区間中の第1回目の遊技用に単発演出選択データ2を記憶し、また、同第2回目の遊技用には単発演出選択データ1を記憶し、また、同第3回目から最終回である第5回目までの遊技用に抽選指示フラグを記憶しているテーブルである。
また、「区間コーステーブル4」は、図4に示すように、特定演出区間中の第1回目の遊技用に単発演出選択データ2を記憶し、また、同第2回目の遊技用にも単発演出選択データ2を記憶し、また、同第3回目から最終回である第5回目までの遊技用に抽選指示フラグを記憶しているテーブルである。
また、「連続演出抽選テーブル183」とは、連続演出コーステーブル182に複数記憶されている中からいずれか1の連続演出選択データを選択する抽選に用いられるテーブルをいう。
また、本実施の形態では、「連続演出抽選テーブル183」は、図4に示すように、連続演出コーステーブル182に記憶されている連続演出選択データ1及び連続演出選択データ2のうち、連続演出選択データ1を60%の確率で選択し、連続演出選択データ2を40%の確率で選択するように定めている。
また、「連続演出コーステーブル182」とは、特定演出区間中の第(n+1)回から最終回までにわたる遊技用の連続演出選択データが複数記憶されているテーブルをいう。
また、本実施の形態では、「連続演出コーステーブル182」は、図4に示すように、特定演出区間中の第3回目から最終回である第5回目までにわたる遊技用の連続演出選択データとして、「連続演出選択データ1」と「連続演出選択データ2」とを記憶している。
また、本実施の形態では、「演出コース決定手段174」は、複数ある中からいずれか1の区間コーステーブル181を抽選で選択することにより、特定演出区間中のいずれの遊技で単発演出又は連続演出のいずれの種別の演出を実行すべきかを決定する。
具体的には、本実施の形態では、演出コース決定手段174は、「区間コーステーブル1」から「区間コーステーブル4」までの4つの中から1つを抽選で選択することにより、特定演出区間中のいずれの遊技で単発演出又は連続演出のいずれの種別の演出を実行すべきかを決定する。
つまり、演出コース決定手段174が例えば区間コーステーブル1を選択すると、「特定演出区間中の第1回目及び第2回目の各遊技で種別として単発演出を実行するとともに、同第3回目から第5回目の遊技で種別として連続演出を実行する」旨が決定されることとなる。
また、本実施の形態では、「単発演出決定手段175」は、演出コース決定手段174により選択された区間コーステーブル181に記憶されている単発演出選択データに基づいて、特定演出区間中の第1回から第n回までの各遊技でいずれの単発演出を実行すべきかを決定する。
具体的には、本実施の形態では、単発演出決定手段175は、演出コース決定手段174により選択された「区間コーステーブル1」ないし「区間コーステーブル4」のいずれか1つに記憶されている「単発演出選択データ1」及び「単発演出選択データ2」に基づいて、特定演出区間中の第1回目及び第2回目の各遊技で「単発演出A」ないし「単発演出F」のいずれを実行すべきかを決定する。
より具体的には、例えば、演出コース決定手段174が区間コーステーブル1を選択したとする。そうすると、単発演出決定手段175は、区間コーステーブル1に特定演出区間中の第1回目の遊技用として記憶されている「単発演出選択データ1」に基づいて、「単発演出A」ないし「単発演出C」の3つの中からいずれか1の単発演出を選択し、ここで選択したいずれか1の単発演出を、特定演出区間中の第1回目の遊技で実行するものと決定する。また、単発演出の選択は、例えば、乱数を用いた抽選により行うことができ、この場合、演出制御手段170は、例えば、「単発演出A」ないし「単発演出C」の各単発演出の選択確率を定めた単発演出決定テーブルを備える。同様に、「単発演出D」ないし「単発演出F」の3つの中からいずれか1の単発演出を抽選で選択するためのものとして、「単発演出D」ないし「単発演出F」の各単発演出の選択確率を定めた単発演出決定テーブルをも備える。
また、本実施の形態では、「連続演出決定手段176」は、演出コース決定手段174により選択された区間コーステーブル181に記憶されている抽選指示フラグに基づいて連続演出コーステーブル182及び連続演出抽選テーブル183を取得し、この取得した連続演出コーステーブル182及び連続演出抽選テーブル183に基づいて、乱数を用いた抽選により、いずれか1の連続演出選択データを選択し、この選択した連続演出選択データに基づいて特定演出区間中の第(n+1)回から最終回までにわたる遊技でいずれの連続演出を実行すべきかを決定する。
具体的には、本実施の形態では、連続演出決定手段176は、演出コース決定手段174により選択された「区間コーステーブル1」ないし「区間コーステーブル4」のいずれか1つに記憶されている抽選指示フラグに基づいて連続演出コーステーブル182及び連続演出抽選テーブル183を取得し、この取得した連続演出コーステーブル182及び連続演出抽選テーブル183に基づいて、乱数を用いた抽選により、「連続演出選択データ1」又は「連続演出選択データ2」のいずれか一方を選択し、この選択した「連続演出選択データ1」又は「連続演出選択データ2」のいずれか一方に基づいて、特定演出区間中の第3回目から最終回である第5回目までにわたる遊技で「連続演出A」ないし「連続演出F」のいずれを実行すべきかを決定する。
より具体的には、例えば、演出コース決定手段174が区間コーステーブル1を選択したとする。そうすると、連続演出決定手段176は、区間コーステーブル1に特定演出区間中の第3回目から最終回である第5回目までの遊技用として記憶されている「抽選指示フラグ」に基づいて、連続演出コーステーブル182及び連続演出抽選テーブル183を取得する。次に、連続演出決定手段176は、この取得した連続演出コーステーブル182及び連続演出抽選テーブル183に基づいて、乱数を用いた抽選により、「連続演出選択データ1」又は「連続演出選択データ2」のいずれか一方を選択する。上述したように、「連続演出選択データ1」の選択確率は「60%」であり、「連続演出選択データ2」の選択確率は「40%」である。ここで、連続演出決定手段176が「連続演出選択データ1」を選択したとする。そうすると、連続演出決定手段176は、この選択した「連続演出選択データ1」に基づいて、「連続演出A」ないし「連続演出C」の3つの中からいずれか1の連続演出を選択し、ここで選択したいずれか1の連続演出を、特定演出区間中の第3回目から最終回である第5回目の遊技で実行するものと決定する。また、連続演出の選択は、例えば、乱数を用いた抽選により行うことができ、この場合、演出制御手段170は、例えば、「連続演出A」ないし「連続演出C」の各連続演出の選択確率を定めた連続演出決定テーブルを備える。同様に、「連続演出D」ないし「連続演出F」の3つの中からいずれか1の連続演出を抽選で選択するためのものとして、「連続演出D」ないし「連続演出F」の各連続演出の選択確率を定めた連続演出決定テーブルをも備える。
ここで、本実施の形態での演出制御手段170の動作について簡単に説明する。
ある遊技で、移行抽選手段171の抽選結果が「特定演出区間へ移行させる」旨となったとする。
そうすると、遊技回数抽選手段172が、特定演出区間中の遊技回数を、乱数を用いた抽選により、5回から10回の範囲内で決定する。
ここで、遊技回数抽選手段172の抽選結果が、本実施の形態で想定する「5回」となったとする。
そうすると、演出コース決定手段174が、特定演出区間中のいずれの遊技で単発演出又は連続演出のいずれの種別の演出を実行すべきかを決定する。
ここで、演出コース決定手段174が、乱数を用いた抽選によって、「区間コーステーブル1」を選択することにより、「特定演出区間中の第1回目及び第2回目の各遊技では種別として単発演出を実行し、特定演出区間中の第3回目から第5回目までの遊技では種別として連続演出を実行する」旨を決定したとする。
そうすると、特定演出区間中の第1回目の遊技では、単発演出決定手段175が、区間コーステーブル1に記憶されている、特定演出区間中の第1回目の遊技用の「単発演出選択データ1」に基づいて、乱数を用いた抽選により、「単発演出A」「単発演出B」及び「単発演出C」の中からいずれか1の単発演出を選択する。また、特定演出区間中の第2回目の遊技でも、単発演出決定手段175が、区間コーステーブル1に記憶されている、特定演出区間中の第2回目の遊技用の「単発演出選択データ1」に基づいて、乱数を用いた抽選により、「単発演出A」「単発演出B」及び「単発演出C」の中からいずれか1の単発演出を選択する。また、特定演出区間中の第3回目の遊技では、連続演出決定手段176が、区間コーステーブル1に記憶されている、特定演出区間中の第3回目から最終回である第5回目までの遊技用の「抽選指示フラグ」に基づいて、連続演出コーステーブル182及び連続演出抽選テーブル183を取得し、この取得した連続演出コーステーブル182及び連続演出抽選テーブル183に基づいて、乱数を用いた抽選により、「連続演出選択データ1」又は「連続演出選択データ2」のいずれか一方を選択し、この選択した「連続演出選択データ1」又は「連続演出選択データ2」のいずれか一方に基づいて、特定演出区間中の第3回目から最終回である第5回目までにわたる遊技で「連続演出A」ないし「連続演出F」のいずれを実行すべきかを決定する。
ここで、単発演出決定手段175が、特定演出区間中の第1回目の遊技で、「『単発演出A』を実行する」旨を決定したとする。また、単発演出決定手段175が、特定演出区間中の第2回目の遊技で、「『単発演出B』を実行する」旨を決定したとする。また、連続演出決定手段176が、特定演出区間中の第3回目の遊技で、「連続演出選択データ1」を選択し、この選択した「連続演出選択データ1」に基づいて、「特定演出区間中の第3回目から最終回である第5回目までにわたる遊技で『連続演出C』を実行する」旨を決定したとする。
そうすると、演出実行手段177は、単発演出決定手段175及び連続演出決定手段176の決定に従って、特定演出区間中の第1回目の遊技では「単発演出A」を実行し、また、特定演出区間中の第2回目の遊技では「単発演出B」を実行し、また、特定演出区間中の第3回目から最終回である第5回目までの遊技では「連続演出C」を実行する。
そして、遊技回数カウンタ173のカウント値が、遊技回数抽選手段172により決定された遊技回数である「5」に達すると、演出実行手段177は、特定演出区間を終了させる。
また、本実施の形態では、上述した移行抽選手段171による「特定演出区間へ移行させる」旨の決定から特定演出区間中の第1回目の遊技で実行する「単発演出A」を決定するまでの処理が、スタートスイッチの操作後のごく短い時間の間に行われる。そして、本実施の形態では、移行抽選手段171により「特定演出区間へ移行させる」旨が決定された遊技を、特定演出区間中の第1回目の遊技とし、演出実行手段177は、この特定演出区間中の第1回目の遊技で、単発演出Aを実行する。つまり、本実施の形態では、演出実行手段177は、移行抽選手段171により「特定演出区間へ移行させる」旨が決定された遊技から、特定演出区間中の第1回目の演出を開始する。
また、本実施の形態では、単発演出決定手段175は、特定演出区間中の第1回目の遊技中には、特定演出区間中の第1回目の遊技で実行する単発演出のみを抽選で決定し、また、特定演出区間中の第2回目の遊技中には、特定演出区間中の第2回目の遊技で実行する単発演出のみを抽選で決定する。
また、本実施の形態では、連続演出決定手段176は、特定演出区間中の第3回目の遊技中に、特定演出区間中の第3回目から第5回目までの遊技で実行する連続演出を抽選で決定する。
(スロットマシン10の動作)
以下、図5ないし図7に示すフローチャートに基づいて、本実施の形態に係るスロットマシン10の動作の概略を説明する。
まず、図5に示すフローチャートに基づいて、メイン処理について説明する。
ステップ100において、役抽選が行われる。そして、役抽選が行われると、ステップ101に進む。
ステップ101において、制御装置100により、役抽選手段120の抽選結果がBB当選か否かの判断が行われる。ここで、役抽選手段120の抽選結果がBB当選であると判断されると、ステップ102に進む。一方、役抽選手段120の抽選結果がBB当選ではないと判断されると、ステップ103に進む。
ステップ102において、制御装置100により、BB内部フラグがセットされる。そして、ステップ105に進む。
ステップ103において、制御装置100により、役抽選手段120の抽選結果がRB当選か否かの判断が行われる。ここで、役抽選手段120の抽選結果がRB当選であると判断されると、ステップ104に進む。一方、役抽選手段120の抽選結果がRB当選ではないと判断されると、ステップ105に進む。
ステップ104において、制御装置100により、RB内部フラグがセットされる。そして、ステップ105に進む。
ステップ105において、「遊技処理」が行われる。「遊技処理」とは、回転リール40の回転開始処理、停止制御手段140による停止テーブル130の選択処理、停止制御手段140による回転リール40の回転停止処理、入賞判定手段150による入賞判定処理、及び入賞払出処理からなる一連の処理をいう。「遊技処理」については後で詳しく説明する。そして、「遊技処理」が行われると、ステップ106に進む。
ステップ106において、制御装置100により、BB入賞したか否かの判断が行われる。ここで、BB入賞したと判断されると、ステップ107に進む。一方、BB入賞しなかったと判断されると、ステップ108に進む。
ステップ107において、制御装置100により、BB内部フラグがクリアされるとともに、BBゲームフラグがセットされる。そして、ステップ100に戻る。
ステップ108において、制御装置100により、RB入賞したか否かの判断が行われる。ここで、RB入賞したと判断されると、ステップ109に進む。一方、RB入賞しなかったと判断されると、ステップ110に進む。
ステップ109において、制御装置100により、RB内部フラグがクリアされるとともに、RBゲームフラグがセットされる。そして、ステップ100に戻る。
ステップ110において、制御装置100により、BBゲームの終了条件が満たされたか否かの判断が行われる。ここで、BBゲームの終了条件が満たされたと判断されると、ステップ111に進む。一方、BBゲームの終了条件が満たされなかったと判断されると、ステップ112に進む。
ステップ111において、制御装置100により、BBゲームフラグがクリアされる。そして、ステップ100に戻る。
ステップ112において、制御装置100により、RBゲームの終了条件が満たされたか否かの判断が行われる。ここで、RBゲームの終了条件が満たされたと判断されると、ステップ113に進む。一方、RBゲームの終了条件が満たされなかったと判断されると、ステップ100に戻る。
ステップ113において、制御装置100により、RBゲームフラグがクリアされる。そして、ステップ100に戻る。
次に、図6に示すフローチャートに基づいて、遊技処理について説明する。
ステップ200において、制御装置100により、回転リール40の回転開始処理が行われる。そして、ステップ201に進む。
ステップ201において、停止制御手段140により、役抽選の結果に基づき、1の停止テーブル130の選択処理が行われる。そして、ステップ202に進む。
ステップ202において、停止制御手段140により、選択した停止テーブル130を用いて、回転リール40の回転停止処理が行われる。そして、ステップ203に進む。
ステップ203において、入賞判定手段150により、入賞判定処理が行われる。そして、ステップ204に進む。
ステップ204において、制御装置100により、入賞払出処理が行われる。そして、入賞払出処理が終了すると、遊技処理は終了する。
次に、図7に示すフローチャートに基づいて、演出処理について説明する。
ステップ300において、移行抽選手段171が、特定演出区間へ移行させるか否かの抽選(移行抽選)を行う。そして、ステップ301に進む。
ステップ301において、演出制御手段170が、移行抽選手段171の抽選結果が特定演出区間へ移行させる旨であったか否かの判断を行う。ここで、移行抽選手段171の抽選結果が特定演出区間へ移行させる旨であると判断されると、ステップ302に進む。一方、移行抽選手段171の抽選結果が特定演出区間へ移行させる旨ではないと判断されると、演出処理は終了する。
ステップ302において、遊技回数抽選手段172が、特定演出区間中の遊技回数を何回にするかの抽選を行う。具体的には、遊技回数抽選手段172が、乱数を用いた抽選により、特定演出区間中の遊技回数を、5回から10回の範囲内で決定する。そして、ステップ303に進む。
ステップ303において、演出コース決定手段174が、特定演出区間中のいずれの遊技で単発演出又は連続演出のいずれの種別の演出を実行すべきかを決定する。具体的には、演出コース決定手段174が、乱数を用いた抽選により、「区間コーステーブル1」ないし「区間コーステーブル4」のいずれか1を選択することによって、「特定演出区間中の第1回目から第n回目の各遊技では種別として単発演出を実行し、特定演出区間中の第(n+1)回目から最終回までの遊技では種別として連続演出を実行する」旨を決定する。そして、ステップ304に進む。
ステップ304において、演出制御手段170が、区間コーステーブル181に抽選指示フラグが記憶されている回数の遊技まで達したか否か(つまり、特定演出区間中の第(n+1)回目の遊技まで達したか否か)の判断が行われる。ここで、区間コーステーブル181に抽選指示フラグが記憶されている回数の遊技まで達していない(つまり、特定演出区間中の第1回目から第n回目までの遊技である)と判断されると、ステップ305に進む。一方、区間コーステーブル181に抽選指示フラグが記憶されている回数の遊技まで達した(つまり、特定演出区間中の第(n+1)回目の遊技である)と判断されると、ステップ308に進む。
ステップ305において、単発演出決定手段175が、区間コーステーブル181に記憶されている単発演出選択データに基づいて、乱数を用いた抽選により、複数の単発演出の中からいずれか1の単発演出を選択する。具体的には、例えば、ステップ303において、演出コース決定手段174が「区間コーステーブル1」を選択した場合には、特定演出区間中の第1回目の遊技で、単発演出決定手段175は、「区間コーステーブル1」に記憶されている、特定演出区間中の第1回目の遊技用の「単発演出選択データ1」に基づいて、乱数を用いた抽選により、「単発演出A」「単発演出B」及び「単発演出C」の中からいずれか1の単発演出を選択する。また、特定演出区間中の第2回目の遊技でも、単発演出決定手段175は、「区間コーステーブル1」に記憶されている、特定演出区間中の第2回目の遊技用の「単発演出選択データ1」に基づいて、乱数を用いた抽選により、「単発演出A」「単発演出B」及び「単発演出C」の中からいずれか1の単発演出を選択する。そして、ステップ306に進む。
ステップ306において、演出実行手段177が、単発演出決定手段175の決定に従って、単発演出を実行する。具体的には、例えば、ステップ305において、単発演出決定手段175が、特定演出区間中の第1回目の遊技で、「単発演出A」を実行する旨を決定した場合には、演出実行手段177は、ステップ306において、特定演出区間中の第1回目の遊技で、「単発演出A」を実行し、同様に、ステップ305において、単発演出決定手段175が、特定演出区間中の第2回目の遊技で、「単発演出C」を実行する旨を決定した場合には、演出実行手段177は、ステップ306において、特定演出区間中の第2回目の遊技で、「単発演出C」を実行する。そして、ステップ307に進む。
ステップ307において、演出実行手段177が、遊技回数カウンタ173のカウント値が遊技回数抽選手段172により決定された遊技回数に達したか否かの判断を行う。具体的には、例えば、遊技回数抽選手段172が特定演出区間中の遊技回数を「5」回と決定した場合には、演出実行手段177は、遊技回数カウンタ173のカウント値が「5」か否かの判断を行う。ここで、遊技回数カウンタ173のカウント値が遊技回数抽選手段172により決定された遊技回数に達したと判断された場合には、演出処理は終了する。一方、遊技回数カウンタ173のカウント値が遊技回数抽選手段172により決定された遊技回数に達していないと判断された場合には、ステップ304に戻る。
ステップ308において、連続演出決定手段176が、区間コーステーブル181に記憶されている「抽選指示フラグ」に基づいて、連続演出コーステーブル182及び連続演出抽選テーブル183を取得し、この取得した連続演出コーステーブル182及び連続演出抽選テーブル183に基づいて、いずれか1の「連続演出選択データ」を選択し、この選択した「連続演出選択データ」に基づいて、特定演出区間中の第(n+1)回目から最終回までにわたる遊技で、複数ある連続演出の中のいずれを実行すべきかを決定する。具体的には、例えば、ステップ303において、演出コース決定手段174が「区間コーステーブル1」を選択した場合には、特定演出区間中の第3回目の遊技では、連続演出決定手段176が、区間コーステーブル1に記憶されている、特定演出区間中の第3回目から最終回である第5回目までの遊技用の「抽選指示フラグ」に基づいて、連続演出コーステーブル182及び連続演出抽選テーブル183を取得し、この取得した連続演出コーステーブル182及び連続演出抽選テーブル183に基づいて、乱数を用いた抽選により、「連続演出選択データ1」又は「連続演出選択データ2」のいずれか一方を選択する。ここで、「連続演出選択データ1」を選択したとする。そうすると、「連続演出選択データ1」に基づいて、乱数を用いた抽選により、特定演出区間中の第(n+1)回目から最終回までにわたる遊技で「連続演出A」ないし「連続演出C」のいずれを実行すべきかを決定する。そして、ステップ309に進む。
ステップ309において、演出実行手段177が、連続演出決定手段176の決定に従って、連続演出を実行する。具体的には、例えば、ステップ308において、連続演出決定手段176が、特定演出区間中の第(n+1)回目の遊技で、「連続演出A」を実行する旨を決定した場合には、演出実行手段177は、ステップ309において、特定演出区間中の第(n+1)回目から最終回である第5回目までにわたる遊技において、「連続演出A」を実行する。そして、ステップ307に進む。
(作用・効果)
以上説明したように、本実施の形態では、1回の遊技で完結する内容の演出である単発演出が複数パターン設けられ、かつ、複数回の遊技にわたる連続した内容の演出である連続演出が複数パターン設けられ、かつ、複数パターンある中から選択された単発演出と連続演出とが複数回の遊技にわたって順次実行される区間である特定演出区間が設けられている。
また、本実施の形態では、演出制御手段170は、特定演出区間へ移行させるか否かの抽選を行うための移行抽選手段171と、移行抽選手段171の抽選結果が特定演出区間へ移行させる旨であったときに特定演出区間中の遊技回数を何回にするかの抽選を行うための遊技回数抽選手段172と、特定演出区間中に実行された遊技の回数をカウントするための遊技回数カウンタ173と、特定演出区間中のいずれの遊技で単発演出又は連続演出のいずれの種別の演出を実行すべきかを決定するための演出コース決定手段174と、演出コース決定手段174により種別として単発演出を実行すべきと決定された遊技において複数パターンある中のいずれの単発演出を実行すべきかを抽選で決定するための単発演出決定手段175と、演出コース決定手段174により種別として連続演出を実行すべきと決定された複数回にわたる遊技において複数パターンある中のいずれの連続演出を実行すべきかを抽選で決定するための連続演出決定手段176と、単発演出決定手段175により決定された単発演出及び連続演出決定手段176により決定された連続演出を特定演出区間中の複数回の遊技にわたって順次実行するとともに遊技回数カウンタ173のカウント値が遊技回数抽選手段172により決定された遊技回数に達すると特定演出区間を終了させるための演出実行手段177とを備えている。
また、本実施の形態では、演出制御手段170は、1の単発演出の選択に係るデータを、単発演出選択データとし、1の連続演出の選択に係るデータを、連続演出選択データとしている。
また、本実施の形態では、演出制御手段170は、特定演出区間中の第1回から第n回までの各遊技用の単発演出選択データが記憶されているとともに第(n+1)回から最終回までにわたる遊技用の連続演出選択データの抽選を指示する抽選指示フラグが記憶されている複数の区間コーステーブル181と、特定演出区間中の第(n+1)回から最終回までにわたる遊技用の連続演出選択データが複数記憶されている連続演出コーステーブル182と、連続演出コーステーブル182に複数記憶されている中からいずれか1の連続演出選択データを選択する抽選に用いられる連続演出抽選テーブル183とを備えている。
また、本実施の形態では、演出コース決定手段174は、複数ある中からいずれか1の区間コーステーブル181を抽選で選択することにより、特定演出区間中のいずれの遊技で単発演出又は連続演出のいずれの種別の演出を実行すべきかを決定するように形成されている。
また、本実施の形態では、単発演出決定手段175は、演出コース決定手段174により選択された区間コーステーブル181に記憶されている単発演出選択データに基づいて、特定演出区間中の第1回から第n回までの各遊技でいずれの単発演出を実行すべきかを決定するように形成されている。
また、本実施の形態では、連続演出決定手段176は、演出コース決定手段174により選択された区間コーステーブル181に記憶されている抽選指示フラグに基づいて連続演出コーステーブル182及び連続演出抽選テーブル183を取得し、この取得した連続演出コーステーブル182及び連続演出抽選テーブル183に基づいていずれか1の連続演出選択データを選択し、この選択した連続演出選択データに基づいて特定演出区間中の第(n+1)回から最終回までにわたる遊技でいずれの連続演出を実行すべきかを決定するように形成されている。
ところで、本実施の形態で示した、遊技回数抽選手段172の抽選結果が5回であり、また、特定演出区間中の第1回目から第2回目までの各遊技では単発演出が実行され、かつ、特定演出区間中の第3回目から最終回である第5回目までの遊技では連続演出が実行されるという演出コースが採られる場合には、特定演出区間中に実行される単発演出と連続演出との組み合わせは、6×6×6で、216通りになる。つまり、特定演出区間中の演出のパターンは、全部で216通りになる。しかも、各演出パターンの出現確率は一様ではない。
しかしながら、本実施の形態で示したように、区間コーステーブル1〜4の4つの「区間コーステーブル181」と、1つの「連続演出コーステーブル182」と、1つの「連続演出抽選テーブル183」とを持てば、全ての組み合わせの演出パターンを記憶した「演出パターン抽選テーブル」を持たなくても、特定演出区間中の演出パターンを大幅に増やし、その上、各演出パターンの出現確率を異ならせることができる。つまり、多彩な演出パターンを実現できる。しかも、区間コーステーブル1〜4の4つの「区間コーステーブル181」と、1つの「連続演出コーステーブル182」と、1つの「連続演出抽選テーブル183」とによるメモリの消費量を合わせても、全ての組み合わせの演出パターンを記憶した「演出パターン抽選テーブル」によるメモリの消費量と比べてはるかに小さくて済む。つまり、本発明によれば、多様な演出パターンを出現させても、メモリの消費量を大幅に削減できる。
(他の実施の形態)
以下に示す他の実施の形態は、上記の実施の形態とは演出制御手段170が備える各テーブルの構造及び各データの意味が異なるものである。また、以下に示す他の実施の形態は、演出制御手段170が備える各テーブルの構造及び各データの意味以外については、上記の実施の形態と同様である。したがって、ここでは、図8及び図9に基づいて、上記の実施の形態との相違点を中心に説明する。
図8は、他の実施の形態に係る演出制御手段170が備える各テーブルの構造及び各データの意味の概念図、図9は、他の実施の形態に係るスロットマシンにおける演出制御を示すフローチャートである。
(演出制御手段170)
他の実施の形態では、遊技回数抽選手段172の抽選結果が6回であり(つまり、特定演出区間中の遊技回数が6回であり)、また、特定演出区間中の第1回目から第3回目までの各遊技では単発演出が実行され、かつ、特定演出区間中の第4回目から最終回である第6回目までの遊技では連続演出が実行されるという演出コースが採られる場合を例に、演出制御手段170が備える各構成について説明する。
他の実施の形態では、図8に示すように、単発演出として、「単発演出A」「単発演出B」「単発演出C」「単発演出D」「単発演出E」「単発演出F」「単発演出G」「単発演出H」及び「単発演出I」の9パターンが設けられている。
また、他の実施の形態では、図8に示すように、連続演出として、「連続演出A」「連続演出B」「連続演出C」「連続演出D」「連続演出E」及び「連続演出F」の6パターンが設けられている。
また、「連続演出A」「連続演出B」「連続演出C」「連続演出D」「連続演出E」及び「連続演出F」は、いずれも3回の遊技にわたるものとされている。
また、他の実施の形態では、図8に示すように、単発演出選択データとして、「単発演出A」「単発演出B」及び「単発演出C」の中からいずれか1の単発演出の選択に係る「単発演出選択データ1」と、「単発演出D」「単発演出E」及び「単発演出F」の中からいずれか1の単発演出の選択に係る「単発演出選択データ2」と、「単発演出G」「単発演出H」及び「単発演出I」の中からいずれか1の単発演出の選択に係る「単発演出選択データ3」とを設けている。
つまり、「単発演出選択データ1」は、図8に示すように、「単発演出A」「単発演出B」及び「単発演出C」の中からいずれか1の単発演出の選択に係るデータである。また、「単発演出選択データ2」は、図8に示すように、「単発演出D」「単発演出E」及び「単発演出F」の中からいずれか1の単発演出の選択に係るデータである。また、「単発演出選択データ3」は、図8に示すように、「単発演出G」「単発演出H」及び「単発演出I」の中からいずれか1の単発演出の選択に係るデータである。
また、他の実施の形態では、図8に示すように、連続演出選択データとして、「連続演出A」「連続演出B」及び「連続演出C」の中からいずれか1の連続演出の選択に係る「連続演出選択データ1」と、「連続演出D」「連続演出E」及び「連続演出F」の中からいずれか1の連続演出の選択に係る「連続演出選択データ2」とを設けている。
つまり、「連続演出選択データ1」は、図8に示すように、「連続演出A」「連続演出B」及び「連続演出C」の中からいずれか1の連続演出の選択に係るデータである。また、「連続演出選択データ2」は、図8に示すように、「連続演出D」「連続演出E」及び「連続演出F」の中からいずれか1の連続演出の選択に係るデータである。
また、他の実施の形態では、図8に示すように、「単発演出選択データ」と「抽選指示フラグと」が、区間コーステーブル181上にて1のデータで兼用構成されている。
具体的には、他の実施の形態では、図8に示すように、区間コーステーブル181として、特定演出区間中の第1回目の遊技用に単発演出選択データ1としての「001」を記憶し、また、同第2回目の遊技用にも単発演出選択データ1としての「001」を記憶し、また、同第3回目の遊技用の単発演出決定データ3及び同第4回目から最終回である第6回目までの遊技用の抽選指示フラグとしての「04A」を記憶している「区間コーステーブル1」と、特定演出区間中の第1回目の遊技用に単発演出選択データ1としての「001」を記憶し、また、同第2回目の遊技用に単発演出選択データ2としての「002」を記憶し、また、同第3回目の遊技用の単発演出決定データ3及び同第4回目から最終回である第6回目までの遊技用の抽選指示フラグとしての「04A」を記憶している「区間コーステーブル2」と、特定演出区間中の第1回目の遊技用に単発演出選択データ2としての「002」を記憶し、また、同第2回目の遊技用に単発演出選択データ1としての「001」を記憶し、また、同第3回目の遊技用の単発演出決定データ3及び同第4回目から最終回である第6回目までの遊技用の抽選指示フラグとしての「04A」を記憶している「区間コーステーブル3」と、特定演出区間中の第1回目の遊技用に単発演出選択データ2としての「002」を記憶し、また、同第2回目の遊技用にも単発演出選択データ2としての「002」を記憶し、また、同第3回目の遊技用の単発演出決定データ3及び同第4回目から最終回である第6回目までの遊技用の抽選指示フラグとしての「04A」を記憶している「区間コーステーブル4」とを設けている。
つまり、「区間コーステーブル1」は、図8に示すように、特定演出区間中の第1回目の遊技用に単発演出選択データ1としての「001」を記憶し、また、同第2回目の遊技用にも単発演出選択データ1としての「001」を記憶し、また、同第3回目の遊技用の単発演出選択データ3及び第4回目から最終回である第6回目までの遊技用の抽選指示フラグとしての「04A」を記憶しているテーブルである。
また、「001」は、単発演出選択データ1を示すものである。
また、「002」は、単発演出選択データ2を示すものである。
また、「04A」は、単発演出選択データ3を示すとともに抽選指示フラグを示すものである。つまり、「04A」は、第n回目の遊技用の単発演出選択データ3としての役割を果たすとともに、第(n+1)回目から最終回までの遊技用の抽選指示フラグとしての役割を果たすものである。
また、「区間コーステーブル2」は、図8に示すように、特定演出区間中の第1回目の遊技用に単発演出選択データ1としての「001」を記憶し、また、同第2回目の遊技用には単発演出選択データ2としての「002」を記憶し、また、同第3回目の遊技用の単発演出選択データ3及び第4回目から最終回である第6回目までの遊技用の抽選指示フラグとしての「04A」を記憶しているテーブルである。
また、「区間コーステーブル3」は、図8に示すように、特定演出区間中の第1回目の遊技用に単発演出選択データ2としての「002」を記憶し、また、同第2回目の遊技用には単発演出選択データ1としての「001」を記憶し、また、同第3回目の遊技用の単発演出選択データ3及び第4回目から最終回である第6回目までの遊技用の抽選指示フラグとしての「04A」を記憶しているテーブルである。
また、「区間コーステーブル4」は、図8に示すように、特定演出区間中の第1回目の遊技用に単発演出選択データ2としての「002」を記憶し、また、同第2回目の遊技用にも単発演出選択データ2としての「002」を記憶し、また、同第3回目の遊技用の単発演出選択データ3及び第4回目から最終回である第6回目までの遊技用の抽選指示フラグとしての「04A」を記憶しているテーブルである。
また、他の実施の形態では、図8に示すように、「連続演出抽選テーブル183」は、連続演出コーステーブル182に記憶されている連続演出選択データ1及び連続演出選択データ2のうち、連続演出選択データ1を60%の確率で選択し、連続演出選択データ2を40%の確率で選択するように定めている。
また、他の実施の形態では、図8に示すように、「連続演出コーステーブル182」は、特定演出区間中の第4回目から最終回である第6回目までにわたる遊技用の連続演出選択データとして、「連続演出選択データ1」と「連続演出選択データ2」とを記憶している。
また、他の実施の形態でも、上記の実施の形態と同様に、演出コース決定手段174は、「区間コーステーブル1」から「区間コーステーブル4」までの4つの中から1つを抽選で選択することにより、特定演出区間中のいずれの遊技で単発演出又は連続演出のいずれの種別の演出を実行すべきかを決定する。
つまり、演出コース決定手段174が例えば区間コーステーブル1を選択すると、「特定演出区間中の第1回目から第3回目までの各遊技で種別として単発演出を実行するとともに、同第4回目から第6回目の遊技で種別として連続演出を実行する」旨が決定されることとなる。
また、他の実施の形態では、「単発演出決定手段175」は、演出コース決定手段174により選択された区間コーステーブル181に記憶されている単発演出選択データに基づいて、特定演出区間中の第1回から第n回までの各遊技でいずれの単発演出を実行すべきかを決定する。
具体的には、他の実施の形態では、単発演出決定手段175は、演出コース決定手段174により選択された「区間コーステーブル1」ないし「区間コーステーブル4」のいずれか1つに記憶されている「単発演出選択データ1」ないし「単発演出選択データ3」に基づいて、特定演出区間中の第1回目から第3回目までの各遊技で「単発演出A」ないし「単発演出I」のいずれを実行すべきかを決定する。
より具体的には、他の実施の形態では、例えば、演出コース決定手段174が区間コーステーブル1を選択したとする。そうすると、単発演出決定手段175は、区間コーステーブル1に特定演出区間中の第1回目の遊技用として記憶されている単発演出選択データ1としての「001」に基づいて、特定演出区間中の第1回目の遊技で、「単発演出A」ないし「単発演出C」の3つの中からいずれか1の単発演出を選択し、ここで選択したいずれか1の単発演出を、特定演出区間中の第1回目の遊技で実行するものと決定する。
また、他の実施の形態では、単発演出決定手段175は、区間コーステーブル1に特定演出区間中の第3回目の遊技用の単発演出選択データ3及び同第4回目から最終回である第6回目までの遊技用の抽選指示フラグとして記憶されている「04A」に基づいて、特定演出区間中の第3回目の遊技で、「単発演出G」ないし「単発演出I」の3つの中からいずれか1の単発演出を選択し、ここで選択したいずれか1の単発演出を、特定演出区間中の第3回目の遊技で実行するものと決定する。
また、単発演出の選択は、上記の実施の形態と同様に、例えば、乱数を用いた抽選により行うことができ、この場合、演出制御手段170は、例えば、「単発演出A」ないし「単発演出C」の各単発演出の選択確率を定めた単発演出決定テーブルを備える。同様に、「単発演出D」ないし「単発演出F」の3つの中からいずれか1の単発演出を抽選で選択するためのものとして、「単発演出D」ないし「単発演出F」の各単発演出の選択確率を定めた単発演出決定テーブルをも備え、また、「単発演出G」ないし「単発演出I」の3つの中からいずれか1の単発演出を抽選で選択するためのものとして、「単発演出G」ないし「単発演出I」の各単発演出の選択確率を定めた単発演出決定テーブルをも備える。
また、他の実施の形態では、連続演出決定手段176は、演出コース決定手段174により選択された「区間コーステーブル1」ないし「区間コーステーブル4」のいずれか1つに記憶されている抽選指示フラグに基づいて連続演出コーステーブル182及び連続演出抽選テーブル183を取得し、この取得した連続演出コーステーブル182及び連続演出抽選テーブル183に基づいて、乱数を用いた抽選により、「連続演出選択データ1」又は「連続演出選択データ2」のいずれか一方を選択し、この選択した「連続演出選択データ1」又は「連続演出選択データ2」のいずれか一方に基づいて、特定演出区間中の第4回目から最終回である第6回目までにわたる遊技で「連続演出A」ないし「連続演出F」のいずれを実行すべきかを決定する。
より具体的には、他の実施の形態では、例えば、演出コース決定手段174が、乱数を用いた抽選により、区間コーステーブル1を選択したとする。そうすると、連続演出決定手段176は、区間コーステーブル1に特定演出区間中の第3回目の遊技用の単発演出選択データ3及び同第4回目から最終回である第6回目までの遊技用の抽選指示フラグとして記憶されている「04A」に基づいて、特定演出区間中の第3回目の遊技で、連続演出コーステーブル182及び連続演出抽選テーブル183を取得する。次に、連続演出決定手段176は、この取得した連続演出コーステーブル182及び連続演出抽選テーブル183に基づいて、乱数を用いた抽選により、「連続演出選択データ1」又は「連続演出選択データ2」のいずれか一方を選択する。上述したように、「連続演出選択データ1」の選択確率は「60%」であり、「連続演出選択データ2」の選択確率は「40%」である。ここで、連続演出決定手段176が「連続演出選択データ1」を選択したとする。そうすると、連続演出決定手段176は、この選択した「連続演出選択データ1」に基づいて、「連続演出A」ないし「連続演出C」の3つの中からいずれか1の連続演出を選択し、ここで選択したいずれか1の連続演出を、特定演出区間中の第4回目から最終回である第6回目の遊技で実行するものと決定する。
また、連続演出の選択は、上記の実施の形態と同様に、例えば、乱数を用いた抽選により行うことができ、この場合、演出制御手段170は、例えば、「連続演出A」ないし「連続演出C」の各連続演出の選択確率を定めた連続演出決定テーブルを備える。同様に、「連続演出D」ないし「連続演出F」の3つの中からいずれか1の連続演出を抽選で選択するためのものとして、「連続演出D」ないし「連続演出F」の各連続演出の選択確率を定めた連続演出決定テーブルをも備える。
(スロットマシン10の動作)
以下、図9に示すフローチャートに基づいて、他の実施の形態に係るスロットマシン10における演出制御について説明する。
ステップ400において、移行抽選手段171が、特定演出区間へ移行させるか否かの抽選(移行抽選)を行う。そして、ステップ401に進む。
ステップ401において、演出制御手段170が、移行抽選手段171の抽選結果が特定演出区間へ移行させる旨であったか否かの判断を行う。ここで、移行抽選手段171の抽選結果が特定演出区間へ移行させる旨であると判断されると、ステップ402に進む。一方、移行抽選手段171の抽選結果が特定演出区間へ移行させる旨ではないと判断されると、演出処理は終了する。
ステップ402において、遊技回数抽選手段172が、特定演出区間中の遊技回数を何回にするかの抽選を行う。具体的には、遊技回数抽選手段172が、乱数を用いた抽選により、特定演出区間中の遊技回数を、5回から10回の範囲内で決定する。そして、ステップ403に進む。
ステップ403において、演出コース決定手段174が、特定演出区間中のいずれの遊技で単発演出又は連続演出のいずれの種別の演出を実行すべきかを決定する。具体的には、演出コース決定手段174が、乱数を用いた抽選により、「区間コーステーブル1」ないし「区間コーステーブル4」のいずれか1を選択することによって、「特定演出区間中の第1回目から第n回目の各遊技では種別として単発演出を実行し、特定演出区間中の第(n+1)回目から最終回までの遊技では種別として連続演出を実行する」旨を決定する。そして、ステップ404に進む。
ステップ404において、演出制御手段170が、区間コーステーブル181に「『単発演出選択データ』兼『抽選指示フラグ』」が記憶されている回数の遊技まで達したか否か(つまり、特定演出区間中の第n回目の遊技まで達したか否か)の判断が行われる。ここで、区間コーステーブル181に「『単発演出選択データ』兼『抽選指示フラグ』」が記憶されている回数の遊技まで達していない(つまり、特定演出区間中の第1回目から第(n−1)回目までの遊技である)と判断されると、ステップ405に進む。一方、区間コーステーブル181に「『単発演出選択データ』兼『抽選指示フラグ』」が記憶されている回数の遊技まで達した(つまり、特定演出区間中の第n回目の遊技である)と判断されると、ステップ409に進む。
ステップ405において、演出制御手段170が、連続演出を実行するか否かの判断を行う。ここで、連続演出を実行しないと判断されると、ステップ406に進む。一方、連続演出を実行すると判断されると、ステップ412に進む。
ステップ406において、単発演出決定手段175が、区間コーステーブル181に記憶されている単発演出選択データに基づいて、乱数を用いた抽選により、複数の単発演出の中からいずれか1の単発演出を選択する。具体的には、例えば、ステップ403において、演出コース決定手段174が「区間コーステーブル1」を選択した場合には、特定演出区間中の第1回目の遊技で、単発演出決定手段175は、「区間コーステーブル1」に記憶されている、特定演出区間中の第1回目の遊技用の単発演出選択データ1としての「001」に基づいて、乱数を用いた抽選により、「単発演出A」「単発演出B」及び「単発演出C」の中からいずれか1の単発演出を選択する。また、特定演出区間中の第2回目の遊技でも、単発演出決定手段175は、「区間コーステーブル1」に記憶されている、特定演出区間中の第2回目の遊技用の単発演出選択データ1としての「001」に基づいて、乱数を用いた抽選により、「単発演出A」「単発演出B」及び「単発演出C」の中からいずれか1の単発演出を選択する。そして、ステップ407に進む。
ステップ407において、演出実行手段177が、単発演出決定手段175の決定に従って、単発演出を実行する。具体的には、例えば、ステップ406において、単発演出決定手段175が、特定演出区間中の第1回目の遊技で、「単発演出A」を実行する旨を決定した場合には、演出実行手段177は、ステップ407において、特定演出区間中の第1回目の遊技で、「単発演出A」を実行し、同様に、ステップ406において、単発演出決定手段175が、特定演出区間中の第2回目の遊技で、「単発演出C」を実行する旨を決定した場合には、演出実行手段177は、ステップ407において、特定演出区間中の第2回目の遊技で、「単発演出C」を実行する。そして、ステップ408に進む。
ステップ408において、演出実行手段177が、遊技回数カウンタ173のカウント値が遊技回数抽選手段172により決定された遊技回数に達したか否かの判断を行う。具体的には、例えば、遊技回数抽選手段172が特定演出区間中の遊技回数を「6」回と決定した場合には、演出実行手段177は、遊技回数カウンタ173のカウント値が「6」か否かの判断を行う。ここで、遊技回数カウンタ173のカウント値が遊技回数抽選手段172により決定された遊技回数に達したと判断された場合には、演出処理は終了する。一方、遊技回数カウンタ173のカウント値が遊技回数抽選手段172により決定された遊技回数に達していないと判断された場合には、ステップ404に戻る。
ステップ409において、単発演出決定手段175が、特定演出区間中の第n回目の遊技で、区間コーステーブル181に記憶されている「『単発演出選択データ』兼『抽選指示フラグ』」に基づいて、乱数を用いた抽選により、複数の単発演出の中からいずれか1の単発演出を選択する。具体的には、例えば、ステップ403において、演出コース決定手段174が「区間コーステーブル1」を選択した場合には、単発演出決定手段175は、特定演出区間中の第3回目の遊技で、「区間コーステーブル1」に記憶されている、「04A」(特定演出区間中の第3回目の遊技用の単発演出選択データ3であるとともに、同第4回目から最終回である第6回目までの遊技用の抽選指示フラグでもある)に基づいて、乱数を用いた抽選により、「単発演出G」「単発演出H」及び「単発演出I」の中からいずれか1の単発演出を選択する。そして、ステップ410に進む。
ステップ410において、演出実行手段177が、単発演出決定手段175の決定に従って、単発演出を実行する。具体的には、例えば、ステップ409において、単発演出決定手段175が、特定演出区間中の第3回目の遊技で、「単発演出G」を実行する旨を決定した場合には、演出実行手段177は、ステップ410において、特定演出区間中の第3回目の遊技で、「単発演出G」を実行する。そして、ステップ411に進む。
ステップ411において、連続演出決定手段176が、区間コーステーブル181に記憶されている「『単発演出選択データ』兼『抽選指示フラグ』」に基づいて、連続演出コーステーブル182及び連続演出抽選テーブル183を取得し、この取得した連続演出コーステーブル182及び連続演出抽選テーブル183に基づいて、乱数を用いた抽選により、いずれか1の「連続演出選択データ」を選択し、この選択した「連続演出選択データ」に基づいて、特定演出区間中の第(n+1)回目から最終回までにわたる遊技で、複数ある連続演出の中のいずれを実行すべきかを決定する。具体的には、例えば、ステップ403において、演出コース決定手段174が「区間コーステーブル1」を選択した場合には、特定演出区間中の第3回目の遊技では、連続演出決定手段176が、区間コーステーブル1に記憶されている、「04A」(特定演出区間中の第3回目の遊技用の単発演出選択データ3であるとともに、同第4回目から最終回である第6回目までの遊技用の抽選指示フラグでもある)に基づいて、連続演出コーステーブル182及び連続演出抽選テーブル183を取得し、この取得した連続演出コーステーブル182及び連続演出抽選テーブル183に基づいて、乱数を用いた抽選により、「連続演出選択データ1」又は「連続演出選択データ2」のいずれか一方を選択する。ここで、「連続演出選択データ1」を選択したとする。そうすると、「連続演出選択データ1」に基づいて、特定演出区間中の第(n+1)回目から最終回までにわたる遊技で、「連続演出A」ないし「連続演出C」のいずれを実行すべきかを決定する。そして、ステップ408に進む。
ステップ412において、演出実行手段177が、連続演出決定手段176の決定に従って、連続演出を実行する。具体的には、例えば、ステップ411において、連続演出決定手段176が、特定演出区間中の第n回目である第3回目の遊技で、「連続演出A」を実行する旨を決定した場合には、演出実行手段177は、ステップ412において、特定演出区間中の第(n+1)回目である第4回目から最終回である第6回目までにわたる遊技において、「連続演出A」を実行する。そして、ステップ408に進む。
(作用・効果)
以上説明したように、他の実施の形態では、単発演出選択データと抽選指示フラグとを1のデータで兼用構成している。このため、メモリの消費量をより一層削減できる。その上、抽選指示フラグと兼用構成している単発演出選択データについては、その後の連続演出と内容的な繋がりのよい複数の単発演出の中から1の単発演出を選択するように定めることができる。
本発明の実施の形態に係るスロットマシンのブロック図。 本発明の実施の形態に係るスロットマシンの外観図。 本発明の実施の形態に係るスロットマシンの図柄表示窓、出目及び入賞ラインの概念図。 本発明の実施の形態に係るスロットマシンにおける演出制御手段が備える各テーブルの構成及び各データの意味を示す概念図。 本発明の実施の形態に係るスロットマシンの動作の概略を示すフローチャート。 本発明の実施の形態に係るスロットマシンの動作の概略を示すフローチャート。 本発明の実施の形態に係るスロットマシンの動作の概略を示すフローチャート。 本発明の他の実施の形態に係るスロットマシンにおける演出制御手段が備える各テーブルの構成及び各データの意味を示す概念図。 本発明の他の実施の形態に係るスロットマシンの動作の概略を示すフローチャート。 従来のスロットマシンが備える演出パターン抽選テーブルを示す概念図。
符号の説明
10 スロットマシン 20 筐体
21 前扉 22 上パネル
23 中パネル 24 下パネル
25 操作部 26 図柄表示窓
30 リールユニット 40 回転リール
41 左リール 42 中リール
43 右リール 50 スタートスイッチ
60 ストップスイッチ 70 ベットスイッチ
71 シングルベットスイッチ 72 マックスベットスイッチ
73 キャンセルスイッチ 81 演出用ランプ
82 スピーカ 83 液晶ディスプレイ
85 メダル投入口 86 メダル払出口
87 メダル受け皿 100 制御装置
110 遊技制御手段 111 一般遊技制御手段
112 レギュラーボーナス制御手段(RB制御手段)
113 ビッグボーナス制御手段(BB制御手段)
120 役抽選手段 130 停止テーブル
140 停止制御手段 150 入賞判定手段
170 演出制御手段 171 移行抽選手段
172 遊技回数抽選手段 173 遊技回数カウンタ
174 演出コース決定手段 175 単発演出決定手段
176 連続演出決定手段 177 演出実行手段
181 区間コーステーブル 182 連続演出コーステーブル
183 連続演出抽選テーブル
201 左リール上図柄 202 左リール中図柄
203 左リール下図柄 204 中リール上図柄
205 中リール中図柄 206 中リール下図柄
207 右リール上図柄 208 右リール中図柄
209 右リール下図柄
300 入賞ライン 301 第1入賞ライン
302 第2入賞ライン 303 第3入賞ライン
304 第4入賞ライン 305 第5入賞ライン

Claims (2)

  1. 1回の遊技で完結する内容の演出である単発演出が複数パターン設けられ、かつ、複数回の遊技にわたる連続した内容の演出である連続演出が複数パターン設けられ、かつ、複数パターンある中から選択された単発演出と連続演出とが複数回の遊技にわたって順次実行される区間である特定演出区間が設けられているスロットマシンであって、
    特定演出区間へ移行させるか否かの抽選を行うための移行抽選手段と、
    移行抽選手段の抽選結果が特定演出区間へ移行させる旨であったときに特定演出区間中の遊技回数を何回にするかの抽選を行うための遊技回数抽選手段と、
    特定演出区間中に実行された遊技の回数をカウントするための遊技回数カウンタと、
    特定演出区間中のいずれの遊技で単発演出又は連続演出のいずれの種別の演出を実行すべきかを決定するための演出コース決定手段と、
    演出コース決定手段により種別として単発演出を実行すべきと決定された遊技において複数パターンある中のいずれの単発演出を実行すべきかを抽選で決定するための単発演出決定手段と、
    演出コース決定手段により種別として連続演出を実行すべきと決定された複数回にわたる遊技において複数パターンある中のいずれの連続演出を実行すべきかを抽選で決定するための連続演出決定手段と、
    単発演出決定手段により決定された単発演出及び連続演出決定手段により決定された連続演出を特定演出区間中の複数回の遊技にわたって順次実行するとともに遊技回数カウンタのカウント値が遊技回数抽選手段により決定された遊技回数に達すると特定演出区間を終了させるための演出実行手段とを備えていることを特徴とするスロットマシン。
  2. 1の単発演出の選択に係るデータを、単発演出選択データとし、
    1の連続演出の選択に係るデータを、連続演出選択データとし、
    特定演出区間中の第1回から第n回までの各遊技用の単発演出選択データが記憶されているとともに第(n+1)回から最終回までにわたる遊技用の連続演出選択データの抽選を指示する抽選指示フラグが記憶されている複数の区間コーステーブルと、
    特定演出区間中の第(n+1)回から最終回までにわたる遊技用の連続演出選択データが複数記憶されている連続演出コーステーブルと、
    連続演出コーステーブルに複数記憶されている中からいずれか1の連続演出選択データを選択する抽選に用いられる連続演出抽選テーブルとを備え、
    演出コース決定手段は、複数ある中からいずれか1の区間コーステーブルを抽選で選択することにより、特定演出区間中のいずれの遊技で単発演出又は連続演出のいずれの種別の演出を実行すべきかを決定するように形成され、
    単発演出決定手段は、演出コース決定手段により選択された区間コーステーブルに記憶されている単発演出選択データに基づいて、特定演出区間中の第1回から第n回までの各遊技でいずれの単発演出を実行すべきかを決定するように形成され、
    連続演出決定手段は、演出コース決定手段により選択された区間コーステーブルに記憶されている抽選指示フラグに基づいて連続演出コーステーブル及び連続演出抽選テーブルを取得し、この取得した連続演出コーステーブル及び連続演出抽選テーブルに基づいていずれか1の連続演出選択データを選択し、この選択した連続演出選択データに基づいて特定演出区間中の第(n+1)回から最終回までにわたる遊技でいずれの連続演出を実行すべきかを決定するように形成されていることを特徴とする請求項1記載のスロットマシン。
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