JP2007108796A - フェルールアセンブリ - Google Patents

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Satoshi Takehana
敏 竹鼻
Kazumasa Maruyama
和正 丸山
Masanori Nonomura
雅徳 野々村
Suguru Ba
英 馬
Hidenori Iida
秀徳 飯田
Takashi Izawa
隆 井澤
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Totoku Electric Co Ltd
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Abstract

【課題】引張強度および長期信頼性を向上させる。
【解決手段】スリーブチューブT1の先端はフェルールRの端部材Cに当接するか、離れていても僅かである。光ファイバ素線Pの先端は、スリーブチューブT1の先端よりもスリーブチューブT1の内部に引っ込んでおり、先端端部材Cから2mm以上離れている。
【効果】スリーブチューブT1の先端がフェルールRの先端端部材Cから2mm以上離れているため、小さな曲率で裸ファイバFが曲がることがなくなり、引張強度および長期信頼性を向上させることが出来る。
【選択図】図4

Description

本発明は、フェルールアセンブリに関し、さらに詳しくは、引張強度および長期信頼性を向上させうるフェルールアセンブリに関する。
図6〜図8は、従来のフェルールアセンブリを製造する過程の説明図である。
まず、図6に示すように、先端部分の被覆を除去して裸ファイバFを露出させた光ファイバ素線PにスリーブチューブT1を被せ、次いで光ファイバ素線Pの先端近傍の被覆上に接着剤Aを付着させる。
次に、図7に示すように、スリーブチューブT1の先端を光ファイバ素線Pの先端に合わせるようにスリーブチューブT1をスライドさせ、スリーブチューブT1を接着剤Aに被せる。そして、接着剤Aを硬化させる。この時、光ファイバ素線Pの中心とスリーブチューブT1の中心が同心となる(図7の状態)のが好ましいが、ほとんどの場合は偏心してしまう(図8の状態)。
次に、図8に示すように、フェルールRの端部材Cに穿設された裸ファイバ穴C1に裸ファイバFを挿入すると共に、フェルールRの胴部材Sに穿設された素線穴S1にスリーブチューブT1および光ファイバ素線Pを挿入する。そして、スリーブチューブT1の先端および光ファイバ素線Pの先端が端部材Cに当接するまで挿入して位置決めした後、スリーブチューブT1と胴部材Sとを接着する。
図9は、上記のようにして製造された従来のフェルールアセンブリ503を示す断面図である。
スリーブチューブT1の先端および光ファイバ素線Pの先端は、端部材Cに当接するか、離れても1mm以下である。
なお、スリーブチューブT1を被せるのは、フェルールRの後端での光ファイバ素線Pの折れ曲がりを抑制するためである。
特開平10−307233号公報 特開2000−338364号公報
従来のフェルールアセンブリ503では、ほとんどの場合、光ファイバ素線Pの中心がスリーブチューブT1の中心から偏心しているため、図9に示すように、裸ファイバFが曲がっている。そして、スリーブチューブT1の先端および光ファイバ素線Pの先端が端部材Cに当接するか離れても1mm以下であるため、裸ファイバFが曲がる曲率は小さくなっている。
しかし、小さな曲率で裸ファイバFが曲がっていると、引張強度が低くなると共に長期信頼性も低くなる(破断までの寿命が短い)。
そこで、本発明の目的は、引張強度および長期信頼性を向上させうるフェルールアセンブリを提供することにある。
第1の観点では、本発明は、先端部分の被覆を除去して裸ファイバを露出させた光ファイバ素線と、前記光ファイバ素線の被覆の外側に被せて前記被覆に接着剤で固着したスリーブチューブと、前記スリーブチューブを外側に固着した光ファイバ素線が挿入された素線穴が穿設された胴部および前記裸ファイバが挿入された裸ファイバ穴が穿設された端部を有するフェルールとを具備してなるフェルールアセンブリにおいて、前記スリーブチューブの先端は前記フェルールの端部に当接するか前記フェルールの端部から離れても1mm以下であり、前記光ファイバ素線の被覆の先端は前記スリーブチューブの先端よりも前記スリーブチューブの内側にあって前記フェルールの端部から2mm以上離れていることを特徴とするフェルールアセンブリを提供する。
上記第1の観点によるフェルールアセンブリでは、スリーブチューブの先端はフェルールの端部に当接するか離れても1mm以下なので、これにより位置決めが出来る。一方、光ファイバ素線の先端は、スリーブチューブの先端よりもスリーブチューブの内側にあって、フェルールの端部から2mm以上離れている。このため、光ファイバ素線の中心がスリーブチューブの中心から偏心している場合、光ファイバ素線の先端からフェルールの端部までの間で裸ファイバが曲がるが、その曲率は大きくなる。よって、小さな曲率で裸ファイバが曲がることがなくなり、引張強度および長期信頼性を向上させることが出来る。
第2の観点では、本発明は、上記構成のフェルールアセンブリにおいて、前記光ファイバ素線が複数本であり、前記スリーブチューブが1つであって前記複数本の光ファイバ素線全体の外側に被せてあることを特徴とするフェルールアセンブリを提供する。
上記第2の観点によるフェルールアセンブリでは、複数本の光ファイバ素線に1つのフェルールを取り付ける場合に、個々の光ファイバ素線毎にスリーブチューブを被せるのではなく、1つのスリーブチューブで済ませるから、製造容易となる。
本発明のフェルールアセンブリによれば、小さな曲率で裸ファイバが曲がることがなくなり、引張強度および長期信頼性を向上させることが出来る。
以下、図に示す本発明の実施の形態を詳細に説明する。なお、これにより本発明が限定されるものではない。
図1〜図4は、実施例1にかかるフェルールアセンブリを製造する過程の説明図である。
まず、図1に示すように、先端部分の被覆を除去して裸ファイバFを露出させた光ファイバ素線PにスリーブチューブT1を被せ、次いで光ファイバ素線Pの先端近傍の被覆上に接着剤Aを付着させる。
なお、スリーブチューブT1は、例えばナイロンチューブである。
また、接着剤Aは、例えば熱硬化性樹脂である。
次に、図2に示すように、スリーブチューブT1の先端を光ファイバ素線Pの先端から2mm〜3mmだけ突き出すようにスリーブチューブT1をスライドさせ、スリーブチューブT1を接着剤Aに被せる。そして、接着剤Aを硬化させる。この時、光ファイバ素線Pの中心とスリーブチューブT1の中心が同心となる(図2の状態)のが好ましいが、ほとんどの場合は偏心してしまう(図3の状態)。
次に、図3に示すように、フェルールRの端部材Cに穿設された断面円形の裸ファイバ穴C1に裸ファイバFを挿入すると共に、フェルールRの胴部材Sに穿設された断面円形の素線穴S1にスリーブチューブT1および光ファイバ素線Pを挿入する。そして、スリーブチューブT1の先端が端部材Cに当接するまで挿入して位置決めした後、スリーブチューブT1と胴部材Sとを接着する。
なお、フェルールRの胴部材Sは金属(ステンレス)製であり、端部材Cはセラミック(ジルコニア)製であり、両者は円筒状である。また、両者は接着により一体化されている。
図4は、上記のようにして製造されたフェルールアセンブリ101を示す断面図である。
スリーブチューブT1の先端は、端部材Cに当接するか、離れても1mm以下である。
光ファイバ素線Pの先端は、端部材Cから2mm〜3mm離れている。
なお、スリーブチューブT1を被せるのは、フェルールRの後端での光ファイバ素線Pの折れ曲がりを抑制するためである。
上記フェルールアセンブリ101では、スリーブチューブT1の先端はフェルールRの端部材Cに当接するか離れても1mm以下なので、これにより位置決めが出来る。一方、光ファイバ素線Pの先端は端部材Cから2mm以上離れているため、光ファイバ素線Pの中心がスリーブチューブT1の中心から偏心している場合、光ファイバ素線Pの先端から端部材Cまでの間で裸ファイバFが曲がるが、その曲率は大きくなる。よって、小さな曲率で裸ファイバFが曲がることがなくなり、引張強度および長期信頼性を向上させることが出来る。
図5は、実施例2にかかるフェルールアセンブリ104を示す断面図である。
このフェルールアセンブリ104は、2穴フェルールR’に2本の光ファイバ素線Pを一体化したものであるが、基本的には第1の実施形態にかかるフェルールアセンブリ101と同様であり、同様の製造方法により製造され、同様の効果が得られる。
第1の実施形態にかかるフェルールアセンブリを製造するための接着剤塗布過程を示す説明図である。 第1の実施形態にかかるフェルールアセンブリを製造するための接着剤硬化過程を示す説明図である。 第1の実施形態にかかるフェルールアセンブリを製造するための挿入過程を示す説明図である。 第1の実施形態にかかるフェルールアセンブリを示す断面図である。 第2の実施形態にかかるフェルールアセンブリを示す断面図である。 従来のフェルールアセンブリを製造するための接着剤塗布過程を示す説明図である。 従来のフェルールアセンブリを製造するための接着剤硬化過程を示す説明図である。 従来のフェルールアセンブリを製造するための挿入過程を示す説明図である。 従来のフェルールアセンブリを示す断面図である。
符号の説明
101 フェルールアセンブリ
A 接着剤
C 端部材
C1 裸ファイバ穴
F 裸ファイバ
P 光ファイバ素線
S 胴部材
S1 素線穴
T1 スリーブチューブ

Claims (2)

  1. 先端部分の被覆を除去して裸ファイバを露出させた光ファイバ素線と、前記光ファイバ素線の被覆の外側に被せて前記被覆に接着剤で固着したスリーブチューブと、前記スリーブチューブを外側に固着した光ファイバ素線が挿入された素線穴が穿設された胴部および前記裸ファイバが挿入された裸ファイバ穴が穿設された端部を有するフェルールとを具備してなるフェルールアセンブリにおいて、
    前記スリーブチューブの先端は前記フェルールの端部に当接するか前記フェルールの端部から離れても1mm以下であり、前記光ファイバ素線の被覆の先端は前記スリーブチューブの先端よりも前記スリーブチューブの内側にあって前記フェルールの端部から2mm以上離れていることを特徴とするフェルールアセンブリ。
  2. 請求項1に記載のフェルールアセンブリにおいて、前記光ファイバ素線が複数本であり、前記スリーブチューブが1つであって前記複数本の光ファイバ素線全体の外側に被せてあることを特徴とするフェルールアセンブリ。
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