JP2007106541A - 可変速型乗客コンベア及びその運転方法 - Google Patents
可変速型乗客コンベア及びその運転方法 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】本発明は、低速運転から高速運転に増速させるに際し、一旦、低速運転と高速運転との間の中速運転に増速させて所定時間運転させた後に、高速運転に増速するようにしたのである。
このような運転を行うことで、低速運転から高速運転に増速させるに際し、低速運転や中速運転中に乗り込んだ乗客は、移動速度差が大きくならないうちに降りることができるので、降り動作の不安を減少させることができる。
【選択図】図1
Description
〔運転パターン1〕
乗客の輸送量を向上させるために、最高の移動速度40m/minで運転する可変速型電動道路1において、起動後、乗客がいない場合には、省エネルギー運転を行うために、踏板3の移動を停止している。このような停止運転が続く中で、多数の乗客の乗り込みが予想される時間が近づいたので、タイマー14や切換えスイッチ15からの信号を制御装置13が受けて、インバータ装置12に移動速度の変更指示信号を出力すると、インバータ装置12は、駆動電動機9の回転数を増速してa→b→cの順に踏板3の移動速度を40m/minの高速運転に立ち上げる。そして、d→eで運転後、乗客の利用時間が過ぎた時、再び省エネルギー運転を行うために、e→f→gの順に40m/minで移動している踏板3の移動を停止する。
〔運転パターン2〕
乗客の輸送量を向上させるために、最高の移動速度40m/minで運転する可変速型電動道路1において、起動後、乗客がいない場合には、省エネルギー運転を行うために、踏板3をa→hの順に例えば20m/minで低速運転している。このような状態が続く中で、多数の乗客の乗り込みが予想される時間が近づいたのでタイマー14や切換えスイッチ15の操作により、移動速度を20m/minからh→i→j→dの順に40m/minの高速運転に立ち上げる。そして、d→eで運転後、乗客の利用時間が過ぎた時、再び省エネルギー運転を行うために、e→f→kの順に40m/minで移動している踏板3を再び20m/minで運転し、その後、k→lで運転を停止する。
〔運転パターン3〕
乗客の輸送量を向上させるために、最高の移動速度40m/minで運転する可変速型電動道路1において、起動後、乗客がいない場合には、省エネルギー運転を行うために、踏板3をa→hの順に例えば20m/minで低速運転している。このような状態が続く中で、乗客が乗り込んでも、閑散時であるために40m/minに速度変換はしない。したがって、乗客は20m/minで移動する踏板3に乗り込み、20m/minで移動する踏板3から降りるので、移動速度差を感じることなくそのまま降りることができる。
Claims (12)
- 無端状に連結されて循環移動する複数の踏板と、これら踏板を駆動する駆動電動機と、この駆動電動機に回転数の切換え指示を出力して前記踏板の移動速度を切換える速度切換え手段とを備えた可変速型乗客コンベアにおいて、前記速度切換え手段は、速度切換え信号を入力する制御装置と、この制御装置からの出力信号を入力して前記駆動電動機の回転数を切換えるインバータ装置とを備え、かつ前記制御装置は、前記踏板の移動速度を当初の移動速度よりも高速の移動速度に増速させる信号を入力した時、一旦、当初の移動速度と増速すべき高速の移動速度との中間の移動速度で所定時間運転させた後、前記高速の移動速度に増速させる信号を前記インバータ装置に出力するように構成されていることを特徴とする可変速型乗客コンベア。
- 前記速度切換え手段は、前記制御装置に速度切換え信号を出力する切換えスイッチを備えていることを特徴とする請求項1記載の可変速型乗客コンベア。
- 前記速度切換え手段は、タイマーによって前記制御装置が前記インバータ装置に速度切換え信号を出力するように構成されていることを特徴とする請求項1記載の可変速型乗客コンベア。
- 無端状に連結されて循環移動する複数の踏板と、これら踏板を駆動する駆動電動機と、この駆動電動機に回転数の切換え指示を出力して前記踏板の移動速度を切換える速度切換え手段とを備えた可変速型乗客コンベアにおいて、前記速度切換え手段は、乗り口側に設けた乗り口側乗客検出装置と、この乗り口側乗客検出装置による乗客検出人数が所定数以上になった時、一旦、当初の移動速度と増速すべき高速の移動速度との中間の移動速度で所定時間運転させた後、前記高速の移動速度に増速させる指示を出力する制御装置と、この制御装置からの出力によって前記駆動電動機の回転数を切換えるインバータ装置とを有することを特徴とする可変速型乗客コンベア。
- 無端状に連結されて循環移動する複数の踏板と、これら踏板を駆動する駆動電動機と、この駆動電動機に回転数の切換え指示を出力して前記踏板の移動速度を切換える速度切換え手段とを備えた可変速型乗客コンベアにおいて、前記速度切換え手段は、乗り口側に設けた乗り口側乗客検出装置と、降り口側に設けた降り口側乗客検出装置と、前記乗り口側乗客検出装置による乗客検出人数が所定数以上になった時、一旦、当初の移動速度と増速すべき高速の移動速度との中間の移動速度で所定時間運転させた後、前記高速の移動速度に増速させる指示を出力すると共に前記降り口側乗客検出装置による乗客検出人数が所定数以下になった時、増即された高速の移動速度以下に減速させる指示を出力する制御装置と、この制御装置からの出力によって前記駆動電動機の回転数を切換えるインバータ装置とを有することを特徴とする可変速型乗客コンベア。
- 移動速度を切換えて運転する可変速型乗客コンベアの運転方法において、当初の移動速度から高速の移動速度に増速させるに際し、一旦、当初の移動速度と高速の移動速度との中間の移動速度に増速させて所定時間運転させた後に、高速の移動速度に増速するようにしたことを特徴とする可変速型乗客コンベアの運転方法。
- 移動速度を3段以上に切換えて運転する可変速型乗客コンベアの運転方法において、当初の移動速度から2段以上上位の移動速度に増速させるに際し、1段上位毎の移動速度に増速させて夫々所定時間運転させながら最終的に前記2段以上上位の移動速度に増速するようにしたことを特徴とする可変速型乗客コンベアの運転方法。
- 移動速度を3段以上に切換えて運転する可変速型乗客コンベアの運転方法において、当初の移動速度から2段以上上位の移動速度に増速させるに際し、各段における中間の移動速度に増速させて夫々所定時間運転させながら最終的に前記2段以上上位の移動速度に増速するようにしたことを特徴とする可変速型乗客コンベアの運転方法。
- 前記所定時間は、往路側の踏板が乗り口側から降り口側に至るのに必要な時間に余裕時間を加えた時間であることを特徴とする請求項6,7又は8記載の可変速型乗客コンベアの運転方法。
- 移動速度を3段以上に切換えて運転する可変速型乗客コンベアの運転方法において、当初の移動速度から2段上位の移動速度に増速させる際に、当初の移動速度で運転中に乗り込んだ乗客がいる場合には、一旦、当初の移動速度と2段上位の移動速度との中間の移動速度に増速させて当初の乗客が降りる際に必要な時間運転させ、その後、前記2段上位の移動速度に増速するようにしたことを特徴とする可変速型乗客コンベアの運転方法。
- 乗客の閑散時には低速で運転し、乗客の混雑時には高速で運転し、乗客の閑散時と混雑時の間は中速で運転するように、踏板の移動速度を3段に切換えて運転する可変速型乗客コンベアの運転方法において、低速運転から高速運転に増速させるに際し、低速運転中に乗り込んだ乗客がいる場合には、一旦、中速運転に増速させて当初の乗客が降りる際に必要な時間運転させ、その後、高速運転に増速させ、かつ乗客数の減少により運転速度を漸減させるようにしたことを特徴とする可変速型乗客コンベアの運転方法。
- 3段以上に踏板の移動速度を切換えて運転する可変速型乗客コンベアの運転方法において、当初の移動速度から2段上位の移動速度に増速させるに際し、当初の移動速度で乗り込んだ乗客がいる場合には、一旦、当初の移動速度と2段上位の移動速度との中間の移動速度に増速させて当初の乗客が降りる際に必要な時間運転させ、その後、前記2段上位の移動速度に増速させると共に、当初の移動速度で乗り込んだ乗客がいない場合には、当初の移動速度から2段上位の移動速度に増速さるようにしたことを特徴とする可変速型乗客コンベアの運転方法。
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