JP2007098551A - ナイフ受けロール及びシート切断装置並びにスリッタスコアラ - Google Patents

ナイフ受けロール及びシート切断装置並びにスリッタスコアラ Download PDF

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Abstract

【課題】 切断品質の低下を招くことなく、ランニングコストを低減することができるようにした、ナイフ受けロール及びシート切断装置並びにスリッタスコアラを提供する。
【解決手段】 移送されるシート3を進行方向に沿って切断する円形回転ナイフ15の刃先15aを受けるナイフ受けロール16であって、耐摩耗性材料により構成され、使用時に前記シートと摺接する円筒状外周面を備えたロール本体と、前記ロール本体の前記円筒状外周面に形成された環状溝と、前記円形回転ナイフ15により切削されうる前記ロール本体とは異なる材料により構成され、前記環状溝内に装備されて前記円形回転ナイフの刃先を受ける受け部を構成する環状受け部材103とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、段ボール製造装置に備えられ、段ボールシートを切断する切断装置に用いて好適の、シートを切断するナイフを受けるナイフ受けロールに関する。
段ボールシートを製造するコルゲートマシン(段ボール製造装置)では、製造した段ボールシートをシート進行方向に沿って所定の幅に切断するスリッタ装置が備えられている。このスリッタ装置には一般に、円形回転ナイフ(以下、スリッタナイフという)をそなえたシート切断装置が複数用いられている。
図5は一般的なコルゲートマシンの後段部の構成を示す図である。図示しないシングルフェーサ及びダブルフェーサ2で、段繰りされた中芯の両面に表ライナ及び裏ライナが貼り合わされて形成された帯状の段ボールシート3は、ダブルフェーサ2の下流に配置されるスコアラ装置(罫入れ装置)4においてシート進行方向に折罫が設けられ、続いてスリッタ装置(シート切断装置)1において、シート搬送方向に切断される。そして、下流のカッタ装置5で、所定の製品長さ単位毎(通常は段ボール1函分に相当)に切断されて積上装置6に載置される。なお、通常、スコアラ装置4とスリッタ装置1とを併せてスリッタスコアラと称す。
スコアラ装置4では、段ボールシート3の進行方向に沿って罫入加工が行われ、スリッタ装置1では、進行方向に沿って所定の位置で切断される。
従来のスリッタ装置について図6を参照して説明する。図6は図5のX−X矢視断面図である。図6に示すようにスリッタ装置1には、装置の両側に立設してフレーム10が設けられており、両フレーム10の間には、段ボールシート3の下面側に、段ボールシート3のシート幅方向(段ボールシート3の搬送方向に対して左右直交方向)に向けて梁11aが渡されている。梁11aにはガイドレール12aが取り付けられている。ガイドレール12aには、複数個(図6では5個)のスリッタヘッド13が、移動装置14aにより機械幅方向に移動可能に取り付けられている。各スリッタヘッド13には薄い円板状の回転式ナイフであるスリッタナイフ15が回転可能に取り付けられている。
段ボールシート3の上面側には、梁11aと平行して梁11bが設けられている。梁11bにもガイドレール12bが取り付けられている。ガイドレール12bには、スリッタヘッド13と同数(図6では5個)のナイフ受けロール16が、移動装置14bにより機械幅方向に移動可能に取り付けられている。
即ち、下方のスリッタナイフ15と上方のナイフ受けロール16とから各シート切断装置が構成されており、これらのスリッタナイフ15と上方のナイフ受けロール16とは、それぞれシート幅方向の所定の位置に移動可能であり、互いに対をなして配置され、段ボールシート3を挟入することにより、段ボールシート3を所望のシート幅方向位置で切断することができる。
なお、スリッタナイフ15の回転速度は、良好な切断を行うため段ボールシート3の搬送速度よりも十分に大きい速度に設定される。また、ナイフ受けロール16の回転速度は、段ボールシート3の搬送速度を低下させないため、段ボールシート搬送速度とほぼ同等で、且つ、若干大きい速度に設定される。
ここで図7を参照して従来の切断装置についてさらに説明する。図7は、従来技術における段ボールシート3の切断状態を示す模式図である。
図7に示すように、段ボールシート3は回転駆動されるスリッタナイフ15によって下方から切断される。このとき、スリッタナイフ15は刃先(段ボールシート3との接触部)において段ボールシート3の搬送速度よりも十分大きい周速度で回転駆動される。
この段ボールシート3の切断時には、段ボールシート3とスリッタナイフ15とが接触する際、スリッタナイフ15の回転によって、段ボールシート3に上方及び搬送方向に跳ね上げ力が加わり、段ボールシート3にばたつきが生じることになる。また、搬送される段ボールシート3がスリッタナイフ15の上に乗り上げてしまうこともある。このように段ボールシート3のばたつきや段ボールシート3のスリッタナイフ15への乗り上げが生じると、段ボールシート3の切断品質が低下するため、ナイフ受けロール16が段ボールシート3を上面から押さえつけることによって、段ボールシート3のばたつき及び段ボールシート3のスリッタナイフ15への乗り上げを防止して段ボールシート3を良好に切断するようにしている。
また、ナイフ受けロール16の外周には円周方向に溝16aが設けられており、段ボールシート3の上面を押さえながらも、ナイフ受けロール16の外周とスリッタナイフ15の刃先とが干渉しないように適度なクリアランスが確保される。これにより、スリッタナイフ15及びナイフ受けロール16の干渉による摩耗等を防止しながら、段ボールシート3を上面から押さえることができる。
しかしながら、このように溝16aを設けたナイフ受けロール(溝ロール形式と呼ぶ)を使用する場合には、段ボールシート3の切断面に「ケバ」や「かえり」と呼ばれる乱れが生じ、製品としての品質が低下するという課題がある。
図8は従来のナイフ受けロールを説明するための図であって、図8(A)は、溝ロール形式のナイフ受けロール16Aを用いたスリッタ装置における段ボールシートを切断態様を示す模式図であり、図8(B)は後述するウレタンロール形式ナイフ受けロール16Bを用いたスリッタ装置における段ボールシートを切断態様を示す模式図である。図8(A)に示すように、溝ロール形式のナイフ受けロール16Aを用いた場合、切断部では、段ボールシート3とナイフ受けロール16との間の溝16aの部分に大きな隙間が存在する。
したがって、スリッタナイフ15によって下方から切断する際には段ボールシート3が隙間部分において上方に変形することになり、この変形によって切断面に変形(かえり)が生じる。また、隙間部分においては段ボールシート3が自由に変形するために、スリッタナイフ15の刃先に摩耗による微少な凹凸が存在する場合には、段ボールシート3の切断に乱れ(ケバ)が生じることになる。
このような課題を解決するために、従来、溝ロール形式のナイフ受けロール16Aに代わり図8(B)に示すように、外周面全体にウレタンや軟質ゴム等、スリッタナイフ15によって容易に切削され、且つ、スリッタナイフ15を傷つけないような素材(例えば、ウレタン、以下、ウレタン素材と呼ぶ)16bを巻回した形式(ウレタンロール形式と呼ぶ)のナイフ受けロール16Bが提案され実用化されている(特許文献1参照)。
図8(B)に示すようにウレタンロール形式のナイフ受けロール16Bを用いて段ボールシート3を切断する場合には、はじめにスリッタナイフ15の刃先が、ウレタン素材16bに進入することになり、スリッタナイフ15はウレタン素材16bを切削してスリッタナイフ15の断面形状に応じた微小な幅の溝(切欠き溝)を形成する。段ボールシート3の切断時にはスリッタナイフ15はこの切欠き溝に進入するため、切断が円滑に行われる。当然ながら、スリッタナイフ15の刃軌道の乱れ等によって、この切欠き溝は拡大し、ウレタン素材16bと段ボールシート3との間には微少な隙間が生じるが、溝ロール形式と比較してこの隙間は無視できるほどに小さい。
したがって、溝ロール形式のようにナイフ受ロール16と段ボールシート3との間に大きな隙間が生じることがなく、段ボールシート3がナイフ受けロール15によって上面からほぼ一様に押さえつけられることになるので、段ボールシート3の変形を防止して、切断面に生じるかえり及びケバ等の乱れを低減することができる。また、スリッタナイフ15の位置は、ナイフ受ロール16の幅方向のどの位置でも良いので溝ロール形式のように、スリッタナイフとナイフ受けロール16の溝16aとを正確に位置決めする必要がないという利点もある。
実開平4−97693号公報
しかしながら、上述のウレタンロール形式のナイフ受けロールには新たな課題がある。ウレタンロール形式ではナイフ受けロール16の外周面全体が摩耗し易いウレタン素材16bで形成されているため、段ボールシート3との摩擦によって、ウレタン素材16bにはシート幅方向ほぼ全幅に亘って摩耗が生じてしまう。
このようにウレタン素材16bが摩耗すると、ナイフ受けロール16の径が小さくなるため、この摩耗が進むと、段ボールシート3を安定して押さえつけることができなくなり、切断品質が低下してしまう。
また、ウレタンロール形式では、スリッタナイフ15の進入によってウレタン素材16bに形成された切欠き溝に段ボールシート3を切断する際に生じる紙粉が堆積しやすく、スリッタナイフ15の切断性能(即ち、切れ味)の低下の原因となってしまう。さらに、ウレタン素材16bは弾性が大きいため、切断終了後にスリッタナイフ15をウレタン素材16bから抜き去ると上述の切欠き溝が閉じる方向に弾性変形してしまう。そのため切断時に切欠き溝に堆積した紙粉が排除されることなくウレタン素材16b中に堆積したままの状態となるので、次回の切断時においてもスリッタナイフ15の切れ味低下の原因となってしまう。
このため、ウレタン素材16bは定期的に交換する必要があるが、ウレタン素材16bの摩耗の進行が早いため、頻繁に交換する必要があり、シート切断装置におけるランニングコスト増加の要因となっており、ウレタン素材16bの摩耗の少ないナイフ受けロールが望まれていた。
また、このような課題は、段ボールシート製造装置におけるスリッタ装置に限らず、ナイフとナイフ受けロールによって切断を行うシート切断装置に共通した課題である。
本発明はこのような課題に鑑み案出されたもので、切断品質の低下を招くことなく、ランニングコストを低減することができるようにした、ナイフ受けロール及びこれを用いたシート切断装置並びにスリッタスコアラを提供することを目的とする。
上述の目的を達成するために、請求項1記載の本発明のナイフ受けロールは、移送されるシートを進行方向に沿って切断する円形回転ナイフの刃先を受けるナイフ受けロールであって、耐摩耗性材料により構成され、使用時に前記シートと摺接する円筒状外周面を備えたロール本体と、前記ロール本体の前記円筒状外周面に形成された環状溝と、前記ロール本体とは異なる材料により構成されるとともに、前記環状溝内に装備されて前記円形回転ナイフの刃先を受ける受け部を構成し、前記円形回転ナイフにより切削されうる環状受け部材とを備えたことを特徴としている。
また、請求項2記載の本発明のナイフ受けロールは、請求項1のものにおいて、前記ロール本体は、回転軸と、前期回転軸に連結された第1部材と、前記第1部材との間に、前記環状受け部材を挟持し、前記第1部材に脱着可能に連結された第2部材とをそなえたことを特徴としている。
また、請求項3記載の本発明のナイフ受けロールは、請求項1又は2のものにおいて、前記環状受け部材の軸方向中央から外れた位置に、前記円形回転ナイフの前記刃先が位置するように配置されることを特徴としている。
また、請求項4記載の本発明のナイフ受けロールは、請求項1〜3のいずれか1項のものにおいて、前記環状受け部材の環状外周面は、前記ロール本体の前記円筒状外周面に沿うように配置されることを特徴としている。
また、請求項5記載の本発明のナイフ受けロールは、請求項1〜4のいずれか1項のものにおいて、前記環状受け部材はフッ素樹脂を材料として形成されていることを特徴としている。
また、請求項6記載の本発明のナイフ受けロールは、請求項1〜5のいずれか1項のものにおいて、前記第1部材及び前記第2部材はスチールを材料として形成されていることを特徴としている。
また、請求項7記載の本発明のナイフ受けロールは、請求項1〜6のいずれか1項のものにおいて、該シートは段ボールシートであることを特徴としている。
また、請求項8記載の本発明のシート切断装置は、移送されるシートの一面側に配置され、該シートを進行方向に沿って切断する円形回転ナイフと、前記シートの他面側に前記円形回転ナイフと対向して配置された請求項1〜7の何れか1項に記載のナイフ受けロールとをそなえたことを特徴としている。
また、請求項9記載の本発明のシート切断装置は、請求項8のものにおいて、前記円形回転ナイフが該シートの下方に配置され、前記ナイフ受けロールが該シートの上方に配置されたことを特徴としている。
また、請求項10記載の本発明のスリッタスコアラは、請求項8又は9記載のシート切断装置と、前記シートに罫線入れを行なう罫入れ装置とを備えたことを特徴としている。
したがって、請求項1記載の本発明のナイフ受けロールによれば、耐摩耗性材料により構成されるロール本体の外周面に形成された環状溝内に、円形回転ナイフにより切削されうる環状受け部材が設けられており、また、はじめに、円形回転ナイフが環状受け部材を切り込むことにより、環状受け部材に円形回転ナイフの断面形状に沿って切欠き溝が形成され、シート切断時には、形成された切欠き溝内に円形回転ナイフが進入してから切断が行われる。切欠き溝は回転円形ナイフの断面形状に沿っているので、シートはナイフの直近まで環状受け部材に支持されるため、シートの切断面に「ケバ」や「かえり」等の乱れが生じ難くなり切断品質を向上させることができる。また、環状受け部材が摩耗し易くてもロール本体はほとんど摩耗しないので、例えば、環状受け部材に摩耗が生じた場合にも、環状受け部材の外周面がロール本体の外周面よりも僅かに径方向内側に後退した段階から、シートから環状受け部材に加わる摩擦力は大幅に低下し、環状受け部材の摩耗は大幅に抑制され、環状受け部材の交換によるランニングコストを低減することができる。
また、請求項2記載の本発明のナイフ受けロールによれば、請求項1の効果に加え、環状受け部材の交換を容易に行うことができる。
また、請求項3記載の本発明のナイフ受けロールによれば、請求項1又は2の効果に加え、環状受け部材を裏返してロール本体に再装着することで、環状受け部材の新たな箇所に円形回転ナイフの刃先を切り込ませて環状受け部材を再使用することができ、環状受け部材を無駄なく使用することができ、さらにランニングコストを低減することができる。
また、請求項4記載の本発明のナイフ受けロールによれば、請求項1〜3の効果に加え、シートを均一に押さえることができ、シートの変形を抑制して切断品質を高めることができる。また、環状受け部材の摩耗も招き難い。
また、請求項5記載の本発明のナイフ受けロールによれば、請求項1〜4の効果に加え、環状受け部材が、適度な剛性と耐摩耗性とを有し、十分な塑性を有するフッ素樹脂を材料として形成されているので、円形回転ナイフに損傷を与えることなく円形回転ナイフの形状に沿って容易に切削されて所望の切欠き溝が容易に形成され、シートを効果的に押さえることができる上、シートとの摩擦による摩耗が少ないという効果に加え、切断終了後に円形回転ナイフが除去されても、形成された切欠き溝が弾性変形により閉じることがないので、切欠き溝に堆積した紙粉を容易に除去でき、切欠き溝に堆積した紙粉による回転円形ナイフの切断性能の低下を抑制することができる。
また、請求項6記載の本発明のナイフ受けロールによれば、請求項1〜5の効果に加え、第1部材及び第2部材がスチールを材料として形成されているので、シートとの摩擦によって摩耗することなく、シートを押さえるとともに環状受け部材とシートとの接触負担を軽減することができる。
また、請求項7記載の本発明のナイフ受けロールによれば、段ボールシートを切断する際に請求項1〜6と同様の効果を得ることができる。
また、請求項8記載の本発明のシート切断装置によれば、請求項1〜7と同様の効果を得ることができる。
また、請求項9記載の本発明のシート切断装置によれば、請求項8の効果に加え、段ボール函に成形した際に函の外側面を下面にした状態で搬送される段ボールシートを切断する際に、より切断品質のよい面を段ボール函の外側面とすることができ、高品質な段ボール函を生産することができる。
また、請求項10記載の本発明のスリッタスコアラによれば、請求項8,9と同様の効果を得ることができる。
[実施形態]
以下、図1〜図4を参照して、本発明の一実施形態にかかるナイフ受けロール及び切断装置並びにスリッタスコアラについて説明する。なお、本実施形態にかかるナイフ受けロールは、従来技術として説明したものと同様に、コルゲートマシンに設けられて段ボールシートを切断するスリッタスコアラに備えられているので、これらの従来技術と同様の部分については図6を流用して説明するとともに説明を簡略化する。また、図1〜図4において従来技術のものとと同様の部材等は、同一の符号を付している。
図2は、図6におけるY矢視に相当する図であり、切断に直接関係する部分のみ拡大して図示している。図2に示すように、スリッタヘッド13の上方には、段ボールウェブ3の進行方向に延びる受台17が設けられている。受台17は、下方から段ボールシート3を支持して段ボールシート3の走行を案内する。また、受台17の下方にはスリッタナイフ15が装備され、スリッタナイフ15の刃先は受台17の貫通孔を貫通して上方に突出している。
スリッタナイフ15は、矢印15aの方向に、即ち、スリッタナイフ15の刃先が段ボールシート3の搬送方向3aと同一方向に段ボールシート3の移動速度よりも大きい周速度で回転駆動されている。また、スリッタナイフ15は、段ボールシート3の上面よりも所定の突出量δだけ上方に突出するように設定されている。
そして、段ボールシート3の上方に、下端が段ボールシート3の上面と接するようにナイフ受けロール16が配設されており、回転するスリッタナイフ15と接触することによって上方に浮き上がろうとする段ボールシート3を上面から受台17に押さえ付けている。
このように、スリッタナイフ15を段ボールシート3の下方に配置し、ナイフ受けロール16を段ボールシート16の上方に配置しているのは、従来技術として既に説明した理由による。
つまり、スリッタナイフ15を段ボールシート3に貫通させると、ナイフ受けロール16においてスリッタナイフ15が突き出る面(この場合、段ボールシート3の上面)の切断面は、スリッタナイフ15の突出による上方への変形が生じ易いため、スリッタナイフ15が進入する面(この場合、段ボールシート3の下面)の切断面と比較した場合、どうしても切断品質が劣ることになる。一方、通常、段ボールシート3は表ライナ(段ボール函に成形した際に函の外側面となる)を下面にした状態で搬送されるため、段ボール函に成形した際の見栄えを考慮して、より切断品質の良好なスリッタナイフ15の挿入面が段ボールシート3の下面となるようにしている。また、ダブルフェーサ2(図5参照)において貼合された表ライナの剥がれを防ぐためにも、段ボールシート3の下面からスリッタナイフ15を挿入させるほうが好ましい。
次に、図1,図3及び図4を参照して本実施形態にかかる、ナイフ受けロール16の詳細について説明する。図1,図3及び図4は、本実施形態にかかるナイフ受けロールの構造を説明するための図であって、図3(A)は図2におけるZ矢視図、図3(B)は図3(A)においてナイフ受けロールの模式的な組み立て断面図、図1は図3(A)における切断部の部分拡大図である。図4は図1において、継続使用によって切欠き溝が大きくなった状態を示す。
図3(A),(B)に示すように、ナイフ受けロール16は、上述したように段ボールシート3の上方に配置され下面が段ボールシート3の上面に接するように設置されている。そして、切断時には、スリッタナイフ15の刃先15a(スリッタナイフ15の外周部)が受台17に設けられた貫通孔から上方に突出して、段ボールシート3を下方から切断するようになっている。
本実施形態のナイフ受けロール16は、連結することでロール本体100を形成する第1部材101及び第2部材102と、環状受け部材103と、ボルト104と、回転駆動軸105と、ボルト106とによって構成されている。
回転駆動軸105は、一端側を駆動モータ等の駆動源に接続された円柱形状の軸部105Aと、この軸部105Aの他端側に一体形成され軸部105Aよりも拡径した円柱形状の拡径部105Bとをそなえ、拡径部105Bには、ボルト106が螺合しうるボルト孔(雌ねじ孔)105bが、複数箇所に円環状に配置されて軸方向に向けて穿設されている。
第1部材101は、耐摩耗性素材としての鋼材を略円板状に形成した部材であり、中心部には肉抜き孔101bが設けられている。また、肉抜き孔101bに隣接した中心寄り付近の一面側には、回転駆動軸105の拡径部105Bが嵌入しうる環状凹所101cが形成され、この環状凹所101cが形成された部位には、ボルト106が貫通しうるボルト孔101dが、ボルト孔105bと対応して複数個所に穿設されている。
第1部材101は、拡径部105Bが環状凹所101cに嵌合するように配置されて、ボルト106をボルト孔101dに挿入し回転駆動軸105のボルト孔105bに螺合締結させることで、回転駆動軸105に取り付けられ、回転駆動軸105と一体回転するようになっている。
また、第1部材101の外周付近の他面側には、環状受け部材103が嵌入しうる環状の切り欠き部101aが形成され、切り欠き部101aには、軸方向にボルト104が螺合しうるボルト孔(雌ねじ孔)101eが複数箇所に円環状に配置されて軸方向に向けて穿設されている。なお、この切り欠き部101aは、第1部材101と第2部材102とを連結してロール本体100を形成した時に、第2部材102の第1部材101に対向する面とによって環状溝100Aを形成するようになっている。そして、第1部材101の外周面101fは、段ボールシート3の上面に接触して段ボールシート3の浮き上がりを防止するガイド面として機能するようになっている。
なお、第1部材101の外周面101fの一方(一面側)の角部は、曲面状の面取部101gが形成され、段ボールシート3の浮き上がりを抑える際に、外周面101fの角部で段ボールシート3の表面に傷を付けないようになっている。また、第1部材101の一面側には、環状の肉抜き部101hが形成され、外周面101fの軸方向長さを所定量確保しながら、部材の軽量化が図られている。
第2部材102も、第1部材101と同様に、耐摩耗性素材としての鋼材によって形成され、第1部材101の環状の切り欠き部101aに外嵌できるようにリング形状に形成されている。そして、軸方向に向いたボルト孔102aがボルト孔101eに対応するように複数個所に穿設されている。また、第2部材102の外周面102bには曲面状の面取部102cが形成され、段ボールシート3の浮き上がりを抑える際に、外周面102bの角部で段ボールシート3の表面に傷を付けないようになっている。
環状受け部材103は、フッ素樹脂等で形成され、第1部材101の環状の切り欠き部101aに外嵌可能なリング形状の部材であり、外周部にボルト孔101e,102aに対応する複数のボルト孔103aが穿設されている。そして、第1部材101,第2部材102及び環状受け部材103はボルト104によって脱着可能に連結され、第1部材101及び第2部材102によって形成される環状溝100A部分において環状受け部材103が第1部材101及び第2部材102によって挟持されるようになっている。
なお、環状受け部材103の材質は、適度な剛性を有し、耐摩耗性が大きい上、低摩擦係数であることに加え、塑性が大きいという点でフッ素樹脂が最も好ましいが、フッ素樹脂に限らず、ポリエチレン樹脂等、適度な剛性、硬度及び十分な塑性を持ち、スリッタナイフ15に容易に切削され、しかも、スリッタナイフ15に損傷を与えない材質のものであればよい。
ところで、ロール本体100即ち、第1部材101,第2部材102の外周面と環状受け部材103の外周面とは、略同一面になるように設定されており、ロール本体100,環状受け部材103の両外周面で段ボールシート3に接触して段ボールシート3を案内するようになっている。このとき環状受け部材103の外周面はこの段ボールシートとの接触で摩耗するが、環状受け部材103が僅かに摩耗すれば、段ボールシート3との接触負担は主にロール本体100が担い、環状受け部材103の外周部への接触圧が大幅に低減され加わる摩擦力も低下するので、環状受け部材103は段ボールシート3との接触による摩耗を受けにくくなる。したがって、環状受け部材103の外周面の摩耗は一定以上は進行しにくい。
一方、環状受け部材103には常にスリッタナイフ15の刃先15aが進入している状態なので、切断作業を継続していくと、スリッタナイフ15の刃軌道の乱れや刃先15aの乱れによって、図4に示すように、環状受け部材103のスリッタナイフ15の進入部分に形成された切欠き溝103B’が次第に大きくなってくる。
また、環状受け部材103の外周面は、上述のように、全体的にみると僅かな量だけ摩耗した後は、段ボールシート3との接触圧が低減するので、一定量以上は摩耗しにくいが、切断部近傍(即ち、切欠き溝103B’の両端部付近の外周面)においては、段ボールシート3がスリッタナイフ15に押し上げられて上方に変形するので、環状受け部材103と段ボールシート3との接触圧が比較的大きく、局所的に切断部近傍における環状受け部材103の外周面は摩耗し易い。
このように、切欠き溝103B’が大きくなったり切欠き溝103B’付近の環状受け部材103の外周面の摩耗が進むと、環状受け部材103によりスリッタナイフ15の近傍で段ボールシート3の浮き上がりを適切に抑えることができなくなることになり、切断時にこの隙間部分で段ボールシート3が変形して切断品質が低下することになるため、一定期間使用し、切欠き溝103B’が大きくなった環状受け部材103は交換する必要がある。
これについて、本実施形態では、環状受け部材103において、切断品質低下の原因となる切欠き溝103Bが形成されるのはスリッタナイフ15の進入箇所(即ち、切断部近傍)のみであり、環状受け部材103の外周面の他の部分は摩耗しないので、スリッタナイフ15を環状受け部材103の切欠き溝103Bが形成されていない別の箇所で受けるようにすれば、十分な切断品質を確保することができる。
このため、図1に示すように、本実施形態におけるナイフ受けロール16は、環状受け部材103の軸方向中央から適当量(偏心量α)だけ外れた位置に、スリッタナイフ15の刃先15aが位置するように配置されている。スリッタナイフ15の刃先15aに対してナイフ受けロール16の軸方向中心を外す(ずらす)ことにより、スリッタナイフ15による環状受け部材103の切欠き溝103Bが段ボールシート3の切断品質に影響する程度に大きくなった場合には、ボルト104を緩めて環状受け部材103を一度ロール本体から取り外した後、裏返して再びロール本体に装着することで、スリッタナイフ15による切欠き溝103Bが形成されていない箇所でスリッタナイフ15の刃先15aを受けて、環状受け部材103を再び使用することができ、環状受け部材103の交換寿命を延ばすことができる。なお、この偏心量αは、環状受け部材103を裏返して使用した場合に、既に環状受け部材103に形成された切欠き溝103Bとスリッタナイフ15とが離れて位置するような値に設定される。
本発明の一実施形態に係るナイフ受けロール及び切断装置並びにスリッタスコアラは上述のように構成されているので、はじめに、スリッタナイフ15の刃先15aが、ロール本体100の環状溝100Aで挟持された環状受け部材103に進入することになり、スリッタナイフ15は環状受け部材103を切削して微小な幅の溝(切欠き溝103B)を形成する。この切欠き溝103Bはスリッタナイフ15の断面形状に沿っているので、段ボールシート3はナイフの直近まで環状受け部材103に支持(押圧)される。
これによって、段ボールシート3の切断時にスリッタナイフ15はこの切欠き溝103Bに進入するため切断が円滑に行われる。同時に、段ボールシート3がロール本体100及び環状受け部材103の外周面によって上面からほぼ一様に押さえつけられることになるので、切断時に回転するスリッタナイフ15との接触によって生じる段ボールシート3のばたつきや、切断部における段ボールシート3の変形を抑制して、段ボールシート3の切断面に生じるかえり及びケバ等の乱れを低減して品質の良い段ボールシート3の切断加工を行うことができる。
このとき、段ボールシート3の上面との接触によって、フッ素樹脂を材料に形成された環状受け部材103の外周面が摩耗した場合でも鋼材を材料に形成されたロール本体100はほとんど摩耗しないので、環状受け部材103の外周面が摩耗によりロール本体100の外周面よりも僅かに径方向内側に後退した段階から、段ボールシート3との接触負担(特に、段ボールシート3のばたつきの防止にかかる接触負担)は主にロール本体100の外周面が担うことになり、環状受け部材103は、切断部近傍においての段ボールシート3の上方への変形を防止するだけで済むので、段ボールシート3との接触による摩耗を受けにくくなる。これにより、環状受け部材103の外周面の摩耗が一定量以上に進行することが防止され、環状受け部材103が長寿命化することによって環状受け部材103の交換によるランニングコスト増加を低減することができる。
なお、ロール本体100の外周面及び環状受け部材103の外周面は、略同一面となるようにするのが好ましいが、環状受け部材103の段ボールシート3との接触による摩耗を考慮して、環状受け部材103の外周面が、ロール本体100の外周面よりも微少量だけ径方向内側になるように環状受け部材103の外周径を設定するようにしてもよい。このようにすれば、初めから、環状受け部材103の外周面における段ボールシート3とが接触負担が少なくてすむので、環状受け部材103の摩耗はほとんど進まないことになり、段ボールシート3との接触による環状受け部材103の摩耗量をさらに低減することができる。当然ながら、この僅かな量は、環状溝100A部分における段ボールシート3の変形を十分に抑制できる程度の量に設定する必要がある。
また、環状受け部材103が、第1部材101と第2部材102との間に脱着可能に連結されているので、環状受け部材103の交換が容易であるだけでなく、環状受け部材103の厚さ方向中央をスリッタナイフ15の刃先15aに対して外れた位置に配設することで、スリッタナイフ15の進入によって環状受け部材103に形成された切欠き溝103Bが切断品質を低下させる程度に大きくなった場合には、ボルト104を緩めて環状受け部材103を一度ロール本体から取り外した後、裏返して再びロール本体に装着することで、スリッタナイフ15による切欠き溝103Bが形成されていない別の箇所でスリッタナイフ15の刃先15aを環状受け部材103に切り込ませて受ければ、環状受け部材103を裏返して両面使用することができ、切断装置にかかるランニングコストを低減することができる。
さらに、切断するシート及びスリッタナイフ15の種類,装置運転速度,気温等の条件などによって、環状受け部材103をより好適なものに容易に交換して使用することもできる。
また、環状受け部材103が従来のウレタンロール形式のものと比較して十分に大きい塑性を有するフッ素樹脂を材料として形成されているので、切断終了後にスリッタナイフ15が環状受け部材103から引き抜かれても、環状受け部材103が弾性変形して切欠き溝103Bが閉じることがないので切断時に切欠き溝103Bに堆積し、スリッタナイフ15の切れ味低下の原因となる段ボールシート3の紙粉を容易に除去することができ、次回切断時において、紙粉によるスリッタナイフ15の切れ味低下を抑制して切断性能を良好な状態に維持することができる。
[その他]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
例えば、上述の実施形態においては、第1部材101及び第2部材102は鋼材(スチール)で形成されているが、ロール本体を形成する第1部材及び第2部材の素材はこれに限定するものではなく、例えば、セラミック等、高剛性且つ耐摩耗性の素材であればよい。
また、上述の実施形態においては、本発明の一実施形態として段ボール製造装置に備えられる切断装置を例に説明したが、切断装置の用途はこれに限定するものではなく、ナイフとナイフ受けロールとによって帯状製品の切断を行う装置については適宜適用可能である。
また、上述の実施形態においては、ナイフ受けロール16が段ボールシート3の上方に配置され、スリッタナイフ15が走行する段ボールシート3の下方に配置された構成を説明したが、これに限定するものではなく、それぞれ上下逆に配置されていてもよい。
本発明の一実施形態に係るナイフ受けロール及び切断装置並びにスリッタスコアラを説明するための図であって、図1は図3(A)における切断部の模式的な部分拡大図である。 本発明の一実施形態に係るナイフ受けロール及び切断装置並びにスリッタスコアラを説明するための図であって、図6におけるY矢視図である。 本発明の一実施形態に係るナイフ受けロール及び切断装置並びにスリッタスコアラを説明するための図であって、図3(A)は図2におけるZ矢視図、図3(B)は図3(A)においてナイフ受けロールの模式的な組み立て断面図である。 本発明の一実施形態に係るナイフ受けロール及び切断装置並びにスリッタスコアラを説明するための図であって、図1において、環状受け部材の切欠き溝が大きくなったを示す図である。 一般的な段ボール製造装置の後半部の構成を一部破断させて示す模式的な側面図である。 図5のX−X矢視断面図である。 本発明の第1実施形態に係る所定の絵柄を示す図である。 従来のナイフ受けロールを説明するための模式図であって、図8(A)は、溝ロール形式のナイフ受けロールを用いたスリッタ装置における切断態様を示し、図8(B)はウレタンロール形式ナイフ受けロールを用いたスリッタ装置における切断態様を示す。
符号の説明
1 スリッタ装置(切断装置)
2 ダブルフェーサ
3 段ボールシート
4 スコアラ装置
5 カッタ装置
6 積上装置
10 フレーム
11a,11b 梁
12a,12b ガイドレール
13 スリッタヘッド
14a,14b 移動装置
15 スリッタナイフ
15 刃先
16,16A,16B ナイフ受けロール
16a 溝,環状溝
17 受台
100 ロール本体
100A 環状溝
101 第1部材
101a 切り欠き部
101b 肉抜き孔
101c 環状凹所
101d,101e ボルト孔
101f 外周面
101g 面取部
101h 肉抜き部
102 第2部材
102a ボルト孔
102b 外周面
102c 面取部
103 環状受け部材
103a ボルト孔
103B,103B’ 切欠き溝
104,106 ボルト
105 回転駆動軸
105A 軸部
105B 拡径部

Claims (10)

  1. 移送されるシートを進行方向に沿って切断する円形回転ナイフの刃先を受けるナイフ受けロールであって、
    耐摩耗性材料により構成され、使用時に前記シートと摺接する円筒状外周面を備えたロール本体と、
    前記ロール本体の前記円筒状外周面に形成された環状溝と、
    前記ロール本体とは異なる材料により構成されるとともに、前記環状溝内に装備されて前記円形回転ナイフの刃先を受ける受け部を構成し、前記円形回転ナイフにより切削されうる環状受け部材とを備えた
    ことを特徴とする、ナイフ受けロール。
  2. 前記ロール本体は、回転軸と、
    前期回転軸に連結された第1部材と、
    前記第1部材との間に、前記環状受け部材を挟持し、前記第1部材に脱着可能に連結された第2部材とをそなえた
    ことを特徴とする、請求項1記載のナイフ受けロール。
  3. 前記環状受け部材の軸方向中央から外れた位置に、前記円形回転ナイフの前記刃先が位置するように配置される
    ことを特徴とする、請求項1又は2記載のナイフ受けロール。
  4. 前記環状受け部材の環状外周面は、前記ロール本体の前記円筒状外周面に沿うように配置される
    ことを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載のナイフ受けロール。
  5. 前記環状受け部材はフッ素樹脂を材料として形成されている
    ことを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載のナイフ受けロール。
  6. 前記第1部材及び前記第2部材はスチールを材料として形成されている
    ことを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載のナイフ受けロール。
  7. 該シートは段ボールシートである
    ことを特徴とする、請求項1〜6のいずれか1項に記載のナイフ受けロール。
  8. 移送されるシートの一面側に配置され、該シートを進行方向に沿って切断する円形回転ナイフと、
    前記シートの他面側に前記円形回転ナイフと対向して配置された請求項1〜7の何れか1項に記載のナイフ受けロールとをそなえた
    ことを特徴とする、シート切断装置。
  9. 前記円形回転ナイフが該シートの下方に配置され、前記ナイフ受けロールが該シートの上方に配置された
    ことを特徴とする、請求項8記載のシート切断装置。
  10. 請求項8又は9記載のシート切断装置と、前記シートに罫線入れを行なう罫入れ装置とを備えた
    ことを特徴とする、スリッタスコアラ。
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