JP2007097857A - ミシンの送り量調節装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】縫い目長さのばらつきの抑制、装置の耐久性の向上、騒音の低減又は搬送出力の維持を図る。
【解決手段】上軸14により、上軸14と直交する方向に一端部が揺動を行う二又ロッド26と、二又ロッド26の一端部側に連結されるリンク30と、リンク30を介して二又ロッド26の一端部の揺動支点を移動させ、水平送り軸19に伝達する回動量を調節する送り調節体32とを具備し、送り調節体32が、ミシンフレーム9の内部で上軸14に沿った方向における両側から回動可能に軸支されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、ミシンの送り量調節装置に関するものである。
従来、ミシンには、長円運動を行う送り歯が具備されており、この送り歯によって被縫製物を水平方向に搬送するようになっている。このような送り歯は、送り量調節装置と連結されており、この送り量調節装置によって被縫製物の送り量を調節し、所望の縫い目長さを得ることができるようになっている。
図7及び図8に示すように、上述した送り量調節装置101には、主軸102と連結された二又ロッド103と、主軸102の軸心方向(以下、左右方向X)の一側がミシン本体104に回転可能に軸支され、図示しない送り歯の送り量を可変調整する送り調節体105を備えている。また、上端が二又ロッド103に、下端が送り調節体105に回転自在に支承され、これら二又ロッド103及び送り調節体105を連結するリンク106とが具備されている。
このような構成からなる送り量調節装置101は、図示しないミシンモータの回転駆動と連動して主軸102が回転すると、この主軸102の中途部に設けられた平面カム107を介して二又ロッド103が揺動して、リンク108が回動する。さらに、リンク108の回動運動により、水平送り軸109が揺動する。そして、このような水平送り軸109の揺動運動により、送り歯が水平方向に往復運動することで、被縫製物が水平方向に間欠的に搬送される。この際、ミシン本体104に設けられたダイヤル110を回転することで送り調節体105の角度を変更し、送り歯の送り量を調節することができる(例えば、特許文献1,2参照)。
実開平7−271号公報 実開平7−39767号公報
しかしながら、上述した特許文献1及び特許文献2に記載の送り量調節装置101の場合、送り調節体105の一端部がミシン本体104に支持されているため、ミシンモータの回転数が低い場合には、規定された送り歯の送り量に基づいて、被縫製物を搬送することが可能である。一方、ミシンモータの回転数が高い場合には、送り調節体105に付加される荷重が増大することに伴って、二又ロッド103が左右方向Xに捻れる。このため、水平送り軸109を介して連結された図示しない水平送り台の送り歯が左右方向Xに揺動されてしまうために、規定量通りに被縫製物を搬送できないといった問題が生じている。
また、上述したような二又ロッド103が左右方向Xに捻れることに起因して、各構成部材に曲げモーメント等が付与され、送り量調節装置101の耐久性が低下するといった問題も生じている。さらに、連結部位に間隙が形成されることにより、騒音が増大するとともに、搬送出力が低減するといった問題も生じている。
本発明は、前記した点に鑑みてなされたものであり、被縫製物の搬送をより正確に行うことを目的とする。また、縫い目長さのばらつきの抑制、装置の耐久性の向上、騒音の低減又は搬送出力の維持を図ることを目的とする。
以上の課題を解決するために、請求項1に記載の発明に係るミシンの送り量調節装置は、
略水平方向に延在するとともにミシンモータによって回転駆動される主軸と、往復回動して送り歯に布送り方向の往復動作を付与する送り軸と、の間で動力伝達を行う送り量調節装置であって、
前記主軸により、当該主軸と直交する方向に一端部が揺動を行うロッド部材と、
前記ロッド部材の一端部側に連結されるリンク体と、
前記リンク体を介して前記ロッド部材の一端部の揺動支点を移動させ、前記送り軸に伝達する回動量を調節する送り調節体とを具備し、
前記送り調節体が、ミシンフレーム内部で前記主軸に沿った方向における両側から回動可能に軸支されていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明に係るミシンの送り量調節装置は、前記送り調節体が、前記ロッド部材を挟んで前記主軸に沿った方向における両側に平面部を具備することを特徴とする。
請求項3に記載の発明に係るミシンの送り量調節装置は、前記リンク体が、前記ロッド部材に対して前記主軸に沿った方向における両側にそれぞれ配置されていることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、送り調節体が、ミシンフレーム内部で主軸に沿った方向における両側から回動可能に軸支されているので、送り調節体に支持されたロッド部材に対して水平方向に作用する力を、この力の作用方向と反対方向から支持することで、水平方向に作用する力の発生を低減し、これに起因したロッド部材における捻れの発生を抑制して、水平送り軸を介して連結された水平送り台の送り歯の揺動を抑制することにより、送り歯の送り量を一定に維持することが可能となる。
そのため、縫い目長さのばらつきを抑制することができる。
また、各構成部材に対する曲げモーメントの付与を抑制することが可能となり、送り量調節装置の耐久性の向上を図ることができる。
さらに、連結部位における間隙の形成を防止することが可能となり、騒音の低減や、搬送出力の維持を図ることができる。
請求項2に記載の発明によれば、送り調節体が、ロッド部材を挟んで主軸に沿った方向における両側に平面部を具備するので、各平面部が一体となった構造を有することで、各平面部を連結するための架設部材が不要となり、この架設部材との接合箇所を排除して、送り調節体の強度の向上を図ることが可能となる。
そのため、ロッド部材に対して水平方向に作用する力が大きい場合であっても、送り調節体の損傷等を防止することができる。
請求項3に記載の発明によれば、リンク体が、ロッド部材に対して主軸に沿った方向における両側にそれぞれ配置されているので、ロッド部材における水平方向の両側が送り調節体と連結されたリンク体によって支持されるとともに、送り調節体における水平方向の両側も固定軸によって支持されることで、ロッド部材をより強固に支持することが可能となる。
そのため、送り歯の送り量を一定に維持し、縫い目長さのばらつきをより効果的に抑制することができる。
[第1実施形態]
以下、図1から図5を参照しながら、本発明を実施するための最良の形態について図面を用いて説明する。但し、以下に述べる実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい種々の限定が付されているが、発明の範囲を以下の実施形態及び図示例に限定するものではない。
図1に示すように、本実施形態におけるミシン1は、4本の脚部2に支持された略長方形状のミシンテーブル3と、ミシンテーブル3の上面に配置されたミシン本体4と、ミシン本体4の各機構部に種々の縫製動作を実行させる縫製データを設定入力するための入力部及び縫製データを表示する表示部を有する操作パネル5とを備えている。
このうち、ミシンテーブル3の下部には、押動可能な電源スイッチ6と、ミシン1を操作するためのペダル7と、ミシン1の各部の動作制御を行うための制御部8とがそれぞれ設けられている。
また、ミシン本体4には、図2に示すように、その外形が正面視にて略コ字状に成形されたミシンフレーム9が具備されている。このミシンフレーム9は、ミシン本体4の上部をなしミシンテーブル3の長手方向(以下、左右方向Xという。)に延在するミシンアーム部10と、ミシン本体4の下部をなしミシンテーブル3と対向するミシンベッド部11と、ミシンアーム部10とミシンベッド部11とを連結し、ミシンアーム部10及びミシンベッド部11の長手方向と直交する方向(以下、上下方向Yという。)に延在する縦胴部12とから構成されている。
上述した構成からなるミシン本体4の縦胴部12の上部には、図1に示すように、縫製作業の動力源となるミシンモータ13が設けられ、このミシンモータ13には、ミシンアーム部10の内部を左右方向Xに沿って延在する主軸としての上軸14の一端が接続され、この上軸14におけるミシンモータ13との接続箇所の近傍には、図3に示すように、厚肉円盤状の平面カム15が取り付けられている。この平面カム15は、上軸に対して偏心して設けられ、ミシンモータ13側から上軸を見て反時計方向、すなわち、矢印R方向に回転するようになっている。
一方、上軸14の他端には、カムやロッド等からなる図示しない機構を介して図1に示すような針棒16が連結されており、この針棒16の下部には、交換可能なミシン針17が具備されている。また、ミシンベッド部11における針棒16及びミシン針17の下方には、被縫製物を左右方向Xと直交する方向(以下、前後方向Zという。)に搬送する布送り機構18が設けられている。
布送り機構18は、図2に示すように、ミシンベッド部11の内部であって、左右方向Xに沿って延在する水平送り軸19と、この水平送り軸19の一端に設けられ、水平送り軸19に固定された水平送り台腕20と、第1回動ピン21を介して水平送り台腕20に回動自在に支持された略湾曲形状の水平送り台22と、水平送り台22の上部に設けられた送り歯23と、左右方向Xに沿って延在する図示しない上下送り軸と、この上下送り軸の一端に設けられ、上下送り軸に固定された図示しない上下送り腕とから構成されている。
このような構成からなる布送り機構18は、水平送り軸19及び上下送り軸に連動して、長円運動を行うようになっている。一方、水平送り軸19の他端は、ミシンフレーム9に回動自在に支持されており、その支持箇所の近傍には、後述する送り量調節装置25の一部をなす水平送り腕24が固定して設けられている。
縦胴部12の内部であって、上述した上軸14及び水平送り軸19の間には、図3及び図4に示すように、布送り量を調節するための送り量調節装置25が架設されている。
送り量調節装置25は、上述した上軸14に設けられた平面カム15と、平面カム15によって上端部が振動を行うロッド部材としての二又ロッド26と、水平送り軸19に固定され水平送り軸を中心に揺動するとともに、その揺動端部が二又ロッド26の下端部と連結された水平送り腕24とを備えている。
このうち、二又ロッド26は、長板状に成形され、その一端には、分岐した形状に成形された分岐部27が設けられている。また、二又ロッド26の他端には、図示しない第2連結孔が穿設されている。
このような構成からなる二又ロッド26は、分岐部27と上述した平面カム15とが係合することにより、一端側が上軸14と連結されている。また、二又ロッド26は、第2回動ピン28を介して、水平送り腕24に回動自在に支持されることにより、下端側が水平送り軸19と連結されている。
また、上述した二又ロッド26における分岐部27の近傍には、回動軸29が軸通されており、この回動軸29を介して、二又ロッド26と、板状に成形されたリンク部材としてのリンク30の一端とが回動可能に連結されている。一方、リンク30の他端には、回転軸31が軸通されており、この回転軸31を介して、リンク30と、送り調節体32の壁面とが回転可能に連結されている。
送り調節体32は、送り調節体32における左右方向Xの一面であって、リンク30と連結された平板部Aと、この平板部Aと対向する平板部Bとが一体的に成形された構造を有し、平面視にて略コ字状に成形されており、リンク30を介して連結された二又ロッド26を支持するようになっている。
このうち平板部Aは、縁端の一部が切欠され、左右方向Xに沿って見て略V字状に切り欠かれてなる段差部33が形成されている。段差部33には、図1及び図5に示すように、ミシンフレーム9に設けられた回転可能なダイヤル34の突出部35の先端が当接されている。このダイヤル34は、回転させることにより、突出部35が送り調節体32を押動して、送り調節体32が矢印R方向に傾倒することで、送り調節体32の傾倒角度を適宜変更することが可能となっている。これにより、水平送り軸19に伝わる回動角度が変動し、被縫製物の送り量を調節することが可能となっている。また、段差部33における内側の2つの傾斜面の一方と他方とにそれぞれ突出部35が当接するように切り替えることで、水平送り軸19に伝達される往復回動の位相を切り替えることができ、被縫製物の搬送方向を正方向と逆方向とに切り替えることが可能となっている。
また、送り調節体32の平板部Aの下端部には、所定の間隔に離間した2本の係合片36が延設されており、これら係合片36と係合片36との間に形成された間隙には、略三角形状の調節腕37の一端に設けられた略角柱状の角駒38が係合されている。また、調節腕37の他端は、一端がミシンフレーム9に回転可能に支持され、他端に把持部39が設けられたレバー軸40の中途部に固定されている。
すなわち、把持部39の操作を加えると、レバー軸40を介して調節腕37が回動し、角駒38が係合片36と係合片36との間の間隙を滑動しつつ、送り調節体32を回動させる。このような送り調節体32の回動により、段差部33の2つの傾斜面の何れが突出部35を当接するかが切り替られるようになっている。
さらに、送り調節体32の平板部Aは、ミシンフレーム9に固定された第1固定軸41を介して回転可能に支持され、平板部Bは、ミシンフレーム9に固定された第2固定軸42を介して回転可能に支持されている。すなわち、第1固定軸41及び第2固定軸42は、同心上に配置され、送り調節体32は、これら第1固定軸41及び第2固定軸42により、平板部A及び平板部Bの両面側から回転可能に支持されている。
次に、本実施形態におけるミシン1の作用について説明する。
使用者が電源スイッチ6を押動することによってONとすると、ミシンモータ13が給電され、ペダル7の操作に伴ってミシンモータ13が回転駆動する。そして、このミシンモータ13の回転駆動と連動して、上軸14が矢印R方向に回転すると、連結機構を介して各針棒16が上下方向Yに駆動する、すなわち運針が開始される。
また、上軸14の回転駆動は、平面カム15を介して偏心運動に変換され、送り量調節装置25の二又ロッド26に伝動された後、二又ロッド26の分岐部27を介して前後方向Zへの揺動運動に変換される。この揺動運動は、回動軸29を介して連結されたリンク30に伝動されて、回動軸29を中心とした回動運動に変換される。ここで、二又ロッド26の先端部は、連結されたリンク30の支点を中心とする円弧に沿ってのみ移動することができるため、上下方向Yに駆動するとともに、下端に連結された水平送り腕24を上下方向Yに駆動させる。
水平送り腕24の上下方向Yへの駆動は、この水平送り腕24と連結された水平送り軸19に伝達され、水平送り軸19を矢印R方向に回動させた後、水平送り台腕20を介して前後方向Zへの運動に変換されるため、水平送り台腕20に設けられた水平送り台22は、前後方向Zに往復駆動する。ここで、水平送り台22は、図示しない機構を介して上下方向Yにも駆動するため、水平送り台22に設けられた送り歯23は、ミシン針17が上下方向Yに往復運動する毎に、上下方向Yの運動と、前後方向Zの運動とを合成した長円運動をすることにより、被縫製物を前後方向Yへと間欠的に搬送する。
その後、所望の縫製が得られるまで同様の作業が繰り返し実行され、一連の縫製作業が完了する。
上述した一連の縫製作業において、ミシンモータ13を回転駆動、特に、高速で回転駆動させた場合に、二又ロッド26に対して左右方向Xに作用する力が発生する。この際、リンク30を介して二又ロッド26と連結された送り調節体32が、二又ロッド26に対して左右方向Xに作用する力を、第1固定軸41と連結された平面部Aと、第2固定軸42と連結された平面部Bの両面側から支持することで、左右方向Xに作用する力の発生を低減し、これに起因した二又ロッド26における捻れの発生を抑制して、水平送り軸19及び水平送り台22を介して連結された送り歯23の揺動を抑制することにより、送り歯23の送り量を一定に維持することができる。
また、送り量調節装置25の各構成部材に対する曲げモーメントの付与を抑制するとともに、送り量調節装置25の各連結部位における間隙の形成を防止することができる。
また、送り調節体32が、第1固定軸41と連結された平面部Aと、第2固定軸42と連結された平面部Bの両面が一体的に成形された構造を有するので、平面部Aと平面部Bとを連結するための架設部材が不要となり、この架設部材との接合箇所を排除することで、送り調節体32の強度の向上を図ることができる。
以上より、本実施形態におけるミシン1によれば、縫い目長さのばらつきの抑制、送り量調節装置25の耐久性の向上、騒音の低減又は搬送出力の維持を図ることができる。
また、二又ロッド26に対して作用する左右方向Xの力が大きい場合であっても、送り調節体32の損傷等を防止することができる。
[第2実施形態]
次に、図6を参照しながら、第2実施形態について説明する。ただし、本実施形態は、上述した第1実施形態と比較すると、送り調節体32に新たな第2リンク53を追加した点が異なっており、それ以外の構成については、第1実施形態と同様である。そこで、本実施形態では、送り調節体32の内部構成を中心とした説明を行い、第1実施形態と同様の構成には、同様の符号を付してその詳細な説明を省略する。
なお、第1実施形態におけるリンク30は、本実施形態では、第1リンク30と記載することにする。
本実施形態におけるミシンの送り量調節装置51には、細板状の二又ロッド26が備えられている。二又ロッド26には、回動軸29が軸通されており、この回動軸29を介して、第1リンク30に加え、板状に成形された第2リンク52の一端が、二又ロッド26の平板部Bに回転可能に連結されている。
また、第2リンク52の他端には、回転軸53が軸通されており、この回転軸53を介して、送り調節体32の平板部Bに回転可能に連結されている。すなわち、本実施形態における二又ロッド26は、送り調節体32と連結された第1リンク30及び第2リンク52により、左右方向Xの両面側がそれぞれ支持されるとともに、送り調節体32も、第1固定軸41及び第2固定軸42により、左右方向Xの両面側である平面部A及び平面部Bがそれぞれ支持されている。
以上より、本実施形態におけるミシンの送り量調節装置51によれば、第1リンク30及び第2リンク52が、左右方向Xの両側から二又ロッド26と連結されているので、二又ロッド26における左右方向Xの両面側が送り調節体32と連結された第1リンク30及び第2リンク52によってそれぞれ支持されるとともに、送り調節体32における第1連結面C及び第2連結面Dも第1固定軸41と第2固定軸42とによってそれぞれ支持されることで、二又ロッド26をより強固に支持することが可能となる。
そのため、縫い目長さのばらつきをより効果的に抑制することができる。
ミシンの外観構成を示す正面図である。 ミシン本体及び送り量調節装置の概略構成を示す斜視図である。 送り量調節装置の構造を示す斜視図である。 送り量調節装置の構造を示す側面図である。 送り調節枠の構造を拡大して示す側面図である。 第2実施形態における送り量調節装置の構造を示す正面図である。 従来技術における送り量調節装置の構造を示す斜視図である。 従来技術における送り量調節装置の構造を示す正面図である。
符号の説明
1 ミシン
9 ミシンフレーム
14 上軸
25,51 送り量調節装置
26 二又ロッド
30 リンク(第1リンク)
31,53 回転軸
32 送り調節体
41 第1固定軸
42 第2固定軸
52 第2リンク
A,B 平面部
X 左右方向
Y 上下方向
Z 前後方向

Claims (3)

  1. 略水平方向に延在するとともにミシンモータによって回転駆動される主軸と、往復回動して送り歯に布送り方向の往復動作を付与する送り軸と、の間で動力伝達を行う送り量調節装置であって、
    前記主軸により、当該主軸と直交する方向に一端部が揺動を行うロッド部材と、
    前記ロッド部材の一端部側に連結されるリンク体と、
    前記リンク体を介して前記ロッド部材の一端部の揺動支点を移動させ、前記送り軸に伝達する回動量を調節する送り調節体とを具備し、
    前記送り調節体は、ミシンフレーム内部で前記主軸に沿った方向における両側から回動可能に軸支されていることを特徴とするミシンの送り量調節装置。
  2. 前記送り量調節体は、前記ロッド部材を挟んで前記主軸に沿った方向における両側に平面部を具備することを特徴とする請求項1に記載のミシンの送り量調節装置。
  3. 前記リンク体は、前記ロッド部材に対して前記主軸に沿った方向における両側にそれぞれ配置されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のミシンの送り量調節装置。
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