JP2007097302A - コイルの巻線システム及び巻線方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 コイルの巻取り作業を停止させることのないコイルの巻線システム及び巻線方法を提供すること。
【解決手段】 複数の導線Wを帯状にしてボビン5に巻き付けるボビン巻取り装置21と、導線の巻かれた導線巻きボビン5をフライヤ17に装着し、フライヤ17を回転させながら導線巻きボビン5から引き出した導線Wを巻枠18に巻き付けるコイル巻線装置22と、そのボビン巻取り装置21とコイル巻線装置22との間にあってボビン5を保持して移動させることができるボビン搬送装置20とを有し、ボビン搬送装置20は、ボビン巻取り装置2によって作成された導線巻きボビン5を一旦ストック場所23にストックし、そのストック場所からコイル巻線装置22へ導線巻きボビン5を搬送するようにしたコイルの巻線システム。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ステータコアのスロットに挿入すべきコイルを形成するため、複数本の導線を並列させたコイルを形成するコイルの巻線システム及び巻線方法に関し、導線の供給源となる導線供給ロールの交換に際して運転を止めることなく連続したコイル形成を行うことを可能としたコイルの巻線システム及び巻線方法に関する。
ハイブリッド車両などのモータは、低電圧電源によって大きな駆動力が得られることが望ましく、そのためには導線の断面積を大きくすることが一案としてあるが、それでは巻線操作やステータコアへのコイル挿入操作が困難になるなどの問題があった。そのため、複数本の導線を並列巻き(パラ巻き)して帯状のコイルを形成することにより、前記課題を解決し、導線の断面積を実質的に大きくするようにした巻線装置や巻線方法がとられている。
複数本の導線を連続して巻き取るコイル巻線装置は、回転するフライヤから供給された導線が順次巻枠の各段に巻き付けられ、形成されたコイルを巻枠の下方に配設されたコイル挿入治具に挿入するようにしている。しかし、複数本が帯状に配列された導線を巻枠に巻き付ける場合、導線が捩れた状態で巻枠に巻き付けられるため、例えば特開平11−98779号公報に捩れを防止したコイル巻線装置が提案されている。図6は、そのコイル巻線装置の一部を概念的に示した図である。なお、図面では導線Wが1本の線として示されているが、実際には複数本(例えば10本〜15本)の線が送り出されており、それらは複数個(例えば10〜15個)置かれた不図示の導線供給ロールから引き出されている。導線供給ロールはコイルを形成するための導線Wの供給源となるものであって、例えば200〜250kg分の導線Wが巻かれている。
従来のコイル巻線装置は、初期状態からフライヤ101及びこれと一体のダミーフライヤ102が回転すると、それに同期して巻枠103がグリッパ104とともに所定の速度で下降する。同時にテンションノズル105が1リード分上昇し、ダミードラム106が1リード分下降する。これによってフライヤ101が1回転して巻枠103に導線Wが1回転分螺旋状に巻き付けられ、フライヤ101と一体のダミーフライヤ102も1回転してダミードラム106に導線Wが1回転分螺旋状に巻き付けられる。この作動を所要回転分繰り返すことにより巻枠103にコイルが巻き付けられる。詳しくは、図7に示すように巻枠103とダミードラム106に帯状の導線Wが上下において螺旋状に巻き付けられる。
ダミードラム106の周長は巻枠103の平均周長とほぼ同等であるので、フライヤ101及びダミーフライヤ102が1回転すれば、巻枠103に1回転分とダミードラム106にも1回転分巻き取られ、巻枠周長のほぼ2倍分の導線が図示しないテンション装置から引き出される。このとき、巻枠103は回転しないが、ダミードラム106はフライヤ101の回転によりダミーフライヤ102と同方向に1回転する。そして、フライヤ101の正転時にダミードラム106に対して巻き付けた導線Wは、フライヤ101の逆転時にダミーフライヤ102から巻きほどかれる。
こうして、複数のコイルを連続して巻き取る場合には、フライヤの正転と逆転が繰り返えされ、ダミードラム106の巻き付けと巻き解しが交互に行われる。そのため、フライヤの正転と逆転を交互に繰り返すことにより複数のコイルを連続して巻き取る場合、フライヤと一体のダミーフライヤも同様に正転と逆転を繰り返すことになるため、導線Wはダミードラムへ巻き付け、巻き解しを繰り返して捩れを防止することが可能になる。
特開平11−98779号公報(3−4頁、図5、図7)
しかしながら、従来のこうしたダミードラム106への仮巻きを行うコイル巻線装置では、導線供給ロールに一巻きされている導線Wが全て引き出された後は、新しい導線供給ロールの交換に時間が掛かってしまい、実に作業時間の20パーセントもの時間を可動停止させることになるため生産効率が低く、製造コストを上げる原因になっていた。
すなわち、導線供給ロールには200〜250kg分の導線Wが巻かれているが、それが作業の途中で無くなると、その状態を検出した検出器からの信号によって巻線装置の可動が一旦止められる。そうした場合、作業者は、空の導線供給ロールを導線の巻かれた新しい導線供給ロールに交換し、途切れた導線Wの終端と新しい導線Wの先端を溶接接続して送り、その後コイル巻線装置内に入って絶縁破壊された接続部分がグリッパ104まで送られたところで切断する。そして、新たな導線供給ロールからの導線Wによる巻取り作業が再開される。従って、従来のコイル巻線装置を使用した作業では、新たな導線供給ロールの導線Wに切り替わるまで間、コイルの巻取り作業を停止せざるを得なかった。
そこで、本発明は、かかる課題を解決すべく、コイルの巻取り作業を停止させることのないコイルの巻線システム及び巻線方法を提供することを目的とする。
本発明に係るコイルの巻線システムは、複数の導線を帯状にしてボビンに巻き付けるボビン巻取り装置と、導線の巻かれた導線巻きボビンをフライヤに装着し、フライヤを回転させながら導線巻きボビンから引き出した導線を巻枠に巻き付けるコイル巻線装置と、そのボビン巻取り装置とコイル巻線装置との間にあってボビンを保持して移動させることができるボビン搬送装置とを有し、前記ボビン搬送装置によって前記ボビン巻取り装置によって作成された導線巻きボビンを一旦ストック場所にストックし、そのストック場所から前記コイル巻線装置へ導線巻きボビンを搬送するようにしたものであることを特徴とする。
また、本発明に係るコイルの巻線システムは、前記ボビン巻取り装置とコイル巻線装置との間にボビンをストックするボビンラックが設けられ、前記ボビン搬送装置は、コイルの種類毎に異なる長さの導線を巻き付けた導線巻きボビンを区別して配置するようにしたものであることが好ましい。
また、本発明に係るコイルの巻線システムは、前記ボビン搬送装置は、多関節のロボットアームであって、その先端にはボビン中心の筒部に差し込でボビンを保持するようにしたボビンチャックを備えるものであることが好ましい。
また、本発明に係るコイルの巻線システムは、前記ボビンチャックは、アクチュエータによって軸方向に移動可能な円錐形状をしたスライドロッドと、そのスライドロッドの周りに、外周面側が前記ボビン中心の筒部に沿って当接可能な面であり、内周面側はスライドロッドに沿った逆テーパ面になった複数のチャックプレートとを備え、スライドロッドの軸方向の移動によってチャックプレートが径方向に移動し、差し込まれた前記ボビン中心の筒部を保持し又は解放するようにしたものであることが好ましい。
また、本発明に係るコイルの巻線システムは、前記ボビン巻取り装置およびコイル巻線装置は、回転テーブル上に二以上の支持台が設けられ、各装置の作業位置にない支持台に対して前記ボビン搬送装置がボビンの設置或いは取り外しを行うようにしたものであることが好ましい。
一方、本発明に係るコイルの巻線方法は、複数の導線を帯状にしてボビンに巻き付けるボビン巻取り工程と、そのボビン巻取り工程によって作成され導線巻きボビンを一旦ストック場所に搬送してストックさせておくストック工程と、ストックされている導線巻きボビンをフライヤに装着し、フライヤを回転させながら導線巻きボビンから引き出した導線を巻枠に巻き付けるコイル巻線工程とを有することを特徴とする。
また、本発明に係るコイルの巻線方法は、前記ストック工程ではボビンラックにボビンをストックし、前記ボビン巻取り工程を実行するボビン巻取り装置とボビンラックとの間、そしてボビンラックと前記コイル巻線工程を実行するコイル巻線装置との間をボビン搬送装置によってボビンを移動させるようにしたものであることが好ましい。
また、本発明に係るコイルの巻線方法は、前記ストック工程ではコイルの種類毎に異なる長さの導線を巻き付けた導線巻きボビンを区別して配置するようにしたものであることが好ましい。
また、本発明に係るコイルの巻線方法は、前記ストック工程では、導線の供給源となる導線供給ロールの交換に要する時間に対応して、前記コイル巻線工程で作業を継続することができるだけの導線巻きボビンをストックしておくことが好ましい。
よって、本発明に係るコイルの巻線システム及び巻線方法によれば、ボビン巻取り装置とコイル巻線装置との間にボビンラックを設け、ボビン巻取り工程とストック工程およびコイル巻線工程に分けたことにより、導線供給ロールの交換のためにボビン巻取り装置が停止しても、ボビンラックにストックされている導線巻きボビンをコイル巻線装置へ供給できるため、導線供給ロールの交換の際にでも作業を停止させることがなくなり、或いはその時間を大幅に短縮することができる。
次に、本発明に係るコイルの巻線システム及び巻線方法の一実施形態について、図面を参照しながら以下に説明する。図1は、実施形態に係るコイルの巻線システムを概念的に示した図である。本実施形態では、従来例で説明したコイル巻線装置とは異なるコイル巻線装置が使用されている。不図示の導線供給ロールから送り出されている導線をそのままフライヤで巻枠に巻き付けていく方式のコイル巻線装置ではなく、用意されたボビンに所定長さの導線を巻き付けてカットし、そのボビンに巻き付けた導線を巻枠へと巻き付けるようにした方式のコイル巻線装置である。そのため、巻枠へ巻き付ける際にフライヤが正転及び逆転しても導線供給ロールからの導線に捩れが生じることを防止できる。
特に、本実施形態のコイル巻線システムでは、こうしたコイル巻線装置を利用し、特にボビン5に対して導線Wを巻くボビン巻取り工程1と、ボビン5に巻き取った導線Wを複数ストックしておくストック工程2と、そのストック箇所から取り出した導線巻きボビン5の導線Wをコイル巻線装置で導線Wを巻き取るコイル巻線工程3とに分けられたコイル巻線方法が実行される。
コイル巻線システムでは、ボビン巻取り工程1に複数個(例えば10〜15個)の導線供給ロールが配置されている。そこで、各導線供給ロールから送り出される1本ずつの導線Wが複数本送られ、図1に示すようなボビン巻取り工程1において帯状になった導線Wがボビン5に巻き取られる。
ボビン巻取り工程1では、ボビン5に対して回転を与えて、その回転するボビン5に複数の導線Wを帯状に巻き取っていくボビン巻取り装置21(図3)が構成されている。そのボビン巻取り装置21には、不図示の導線供給ロールから1本ずつ複数の導線Wが送られ、図1に示すように、導線Wを案内する一列に並んで穿設されたガイド孔を有するテンション装置11が設けられ、その下流にはテンション装置11を導線Wの送り方向に移動させて導線Wを所定距離だけ引戻すようにした引戻しシリンダ12が設けられている。その引戻しシリンダ12には上下に所定の間隔を空けて配置された2対の幅寄せローラ13が形成され、この幅寄せローラ13の下流側には帯状に並んだ複数の導線Wがボビン5に巻き付けられるときに重なってしまわないように、一対のガイドローラ14が配置されている。
従って、複数の導線供給ロールからそれぞれ送り出された導線Wは、テンション装置11を通って一列に並べられ、更に幅寄せローラ13によって帯状に束ねられる。そうした導線Wは、更に下流側のガイドローラ14によって挟み込まれて帯状の状態が維持され、ボビン5への巻き付けも際、同じ位置の導線W同士が重ならないで送られるようになっている。ところで、ステータコアに巻装するためのコイルは、U相、V相、W相のコイル毎に、更にはモータの機種毎によってコイルの長さが異なるため、このボビン巻取り工程1で作成される導線巻きボビン5の巻取り長さも複数の異なる長さのものが作成される。そして、空のボビン5に対して導線Wがそれぞれの長さで巻き取られると、その後ガイドローラとの間でカットされ、テーピングされて一つの導線巻きボビン5が完成する。
こうしてボビン巻取り工程1で作られた導線巻きボビン5は、U相、V相、W相のコイルやモータの機種毎に分けてストックされる。図1では例えばU相、V相、W相のコイルに対応した導線巻きボビン5u,5v,5wがストック工程2にそれぞれ作り置きされる。そして、一旦ストック工程2に置かれた導線巻きボビン5は、所定のものが選択されてコイル巻線装置22(図4)によるコイル巻線工程3へと送られる。
このコイル巻線工程3では、図1に示すように送られた導線巻きボビン5とバランスウエイト16をもったフライヤ17が回転し、その回転中心部分に位置する巻枠18に対して、導線Wが巻き付けられる。その際、巻枠18が徐々に下降するため、同じ高さから引き出される導線巻きボビン5からの導線Wは螺旋状に巻き付けられていく。
本実施形態のコイル巻線方法は、こうしたボビン巻取り工程1、ストック工程2およびコイル巻線工程3からなるコイル巻線方法を実行するものであり、各工程間は図2に示すような多関節のロボットアーム20によってボビン5の受け渡しが行われるようになっている。このロボットアーム20は、ボビン巻取り工程1を実行する図3に示すボビン巻取り装置21と、図4に示すコイル巻線工程3を実行するコイル巻線装置22との間にあって、またその間には同じくストック工程2のためのボビンラック23が設置されている。ボビンラック23には、棚毎に導線巻きボビン5u,5v,5wを各相に分けて、或いはモータの機種毎に分けるなどして規則的に置かれていく。そして、このボビンラック23にはコイル巻線工程3で導線の引き出された空のボビン5も戻される。
コイル巻線装置22における巻枠18への巻き付けにより、ボビン巻取り装置21におけるボビン5への巻き取りの方が短時間にできるため、ボビンラック23には常に同じ長さの導線Wが巻き取られた同種の導線巻きボビン5が複数個ストックされている。
ボビン巻取り装置21で導線Wが巻き付けられた導線巻きボビン5は、ロボットアーム20によってボビンラック23にまで運ばれ、コイル巻線工程3での作業のタイミングに合わせてやはりロボットアーム20によってボビンラック23からコイル巻線装置22へ導線巻きボビン5が運ばれる。ロボットアーム20の先端にはボビンチャック25が構成されている。図5は、そのボビンチャック25を概念的に示した図である。
ボビンチャック25は、スライドロッド26がエアシリンダ27によって軸方向に移動可能に支持され、そうしたスライドロッド26の周りを囲むようにして周方向に分割されたチャックプレート28が複数設けられている。スライドロッド26は、先端(図面下方)側にかけて断面積が大きくなるようにした円錐形状をしており、チャックプレート28は、外周面側が軸方向には直線となって内周面側はスライドロッド26に沿った逆テーパ面になっている。こうしたチャックプレート28は、スライドロッド26に対して摺動可能に保持され、エアシリンダ27との間に設けられたスプリング29によって先端側に付勢力が作用するようになっている。
従って、図示する状態からエアシリンダ27が伸びてスライドロッド26が図面下方に移動すると、同じ高さにあるチャックプレート28が相対的にスライドロッド26を上昇して細くなった径に合わせて内側(軸心方向)に移動するため、ボビンチャック25の外径が小さくなる。逆に、エアシリンダ27が収縮してスライドロッド26が図面上方に移動すると、チャックプレート28が相対的に下降するため太くなった径に合わせて外側に移動し、ボビンチャック25の外径が大きくなる。よって、ボビンチャック25は、チャックプレート28による外径を小さくすれば中心孔を構成する筒部5aに出し入れすることができ、外径を大きくすることによって差し込んだ筒部5aに対して図示するように内側から当接してボビン5を保持することができる。
空のボビン5や導線Wの巻かれた導線巻きボビン5の搬送は、こうしたボビンチャック25を備えるロボットアーム20によって、ボビン巻取り装置21とコイル巻線装置22との間において、前述したようにボビンラック23への出し入れを行うストック工程2を介しながら行われる。
そこで次に、ロボットアーム20によるボビン5の搬送について、ボビン巻取り装置21とコイル巻線装置22における構成および詳しい作業内容を含めて説明する。
先ず、図3に示すボビン巻取り工程1を実行するボビン巻取り装置21について説明する。ボビン巻取り装置21では、モータ31の駆動によって回転する回転テーブル32上に同じ構成をした一対の支持台33(33a,33b)が設けられている。そして、ボビン5がロボットアーム20の操作によってこの支持台33に対して装着され、また取り外しされる。支持台33は、その上にボビン5を載置させる支持板34と、ボビン5の筒部5aに挿入されて回転可能に支持する回転支持ローラ35が設けられ、その支持板34は一対のシリンダ36によって昇降可能に、また回転支持ローラ35はその間にあるシリンダ37によって昇降可能に構成されている。
回転テーブル32は180度の回転し、図1にも示したテンション装置11、引戻しシリンダ12、幅寄せローラ13及びガイドローラ14を介して送られる導線Wの巻き付け位置に一方の支持台33aが配置される。一方、その巻き付け位置とは反対の着脱位置の支持台33bが配置され、その支持台33bに対してロボットアーム20によるボビン5の装着および取り外しが行われるようになっている。そして、巻き付け位置に配置された支持台33aの上方には、支持台33a上のボビン5を回転させる回転機構が構成されている。
ボビン5にはその上面に穴が形成され、その穴に嵌合する突起38を有する回転板39が設けられている。そして、ボビン5の穴に突起38を挿入するため回転板39を上下させるエアシリンダ40が設けられ、そのピストンロッドにはスプライン軸41が回転可能に連結されている。スプライン軸41には従動プーリ42がスプライン嵌合して回転可能に構成され、モータ43によって回転する駆動プーリ44と従動プーリ42がタイミングベルト45によって連結されている。従って、モータ43の駆動により駆動プーリ44が回転すると、タイミングベルト45を介して従動プーリ42に回転が伝達され、この従動プーリ42にスプライン嵌合したスプライン軸41に回転が与えられる。
一方、このときエアシリンダ40の伸び動作により、スプライン軸41を介して回転板39が下降し、下端の突起38がボビン5の穴に上から差し込まれる。従って、モータ43が駆動してスプライン軸41に回転が与えられると、その回転が更に突起38を介してボビン5にまで伝達される。
ボビン巻取り工程1では、前述したように図3に示す支持台33a上の空のボビン5に導線Wが巻き付けられると、次に回転テーブル32が180度回転して図示する支持台33aと33bの位置が入れ替わる。従って、支持台33a上のボビン5に巻き取られている導線Wは図面左側にまで引き出され、支持台33aと33bとの間に配置された不図示の導線クランプで導線Wが把持され、その状態でカッタ46によって切断される。そして、巻き付けられた導線Wがボビン5からほどけないようにテーピングが施される。なお、カッタ46は、垂設されたエアシリンダ47に対してホルダ48を介して吊り下げられ、ホルダ48に内設されたエアシリンダによって開閉動作し、昇降と開閉動作によって導線Wが切断できるようになっている。カットされた導線Wは、引戻しシリンダ12によって引き戻され、回転テーブル32の回転によって入れ替わった支持台33b上の空のボビン5に巻き取られることになる。
一方、テーピングされた導線巻きボビン5は、その後、ロボットアーム20によって搬送される。その場合、シリンダ37が収縮して回転支持ローラ35が筒部5aから外れるため、そこにはボビンチャック25が挿入され、図5に示すように保持される。そして、保持されたボビン5は、図2に示すようにロボットアーム20によってボビンラック23へと搬送され、予め定められている場所に配置される。一方、このボビンラック23には、後述するコイル巻線工程3を経た空のボビン5も置かれているため、その空のボビン5がボビン巻取り装置21の支持台33b上に載せられる。
次に、図4に示すコイル巻線工程3を実行するコイル巻線装置22について説明する。コイル巻線装置22には、ボビン巻取り装置21と同様に構成された支持台51(51a,51b)が設けられている。すなわち、一対の支持台51がモータ52の駆動によって回転する回転テーブル53上に設けられ、180度の回転で交互に位置が入れ替わるようになっている。詳しくは図示しないが、支持台51は、ボビン5を載置させる支持板をシリンダで昇降可能に、ボビン5の筒部5aに挿入されて回転可能に支持する回転支持ローラをシリンダで昇降可能に構成されている。
そして、コイル巻線装置22には、ステータへのコイルを巻き取るための巻枠18と、その周りを回転するフライヤ17が設けられている。巻枠18は、直線的に形成された前方巻枠18aとテーパをもって形成された後方巻枠18bとから構成されており、上下方向に部材を貫通して配置された中空の連結パイプ57に連結されている。上プレート58と支持プレート59との間には一対のガイドポスト60が固定され、そのガイドポスト60を昇降プレート61が昇降可能に取り付けられ、そうした昇降プレート61に連結パイプ57が固定されて巻枠18が昇降可能になっている。
支持プレート59の上には駆動モータ62が設置され、その回転が螺旋溝の形成された昇降用ロッド63に伝えられ、その昇降用ロッド63に嵌合したボールナットを有する昇降プレート61が回転方向によって上昇し、あるいは下降するように構成されている。
また、支持プレート59の上には、駆動モータ62とともにエアシリンダ64が設置され、そのピストンロッドに連結されたロッド55が連結パイプ57内を通って、前方巻枠18aと後方巻枠18bとの間にまで延びており、その下端に払い落しバー56が固定されている。従って、駆動モータ62によって巻枠18が昇降し、エアシリンダ63によって払い落しバー56が昇降する。
フライヤ17の回転には、上プレート58上に設置した駆動モータ65が使用される。この駆動モータ65の回転軸に固定された不図示の駆動プーリと、連結パイプ57に貫通され、上プレート58に対して回転自在に設けられた不図示の従動プーリとが設けられ、タイミングベルト66が掛け渡されている。従って、駆動モータ65の回転はタイミングベルト66を介して従動プーリに伝達され、更には従動プーリに連結されたフライヤ17の回転板67に伝達されるように構成されている。
フライヤ17のバランスアーム68の下端にはバランスウエイト16が固定されている。このバランスウエイト16には導線Wを巻いた導線巻きボビン5が用いられる。そして、フライヤ17の反対のフライヤアーム69にはボビン5が着脱可能になっている。詳しく図示はしないが、フライヤアーム69は筒状になっており、シリンダ70の伸縮動作によってボビン5の筒部5a内に挿入したチャック部材によって保持できる構成になっている。
そこで、こうしたコイル巻線装置22では次のようにしてコイル巻線工程3が実行される。巻枠18に導線Wが巻かれると、空になったボビン5はフライヤアーム69からチャックが解除され、例えば支持台51bに移し換えられる。反対の支持台51aにはボビンラック23から所定の導線巻きボビン5がロボットアーム20によってセットされている。従って、回転テーブル53が図の状態から180度回転し、支持台51aにセットされた導線巻きボビン5が新たにフライヤアーム69に移し換えられる。そして、支持台51bにセットされている空のボビン5は、ロボットアーム20によってボビンラック20へと運ばれて一旦置かれ、その後、ボビン巻取り工程1を実行するボビン巻取り装置21において再び導線Wが巻き付けられて使用される。
フライヤアーム69下端に装着された導線巻きボビン5は、巻き付けられた導線Wの端部がクランプ72(図1参照)によって把持され、そうした状態でフライヤ17が回転して巻枠18に対する巻線操作が行われる。その際、駆動モータ65の回転出力が駆動プーリからタイミングベルト66を介して従動プーリに伝えられ、それによって回転板67が回転して導線巻きボビン5が巻枠18の周りを回転する。そして、このとき駆動モータ62によって螺旋溝の形成された昇降用ロッド63に回転が与えられ、ボールナットを有する昇降プレート61が徐々下降する。従って、この昇降プレート61に連結パイプ57を介して固定された巻枠18も徐々に下降する。
フライヤ17が一回転して巻枠18に対し導線Wが一周分巻き付けられるごとに、その導線Wの幅分だけ巻枠18が下降する。従って、巻枠18には導線Wが下方から上方に向けて一列にほぼ重なることなく螺旋状に巻き付けられていく。このとき、払い落しバー56は不動であって、その下の位置に導線巻きボビン5が位置するため、払い落しバー56の直ぐ下の高さで導線Wが巻枠18に巻かれていく。巻枠76が下降するのに伴ない、その下方に配置されたコイル受け治具のガイド棒71が前方巻枠18aに挿入され、巻枠18に巻き付けられたコイル(導線W)がガイド棒122の所定の間隙に挿入される。そして、ボビン5の導線Wが全て引き出された後は、エアシリンダ64が伸長作動して払い落しバー56が下降し、巻枠18に巻付けられたコイルが全てコイル受け治具のガイド棒71の所定の間隙に落とし込まれる。そして、巻き付けが終了した後の空のボビン5は、前述したようにロボットアーム20によってボビンラック20へと送られる。
よって、本実施形態のコイルの巻線システム及び巻線方法では、ボビン巻取り装置21とコイル巻線装置22との間にボビンラック23を設け、ボビン巻取り工程1とストック工程2およびコイル巻線工程3に分けたことにより、導線供給ロールの交換による作業停止を無くすことが可能になり、あるいはその時間を大幅に短縮することが可能になった。
すなわち、ボビン巻取り工程1において導線Wをボビン5に巻き付ける作業が、コイル巻線工程3において巻枠18に導線Wを巻き付ける作業よりも短時間にできるため、ボビン巻取り工程1で作成された導線巻きボビン5をボビンラック23へストックさせておくことができる。
従って、導線供給ロールの交換作業を行っている間は、ボビン巻取り装置21を停止させてもボビンラック23にストックされている導線巻きボビン5を使用することで、コイル巻線装置22を停止させることなくコイル巻線工程3での作業を継続することができるため、生産性が向上することになった。
特に、導線供給ロールの交換作業に要する時間に対応して導線巻きボビン5をボビンラック23にストックさせるようにすれば、コイル巻線工程3での作業を停止させることなくなり、極めて効率の良い生産が可能になる。
以上、本発明に係るコイルの巻線システム及び巻線方法について一実施形態を説明したが、本発明はこれに限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。
実施形態に係るコイルの巻線システム又は巻線方法を概念的に示した図である。 ストック工程を概念的に示した図である。 ボビン巻取り工程を実行するボビン巻取り装置を示した図である。 コイル巻線工程を実行するコイル巻線装置を示した図である。 ロボットアームの先端に設けられたボビンチャックの構造を概念的に示した図である。 従来のコイル巻線装置の一部を概念的に示した図である。 従来のコイル巻線装置における巻枠とダミードラムとの導線の巻き付け状態を示した図である。
符号の説明
1 ボビン巻取り工程
2 ストック工程
3 コイル巻線工程
5 ボビン
11 テンション装置
12 引戻しシリンダ
13 幅寄せローラ
14 ガイドローラ
16 バランスウエイト
17 フライヤ
18 巻枠
20 ロボットアーム
21 ボビン巻取り装置
22 コイル巻線装置
23 ボビンラック
25 ボビンチャック
W 導線

Claims (9)

  1. 複数の導線を帯状にしてボビンに巻き付けるボビン巻取り装置と、導線の巻かれた導線巻きボビンをフライヤに装着し、フライヤを回転させながら導線巻きボビンから引き出した導線を巻枠に巻き付けるコイル巻線装置と、そのボビン巻取り装置とコイル巻線装置との間にあってボビンを保持して移動させることができるボビン搬送装置とを有し、
    前記ボビン搬送装置によって前記ボビン巻取り装置によって作成された導線巻きボビンを一旦ストック場所にストックし、そのストック場所から前記コイル巻線装置へ導線巻きボビンを搬送するようにしたものであることを特徴とするコイルの巻線システム。
  2. 請求項1に記載するコイルの巻線システムにおいて、
    前記ボビン巻取り装置とコイル巻線装置との間にボビンをストックするボビンラックが設けられ、前記ボビン搬送装置は、コイルの種類毎に異なる長さの導線を巻き付けた導線巻きボビンを区別して配置するようにしたものであることを特徴とするコイルの巻線システム。
  3. 請求項1又は請求項2に記載するコイルの巻線システムにおいて、
    前記ボビン搬送装置は、多関節のロボットアームであって、その先端にはボビン中心の筒部に差し込でボビンを保持するようにしたボビンチャックを備えるものであることを特徴とするコイルの巻線システム。
  4. 請求項3に記載するコイルの巻線システムにおいて、
    前記ボビンチャックは、アクチュエータによって軸方向に移動可能な円錐形状をしたスライドロッドと、そのスライドロッドの周りに、外周面側が前記ボビン中心の筒部に沿って当接可能な面であり、内周面側はスライドロッドに沿った逆テーパ面になった複数のチャックプレートとを備え、スライドロッドの軸方向の移動によってチャックプレートが径方向に移動し、差し込まれた前記ボビン中心の筒部を保持し又は解放するようにしたものであることを特徴とするコイルの巻線システム。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載するコイルの巻線システムにおいて、
    前記ボビン巻取り装置およびコイル巻線装置は、回転テーブル上に二以上の支持台が設けられ、各装置の作業位置にない支持台に対して前記ボビン搬送装置がボビンの設置或いは取り外しを行うようにしたものであることを特徴とするコイルの巻線システム。
  6. 複数の導線を帯状にしてボビンに巻き付けるボビン巻取り工程と、
    そのボビン巻取り工程によって作成され導線巻きボビンを一旦ストック場所に搬送してストックさせておくストック工程と、
    ストックされている導線巻きボビンをフライヤに装着し、フライヤを回転させながら導線巻きボビンから引き出した導線を巻枠に巻き付けるコイル巻線工程とを有することを特徴とするコイルの巻線方法。
  7. 請求項6に記載するコイルの巻線方法において、
    前記ストック工程では、ボビンラックにボビンをストックし、前記ボビン巻取り工程を実行するボビン巻取り装置とボビンラックとの間、そしてボビンラックと前記コイル巻線工程を実行するコイル巻線装置との間をボビン搬送装置によってボビンを移動させるようにしたことを特徴とするコイルの巻線方法。
  8. 請求項6又は請求項7に記載するコイルの巻線方法において、
    前記ストック工程では、コイルの種類毎に異なる長さの導線を巻き付けた導線巻きボビンを区別して配置するようにしたものであることを特徴とするコイルの巻線方法。
  9. 請求項6乃至請求項8のいずれかに記載するコイルの巻線方法において、
    前記ストック工程では、導線の供給源となる導線供給ロールの交換に要する時間に対応して、前記コイル巻線工程で作業を継続することができるだけの導線巻きボビンをストックしておくことを特徴とするコイルの巻線方法。
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