JP2007096646A - 撮影装置 - Google Patents

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【課題】レンズ鏡胴が折れてしまう不具合が回避された撮影装置を提供することを目的とする。
【解決手段】 本体筐体と、光学系を収容した光学鏡胴と、電源を投入/切断する電源入切部と、光学鏡胴を突出/沈胴させる鏡胴駆動部と、被写体光を撮影して画像データを生成する撮像部と、所定の処理を行うデータ処理部と、鏡胴駆動部に光学鏡胴を突出させて撮像部に画像データを生成させる撮影モードと、データ処理部に処理を実行させる処理モードとを有し、電源が切断される場合には光学鏡胴を沈胴させ、電源が投入された場合には、光学鏡胴を沈胴させたまま処理モードでの制御を行う制御部とを備えた。
【選択図】 図5

Description

本発明は、被写体光の像を撮影する撮影装置に関する。
近年、デジタルカメラやデジタルビデオカメラなどの小型化が急速に進んでいる。小型の撮影装置は、見栄えが良いうえ、どこにでも嵩張らずに持ち運ぶことができ、いつでも手軽に撮影を行うことができるという利点がある。また、近年では、高画素の小型CCDや、これに対応した小型レンズなどが開発されてきており、小型の撮影装置でも、十分な画質の撮影画像を取得することができるようになってきている。このような状況の中で、小型の撮影装置にも、通常サイズの撮影装置の分野ではすでに一般的な機能であるオートフォーカス機能に加えて、広角撮影や望遠撮影を実現するズーム機能が搭載されることが望まれている。
ズーム機能は、レンズ鏡胴内で複数のレンズが移動されて、それらのレンズ間の相互距離が調整されることによって実現されるが、望遠から広角までの広範囲な撮影画角を実現するためには、レンズの移動範囲を十分に長くとる必要がある。ここで、レンズの破損等を防止するため、撮影終了後にはレンズ鏡胴を撮影装置内に沈胴させることが好ましく、レンズ鏡胴を構成する筒の長さ自体を単純に伸ばしてしまうと、撮影装置が厚くなってしまうという問題がある。通常は、複数の筒が入れ子状に嵌め込まれたレンズ鏡胴を適用し、撮影時は、それら複数の筒を伸ばしてレンズ鏡胴を撮影装置から突出させ、撮影終了後は、それら複数の筒を縮めてレンズ鏡胴を撮影装置内に沈胴させることが行われている。このような複数の筒で構成されたレンズ鏡胴を適用することにより、広範囲な撮影画角と、撮影装置の薄型化とを両立することができる。
ところで、上述したズーム式の撮影装置などでは、電源が投入されるとすぐにレンズ鏡胴が繰り出されて、撮影可能な状態にスタンバイされることが一般的である。しかし、例えば、ポケットやかばんの中で撮影装置の電源スイッチが誤って押されてしまった場合、レンズ鏡胴が繰り出されてポケットやかばんの中で引っ掛かり、レンズ鏡胴に無理な力がかかってしまう。上述したように、レンズ鏡胴は複数の筒が重ねあわされて構成されていることが多く、レンズ鏡胴が繰り出しているときに力がかかると、それらの筒の繋ぎ目部分などが折れてしまってレンズが破損してしまう恐れがある。
この点に関し、特許文献1には、レンズ鏡胴に指がかかっていることを検知して、レンズ鏡胴の繰り出しを中止する技術について記載されており、特許文献2には、所定時間以内にレンズ鏡胴が指定位置まで繰り出されなかった場合は、レンズ鏡胴を沈胴させる技術について記載されており、特許文献3には、所定時間以内にレンズ鏡胴が指定位置まで繰り出されなかった場合は、レンズ鏡胴を待避位置に移動させる技術について記載されている。これら特許文献1、特許文献2、および特許文献3に記載された技術によると、レンズ鏡胴が繰り出されている途中でレンズ鏡胴に無理な力がかかり、レンズが破損してしまう不具合が軽減される。
特開2001−91993号公報 特開2003−319221号公報 特開2004−78010号公報
しかし、上述したように、撮影装置はますます小型化してきており、それに伴って、レンズやレンズ鏡胴も小型化してきている。このため、レンズ鏡胴は、本体筐体から突出された状態で小さな力が掛かっただけでも折れてしまいやすく、さらに確実にレンズの破損を防止する技術の開発が要求されている。
本発明は、上記事情に鑑み、レンズ鏡胴が折れてしまう不具合が回避された撮影装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明の撮影装置は、被写体を撮影する撮影装置において、
本体筐体と、
本体筐体の前面に設けられた、被写体光を結像させる光学系を収容した光学鏡胴と、
所定の操作を受けて、この撮影装置の電源を投入/切断する電源入切部と、
光学鏡胴を本体筐体に対して突出/沈胴させる鏡胴駆動部と、
光学系によって結像する被写体光を撮影して被写体光を表す画像データを生成する撮像部と、
撮像部で生成される画像データに対する所定の処理を行うデータ処理部と、
鏡胴駆動部、撮像部、およびデータ処理部を制御する、鏡胴駆動部に光学鏡胴を突出させて撮像部に画像データを生成させる撮影モードと、データ処理部に処理を実行させる処理モードとを有し、電源入切部によって電源が切断される場合には鏡胴駆動部に光学鏡胴を沈胴させ、電源入切部によって電源が投入された場合には、光学鏡胴を沈胴させたまま処理モードでの制御を行う制御部とを備えたことを特徴とする。
本発明の撮影装置によると、電源が切断された状態では、光学鏡胴が本体筐体内に沈胴されており、電源が投入されると、光学鏡胴が沈胴されたまま、処理モードにおける処理が実行される。このため、誤って電源が投入されてしまっても、光学鏡胴がすぐには繰り出されないため、光学鏡胴に無理な力が掛かって破損してしまう不具合が確実に回避される。
また、本発明の撮影装置において、「撮影に関する指示が入力操作によって入力される指示入力部を備え、
上記電源入切部は、指示入力部に指示が入力されてから第1の時間が経過しても次の指示が入力されない場合には上記操作抜きで電源を切断するとともに、電源を投入してから指示入力部に一度も指示が入力されずに第1の時間よりも短い第2の時間が経過した場合にも上記操作抜きで電源を切断するものである」という形態は好適である。
本発明の好適な形態の撮影装置によると、撮影に関する指示が入力されてから第1の時間が経過しても次の指示が入力されない場合には、操作抜きで自動的に電源が切断されるため、無駄な消費電力が抑えられる。また、誤って電源が入れられた場合などのように、電源が投入されてから一度も指示が入力されない場合は、第1の時間よりも短い第2の時間が経過した時点で電源が切断されるため、さらに効率よく消費電力を軽減することができる。
また、本発明の撮影装置において、上記制御部が、所定のモード指示操作を受けるものであって、電源入切部によって電源が投入された場合であっても、モード指示操作を受けている場合には撮影モードでの制御を行うものであることが好ましい。
すぐに撮影を行う場合には、電源が投入されたら自動的に光学鏡胴が繰り出され、撮影可能な状態にスタンバイされることが好ましい。本発明の好ましい形態の撮影装置によると、モード指示操作を行った状態で電源を投入する操作を行うことによって、撮影モードでの制御が行われて光学鏡胴が突出されるため、シャッタチャンスを逃さずに撮影を行うことができる。
また、本発明の撮影装置において、上記制御部が、所定のモード指示操作を受けるものであって、モード指示操作を受けて、処理モードでの制御から撮影モードでの制御に移行するものであることも好ましい。
電源を投入する操作と、モード指定操作との2段階の操作を受けて、処理モードでの制御から撮影モードでの制御に移行することによって、撮影時にのみ光学鏡胴を繰り出すことができる。
また、本発明の撮影装置において、「音声を取得する音声取得部を備え、
上記制御部が、音声取得部において所定の音声が取得された場合に、処理モードでの制御から撮影モードでの制御に移行するものである」という形態は好ましい。
所定の音声の取得を受けて、処理モードでの制御から撮影モードでの制御に移行することによって、容易に光学鏡胴を繰り出すことができる。
また、本発明の撮影装置において、上記制御部は、電源入切部によって電源が投入された場合には、光学鏡胴を突出させずに画像データを生成させて、画像データが表わす画像の明るさが所定の明るさよりも明るいか否かを判定させる処理モードでの制御を行うものであり、画像が明るいと判定された場合には、処理モードでの制御から撮影モードでの制御に移行するものであることが好ましい。
電源が投入された場合に、まずは光学鏡胴を突出させずに画像データを生成し、その画像データが表わす画像の明るさが明るい場合にのみ撮影モードに移行することによって、例えば、撮影装置がかばんの中などに入れられた状態などでは、光学鏡胴が突出されないため、光学鏡胴の破損を確実に回避することができるとともに、撮影装置がかばんの中から取り出された状態などでは、特別な操作なしで自動的に光学鏡胴が突出されるため、シャッタチャンスを逃さずに撮影を行うことができる。
また、本発明の撮影装置において、「この撮影装置が固定されているか否かを検出する固定検出部を備え、
上記制御部が、電源入切部によって電源が投入された場合であっても、固定検出部でこの撮影装置の固定が検出されている場合には撮影モードでの制御を行うものである」という形態は好ましい。
三脚等によって撮影装置が固定されている場合、撮影装置がかばん等の中から取り出されている状態であると考えられ、光学鏡胴を突出させても、光学鏡胴の破損が生じにくい。したがって、電源投入後に自動的に撮影モードでの制御が行われ、撮影のスタンバイが行われることが好ましい。
また、本発明の撮影装置において、「この撮影装置は、ストラップを装着する装着部分を備えたものであり、
装着部分に装着されたストラップが引っ張られたことを検出するストラップ検出部を備え、
上記制御部は、ストラップ検出部でストラップが引っ張られたことが検出された場合に、鏡胴駆動部に光学鏡胴を沈胴させるものである」という形態は好ましい。
ストラップが引っ張られている場合、撮影装置がかばんなどにぶら下げられている状況が考えられる。したがって、ストラップが引っ張られたことが検出された場合には、光学鏡胴を本体筐体内に沈胴させることによって、撮影装置の強度が高められて、撮影装置に衝撃が加えられて光学系などが破損してしまう不具合が回避される。
本発明によれば、レンズ鏡胴が折れてしまう不具合が回避された撮影装置を提供することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1および図2は、本発明の一実施形態であるデジタルカメラの外観斜視図である。
図1のパート(A)には、撮影レンズが内蔵されたレンズ鏡胴10が本体筐体1´内に沈胴された沈胴状態が示されており、図1のパート(B)には、レンズ鏡胴10が本体筐体1´から繰り出された繰出状態が示されている。レンズ鏡胴10が沈胴されている状態では、図1のパート(A)に示すように、レンズ鏡胴10の前面はレンズカバー20で覆われており、レンズ鏡胴10の内部に収容されたレンズの破損やゴミなどの浸入が防止されている。レンズ鏡胴10が繰り出されると、図1のパート(B)に示すように、レンズカバー20が開いてレンズ鏡胴10の内部に光が入射する。この本体筐体1´は、本発明にいう本体筐体の一例にあたり、レンズ鏡胴10は、本発明にいう光学鏡胴の一例に相当する。
図1に示すデジタルカメラ1の正面には、閃光を発する閃光発光部30と、音声を取得するマイク50が配置されており、デジタルカメラ1の上部には、シャッタスイッチ14が備えられている。マイク50は、本発明にいう音声取得部の一例に相当する。
また、デジタルカメラ1の側面には、電源を入切するための電源スイッチ42と、電源スイッチ42と一緒に押下して、レンズ鏡胴10を突出させるための鏡胴スイッチ43とが備えられている。電源スイッチ42は、本発明にいう電源入切部の一例に相当する。
図2のパート(A)には、デジタルカメラ1の背面図が示されている。
デジタルカメラ1の背面には、画像やメニュー画面を表示するLCD(液晶ディスプレイ)60と、LCD60に表示されたメニュー画面中の項目等を選択するための十字キー44と、設定内容を決定するためのOKスイッチ45と、設定内容を中止するためのキャンセルスイッチ46とが備えられている。本実施形態においては、十字キー44などを使って、このデジタルカメラ1で実行される動作モードを、撮影画像を表示する「再生モード」、被写体を撮影する「撮影モード」、およびデジタルカメラ1に内蔵された時計の時刻などを合わせる「セットアップモード」のいずれかに設定することができる。電源スイッチ42が押されると、初期状態として「再生モード」が設定され、通常は、十字キー44を使って動作モードが切り替えられるが、例えば、電源スイッチ42が押された後で、マイク50で所定の音声が取得された場合には、動作モードが「再生モード」から「撮影モード」に自動的に切り替わり、鏡胴スイッチ43が押された状態で電源スイッチ42が押されたときには、初期状態として「撮影モード」が設定される。動作モードの遷移については、後で詳しく説明する。十字キー44、OKスイッチ45、およびキャンセルスイッチ46は、本発明にいう指示入力部の一例にそれぞれ相当する。
また、十字キー44の‘上’キーを押し続けると、レンズ鏡胴10内に収容された撮影レンズが望遠側(テレ側)に移動し、十字キー44の‘下’キーを押し続けると、撮影レンズが広角側(ワイド側)に移動する。
デジタルカメラ1の、電源スイッチ42等が設けられた面とは逆の側面には、ストラップを装着するためのストラップ装着部材70が備えられている。
図2のパート(B)には、ストラップ装着部材70の構成図が示されている。
ストラップ装着部材70は、ストラップが通されるストラップ孔70aが穿たれた先端部分71、先端部分71から延びた支持部分72、支持部分72の後端に設けられた後端部分73、および後端部分73に取り付けられた付勢部材74とで構成されている。支持部分72は、デジタルカメラ1の本体筐体1´を貫通しており、本体筐体1´を挟んだ支持部分72の両端に先端部分71と後端部分73とが備えられている。また、後端部分74には、ストラップ孔70aに通されたストラップが引っ張られたことを検出するためのストラップスイッチ47が備えられている。
ストラップがストラップ孔70aに通されただけの状態においては、付勢部材74が後端部分73を本体筐体1´から離れる方向(図2の左方向)に付勢しており、ストラップスイッチ47は押されない。ストラップ孔70aに通されたストラップが引っ張られると、先端部分71がストラップと一緒に引っ張られるのに伴って後端部分73も本体筐体1´に近づく方向(図2の右方向)に動かされ、ストラップスイッチ47が本体筐体1´と後端部分73との間に挟まれて押される。このように、ストラップスイッチ47は、ストラップ孔70aに通されたストラップが引っ張られたことを検知するためのスイッチである。ストラップ装着部材70は、本発明にいう装着部分の一例にあたり、ストラップスイッチ47は、本発明にいうストラップ検出部の一例に相当する。
続いて、レンズ鏡胴10の沈胴/突出について説明する。
図3は、デジタルカメラ1を光軸に沿って切断した概略的な断面図である。
図3のパート(A)には、沈胴状態おける断面図が示されている。
レンズ鏡胴10は複数の筒で構成されており、沈胴状態においては、それら複数の筒が入れ子の状態で収容されている。レンズ鏡胴10の内部空間には、前方から順に、前群レンズ11、後群レンズ12、およびフォーカスレンズ13の3群が光軸を揃えて並べられてなる撮影レンズが収容されており、撮影レンズの後方には、被写体光を読み取るCCD80が配置されている。前群レンズ11、後群レンズ12、およびフォーカスレンズ13は、本発明にいう光学系の一例にあたり、CCD80は、本発明にいう撮像部の一例に相当する。
図3のパート(B)には、撮影レンズがワイド状態にある断面図が示されており、図3のパート(C)には、撮影レンズがテレ状態にある断面図が示されている。
レンズ鏡胴10には、複数の筒を光軸に沿う方向に移動させる鏡胴駆動部10a(図4参照)が取り付けられており、「撮影モード」が設定されてレンズ鏡胴10の突出が指示されると、図3のパート(B)やパート(C)に示すように、筒が移動されて一部分が重なり合うように伸ばされる。その結果、ズームレンズの役割を担う後群レンズ12の移動範囲が確保される。
また、後群レンズ12、およびフォーカスレンズ13には、それら各レンズを光軸に沿う方向に移動させるレンズ駆動部14a(図4参照)が取り付けられている。後群レンズ12が図3のパート(B)に示すワイド端と図3のパート(C)に示すテレ端との間で移動されることによって焦点距離が変化し、フォーカスレンズ13が光軸に沿って移動されることによりピント調節が行われる。
続いて、デジタルカメラ1の内部構成について説明する。
図4は、図1に示すデジタルカメラ1の概略的な内部構成図である。
本実施形態のデジタルカメラ1は、すべての処理がCPU110によって制御されており、各種指示や各種情報はバス190を介して伝達される。内部メモリ180には、所定の音声を表す音声データが記憶されているとともに(本実施形態では、「スイッチON」という音声を表す音声データが記憶されているものとして説明する)、デジタルカメラ1で各種処理を実行するために必要な各種プログラム手順が書き込まれている。CPU110は、デジタルカメラ1に備えられた各種スイッチ(シャッタスイッチ41、電源スイッチ42、鏡胴スイッチ43、十字キー44、OKスイッチ45、キャンセルスイッチ46、およびストラップスイッチ47)からの操作信号が供給されたり、タイマー110aから所定の時間が経過したことが伝えられたり、マイク50で所定の音声(「スイッチON」)が取得されて、音声入力I/F150を介して音声データが伝えられると、内部メモリ180に記憶されたプログラム手順に従って、デジタルカメラ1全体の動作を統括的に制御する。CPU110は、本発明にいう制御部の一例に相当する。
まず、図4を参照して画像信号の流れを説明する。
撮影者が十字キー44を操作することなどで、動作モードとして「撮影モード」が設定されると、CPU110は、カバー駆動部20aにレンズカバー20を開く指示を伝え、鏡胴駆動部10aにレンズ鏡胴10を繰り出す指示を伝える。
CPU110からの指示が伝えられると、鏡胴駆動部10aは、図1のパート(B)に示すように、レンズ鏡胴10を本体筐体1´から繰り出し、カバー駆動部20aは、図1のパート(B)に示すように、レンズカバー20を開く。鏡胴駆動部10aは、本発明にいう鏡胴駆動部の一例に相当する。
また、撮影者が十字キー44を操作して撮影画角を変更すると、その変更の操作が十字キー44からCPU110に伝えられる。CPU110では、変更された撮影画角に対応する焦点距離を実現するための後群レンズ22のレンズ位置が算出され、算出されたレンズ位置は、レンズ駆動部14aに伝えられる。
レンズ駆動部14aは、後群レンズ22を伝えられたレンズ位置に移動させ、さらに、フォーカスレンズ13を光軸に沿う方向に移動させる。
レンズカバー20が開いて、デジタルカメラ1内に入射してきた被写体光は、レンズ鏡胴10内に収容された前群レンズ11、後群レンズ12、およびフォーカスレンズ13を経て、被写体光の光量を調整する絞り81を通過した後、シャッタ82が開いている場合は、後段に配置されたCCD80上に結像する。CCD80では、所定のタイミング毎に、被写体像を表わす画像信号が生成される。生成された画像信号は、A/D部120において粗く読み出され、アナログ信号がデジタル信号に変換されて、低解像度なスルー画像データが生成される。生成されたスルー画像データは、信号処理部130において、ホワイトバランスの補正やγ補正などといった画像処理が施される。
信号処理部130において画像処理が施された画像データは、一旦バッファメモリ140に記憶される。バッファメモリ140に記憶された低解像度なスルー画像データは、古い時刻に記憶されたスルー画像データから先に、表示制御部170を介してLCD60に伝えられ、LCD60上に、スルー画像データが表わすスルー画像が表示される。ここで、CCD80では、所定のタイミング毎に被写体光が読み取られて画像信号が生成されているため、このLCD60には、撮影レンズが向けられた方向の被写体が被写体像として常に表示され続ける。
また、バッファメモリ140に記憶されたスルー画像データは、CPU110にも供給される。CPU110は、スルー画像データに基づいて、フォーカスレンズ13が光軸に沿って移動されている間にCCD80で繰り返し得られた画像信号が表わす被写体像のコントラストと輝度を検出し、さらに、コントラストのピークが得られたときのフォーカスレンズ13のレンズ位置と、被写体の輝度に応じた絞り値を算出する。算出されたフォーカスレンズ13のレンズ位置はレンズ駆動部14aに伝えられ、算出された絞り値は絞り駆動部81aに伝えられる。
レンズ駆動部14aは、フォーカスレンズ13をCPU110から伝えられたレンズ位置に移動させるとともに(AF処理)、絞り駆動部81aは、絞り81の絞り値をCPU110から伝えられた絞り値に調整する(AE処理)。
ここで、LCD60に表示されたスルー画像を確認しながら、撮影者が図1に示すシャッタボタン41を押下すると、シャッタボタン41が押されたことがCPU110に伝えられる。被写体が暗いときには、CPU110から閃光発光部30に発光指示が伝えられ、シャッタスイッチ41の押下に同期して閃光発光部30から閃光が発せられる。また、CPU110からの指示に従って、CCD80で生成された画像信号がA/D部120において細かく読み出され、高解像度な撮影画像データが生成される。生成された撮影画像データは、信号処理部130で画像処理が施されて、バッファメモリ140に記憶される。
バッファメモリ140に記憶された撮影画像データは、信号処理部130において圧縮処理が施され、圧縮された撮影画像データがメディアコントローラ160を介して記録メディア200に記憶される。
また、撮影者が十字キー44を操作することなどで、動作モードとして「再生モード」が設定されると、記録メディア200に記憶された撮影画像データは、信号処理部130において伸張処理が施された後、表示制御部170を介してLCD60に伝えられる。LCD60には、撮影画像データが表わす撮影画像が表示される。信号処理部130、表示制御部170、およびLCD60などを合わせたものは、本発明にいうデータ処理部の一例に相当する。
デジタルカメラ1は、以上のように構成されている。
ここで、例えば、デジタルカメラ1がかばんの中に入ったままの状態で、レンズ鏡胴10が繰り出されてしまうと、レンズ鏡胴10に無理な力が掛かって折れてしまう恐れがある。本実施形態のデジタルカメラ1は、電源スイッチ42のみが押された場合には、電源投入時にレンズ鏡胴10を突出させないことによって、撮影レンズなどの破損が回避されている。以下では、デジタルカメラ1の電源が入ってからレンズ鏡胴10が繰り出されるまでの一連の処理について説明する。
図5は、デジタルカメラ1の電源が投入されてから、電源が切断されるまでの一連の処理の流れを示すフローチャート図である。
撮影者が、図1に示す電源スイッチ42を押すと、電源スイッチ42からCPU110に操作信号が伝えられ、CPU110によってデジタルカメラ1の電源が投入される(図5のステップS1)。
また、ステップS1において、電源スイッチ42が押されたときに、鏡胴スイッチ43が押されていない場合には(図5のステップS2:No)、CPU110によって動作モードとして「再生モード」が設定され、「再生モード」における処理が開始される(図5のステップS3)。
電源スイッチ42のみが押された場合は、かばんの中などで誤ってデジタルカメラ1の電源スイッチ42が入れられてしまった恐れがある。このような場合には、レンズ鏡胴10が繰り出されない動作モードである「再生モード」が設定されることによって、レンズの破損などが回避される。
また、撮影者によって音声が発せられると、マイク50で取得された音声が音声入力I/F150によってデジタル化され、音声データがCPU110に伝えられる。CPU110では、音声データが表す音声が、内部メモリ180に予め登録されている音声データが表す音声「スイッチON」と同じであるか否かが判定される。
登録されていた音声と同じ音声が取得されたと判定された場合は(図5のステップS4:Yes)、CPU110において、動作モードが「再生モード」から「撮影モード」に切り替えられる(図5のステップS12)。「撮影モード」における一連の処理については、ステップS12以降で詳しく説明する。
音声を予め登録しておくことによって、「再生モード」から「撮影モード」に容易に切り替えることができる。
登録されていた音声が取得されず(図5のステップS4:No)、「再生モード」に設定されたまま、撮影者によって十字キー44などが操作されたときには(図5のステップS5:Yes)、そのスイッチ操作に応じた再生処理が実行される(図5のステップS6)。すなわち、撮影者が十字キー44を操作すると、記録メディア200に記憶された撮影画像データのうち1つの撮影画像データが選択され、選択された撮影画像データが信号処理部130において伸張される。伸張後の撮影画像データは表示制御部170を介してLCD60に伝えられ、LCD60に撮影画像データが表わす撮影画像が表示される。撮影者がさらに十字キー44を操作すると(図5のステップS7:Yes)、その操作に従って選択された撮影画像がLCD60に表示される。以上のような再生処理が、撮影者がキャンセルスイッチ46等を使って再生処理の終了を選択するまで続けられる(図5のステップS8:No)。
再生処理が終了し(図5のステップS8:Yes)、撮影者によって電源スイッチ42が押されると、CPU110によってデジタルカメラ1の電源が切断される(図5のステップS11)。
また、図5のステップS7において、撮影者が十字キー44などを操作してから、次のスイッチ操作が行われないまま(図5のステップS7:No)、所定の時間T1が経過した場合には(図5のステップS9:Yes)、CPU110によって自動的に電源が切断される(図5のステップS11)。
撮影者によってスイッチ操作が行われた後、所定の時間T1が経過しても次のスイッチ操作が行われないときには、自動的に電源を切断することによって、無駄な電力消費を抑えることができる。
また、電源スイッチ42が押された後、登録されていた音声が取得されず(図5のステップS4:No)、図4に示す各種スイッチが操作されないまま時間T2(ただし、時間T1>時間T2)が経過した場合も(図5のステップS5:Yes)、CPU110によって電源が切断される(図5のステップS11)。
電源が投入された後で、1度もスイッチ操作が行われない場合は、誤って電源スイッチ42が押されてしまった恐れがある。このような場合には、ステップS9における時間T1よりも短い時間T2が経過した時点で電源を自動的に切断することによって、消費電力をさらに効率よく軽減することができる。
以上のようにして、「再生モード」における処理が実行される。
次に、「撮影モード」について説明する。
電源スイッチ42が押されたときに(図5のステップS1)、鏡胴スイッチ43も一緒に押されていた場合は(図5のステップS2:Yes)、鏡胴スイッチ43からもCPU110に操作信号が伝えられ、CPU110によって、動作モードとして「撮影モード」が設定される(図5のステップS12)。
「撮影モード」が設定されると、CPU110からカバー駆動部20aにレンズカバー20を開く指示が伝えられ、CPU110から鏡胴駆動部10aにレンズ鏡胴10を繰り出す指示が伝えられる。その結果、鏡胴駆動部10aによって、レンズ鏡胴10が本体筐体1´から繰り出され(図5のステップS13)、カバー駆動部20aによって、レンズカバー20が開かれて、撮影可能な状態にスタンバイされる。
このように、電源スイッチ42と鏡胴スイッチ43とが同時に押された場合には、自動的にレンズ鏡胴10を繰り出すことによって、電源の投入と同時に撮影を開始することができ、シャッタチャンスを逃さずに撮影を行うことができる。
レンズカバー20が開かれると、CCD80で生成された画像信号が粗く読み出されてスルー画像データが生成され、スルー画像データが表わすスルー画像がLCD60上に表示される。撮影者によって図4に示すシャッタスイッチ41等が押されると(図5のステップS14:Yes)、CCD80で生成された画像信号が細かく読み出されて撮影画像データが生成され、生成された撮影画像データが記録メディア200に記録される(図5のステップS15)。
また、図2に示すストラップ装着部材70に装着されたストラップが引っ張られ、ストラップスイッチ47が押されると(図5のステップS16:Yes)、ストラップスイッチ47からCPU110に操作信号が伝えられる。ストラップスイッチ47からの操作信号が伝えられると、CPU110からカバー駆動部20aにレンズカバー20を閉じる指示を伝えられ、CPU110から鏡胴駆動部10aにレンズ鏡胴10を沈胴させる指示が伝えられる。その結果、鏡胴駆動部10aによって、レンズ鏡胴10が本体筐体1´内に沈胴され(図5のステップS19)、カバー駆動部20aによって、レンズカバー20が閉じられる。さらに、CPU110によってデジタルカメラ1の電源が切断される(図5のステップS11)。
レンズ鏡胴10が繰り出されたままでデジタルカメラ1に衝撃が加えられると、撮影レンズなどが破損してしまう恐れがある。本実施形態では、デジタルカメラ1が落下されたり、デジタルカメラ1がぶら下げられることによってストラップが引っ張られ、ストラップスイッチ47が押されると、レンズ鏡胴10が沈胴されてデジタルカメラ1の鏡胴が高められるため、撮影レンズなどの破損を軽減することができる。
ストラップスイッチ47が押されていない場合は(図5のステップS16:No)、撮影者がシャッタスイッチ41を押す毎に撮影画像データが生成され、生成された撮影画像データが記録メディア200に記録される。以上のような撮影処理が、撮影者が十字キー44等を使って撮影処理の終了を選択するまで続けられる(図5のステップS17:No)。
撮影処理が終了し(図5のステップS17:Yes)、撮影者によって電源スイッチ42が押されると、CPU110からの指示によってレンズ鏡胴10が沈胴され(図5のステップS19)、デジタルカメラ1の電源が切断される(図5のステップS11)。
また、レンズ鏡胴10が繰り出された後(図5のステップS13)、図4に示すシャッタスイッチ41などが操作されずに(図5のステップS14:No)、所定の時間T1が経過した場合にも(図5のステップS18:Yes)、CPU110からの指示によって、レンズ鏡胴10が本体筐体1´内に沈胴され(図5のステップS19)、電源が切断される(図5のステップS12)。
「撮影モード」が設定された場合は、撮影者によって電源スイッチ42と鏡胴スイッチ43の両方が操作されており、撮影者はデジタルカメラ1の電源が投入されたことを認識していると考えられる。したがって、比較的長い時間T1が経過した時点で電源が切断されることによって、撮影者が撮影画角などを確認している間に電源が切断されてしまい、新たに電源を入れなおす手間を軽減することができる。
以上のように、本実施形態のデジタルカメラ1によると、電源が誤って投入された場合にはレンズ鏡胴10が繰り出されないため、撮影レンズなどの破損が確実に回避される。
以上で、本発明の第1実施形態の説明を終了し、本発明の第2実施形態について説明する。本発明の第2実施形態は、第1実施形態とほぼ同様の構成を有しているため、同じ要素には同じ符号を付して説明を省略し、相違点についてのみ説明する。
図6は、本発明の第2実施形態であるデジタルカメラ2の外観斜視図である。
本実施形態のデジタルカメラ2は、図1に示す第1実施形態のデジタルカメラ1とほぼ同様の構成を有しているが、デジタルカメラ2には、本体筐体1´に、三脚に挿し込んでデジタルカメラ2を三脚に固定するための固定穴1aが設けられており、固定穴1aの上部に、三脚に挿し込まれることによって押される三脚スイッチ48が備えられている。三脚スイッチ48は、本発明にいう固定検出部の一例に相当する。
また、鏡胴スイッチ43は、電源スイッチ42と同時に押すためのものではなく、デジタルカメラ1に電源が投入された状態において押されることによって、レンズ鏡胴10を突出させるためのものである点が第1実施形態のデジタルカメラ1とは異なる。
図7は、デジタルカメラ2の概略的な内部構成図である。
デジタルカメラ2は、図4に示すデジタルカメラ1とほぼ同様な内部構成を有しているが、デジタルカメラ2には、図6にも示す三脚スイッチ48が備えられている。また、デジタルカメラ2においては、内部メモリ180には、動作モードを「撮影モード」に切り替えるための音声が登録されておらず、マイク50は記録用の音声を取得するために備えられている。
図8は、デジタルカメラ2の電源が投入されてから、電源が切断されるまでの一連の処理の流れを示すフローチャート図である。
撮影者が、図1に示す電源スイッチ42を押すと、図5のステップS1と同様に、CPU110によってデジタルカメラ1の電源が投入される(図8のステップS21)。
電源が投入されると、CPU110によって、カバー駆動部20aにレンズカバー20を開く指示が伝えられ、CCD80に画像信号を生成する指示が伝えられる。
カバー駆動部20aによってレンズカバー20が開かれると(図8のステップS22)、CCD80によって画像信号が生成され(図8のステップS23)、生成された画像信号がA/D部120で粗く読み取られて低解像度データが生成される。生成された低解像度データは、CPU110に伝えられる。
CPU110では、低解像度データが表す画像の明るさが検出される。画像の明るさが所定の明るさよりも明るい場合には(図8のステップS24:Yes)、動作モードとして「撮影モード」が設定され(図8のステップS25)、図5のステップS6以降に示す「撮影モード」における処理が実行される。
デジタルカメラ2がポケット等から取り出された状態で取得された画像は十分に明るいと考えられる。このため、レンズ鏡胴10を突出させずに仮の画像を取得し、取得した画像が明るい場合には、自動的に「撮影モード」に設定することによって、素早く撮影のスタンバイを行うことができる。
また、画像の明るさが所定の明るさよりも暗い場合であっても(図8のステップS24:No)、三脚スイッチ48が押されている場合には(図8のステップS26:Yes)、動作モードとして「撮影モード」が設定される(図8のステップS25)。
夜景などといった暗い被写体を撮影する際には、露光時間を長くして露光量を増加させることが行われており、デジタルカメラが動いてしまわないように、デジタルカメラが三脚に固定されることが多い。このため、画像が暗い場合であっても、三脚スイッチ48が押されている場合には「撮影モード」に設定することによって、撮影者が動作モードを「撮影モード」に切り替える手間を省くことができる。
また、画像の明るさが所定の明るさよりも暗く(図8のステップS24:No)、三脚スイッチ48が押されていない場合には(図8のステップS26:No)、動作モードとして「再生モード」が設定される(図8のステップS27)。
画像の明るさが暗いということは、デジタルカメラ2がポケットの中などに入っていたり、暗い被写体を撮影する場合などが考えられるが、三脚スイッチ48も押されていないということは、ポケットの中などで誤って電源スイッチ42が押されてしまったと考えられる。このような場合には、動作モードとして、レンズ鏡胴10が繰り出されない「再生モード」が設定されることによって、撮影レンズなどの破損が確実に回避される。
「再生モード」が設定された後、撮影者によって、図6に示す鏡胴スイッチ43が押されると(図8のステップS27)、鏡胴スイッチ43からCPU110に操作信号が伝えられる。CPU110は、動作モードを「再生モード」から「撮影モード」に切り替える(図8のステップS25)。
「再生モード」が設定された後で、撮影者の操作に従って、動作モードを「撮影モード」に切り替えることによって、誤ってレンズ鏡胴10を繰り出してしまう不具合を軽減することができる。
ここで、上記では、電源が投入された場合には、撮影画像をLCD60上に表示する「再生モード」での制御を行う例について説明したが、本発明にいう制御部は、レンズ鏡胴を突出させない処理モードであれば、例えば、電源投入後に時計などを調整する「セットアップモード」での制御を行うものであってもよい。
また、上記では、本発明の撮影装置をデジタルカメラに適用する例について説明したが、本発明の撮影装置は、例えば、携帯電話や、フィルムに被写体光を結像する銀塩カメラなどに適用してもよい。
本発明の一実施形態であるデジタルカメラの外観斜視図である。 本発明の一実施形態であるデジタルカメラの外観斜視図である。 デジタルカメラ1を光軸に沿って切断した概略的な断面図である。 図1に示すデジタルカメラ1の概略的な内部構成図である。 デジタルカメラ1の電源が投入されてから、電源が切断されるまでの一連の処理の流れを示すフローチャート図である。 本発明の第2実施形態であるデジタルカメラ2の外観斜視図である。 デジタルカメラ2の概略的な内部構成図である。 デジタルカメラ2の電源が投入されてから、電源が切断されるまでの一連の処理の流れを示すフローチャート図である。
符号の説明
1,2 デジタルカメラ
1´ 本体筐体
10 レンズ鏡胴
10a 鏡胴駆動部
11 前群レンズ
12 後群レンズ
13 フォーカスレンズ
14a レンズ駆動部
20 レンズカバー
20a カバー駆動部
30 閃光発光部
41 シャッタスイッチ
42 電源スイッチ
43 鏡胴スイッチ
44 十字キー
45 OKスイッチ
46 キャンセルスイッチ
47 ストラップスイッチ
50 マイク
60 LCD
70 ストラップ装着部材
71 先端部分
72 支持部分
73 後端部分
74 付勢部材
80 CCD
81 絞り
81a 絞り駆動部
82 シャッタ
82a シャッタ駆動部
110 CPU
110a タイマー
120 A/D部
130 信号処理部
140 バッファメモリ
150 音声入力I/F
160 メディアコントローラ
200 記録メディア
170 表示制御部
180 内部メモリ

Claims (8)

  1. 被写体を撮影する撮影装置において、
    本体筐体と、
    前記本体筐体の前面に設けられた、被写体光を結像させる光学系を収容した光学鏡胴と、
    所定の操作を受けて、この撮影装置の電源を投入/切断する電源入切部と、
    前記光学鏡胴を前記本体筐体に対して突出/沈胴させる鏡胴駆動部と、
    前記光学系によって結像する被写体光を撮影して該被写体光を表す画像データを生成する撮像部と、
    前記撮像部で生成される画像データに対する所定の処理を行うデータ処理部と、
    前記鏡胴駆動部、前記撮像部、および前記データ処理部を制御する、該鏡胴駆動部に前記光学鏡胴を突出させて該撮像部に前記画像データを生成させる撮影モードと、該データ処理部に前記処理を実行させる処理モードとを有し、前記電源入切部によって電源が切断される場合には該鏡胴駆動部に前記光学鏡胴を沈胴させ、該電源入切部によって電源が投入された場合には、前記光学鏡胴を沈胴させたまま該処理モードでの制御を行う制御部とを備えたことを特徴とする撮影装置。
  2. 撮影に関する指示が入力操作によって入力される指示入力部を備え、
    前記電源入切部は、前記指示入力部に指示が入力されてから第1の時間が経過しても次の指示が入力されない場合には前記操作抜きで電源を切断するとともに、電源を投入してから該指示入力部に一度も指示が入力されずに該第1の時間よりも短い第2の時間が経過した場合にも前記操作抜きで電源を切断するものであることを特徴とする請求項1記載の撮影装置。
  3. 前記制御部が、所定のモード指示操作を受けるものであって、前記電源入切部によって電源が投入された場合であっても、該モード指示操作を受けている場合には前記撮影モードでの制御を行うものであることを特徴とする請求項1記載の撮影装置。
  4. 前記制御部が、所定のモード指示操作を受けるものであって、該モード指示操作を受けて、前記処理モードでの制御から前記撮影モードでの制御に移行するものであることを特徴とする請求項1記載の撮影装置。
  5. 音声を取得する音声取得部を備え、
    前記制御部が、前記音声取得部において所定の音声が取得された場合に、前記処理モードでの制御から前記撮影モードでの制御に移行するものであることを特徴とする請求項1記載の撮影装置。
  6. 前記制御部は、前記電源入切部によって電源が投入された場合には、前記光学鏡胴を突出させずに前記画像データを生成させて、該画像データが表わす画像の明るさが所定の明るさよりも明るいか否かを判定させる処理モードでの制御を行うものであり、該画像が明るいと判定された場合には、該処理モードでの制御から前記撮影モードでの制御に移行するものであることを特徴とする請求項1記載の撮影装置。
  7. この撮影装置が固定されているか否かを検出する固定検出部を備え、
    前記制御部が、前記電源入切部によって電源が投入された場合であっても、前記固定検出部でこの撮影装置の固定が検出されている場合には前記撮影モードでの制御を行うものであることを特徴とする請求項1記載の撮影装置。
  8. この撮影装置は、ストラップを装着する装着部分を備えたものであり、
    前記装着部分に装着されたストラップが引っ張られたことを検出するストラップ検出部を備え、
    前記制御部は、前記ストラップ検出部で前記ストラップが引っ張られたことが検出された場合に、前記鏡胴駆動部に前記光学鏡胴を沈胴させるものであることを特徴とする請求項1記載の撮影装置。
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