JP2013117650A - デジタルカメラ - Google Patents

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Abstract

【課題】自分撮りの場合に、短時間で自分撮りに適した撮影条件を設定するデジタルカメラを提供する。
【解決手段】撮影レンズを介した被写体光を撮像する撮像部22と、撮影者自身を撮影する自分撮りモードを設定する設定部20と、前記設定部により前記自分撮りモードが設定されたとき、前記撮影レンズのズーム位置を広角端にする処理、フォーカス位置を所定位置にする処理及び前記撮像部により撮像を行なう前記被写体光に含まれる人物の顔に対して合焦を行なう顔認識オートフォーカスモードを設定する処理を行なう制御部20とを備えることを特徴とする。
【選択図】 図3

Description

本発明は、デジタルカメラに関するものである。
従来、回転可能に取り付けられた回転撮像ユニットを備えたデジタルカメラが知られている(例えば、特許文献1参照)。このデジタルカメラにおいては、ユーザが自分撮りを行なうために回転撮像ユニットを所定の方向に向けたとき、ズーム機能を強制的に広角端に設定して自分撮りに適したズーム状態に制御している。
特開2008−48348号公報
ところで、一人で観光地を訪れた場合、まず対象物の撮影を行ない、続いて自分撮りで自分と対象物とを一緒に撮影することがある。ここで対象物のみの撮影の場合には、ズームは望遠側、フォーカスは無限遠側で撮影されることが多く、一方自分撮りの場合には、ズームは広角端、フォーカスは至近側で撮影されることが多い。
従って、撮影条件の切替えが必要となるが、撮影条件の切替えにはズームを広角端に戻す手間に加え、デフォーカス量も多いので、ピントを合わせる時間もかかる。更に近年ズーム倍率が超高倍率化されているため、操作性が悪化する傾向にある。
本発明の目的は、自分撮りの場合に、短時間で自分撮りに適した撮影条件を設定するデジタルカメラを提供することである。
本発明のデジタルカメラは、撮影レンズを介した被写体光を撮像する撮像部と、撮影者自身を撮影する自分撮りモードを設定する設定部と、前記設定部により前記自分撮りモードが設定されたとき、前記撮影レンズのズーム位置を広角端にする処理、フォーカス位置を所定位置にする処理及び前記撮像部により撮像を行なう前記被写体光に含まれる人物の顔に対して合焦を行なう顔認識オートフォーカスモードを設定する処理を行なう制御部とを備えることを特徴とする。
本発明のデジタルカメラによれば、自分撮りの場合に、短時間で自分撮りに適した撮影条件を設定することができる。
実施の形態に係るデジタルカメラの背面図である。 実施の形態に係るデジタルカメラの正面図である。 実施の形態に係るデジタルカメラのシステム構成を示すブロック図である。 風景を広角側で撮影した画像を示す図である。 風景を望遠側で撮影した画像を示す図である。 自分撮りによって撮影した画像を示す図である。 自分撮りモードによる撮影処理を示すフローチャートである。 撮影条件設定処理を示すフローチャート 撮影条件戻し処理を示すフローチャート
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態に係るデジタルカメラについて説明する。図1は実施の形態に係るデジタルカメラの背面図である。デジタルカメラ2の背面には、撮像された静止画像等を表示するLCDパネル4aを有する表示部4、露出や絞りを変更する操作や撮影モードを切替る操作等の入力操作を受け付ける操作ボタン6、不図示のズーム駆動機構を動作させるためのズームボタン8が設けられている。また、デジタルカメラ2の上面には、レリーズ指示を行なうレリーズボタン10が設けられている。
表示部4は、デジタルカメラ2の本体に対し、ヒンジ部12を回転軸として左右方向に回動可能であり、かつ上下方向に回転可能に取り付けられた、所謂バリアングル方式の表示部である。そのためデジタルカメラ2は、撮像ユニットが前向き方向と後ろ向き方向に変更可能なデジタルカメラよりも、アングルの自由度が非常に高くなる。
図2は実施の形態に係るデジタルカメラの正面図である。ここで図2にはLCDパネル4aが撮影レンズ14と同じ方向を向くように表示部4を回動させた状態が示されている。デジタルカメラ2の前面には被写体からの光を撮像素子24(図3参照)に導く撮影レンズ14、被写体に向かって光を照射する発光部16が設けられている。
撮影レンズ14は、光軸方向に移動可能なズームレンズ及びフォーカスレンズを含む複数のレンズで構成されている。ズームレンズ及びフォーカスレンズの移動によって撮影レンズ14のズーム位置やフォーカス位置が変更される。なお、ズーム倍率が高倍率の撮影レンズが使用される場合、従来の撮像ユニットが前向き方向と後ろ向き方向に変更可能なデジタルカメラでは、鏡筒部分とカメラヘッド部分とが大きくなり携行性が非常に悪くなる。これに対してデジタルカメラ2は、サイズアップが鏡筒部分のみと限定的であり携行性の悪化を防止することができる。
図3は実施の形態に係るデジタルカメラのシステム構成を示すブロック図である。図3に示すようにデジタルカメラ2にはCPU20が設けられている。CPU20には、表示部4、操作部22、撮像素子24、メモリ26、向き検出センサ28、レンズ駆動部30及び絞り駆動部32が接続され、更にメモリカード34が着脱可能に装着されている。
CPU20は、不図示の不揮発性メモリに格納された制御プログラムに従い、デジタルカメラ2の各部を制御して撮像処理等を実行する。操作部22には、操作ボタン6、ズームボタン8及びレリーズボタン10が含まれている。撮像素子24は、CCDまたはCMOS等により構成され撮影レンズ14を介して入射した被写体光を撮像し、撮像信号をCPU20に対して出力する。メモリ26は、ズーム位置、フォーカス位置、オートフォーカスモード、露出及び絞り等の撮影条件を記憶する。
向き検出センサ28は、ヒンジ部12の回転方向を検知することにより表示部4の向きを検出する。レンズ駆動部30は、ズームレンズ及びフォーカスレンズを光軸方向に移動させる駆動機構である。絞り駆動部32は、撮像素子24に入射する光量を調整するための不図示の絞りの開口量を調整する。
メモリカード34は、不図示のカードスロットに着脱可能に装着される可搬性を有する記録媒体である。メモリカード34には、撮像素子24から出力された撮像信号に基づき作成された画像の画像データが記憶されている。
次に実施の形態に係るデジタルカメラ2による撮影について説明する。撮影者は、風景や建物等を撮影する場合、図1に示すように表示部4をデジタルカメラ2の本体に格納した状態で撮影を行なう。このときCPU20は、撮影者によるズームボタン8の操作に従ってレンズ駆動部30を制御しズームレンズを移動させ、ズーム位置を変更する。
またCPU20は、撮影者によりレリーズボタンが半押しされたとき、予め設定されたオートフォーカスモードに基づいて被写体に合焦するようにレンズ駆動部30を制御しフォーカスレンズを移動させフォーカス位置を変更する。そしてCPU20は、撮影者によるレリーズボタンの全押しにより撮影を行なう。これにより図4に示すように広角の画角で建物が写る画像や、ズームの特性を生かして図5に示すように望遠で建物を写した画像を撮影することができる。
また、撮影者は図2に示すように表示部4を撮影レンズ14と同じ方向に向け、表示部4を見ながら自身が被写体になるように自分撮りを行うことにより、図6に示すように撮影者自身と建物とが写った画像を撮影することができる。
次に、実施の形態に係る自分撮りモードにおける処理について説明する。図7は自分撮りモードによる撮影処理を示すフローチャートである。CPU20は、向き検出センサ28により検出された表示部4の向きに基づいて表示部4の状態確認を行なう(ステップS1)。
CPU20は、表示部4が撮影レンズ14と同じ方向に向いているか否かによって自分撮りの状態になっているか否かを判断する(ステップS2)。ここで、バリアングル方式のデジタルカメラ2を使って自動撮りを行なう場合、撮影者は、表示部4を撮影レンズ14と同じ方向に向けると共に、撮影レンズ14が撮影者自身の方向に向くようにデジタルカメラ2を保持する。そして撮影者は表示部4に表示される自身の位置を確認してレリーズボタン10を全押しする。従ってCPU20は表示部4が撮影レンズ14と同じ方向を向いているとき、自動撮りの状態であると認識する。
CPU20は自分撮りの状態では無いと判断した場合(ステップS2、No)、表示部4の状態確認を再度行なう(ステップS1)。一方CPU20は、自分撮りの状態と判断した場合(ステップS2、Yes)、自分撮りモードを設定し、自分撮りに適した撮影条件を設定するための撮影条件設定処理を実行する(ステップS3)。
ここで図8のフローチャートを参照して撮影条件設定処理について説明する。CPU20は、現在のズーム位置、フォーカス位置、オートフォーカスモード、露出、絞り、撮影モード、1コマ撮影や連続撮影等の撮影動作モードに関する各情報を前撮影条件情報としてメモリ26に記憶する(ステップS20)。
CPU20は、撮影者と背景の両方を同時に撮影できるように、レンズ駆動部30を制御してズームレンズを移動させズーム位置を広角端にする(ステップS21)。またCPU20は、レンズ駆動部30を制御してフォーカスレンズを移動させ、フォーカス位置をデジタルカメラ2から50cmの位置にする(ステップS22)。一般に撮影者が手持ちで自分撮りを行なう場合にデジタルカメラ2を保持している手を伸ばすと、デジタルカメラ2から撮影者までの間隔が50cm程度となる。そこで後の合焦処理において短時間で撮影者の顔に合焦することができるように、ステップS22においてフォーカス位置を50cmの位置にしている。
またCPU20は、被写体光に含まれる人物の顔の領域を認識してその顔の領域に対して合焦を行なうための顔認識オートフォーカスモードの設定を行なう(ステップS23)。またCPU20は、撮影モードとして、露出を人物の明るさに基づく露出から背景の明るさに基づく露出に段階的に変化させると共に、露出が段階的に変化する毎に撮像素子24により撮像を行なう高速段階露出連写モードの設定を行なう(ステップS24)。なお、CPU20はステップS21〜ステップS24までの処理を並行して実行してもよい。そして各処理が終了したときに撮影条件設定処理を終了する。
次にCPU20は、顔認識オートフォーカスに基づいた合焦処理を実行し、人物の顔の領域に合焦するようにレンズ駆動部30を制御してフォーカスレンズを移動させ、フォーカス位置を変更する(ステップS4)。CPU20は、撮影者によりレリーズボタン10が全押しされたか否かを判断する(ステップS5)。CPU20は、レリーズボタン10が全押しされていないと判断した場合(ステップS5、No)、顔認識オートフォーカスに基づいた合焦処理を再度実行する(ステップS4)。
CPU20は、レリーズボタン10が全押しされたと判断した場合(ステップS5、Yes)、高速段階露出連写モードで撮像処理を実行する(ステップS6)。即ちCPU20は、撮像素子24から出力された撮像信号に基づいて被写体としての人物の明るさと背景の明るさを認識し、露出を人物の明るさに基づく露出から背景の明るさに基づく露出に段階的に変化させると共に露出が段階的に変化する毎に撮像素子24により撮像を行なう。そしてCPU20は撮像された画像の画像データをメモリカード34に記憶する。
CPU20は撮像処理が終了すると、向き検出センサ28により検出された表示部4の向きに基づいて表示部4の状態確認を行なう(ステップS7)。CPU20は、表示部4が撮影レンズ14と同じ方向に向いているか否かによって自分撮りの状態が継続中か否かを判断する(ステップS8)。ここでは、表示部4が撮影レンズ14と同じ方向に向いている状態のとき、自分撮りの状態が継続中であるものとする。
CPU20は、自分撮りの状態が継続中であると判断した場合(ステップS8、Yes)、撮影者によりレリーズボタン10が全押しされたか否かを判断する(ステップS9)。CPU20は、レリーズボタン10が全押しされたと判断した場合(ステップS9、Yes)、撮像処理を実行する(ステップS6)。
一方、CPU20は、レリーズボタン10が全押しされていないと判断した場合(ステップS9、No)、表示部4の状態確認を再度行なう(ステップS7)。
CPU20は、向き検出センサ28により検出された表示部4の向きが撮影レンズ14と異なる方向であって、自分撮りの状態が解除されたと判断した場合(ステップS8、No)、撮影条件を自分撮りモードの設定前の状態に戻すための撮影条件戻し処理を実行し(ステップS10)、自分撮りモードによる撮影処理を終了する。
ここで図9のフローチャートを参照して撮影条件戻し処理について説明する。CPU20は、メモリ26から前撮影条件情報を読み出す(ステップS30)。そして、CPU20は、読み出した前撮影条件情報のズーム位置に基づいて、レンズ駆動部30を制御してズームレンズを移動させ、ズーム位置を自分撮りモードの設定前の状態に戻す(ステップS31)。
またCPU20は、前撮影条件情報のフォーカス位置に基づいて、レンズ駆動部30を制御してフォーカスレンズを移動させ、フォーカス位置を自分撮りモードの設定前の状態に戻す(ステップS32)。またCPU20は、前撮影条件情報のオートフォーカスモードに基づいて、オートフォーカスモードを自分撮りモードの設定前の状態に戻す(ステップS33)。またCPU20は、前撮影条件情報に基づいて露出や絞りに関する設定を自分撮りモードの設定前の状態に戻す(ステップS34)。
更にCPU20は、高速連続撮影モードの設定を解除し(ステップS35)、撮影条件戻し処理を終了する。なお、CPU20はステップS31〜ステップS35の処理を並行して実行してもよい。
本実施の形態によれば、自分撮りであることを認識してから短時間で自分撮りに適した撮影条件を設定することができる。
また、自分撮りモードを設定した際のフォーカス位置(50cm)は、手持ちによる自分撮りを行なうときのデジタルカメラ2と撮影者までの間隔に基づいて定めた長さであって、フォーカス位置が撮影者の顔の領域近傍になるので、顔認識オートフォーカスによる合焦処理の際のデフォーカス量を少なくすることができ、合焦処理を短時間で行なうことができる。
また、顔認識オートフォーカスモードを設定するので、自分撮りを行なった際に確実に撮影者の顔に合焦した画像を撮影することができる。
また、自分撮りの状態が解除されたときメモリ26に記憶した前撮影条件情報に基づいて、ズーム位置、フォーカス位置、オートフォーカスモード、露出及び絞りの設定を自分撮りモードの設定前の状態に戻す処理を行なうため、撮影者が自分撮りを行なう前に設定していた撮影条件を再度設定しなおす手間を省くことができ、利便性が向上する。
また、人物の明るさに基づく露出から、背景の明るさに基づく露出までの露出の異なる複数の画像を撮影するので、撮影者にとっては人物と背景の明るさのバランスのよい画像を選択することができる。
なお、上述の実施の形態においては、表示部4の向きに基づいて自分撮りを認識しているが、例えばデジタルカメラ2の前面側端部等、自分撮りを行なうときだけ撮影者の指が接触する部分があることを考慮し、そのような部分にタッチセンサを配置し、そのタッチセンサによって撮影者の指の検知したときに自分撮りの状態であることを認識するようにしてもよい。
また、上述の実施の形態においては、表示部4の向きに基づいて自分撮りを認識し、自分撮りモードを設定しているが、例えば操作部22を介した自分撮りモードを設定させる入力操作に基づいて自分撮りモードを設定するようにしてもよい。
また、上述の実施の形態においては、フォーカス位置を50cmにしているが、これに限定されるものではなく、操作部22による入力操作に基づいて変更してもよい。例えばデジタルカメラ2を三脚等に固定して撮影者が離れた位置からリモコン操作によって自身を撮影する場合、フォーカス位置は50cmよりも遠方の位置(例えば2m等)にすれば、離れた位置にいる撮影者に対し行なう顔認識オートフォーカスによる合焦処理の際のデフォーカス量を少なくすることができ、合焦処理を短時間で行なうことができる。
また、上述の実施の形態においては、撮影者が手持ちで自分撮りを行なうものとしてフォーカス位置を設定しているが、操作部22による入力操作によって自分撮りを手持ちで行なうか、リモコン操作で行なうかを設定させ、例えば手持ちで行なう場合にはフォーカス位置を50cmにし、リモコン操作で行なう場合にはフォーカス位置を2mにする等、自分撮りの方法に応じたフォーカス位置を設定するようにしてもよい。
また、上述の実施の形態においては、自分撮りモードにおける露出制御を人物の明るさに基づく露出から背景の明るさに基づく露出へと段階的に変化させているが、背景の明るさに基づく露出から人物の明るさに基づく露出へと段階的に変化させる露出制御であってもよい。
また、上述の実施の形態においては、高速段階露出連写モードで複数枚の画像を撮影しているが、人物の明るさに基づく露出を設定すると共に、背景の明るさに基づく露出を設定する露出制御を行ない、人物の明るさに基づく露出のときと、背景の明るさに基づく露出のときに画像を撮影するようにしてもよい。
また、上述の実施の形態においては、自分撮りモードにおける露出制御を人物の明るさに基づく露出から背景の明るさに基づく露出へと段階的に変化させているが、背景の明るさに基づいた露出にする露出制御としてもよい。この場合、撮像素子24に入射する被写体光に基づいて人物の輝度を認識し、太陽の光が逆光となって人物が暗くなる場合には、発光部16が照射する光の光量を増減させ、日中シンクロ撮影で画像を複数枚連続して撮影すれば、確実に人物の顔を明るく写すことができる。また夜間において人物を撮影する場合であって人物が暗くなる場合には、発光部16が照射する光の光量を増減させ、スローシンクロ撮影で画像を複数枚連続して撮影するようにすれば、確実に人物の顔を明るく写すことができる。
また、上述の実施の形態においては、人物の明るさに基づく露出から背景の明るさに基づく露出へと段階的に変化させているが、撮像素子24のISO感度を上げると共に絞りの開口量を絞るように絞り駆動部32を制御してもよい。この場合には被写界深度が深くなり、撮影者の顔に合焦した画像を確実に撮影することができる。
2…デジタルカメラ、4…表示部、14…撮影レンズ、16…発光部、22…操作部、24…撮像素子、26…メモリ、28…向き検出センサ、30…レンズ駆動部、32…絞り駆動部。

Claims (9)

  1. 撮影レンズを介した被写体光を撮像する撮像部と、
    撮影者自身を撮影する自分撮りモードを設定する設定部と、
    前記設定部により前記自分撮りモードが設定されたとき、前記撮影レンズのズーム位置を広角端にする処理、フォーカス位置を所定位置にする処理及び前記撮像部により撮像を行なう前記被写体光に含まれる人物の顔に対して合焦を行なう顔認識オートフォーカスモードを設定する処理を行なう制御部と、
    を備えることを特徴とするデジタルカメラ。
  2. 前記自分撮りを認識するセンサを備え、
    前記センサにより前記自分撮りを認識した場合に、前記設定部は前記自分撮りモードを設定し、前記制御部は、前記所定位置を撮影者が手持ちで自身を撮影する場合の撮影者までの距離に応じた第1の所定位置とすることを特徴とする請求項1に記載のデジタルカメラ。
  3. デジタルカメラ本体に対して向きが可変である表示部を備え、
    前記センサは、前記表示部の向きを検出することを特徴とする請求項2に記載のデジタルカメラ。
  4. 自分撮りモードを設定する操作部を備え、
    前記操作部により前記自分撮りモードが設定された場合に、前記制御部は、前記所定位置を撮影者が手持ちで自身を撮影する場合の撮影者までの距離に応じた第1の所定位置よりも遠方の第2の所定位置とすることを特徴とする請求項1に記載のデジタルカメラ。
  5. 前記制御部は、人物の明るさに基づいて露出の設定を行なうと共に、背景の明るさに基づいて露出の設定を行なう露出制御を行ない、
    前記撮像部は、人物の明るさに基づいて設定された露出で撮像を行なうと共に、背景の明るさに基づいて設定された露出で撮像を行なうことを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載のデジタルカメラ。
  6. 前記制御部は、人物の明るさに基づいて設定された露出と背景の明るさに基づいて設定された露出との間で一方の露出から他方の露出へと段階的に露出を変化させていく露出制御を行ない、
    前記撮像部は、露出が段階的に変化する毎に撮像を行なうことを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載のデジタルカメラ。
  7. 被写体を照明する発光部を備え、
    前記人物よりも前記背景の方が明るい場合に、前記制御部は、背景の明るさに基づいて露出を設定する露出制御を行なうと共に、前記発光部の光量を増減させる制御を行ない、
    前記撮像部は、日中シンクロ撮影またはスローシンクロ撮影で連続して撮像を行なうことを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載のデジタルカメラ。
  8. 前記制御部は、前記撮像部のISO感度を上げる制御を行なうと共に、絞りを絞る制御を行なうことを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載のデジタルカメラ。
  9. 前記自分撮りモードの設定前のズーム位置、フォーカス位置及びオートフォーカスモードの設定を記憶する記憶部を備え、
    前記自分撮りモードが終了したとき、前記制御部は、前記記憶部に記憶されているズーム位置、フォーカス位置及びオートフォーカスモードの設定に基づいて前記自分撮りモードの設定前の状態に戻すことを特徴とする請求項1〜8の何れか一項に記載のデジタルカメラ。
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