JP2007094772A - 仲卸支援サーバ及び流通促進システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 仲卸業者の集計作業の負担軽減を図る。
【解決手段】 買い手に対して販売する商品の小分数を仲卸から受け付ける受付手段11と、前記売り手から商品の入数及び口数Aを取得する取得手段12と、前記入数と前記口数Aと前記小分数とに基づいて口数Bを算出する算出手段13と、前記小分数及び前記口数Bを前記買い手に対して提示する提示手段14と、前記買い手から提示内容に応じてなされた注文を受ける受注手段15と、受注結果に従って前記売り手に対して発注を行う発注手段16と、を備える仲卸支援サーバ10を提供する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、仲卸支援サーバ及び流通促進システムに関し、特に、仲卸支援サーバ及び流通促進システムに関する。
従来、生産された商品が店頭に並ぶまでには、一般的に、以下の流通プロセスを経ている。すなわち、まず、商品の生産者が、卸売業者に対して商品を出荷する。卸売業者は、入荷した商品に関する多数の商品情報(単価、数量など)を、仲卸業者に提供する。
仲卸業者は、卸売業者からの商品情報と、複数の小売商から電話又はファクシミリなど通じてなされる注文とに基づいて、卸売業者からまとめて商品を購入し、それらの商品を小分けにし、各小売商に販売する。特に、生花を取り扱う仲卸業者は、各小売商から予め上記注文を受け、それらを集計してから、卸売業者に発注するという作業を行っている。
ここで、特許文献1には、生花市場における生産者や買参人等の個人を対象に、その個人に特化した情報を提供する情報提供装置について、開示されている。この情報提供装置は、生産者又は買参人の端末とネットワークを介して通信する通信手段と、生花市場における取引データを蓄積している業務サーバから、予め登録された生産者又は買参人が関わっているデータを抽出して蓄積する蓄積手段と、アクセスを要求している生産者又は買参人が予め登録された生産者又は買参人であるか否かを認証する認証手段と、該認証手段により認証された生産者又は買参人の端末からのアクセスに応じてメニュー項目を表示し、該生産者又は該買参人が選択したメニュー項目に応じて、蓄積手段に蓄積されたデータの中から該生産者又は該買参人に関するデータを集計し、該集計結果を該端末に出力する集計手段とを有している。
この装置によると、「生産者や買参人等は独自にデータ集計をする手間をかけずに自分の販売履歴、購入履歴を把握することができるようになる。更に、市場全体のデータとの比較を行うことも可能になる。これにより、生産者は適切な生産計画が可能となり不良在庫の削減等を進めることができる。また、買参人は過去の購入履歴を参照することにより効率のよい花の仕入れを行うことが可能となる」とされている。
特開2002−150023号公報
しかし、特許文献1に記載されている発明は、生産者や小売業者にとってメリットがあるものの、仲卸業者にメリットがあまりなく、また、小売業者に対するメリットも限定的であった。
すなわち、従来の商品の流通プロセスでは、小売商は、仲卸業者から商品が配達されるときまで、自分がその商品の購入価格を知り得ない場合があった。また、仲卸業者は、小売商からの膨大な注文を、競売が開始されるまでの限られた時間内で、集計することが必要であった。
このため、現実には、仲卸業者は、卸売業者が提供する商品情報の中から、自己が取り扱う商品を選択して、その商品を取り扱うということがなされていた。つまり、仮に、産地と単価とだけが異なる二つの商品情報があった場合、仲卸業者は、いずれか一方の商品しか、取り扱っていなかった。これにより、卸売業者が販売する取引量は、限定的であった。
そこで、本発明は、仲卸業者の集計作業の負担軽減を図り、卸売業者、仲卸業者、小売業者の三者にメリットが生じるようにすることを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明は、
売り手からまとめて商品を購入し、当該商品を小分けにして、買い手に販売する仲卸を支援する仲卸支援サーバであって、
前記買い手に対して販売する商品の小分数を仲卸から受け付ける受付手段と、
前記売り手から商品の入数及び第1口数を取得する取得手段と、
前記入数と前記第1口数と前記小分数とに基づいて第2口数を算出する算出手段と、
前記小分数及び前記第2口数を前記買い手に対して提示する提示手段と、
前記買い手から提示内容に応じてなされた注文を受ける受注手段と、
受注結果に従って前記売り手に対して発注を行う発注手段と、
を備える。
したがって、仲卸業者は、面倒な集計作業を行う必要がなくなる。小売業者は、購入対象の選択の幅が増えるし、購入金額の不透明感もなくなる。卸売業者は、これらの利点に応じて、取引量が増える。
また、本発明の流通促進システムは、
上記仲卸支援サーバと、
前記仲卸支援サーバに対して前記商品の発注を行う手段と、
前記仲卸支援サーバからの前記商品の発注を受ける手段と、
を備える。
したがって、卸売業者、仲卸業者、小売業者のいずれもが、極力人手を介すことなく、商いを行うことができる。
発明を実施するための形態
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
図1は、本発明の実施形態の流通促進システムの模式的な構成図である。図1には、仲卸業者を支援する仲卸支援サーバ10と、仲卸支援サーバ10を管理する管理端末装置20と、売り手である卸売業者を支援する卸売市場サーバ30と、買い手である小売業者を支援する複数の小売端末装置40とが、インターネット、電話回線、専用回線などのネットワーク50を介して相互に接続されている状態を示している。
図2は、図1に示す仲卸支援サーバ10の模式的な内部構成を示す機能ブロック図である。仲卸支援サーバ10は、以下説明する、受付手段11と、取得手段12と、算出手段13と、提示手段14と、受注手段15と、発注手段16、データベース17とを備えている。
受付手段11は、小売業者へ販売可能な商品数であって、仲卸業者が生花の品種等に応じて設定する単位あたりの商品数(以下、「小分数」と称する。)を受け付けるものである。小分数は、管理端末装置20を通じて、設定される。受付手段11によって受け付けられた小分数は、データベース17に、品種等と一対で記憶される。
取得手段12は、卸売市場サーバ30が供給する商品の商品情報を取得するものである。商品情報の内容の詳細については、図3を用いて後述するが、商品情報とは、生花の場合には、産地、生産者、品種、等級数、色、単価などをいう。
算出手段13は、受付手段11によって受け付けられた小分数と、取得手段12によって取得された商品情報のうち、卸売業者が仲卸業者へ販売する、1ケースあたりの商品数(以下、「入数」と称する。)と、卸売業者が仲卸業者へ販売可能なケース数(以下「口数A」と称する)とに基づいて、小売業者へ販売可能な単位数(以下、「口数B」と称する。)を算出するものである。
ここで、数式1に示すように、「入数」「口数A」「小分数」「口数B」の間には、数式1が成立する。
(入数×口数A)/小分数=口数B ・・・(1)
仮に、入数が「50」の場合であって、小分数が「10」の場合には、数式1に示すように、口数Bは口数Aを5倍したものとなる。したがって、例えば、入数が「50」、口数Aが「3」、小分数が「10」の場合には、口数Bは「15」となる。
また、仮に、例えば、入数が「81」、口数Aが「1」、小分数が「10」の場合には、数式1より、口数Bは「8.1」となり、小数を含む。
この場合、商品数は整数であるため、実際には、商である口数Bは「8」、剰余「1」となる。剰余に相当する1本の生花については、小口で別販売等を行えばよい。あるいは、この剰余が生じないように「口数B」を変更し、変更後の「口数B」を用いて、再度、「口数B」を算出してもよい。一例としては、例えば、「口数B」を「10」から「9」へ変更し、「口数B」を「9」とする処理を行ってもよい。
提示手段14は、算出手段13によって算出された口数Bを含む、小分商品情報を小売端末装置40に提示したり、小売端末装置40に対して注文結果を提示したりするためものである。小分商品情報の内容については、図4を用いて後述する。
受注手段15は、小売端末装置40から、提示手段14による提示内容に応じてなされた注文を受けるものである。なお、実際には、遅くとも受注に先立って、通常であれば、小分商品情報を小売端末装置40で閲覧可能とするのに先立って、小売端末装置40が所望の装置であるか否かの認証を行うようにしている。こうして、小売端末装置40からの不正発注を防止し、或いは、仲卸支援サーバ10を利用して商品を購入する小売端末装置40にのみ、この流通促進システムによるサービスが受けられるようにしている。
発注手段16は、小売端末装置40からの受注結果に従って、卸売市場サーバ30に対して、発注を行うものである。発注手段16は、図5を用いて後述するように、「入数」と「小分数」と「小分注文数」とに基づいて、発注数を算出する。
データベース17は、小売商端末装置40に提供する各種情報を記憶しておく記憶領域と、小売商端末装置40からの受注情報、卸売サーバ10への発注情報、後述する在庫数等の各種情報の記憶領域とを備えている。なお、データベース17は、仲卸支援サーバ10に内蔵されていることが必須ではなく、仲卸支援サーバ10に外付けされていてもよい。
図3は、図1の卸売市場サーバ30から仲卸支援サーバ10に向けて提供される商品情報の表示画面例である。図3には、生花の場合を例示している。商品情報の項目には、「産地」、「生産者」、「品種」、「等級数」、「色」、「入数」、「口数A」、「単価」、「取引数」、「注文数」、「売り切れ」の有無、などが含まれる。商品情報は、取り扱う商品の属性、取引実情等に応じて、項目が変更される。例えば、野菜・鮮魚が商品の場合には、「色」は上記項目から割愛することができるであろう。電子部品が商品の場合には、「色」等が割愛できる一方で、スペック等を追加することができるであろう。
図4は、図1の仲卸支援サーバ10から小売端末装置40に向けて提供される小分商品情報の表示画面例である。図4に示す小分商品情報は、例えば、図3と同様の項目が設けているが、「入数」が「小分数」へ、「口数A」が「口数B」へ、それぞれ差し替えてある。また、このほかに、図4に示す小分商品情報には、お奨め商品等の特記事項を掲載するようにしてもよいし(ここでは、第1、第2段の記載事項が、これに該当する。)、図3に依存しない項目としてもよい。さらには、図3の「入数」を併せて表示するとともに、入数ベースの注文を受け付けられるようにして、大口の注文に対応可能としてもよい。
図5は、図1に示す流通促進システムの動作概要を示す流れ図である。流通促進システムは、5つの処理工程に大別される。
第1工程では、卸売市場サーバ30が供給する商品の商品情報を、仲卸支援サーバ10が取得する。なお、ここでは、商品情報の一例として、品種が「ローテ」、等級数がそれぞれ「50CM(センチメートル)」「60CM」「70CM」、色が「アカ(R)」、入数がそれぞれ「50」、口数Aが「1」「2」「3」である、「バラ アカ」という品目を例示している。なお、等級数は、L・M・Sサイズの別、品質の別、秀・優・良の別などとすることもできる。
第2工程では、仲卸支援サーバ10が、既述の算出処理を行い、「小分数」及び「口数B」を算出し、算出結果に基づく小分商品情報を小売端末装置40に提示する。ここでは、小分数が全て「10」の場合を、例示しており、「1」「2」「3」という口数Aは、結果として、それぞれ「5」「10」「15」という「口数B」に差し変わる。
第3工程では、仲卸支援サーバ10が、小売端末装置40からなされる注文を受ける。ここでは、注文情報として、等級数「50CM」のバラに対して小分注文数が「3」、等級数「70CM」のバラに対して小分注文数が「7」の例を示している。これは、小売業者が、等級数「50CM」のバラに対して30本、等級数「70CM」のバラに対して70本を注文したことを意味している。
第4工程では、仲卸支援サーバ10が、小売端末装置40からの受注結果に従って、卸売市場サーバ30に対して、発注を行う。このために、まず、注文数の割り出しを行う。ここでは、等級数「50CM」のバラについては、小分注文数「3」と、小分数「10」と、入数「50」とに基づいて、注文数「1」を割り出す。また、等級数「70CM」のバラについては、注文数と「7」、小分数「10」と、入数「50」とに基づいて、注文数「1」を割り出す。
この注文数の算出は、以下の数式2を用いる。
(小分注文数×小分数)/入数=注文数 ・・・(2)
ここで、演算結果が小数を含む場合、商である注文数に「1」を加算する。つまり、小数点以下を繰り上げる。上記例を数式2に当てはめると、等級数「50CM」のバラについては、「(3×10)/50=0.6」となるので、小数点以下を繰り上げて、注文数「1」が割り出される。等級数「70CM」のバラについては、「(7×10)/50=1.4」、ゆえに、小数点以下を繰り上げて、注文数「2」が割り出される。これが、注文数の割り出し手法である。
ところで、この例では、これら2つの受注に対して、それぞれ商いが成立すると、等級数「50CM」のバラについては20本、等級数「70CM」のバラについては30本の在庫が発生することになる。したがって、この状態で、更に、例えば、等級数「50CM」のバラについては10本の受注があった場合に、新たに卸売市場サーバ30に対して発注を行わなくても、小売業者に対して、このバラを必要数提供することができる。したがって、数式2は、そのままの形態で適用しない。
実際には、まず、「在庫数」と「小分注文数×小分数」とが比較される。「在庫数」≧「小分注文数×小分数」の場合には、数式2は用いない。算出手段13は、「(在庫数)−(小分注文数×小分数)」という演算を行い、その演算結果の解を、在庫数として更新する。したがって、例えば、等級数「50CM」のバラに20本の在庫がある場合に、新たに10本の受注があった場合に、「(在庫数)−(小分注文数×小分数)」という演算により求めた「10」という解が新たな在庫数となる。さらに、「在庫数」≧「小分注文数×小分数」の場合には、注文数は「0」となる。
一方、「在庫数」≧「小分注文数×小分数」でない場合には、数式2を用いて演算を行うのに先立って、「(小分注文数×小分数)−(在庫数)」という演算を行い、その演算結果を、数式2の(小分注文数×小分数)とする。したがって、例えば、等級数「50CM」のバラに20本の在庫がある場合に、新たに30本の受注があったときには、「(小分注文数×小分数)−(在庫数)」という演算を行ってから、当該解を数式2に代入する。こうすると、「{(3×10)−20}/50=0.2」となるため、結果として、注文数「1」を割り出すことになる。
第5工程では、仲卸支援サーバ10が、小売端末装置40に対して、商いの成立の有無を提示する。ここでは、等級数「50CM」のバラは商い不成立「×」であり、等級数「70CM」のバラは商い成立「○」である例を示している。商い成立の有無は、もっぱら、卸売市場サーバ30での受注順序による。すなわち、実際には、等級数「50CM」のバラの発注よりも僅かに他の卸売業者から注文がされた場合には売り切れが生じ、商い不成立となる。
なお、本実施形態では、例えば数ミリsec毎に、仲卸支援サーバ10が、卸売市場サーバ30にアクセスして、小分商品情報を小売業者がリアルタイムで更新されているように感じる程度の高速処理を行っている。したがって、この場合には、ネットワーク50の輻輳等によるタイムラグが生じない限り、「×」表示がされることはほとんど皆無であろう。
なお、例えば等級数「70CM」のバラの注文数を「2」に対して、直前に他人からの注文数「1」の商いが成立し、残り「1」口数A分しか商いができない場合には、その商いのみ成立させればよい。ただし、オプションとして、予定数確保できないなら、いっそ商い不成立とすることを希望する小売業者を考慮して、係る場合の一部商いを行うか否かを選択できるようにしてもよい。
図6〜図8は、図1に示す仲卸支援サーバ10の動作を示すフローチャートである。ステップS1は、上記の第1工程に対応する。ステップS2,S3は、上記の第2工程に対応する。ステップS4は、上記の第3工程に対応する。ステップS5,S6は、上記の第4工程に対応する。ステップS7〜S9は、上記の第5工程に対応する。
まず、仲卸支援サーバ10は、ステップS1に先だって、受付手段11により、仲卸業者から登録される、小分数を受け付け、品種等と一対でデータベース17に記憶しておく。この状態で、卸売市場が開き、実際に卸売市場サーバ30が稼動し始めると、取得手段12は、例えば50ミリsecごとに、卸売市場サーバ30にアクセスする。実際には、取得手段12が、卸売市場の開始時間に機能し始め、卸売市場の終了時間に当該機能を停止するように設定している。この結果、仲卸支援サーバ10は、卸売市場サーバ30が供給する商品情報を取得するという取得処理を実行する(ステップS1)。取得した商品情報は、データベース17に記憶される。
つづいて、算出手段13は、データベース17に記憶されている商品情報に基づいて、その「小分数」「口数B」を求めるという算出処理を実行する(ステップS2)。なお、商品情報の数が多い場合には、データベース17に、n回目に取得した商品情報の記憶領域と、n−1回目に取得した商品情報の記憶領域とを設け、算出処理に先立って、両記憶領域内の情報の差分があるか否かを判定し、差分がある場合に当該差分に係る算出処理のみ実行して、演算数を少なくするとよい。
算出処理では、図7に示すような各処理が実行される。すなわち、まず、データベース17から商品情報を参照する参照処理を実行し(ステップS21)、算出対象の商品情報の品種等に対応する「小分数」を特定する。つづいて、特定した「小分数」と、その商品情報の「入数」と「口数B」とに基づいて、「(入数×口数A)/小分数」という演算処理を実行する(ステップS22)。つづいて、その結果、算出される商が小数を含むか否かを判定するという判定処理を実行する(ステップS23)。
判定の結果、商が小数を含まないのであれば、図6のステップS4へ移行する。一方、商が小数を含むのであれば、現在の小分数から「1」を減ずる減算処理を実行する(ステップS24)。ステップS24の減算処理は、加算処理としてもよく、さらに減数「1」は例示であり、「2」等としてもよい。
つぎに、提示手段14は、算出処理の結果、及び、必要に応じて特記事項などの掲載情報に従って、データベース17内における、小売商端末装置40に提供する情報を更新する更新処理を実行する(ステップS3)。ステップS1〜S3を実行することによって、小売商端末装置40が、小分商品情報を閲覧可能な状態になる。
つぎに、発注手段16は、データベース17を参照することによって、小売商端末装置40から受注がなされたか否かを判定する(ステップS4)。受注手段15は、例えば、図6に示す処理とは独立して、小売商端末装置40から発注があれば、発注内容をデータベース17に記憶すればよい。実際には、データベース17への記憶とともに、小売商端末装置40からの受注があったことを示す受注済フラグを「1」にセットし、フラグの内容を検出することにより、受注がなされたか否かを判定する。なお、受注済フラグは、後述する発注済フラグを「1」とする際に、「1」から「0」にセットすればよい。
判定の結果、受注がなされていなければ、ステップS7へ移行する。一方、受注がなされていれば、発注手段16は、図8に示すような注文数の割出処理を実行する(ステップS5)。
割出処理は、まず、データベース17を参照することで、「在庫数」≧「小分注文数×小分数」であるか否かを判定する(ステップS51)。「在庫数」≧「小分注文数×小分数」である場合には、ステップS57へ移行する。一方、「在庫数」≧「小分注文数×小分数」でない場合には、「(小分注文数×小分数)−(在庫数)」という演算を行う(ステップS52)。つづいて、その演算結果を対応する「入数」で除す除算処理を実行する(ステップS53)。
つぎに、その演算結果が小数を含むか否かを判定する(ステップS54)。判定の結果、小数を含まない場合には、ステップS56へ移行する。一方、小数を含む場合には、演算結果の小数点以下を繰り上げるという繰上処理を実行する(ステップS55)。つぎに、「注文数=演算結果」とし、演算結果をデータベース17に記憶するという記憶処理を実行する(ステップS56)。
また、「在庫数」≧「小分注文数×小分数」である場合には、「在庫数」を「在庫数−(小分注文数×小分数)」に更新するという更新処理を実行し(ステップS57)、「注文数=0」とし、演算結果をデータベース17に記憶する(ステップS56)。
つぎに、発注手段16は、データベース17に記憶された注文数に従って、卸売サーバ30に対して発注し、かつ、発注済フラグを「1」にセットするという発注処理を実行する(ステップS6)。なお、発注対象が既に売り切れである場合のように、小売業者からの注文総数が、卸売業者の販売総数を上回っている場合には、記述の第5工程の場合と同様に、エラー表示を行えばよい。
なお、発注処理を行うと、卸売サーバ30から、商い成立の有無が返信される。返信結果は、データベース17に、発注情報に対応させて記憶される。
つぎに、提示手段14は、発注済フラグの内容を判定する(ステップS7)。判定の結果、発注済フラグが「1」にセットされていない場合には、図6に示す処理を終了する。一方、発注済フラグが「1」にセットされている場合には、データベース17を参照し、商いの成立結果を示す情報が記憶されているか否かを判定する(ステップS8)。
判定の結果、商いの成立結果を示す情報が記憶されていない場合には図6に示す処理を終了する。一方、商いの成立結果を示す情報が記憶されている場合には、発注済フラグを「0」にセットするとともに、当該情報に従って「○」「×」のいずれかの結果表示処理を実行する(ステップS9)。
以上、本実施形態では、売り手として卸売業者を、買い手として小売業者を例示したが、これらの業者に限定されるものではない。例えば、仲卸業者が農家等と直接提携していている場合には、売り手に農業者が含まれる。また、個人に対して直接商品を販売する場合には買い手に個人が含まれる。
本発明の実施形態の流通促進システムの模式的な構成図である。 図1に示す仲卸支援サーバ10の模式的な内部構成を示す機能ブロック図である。 図1の卸売市場サーバ30から仲卸支援サーバ10に向けて提供される商品情報の表示画面例である。 図1の仲卸支援サーバ10から小売端末装置40に向けて提供される小分商品情報の表示画面例である。 図1に示す流通促進システムの動作概要を示す流れ図である。 図1に示す仲卸支援サーバ10の動作を示すフローチャートである。 図6のステップS2のサブルーチンの図である。 図6のステップS5のサブルーチンの図である。
符号の説明
10 仲卸支援サーバ
11 受付手段
12 取得手段
13 算出手段
14 提示手段
15 受注手段
16 発注手段
17 データベース
20 管理端末装置
30 卸売市場サーバ
40 小売端末装置
50 ネットワーク

Claims (5)

  1. 売り手からまとめて商品を購入し、当該商品を小分けにして、買い手に販売する仲卸を支援する仲卸支援サーバであって、
    前記買い手に対して販売する商品の小分数を仲卸から受け付ける受付手段と、
    前記売り手から商品の入数及び第1口数を取得する取得手段と、
    前記入数と前記第1口数と前記小分数とに基づいて第2口数を算出する算出手段と、
    前記小分数及び前記第2口数を前記買い手に対して提示する提示手段と、
    前記買い手から提示内容に応じてなされた注文を受ける受注手段と、
    受注結果に従って前記売り手に対して発注を行う発注手段と、
    を備える仲卸支援サーバ。
  2. 前記算出手段は、整数である商を前記第2口数とする、請求項1記載の仲卸支援サーバ。
  3. 前記算出手段は、前記小分数を、小数を含まないように変更する、請求項1又は2記載の仲卸支援サーバ。
  4. 前記発注手段は、前記第1口数と前記入数と前記買い手からの注文数とに基づいて、発注数を算出する、請求項1から3のいずれか記載の仲卸支援サーバ。
  5. 請求項1から4のいずれか記載の仲卸支援サーバと、
    前記仲卸支援サーバに対して前記商品の発注を行う手段と、
    前記仲卸支援サーバからの前記商品の発注を受ける手段と、
    を備える流通促進システム。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4627336B1 (ja) * 2010-10-01 2011-02-09 株式会社弘染塾 共同生産受注システム、共同生産受注方法及び共同生産受注プログラム

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