JP2006228014A - オークション管理装置、複数オークションの入札評価方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラム - Google Patents

オークション管理装置、複数オークションの入札評価方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】発注した複数の商品またはサービスのオークションを個別に開催しながら、その発注内容に関する入札条件を一括して評価することができるオークション管理装置を得ること。
【解決手段】開催者によって定義された個々の商品またはサービスの入札状況を一括して評価する評価関数を用いて、個々の商品またはサービスの最新の入札条件から複数の商品またはサービスの入札状況を一括して評価した評価値を参加者ごとに演算する評価関数演算機能332と、評価関数演算機能332によって演算された評価値を開催者端末と参加者端末に表示させるオークション状態生成機能333とを備える。
【選択図】 図2

Description

この発明は、ネットワークを用いてオークションを行うオークション管理装置と、そのオークションにおける入札評価方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラムに関するものである。
従来、購入者と販売者とをネットワークで結び、種々の商品やサービスを競売にかけるオークションシステムが広く使用されるようになっている。このオークションシステムには、販売者が最低の希望価格をオークションシステムに掲示し、購入者はオークション期間内に購入要件を満たしつつ他の購入者の提示価格よりも上回る価格を提示して、販売者の商品やサービスなどを落札する通常のオークションのほかに、購入者が購入要件をシステム上に掲示し、販売者はオークション期間内に購入要件を満たしつつ他の販売者の提示価格を下回る価格を提示することで、購入者の商品やサービスなどを落札したり、受注したり、または契約交渉の優先権などを得る逆オークションと呼ばれるものも存在する。
ところで、逆オークションにおいて、購入者が関連性のある複数の商品を同時に入手しようとする場合、たとえば旅行の際の交通手段のチケットと旅行先での宿泊設備のチケットの両方を同時に入手したいと考えている場合、交通手段のチケットと宿泊設備のチケットの両方が揃って初めて購入者の目的を達成するが、いずれかのチケットを購入できなかった場合には購入者の目的を達成することができない。このような複数の発注内容を含みかつ一括して発注する必要がある場合に、従来では購入者が提示可能な価格は1つであったので、購入者は、全発注内容をまとめて1つのオークションとするか、個々の発注内容ごとに分割したオークションとするかのいずれかを選ばなければならない。
全発注内容をまとめて1つのオークションとする場合には、発注内容の個々のものについての単価を別途確認する必要があり、また個々の発注内容ごとに分割したオークションとする場合には、それぞれの発注内容を単位として落札されるが、全体を一括して同一の販売者に発注するためには、別途全体で評価して落札者を決める必要があった。つまり、いずれの場合にも購入者にとっては、オークションを実施するための負担となっていた。
また、上記の逆オークションにおいて、複数の商品やサービスを一括して購入することができるオークションシステムが提案されている。このオークションシステムでは、販売者から入力される販売する商品に関するデータとその価格からなる販売者データと、購入者から入力される購入希望の関連性を持つ複数の商品に関するデータとそれらの合計価格からなる購入者データとを用いて売買データベースを構築し、それぞれの価格条件に基づいて複数の商品の売買の成立の可否を判定し、売買成立時に購入者にその成立を通知するようにしている(特許文献1)。
特開2002−56234号公報
このような逆オークションを利用したオークションシステムは、個人間の売買で広く利用されているが、企業の購買部門でも、これを応用した逆オークションを行うことで、従来の合見積りにおける購入者と販売者の双方の手間と時間を省くことができる上に、販売者間でのリアルタイムな競争による購買価格の低減の利益を得ることも可能となる。たとえば、企業の購買部門では、セット品の個別アイテムの単価や、単品であっても今期、来期、そのつぎの期のトレンド価格などの異なる期における価格を、販売者を決定する際の要素とすることが多い。この販売者の選択基準は、企業の購買部門ごとに異なるものであり、たとえば、セット品の個別アイテムの単価を重視して販売者を選ぶ場合もあれば、長期的な商品の単価を考慮して販売者を選ぶこともある。
しかし、上述した特許文献1に記載のオークションシステムでは、購入者は複数の商品を一括して購入することができるが、オークションの期間については言及されておらず、一度購入者の掲示条件を満たすものが存在すると、そのものに決定してしまうという問題点があった。つまり、このオークションシステムは、販売者の提示する固定された値段に基づいて、購入者の希望の条件に合うものをすでに登録されている内容から見つけ出す形式のものであり、購入者にとって最良の条件を提示する仕組みは十分ではなかった。そのため、一度購入者の掲示条件を満たすものが存在すると、その後にさらによい条件を提示する販売者が現れたとしても考慮されず、オークションシステムにおける販売者間のリアルタイムな競争による購買価格の低減がうまく機能しないという問題点があった。また、特許文献1に記載のオークションシステムでは、複数の商品またはサービスを同一の購入者から購入する場合に、別途個別に開催されているオークション全体で評価して落札者を決める必要があり、購入者の負担を軽減するものとはなっていないという問題点もあった。
この発明は、上記に鑑みてなされたもので、オークションシステムにおいて、複数の商品またはサービスの一括した購入または販売を希望するオークション開催者が、オークション期間内に、各商品またはサービスについて個別に開催されるオークションを確認しながら、これらの全てのオークションにおける各販売者の入札条件を一括した評価をリアルタイムに得ることができるオークション管理装置を得ることを目的とする。
上記目的を達成するため、この発明にかかるオークション管理装置は、複数の商品またはサービスの一括した購入または販売を希望するオークション開催者の開催者端末からの個々の商品またはサービスに関するオークション開催条件と、前記オークション開催条件に対して入札を行うオークション参加者の参加者端末からの入札条件とを通信回線を介して受取って、所定の期間、前記複数の商品またはサービスの個々の入札状況に加えて全体の入札状況を前記開催者端末または前記参加者端末に表示させるオークション管理装置であって、前記開催者によって定義された前記個々の商品またはサービスの入札状況を一括して評価する評価関数を用いて、前記個々の商品またはサービスの最新の入札条件から前記複数の商品またはサービスの入札状況を一括して評価した評価値を前記参加者ごとに演算する評価関数演算手段と、前記評価関数演算手段によって演算された前記評価値を前記開催者端末と前記参加者端末に表示させるオークション状態生成手段と、を備えることを特徴とする。
この発明によれば、オークション開催者は、相互に関連のある複数の商品またはサービスについてのオークションにおいて、個々の商品またはサービスの入札状況を確認することができるとともに、相互に関連のある商品またはサービスの全体についての入札状況を、リアルタイムに得ることができるという効果を有する。また、評価関数は、オークション開催者によって、評価項目や評価項目間の重み付けなどの評価基準を柔軟に設定できるので、オークション開催者の目的に合わせた評価を行うことできるという効果も有する。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかるオークション管理装置、複数オークションの入札評価方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラムの好適な実施の形態を詳細に説明する。なお、以下では、逆オークションを利用したオークションシステムについて説明するが、これに限定されるものではなく、通常のオークションの場合にもこの実施の形態を適用することができる。また、発注者によって発注される複数の発注内容は、全て同一の販売者によって落札されることを前提とする。以下の説明において、発注者は、特許請求の範囲におけるオークション開催者に対応し、販売者は同じくオークション参加者に対応する。
最初に、この複数オークションの入札評価方法の概要について説明する。これは、発注者が複数の互いに関連する商品またはサービスを発注する際に、それらの購入費用の総和が発注者にとって最良となるようなセット品のオークションを行う場合や、発注者が複数の時期にわたってある商品またはサービスを発注する際に、各時期におけるその発注対象の購入費用の総和が発注者にとって最良となるようなトレンド価格オークションを行う場合などのように、複数の対象の発注を一括して行う場合に適用されるものである。この方法では、個々の商品またはサービスごとにオークションを行いながら、予め定義した評価関数で関連するオークション同士をグループ化し、グループ化した複数の商品のオークション全体の評価を、発注者と販売者に提示するようにしている。この評価関数は、発注対象を入札する販売者を評価するためのものであり、オークション期間が終了した時点で最終的に評価関数が発注者にとって最良の値となる入札条件を提示した販売者が、その発注対象に対する落札者となる。
評価関数は、発注内容に含まれる発注対象の価格などの発注データに重み付けを行って、その総和を求めるものであるが、発注対象の内容や発注者が何を重視するかによって重み付けの仕方などが異なるものである。一般的には、オークションの対象となる発注対象の個数をniとし、その価格をPi(iは自然数)とすると、評価関数は次式によって表される。
Figure 2006228014
ここで、セット品のオークションの場合には、xはセット品を構成する発注対象の種類の数(オークションの数)を表し、複数種類の発注対象(商品またはサービス)ごとに販売者の提示する価格Piと発注個数niを掛け合わせた個別費用を求め、それを総和するものが評価関数であることが示される。
また、1つの発注対象に対するトレンド価格オークションの場合には、xはトレンド価格を計算する期数を表し、1つの発注対象(商品またはサービス)の期ごとにその価格Piと発注個数niを掛け合わせた各期費用を求め、それを総和するものが評価関数であることが示される。これらの場合において、価格Piがパラメータとなり、販売者ごとにまたは同じ販売者でも時間ごとに異なった値が提示される。
以上の(1)式を用いた例では、評価関数Fによって求まる値は、入札値と一致する。しかし、評価関数は、入札値を求めるための関数である必要はなく、販売者を評価するための関数であればよい。そのため、上記の(1)式に販売者の提示するパラメータを代入して求めた評価関数値を、さらに別の基準で評価するようにしてもよい。たとえば、納期に関して、発注者の希望日どおりに納品する場合の重み付け値を「1」とし、発注者の希望日よりも早く納品する場合の重み付け値を「1」よりも小さい値(たとえば、0.8)とし、発注者の希望日よりも遅く納品する場合の重み付け値を「1」よりも大きい値(たとえば、1.2)として、(1)式で求めた値をさらに評価するようにしてもよい(ただし、この場合には、評価関数値が小さいほど発注者にとって有利な条件を示しているものとする)。このようにして評価関数を構成することで、たとえば他の競合する販売者よりも個々の発注対象(商品)の値段を高めに設定しているが、納期が他の販売者よりも早くすることができる販売者にとっては、場合によっては総合的な評価で他の販売者よりも有利な条件に立てる可能性もある。つまり、直接には値段に結びつかない条件も、評価基準とすることが可能となる。
このように、納期などの直接的に価格に換算できないパラメータを評価の基準に入れる場合には、評価関数は、上述したように(1)式の評価関数Fを用いて求めた値をさらに別の評価関数で評価するように、階層的な構造となったり、または、価格や納期などの入札条件を構成するパラメータを所定の規則にしたがって用いるプログラムの形となったりする。
このような評価関数を用いて算出した評価値を発注者と販売者にリアルタイムで表示することによって、発注者は発注した複数の発注対象についての全体の入札状況を知ることができ、販売者は自分の入札内容が他の競争者と比較してどのような状態にあるのかを知ることができる。また、評価関数を定義することによって、個々に催されているオークションが一つのまとまったグループとして認識されるので、発注者は、個々のオークションの状態と所望する全体のオークションの状態を把握することができる。
つぎに、このような評価関数を用いて複数の発注対象について行われるオークションの一括評価を行うオークションシステムについて説明する。図1は、この発明にかかるオークション管理装置を備えるオークションシステムのネットワーク構成を模式的に示す図である。このオークションシステムは、逆オークションによって複数の商品などの発注を一括して行う発注者の有する発注者端末10と、発注に対して受注を行おうとする販売者の有する販売者端末20(20a,20b,・・・)と、発注者と販売者との間のオークションを管理するオークション管理装置30と、がネットワーク50を介して相互に接続される構成を有している。発注者端末10と販売者端末20は、ネットワーク50を介した通信手段と、オークション管理装置30からの情報を表示することができる表示手段と、オークションを行う際の条件を入力する入力手段とを備えるパーソナルコンピュータなどの情報処理装置によって構成される。
図2は、オークション管理装置の概略構成を示すブロック図である。オークション管理装置30は、発注者端末10や販売者端末20と通信を行う通信部31と、発注者や販売者のオークションに関するオークション情報を格納するオークション情報格納部32と、発注者端末10と販売者端末20との間でオークションに関する処理を行うオークション処理部33と、これらの各処理部を制御する制御部34と、を備えて構成される。
通信部31は、ネットワーク50を介して所定の通信方式で発注者端末10や販売者端末20との間でオークションに関する情報のやり取りを行う機能を有する。
オークション情報格納部32は、発注者が掲示する発注内容と、その発注内容に対して販売者が提示する入札内容とを含むオークション情報を格納する。図3は、オークション情報の構成の一例を示す図であり、図4−1〜図4−5は、オークション情報のデータベースを構成するテーブル構造の一例を示す図である。なお、発注内容は、特許請求の範囲におけるオークション開催条件に対応し、入札内容は、同じく入札条件に対応している。
図3に示されるように、オークション情報は、発注者による発注内容から構成されるオークション内容テーブルと、オークション内容テーブルに格納されるオークションに対して販売者が示す入札内容から構成されるオークション入札テーブルと、同一の販売者による複数の発注内容に対する入札内容を総合して評価する評価関数を定義する一括評価定義関数テーブルと、評価関数のパラメータを定義する一括評価定義パラメータテーブルと、評価関数によって評価された値(以下、評価値という)を履歴として保持する評価値履歴テーブルと、を含んで構成される。このオークション情報は、これらの各テーブルが相互に関連付けされたリレーショナルデータベースとして管理される。
図4−1は、オークション内容テーブルのデータ構成の一例を示す図である。オークション内容テーブル410は、発注者が発注する商品などの発注対象の名称である「オークション名」と、このオークション名を一意に識別する「オークションID」と、オークションが開催される期間を指定する「開始日時」および「終了日時」と、オークションについてのさらに詳細な説明である「内容」の各項目を少なくとも含んで構成される。この図4−1の行411には、「200385」というオークションIDが付与されたオークションについてのレコードが格納されている。このオークションは、オークション名が「○○用部品1」であり、2004年12月20日10時〜2004年12月20日11時まで開催されることを示している。
図4−2は、オークション入札テーブルのデータ構成の一例を示す図である。オークション入札テーブル420は、入札が行われたオークションの識別情報を格納する「オークションID」と、このオークションに入札した販売者を識別する「入札者ID」と、この入札者による入札条件である日時と価格を示す「日時」および「入札価格」の各項目を少なくとも含んで構成される。このオークション入札テーブル420は、オークションIDによってオークション内容テーブル410と関連付けされる。また、このオークション入札テーブル420において、「入札価格」項目のみが評価関数の演算に使用されるパラメータとなる。この図4−2の行421には、オークションID「200385」のオークションに対して、入札ID「販売者2」を有する販売者が2004年12月20日10時15分に4200円で入札を行ったことを示すレコードが記録されている。なお、このオークション入札テーブル420には、入札を行うごとにレコードが追加されていく。
図4−3は、一括評価定義関数テーブルのデータ構成の一例を示す図である。一括評価定義関数テーブル430は、入札者によって作成された評価関数を定義する「関数定義」と、この関数定義を一意に識別する「一括評価ID」と、この関数定義についての詳細な説明である「備考」の各項目を少なくとも含んで構成される。この図4−3の行431には、「A*2000+B*4000」という関数定義に、「E200301」という一括評価IDが付与され、備考にはこの関数定義の内容についての詳細情報が記述されたレコードが記録されている。ここで、関数定義中の「A」および「B」は、販売者によって任意に設定されるパラメータである。
図4−4は、一括評価定義パラメータテーブルのデータ構成の一例を示す図である。一括評価定義パラメータテーブル440は、パラメータの定義を行う一括評価定義関数テーブル430中の関数定義を指定するための「一括評価ID」と、この一括評価IDで示される関数定義中のパラメータを示す「パラメータ名」と、演算時にこのパラメータ名に代入するオークション入札テーブル420中の項目を定義する「対象オークションID」の各項目を少なくとも含んで構成される。この一括評価定義パラメータテーブル440は、一括評価IDで一括評価定義関数テーブル430と関連付けされ、対象オークションIDでオークション入札テーブル420中の入札価格と関連付けされる。なお、この例では、評価関数のパラメータを「入札価格」のみとしているので、「対象オークションID」がオークション入札テーブル420中の「入札価格」をパラメータとして用いることを示している。また、項目「対象オークションID」は、オークション内容テーブル410の項目「オークションID」と同一である。この図4−4の行441には、一括評価IDが「E200301」で表される関数定義のパラメータ「A」として、オークション入札テーブル420中のオークションID「200385」の「入札価格」を用いることを示すレコードが記録され、行442には、一括評価IDが「E200301」で表される関数定義のパラメータ「B」として、オークション入札テーブル420中のオークションID「200386」の「入札価格」を用いることを示すレコードが記録されている。
以上の一括評価定義関数テーブル430と一括評価定義パラメータテーブル440によって、複数のオークションのうち一括して評価すべきオークション同士が互いに関連付けされて評価可能な状態となる。
図4−5は、評価値履歴テーブルのデータ構成の一例を示す図である。評価値履歴テーブル450は、評価値の算出に用いた関数定義を示す「一括評価ID」と、評価値を演算する基になったパラメータを入力した販売者を示す「入札者ID」と、評価値を演算した日時である「日時」と、その評価値である「評価値」の各項目を少なくとも含んで構成される。この評価値履歴テーブル450は、一括評価IDで一括評価定義関数テーブル430と関連付けされ、入札者IDでオークション入札テーブル420と関連付けされる。
以上の図3〜図4−5に示されるように、オークション情報格納部32には、発注者によって定義された評価関数を含むオークション情報が格納される。なお、以上の図4−1〜図4−5は一例であり、評価基準が入札価格だけでなく納期など他の要素も含まれる場合には、それに応じてオークション入札テーブル420や一括評価定義関数テーブル430、一括評価定義パラメータテーブル440のデータ構成が変化する。
オークション処理部33は、発注者端末10または販売者端末20から入力されるオークション情報のオークション情報格納部32への入力処理や、オークション情報格納部32に格納されているオークション情報の所定の表示形式での発注者端末10または販売者端末20への表示処理などを行う機能を有し、オークション情報入力処理機能331と、評価関数演算機能332と、オークション状態生成機能333とを有して構成される。
オークション情報入力処理機能331は、オークション情報格納部32内に格納される上述した図4−1〜図4−5の各テーブルにデータを入力するための表示画面を予め保持しており、この表示画面に発注者端末10または販売者端末20によって入力された内容をオークション情報として、オークション情報格納部32内の対応するテーブルに格納する処理を行う機能を有する。上述したように、オークション情報には、発注内容、評価関数の定義内容、入札内容が含まれる。また、オークション情報入力処理機能331が保持する表示画面として、発注者が発注内容を入力する発注画面と、発注者が評価関数とそのパラメータを定義する一括評価条件入力画面と、販売者が入札内容を入力する入札画面などを例示することができる。
図5−1は、発注画面の構成の一例を示す図である。発注画面510は、オークション内容テーブル410に格納するレコードを発注者に入力させるための表示画面であり、発注者端末10の表示手段に表示される。この発注画面510には、発注画面510を発注者端末10に表示する際にオークション情報入力処理機能331によって割り振られるオークションID511が表示されている。また、このオークションID511に対して格納される「オークション名」、「開始日時」「終了日時」および「オークションの内容」の各項目512とその入力欄513が設けられている。「決定」ボタン514は、発注者が入力した内容をオークション情報格納部32のオークション内容テーブル410の対応する項目に格納する処理を行うためのボタンであり、「キャンセル」ボタン515は、発注者が入力した内容をキャンセルするボタンである。
図5−2は、一括評価条件入力画面の構成の一例を示す図である。一括評価条件入力画面520は、一括評価定義関数テーブル430と一括評価定義パラメータテーブル440に格納するレコードを発注者に入力させるための表示画面であり、発注者端末10の表示手段に表示される。この一括評価条件入力画面520には、評価関数を定義する評価関数定義領域521と、評価関数に使用するパラメータを定義するパラメータ定義領域523とが設けられている。パラメータ定義領域523では、予め定められたアルファベットで示されるパラメータに対してオークションIDを入力する入力欄524が設けられている。この入力欄524には、そのアルファベットと対応付けさせるオークションのオークションIDが入力される。評価関数定義領域521には、パラメータ定義領域523中のパラメータを用いて、発注者が自由に評価関数を入力することができる評価関数入力欄522が設けられている。また、この一括評価条件入力画面520にも発注画面510と同様に「決定」ボタン525と「キャンセル」ボタン526が設けられている。つまり、「決定」ボタン525が押されると、発注者が入力した内容が、オークション情報格納部32の一括評価定義関数テーブル430と一括評価定義パラメータテーブル440の対応する項目に格納される。なお、一括評価IDは、この一括評価条件入力画面520において「決定」ボタン525が押され、オークション情報格納部32にこれらの情報が格納される際に、オークション情報入力処理機能331によって発行される。
図5−3は、個別のオークションの入札画面の構成の一例を示す図である。入札画面530は、開催されているオークションについて販売者が入札を行うための表示画面であり、販売者端末20の表示手段に表示される。この入札画面530には、オークション状態生成機能333によって生成されたオークション状態情報に、販売者が入札を行うための入札情報入力領域533が設けられた構成を有している。入札情報入力領域533には、入札価格を入力するための入札価格入力欄534と、入札価格入力欄534に入力した内容で入札を行うための入札ボタン535と、が設置されている。なお、入札ボタン535が押されると、オークション情報入力処理機能331は、その入札を行った入札者IDを特定し、入札価格入力欄534に入力された内容をオークション入札テーブル420にその日時とともに格納する処理を行う。
評価関数演算機能332は、販売者によってあるオークションへの入札が行われた場合に、その入札内容中の所定のパラメータを一括評価定義パラメータテーブル440の定義に基づいて評価関数の対応する変数に代入して、その販売者の評価値を演算する機能を有する。演算された評価値は、評価値履歴テーブル450に格納される。
たとえば、図4−3に示される場合には、評価関数演算機能332は、評価関数Fとして次式を得る。
F=A*2000+B*4000・・・(2)
また、評価関数演算機能332は、図4−4の一括評価定義パラメータテーブル440から、(2)式中のパラメータAは対象オークションIDが「200385」であり、パラメータBは対象オークションIDが「200386」であることを認識する。また、演算を行う対象となる販売者の入札者IDを有するレコードをオークション入札テーブル420から抽出し、そのレコードの中で、パラメータA,Bに対応するオークションID(「200385」、「200386」)を有するレコードを抽出する。そして、オークション入札テーブル420中の対象オークションID「200385」の「入札価格」項目に入力されている値をパラメータAに代入し、対象オークションID「200386」の「入札価格」項目に入力されている値をパラメータBに代入して、上記(2)式を演算することで評価値を得る。評価関数演算機能332は、このとき得られた評価値を、演算を行った関数定義の一括評価IDと入札者IDと、演算に用いたパラメータの日時とともに評価値履歴テーブル450に格納する。
オークション状態生成機能333は、オークションを行っている当事者に対して、オークションの最新の状態であるオークション状態情報をオークション情報格納部32から抽出して通知する機能を有する。オークション状態生成機能333は、発注された複数のオークションのうちの個々のオークションの状態または個々のオークションを一括評価した状態を、発注者または販売者に対して提示する。このオークション状態生成機能333も、発注者端末10または販売者端末20にオークション状態を表示するための表示画面を予め保持しているものとする。そして、発注者または販売者に対応するオークションの内容であるオークション状態情報をオークション情報格納部32内の各テーブルから抽出し、その内容を有する表示画面を生成して、発注者端末10または販売者端末20に送信する。オークション情報入力処理機能331が保持する表示画面として、販売者が入札内容を入力する入札画面と、発注者が個々のオークションの入札内容を確認する入札評価画面と、発注者が複数のオークションの入札内容を一括して確認する一括評価画面などを例示することができる。
図5−3は、個別のオークションの入札画面の構成の一例を示す図である。この入札画面530には、どのオークションの入札内容が表示されているのかを示すオークションID531と、そのオークションID531の内容をオークション内容テーブル410から抽出して表示したオークションの内容表示蘭532、上述した入札情報入力領域533、オークション入札テーブル420中の上記オークションIDに一致するレコードの内容を示す表536と、その表536に基づいて作成したグラフ537と、その時点における販売者の提示価格のランキングを示す提示価格ランキング蘭538とが設けられている。なお、この実施の形態では、オークション状態生成機能333は、販売者に表示する入札画面530の表536と提示価格ランキング蘭538には、他の販売者名を匿名として表示するようにしている。また、この入札画面530は、オークション情報入力処理機能331とオークション状態生成機能333によって生成される。
図5−4は、個別のオークションの入札評価画面の構成の一例を示す図である。入札評価画面540は、開催されているオークションについての入札状況を閲覧するための表示画面であり、発注者端末10の表示手段に表示される。この入札評価画面540の構成は、図5−3に示される販売者端末20に表示される入札画面530において、入札情報入力領域533が設けられない点と、表536に全ての入札者(入札者ID)が表示される点を除いて、同一の構成となっている。
図5−5は、複数のオークションを一括して評価した一括評価画面の構成の一例を示す図である。一括評価画面550は、発注者が発注した関連する全てのオークションの入札状況を、評価関数を用いて評価した結果を表示するための表示画面であり、発注者端末10の表示手段に表示される。この一括評価画面550は、評価対象となる複数のオークションについてのオークションID551と、その複数のオークションID551の内容をオークション内容テーブル410から抽出して表示したオークションの内容表示蘭552と、オークション入札テーブル420と評価値履歴テーブル450とを用いて作成した個別のオークションの入札内容とその入札内容での評価値を示す表553と、この表553に基づいて作成したグラフ554と、その時点における入札に参加した販売者の評価値のランキングを示す評価値ランキング蘭555と、が設けられている。
ここで、このようなオークションシステムにおける個別に開催されている複数のオークションを一括して評価する処理手順について、図6〜図7のフローチャートを参照しながら説明する。まず、オークション管理装置30のオークション処理部33のオークション状態生成機能333は、発注者端末10または販売者端末20から、一括評価を行うオークションについての一括評価IDを受取ると(ステップS11)、一括評価IDを基に一括評価定義パラメータテーブル440内を検索して、全ての対象オークションIDを取得する(ステップS12)。また、取得した全ての対象オークションIDを基にオークション内容テーブル410を検索し、各オークションIDの終了日時を取得する(ステップS13)。
ついで、ステップS12で取得した全ての対象オークションIDを基に、オークション入札テーブル420内を検索し、全ての入札者IDを取得する(ステップS14)。その後、取得した全ての入札者IDに対して、評価関数を用いた評価値を計算したか否かを判定する(ステップS15)。全ての入札者IDに対して評価値の計算が終了していない場合(ステップS15でNoの場合)には、一括評価IDと入札者IDを基に入札者ごとの一括評価値の取得処理を実行する(ステップS16)。
図7は、入札者ごとの一括評価値の取得処理の手順を示すフローチャートである。まず、オークション管理装置30のオークション処理部33の評価関数演算機能332は、入札者IDと一括評価IDとをオークション状態生成機能333から受取る(ステップS31)。ついで、評価関数演算機能332は、一括評価IDを基に一括評価定義関数テーブル430内を検索して、評価関数が定義された関数定義を取得する(ステップS32)。また、関数定義の中のパラメータを抽出する(ステップS33)。その後、未処理のパラメータがあるか否かを判定する(ステップS34)。この一括評価値の取得処理に入る際には、全てのパラメータは未処理の状態にあるため(ステップS34でYesの場合)、ステップS33で抽出したパラメータの中から1つのパラメータを選択し、このパラメータに関連付けされた対象オークションIDを、一括評価定義パラメータテーブル440から取得する(ステップS35)。ついで、入札者IDとオークションIDに基づいて、最新日時のパラメータに対応する入札データがオークション入札テーブル420内にあるかを検索する(ステップS36)。
ステップS36での検索の結果、入札データの有無により、入札されているか否かを判定し(ステップS37)、入札があった場合(ステップS37でYesの場合)には、関数定義の中のパラメータを検索した入札データで置換し(ステップS38)、上述したステップS34へと戻る。一方、入札がなかった場合(ステップS37でNoの場合)には、一括評価値の取得処理が終了し、図6のフローチャートへと処理が戻る。なお、ステップS38からステップS34に処理が戻った際に、一括評価値を得るためのパラメータが複数存在する場合には、全てのパラメータについて、上述したステップS35〜S38への処理を実行する。なお、この例では、ステップS38の入札データはオークション入札テーブル420における入札価格であり、この入札価格で関数定義中の所定のパラメータを置換することになる。
その後、ステップS34で未処理のパラメータがない場合(ステップS34でNoの場合)には、各パラメータをステップS38で置換した入札データで、関数定義を用いて関数値を計算し(ステップS39)、算出した関数値をこの入札者に対する最新の評価値として取得し(ステップS40)、オークション状態生成機能333に渡す。以上により、一括評価値の取得処理が終了し、図6のフローチャートへと処理が戻る。
図7での入札者ごとの一括評価値を取得した後、オークション処理部33のオークション状態生成機能は、一括評価画面550に当該入札者の最新の評価値を表553に表示させ、グラフ554や評価値ランキング555を更新し(ステップS18)、再びステップS15へと処理が戻る。なお、図6のステップS37で入札がなく、一括評価画面550に変更が生じない場合には、一括評価画面550をそのままにしてステップS15へと戻る。
また、ステップS15で指定された全ての入札者IDに対して、評価関数を用いた評価値を計算している場合(ステップS15でNoの場合)には、全てのオークションIDについて、ステップS13で取得した終了日時を過ぎているか否かを判定する(ステップS18)。全てのオークションIDについて終了日時が経過していない場合(ステップS18でNoの場合)には、ステップS14へと戻り上述した処理が繰り返し実行される。また、全てのオークションIDについて終了日時が経過している場合(ステップS18でYesの場合)には、オークションが終了する。
以上により、個別に開催される複数のオークションについて一括して評価した結果を一括評価画面として、リアルタイムに発注者端末10に表示することができる。同様に、オークション管理装置30のオークション処理部33は、販売者端末20に対しても一括評価画面を表示させることができる。また、このとき、オークション処理部33のオークション状態生成機能333は、販売者端末20に、発注者が定義した評価関数を表示させるようにしてもよい。
なお、上述した実施の形態で示した複数オークションの評価方法をコンピュータに実行させるためのプログラムとすることも可能である。この複数オークションの評価方法をコンピュータに実行させるためのプログラムは、インストール可能な形式または実行可能な形式のファイルでCD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)、フロッピー(登録商標)ディスク、DVD(Digital Versatile DiscまたはDigital Video Disc)などのコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供される。また、実施の形態で示した複数オークションの評価方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを、インターネットなどのネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成してもよい。
この実施の形態によれば、発注者が相互に関連のある複数の対象を一括して発注したいと考えている場合に、それぞれの対象を別個のオークションに掛けながら、それぞれのオークションを発注者が独自に定義する評価関数で関連付けして、相互に関連のある複数の対象を一括して評価することができる。また、評価関数や一括評価画面550を販売者にも公開することで、オークションにおける発注者の評価基準が明確となり、オークションの公正さを向上させることができるという効果も有する。さらに、評価関数の設定次第で、評価項目や重み付けなどの評価基準を柔軟に設定することができ、セット品のオークションやトレンド価格オークションなどの多様な使い方が可能になるという効果を有する。
以上のように、この発明にかかるオークションシステムは、ネットワークを用いたオークションにおいて、発注者が関連のあるものを一括して発注したい場合の逆オークションまたは販売者が関連のあるものを一括して売却したい場合のオークションを行う場合に適している。
この発明によるオークション管理装置を備えるオークションシステムのネットワーク構成を模式的に示す図である。 オークション管理装置の概略構成を示すブロック図である。 オークション情報の構成の一例を示す図である。 オークション内容テーブルのデータ構成の一例を示す図である。 オークション入札テーブルのデータ構成の一例を示す図である。 一括評価定義関数テーブルのデータ構成の一例を示す図である。 一括評価定義パラメータテーブルのデータ構成の一例を示す図である。 評価値履歴テーブルのデータ構成の一例を示す図である。 発注画面の構成の一例を示す図である。 一括評価条件入力画面の構成の一例を示す図である。 個別のオークションの入札画面の構成の一例を示す図である。 個別のオークションの入札評価画面の構成の一例を示す図である。 複数のオークションを一括して評価した一括評価画面の構成の一例を示す図である。 個別に開催されている複数のオークションを一括して評価する処理手順を示すフローチャートである。 入札者ごとの一括評価値の取得処理の手順を示すフローチャートである。
符号の説明
10 発注者端末
20 販売者端末
30 オークション管理装置
31 通信部
32 オークション情報格納部
33 オークション処理部
34 制御部
50 ネットワーク
331 オークション情報入力処理機能
332 評価関数演算機能
333 オークション状態生成機能

Claims (9)

  1. 複数の商品またはサービスの一括した購入または販売を希望するオークション開催者の開催者端末からの個々の商品またはサービスに関するオークション開催条件と、前記オークション開催条件に対して入札を行うオークション参加者の参加者端末からの入札条件とを通信回線を介して受取って、所定の期間、前記複数の商品またはサービスの個々の入札状況に加えて全体の入札状況を前記開催者端末または前記参加者端末に表示させるオークション管理装置であって、
    前記開催者によって定義された前記個々の商品またはサービスの入札状況を一括して評価する評価関数を用いて、前記個々の商品またはサービスの最新の入札条件から前記複数の商品またはサービスの入札状況を一括して評価した評価値を前記参加者ごとに演算する評価関数演算手段と、
    前記評価関数演算手段によって演算された前記評価値を前記開催者端末と前記参加者端末に表示させるオークション状態生成手段と、
    を備えることを特徴とするオークション管理装置。
  2. 前記オークション状態生成手段は、前記評価関数演算手段によって演算された全ての参加者についての評価値のうち、前記評価値の演算時までにおける前記開催者にとって最良の評価値を時系列に配置したオークション状態情報を生成し、前記開催者端末と前記参加者端末に表示させることを特徴とする請求項1に記載のオークション管理装置。
  3. 前記オークション状態生成手段は、前記評価関数演算手段によって演算された全ての参加者についての前記評価値を時系列に配置したオークション状態情報を生成し、前記開催者端末と前記参加者端末に表示させることを特徴とする請求項1に記載のオークション管理装置。
  4. 前記オークション状態生成手段は、前記評価値とこの評価値に対応する参加者を識別する参加者識別情報を含む第1のオークション状態情報を生成して前記開催者端末に提示し、前記第1のオークション状態情報の参加者識別情報のうち提示する参加者以外の参加者識別情報を匿名表示とした第2のオークション状態情報を前記参加者端末に表示させることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載のオークション管理装置。
  5. 前記第2のオークション状態情報は、前記評価関数を含むことを特徴とする請求項4に記載のオークション管理装置。
  6. 前記オークション状態生成手段は、前記評価関数による演算時における参加者の順位を含むオークション状態情報を生成することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載のオークション管理装置。
  7. 前記評価関数は、前記入札内容中の入札価格を含む所定の情報をパラメータとして、所定の手順にしたがって演算を行う関数であることを特徴とする請求項1に記載のオークション管理装置。
  8. 複数の商品またはサービスの一括した購入または販売を希望するオークション開催者の開催者端末と、
    前記複数の商品またはサービスに対して入札を行う参加者の参加者端末と、
    前記開催者と前記参加者との間で開催されるオークションの管理を行うオークション管理装置と、
    が通信回線を介して互いに接続されたオークションシステムで複数の商品またはサービスの入札状況を一括して評価する複数オークションの入札評価方法であって、
    前記オークション管理装置は、
    前記開催者端末からの、前記複数の商品またはサービスを個別のオークションとして開催するためのオークション開催条件と、前記個別に開催されるオークションでの各商品またはサービスの入札内容を一括して評価するための評価関数と、を登録するオークション条件登録工程と、
    前記参加者端末からの前記オークション開催条件に対する入札条件を登録する入札条件登録工程と、
    全ての前記参加者について参加者ごとに、前記個別のオークションの入札条件を用いて前記評価関数から前記複数の商品またはサービスを一括して評価した評価値を演算する評価値演算工程と、
    前記演算された評価値を前記開催者端末と前記参加者端末に表示させる評価値表示工程と、
    を含むことを特徴とする複数オークションの入札評価方法。
  9. 請求項8に記載された方法をコンピュータに実行させるプログラム。
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