JP2002024624A - 通信ネットワーク上の販売システム - Google Patents

通信ネットワーク上の販売システム

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JP2002024624A
JP2002024624A JP2000316996A JP2000316996A JP2002024624A JP 2002024624 A JP2002024624 A JP 2002024624A JP 2000316996 A JP2000316996 A JP 2000316996A JP 2000316996 A JP2000316996 A JP 2000316996A JP 2002024624 A JP2002024624 A JP 2002024624A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ネットワーク上の仲介者の仲介により、購入
希望者にとっては自らが希望する出来るだけ低い価格で
商品を購入する機会が得られやすくなるとともに、販売
者にとっては同一商品を出来るだけ多数販売する機会が
得られやすくなる、通信ネットワーク上の販売システム
を提供する。 【構成】 購入希望者及び販売希望者の両方から入札を
受け付け、期間制限無く常時公開するとともに、入札条
件の変更を売買成立前まで受け付けるので、売買成立状
況等から、希望する出来るだけ低い購入価格及び高い販
売価格に条件を変更できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信ネットワーク
上の仲介者が各種商品の購入希望者と販売者との間を仲
介しながら商品の販売を行う、通信ネットワーク上の販
売システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネットやパソコン通信等
の通信ネットワークは事業所に限らず、一般家庭等に急
速に普及しつつあり、通信ネットワークを、単に各種情
報を発信又は受信する手段のみでなく、各種商品の選択
・発注・販売にも広く利用されるようになっている。こ
のような周知の通信ネットワーク上で販売システムで
は、商品を購入する場合には、購入希望者が自らのコン
ピュータの画面上で購入しようとする商品に関する性能
・価格などの情報を確認した後、上記画面上で自らの住
所、氏名、代金の決済方法等の情報を入力・登録する
と、この情報が通信ネットワークを介して販売者のホス
トコンピュータに送信され、これに応じて、商品が購入
希望者の住所まで配達される一方、代金はクレジットカ
ード払い、銀行振込等、所定の方法で決済される。
【0003】また、一部商品、例えば、パーソナルコン
ピュータ等のネットワーク上での販売に際しては、販売
者が販売価格を指定する一定価格による通信販売方法以
外に、いわゆるオークション形式による販売や逆オーク
ション形式による販売も行われている。すなわち、この
オークション形式による販売システムは、販売希望者ま
たは仲介業者が商品の最低入札価格を設定し、所定期間
内にネットワーク上で上記最低入札価格以上の購入希望
額を提示する購入希望者に入札をさせ、所定期限終了時
に最高購入希望価格を入札した者のみが当該商品の購入
権を獲得する方式である。また、逆オークション形式に
よる販売システムは、販売希望者ではなく、購入希望者
または仲介業者が商品の最高入札価格を設定し、所定期
間内にネットワーク上で上記最高入札価格以下の販売希
望額を提示する販売希望者に入札をさせ、所定期限終了
時に最低販売希望価格を入札した者のみが当該商品の販
売権を獲得する方式である。これらにより、例えば、商
品がパーソナルコンピュータの場合でも、通常、一度に
販売する個数は少数個に限定されており、購入者側には
通常の店頭販売価格や通信販売価格等より低めの価格で
購入できる機会が与えられる利点があり、販売希望者に
は、販売圏が広がり不良在庫を処分できる利点があっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のオー
クション形式による販売では、販売個数が少数であるか
ら販売希望者側の利益は比較的乏しいものであった。ま
た、販売希望者にとっては、同一商品を一括して多数販
売する場合、商品一個当たりの単価は、少数個を販売す
る際の価格よりかなり低めでも全体の利益を考慮すれば
差し支えがないことが多く、そのような販売価格で購入
希望者が手に入れられればオークション全体が活況を呈
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は上記の
課題を解決して、ネットワーク上の仲介者の仲介によ
り、購入希望者にとっては自らが希望する出来るだけ低
い価格で商品を購入する機会が得られやすくなるととも
に、販売者にとっては同一商品を出来るだけ多数販売す
る機会が得られやすくなる、通信ネットワーク上の販売
システムを提供することを目的としている。
【0006】そのため、請求項1に係る本発明の通信ネ
ットワーク上の販売システムは、通信ネットワーク上で
仲介者は、購入希望者から任意の希望商品に対する任意
の希望購入価格の入札を受け付ける一方、販売希望者か
ら任意の希望商品に対する任意の希望販売価格の入札を
受け付けるとともに、両者の入札結果を両者へ通知又は
閲覧させる通信ネットワーク上の販売システムにおい
て、購入希望者及び販売希望者のうち、先に入札した希
望者の条件を常時公開し、その条件に対して後から入札
した他方の希望者の条件が合致した場合は、売買成立と
し、その売買の成立情報を常時公開するとともに、未成
立だった販売希望者の条件に対する変更と未成立だった
購入希望者の条件に対する変更とを受け付け、変更され
た条件の入札と、未成立の入札を公開してその入札に対
し応札する他の購入希望者及び他の販売希望者の入札
を、継続して受け付けることによって、自らの希望条件
での参加を常時可能にした通信ネットワーク上の販売シ
ステムである。これにより、購入希望者及び販売希望者
の希望条件の入札を常時公開しておけるので、希望の販
売価格に応答する落札者が現れるまで入札を維持できる
から、購入希望者及び販売希望者は自らが希望する出来
るだけ低い及び高い価格の入札を選択して商品を購入す
る機会が得られる。
【0007】なお、売買成立する時に合致する条件は、
購入希望者及び販売希望者のうち、先に入札されたもの
と、その条件に対して後から入札したものとして時間差
があるとしているが、先後の時間差が無い同時入札の場
合も含み、売買成立として扱うことができる。また、扱
う商品としては、コンピュータ・プログラムソフト等の
電気電子機器、食品等の消耗品、自動車・絵画等の耐久
商品等といった有体物の他、不動産の売買、航空券等の
交通機関乗車券・ホテル等への宿泊券・コンサートチケ
ットなどのサービス引換券の売買、銀行の貸出し金利及
び預金の金利、保険等の加入手数料、建築・土木工事等
の請負仕事、人材斡旋、職業斡旋、派遣先の求めに応じ
て自社で雇用する労働者をその雇用関係・賃金契約を保
って派遣して派遣先の管理下で業務を従事させる人材派
遣等である。そして、入札のための希望条件として、購
入希望者は、購入を希望する商品の情報と購入希望者自
身の情報と、商品と引き替えに支払う購入希望価格との
3点を入札として登録する一方、販売希望者は、販売す
る商品の情報と商品希望販売者の情報と、商品と引き替
えに受け取る販売希望価格との3点を入札として登録す
る。そして、これらの希望条件に対し入札する販売希望
者又は購入希望者は、提示されている購入又は販売希望
商品を特定して、販売希望価格及び購入希望価格を入札
として登録する。
【0008】特に、商品が人材斡旋である場合は、販売
希望者が、登録者の技能・実績といった詳細情報と希望
報酬額とを入札する一方、購入希望者となる雇用する
側、多くの場合に企業側は、報酬額を入札として登録す
る。また、商品が職業斡旋である場合は、販売希望者
が、職場を提供する会社の規模・雇用条件等の詳細情報
と、希望報酬額とを入札する一方、その提示条件に対し
て雇用されたい人は、購入希望者として、希望する報酬
額を入札として登録する。更に、商品が請負業である場
合、発注側となる販売希望者は、工事内容・必要技術等
の詳細な条件と会社の規模・実績など詳細情報と発注金
額とを入札として登録する一方、その提示条件に対して
受ける請負側の会社は、購入希望者として請負金額を入
札として登録する。また、反対に、請負側の会社が、販
売希望者として会社の実績・技術力の詳細情報と、単位
請負金額とを入札として登録する一方、発注側の会社
は、発注毎に購入希望者として、請負会社の入札に対し
て希望する発注希望額を入札として登録する。このよう
に商品が一般的なサービスについて、販売希望者となっ
てサービスする側は、サービス詳細内容・サービス提供
者の情報と、サービス提供料金とを入札として登録する
一方、サービスを受けたい側は、購入希望者としてサー
ビス詳細内容、サービスを受けたい側の情報と、サービ
スに対する支払い料金を入札として登録する。それぞれ
に対してサービスを受けたい側の支払い金額又はサービ
スを提供したい側の受け取り金額を入札として登録す
る。
【0009】また、入札の入力時に、必要に応じて1回
で多種多数の入力ができるように、最初に入力されるI
Dから、登録者の個人又は法人の種別を顧客データファ
イルから引き出して、個人.には単種単数が入力しやす
い入力画面を提供するのに対し、法人には多種多数の入
力が行いやすい画面を提供させることができる。
【0010】また、請求項2に係る発明のように、購入
希望者及び販売希望者の希望条件に個数を追加し、売買
成立した個数の余剰個数については引き続き入札を継続
することにより、販売希望者にとっては、剰余個数分の
次の落札者を待つことができるので同一商品を一度の入
札により出来るだけ多数販売する機会が得られやすくな
る。このような個数又は数量の追加された入札は、まと
めて1つの入札として扱う他に、個数又は数量の数だけ
の独立の入札として扱い、それらを請求項6に記載する
グループ登録として入力時に扱い、そのグループ登録に
対して売買成立があったときにその成立個数分の入札を
取り消すことが可能である。
【0011】そして、請求項3に係る発明のように、前
記売買成立により売買権を獲得した両者へ売買成立を通
知するとともに、販売権を獲得した販売希望者から売買
価格の所定割合を前記仲介者が手数料として徴収する通
信ネットワーク上の販売システムである。これにより、
売買が成立しない間は手数料を要しないので、入札者を
多く参加させる可能性が大きくなり、よりよい売買条件
が成立しやすくなる。また、別の手数料徴収方法とし
て、購入希望者及び販売希望者から会費を仲介者が徴収
する方法であっても良い。会費の徴収時期は、登録時の
みや、月・半年等の期間単位での徴収や、入札1回又は
複数回単位に徴収する方法がある。これにより、いたず
らで入札したり売買成立後にキャンセルしたりする入札
を防止することができる。
【0012】次に、請求項4に係る発明は、通信ネット
ワーク上で仲介者は、購入希望者から任意の希望商品に
対する任意の希望購入価格の入札を受け付ける一方、販
売希望者から任意の希望商品に対する任意の希望販売価
格の入札を受け付けるとともに、両者の入札結果を両者
へ通知又は閲覧させる通信ネットワーク上の販売システ
ムにおいて、前記販売希望者の入札条件又は前記購入希
望者の入札条件を任意の条件について統一することによ
り、複数若しくは1つの購入希望価格又は複数若しくは1
つの販売希望価格を同時に入札することを特徴とする通
信ネットワーク上の販売システムである。これにより、
例えば商品としてコンピューターは、新品であれば販売
店の保証がなくても、製造元の保証があれば、購入希望
者は購入金額だけを選択条件とする場合が多く、配送
料、消費税などを含めた諸費用合計、配送までの期間な
ど、販売希望者すべてをこの条件で統一して入札を行わ
せることにより、競争状態の入札希望が増加して、販売
希望者は、購入希望者を不特定の多数集まることで、通
常1つを販売するよりも複数販売したほうが販売希望者
の利益が確保しやすいため通常の販売価格より安く売る
ことが可能となる。一方、購入希望者においては、安く
購入できる機会があるばかりでなく、希少価値のある商
品などは購入希望価格を高く設定すれば優先的に購入が
可能となり、この場合において販売者は、通常の販売よ
り利益を得やすい。特に、入札希望者の個人認識に差が
ある信用、販売希望者の知名度などに優位性があると思
う入札希望者には、複数の入札希望者を列記した中に表
示させることにより、同一商品であってもお店の信用、
保証、お店の場所などを加味すると、購入希望者は、通
常では販売価格が同じでも同一程度の価値とみなさない
商品やサービスであっても、その列記された中に信用を
おける販売希望者を見つければ、落札するための入札を
行い、より多くの販売希望者又は購入希望者を集めて価
格競争が活発化させることが出来る。
【0013】一方、同一程度と思われる商品やサービス
であっても販売店の業務上の信用、保証、店舗の場所な
どを加味すると、購入希望者は、販売者希望が違う場合
においては、同一程度の商品等とみなさない場合があ
る。このため同一商品であっても販売希望店が相違する
場合は、販売者独自の商品として販売しているといえる
ので、上記請求項4に係る発明のように配送料、消費税
などを含めた諸費用合計、配送までの期間など、販売希
望者すべてをこの条件で統一しても、販売希望者が相違
する場合などは同一商品といえないので、販売者同士の
価格競争が起こりにくい。とくに、一つしか存在しない
購入希望に対して複数の販売希望がある場合又は、1つ
しか存在しない販売希望に対して複数の購入希望がある
場合は、1しか存在しないものの購入希望及び販売希望
には競争が発生しないので、1しか存在しない購入希望
及び販売希望を有した者の独占状態になり、適正な売買
成立価格になりにくい。そこで、請求項5に係る発明
は、通信ネットワーク上で仲介者は、購入希望者から任
意の希望商品に対する任意の希望購入価格の入札を受け
付ける一方、販売希望者から任意の希望商品に対する任
意の希望販売価格の入札を受け付けるとともに、両者の
入札結果を両者へ通知又は閲覧させる通信ネットワーク
上の販売システムにおいて、前記購入希望者又は販売希
望者に、複数の購入希望入札又は販売希望入札をそれぞ
れ関連付けて登録させ、その複数の入札の中で任意の数
の入札が売買成立した場合は、売買成立以外に登録して
いる他の入札を取り消すことを特徴とする請求項1記載
の通信ネットワーク上の販売システムである。このよう
に、1個人又は1法人が購入希望価格を複数又は販売希
望価格を複数で入札し、そのなかで任意の数の入札が成
立した場合は、成立以外の入札を取り消すグループとし
て関連付けて登録をできる通信ネットワーク上の販売シ
ステムであるから、例えば2つのA店のC商品と、独占状
態のB店が扱うD商品とをグループ登録で入札がなされた
場合に、いずれか一方としてA店で先に売買が成立すれ
ば、残りのB店の購入希望価格の入札は売買が成立する
前に取り消される。つまり、1つしか存在しない購入希
望に対して複数の販売希望や1つしか存在しない販売希
望に対して複数の購入希望とすることで、異なる商品、
異なるもの、異なるサービスなど扱いで独占状態のB店
の商品であっても価格競争が発生するので、適正な売買
成立価格になりやすい。複数の入札を行い、そのなかで
任意の数の入札が成立した場合は、成立以外の入札を取
り消すグループとして関連付けて登録をできる通信ネッ
トワークは、取り消す指示を速やかに実行しなければな
らないので、異なるネットワーク間で取消指示の伝達ル
ールを統一することが好ましく、また、ネットワークの
主催者は異なるがネットワークシステムが同一であって
ネットワーク間の取り消す指示の伝達が可能なシステム
であっても良い。
【0014】請求項6に係る発明は、請求項4に係る発
明において複数の購入希望入札又は販売希望入札をグル
ープとして登録し、複数のうちの1つが売買成立した時
に残りの入札を取り消す販売システムのうち、商品を株
式等の証券銘柄、入札を注文と考えることにより、株式
売買等の証券取り引きの注文に特化し株暴騰・暴落の防
止を目的とした発明である。即ち、請求項6に係る発明
は、通信ネットワーク上で仲介者は、購入希望者から任
意の希望商品に対する任意の希望購入価格の入札を受け
付ける一方、販売希望者から任意の希望商品に対する任
意の希望販売価格の入札を受け付けるとともに、両者の
入札結果を両者へ通知又は閲覧させる通信ネットワーク
上の通信販売システムにおいて、購入希望者または販売
希望者に、複数の購入希望の注文または複数の販売希望
の注文をそれぞれ関連付けて登録させ、その複数の注文
のうち、任意の数の注文が売買成立した場合は、売買成
立以外に登録している他の注文を取り消すことを特徴と
する通信ネットワーク上の証券取り引きに関する販売シ
ステムである。
【0015】従来、一国の株式市場が暴騰・暴落を起こ
せば、それが一国の株式市場に収まらず、世界の株式市
場に波及して世界経済が混乱を起こすことも多く、通信
技術の発達により各株式市場の提携が強くなり、その混
乱の規模はますます大きくなることが懸念されている。
これは、ひとたび証券取り引きの暴騰・暴落が始まる
と、購入及び販売希望注文の数の均衡が崩れ、売買が成
立しないために注文者の不安心理を煽りパニックが起こ
って、更に暴騰・暴落が広がることがある。そこで、前
述の請求項6に係る販売システムによれば、例えば1つ
の銘柄の株式だけを購入する意思のある購入希望者が、
銘柄A社の現在値1000円に対しては950円で1000株の注
文と、銘柄B社の現在値950円に対して900円で1000株の
注文を関連付けて登録した場合は、暴落する中で現在値
が下がった方が2つの注文のうち先に売買が成立するの
で、売買結果が他の注文者に表示されて他の注文者の不
安心理を安らげる方向に働くので、従来の株売買システ
ムでは一方的に下げようとする銘柄は、請求項6に係る
システムでは購入希望注文が相対的に増加して全体とし
て買い支えられる結果となる。また、一般的に購入希望
注文は複数出せるが、現物の株券を売る場合において従
来の空売りでない場合は、販売希望注文は例えば株券10
00株に対しては1000株しか出せないため、購入希望注文
は相対的に多くなり、1つの銘柄を集中的に販売注文を
出しても値が下がりにくくなる。さらに、債券市場や、
商品市場、商品先物市場、新たな投機的市場といった市
場に対して、取り消す指示の伝達が可能なシステムとし
た場合、下落する市場に資金が偏るため、下落しにくく
なるものである。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の販売システムを実
施する形態を図面に基づいて説明する。インターネット
等の通信ネットワーク上にサーバを有する仲介者Iは、
多種多様な商品に関する販売情報を提供できる市場掲示
板を形成しておき、インターネットを介して端末を有し
た購入希望者及び販売希望者又は閲覧者に提供してお
く。次に、多数の購入希望者A・B・C及び販売希望者
X・Y・Zは、インターネットに接続したパーソナルコ
ンピュータなどを介して仲介者Iに対してあらかじめ会
員登録をしておき、時々に所望の商品に対する希望購入
価格及び販売希望価格、取扱個数の条件を応札する。
【0017】図1は、販売システムを実施する手順の前
半を、また図2はその後半をそれぞれ図示している。会
員登録をしてIDを有した購入希望者及び販売希望者の
入札者がIDを入力すると(S1)、会員データと照合
し商品情報の入力画面を個人又は法人で区別して表示さ
せる(S2−1,S2−2,S2−3)。個人会員は少
数の種類の商品を少数個で入力するのに対し、法人会員
は取扱種類や個数が大量となるので個人扱いでは入力作
業の効率が悪くなる。そこで、一画面で多種類を複数個
で入力できるように、商品欄を多数設け、個数にも3桁
・4桁の入力ができる。ここで、登録IDに入力済み且
つ売買成立前の入札条件が会員データベースにあった場
合は、その一覧が表示されてその中の修正又は新規入力
であるか選択させる表示がされる。そして、新規入力が
選択された場合は、入力画面の各欄にブランクが出力さ
れ、修正の場合は選択された1つの入札条件が各欄に初
期状態として出力され、それを適宜修正していくことで
入力作業を簡略化している。新規又は変更がされた入札
条件は、インターネットを介して仲介者Iに提示され
(S3)サーバに蓄積される一方、再度画面入力から確
認をする(S4)。ここで、希望の公開期間が過ぎてい
ないか(S41)や修正があるか否か(S42)を判別
し、希望公開期間が過ぎた入札(S44)や変更をある
入札(S43)についてはその入札を取り消しておく
(S45)。仲介者は、その応札条件を、商品別、購入
と販売別に大別した上で、売買成立順になるように購入
希望条件は金額の高い順に、販売希望条件は金額の低い
順に、同額の場合は応札時間の早い順に、優先順位を付
しておき、インターネットを介して仲介者I以外の利用
者が一覧で閲覧ができるようにする(S5)。
【0018】
【表1】
【0019】全体の購入希望条件及び販売希望条件の一
覧のうち、個々の詳細な入札状況を見たいときには、商
品番号を特定することで閲覧できる。
【0020】
【表2】
【0021】また、有体物商品ではなく、不動産売買、
人材斡旋、職業斡旋の入札条件は下記のようになる。
【0022】
【表3】
【0023】不動産売買のうち販売希望入札の条件であ
る。左側欄には写真などを貼り付け、立地条件や広さ、
大きさが理解できるようにしている。他の表示方法とし
て、窓からの景色や、ビデオ映像を利用したり、部屋番
号の一覧から各部屋の内容を表示させるようにして相違
点が簡単に比較できるようにできる。部屋の階層によっ
て窓からの眺望の違いにより部屋の価値が異なる点は、
ホテルや旅館などの宿泊施設の宿泊料金又は利用料金と
同じであり、販売対象物を宿泊料金等としたときに、そ
の詳細を表示するときに宿泊室からの眺望を表示させる
ことができる。右側欄は、上段に販売希望価格が提示さ
れている。上から2段目の直前交渉価格とは、不成立だ
った売買交渉価格が販売希望入札者により提示され、目
安として利用される。下方2段は、購入希望入札の上位
2個までが表示されている。
【0024】
【表4】
【0025】表4は、人材斡旋の登録者を提示してい
る。左側欄には顔写真などを貼り付け、年齢・経歴・本
人のコメントが表示されている。右側欄は、上段に本人
の希望年棒が提示されている。上から2段目の直前交渉
価格とは、不成立だった交渉年棒が販売希望入札者によ
り提示され、目安として利用される。下方2段は、雇い
入れ希望の企業側などが入札した上位2個までが表示さ
れている。これらは、特殊技能を持った人たちに利用の
可能性が高い。
【0026】
【表5】
【0027】表5は、職業斡旋の登録者を提示してい
る。左側欄には企業の紹介・就労条件や、人事部等のコ
メントが表示されている。右側欄は、上段に雇い入れ年
棒が提示されている。上から2段目の直前交渉価格と
は、不成立だった交渉年棒が販売希望入札者により提示
され、目安として利用される。下方2段は、就労希望者
が入札した上位2個までが表示されている。これらは、
社会人ばかりでなく、学生・主婦等にも広く利用され
る。
【0028】以上のように売買対象物は多岐に渡り、こ
れらの入札が行われて、先に入札された購入希望条件及
び販売希望条件に対し、同一商品の販売希望条件及び購
入希望条件が後から入札されてきたとき、売買成立につ
いて判定が行われる(S6)。売買が未成立な場合は
(S61)、後から応札された販売希望条件及び購入希
望条件を変更・取り消しできるように確認画面工程(S
4)に戻る。このとき、入札条件をそのまま維持するこ
とも可能であり、この残った入札に対し応答する新たな
入札ができる。一方、売買が成立した場合は(S6
2)、仲介者は、売買権を獲得した両者へ売買成立を、
相手方の連絡先と一緒に通知するとともに、販売権を獲
得した販売希望者から売買価格の所定割合を前記仲介者
が手数料として徴収する(S7)。手数料の徴収の仕方
は登録時に契約を結んだクレジットカード口座からの引
落しが簡便で確実な方法である。また、通知をした結果
キャンセルがあった場合(S71)、キャンセルをした
者の登録を解除し、そのIDによる応札ができないよう
にIDの入力工程にフィードバックしておく(S7
2)。以降は、仲介者は介在せずに、売買権を獲得した
両者が互いに連絡を取り合って代金支払い方法・商品発
送方法を確認した上で、代金支払い・商品発送を行う
(S8)。実際の売買を当事者同士で確認して行うの
で、代金の未払い・商品の未発送の事故を防止できる。
また、人材斡旋及び職業斡旋の場合、入札の売買成立が
あっても商品とは異なり実際に面接をしてみないとわか
らない点も多いので、売買権を獲得した両者が互いに連
絡を取り合って面接をした上で役務提供の代金である賃
金支払い方法・勤務条件を確認するという手順になる。
【0029】なお、手数料の徴収方法として、クレジッ
トカード払いを例示したが、それ以外に銀行振込等の決
済方法を用いてもよい。また、商品配達後、一定期間内
であれば、購入希望者が商品を返品できるクーリングオ
フ制度を用いている(S81)。
【0030】前述した判定工程S6における売買成立の
判定条件を説明する。一覧工程S5で優先順位を付され
た入札は、条件金額が同額の場合はそのまま売買成立金
額となり、取扱数が少ない方の個数について売買が成立
し、余った取扱個数については金額条件をそのままにし
て入札を残しておく。なお、入札者の希望により条件の
変更・入札の取消は、売買成立前であれば自由であり、
変更された入札条件は新たに入札一覧に公開され、次の
応札を待機する。次に、金額が異なっている場合、先に
提示した販売希望価格より、あとから提示した購入希望
価格が販売希望価格より上の場合、売買成立価格は、販
売希望価格となる。逆に下の場合の売買は不成立であ
る。同様に、先に提示した購入希望価格より、あとから
提示した販売希望価格が購入希望価格より下の場合、売
買成立価格は、購入希望価格となる。逆に上の場合の売
買は不成立である。
【0031】次に、時間の先後があれば成立した価格条
件で、両者の入札が同時に行われた場合は、直前に行わ
れた売買成立価格との比較により判定が行われる。例え
ば、販売希望価格が901円、購入希望価格が1000
円の場合で説明する。まず、直前売買成立価格があり、
その金額が下記のように、800円、920円、110
0円とあった場合を説明する。
【0032】 (価格表6) 販売希望価格 直前売買成立価格 購入希望価格 1100円 ↓ [1000円] −−−−1000円 [920円] 901円−−− [901円] ↑ 800円
【0033】直前の売買成立価格が、販売希望価格以
上、購入希望価格以下の920円の場合は、売買の成立
価格を直前のものと同じ920円にする。次に、直前の
売買成立価格が販売希望価格以下の800円の場合は、
販売希望価格を売買成立価格901円にする。そして直
前の売買成立価格が購入希望価格以上の場合は、購入希
望価格を売買成立価格1000円とする。最後に、直前
売買成立価格が無い場合、販売希望価格901円と、購
入希望価格1000円の中間額とし、中間額950.5
円に端数がある場合は、差額99円を二分の一とした残
り端数は切り捨て販売希望価格に加算した価格950円
が売買成立価格となる。
【0034】また、1個の販売希望価格に対し、この販
売希望価格より高い、2個の購入希望価格H、Lの入札
が同時にあった場合は、販売希望価格と一番高い購入希
望価格Hのみを売買成立の対象とし、売買成立価格の定
め方について次に説明する。例えば、販売希望価格が1
000円、購入希望価格がL:1100円、H:140
0円とする。直前売買成立価格が無い場合は、低い方の
購入希望価格L:1100円を売買成立価格とする。次
に、直前売買成立価格が下記のように、600円、12
00円、1500円とあった場合を説明する。
【0035】 (価格表7) 販売希望価格 直前売買成立価格 購入希望価格 1500円 ↓ [1400円]−−−◎H1400円 [1200円] [1100円]−−− L1100円 1000円 ↑ 600円
【0036】直前の売買成立価格が、購入希望価格L以
上、購入希望価格H以下の場合は、売買の成立価格は、
直前の売買成立価格と同じ1200円にする。次に、直
前の売買成立価格が購入希望価格H以上の場合は、購入
希望価格Hを売買成立価格1400円とする。そして直
前の売買成立価格が購入希望価格L以下の場合は、購入
希望価格Lを売買成立価格1100円とする。
【0037】前述の場合と反対に、販売と購入の先後が
逆順であって、1個の購入希望価格に対し、同時に2個
の販売希望価格H、Lの入札があった場合は、購入希望
価格と一番低い販売希望価格Lのみを売買成立とし、売
買成立価格の定め方について説明する。例えば、購入希
望価格が1000円、販売希望価格がL:500円、
H:900円とする。直前売買成立価格が無い場合は、
高い方の販売希望価格H:900円を売買成立価格とす
る。次に、直前売買成立価格が下記のように、400
円、600円、1100円とあった場合を説明する。
【0038】 (価格表8) 販売希望価格 直前売買成立価格 購入希望価格 1100円 ↓ 1000円 H900円−−−[900円] [600円] ◎L500円−−−[500円] ↑ 400円
【0039】直前の売買成立価格が、販売希望価格L以
上、販売希望価格H以下の場合は、売買の成立価格は、
直前の売買成立価格と同じ600円にする。次に、直前
の売買成立価格400円が販売希望価格L以下の場合
は、販売希望価格Lを売買成立価格500円とする。そ
して直前の売買成立価格1100円が販売希望価格H以
上の場合は、販売希望価格Hを売買成立価格900円と
する。
【0040】更に同時の入札が販売と購入の両者に複数
あり、複数の販売希望価格H、Lに対し、複数の購入希
望価格H、Lの入札があった場合は、一番低い販売希望
価格と一番高い購入希望価格のみを売買成立とし、売買
成立価格の定め方について下記のような例示で説明す
る。
【0041】
【0042】販売希望価格の一番低い600円の個数4
と、購入希望価格の高い800円の個数の差分をだすと
購入希望価格800円が1個残る。なお、購入希望条件
の5個の中から選択する基準は、入札時間の早い方から
という原則に従う。
【0043】 (価格表10) 販売希望価格 購入希望価格 900円 1個 (800円 5個) 800円 1個 △800円 1個 700円 2個 700円 3個 (600円 4個) 600円 4個 500円 2個
【0044】残った個数の希望価格が購入希望価格な
ら、この差分の購入希望価格800円に対して、つぎに
低い販売希望価格700円の個数の差分をだすと、販売
希望価格700円が1個残る。
【0045】 (価格表11) 販売希望価格 購入希望価格 900円 1個 800円 1個 (800円 5個) 700円 1個△ 700円 3個 (700円 1個) 600円 4個 (600円 4個) 500円 2個
【0046】残った個数の希望価格が販売希望価格な
ら、この差の販売希望価格700円に対して、購入希望
価格の次に高い700円の個数の差分をだすと購入希望
価格700円が2個残る。
【0047】 (価格表12) 販売希望価格 購入希望価格 900円 1個 (800円 5個) 800円 1個 (700円 1個) (700円 2個) △700円 2個 (600円 4個) 600円 4個 500円 2個
【0048】このような売買成立処理を、販売希望価格
より購入希望価格が高い入札が無くなるまで繰り返して
行う。そして、第1に、最後に販売希望価格と購入希望
価格が同一価格である場合、その価格を売買成立価格と
決定する。このようにして売買価格成立までの売買成立
処理に用いられた販売希望価格の入札と、購入希望価格
の入札各々6個は、成立価格700円が一律な売買成立
価格となる。
【0049】第2は、第1決定のように同一価格で無
く、残った最高の購入希望価格と最小の販売希望価格の
両方が、最後の差分処理した販売希望価格と購入希望価
格との間に位置する場合は、直前売買成立価格を考慮す
る判定方法によって売買成立価格を決定する。例えば、
次のように2個について売買成立があり、販売希望価格
より購入希望価格が高い入札が無くなった状態におい
て、残った最高の購入希望価格800円と最小の販売希
望価格700円が、最後の差分処理した販売希望価格9
00円と購入希望価格600円との間に位置する場合で
ある。
【0050】 (価格表13) 販売希望価格 直前売買成立価格 購入希望価格 (1000円 1個) ・・・・・・・・・・・・・900円・・・・ (900円 1個) ↓ 800円 1個 −−−[800円] [740円] [700円]−−−− 700円 1個 ↑ (600円 1個)・・・・600円 ・・・・・・・・・・・・・ (500円 1個)
【0051】まず、直前の売買成立価格があり、その金
額740円が、残った購入希望価格700円以上、残っ
た販売希望価格800円以下の場合は、売買の成立価格
は、直前の売買成立価格と同じ740円にする。次に、
直前の売買成立価格600円が、残った購入希望価格7
00円以下の場合は、その購入希望価格を売買成立価格
700円とする。そして直前の売買成立価格900円
が、残った販売希望価格800円以上の場合は、残った
販売希望価格を売買成立価格800円とする。最後に、
直前売買成立価格が無い場合、販売希望価格800円と
購入希望価格700円の中間額750円を売買成立価格
と設定し、もし中間額に端数がある場合は、差額の二分
の一の端数は切り捨て販売希望価格に加算した価格を売
買成立価格とする。このように決まる価格が、( )で
囲んだ売買成立2個の売買成立価格となる。
【0052】第3の決定方法は、第1決定のような同一
価格で無く、残った最高の購入希望価格と最小の販売希
望価格の少なくとも一方が、最後の差分処理した販売希
望価格と購入希望価格との間に位置しない場合には、既
に説明した同時入札について直前売買成立価格を考慮す
る判定方法によって売買成立価格を決定する。例えば、
次のように2個について売買成立があり、販売希望価格
より購入希望価格が高い入札が無くなった状態におい
て、残った最高の購入希望価格1000円と最小の販売
希望価格500円の少なくとも一方、下記の例では両方
が、最後の差分処理した販売希望価格900円と購入希
望価格600円との間に位置しない場合である。
【0053】 (価格表14) 販売希望価格 直前売買成立価格 購入希望価格 1000円 1個 1000円 (1000円 1個) ↓ ・・・・・・・・・・・・[900円]・・・ (900円 1個) [740円] (600円 1個)・・・[600円] ・・・・・・・・・・・・・ ↑ (500円 1個) 500円 500円 1個
【0054】まず、直前の売買成立価格があり、その金
額740円が、最後に売買成立した購入希望価格900
円以下、販売希望価格600円以上の場合は、売買の成
立価格は、直前の売買成立価格と同じ740円にする。
次に、直前の売買成立価格500円が、最後に売買成立
した販売希望価格600円以下の場合は、その販売希望
価格を売買成立価格600円とする。そして直前の売買
成立価格1000円が売買成立価格900円とする。最
後に、直前売買成立価格が無い場合、最後に売買成立し
た販売希望価格600円と購入希望価格900円の中間
額750円を売買成立価格と設定し、もし中間額に端数
がある場合は、差額の二分の一の端数は切り捨て販売希
望価格に加算した価格を売買成立価格とする。このよう
に決まる価格が、( )で囲んだ売買成立2個の売買成
立価格となる。
【0055】なお、複数の販売希望条件又は複数の購入
希望条件の入札が、希望価格と送信時間が同じ場合は、
仲介者Iの任意の判断でいずれかを優先させればよい。
また、例えばシステムを立ち上げて売買を始める場合
は、入札の受付開始時間から売買開始時間直前までに受
け付けた入札条件をすべて同時に提示したものとして、
複数の販売希望価格と1つの購入希望価格の場合、また
は、複数の購入希望者と1つの販売希望者の場合は、上
記判定条件にしたがって売買を成立させる。
【0056】次に、他の実施形態を図3により説明す
る。図1は、入札条件となる商品の詳細を入力している
ので、商品説明が詳細になるほどそれ以外の入札と同一
の市場を形成し価格競争を起こす可能性が少なくなる。
そこで、図3に示すように商品の条件をある程度統一す
ることにより、入札個数を増やして適当な価格競争を起
こすことができる。まずIDの入力・確認を終え(S
1)、入札をするカテゴリーを選択する(S21)。参
加市場の一覧から独自市場か統一市場かを選択する(S
22)。次に、入札者名を列記して特定できない状況で
提示することを希望するか選択させる(S23)。ここ
で、入札者名を列記して特定できない状況で提示する方
法は、表6の最上段のように複数の販売店名を列記して
おき、2店舗以上が参加した販売希望があり、ある程度
の信用力を生じさせることが出来る。
【0057】
【表6】
【0058】そして、工程S23において入札者名を表
示させない場合は、図1の登録パターンと同一になり、
入札希望条件を、商品内容の詳細、提示希望期間といっ
たように登録し(S25)、入札希望価格を最後に登録
しておく(S26)。統一する商品条件としては、表6
の上から2段目以降の商品の発送時期、支払方法、キャ
ンセル時期、その送料負担、保証の他、下記の表7のよ
うな仲介人の手数料額や送料額などがある。
【0059】
【表7】
【0060】一方、参加市場の選択(S22)において
独自市場を選択すると、図1に示した入札者の希望条件
を全て入力できる入力画面が提示され(S27)、残っ
た入札希望価格だけを入力すれば(S26)入札希望条
件の登録が完了する。なお、独自条件の選択画面では、
一覧からではなく新規に独自条件を設定したい者のため
の入力画面を起動させることもできる。
【0061】これらの統一市場及び独自市場に各々登録
された入札条件は、売買成立の比較判定(S6)が区別
無く行われ、売買不成立の場合は、図1の工程4と同様
に、入札条件の再検討(S4)が可能であり、その結
果、入札条件の変更・取り下げ(S41以下)が自由に
行える。なお、図1では売買成立工程6の直前に、再検
討工程S4が設定され、売買不成立により工程S4にフ
ィードバックするフローであったが、図3においても売
買成立工程6の直前に再検討工程S4を設定することも
できる。
【0062】次に、図3の条件入力工程(S25)、入
札希望価格の入力工程(S26)においては、表8のよ
うな1人又は1法人が複数の条件を一度に入力でき、そ
のうち早く売買成立された1つだけを択一し他の入力条
件を取り消しできる方式を採用している。
【0063】
【表8】
【0064】入力欄は予め、3段形成されており、1〜
3の希望する入力数に応じて欄に希望条件を入力する。
例えば、商品の購入を希望する場合は、メーカー、商品
型式、色や機能の詳細を入力し、最後に購入希望価格を
登録する。価格は、商品が異なれば、入札者が妥当と思
う金額にも相違が生まれるし、異なるメーカの商品・サ
ービスであっても良い。グループ登録された入札希望条
件には、それを示す符号が付与され、例えば商品番号に
Sの符号が付される。これらの入札のうち1つが、図3
の売買成立工程S6で成立すると、成立した希望条件以
外のグループ登録された入力があるか否かを検索する。
この場合、商品番号に同じ符号Sを有した条件があるか
無いかを検索をする。なお、検索方法は、条件数が多く
なればグループ登録を別ファイルにインデックスを作成
し、そのインデックスを検索する方法や、グループ登録
した1つの希望条件に、グループに含まれる他の希望条
件に関する商品番号等の特定情報が追加され、その1つ
の希望条件が売買成立時にはその特定情報を参照して他
の希望条件を検索して取り消す方法などにより早く検索
を終えることが出来る。
【0065】一方、複数の入札が一覧となっている状態
から複数選択して応札を登録する場合、一覧になった入
札のそれぞれに選択ボタンを配置して、選択ボタンを押
されると応札した登録をするとともに、新たに応札のた
めの詳細な入札内容の表示画面と応札価格や個数の入力
画面を表示させ入力をさせる。また、その応札をグルー
プ登録した場合には、図4に示すようにグループ登録す
るグループを選択できる入力欄20を設け、右端の下向
き矢印▼を選択すると複数のグループ登録先が表示さ
れ、どれか1つを選択できるようになっている。これ
は、複数の入札に応札するときに、条件を変更して別の
グループ登録としたい場合があることに対応するためで
ある。
【0066】次に、応札してグループ登録した入札に対
して応札価格及び個数を入力する入力画面を図5に示
す。31はグループ登録の別を示す欄であり、32,3
3,34の各欄は応札した3つの入札内容が表示されて
いる。そして、3つのそれぞれには、購入希望価格の表
示欄32a,33a,34aと数量の表示欄32b,3
3b,34bが設けられている。なお、図4のようなグ
ループ登録の選択ボタンに代わり、複数の入札の一覧画
面と、図5のようなグループ登録の表示画面とをモニタ
ーの1画面の中に同時に表示させ、一覧の入札の一つを
マウスのような入力部材で選択し、モニター上でグルー
プ登録の表示画面に移動させるようにして登録をさせる
ことも可能である。この場合、一覧の入札の一つをマウ
スのような入力部材で選択し、マウスの保持ボタンを入
力したままモニター上で移動を始めた時点でキャッシュ
メモリーに一時保管し、移動先のグループ登録の表示画
面でマウスの保持ボタンが解除された時に、マウスの移
動先のグループ登録欄に一時保管した入札データを入力
させる。
【0067】また、図5では扱い数量が1であったが、
例えば乾電池のような大量消費財を購入したい自由市場
の場合は、一度に大量個で売買が成立するだけでなく図
6のように個々に数量を入力する必要はなく、合計で必
要な数量を合計入力欄35に入力させて応札させる。各
数量欄32b’,33b’,34b’には合計入力欄3
5の数量と同じ表示がされるが、変更することも可能
で、各数量欄32b’,33b’,34b’の合計は合
計入力欄35の数量を下回らないように制限を与え、下
回った場合には再入力させるとともに、各数量欄32
b’,33b’,34b’毎の入力数は合計入力欄35
の数量を上回らないようにして、上回った場合には再入
力させて、売買成立後にキャンセルすることが無いよう
に表示させる。そして、それぞれの入札先が図7のよう
に部分的に又は少数個で売買を成立させていく場合もあ
り、図8のように別に売買成立画面が形成され、売買が
成立した個数欄32c,33c,34cが表示されてい
る。
【0068】そして、他のグループ登録をした条件があ
れば、それらの条件を取消した上で、売買成立した希望
条件について図2の工程S7のような通知を行う。
【0069】なお、説明のために、入力総数が3つ、入
力した欄の総入力数のうち売買成立した条件を択一し、
他の条件を取り消す条件で説明したが、一度に入力でき
る入力数は制限しないし、決定できる売買成立数も択一
に限らず、入力した複数の条件数より1つ減じた数ま
で、売買成立した条件を除外することを繰り返し、最後
に1つの入力条件が残った時点で取り消すことも可能で
ある。例えば、3段の入力画面の登録ボタンに、次頁3
段のボタンを追加し、登録ボタンが押されるまで3つず
つ入力を繰り返すこともできる。また、択一ではなく、
2以上の売買を希望する場合は、売買成立希望個数を、
1以外で入力できる欄を追加することもできる。また、
個数又は数量を売買条件として追加された入札は、まと
めて1つの入札として扱う他に、個数又は数量の数だけ
の独立の入札として扱い、それらを記述したグループ登
録として入力時に扱い、そのグループ登録に対して売買
成立があったときに応札待ち一覧からその成立個数分の
入札を取り消して、在庫分の数量を再表示することが可
能である。これは、従来のネットモールでの入札システ
ムに応用することが可能である。
【0070】そして、グループ登録を利用した個別の入
札について説明する。通信ネットワーク上で入札された
売買対象物が、コンサート会場や、ホテルの部屋、分譲
又は賃貸マンションの部屋である場合、図9のように会
場の座席の平面配置36aや図10のように建物の階層
毎の部屋配置37aを全て表示して、入力ボタンとなっ
ている座席番号や部屋番号の各枠を選択することでその
詳細を、コンサート会場であれば各座席から舞台を見た
ところのアングルの写真やコンピュータグラフィック等
を表示枠36bに、ホテルであれば各部屋の窓から見た
外の景色の写真等を昼と夜などの時間帯で分けたり、間
取りや室内の写真に加えて、フロントの様子が分かる写
真などでも宿泊施設の様子が確認できる表示枠37bを
設けることが好ましい。詳しくは、コンサート会場の座
席であれば、写真のアングルは、例えば写真撮影者の身
長 175センチで、A6の席に座っての撮影で、他のA1、A
2、A3の席には、同じ身長の撮影者が座った場合の写真
を載せる。また、座席の座面の高さ、横幅、前席までの
長さ背もたれの長さ、隣までの長さなどを表示し、 175
センチの人が座ったところの写真と、隣の人が座った場
合、例えばA7であれば、A6とA8のところに人座らせた状
態での撮影写真も情報として載せる。また、電車、飛行
機、船等の交通機関は、通常の席であれば席別の情報は
あまり必要ではないが、その指定席や飛行機のファース
トクラス等の座席の写真等を表示させる。更に、一覧を
表示するための検索で指定する日時について、コンサー
ト会場の座席の場合は、コンサート日の昼の部、夜の部
といった選択条件によりオークション等の検索を行えば
よく、またホテルの宿泊、利用時間を特定しない飛行
機、電車などは、例えば8月2日と8月3日といった利
用日の指定だけで検索をすればよく、更に利用時間を厳
守したい電車、飛行機は、車両番号、例えば名古屋発金
沢行き10:00発しらさぎ20号、何便、例えば名古
屋発東京便全日空752便10:00発といった便名ま
での指定をする。
【0071】図11はコンサート会場の座席に関する入
札に対して応札をグループ登録した一覧画面であり、異
なる3つの座席38a,38b,38cについて入札し
ている。このように人気のある公演又は興業の場合は、
一般的なオークション形式を利用しても良いし、またチ
ケットを高く売ることに抵抗がある場合は、はじめから
ある程度高く設定して、販売する。逆に人気の無い公演
又は興業の場合、チケットが売れ残る事があるが、入札
販売価格を下げることで売り切れるので閑散としたコン
サート会場にならないですむことが多い。また、このよ
うな売買システムは、一般観客とチケット販売者との間
だけでなく、チケット販売者とコンサート主催者側との
間に利用しても良い。そして、このような販売システム
は、例えば通常販売で利用されるPOSシステムと併用
して、通常販売を含んだグループ登録のうち通常販売の
入札以外が売買成立したときには、通常販売の商品につ
いて購入しようとレジに持ち込んでもPOSシステムで
売買済みといった警告が表示されるようにネット上の売
買結果をPOSシステムにフィードバックをしたり、商
品棚から引き下げるようにすることで、ネット販売と通
常の店頭販売とを併用して販路を増やすことができる。
【0072】また、図12はホテルなど宿泊施設を提供
する側の入札一覧を示す。ホテルなどでは、同一の部屋
であっても例えば2名から3名又は5名から8名といっ
たように1部屋に宿泊できる人数に幅があり、人数で宿
泊料が変わる場合がある。例えば2名部屋39aから3
名部屋39bと分けて表示して、2名のとき1人当たり
14,000円と、3名21,000円で、図13のように2名部屋
39aと3名部屋39bとでグループ登録して販売す
る。
【0073】図14は、飛行機、船、電車などの交通機
関のうち航空券の入札状況の一覧を示し、上欄は売買が
成立した価格、売買数、前日との価格差を参考に表示
し、下左欄に買い希望価格又は購入希望価格を、下右欄
に売り希望価格又は販売希望価格をそれぞれ示す。ま
た、自由相場の場合の統一条件として、例えば18:00か
ら19:00までの出発時間で、名古屋発東京着の一般席と
している。そして、図15のように禁煙席40aと喫煙
席40bとでグループ登録を行い、販売希望価格をそれ
ぞれ入力欄40c,40cに入力する。なお、40dは
応札となる購入希望入札の一覧である。また、例えば8
月31日の05:00から22:00までという時間範囲を広げた
条件で自由相場を行えば、航空機会社は、比較的空席の
多い時間を優先的に販売することもできる。更に、図1
4のような相場システムで販売しつつ、相場システムに
登録する入札をグループ登録に含めることもよい。
【0074】
【発明の効果】このように、請求項1に係る本発明の通
信ネットワーク上の販売システムは、通信ネットワーク
上で仲介者は、購入希望者から任意の希望商品に対する
任意の希望購入価格の入札を受け付ける一方、販売希望
者から任意の希望商品に対する任意の希望販売価格の入
札を受け付けるとともに、両者の入札結果を両者へ通知
又は閲覧させる通信ネットワーク上の販売システムにお
いて、購入希望者及び販売希望者のうち、先に入札した
希望者の条件を常時公開し、その条件に対して後から入
札した他方の希望者の条件が合致した場合は、売買成立
とし、その売買の成立情報を常時公開するとともに、未
成立だった販売希望者の条件に対する変更と未成立だっ
た購入希望者の条件に対する変更とを受け付け、変更さ
れた条件の入札と、未成立の入札を公開してその入札に
対し応札する他の購入希望者及び他の販売希望者の入札
を継続して受け付けることによって、自らの希望条件で
の参加を常時可能にした通信ネットワーク上の販売シス
テムなので、一般的なオークション等と比較すると入札
期間が無いので、希望の販売価格または希望の購入価格
に応答する落札者が現れるまで入札を維持できるから、
購入希望者及び販売希望者は自らが希望する出来るだけ
低い購入価格及び高い販売価格を選択して商品を販売及
び購入する機会が得られる。また、後に入札する希望者
は、落札するために売買が成立できる希望価格で入札す
れば即時に落札させることができるので、入札期間終了
まで逐次入札状況を継続的に監視する必要が無くなっ
た。特に、一般的なオークションなどでは先に入札した
希望者は条件の変更が制限されているのに比べ、本願発
明は入札条件の変更を行って自分の納得の行く希望価格
で入札に参加できるだけでなく、販売希望者は上記販売
システム以外の販売方法、例えば店頭販売等と併用が可
能であるため、販売による個数の減少や再入荷による増
加があったら入札条件を訂正することで販路が拡大して
販売希望者が参加しやすくなる。更に、1種類の商品に
ついて販売希望者及び購入希望者の両方が応札するので
適正な市場価格が形成されることが多い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る通信ネットワーク上の販売システ
ムの前半を示す説明図である。
【図2】本発明に係る通信ネットワーク上の販売システ
ムの後半を示す説明図である。
【図3】他の実施形態を示す説明図である。
【図4】グループ登録の表示画面である。
【図5】グループ登録の表示画面である。
【図6】グループ登録の表示画面である。
【図7】グループ登録で部分的に又は少数個で売買成立
された状況を示す表示画面である。
【図8】グループ登録の売買成立画面が別に形成される
表示画面である。
【図9】コンサート会場の座席の平面配置等を示す表示
画面である。
【図10】ホテルの階層毎の部屋配置を示す表示画面で
ある。
【図11】コンサート会場の座席に関する入札に対して
応札をグループ登録した一覧の表示画面である。
【図12】ホテルなど宿泊施設を提供する側の入札一覧
を示す表示画面である。
【図13】宿泊施設の販売希望入札をグループ登録した
表示画面である。
【図14】航空券の入札状況の一覧を示す表示画面であ
る。
【図15】航空券の販売希望入札をグループ登録した表
示画面である。
【符号の説明】
20・・登録グループ入力欄、31・・登録グループ種
別欄、32,33,34・・入札内容表示欄、32a,
33a,34a・・購入希望価格入力欄、32b,33
b,34b・・数量入力欄

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信ネットワーク上で仲介者は、購入希
    望者から任意の希望商品に対する任意の希望購入価格の
    入札を受け付ける一方、販売希望者から任意の希望商品
    に対する任意の希望販売価格の入札を受け付けるととも
    に、両者の入札結果を両者へ通知又は閲覧させる通信ネ
    ットワーク上の販売システムにおいて、 購入希望者及び販売希望者のうち、先に入札した希望者
    の条件を常時公開し、その条件に対して後から入札した
    他方の希望者の条件が合致した場合は、売買成立とし、
    その売買の成立情報を常時公開するとともに、未成立だ
    った販売希望者の条件に対する変更と未成立だった購入
    希望者の条件に対する変更とを受け付け、変更された条
    件の入札と、未成立の入札を公開してその入札に対し応
    札する他の購入希望者及び他の販売希望者の入札を継続
    して受け付けることによって、自らの希望条件での参加
    を常時可能にした通信ネットワーク上の販売システム。
  2. 【請求項2】 前記希望条件に個数を追加し、売買成立
    した個数を入札個数から減算した余剰個数については引
    き続き入札を継続する請求項1記載の通信ネットワーク
    上の販売システム。
  3. 【請求項3】 前記売買成立により売買権を獲得した両
    者へ売買成立を通知するとともに、販売権を獲得した販
    売希望者から売買価格の所定割合を前記仲介者が手数料
    として徴収することを特徴とする請求項1記載の通信ネ
    ットワーク上の販売システム。
  4. 【請求項4】 通信ネットワーク上で仲介者は、購入希
    望者から任意の希望商品に対する任意の希望購入価格の
    入札を受け付ける一方、販売希望者から任意の希望商品
    に対する任意の希望販売価格の入札を受け付けるととも
    に、両者の入札結果を両者へ通知又は閲覧させる通信ネ
    ットワーク上の販売システムにおいて、 前記販売希望者の入札条件又は前記購入希望者の入札条
    件を任意の条件について統一することにより、複数若し
    くは1つの購入希望価格又は複数若しくは1つの販売希望
    価格を同時に入札することを特徴とする通信ネットワー
    ク上の販売システム。
  5. 【請求項5】 通信ネットワーク上で仲介者は、購入希
    望者から任意の希望商品に対する任意の希望購入価格の
    入札を受け付ける一方、販売希望者から任意の希望商品
    に対する任意の希望販売価格の入札を受け付けるととも
    に、両者の入札結果を両者へ通知又は閲覧させる通信ネ
    ットワーク上の販売システムにおいて、 前記購入希望者又は販売希望者に、複数の購入希望入札
    又は販売希望入札をそれぞれ関連付けて登録させ、その
    複数の入札の中で任意の数の入札が売買成立した場合
    は、売買成立以外に登録している他の入札を取り消すこ
    とを特徴とする請求項1記載の通信ネットワーク上の販
    売システム。
  6. 【請求項6】 通信ネットワーク上で仲介者は、購入希
    望者から任意の希望商品に対する任意の希望購入価格の
    入札を受け付ける一方、販売希望者から任意の希望商品
    に対する任意の希望販売価格の入札を受け付けるととも
    に、両者の入札結果を両者へ通知又は閲覧させる通信ネ
    ットワーク上の通信販売システムにおいて、 購入希望者または販売希望者に、複数の購入希望の注文
    または複数の販売希望の注文をそれぞれ関連付けて登録
    させ、その複数の注文のうち、任意の数の注文が売買成
    立した場合は、売買成立以外に登録している他の注文を
    取り消すことを特徴とする通信ネットワーク上の証券取
    り引きに関する販売システムである。
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