JP2003271848A - 公開見積装置、そのシステム、その方法、そのプログラムおよびそのプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

公開見積装置、そのシステム、その方法、そのプログラムおよびそのプログラムを記録した記録媒体

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JP2003271848A
JP2003271848A JP2002076310A JP2002076310A JP2003271848A JP 2003271848 A JP2003271848 A JP 2003271848A JP 2002076310 A JP2002076310 A JP 2002076310A JP 2002076310 A JP2002076310 A JP 2002076310A JP 2003271848 A JP2003271848 A JP 2003271848A
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Shigeo Yamada
重雄 山田
Hitoshi Hirata
仁志 平田
Akira Katono
章 上遠野
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Idemitsu Petrochemical Co Ltd
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Idemitsu Petrochemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 落札見積額をさらに低減できる公開見積シス
テムを提供する。 【解決手段】 入札側情報を入力してIDナンバおよび
パスワードを取得して入札資格を取得した見積額入札側
は、ウエッブブラウザによる公開見積ウィンドで見積額
を入札する。見積額を取得したサーバ装置5は順位を設
定する。購入側があらかじめ設定した購入先数、安全購
入先数に基づいて、見積額入札側が入札した見積額が購
入先数に対応する順位より高い見積額の場合、見積額入
札側にさらに小さい見積額の再入札を促すメッセージを
通知する。購入先数に対応する順位より安いが安全購入
先数に対応する順位より高い見積額の場合、見積額入札
側に購入先の対象だが対象外となるおそれがある旨のメ
ッセージを通知する制御をする。見積額入札側は最安値
を知り得ず、見積額の低減を図ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、購入物品を公表し
購入物品に対する見積額に関する見積情報に基づいて購
入先を設定するための公開見積装置、そのシステム、そ
の方法、そのプログラムおよびそのプログラムを記録し
た記録媒体に関する。
【0002】
【背景技術】従来、上記公開見積をする構成として、例
えば特開2001−250017号公報に記載の構成が
知られている。
【0003】この特開2001−250017号公報に
記載のものは、複数の見積額入札側からネットワークを
介して見積額に関する見積情報を受信し、受信した見積
情報に基づいて見積額を評価して各見積額入札側間での
入札順位が変動すると、ネットワークを介して見積額入
札側に入札順位が変動したことを通知する。また、見積
額入札側に入札状況を開示し、所定の回数内であれば、
見積額入札側からの見積情報の再取得を許可する構成が
採られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開2001−250017号公報に記載の従来の構成で
は、見積額入札側は最も小さい見積額を認識できるの
で、落札までにある程度の期間が合ったとしても、初め
に提示された最も安い見積額が基準となり、見積額の再
入力が初めに提示された見積額からあまり変動しないお
それがある。このため、実際にはさらに安い額で落札可
能であっても、最終的に落札する額のさらなる低減が望
めないおそれがある。
【0005】本発明は、このような点に鑑みて、落札す
る見積額のさらなる低減が図れる公開見積装置、そのシ
ステム、その方法、そのプログラムおよびそのプログラ
ムを記録した記録媒体を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、購入物品を公表し前記購入物品に対する見積額に関
する見積情報に基づいて購入先を設定するための公開見
積装置であって、前記購入物品に関する物品情報を開示
する物品情報開示手段と、前記見積額を提示する見積額
入札側から入力される前記見積情報を取得する見積情報
取得手段と、この見積情報取得手段にて取得した見積情
報の見積額を比較し見積額が小さい順番となる前記見積
額入札側の順位に関する順位情報を作成する順位作成手
段と、見積額が最も小さい順番から前記見積額入札側を
購入先として設定するための購入先の数を設定する購入
先数設定手段と、この購入先数設定手段にて設定される
購入先の数に対応する順番の見積額より高い見積額の順
番となる前記見積額入札側に対して、見積額の小さい見
積情報の再入力を促す案内を通知する案内通知手段と、
を具備したことを特徴とした公開見積装置である。
【0007】この発明では、物品情報開示手段にて購入
物品に関する物品情報を開示し、見積情報取得手段にて
見積額を提示する見積額入札側から入力される見積額に
関する見積情報を取得し、順位作成手段にて取得した見
積情報の見積額を比較して見積額が小さい順番となる見
積額入札側の順位に関する順位情報を作成する。そし
て、購入先数設定手段にて見積額が最も小さい順番から
見積額入札側を購入先として設定するための購入先の数
に対応する順番の見積額より高い見積額の順番となる見
積額入札側に対して、案内通知手段により見積額の小さ
い見積情報の再入力を促す案内を通知する。このことに
より、見積額入札側は、最も安い見積額を知り得ること
なく、単にさらに小さい見積額の見積情報の再入力を促
す案内のみで、どの程度小さい見積額に設定すればよい
か判断できないので、見積額入札側としては可能な限り
安い見積額の見積情報を再入力することとなり、最終的
な落札時の見積額の低減が図れる。
【0008】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の公開見積装置において、購入先数設定手段により設定
される購入先の数より少ない数を設定する安全購入先数
設定手段を具備し、案内通知手段は、購入先数設定手段
にて設定される購入先の数に対応する順番より低く、か
つ前記安全購入先数設定手段にて設定される購入先の数
に対応する順番の見積額より高い見積額の順番となる見
積額入札側に対して、購入先の対象外となるおそれがあ
る旨の案内を通知することを特徴とする。
【0009】この発明では、案内通知手段により、購入
先数設定手段にて設定される購入先の数に対応する順番
の見積額より小さく、かつ、購入先数設定手段にて設定
される購入先の数より少ない数を設定する安全購入先数
設定手段にて設定される購入先の数に対応する順番の見
積額より高い見積額の順番となる見積額入札側に対し
て、購入先の対象外となるおそれがある旨の案内を通知
する。このことにより、購入先の数に対応する順番の見
積額よりも小さく、購入先の対象となり得る見積額入札
側でも、通知により今後の入札状況に応じて購入先の対
象外となるおそれがあることが認識され、入札される見
積額のさらなる低減が図れる。
【0010】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2に記載の公開見積装置において、順位作成手段により
作成した順位情報を開示する順位開示手段を具備したこ
とを特徴とする。
【0011】この発明では、順位開示手段により、順位
作成手段にて作成した順位情報を開示する。このことに
より、見積額入札側は自己の見積額の順位が認識可能と
なり、特に購入先の数の境界近傍の順位の見積額入札側
からさらに見積額が低い見積情報の再入力の活発化が期
待でき、より見積額の低減が望める。
【0012】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
の公開見積装置において、順位開示手段は、見積額入札
側の自己の順位のみ開示することを特徴とする。
【0013】この発明では、順位開示手段は、見積額入
札側自身の自己の順位のみ開示する。このことにより、
他の見積額入札側が不明で、開示される入札状況の情報
が少ないので、再入力される見積情報の見積額として、
見積額入札側が可能な限り安い見積額を提示する傾向が
強まり、より見積額の低減が望める。
【0014】請求項5に記載の発明は、請求項1ないし
4のいずれかに記載の公開見積装置において、見積額入
札側の購買物品の提供能力に関する情報を取得する入札
側情報取得手段を具備し、見積情報取得手段は、前記入
札側情報取得手段にて取得した前記購買物品の提供能力
に関する情報の入力がある見積額入札側から入力される
見積情報のみを取得することを特徴とする。
【0015】この発明では、見積情報取得手段により、
入札側情報取得手段にて取得した見積額入札側の購買物
品の提供能力に関する情報の入力がある見積額入札側か
ら入力される見積情報のみを取得する。このことによ
り、例えば見積額が低くても購買物品の提供能力がない
購入先から購入物品を購入することにより購入物品の確
保ができなくなるなどの不都合を防止し、安定した品質
の購入物品が安定して確保可能となる。
【0016】請求項6に記載の発明は、請求項5に記載
の公開見積装置において、見積情報取得手段が見積情報
を取得可能とする見積額入札側を設定する入札可能条件
設定手段を具備し、物品情報開示手段は、前記入札可能
条件設定手段にて設定される見積額入札側に対してのみ
物品情報を開示することを特徴とする。
【0017】この発明では、入札可能条件設定手段にて
設定される見積情報入札側に対してのみ物品情報開示手
段にて物品情報を開示する。このことにより、例えば入
札側情報取得手段にて取得した見積額入札側の購買物品
の提供能力に関する情報に基づいて、良好な購入物品を
安定して安価に確保するための購入先の対象となり得る
見積額入札側のみが設定可能となり、安定した取引が容
易に得られる。
【0018】請求項7に記載の発明は、請求項1ないし
6に記載の公開見積装置と、この公開見積装置にネット
ワークを介して送受信可能に接続される端末装置と、を
具備したことを特徴とした公開見積システムである。
【0019】この発明では、最終的な落札時の見積額の
低減が図れる請求項1ないし6に記載の公開見積装置
に、ネットワークを介して送受信可能に端末装置を接続
する。このことにより、ネットワークの利用により、よ
り安い見積額の取得が容易で、利便性が向上し、利用の
拡大が容易に図れる。
【0020】請求項8に記載の発明は、請求項1に記載
の公開見積装置を、公開見積方法に展開したもので、前
記購入物品に関する物品情報を開示させ、この開示され
る物品情報に基づいて見積額を提示する見積額入札側か
ら入力される見積情報を取得し、この取得した見積情報
の見積額を比較して見積額が小さい順番となる前記見積
額入札側の順位に関する順位情報を作成し、見積額が最
も小さい順番から前記見積額入札側を購入先として設定
するための購入先の数に対応する順番の見積額より高い
見積額の順番となる前記見積額入札側に対して、見積額
の小さい見積情報の再入力を促す案内を通知することを
特徴とする。このことにより、請求項1に記載の発明と
同様の作用効果を享受できる。
【0021】請求項9に記載の発明は、請求項8に記載
の公開見積方法をコンピュータに実行させることを特徴
とする公開見積プログラムである。
【0022】請求項10に記載の発明は、請求項9に記
載の公開見積プログラムがコンピュータにて読取可能に
記録されたことを特徴とした公開見積プログラムを記録
した記録媒体である。
【0023】この発明では、請求項8に記載の公開見積
方法を実行させるための請求項9に記載の公開見積プロ
グラムを記録媒体に記録させるので、公開見積プログラ
ムの取扱が容易で、本発明の利用促進を大幅に図ること
ができる。
【0024】なお、請求項8に記載の発明、請求項9に
記載の発明および請求項10に記載の発明において、コ
ンピュータは、1つに限らず、例えば複数のコンピュー
タをネットワーク状に組み合わせた構成や、マイクロコ
ンピュータなどの素子、あるいは複数の電子部品が搭載
された回路基板などをも含む。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面に基づいて説明する。
【0026】〔公開見積システムの全体構成〕図1は、
本実施の形態における本発明の公開見積装置に係る公開
見積システムの概略構成を示すブロック図である。図2
は、公開見積システムのサーバ装置の概略構成を示すブ
ロック図である。
【0027】図1において、1は公開見積装置としての
公開見積システムで、この公開見積システム1は、例え
ば材料や部品などの資材である購入物品を購入するため
に、見積額の入札を電子取引上で広く取得するためのシ
ステムである。そして、この公開見積システム1は、ネ
ットワーク2と、購入物品を購入する購入側端末コンピ
ュータ3と、見積額を入札する端末装置としての入札側
端末コンピュータ4と、公開見積装置としてのサーバ装
置5と、を備えている。
【0028】ネットワーク2は、例えばTCP/IP
(Transmission Control Protocol /Internet Protoco
l)などの汎用のプロトコルに基づくインターネットや
イントラネットなどとして構成される。このネットワー
ク2には、購入側端末コンピュータ3と、入札側端末コ
ンピュータ4と、サーバ装置5とが接続されている。
【0029】購入側端末コンピュータ3は、例えば購入
物品に関する物品情報を開示して購入物品を購入する購
入側に設置された汎用のコンピュータで、購入側コンピ
ュータ本体3a、図示しない購入側入力装置、購入側表
示装置3bなどを備えている。
【0030】入札側端末コンピュータ4は、例えば見積
額を入札する見積額入札側に設置された汎用のコンピュ
ータで、入札側コンピュータ本体4a、図示しない入札
側入力装置、入札側表示装置4bなどを備えている。な
お、携帯電話あるいはPHS(Personal Handyphone Sys
tem)などの携帯端末などでもよい。
【0031】そして、これら購入側端末コンピュータ3
および入札側端末コンピュータ4は、ネットワーク2で
あるインターネット上でホームページなどを閲覧するた
めのブラウザソフトや電子メールソフトなどがインスト
ールされ、ネットワーク2を介して各種情報を送受信可
能となっている。
【0032】サーバ装置は、例えばネットワーク2と接
続されるWWW(World Wide Web)サーバとして構成さ
れる。そして、サーバ装置5は、システム本体部5a
と、このシステム本体部5aに接続されるキーボードや
マウスなどの図示しないシステム入力部と、ディスプレ
イなどのシステム表示部5bとを備え、ネットワーク2
を介して購入側端末コンピュータ3および入札側端末コ
ンピュータ4に接続し、各種情報を送受信可能となって
いる。
【0033】サーバ装置5のシステム本体部5aは、図
2に示すように、種々のプログラムを実行する演算処理
部11と、送受信される情報を記憶するハードディスク
や磁気ディスク、光ディスクなどの記憶手段としての記
憶部12と、を備えている。
【0034】システム本体部5aの演算処理部11は、
図2に示すように、演算処理部11を含むサーバ装置5
全体の動作制御を行うOS(Operating System)上に展
開されるプログラムとしての、購入条件設定手段21
と、入札側情報取得手段22と、ID/パスワード作成
手段23と、ID/パスワード照合手段24と、物品情
報開示手段25と、見積情報取得手段26と、順位作成
手段27と、順位開示手段28と、案内作成手段29
と、案内通知手段30と、を備えている。
【0035】システム本体部5aの記憶部12は、購入
条件情報データベース31と、入札側情報データベース
32と、順位情報データベース33と、案内情報データ
ベース34と、を備えている。なお、記憶部12は、図
示しないが、これらデータベース31〜34の他に、上
記演算処理部11の各手段21〜30およびOSを含む
プログラムを記憶する領域などをも備えている。
【0036】購入条件設定手段21は、購入側端末コン
ピュータ3の購入側入力装置の入力操作により、購入物
品を購入する購入条件に関する購入条件情報を設定す
る。そして、この購入条件設定手段21は、図2に示す
ように、物品情報設定手段35と、購入先数設定手段3
6と、安全購入先数設定手段37と、入札可能条件設定
手段38と、を備えている。
【0037】物品情報設定手段35は、購入側端末コン
ピュータ3の購入側入力装置の入力操作により、購入物
品に関する物品情報を設定する。すなわち、物品情報設
定手段35は、購入側表示装置3bに表示されるウエッ
ブブラウザ(Web browser)による表示画面で示される
物品情報を設定入力するための物品情報入力ウィンドに
おいて、このウィンドの入力を促す表示に基づいて入力
操作された内容をネットワーク2を介して送信される物
品情報として取得することにより設定する。この物品情
報としては、例えば物品の名称、化学物質の場合には化
学名や物質名と当業者間で一般的に称呼される代表的な
名称(商品名)、品質や形状、規格などの性状、納入
先、荷姿、数量などである。そして、設定入力された物
品情報は、購入条件情報として記憶部12の購入条件情
報データベース31に出力されて格納される。
【0038】購入先数設定手段36は、購入側端末コン
ピュータ3の購入側入力装置の入力操作により、購入す
る購入先の数を設定する。この購入先の数についても、
ウエッブブラウザによる表示画面におけるウィンドの入
力を促す表示に基づいく入力操作により設定される。そ
して、この設定入力された購入先の数は、購入条件情報
として購入条件情報データベース31に出力されて格納
される。
【0039】安全購入先数設定手段37は、購入側端末
コンピュータ3の購入側入力装置の入力操作により、購
入先数設定手段36にて設定される購入先の数より少な
い数、すなわち購入先の数内で見積額の上位の数を設定
する。具体的には、購入先の数が5社とした場合、
「3」と設定されることにより、上位3社が安全圏内で
ある旨の安全購入先の数となる。そして、この安全購入
先の数も、ウエッブブラウザによる表示画面のウィンド
における入力を促す表示に基づいて設定され、購入条件
情報データベース31に出力されて格納される。
【0040】入札可能条件設定手段38は、後述する見
積情報取得手段26が見積情報を取得可能とする見積額
入札側を設定する。すなわち、公開見積に参加できる入
札資格として、後述するID/パスワード作成手段23
によりIDナンバおよびパスワードを作成して見積額入
札側に付与する見積額入札側を設定する。そして、この
設定した入札可能条件は、購入条件情報データベース3
1に出力されて格納される。
【0041】購入条件設定手段21は、その他、見積額
の入札の締め切り日である公募締切日、見積額入札側に
開示する入札状況を開示する入札状況開示条件など、各
種購入条件の項目を設定し、購入条件情報を作成して購
入条件情報データベース31に出力させて格納させる。
【0042】入札側情報取得手段22は、入札側端末コ
ンピュータ4の入札側入力装置の入力操作により、見積
額を入札する見積額入札側に関する入札側情報を設定す
る。すなわち、入札側情報取得手段22は、入札側表示
装置4bに表示されるウエッブブラウザによる表示画面
で示される情報を設定入力するための入札側情報入力ウ
ィンドにおいて、このウィンドの入力を促す表示に基づ
いて入力操作された内容をネットワーク2を介して送信
される入札側情報として取得する。この入札側情報とし
ては、例えば見積額入札側の名称、住所、連絡先、購買
物品の提供能力(生産・製造など)に関する情報など、
見積額入札側に関する固有の情報である。そして、設定
入力された入札側情報は、購入側端末コンピュータ3に
ネットワーク2を介して出力されるとともに、入札側情
報として記憶部12の入札側情報データベース32に出
力されて格納される。
【0043】ID/パスワード作成手段23は、入札側
情報取得手段22で取得した入力側情報に基づいて、購
入側端末コンピュータ3の購入側入力装置による許諾す
る旨の入力操作、すなわち入札可能条件設定手段38に
て公開見積の入札資格を付与する旨の設定により、見積
額入札側に対応した固有のIDナンバおよびパスワード
を作成する。そして、ID/パスワード作成手段23
は、これらIDナンバおよびパスワードを入札側情報と
関連付けして入札側情報とし、入札側情報データベース
32に出力して格納する。
【0044】ID/パスワード照合手段24は、入札側
端末コンピュータ4の入札側入力装置の入力操作により
入力されたIDナンバおよびパスワードを取得し、入札
側情報データベース32に格納された入札側情報と照合
し、正規か否かを判断する。
【0045】物品情報開示手段25は、購入条件情報デ
ータベース31に格納された物品情報を含む購入条件情
報を入札側端末コンピュータ4にネットワーク2を介し
て出力させる。なお、この購入条件情報は、ID/パス
ワード照合手段にてIDナンバおよびパスワードが正規
であることを判断した場合に出力させる。
【0046】見積情報取得手段26は、入札側端末コン
ピュータ4の入札側入力装置の入力操作により、見積額
に関する見積情報を設定する。すなわち、見積情報取得
手段26は、ウエッブブラウザによる表示画面で示され
る情報を設定入力するための見積情報入力ウィンドにお
いて、このウィンドの入力を促す表示に基づいて入力操
作された内容をネットワーク2を介して送信される見積
情報として取得する。そして、設定入力された見積情報
は、記憶部12の順位情報データベース33に格納され
る。なお、この見積情報取得手段26は、ID/パスワ
ード照合手段24にてIDナンバおよびパスワードが正
規であることを判断した場合に見積情報を取得可能とな
る。すなわち、正規であると判断した場合のみ、入札側
端末コンピュータ4が見積情報入力ウィンドにアクセス
可能となり、見積情報を設定入力可能となる。
【0047】順位作成手段27は、見積情報取得手段2
6にて取得した見積情報に基づいて、見積額入札側の見
積額の順位に関する順位情報を作成する。この順位情報
は、見積額入札側の提示された見積額を比較し、見積額
が小さい見積額入札側の順番である。すなわち、順位作
成手段27は、IDナンバおよびパスワードに基づいて
入札側情報データベース32に格納された入札側情報と
取得した見積情報とを関連付けして、順位情報を作成す
る。そして、この作成された順位情報は、記憶部の順位
情報データベース33に出力されて格納される。
【0048】また、順位作成手段27は、順位情報に基
づいて、適宜グラフを作成する。グラフは、後述するよ
うに、例えば横軸を日付、縦軸を順位や見積額として見
積額入札側の日付による順位や見積額が変位する状況を
示すものである。
【0049】順位開示手段28は、入札側端末コンピュ
ータ4の入札側入力装置の要求する旨の入力操作によ
り、順位情報データベース33に格納された順位情報
を、入札側端末コンピュータ4に出力する。なお、この
順位情報の開示は、ID/パスワード照合手段24にて
IDナンバおよびパスワードが正規であることを判断
し、アクセスするIDナンバおよびパスワードに対応す
る見積額入札側の自己の順位のみ開示させる。
【0050】案内作成手段29は、購入側端末コンピュ
ータ3の購入側入力装置の入力操作により、見積額入札
側に通知する案内を作成する。この通知する案内は、入
札された見積情報に基づく順位に対応し入札した見積額
より小さい見積額の見積情報を再入力するように促す案
内で、後述するように、例えば順番に対応した2つの案
内が作成される。そして、作成された案内は、案内情報
データベース34に出力されて格納される。
【0051】ここで、案内の具体例として、本実施の形
態では、以下のように例示する。メッセージ1として
は、2番目に安い見積額の見積額入札側から、安全購入
先の数に対応する順番の見積額入札側までに通知する案
内で、「圏内であるが優位ではない」旨である。メッセ
ージ2としては、購入先の数に対応する順番の見積額よ
り高い見積額の見積額入札側に通知する案内で、「圏外
であり、現状では取引できない可能性が高い」旨であ
る。なお、見積額が最も安い見積額入札側に通知するメ
ッセージはない。
【0052】案内通知手段30は、案内情報データベー
ス34に格納された案内を見積額入札側に通知する。こ
の通知は、順位開示手段28にて順位情報を開示する際
に適宜通知される。なお、順位情報とは別に、案内のみ
を通知する構成としてもよい。
【0053】記憶部12の購入条件情報データベース3
1は、購入条件設定手段21にて設定された物品情報を
含む購入条件の各項目を1つのレコードとして記録する
テーブル構造のデータベースとして構成される。
【0054】入札側情報データベース32は、入札側情
報取得手段22にて取得した入札側情報、すなわち、入
札側端末コンピュータ4で入力された見積額入札側に関
する固有の情報の各項目を1つのレコードとして記録す
るテーブル構造のデータベースとして構成される。な
お、このテーブル構造には、各見積額入札側に対応して
作成されたIDナンバおよびパスワードが関連付けられ
て1つのレコードとして記録される。
【0055】順位情報データベース33は、見積情報取
得手段26で取得した見積情報と、順位作成手段27に
て見積情報に入札側情報が関連付けされて順位を設定し
て作成された順位情報を書き換え可能に記録する。ま
た、順位情報データベース33は、グラフに関する情報
も記録する。
【0056】案内情報データベース34は、案内作成手
段29にて作成された案内を書き換え可能に記録する。
【0057】そして、記憶部12に記録された情報は、
購入側端末コンピュータ3の購入側入力装置における開
示要求の入力操作により、適宜購入側端末コンピュータ
3にネットワーク2を介して送信可能となっている。
【0058】〔公開見積システムの動作〕次に、上記一
実施の形態の公開見積システム1の動作について図面を
参照して説明する。
【0059】(見積額入札側の入札資格の付与)まず、
公開見積システム1における見積額入札側に入札資格を
付与する動作について図面を参照して説明する。図3
は、購入側のホームページのホームの画面表示を示す説
明図である。図4は、調達情報のタグウィンドの画面表
示を示す説明図である。図5は、購入条件を設定入力す
る調達情報ウィンドの画面表示を示す説明図である。図
6は、公募リストのウィンドの画面表示を示す説明図で
ある。図7は、公募品詳細ウィンドの画面表示を示す説
明図である。図8は、入札側情報を入力する公募シート
ウィンドの画面表示を示す説明図である。図9は、見積
額入札側に入札資格を付与する動作を示すフローチャー
トである。図10は、入札側情報ウィンド47の画面表
示を示す説明図である。
【0060】購入物品の購入のために公開見積を実施す
る購入側は、購入側端末コンピュータ3を用いて、公開
見積を実施する旨を開示する。具体的には、図3に示す
ように、ウエッブブラウザ(Web browser)による表示
画面で示されるホームページ41に開示される。このホ
ームページ41は、図3に示すように、購入側の情報を
開示するホーム、製品情報、技術情報、調達情報、採用
情報、会社情報、問い合わせ、サイトマップなどの複数
のページ(ウィンド)が切替可能に対応する複数のタグ
41a〜41hを備えている。公開見積を実施する旨の
案内は、図4に示すような調達情報のタグウィンド42
に開示される。さらに、購入側は、過去に購入先として
取り引きした取引先に公開見積を実施する旨の案内をメ
ールにより配信する設定をする。
【0061】すなわち、調達情報は、例えば図5に示す
購入条件を設定入力するウィンドである調達情報ウィン
ド43に基づいて設定される。具体的には、購入側端末
コンピュータ3の購入側入力装置の入力操作により、図
5に示すような調達情報ウィンド43が購入側表示装置
3bに表示される。そして、この調達情報ウィンド43
に設けられた購入条件の各項目の入力を促す複数のテキ
ストボックス43aに入力することにより購入条件が設
定され、設定された購入条件情報の一部が調達情報とし
てタグウィンド42に開示される。
【0062】さらに、調達情報ウィンド43には、公開
見積を実施する案内を送信する取引先(既に入札資格を
有した見積側入札側や過去に取引のある取引先など)を
入力するテキストボックス43bが設けられている。す
なわち、このテキストボックス43bに設定入力される
見積額入札側が、公開見積の入札資格があるものとして
入札可能条件設定手段38が認識して設定する。また、
調達情報ウィンド43には、テキストボックス43bに
入力された取引先に公開見積を実施する旨の案内として
メール配信するためのコマンドボタン43cが設けられ
ている。そして、これら設定入力された購入条件情報
は、購入条件情報データベース31に出力されて格納さ
れる。
【0063】そして、購入側のホームページ41および
メールを閲覧した見積額入札側は、調達情報タグウィン
ド42に設けられたハイパーリンク42aから、図6に
示す公募リストのウィンド43により、購入側の購入対
象の購入物品および公開見積を実施する期間である公募
締切日の情報を確認する。この公募リストのウィンド4
3に開示される情報は、上記図5に示す調達情報ウィン
ド43にて入力された購入条件情報の一部である。な
お、この公募リストのウィンド43には、例えば各購入
物品毎の詳細な内容、すなわち購入条件情報が盛り込ま
れた図7に示す公募品詳細ウィンド45に対応した複数
のハイパーリンク44aが設けられている。
【0064】さらに、見積額入札側は、図6に示す公募
リストのウィンド43から入札を希望する購入物品に対
応したハイパーリンク43aから図7に示す公募品詳細
ウィンド44により購入側の購入条件を認識する。そし
て、見積額入札側は、入札資格を取得するために、公募
品詳細ウィンド45に設けられた応募シートにリンクす
るコマンドボタン45aを操作し、図8に示す入札側情
報を入力するウィンドである応募シートウィンド46を
入札側表示装置に表示させる。すなわち、図8に示す応
募シートウィンド46は、入札側情報の各項目の入力を
促す複数のテキストボックス46aが設けられている。
【0065】そして、見積額入札側は、図8に示す応募
シートウィンド46のテキストボックス46aに適宜入
札側情報を入力して送信し、図9のフローチャートに示
すように応募する(ステップS1)。この送信された入
札側情報は、ネットワーク2を介してサーバ装置5の入
札側情報取得手段22にて取得され、購入側端末コンピ
ュータ3に配信されるとともに、入札側情報データベー
ス32に出力されて格納される。この購入側端末コンピ
ュータ3は、配信された入札側情報として、購入側表示
装置3bにより図10に示すような入札側情報ウィンド
47の画面表示にて認識される。なお、入札側情報デー
タベース32は、この図10に示すようなデータ構造で
入札側情報を格納する。
【0066】この購入側端末コンピュータ3に配信され
て入札側情報を取得した購入側は、入札情報を確認し
(ステップS2)、購入先として条件を満たしていない
と判断した場合には、購入側入力装置の入力操作によ
り、例えば今回は購入先の対象となり得ない旨の案内を
通知する設定をする(ステップS3)。また、ステップ
S2において、購入先の対象となり得ると判断した場合
には、入札側情報のより詳細な内容を取得するために、
問い合わせする内容の案内をメール配信する設定をする
(ステップS4)。なお、ステップS3の断りの案内や
ステップS4の問い合わせの案内のメール配信に代え
て、入札側情報に基づいて電話にて連絡してもよい。
【0067】そして、問い合わせの案内をネットワーク
2を介して入札側端末コンピュータ4で受信して取得し
た見積額入札側は、入札側入力装置の入力操作により、
問い合わせに対する回答をメール配信する設定をする
(ステップS5)。このステップS5の回答をネットワ
ーク2を介して購入側端末コンピュータ3で受信して取
得した購入側は、回答内容を検討する(ステップS
6)。
【0068】このステップS6において、購入先として
条件を満たしていないと判断した場合には、購入側入力
装置の入力操作により、例えば今回は購入先の対象とな
り得ない旨の案内を通知する設定をする(ステップS
7)。また、ステップS6において、購入先の対象とな
り得ると判断した場合には、公募対象である納入対象の
物品のサンプル送付を要求する旨の案内をメール配信す
る設定をする(ステップS8)。なお、ステップS7の
断りの案内やステップS8のサンプル送付要求のメール
配信に代えて、入札側情報に基づいて電話にて連絡して
もよい。
【0069】ステップS8のサンプル送付要求のメール
をネットワーク2を介して入札側端末コンピュータ4で
受信して取得した見積額入札側は、サンプルを送付する
(ステップS9)。そして、サンプルを取得した購入側
は、サンプルを試験・評価する(ステップS10)。な
お、サンプルの試験・評価の際、サンプルに関して確認
事項がある場合、適宜問い合わせする内容の案内をメー
ル配信する設定をし(ステップS11)、見積額入札側
からの回答を適宜取得する(ステップS12)。
【0070】そして、ステップS10におけるサンプル
の試験・評価の結果、良好でないと判断した場合には、
見積額入札側に向けてその旨をメール配信する設定をす
る(ステップS13)。この試験・評価の結果が良好で
ない旨のメールを受信した見積額入札側は、ステップS
9に進んで再び別のサンプルを送付するなどしてもよ
い。
【0071】また、ステップS10で、試験・評価の結
果が良好であると判断した場合には、見積額入札側に試
作用商品の納品依頼のメール配信を設定する。この試作
用商品の納品依頼のメールを受信した見積額入札側は、
試作用商品を納品する(ステップS14)。そして、試
作用商品を取得した購入側は、例えば工場にて試作用商
品を用いた試作や評価などを実施する(ステップS1
5)。
【0072】このステップS15において、購入側の工
場における試作や評価の結果、良好でないと判断した場
合には、見積額入札側に向けてその旨をメール配信する
設定をする(ステップS16)。この試験・評価の結果
が良好でない旨のメールを受信した見積額入札側は、ス
テップS14に進んで再び別の試作用商品を納品するな
どしてもよい。
【0073】また、ステップS15において、購入側の
工場における試作や評価の結果、良好であると判断した
場合、見積額入札側に今後の取引に当たっての確認事項
を確認したい旨のメール配信を設定し、相互で確認事項
の確認を実施する(ステップS17)。そして、購入側
は、確認事項などを評価し(ステップS18)、購入先
として対象とならないと最終判断した場合には、その旨
をメール配信する設定をする(ステップS19)。
【0074】ステップS18で購入先の対象となり得る
と判断した場合には、その旨の設定をする。この設定入
力により、サーバ装置5のID/パスワード作成手段2
3は、購入先の対象となり得る見積額入札側に対して固
有のIDナンバおよびパスワードを作成する(ステップ
S20)。そして、ID/パスワード作成手段23は、
先に取得した入札側情報に関連付けして入札側情報デー
タベースに格納させる。さらに、ID/パスワード作成
手段23は、作成したIDナンバおよびパスワードを見
積額入札側に送信させる。この送信されるIDナンバお
よびパスワードを取得した見積額入札側は、公開見積の
入札資格を取得する(ステップS21)。
【0075】(公開見積における見積額の入札)次に、
公開見積における見積額の入札に関する動作について図
面を参照して説明する。図11は、公開見積ウィンドの
画面表示を示す説明図である。図12は、見積入札リス
トウィンドの画面表示を示す説明図である。図13は、
最新入札状況ウィンドの画面表示を示す説明図である。
図14は、入札順位リストウィンドの画面表示を示す説
明図である。図15は、入札順位グラフウィンドの画面
表示を示す説明図である。
【0076】入札資格を取得している見積額入札側は、
購入側からの公開見積を実施する案内メールの受信や図
3に示す購入側のホームページ41の閲覧により、公開
見積が実施されることを認識する。そして、見積額入札
側は、図3に示すホームページの調達情報のタグ41d
を選択し、図4に示す調達情報のタグウィンド42を入
札側端末コンピュータ4の入札側表示装置4bに表示さ
せる。この後、見積額入札側は、タグウィンド42に設
けられたIDナンバおよびパスワードを入力するテキス
トボックス42bに、既に取得しているIDナンバおよ
びパスワードを入力し、コマンドボタン42cの入力操
作で公開見積にログインする。
【0077】このコマンドボタン42cの入力操作によ
り、サーバ装置5のID/パスワード照合手段24は、
既に入札側情報データベース32に格納された入札側情
報と照合し、正しくIDナンバおよびパスワードが入力
された正規の入札資格を有する見積額入札側か否かを判
断する。そして、IDナンバおよびパスワードの正しい
入力が認められない場合には、公開見積へのログインを
拒絶する。また、正規の見積額入札側であると判断した
場合には、公開見積へのログインを許可する。
【0078】そして、見積額入札側の公開見積へのログ
インにより、図11に示す公開見積ウィンド48が入札
側端末コンピュータ4の入札側表示装置4bに表示され
る。この公開見積ウィンド48は、見積額入札側が入力
操作により見積情報を設定入力するための入力ウィンド
で、図5に示す調達情報ウィンド43で入力された購入
条件情報の一部が開示されているとともに、入札の有無
を設定するチェックボックス48aや見積額を入力する
テキストボックス48bが設けられている。さらに、公
開見積ウィンド48には、入力した見積情報を確認する
ためのコマンドボタン48cが設けられている。なお、
このコマンドボタン48cにリンクする入力した見積情
報を確認するためのウィンドには、見積情報を送信する
コマンドボタンが設けられている。
【0079】この公開見積ウィンド48で入力した見積
情報を送信すると、サーバ装置5の見積情報取得手段2
6にて取得し、この取得した見積情報は順位情報データ
ベース33へ出力されて格納される。なお、購入側端末
コンピュータ3の購入側入力装置による見積情報の確認
要求の入力操作により、順位情報データベース33に格
納された見積情報は購入側表示装置3bに表示可能であ
る。
【0080】さらに、サーバ装置5の順位作成手段27
は、見積情報取得手段26で取得した見積情報から、I
Dナンバに基づいて入札側情報データベース32に格納
されている入札側情報と照合して見積額入札側の固有の
情報、例えば名称情報と見積額とを関連付けし、取得し
た見積額を比較して見積額入札側の見積額の順位を演算
し、順位情報を作成する。なお、この作成された順位情
報は、順位情報データベース33に出力されて格納され
る。また、順位作成手段27は、あらかじめ購入側が設
定した順位開示の条件に基づいて、グラフを作成する。
【0081】すなわち、購入側は、購入条件情報とし
て、あらかじめ図5に示す調達情報ウィンド43に購入
条件を設定するとともに、図12に示すウエッブブラウ
ザによ表示画面である順位開示条件情報などの入札状況
開示条件を入力するウィンドとしての見積入札リストウ
ィンド49に基づいて、設定入力する。すなわち、図1
2に示す見積入札リストウィンド49は、調達情報ウィ
ンド43で入力された公開見積毎に入札状況開示条件を
入力設定可能となっている。
【0082】具体的には、見積入札リストウィンド49
には、入札側端末コンピュータ4からの開示要求によ
り、入札された見積情報に対する最新の入札状況を入札
側表示装置4bに表示させるか否かの順位開示条件情報
を設定するチェックボックス49a、見積額の順位に関
する表やグラフを表示させるか否かの順位開示条件情報
を設定するチェックボックス49b、順位に基づくメッ
セージを案内通知手段30により表示させる条件を設
定、すなわち購入先数設定手段36で設定する購入先の
数を入力するテキストボックス49cや安全購入先数設
定手段37で設定する購入先の数を入力する図示しない
テキストボックス、公開見積の入札を打ち切る時間を入
力するテキストボックス49dなど、入札状況開示条件
を設定する項目が複数設けられている。なお、この見積
入札リストウィンド49には、図5に示す公開見積毎の
詳細な情報を確認するために調達情報ウィンド43を開
くためのハイパーリンク49eが設けられている。そし
て、入力設定された入札状況開示条件情報は、購入条件
情報データベース31に格納される。
【0083】このようにして、図12に示す見積入札リ
ストウィンド49に基づいて入力設定された入札状況開
示条件により、順位作成手段27がグラフを作成し、順
位情報データベース33に格納させる。そして、見積額
を入札した見積額入札側は、入札側端末コンピュータ4
の入札側入力装置の入力操作により、入札状況の開示要
求をサーバ装置5が認識すると、順位開示手段28が購
入条件情報データベース31に格納された入札状況開示
条件情報に基づいて、順位情報データベース33に格納
された順位情報の一部を入札側端末コンピュータ4に出
力し、入札側表示装置4bに表示させる制御をする。
【0084】この入札側表示装置4bに表示される順位
情報としては、例えば図13(A)に示すウエッブブラ
ウザによる表示画面で示される最新入札状況ウィンド5
0、図14(B)に示すウエッブブラウザによる表示画
面で示される入札順位リストウィンド51b、および、
図15(B)に示すウエッブブラウザによる表示画面で
示される入札順位グラフウィンド52bなどである。
【0085】図13(A)に示す最新入札状況ウィンド
50は、例えば図12に示す見積入札リストウィンドに
設けられた「オン」のチェックボックス49aがチェッ
クされて設定されることにより開示される。そして、こ
の最新入札状況ウィンド50には、案内通知手段にて通
知するメッセージを表示するボックス50aが設けられ
ている。
【0086】すなわち、サーバ装置5は、入札側端末コ
ンピュータ4からの最新入札状況ウィンド50の開示要
求あるいは購入側端末コンピュータ3からの通知要求が
合った場合、案内作成手段29により順位情報の見積額
入札側の順位を認識して対応する案内として、例えば図
13(B)に示す案内情報データベース34に格納され
た案内を選択する。そして、この選択した案内を、順位
開示手段にて最新入札状況ウィンド50を開示させる際
に、案内通知手段30により最新入札状況ウィンド50
内に設けて通知させる処理をする。なお、この図13
(A)は、メッセージ2が表示された例である。
【0087】また、図14(B)に示す入札順位リスト
ウィンド51bは、例えば図12に示す見積入札リスト
ウィンドに設けられた「オン」のチェックボックスがチ
ェックされて設定されることにより入札側端末コンピュ
ータ4に出力されて開示される。この図14(B)に示
す入札順位リストウィンド51bは、開示要求があった
見積額入札側の順位のみが認識できるように開示された
例である。すなわち、順位開示手段28は、開示要求す
る見積額入札側のIDナンバに基づいて見積額入札側を
判断し、その見積額入札側の名称のみが明らかとなった
状態で開示され、他の見積額入札側がいずれの企業であ
るか分からないように開示する。なお、購入側端末コン
ピュータ3からの開示要求が合った場合には、図14
(A)に示す入札順位リストウィンド51aのように、
すべての見積額入札側の順位が明らかとなるように開示
される。さらに、図14(A)に示すように、全ての見
積額入札側の入札された最新の見積額が表示されるよう
にしてもよい。
【0088】さらに、図15(B)に示す入札順位グラ
フウィンド52bは、例えば図12に示す見積入札リス
トウィンドに設けられた図示しないグラフを開示するた
めの「オン」のチェックボックスがチェックされて設定
されることにより開示される。この図15(B)に示す
入札順位グラフウィンド52bは、図14に示す入札順
位リストウィンド51a,51bの場合と同様に、開示
要求があった見積額入札側の順位のみが認識できるよう
に開示された例である。なお、購入側端末コンピュータ
3からの開示要求が合った場合には、同様に図15
(A)に示す入札順位グラフウィンド52aのように、
すべての見積額入札側の順位が明らかとなるように開示
される。さらに、図15(A)に示すように、縦軸に見
積額が表示されるようにしてもよい。
【0089】このようにして、入札側端末コンピュータ
4からの開示要求により、入札状況の一部の情報が適宜
開示され、入札された見積額に対応した順位に応じて、
案内が通知される。そして、公募締切から所定時間、例
えば図12に示すテキストボックス49dに設定入力さ
れた公開見積の入札を打ち切る時間に到達したか否かを
サーバ装置5が判断する。この入札締切時間に到達した
ことをサーバ装置5が認識すると、サーバ装置5は公開
見積の見積額を入札する図11に示す公開見積ウィンド
48が入札側端末コンピュータ4で開けないように制御
し、入札を打ち切る。
【0090】そして、公募締切により最終的に見積額が
小さい順から購入先の数に対応した順位までの見積額入
札側を購入先として、例えば「貴社から購入します。」
などのような購入先として決定した旨のメールを配信し
たり、購入先として選ばれなかった場合にはその旨のメ
ールを配信するなどの設定をし、実際の購入のための手
続を進める。
【0091】〔公開見積システムの効果〕このように、
上記一実施の形態では、物品情報開示手段25にて購入
物品に関する物品情報を含む購入条件情報を開示し、見
積情報取得手段26にて見積額を提示する見積額入札側
から入力される見積額に関する見積情報を取得し、順位
作成手段にて取得した見積情報の見積額を比較して見積
額が小さい順番となる見積額入札側の順位に関する順位
情報を作成する。そして、購入先数設定手段36にて見
積額が最も小さい順番から見積額入札側を購入先とする
ために購入側が購入先の数を設定し、この設定した購入
先の数に対応する順番の見積額より高い見積額の順番と
なる見積額入札側に対して、案内通知手段30により見
積額の小さい見積情報の再入力を促す案内であるメッセ
ージ2を通知する。
【0092】このため、見積額入札側は、最も安い見積
額を知り得ることなく、さらに小さい見積額の見積情報
の再入力を促す案内のみが単に通知され、どの程度小さ
い見積額に設定すればよいか判断できない。このことに
より、見積額入札側としては可能な限り安い見積額の見
積情報を再入力することとなり、最終的な落札時の見積
額を低減することができる。
【0093】さらに、案内通知手段30により、購入先
数設定手段36にて設定される購入先の数に対応する順
番の見積額より小さく、かつ、購入先数設定手段36に
て設定される購入先の数より少ない数を設定する安全購
入先数設定手段37にて設定される購入先の数に対応す
る順番の見積額より高い見積額の順番となる見積額入札
側に対して、購入先の対象外となるおそれがある旨の案
内であるメッセージ1を通知する。このため、購入先の
数に対応する順番の見積額よりも小さく、購入先の対象
となり得る見積額入札側でも、メッセージ1の通知によ
り今後の入札状況に応じて購入先の対象外となるおそれ
があると認識することとなり、入札される見積額のさら
なる低減を図ることができる。
【0094】そして、順位開示手段28により、順位作
成手段27にて作成した順位情報を開示する。このた
め、見積額入札側は自己の見積額の順位を認識でき、特
に購入先の数の境界近傍の順位の見積額入札側からさら
に見積額が低い見積情報の再入力の活発化を期待でき、
より見積額の低減を図ることができる。
【0095】また、順位開示手段28は、見積額入札側
自身の自己の順位のみ開示する。このため、他の見積額
入札側が不明で、開示される入札状況の情報が少ないの
で、再入力される見積情報の見積額として、見積額入札
側が可能な限り安い見積額を提示する傾向が強くなり、
より見積額の低減を図ることができる。
【0096】そして、入札側情報取得手段22にて見積
額入札側の購買物品の提供能力に関する情報を取得さ
せ、この取得した入力側情報に基づいて取引として適切
か否かを判断して、適切な取引先の対象となり得る見積
額入札側からの見積情報のみを見積情報取得手段26に
て取得するようにする。このため、例えば見積額が低く
ても購買物品の提供能力がない購入先から購入物品を購
入することにより購入物品の確保ができなくなるなどの
不都合を防止でき、安定した品質の購入物品を安定して
確保することができる。
【0097】また、入札可能条件設定手段38にて設定
される見積情報入札側に対してのみ入札資格があるもの
として物品情報開示手段25にて物品情報を開示する。
このため、例えば入札側情報取得手段22にて取得した
見積額入札側の購買物品の提供能力に関する情報などの
入札側情報に基づいて、良好な購入物品を安定して安価
に確保するための購入先の対象となり得る見積額入札側
のみが入札資格を有するものとして設定されることとな
り、安定した取引が容易に得られる。
【0098】そして、ネットワーク2を介して見積額入
札側の入札側端末コンピュータ4をサーバ装置5に送受
信可能に接続して公開見積システム1を構築して公開見
積を実施する構成とする。このため、ネットワーク2の
利用により、より安い見積額の取得が容易で、利便性が
向上し、利用の拡大が容易に図れる。さらに、ネットワ
ーク2を介して購入側の購入側端末コンピュータ3をサ
ーバ装置5に送受信可能に接続して公開見積システム1
を構築するので、購入側で購入条件情報や入札側情報な
どのデータ容量の大きいものもサーバ装置5に蓄積さ
れ、購入側端末コンピュータ3の負荷を低減できるとと
もに、購入側が複数の公開見積を実施することも可能
で、利用のさらなる拡大が容易に図れる。
【0099】〔実施形態の変形〕なお、本発明は、上述
した一実施の形態に限定されるものではなく、本発明の
目的を達成できる範囲で以下に示される変形をも含むも
のである。
【0100】例えば、ネットワーク2を介して購入側端
末コンピュータ3、入札側端末コンピュータ4およびサ
ーバ装置5を接続して説明したが、購入側端末コンピュ
ータ3にサーバ装置5の構成を設け、ネットワーク2を
介して購入側端末コンピュータ3と入札側端末コンピュ
ータ4とで情報を送受信させる構成としてもよい。さら
に、ウエッブブラウザを用いてインターネットにより情
報を送受信して説明したが、インターネットを用いず、
有線で接続して情報を送受信させてもよい。
【0101】また、サーバ装置5に各種構成21〜38
を設けて説明したが、購入側端末コンピュータ3や入札
側端末コンピュータ4にそれぞれ構築させるプログラム
として作用させてもよい。
【0102】そして、安全購入先数設定手段37を設け
て説明したが、単に購入先数設定手段36のみ設けて、
メッセージ2のみ通知する構成としてもよい。
【0103】また、順位を開示して説明したが、上述し
たように順位を開示せずに単にメッセージのみを通知す
る構成としてもよい。
【0104】さらに、入札資格を判断して説明したが、
入札資格を付与する構成を省き、全ての見積額入札側が
入札可能としてもよい。すなわち、入札側情報取得手段
22や入札可能条件設定手段38を設けなくてもよい。
【0105】そして、見積額入札側が見積額を再入力で
きる回数について、上限を設けずに説明したが、例えば
再入力できる回数を購入条件情報として購入側端末コン
ピュータ3で設定できる構成としてもよい。例えば、図
12に示す見積入札リストに、再入力できる回数を設定
するテキストボックスなどを設け、見積情報取得手段で
見積情報を取得した際に、その回数をカウントし、設定
入力された回数を上回らなければ見積情報を取得できる
ようにするなどしてもよい。なお、この場合、入札回数
を見積額入札側で確認できるようにしてもよい。
【0106】すなわち、複数回の見積情報の再入力によ
り、開示される最新入札状況に基づいて、最新の最低見
積額が見積額入札側で判断できる可能性がある。このこ
とから、再入力できる上限回数を設定することにより、
最低見積額が仮に判断できたとしても他の見積額入札側
がさらに小さい見積額を入力する可能性があることか
ら、再入力される見積額をさらに低減する効果が期待で
きる。
【0107】また、見積額入札側の開示要求により入札
順位リストやグラフを開示する構成について説明した
が、これらを開示せず、図13に示す最新入札状況ウィ
ンドのみを開示させる構成、さらには、図13に設けら
れたボックス内に表示される案内のみを通知する構成と
することもできる。
【0108】その他、本発明の実施の際の具体的な構造
および手順は、本発明の目的を達成できる範囲で他の構
成に変更するなどしてもよい。
【0109】
【発明の効果】本発明によれば、購入物品に関する物品
情報を開示して見積額入札側から入力される見積額に関
する見積情報を取得し、見積額が最も小さい順番から見
積額入札側を購入先とする購入先の数に対応する順番の
見積額より高い見積額の順番となる見積額入札側に対し
て、より小さい見積額の再入力を促す案内を通知するた
め、見積額入札側はどの程度小さい見積額に設定すれば
よいか判断できず、見積額入札側としては可能な限り安
い見積額の見積情報を再入力することとなり、最終的な
落札時の見積額の低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る公開見積システム
の全体の概略構成を示すブロック図である。
【図2】同上一実施の形態における公開見積システムを
構成するサーバ装置の概略構成を示すブロック図であ
る。
【図3】同上一実施の形態における購入側のホームペー
ジのホームの画面表示を示す説明図である。
【図4】同上一実施の形態における調達情報のタグウィ
ンドの画面表示を示す説明図である。
【図5】同上一実施の形態における購入条件を設定入力
する調達情報ウィンドの画面表示を示す説明図である。
【図6】同上一実施の形態における公募リストのウィン
ドの画面表示を示す説明図である。
【図7】同上一実施の形態における公募品詳細ウィンド
の画面表示を示す説明図である。
【図8】同上一実施の形態における入札側情報を入力す
る公募シートウィンドの画面表示を示す説明図である。
【図9】同上一実施の形態における見積額入札側に入札
資格を付与する動作を示すフローチャートである。
【図10】同上一実施の形態における入札側情報ウィン
ドの画面表示を示す説明図である。
【図11】同上一実施の形態における公開見積ウィンド
の画面表示を示す説明図である。
【図12】同上一実施の形態における見積入札リストウ
ィンドの画面表示を示す説明図である。
【図13】同上一実施の形態における最新入札状況ウィ
ンドの画面表示を示す説明図である。
【図14】同上一実施の形態における入札順位リストウ
ィンドの画面表示を示す説明図である。
【図15】同上一実施の形態における入札順位グラフウ
ィンドの画面表示を示す説明図である。
【符号の説明】
1 公開見積装置としても機能する公開見積システム 2 ネットワーク 3 端末装置としての購入側端末コンピュータ 4 端末装置としての入札側端末コンピュータ 5 公開見積装置としてのサーバ装置 22 入札側情報取得手段 25 物品情報開示手段 26 見積情報取得手段 27 順位作成手段 28 順位開示手段 30 案内通知手段 36 購入先数設定手段 37 安全購入先数設定手段 38 入札可能条件設定手段

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 購入物品を公表し前記購入物品に対する
    見積額に関する見積情報に基づいて購入先を設定するた
    めの公開見積装置であって、 前記購入物品に関する物品情報を開示する物品情報開示
    手段と、 前記見積額を提示する見積額入札側から入力される前記
    見積情報を取得する見積情報取得手段と、 この見積情報取得手段にて取得した見積情報の見積額を
    比較し見積額が小さい順番となる前記見積額入札側の順
    位に関する順位情報を作成する順位作成手段と、 見積額が最も小さい順番から前記見積額入札側を購入先
    として設定するための購入先の数を設定する購入先数設
    定手段と、 この購入先数設定手段にて設定される購入先の数に対応
    する順番の見積額より高い見積額の順番となる前記見積
    額入札側に対して、見積額の小さい見積情報の再入力を
    促す案内を通知する案内通知手段と、 を具備したことを特徴とした公開見積装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の公開見積装置におい
    て、 購入先数設定手段により設定される購入先の数より少な
    い数を設定する安全購入先数設定手段を具備し、 案内通知手段は、購入先数設定手段にて設定される購入
    先の数に対応する順番より低く、かつ前記安全購入先数
    設定手段にて設定される購入先の数に対応する順番の見
    積額より高い見積額の順番となる見積額入札側に対し
    て、購入先の対象外となるおそれがある旨の案内を通知
    することを特徴とした公開見積装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の公開見積装置
    において、 順位作成手段により作成した順位情報を開示する順位開
    示手段を具備したことを特徴とした公開見積装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の公開見積装置におい
    て、 順位開示手段は、見積額入札側の自己の順位のみ開示す
    ることを特徴とした公開見積装置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれかに記載の公
    開見積装置において、 見積額入札側の購買物品の提供能力に関する情報を取得
    する入札側情報取得手段を具備し、 見積情報取得手段は、前記入札側情報にて取得した前記
    購買物品の提供能力に関する情報の入力がある見積額入
    札側から入力される見積情報のみを取得することを特徴
    とした公開見積装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の公開見積装置におい
    て、 見積情報取得手段が見積情報を取得可能とする見積額入
    札側を設定する入札可能条件設定手段を具備し、 物品情報開示手段は、前記入札可能条件設定手段にて設
    定される見積額入札側に対してのみ物品情報を開示する
    ことを特徴とした公開見積装置。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし6に記載の公開見積装置
    と、 この公開見積装置にネットワークを介して送受信可能に
    接続される端末装置と、 を具備したことを特徴とした公開見積システム。
  8. 【請求項8】 コンピュータを用いて購入物品を公表し
    前記購入物品に対する見積額に関する見積情報に基づい
    て購入先を設定する公開見積方法であって、 前記購入物品に関する物品情報を開示させ、 この開示される物品情報に基づいて見積額を提示する見
    積額入札側から入力される見積情報を取得し、 この取得した見積情報の見積額を比較して見積額が小さ
    い順番となる前記見積額入札側の順位に関する順位情報
    を作成し、 見積額が最も小さい順番から前記見積額入札側を購入先
    として設定するための購入先の数に対応する順番の見積
    額より高い見積額の順番となる前記見積額入札側に対し
    て、見積額の小さい見積情報の再入力を促す案内を通知
    することを特徴とする公開見積方法。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の公開見積方法をコンピ
    ュータに実行させることを特徴とした公開見積プログラ
    ム。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の公開見積プログラム
    をコンピュータに読取可能に記録することを特徴とした
    公開見積プログラムを記録した記録媒体。
JP2002076310A 2002-03-19 2002-03-19 公開見積装置、そのシステム、その方法、そのプログラムおよびそのプログラムを記録した記録媒体 Withdrawn JP2003271848A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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